JPH0416207B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0416207B2
JPH0416207B2 JP13315788A JP13315788A JPH0416207B2 JP H0416207 B2 JPH0416207 B2 JP H0416207B2 JP 13315788 A JP13315788 A JP 13315788A JP 13315788 A JP13315788 A JP 13315788A JP H0416207 B2 JPH0416207 B2 JP H0416207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose
fibers
activated
filtration material
fiber
Prior art date
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Expired
Application number
JP13315788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01304018A (ja
Inventor
Yoshimitsu Nakajima
Tadashi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takano Corp
Original Assignee
Takano Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Takano Corp filed Critical Takano Corp
Priority to JP13315788A priority Critical patent/JPH01304018A/ja
Publication of JPH01304018A publication Critical patent/JPH01304018A/ja
Publication of JPH0416207B2 publication Critical patent/JPH0416207B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オイル等に混入する夾雑物を濾過す
るための濾過素材の製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
濾過素材としてセルロース繊維を用いると、こ
のセルロース繊維は通常の状態では熱可塑性はな
く水素結合による自着性も極めて弱いために、湿
潤時にその水素結合が切れ、紙のように膨張・分
解する欠点がある。しかし、一方でこのセルロー
ス繊維は親水性、吸水性に優れ、熱安定性、安全
性等を有する長所もある。
一方、不織布は応用分野の拡大展開時に、繊維
の交絡法、バインダ等が研究開発され、多面的な
進歩をもたらされたが、セルロース繊維が本来持
つている親水性・吸水性・熱安定性及び安全性を
犠性にして作られているセルロース不織布の場合
が多い。しかし、僅かながらノーバインダセルロ
ースとしてビスコースから繊維化に至る過程で、
水素結合と強化交絡法によるもの及び活性化繊維
の持つ特性を巧みに生かしたTCF(Textile
Continuously Formed)プロセスによる100%再
生セルロースが良く知られている。この中間体繊
維であるTCF活性化繊維は、ビスコース原液を
メチロール化剤を含有する紡糸浴中に紡出するこ
とによつて形成される。
このTCF活性化繊維の主成分は、ハイドロ
キ・メチル・セルロース・ザンテート
(Hydroxy Methyl Cellulose Xanthate以下
HMCXと称する)であり、このHMCXはメチロ
ール化誘導体である。HMCXはビスコース紡糸
段階で、第1図に示すようにセルロース1、
HMCX2、及びソジユーム・セルロース・ザン
テート(Sodium Cellulose Xanthate以下NaCX
と称する)3が、同心円的に分布した三相構造を
形成している。この状態の繊維に水と共に加熱延
伸操作を加えることにより、第2図に示すような
三相が重なり合つたバイラテラル構造のTCF活
性化繊維が得られる。
このTCF活性化繊維が示す特長的性質は、そ
れぞれの構成物質によつて発揮され、HMCX2
は収縮性、捲縮性を発揮して素材の持つ多様な繊
維間隔の保持を有利にし、セルロース1は機械的
強度を保持する骨格的構造材となり、更にNaCX
3は強親水性の成分として吸水性を発揮すること
になる。
不織布はこの活性化繊維を水に分散し、ウエブ
を形成、熱圧着して造られている。この不織布を
濾過素材に使用するには、例えば一旦細条状に裁
断してから紐状に撚ることにより行われている。
しかし、このような手段による濾過素材の製造
は、工程が増加する問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
TCF活性化繊維から直接製造し、活性化繊維が
有する液体濾過特性を十分に生かし、しかも多量
かつ安価に供給し得る濾過素材の製造方法を提供
することにある。
〔発明の概要〕
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、
ビスコース原液をメチロール化剤を含有する紡糸
浴中で湿式紡糸することにより、セルロースザン
テートのメチロール化誘導体を主成分とするバイ
ラテラル構造を持つ活性化繊維を形成し、該活性
化繊維を水と共に加熱処理して濾過素材を製造す
ることを特徴とする濾過素材の製造方法である。
〔発明の実施例〕
この濾過素材の製造は、上述のTCF活性化繊
維を用いて次の工程を経てなされる。
(1) 水と共に加熱処理により収縮性及び巻縮性を
発現させ紡糸のバルキ性を付加して、活性状態
から熱可塑性のない安定した再生セルロースに
軟化し、糸の構造を確立する。
(2) 不純物を精煉で除去し乾燥する。
(3) 糸を集合することにより、毛糸状の紡糸に形
成する。
HMCXは水と共に熱を加えると、粘稠状態と
なり接触繊維間で拡散が生ずると共に、HMCX
成分がセルロースに転化し、更に熱可塑性を失い
水素結合により強固な融着を起こす。また、
HMCX成分がセルロースに転化する間にその収
縮性、捲縮性を発現し、収縮力は約10秒で最大に
達し、最大収縮力は約13mg/dである。このよう
に転化し終つた繊維は波状の捲縮した繊維とな
り、その断面はバイラテラル状の形態を有し、濾
過特性に示す微細な夾雑物までの除去能力と他に
類を見ない保水性を有することになる。
このように製造された濾過素材の実際の使用に
当つては、オイル濾過器などに適用することが好
適である。オイル濾過器においては、例えばパン
チングメタルなどの多数の小孔を有する金属製の
内部円筒の周囲にこの濾過素材を巻き付け、その
外方を円筒状金属管から成る外部円筒で囲んだ構
造とする。
そして、夾雑物を含むオイルを内部円筒と外部
円筒の間に注ぎ込むと、内部円筒に巻かれた濾過
素材を通過する際に、オイル中の夾雑物が濾過さ
れることになる。濾過素材を内部円筒に密度勾配
を有するハニカム状に巻き付ければ、それによつ
て得られる多様式通路と大表面化に加え、毛糸状
紡糸の持つ多様な細孔間隔と繊維の持つ微小濾孔
との組み合わせにより、極めて大量でしかも多様
な濾過が行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る濾過素材の製
造方法は、TCF法によるスパンボンド方式のノ
ーバインダセルロース不織布の製造工程により開
発された活性化繊維を濾過素材用に改良し、しか
も不織布が持つ濾過素材としての吸水性、熱安定
性、安全性を損ずることなく、またバルキ性をも
そのまま保持しながら、原料から素材までを一貫
生産することにより安価な濾過素材が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図はビスコース紡糸段階におけるセル
ロースの断面図、第2図はバイラテラル構造の活
性化不織布の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ビスコース原液をメチロール化剤を含有する
    紡糸浴中で湿式紡糸することにより、セルロース
    ザンテートのメチロール化誘導体を主成分とする
    バイラテラル構造を持つ活性化繊維を形成し、該
    活性化繊維を水と共に加熱処理して濾過素材を製
    造することを特徴とする濾過素材の製造方法。
JP13315788A 1988-05-31 1988-05-31 濾過素材の製造方法 Granted JPH01304018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13315788A JPH01304018A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 濾過素材の製造方法

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JP13315788A JPH01304018A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 濾過素材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01304018A JPH01304018A (ja) 1989-12-07
JPH0416207B2 true JPH0416207B2 (ja) 1992-03-23

Family

ID=15098029

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13315788A Granted JPH01304018A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 濾過素材の製造方法

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JP (1) JPH01304018A (ja)

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Publication number Publication date
JPH01304018A (ja) 1989-12-07

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