JPH0416227B2 - - Google Patents
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- JPH0416227B2 JPH0416227B2 JP60006501A JP650185A JPH0416227B2 JP H0416227 B2 JPH0416227 B2 JP H0416227B2 JP 60006501 A JP60006501 A JP 60006501A JP 650185 A JP650185 A JP 650185A JP H0416227 B2 JPH0416227 B2 JP H0416227B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
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- C09J5/08—Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers using foamed adhesives
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、発泡型ホツトメルト接着剤の塗布方
法と同方法による製品に関する。 〔従来の技術〕 従来、ホツトメルト接着剤を面的に塗布するに
は、ロールコータやエクストルーダなどが多く用
いられているが、最近、マツト状のガラスウール
などのように不規則な凹凸のある面上への塗布に
は、スプレイ式によつて塗布することが行われて
きた。 しかし、元来、ホツトメツト接着剤というの
は、単体又は複合体より成る熱可塑性樹脂自体が
その主成分であり、それに添加物として、若干の
可塑剤、安定剤、必要に応じ他の粘着性樹脂など
が含まれており、塗料などのように稀釈液などは
含まれていないので、粘度は比較的大、かつ凝集
力も大であるのが特性である。それ故、ホツトメ
ルト接着剤をエアスプレイした場合には、スプレ
イされたそれらの粒子の大きさは比較的大きくて
バラツキも多く、塗料などにおけるようなスプレ
イ施工はあまり行われてこなかつた。例えばホツ
トメルト接着剤としては比較的低粘度の1000cps
の場合でも、その直径は50ミクロンから5000ミク
ロンまであり、それらのバラツキもまた非常に大
きかつたのである。 上記の場合のエアスプレイのエアは常温とした
ものであるが、これをある温度に加熱した場合に
は、スプレイされる粒子はより小さくはなるが、
それでもまだバラツキが多く、粒子径は20ミクロ
ンから500ミクロンもあり、それに加えてそれら
の粒子の一部は繊維化(長さは数ミリから数10ミ
リ)し、俗にいうエンジエルヘアが発生した。し
かしこれらヘアの長さや太さは、上述の大小バラ
ツキのある粒子の伸ばされたものであるので、そ
れに伴なつて不均一であり、良質の繊維状塗布と
いうには程遠いものであつた。 次に上記エンジエルヘアの発生理由とその状況
について説明する。第1図を参照されたい。エア
スプレイノズルの基本型においては、液体吐出孔
2の周囲に同心円的に環状の霧化用気体噴出3が
設けられている(第3図参照)。該気体噴出孔よ
り、加圧されかつ加熱されたエアが高速にて大気
中に噴出すると、該孔の開口部近くの(円錐状
の)スプレイの内側部は負圧となることは公知で
あり、上記液体吐出孔2内の液体は、吸引されて
外部に紐状HMsとなつて流出し(第4図参照)、
更に上記気体噴出流の速度J1と同気体の膨脹速度
E1との、より大きな合成速度S1となり、それら
に引き連れられて分断され、また噴出した気体の
急膨脹によつて粗粒子HMP化されるのである
(以上の区域をゾーンと名付ける)。 続いて上記気体の噴出速度J2と、更に続く気体
の膨脹速度E2との合成速度S2即ちそれらによつ
てより大となつた速度S2により、上記粗粒子
HMP化した液体は微粒子HMp化即ち霧化が始ま
る。と同時に、上記噴出気体(霧化エア)の合成
速度S2による力が上記微粒子HMpに作用する。
該合成速度S2は微粒子HMpの速度よりも当然大
でありかつ同気体噴出流の加熱されていることに
より、スプレイパターン内部の温度は比較的高
く、即ち微粒子の溶融温度よりも高く、かつこれ
らの温度は微粒子の大きさなどにより各々異なつ
ており、これら微粒子は、上記合成速度S2による
力によりその一端から糸引きHMt現象が起こる
のである(第5図参照)。しかし上述したように、
噴出気体は加熱されている反面、同気体が圧縮気
体の急激膨脹したものなので、そこには断熱膨脹
が行われ、該気体の温度は自ら低下する。これら
の兼ね合いによつて、繊維化即ちフアイバー
HMfが発生するので、その発生現象は微妙かつ
不安定なものである(以上をゾーンとする)。 更にスプレイが進むと、上記噴出気体の断熱膨
脹は完了期に達する(ゾーン)。ここにおいて、
同ゾーン内の気体の断熱膨脹による温度低下は下
限となつて停止する。その温度が微粒子即ちホツ
トメルト接着剤の溶融点以下である場合には上記
フアイバーは固化してそのままフアイバーとな
り、いわゆるエンジエルヘアとなつて残るのであ
る(第6図)。 上記説明におけるスプレイパターンは、一般的
な円錐形状の場合を示した。その場合、断熱膨脹
における同パターン内の温度低下は、理論的には
均一に行われる筈であるが、実際上は、同スプレ
イパターンの大気に接する部分即ち外周部は、外
気に熱が奪われてその内部よりも温度は低下す
る。従つて、上述の如く、外周部のエンジエルヘ
アは固化し易く、反対にその内部は固化せず、む
しろヘアは凝集して粒状化し易いのである。即ち
エンジエルヘアと粒子と混在した塗布膜が得られ
るのである。更に問題となることは、前述の如
く、ホツトメルト接着剤をホツトエアスプレイし
た場合には、それらの粒子化したものには、大小
さまざまなものがあり、当然またエンジエルヘア
にも大小さまざまなものが入り混つていたのであ
る。 上述の如く、塗布された接着剤の粒子又はエン
ジエルヘアが大きく、バラツキが多いということ
は、接着製品の製造における材料の浪費に繋がる
ばかりではなく、接着効果に関しては接着力が低
く、かつバラツキによる接着強度が不均一という
製品の品質の低下を招き、又上記バラツキによつ
て、薄手のプラスチツクフイルム等の被接着物の
面上にはブツブツの凹凸が発生し、美観を損ねる
こともあつた。更に又、ホツトメルト接着剤の固
化したものは、それ自体が比較的硬いため、手触
りはごわごわしたものであつた。以上のような欠
点により、ホツトメルト接着剤のスプレイ塗布
は、制限されたごく一部の特殊なケースにおいて
のみ使用されてきたのである。 〔解決しようとする問題点〕 上述の如く、従来のホツトメルト接着剤のスプ
レイ塗布においては、塗布された該接着剤の粒子
の大きさが比較的大きく、かつそれらはバラツキ
が激しく、更にそれらの中にはエンジエルヘアが
混ざつており、多様の粒子の混在とそれらの不均
一さは夥しく、均一性のある安定した接着製品を
得ることは難しかつた。本発明の動機は、これら
の問題点を解決することであり、本発明の目的
は、発泡型ホツトメルト接着剤による安定かつ均
一性のあるくもの巣状又は微粒子より成る薄膜状
塗膜を得ることであり、又、同方法によつて得ら
れた発泡型ホツトメルト接着剤のくもの巣状又は
微粒子より成る薄膜状に塗布されたものが接着媒
体として構成された製品とである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の要旨は、発泡型ホツトメルト接着剤を
加熱されたエアによりスプレイすると同時に、該
スプレイの円錐形状パターンの首部に両側より加
熱されたパターンエアを打ち当てて扁平状とし、
即ち上記スプレイパターンを総体的に逆扇子状と
し、その末広部における横断面が細長楕円形状で
あることによつてより効果的に外部放熱させ、上
記スプレイ中に発生した微粒子のフアイバー化し
たものを固化し、それらを集合してくもの巣状又
は微粒子より成る薄膜状塗布を行う方法である。
及び上記方法により得られた発泡型ホツトメルト
接着剤のくもの巣状又は微粒子より成る薄膜状塗
膜が接着媒体として構成された製品とである。 そもそも、発泡型ホツトメルト接着剤(以下略
してFホツトメルトと称し、一般のソリツドタイ
プのホツトメルト接着剤をSホツトメルトと称
す。)とは、無加硫のゴム系、飽和ポリエステル
系、ポリアミド系、EVA、ポリオレフイン系等
及びそれらの共重合体又はそれらの変成体等であ
つて、これら熱可塑性樹脂の溶融したその中に、
空気若しくはN2、CO2等の気体を機械的に混入
し、それらを加圧して、無数の縮小微細化した独
立気泡として混在せしめたもので、それらが大気
中に解放されると、必然的にそれらの体積は1.5
倍乃至10倍位までに膨脹されるものである。 なお、これらの特性としては、本来の粘接着性
を維持することは勿論、比重の減少化に伴う原料
接着剤としての削減、アプリケータ内の高圧下に
於ける見掛け粘度の低下、塗布後に於ける流動性
の減少、圧着による接着層の薄層化とその接着面
積の拡大化、それに伴うセツトタイムの短縮化、
多孔質面や粗大面に対する接着性の向上、更に表
面熱容量の減少(よつて、フイルムなどへ塗布し
た場合の熱変形防止)、表面の急冷却に因る低温
アプリケーシヨンの拡大、弾性のアツプ、シール
性、柔軟性、風合等の向上、軽量化、その他作業
上に於けるオープンタイムの延長、総括的コスト
の低減等、接着加工上、多くの利点を有している
ものである。 次に本発明の方法について説明する。それに先
立ち、Fホツトメルトをホツトエアスプレイした
だけの場合の状況について説明する。先ず第1図
を参照されたい。エアスプレイの基本型であるエ
アスプレイノズル1よりFホツトメルトをホツト
エアによりスプレイする。ノズル1の液体吐出孔
2内の液体は、外部に紐状FMsとなつて流出す
ると、第8図に示すように、噴出するホツトエア
の高速度J1及びその膨脹速度E1との合成速度S1に
より、上記紐状FホツトメルトFMsは拡張Fe分
断され、粗粒子FMP化するIゾーン。続いて次
のゾーンに入ると、更に拡張された膨脹力によ
り、上記粗粒子FMPは微粒子化即ち霧化される。 上記膨脹は断熱膨脹となり、従つて同ゾーン内
の温度は低下するが、元来、Fホツトメルトとい
うのは、前述したようにその内部に分散した無数
の微細気泡のため熱伝導性は小なので冷却速度も
小、即ち固化し難いのである。即ちその粒子
FMP自体が高温を温存しているので、粘度はよ
り低く、従つて上記ホツトエアの噴出や膨脹の合
成速度S2によつて、第9図に示すように、容易に
分断FMp1,FMp2及び細断FMp3,FMp4,
FMp5され易く、前述したSホツトメルトの場合
よりも、微粒子化は促進されるのである。 上述したようにFホツトメルトが、従来のSホ
ツトメルトより微粒子化されるということは、極
めて重要なことであつて、本発明の原点でもあ
る。よつてこの点を更に詳しく説明を加えたいと
思う。上述の如くノズルからスプレイされたFホ
ツトメルトは、先ず粗粒子FMP化される。該粗
粒子の内部には無数の微細気泡が圧縮封入されて
おり、これらの圧縮解放による膨脹によつて、該
粗粒子は細かく分断され易い状態におかれる。そ
れに噴出力などの外力が加わると、容易に細分断
され易いことは言うまでもない。これに対し、S
ホツトメルトの粗粒子HMP内部は固形物質の塊
りであり、これらに外力が加えられて破砕された
としても、上記のFホツトメルトの場合のように
細分断はされることはなく、破片となつて飛び散
るのである。(これを一般的に説明すれば、発泡
質の軽石を金槌で叩けば粉砕されて粉微塵となる
が、固い石ころを叩いても割れて破片となること
に類似している。)このようにFホツトメルトを
スプレイすれば、Sホツトメルトの場合よりも、
はるかに微粒子化するのである。また上記微粒子
化するに当たつて、それら自体の粘度が低いほど
(即ち温度が高いほど)粒状化し易く、又逆に粘
度が高いほど(即ち温度が低いほど)糸引き現象
が起こり易くなるのである(元来、物質というの
は、高温下にあるほど分子運動が活発となり、い
わゆるブラウン運動盛んになる。よつて糸のよう
に伸びたものにあつては、同運動が激しいため、
切れ易くなる。逆にそれより温度が下がると、同
運動も静まり、切れ難くなつて糸状に伸びる)。
よつて霧化開始当初からエンジエルヘアを含まな
い微粒子のみを得たい場合には、Fホツトメルト
の吐出温度や霧化エア、パターンエアなどの温度
を、ある程度高めてやれば良い。 またFホツトメルト粗粒子FMP1内には微細な
上述のような気泡が多数含まれており、それらが
大気中に解放されると膨脹破裂し、飛び散つて細
片即ち微粒子FMp6となると同時に糸を引く
FMt5のである。 このようにして無数に発生した微粒子FMpは、
また上述のホツトエアの合成速度S2による力がか
けられ、糸FMt6を引くのである。それらが更に
進行して単体の糸即ちフアイバーFMfとなるも
のもでてくるのである。ただしそれらの長さは10
ミリないし30ミリの範囲内である。 続いて、ゾーンに入ると、ホツトエアの膨脹
も完了期に達し断熱膨脹による温度低下も下限に
くる。ただし、前述のコールドエアスプレイ時に
おけるよりも温度低下量は少なく、その温度はF
ホツトメルトの溶融点のボーダーラインを上下す
る場合が多いので、上記フアイバーFMfが凝集
するもの、それらがそのまま固化するもの、或は
又微粒子のままであるものなど、温度条件によつ
て多様である。しかしこれら微粒子の大きさやフ
アイバー即ちエンジエルヘアは、前述のSホツト
メルトの場合に比べて細く、かつ均一的である。 また、本スプレイパターンの外周部に別途装置
により加熱エアを導入して加温した場合には、
ゾーン内の温度低下は免れ、発生したフアイバー
(エンジエルヘア)は自ら凝集して元の微粒子
FMpとなる(第11図参照)。 さて、本発明の方法の説明に入る。本発明の特
異点は、上述のFホツトメルトのホツトエアスプ
レイにおいて、そのホツトエアスプレイパターン
の円錐形上の首部に対し、その両面より加熱した
パターンエアを打ち当てて上記ホツトエアスプレ
イパターンを扁円状としつつ逆扇子状に下方に向
けて塗布することである。先ず、Fホツトメルト
は、Fホツトメルトアプリケータによつて加熱溶
融され、そして気体混入され、更に加圧されて気
泡は縮小し、耐圧耐熱ホースを通り、吐出器及び
そのエアスプレイノズルを通して加熱したエアに
より円錐形状にエアスプレイされる。と同時に、
上記ノズルの先端に取付けられたエアキツプよ
り、加熱したパターンエアを、上記円錐状のホツ
トエアスプレイの首部の両側に打ち当てて扁平状
即ち逆扇子状のスプレイパターンとなしつつ塗布
する。なお、これら霧化用ホツトエアとパターン
用ホツトエアの温度及び噴出量は、それぞれ別個
にコントロールされる。これらエアの温度は対象
とするFホツトメルトによつて相当の差異はある
が、100℃から500℃までの範囲とみて良い。また
Fホツトメルトの吐出温度及び噴出量も別個にコ
ントロールされることはいうまでもない。これら
の温度設定は極めて重要であつて、これらのコン
トロールは、霧化した微粒子の大きさ及びフアイ
バーの長さ、太さ、量などを左右する大きな要因
となつている。 なお、上記各種のコントロール設定の変換によ
り、次のようにスプレイ塗布結果の状態が変わる
傾向がある。 1) Fホツトメルトの吐出量(他の下記諸条件
は一定とする) 多い場合……粒子の径が大 エンジエルヘアは太くて長
い 少ない場合……粒子の径は小 エンジエルヘアは細くて短
い 2) 霧化エアの圧力(他の諸条件は一定とす
る) 大なる場合……微粒子になり易く粒子径は
小 小なる場合……微粒子になり難く粒子径は
大 3) パターンエアの圧力(他の諸条件は一定と
する) 大なる場合……塗布パターンの幅が広くな
る 繊維になり易い 小なる場合……塗布パターンの幅が狭くな
る 繊維になり難い 4) 霧化エア及びパターンエアの温度(他の諸
条件は一定とする) 高い場合……微粒子になり易く粒子径は小 低い場合……微粒子になり難く粒子径は大 以上の如く4件のフアクターをそれぞれ別個に
調整し所望する塗布膜即ちくもの巣状又は粒子の
点在しているくもの巣状、微粒子より成る薄膜状
などを得るのである。 〔作 用〕 次に本発明の方法に基づく作用について説明す
る。元来、Fホツトメルトとは、前にも述べたよ
うに大気中に吐出された直後、その内部に微小な
気泡が無数に発生分散したものであり、そのため
熱伝導性も低く、熱放出も少ないので、それ自体
内に熱エネルギを温存し、従つて粘性も低い状態
にある。これらの特性が、ホツトエアスプレイノ
ズルよりスプレイされた場合には次のような現象
をもたらすのである。前述した第1図及び第8図
ないし第11図までを参照されたい。Fホツトメ
ルトがホツトエアスプレイノズル1より噴出され
る際には、第1図上のゾーンに示すようにFホ
ツトメルト吐出直後の紐状のものFMsが、ホツ
トエア噴出による負圧、噴出や膨脹による合成速
度S1などの作用により、また上述の如く低粘度の
ため容易に拡張、分断され粗粒子化FMPされる
(前出第8図参照)。上記の行われる作用圏をホツ
エアスプレイパターンSPのゾーンとする。 続いて上記パターンのaゾーンに入る(第1
2図ないし第14図参照)。該ゾーン内にては、
上記ノズル1より噴出したスプレイパターンSP1
の首部に対し、その両側より加熱されたパターン
エアPa1,Pa2をもつて挾み打ち的に打ち当てる。
すると上記円錐形状の首部は押しつぶされて扁平
状のスプレイパターンSP2aとなる。この圏内を
aゾーンとする。以降スプレイパターンは扁平
状のまま即ち逆扇子状パターンSP2aとなつて、
bゾーン内に入る。元来、エアスプレイという
のは断熱膨脹のため該スプレイパターンの内部の
温度は低下するものであるが、本発明において
は、スプレイ及びパターン用にホツトエアを使用
することによつて、それらの温度低下は相当防止
できる。更にFホツトメルトは前述の如く熱エネ
ルギを温存してているので粘度もより低く、従つ
て上記粗粒子FMPの細分断即ち微粒子化はより
促進される。同時に更に続くスプレイエアの膨脹
力E2及びホツトエアのスプレイの速度J2との合成
速度S2により、上記微粒子FMpは引き伸ばされ、
該微粒子は糸を引きFMt更に進んでフアイバー
FMf化するのである。以上は前述のFホツトメ
ルトのホツトエアスプレイの現象でも述べた通り
である(前出第9図参照)。以上はbゾーンと
する。 上述の如く、微粒子FMpが糸を引き又はフア
イバー化した状態で最後のゾーン内に入る。同
ゾーン内にては、スプレイエアの膨脹も完了期に
入り、膨脹速度も減少し、噴出速度との合成速度
S3も減少してくる。上記加熱されたホツトエアも
断熱膨脹による熱エネルギ低下を補つて温度は低
下して下限にきている。更に、加えて本スプレイ
パターンSP3は、上述の如く逆扇子状で断面は扁
平状である放熱面積が大であり、ゾーン内部の
温度は急速に低下する。その温度はFホツトメル
トの溶融点を下回り、よつて上述のフアイバーな
どはそのまま固化してしまうのである。そしてこ
れらフアイバーは被塗物面上に塗着し、いわゆる
くもの巣状塗布Fbが行われるのである。 なお、上記ゾーンにおいて、ホツトエアスプ
レイにおける断熱膨脹による温度降下を検討して
みる。先ず、霧化用ホツトエアのみを使用してス
プレイした場合、ノズルから100mmの距離に於て
実測値温度は90℃であつた。更に上述のパターン
エアをも使用してスプレイした場合、同距離に於
て50℃であつた。これは前述の如く本発明の特長
であるパターンエアによるスプレイパターンが逆
扇子状であることによる放熱効果によるものと推
測される。このようにゾーンにおける低温化
が、上記ゾーンにて発生したフアイバーを殆ど
固化せしめ、それらは被塗物面上にくもの巣状塗
膜となつて塗着されるのである(第15図参照)。 上述とは逆にゾーンにおける温度を高温下に
保てば、ゾーンにて発生したフアイバーは、膨
脹速度及びスプレイ速度との合成速度S3の低下し
た条件下において、それらの高温下における低粘
性と、凝集力により、再び元の微粒子に戻るので
ある。ただし、前述したように一般のSホツトメ
ルトの場合よりも、微小なるそして均一なる微粒
子より成る薄膜状の塗膜が得られるのである。 また、後述の実験データ表における“粒子点在
のくもの巣状塗膜”(第16図参照)は、同表に
も見られるように、主としてFホツトメルトの噴
出量を特に増大した場合に見られる。これはすべ
てのFホツトメルトの粗粒子を細分断するエネル
ギが小さいために、即ちホツトエアスプレイにお
けるホツトエア量が不足しているために生ずるも
のであると推測される。 上述のようにして塗布されるくもの巣状塗膜又
は粒子の点在しているくもの巣状塗膜、微粒子の
点在又は集合より成る薄膜状塗膜などの被塗物に
対するそれぞれの接着作用について説明する。 先ず、くもの巣状塗膜は、被塗物の面が特に微
小な隙間を有する凹凸面であるもの(不織布な
ど)に対する塗布に適応する。第17図を参照さ
れたい。微小なる凹凸面上の数多い山頂部に対し
てのみ、くもの巣状塗膜は付着し、谷部には接せ
ず即ち橋渡し型塗膜の塗布となる。このとき、接
着する相手物が平坦である場合には、膜状のくも
の巣状塗膜は全面的に付着する。即ち山部と相手
物の平坦部とが接着するので、両面全面接着の場
合よりは接着強度は小であるが、実用的に十分で
ある場合には、それ以上の接着剤の塗布は無駄と
なるのである。 また、被塗物の面が比較的粗なる凹凸面である
もの(ガラスウールなど)に対する塗布としては
粒子点在のくもの巣状塗膜が適応する。第18A
図を参照されたい。谷部が多いということは山部
が少ないということであり、上述の如く山部だけ
で相手と接着する力だけでは不十分な場合があ
る。その場合、粒子点在のくもの巣状塗膜を塗布
すると、くもの巣状塗膜上の粒子が谷部に入り、
その粒子が発泡未完了のために膨脹し、発泡体で
谷部を埋めることになる。又谷部におけるくもの
巣状塗膜の上部に粒子があつても接着圧力(第1
8B図参照)により容易に各部に押し込められ
る。即ち少量の材料の発泡膨脹によつて谷部が埋
められ、山部の多いものと同一の形態となるべく
谷部は充填され、くもの巣状塗膜とフラツトな相
手物との接着面積は十分に大となり、接着強度を
上げることができる。これも接着剤の経済性に寄
与することになる。 Fホツトメルトをくもの巣状に塗布する作用は
上述の如くであるが、Fホツトメルトをくもの巣
状とせず、微粒子として塗布することもできる。
これはスプレイ条件の各種コントロール設定の項
(第10ペイジ:第12行〜第11ペイジ:第8行)に
ても述べたように、Fホツトメルトの塗出量や霧
化エア及びパターンエアの圧力、温度などをそれ
ぞれ別個に調整することによつて得られるのであ
る。即ち、Fホツトメルトの塗出量はより少なく
し、それらの温度もより上げ、更に霧化エア及び
パターンエアの圧力及び温度もより高くし、又は
スプレイパターンの外部から加熱エアを吹き付け
るなどして、特に第12図及び第13図における
ゾーンにおいて、温度をより高くなるようにす
るのである。そうすればスプレイパターン中にフ
アイバー化したものがあつても、それを溶融温度
以上に上げることによつてフアイバーを溶融、そ
して凝集、即ち再微粒子化せしめて塗布するので
ある。これら微粒子の被塗物面上における塗布状
態は次の三様が考えられる。即ち 微粒子が点在している。 微粒子が面上に集積している。 微粒子が溶融して膜状化している。 上記項はそれら粒子間には空間があるが、同
じく空間のあるくもの巣状塗膜と同一視して、一
応膜状と見做した。上記項には空間はないので
膜状として取り扱つて良く、項は申すまでもな
く完全な膜である。実用上は上記三様とも使用さ
れている。よつてこれらを総称して本発明にては
微粒子より成る薄膜と称しているのである。 そもそも、二つの物体(基質)の間を接合する
所謂接着の強度というのは、それらの接着部の面
積に左右されるものであつて、接着層の厚さには
全く関係ないのである。接着作用を理論的に言え
ば、A基質の分子と接着剤の分子が、分子的に近
接して、相互の引力が作用して付着するのであ
る。そして該接着剤の分子の他面はB基質と付着
するのである。このようにして二つの基質は互い
に接着されるのである。よつて両基質の間には、
接着剤の一個の分子の厚さの膜が存在すれば、両
基質の接着作用は行われるのである。上記接着剤
の分子は高分子であり、大きさの単位はオングス
トロームである。従つて、接着剤の高分子の長さ
が数千オングストロームあるとすれば、少なくと
もその厚さの接着剤があれば接着作用が行われる
ことになるのである。しかし実際問題として一般
には上記両基質(物体)の接合する面の平面上に
はミクロン単位の凹凸があり、従つて接着層の厚
さも少なくともミクロン単位が必要とされるので
ある。 さて、Fホツトメルトによるスプレイにおいて
は、数ミクロンの微粒子が得られるので、これら
による塗布膜の厚さも数ミクロンの厚さは無理と
しても十数ミクロンのもの、即ち数ミクロンの微
粒子より成る薄膜は得られるのである。このよう
な薄膜は、Sホツトメルトによつては絶対得られ
なかつたのである。 上記Fホツトメルトのホツトエアスプレイによ
る各塗膜形成は、何れも接着構成上特殊な作用効
果を有すると共に、従来のホツトメルトのエアス
プレイ塗布におけるよりも、著しい材料節約の効
果をもたらすものである。 次に上記くもの巣状塗膜と粒子点在のくもの巣
状塗膜との各生成時における実験データ表を掲載
する。
法と同方法による製品に関する。 〔従来の技術〕 従来、ホツトメルト接着剤を面的に塗布するに
は、ロールコータやエクストルーダなどが多く用
いられているが、最近、マツト状のガラスウール
などのように不規則な凹凸のある面上への塗布に
は、スプレイ式によつて塗布することが行われて
きた。 しかし、元来、ホツトメツト接着剤というの
は、単体又は複合体より成る熱可塑性樹脂自体が
その主成分であり、それに添加物として、若干の
可塑剤、安定剤、必要に応じ他の粘着性樹脂など
が含まれており、塗料などのように稀釈液などは
含まれていないので、粘度は比較的大、かつ凝集
力も大であるのが特性である。それ故、ホツトメ
ルト接着剤をエアスプレイした場合には、スプレ
イされたそれらの粒子の大きさは比較的大きくて
バラツキも多く、塗料などにおけるようなスプレ
イ施工はあまり行われてこなかつた。例えばホツ
トメルト接着剤としては比較的低粘度の1000cps
の場合でも、その直径は50ミクロンから5000ミク
ロンまであり、それらのバラツキもまた非常に大
きかつたのである。 上記の場合のエアスプレイのエアは常温とした
ものであるが、これをある温度に加熱した場合に
は、スプレイされる粒子はより小さくはなるが、
それでもまだバラツキが多く、粒子径は20ミクロ
ンから500ミクロンもあり、それに加えてそれら
の粒子の一部は繊維化(長さは数ミリから数10ミ
リ)し、俗にいうエンジエルヘアが発生した。し
かしこれらヘアの長さや太さは、上述の大小バラ
ツキのある粒子の伸ばされたものであるので、そ
れに伴なつて不均一であり、良質の繊維状塗布と
いうには程遠いものであつた。 次に上記エンジエルヘアの発生理由とその状況
について説明する。第1図を参照されたい。エア
スプレイノズルの基本型においては、液体吐出孔
2の周囲に同心円的に環状の霧化用気体噴出3が
設けられている(第3図参照)。該気体噴出孔よ
り、加圧されかつ加熱されたエアが高速にて大気
中に噴出すると、該孔の開口部近くの(円錐状
の)スプレイの内側部は負圧となることは公知で
あり、上記液体吐出孔2内の液体は、吸引されて
外部に紐状HMsとなつて流出し(第4図参照)、
更に上記気体噴出流の速度J1と同気体の膨脹速度
E1との、より大きな合成速度S1となり、それら
に引き連れられて分断され、また噴出した気体の
急膨脹によつて粗粒子HMP化されるのである
(以上の区域をゾーンと名付ける)。 続いて上記気体の噴出速度J2と、更に続く気体
の膨脹速度E2との合成速度S2即ちそれらによつ
てより大となつた速度S2により、上記粗粒子
HMP化した液体は微粒子HMp化即ち霧化が始ま
る。と同時に、上記噴出気体(霧化エア)の合成
速度S2による力が上記微粒子HMpに作用する。
該合成速度S2は微粒子HMpの速度よりも当然大
でありかつ同気体噴出流の加熱されていることに
より、スプレイパターン内部の温度は比較的高
く、即ち微粒子の溶融温度よりも高く、かつこれ
らの温度は微粒子の大きさなどにより各々異なつ
ており、これら微粒子は、上記合成速度S2による
力によりその一端から糸引きHMt現象が起こる
のである(第5図参照)。しかし上述したように、
噴出気体は加熱されている反面、同気体が圧縮気
体の急激膨脹したものなので、そこには断熱膨脹
が行われ、該気体の温度は自ら低下する。これら
の兼ね合いによつて、繊維化即ちフアイバー
HMfが発生するので、その発生現象は微妙かつ
不安定なものである(以上をゾーンとする)。 更にスプレイが進むと、上記噴出気体の断熱膨
脹は完了期に達する(ゾーン)。ここにおいて、
同ゾーン内の気体の断熱膨脹による温度低下は下
限となつて停止する。その温度が微粒子即ちホツ
トメルト接着剤の溶融点以下である場合には上記
フアイバーは固化してそのままフアイバーとな
り、いわゆるエンジエルヘアとなつて残るのであ
る(第6図)。 上記説明におけるスプレイパターンは、一般的
な円錐形状の場合を示した。その場合、断熱膨脹
における同パターン内の温度低下は、理論的には
均一に行われる筈であるが、実際上は、同スプレ
イパターンの大気に接する部分即ち外周部は、外
気に熱が奪われてその内部よりも温度は低下す
る。従つて、上述の如く、外周部のエンジエルヘ
アは固化し易く、反対にその内部は固化せず、む
しろヘアは凝集して粒状化し易いのである。即ち
エンジエルヘアと粒子と混在した塗布膜が得られ
るのである。更に問題となることは、前述の如
く、ホツトメルト接着剤をホツトエアスプレイし
た場合には、それらの粒子化したものには、大小
さまざまなものがあり、当然またエンジエルヘア
にも大小さまざまなものが入り混つていたのであ
る。 上述の如く、塗布された接着剤の粒子又はエン
ジエルヘアが大きく、バラツキが多いということ
は、接着製品の製造における材料の浪費に繋がる
ばかりではなく、接着効果に関しては接着力が低
く、かつバラツキによる接着強度が不均一という
製品の品質の低下を招き、又上記バラツキによつ
て、薄手のプラスチツクフイルム等の被接着物の
面上にはブツブツの凹凸が発生し、美観を損ねる
こともあつた。更に又、ホツトメルト接着剤の固
化したものは、それ自体が比較的硬いため、手触
りはごわごわしたものであつた。以上のような欠
点により、ホツトメルト接着剤のスプレイ塗布
は、制限されたごく一部の特殊なケースにおいて
のみ使用されてきたのである。 〔解決しようとする問題点〕 上述の如く、従来のホツトメルト接着剤のスプ
レイ塗布においては、塗布された該接着剤の粒子
の大きさが比較的大きく、かつそれらはバラツキ
が激しく、更にそれらの中にはエンジエルヘアが
混ざつており、多様の粒子の混在とそれらの不均
一さは夥しく、均一性のある安定した接着製品を
得ることは難しかつた。本発明の動機は、これら
の問題点を解決することであり、本発明の目的
は、発泡型ホツトメルト接着剤による安定かつ均
一性のあるくもの巣状又は微粒子より成る薄膜状
塗膜を得ることであり、又、同方法によつて得ら
れた発泡型ホツトメルト接着剤のくもの巣状又は
微粒子より成る薄膜状に塗布されたものが接着媒
体として構成された製品とである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の要旨は、発泡型ホツトメルト接着剤を
加熱されたエアによりスプレイすると同時に、該
スプレイの円錐形状パターンの首部に両側より加
熱されたパターンエアを打ち当てて扁平状とし、
即ち上記スプレイパターンを総体的に逆扇子状と
し、その末広部における横断面が細長楕円形状で
あることによつてより効果的に外部放熱させ、上
記スプレイ中に発生した微粒子のフアイバー化し
たものを固化し、それらを集合してくもの巣状又
は微粒子より成る薄膜状塗布を行う方法である。
及び上記方法により得られた発泡型ホツトメルト
接着剤のくもの巣状又は微粒子より成る薄膜状塗
膜が接着媒体として構成された製品とである。 そもそも、発泡型ホツトメルト接着剤(以下略
してFホツトメルトと称し、一般のソリツドタイ
プのホツトメルト接着剤をSホツトメルトと称
す。)とは、無加硫のゴム系、飽和ポリエステル
系、ポリアミド系、EVA、ポリオレフイン系等
及びそれらの共重合体又はそれらの変成体等であ
つて、これら熱可塑性樹脂の溶融したその中に、
空気若しくはN2、CO2等の気体を機械的に混入
し、それらを加圧して、無数の縮小微細化した独
立気泡として混在せしめたもので、それらが大気
中に解放されると、必然的にそれらの体積は1.5
倍乃至10倍位までに膨脹されるものである。 なお、これらの特性としては、本来の粘接着性
を維持することは勿論、比重の減少化に伴う原料
接着剤としての削減、アプリケータ内の高圧下に
於ける見掛け粘度の低下、塗布後に於ける流動性
の減少、圧着による接着層の薄層化とその接着面
積の拡大化、それに伴うセツトタイムの短縮化、
多孔質面や粗大面に対する接着性の向上、更に表
面熱容量の減少(よつて、フイルムなどへ塗布し
た場合の熱変形防止)、表面の急冷却に因る低温
アプリケーシヨンの拡大、弾性のアツプ、シール
性、柔軟性、風合等の向上、軽量化、その他作業
上に於けるオープンタイムの延長、総括的コスト
の低減等、接着加工上、多くの利点を有している
ものである。 次に本発明の方法について説明する。それに先
立ち、Fホツトメルトをホツトエアスプレイした
だけの場合の状況について説明する。先ず第1図
を参照されたい。エアスプレイの基本型であるエ
アスプレイノズル1よりFホツトメルトをホツト
エアによりスプレイする。ノズル1の液体吐出孔
2内の液体は、外部に紐状FMsとなつて流出す
ると、第8図に示すように、噴出するホツトエア
の高速度J1及びその膨脹速度E1との合成速度S1に
より、上記紐状FホツトメルトFMsは拡張Fe分
断され、粗粒子FMP化するIゾーン。続いて次
のゾーンに入ると、更に拡張された膨脹力によ
り、上記粗粒子FMPは微粒子化即ち霧化される。 上記膨脹は断熱膨脹となり、従つて同ゾーン内
の温度は低下するが、元来、Fホツトメルトとい
うのは、前述したようにその内部に分散した無数
の微細気泡のため熱伝導性は小なので冷却速度も
小、即ち固化し難いのである。即ちその粒子
FMP自体が高温を温存しているので、粘度はよ
り低く、従つて上記ホツトエアの噴出や膨脹の合
成速度S2によつて、第9図に示すように、容易に
分断FMp1,FMp2及び細断FMp3,FMp4,
FMp5され易く、前述したSホツトメルトの場合
よりも、微粒子化は促進されるのである。 上述したようにFホツトメルトが、従来のSホ
ツトメルトより微粒子化されるということは、極
めて重要なことであつて、本発明の原点でもあ
る。よつてこの点を更に詳しく説明を加えたいと
思う。上述の如くノズルからスプレイされたFホ
ツトメルトは、先ず粗粒子FMP化される。該粗
粒子の内部には無数の微細気泡が圧縮封入されて
おり、これらの圧縮解放による膨脹によつて、該
粗粒子は細かく分断され易い状態におかれる。そ
れに噴出力などの外力が加わると、容易に細分断
され易いことは言うまでもない。これに対し、S
ホツトメルトの粗粒子HMP内部は固形物質の塊
りであり、これらに外力が加えられて破砕された
としても、上記のFホツトメルトの場合のように
細分断はされることはなく、破片となつて飛び散
るのである。(これを一般的に説明すれば、発泡
質の軽石を金槌で叩けば粉砕されて粉微塵となる
が、固い石ころを叩いても割れて破片となること
に類似している。)このようにFホツトメルトを
スプレイすれば、Sホツトメルトの場合よりも、
はるかに微粒子化するのである。また上記微粒子
化するに当たつて、それら自体の粘度が低いほど
(即ち温度が高いほど)粒状化し易く、又逆に粘
度が高いほど(即ち温度が低いほど)糸引き現象
が起こり易くなるのである(元来、物質というの
は、高温下にあるほど分子運動が活発となり、い
わゆるブラウン運動盛んになる。よつて糸のよう
に伸びたものにあつては、同運動が激しいため、
切れ易くなる。逆にそれより温度が下がると、同
運動も静まり、切れ難くなつて糸状に伸びる)。
よつて霧化開始当初からエンジエルヘアを含まな
い微粒子のみを得たい場合には、Fホツトメルト
の吐出温度や霧化エア、パターンエアなどの温度
を、ある程度高めてやれば良い。 またFホツトメルト粗粒子FMP1内には微細な
上述のような気泡が多数含まれており、それらが
大気中に解放されると膨脹破裂し、飛び散つて細
片即ち微粒子FMp6となると同時に糸を引く
FMt5のである。 このようにして無数に発生した微粒子FMpは、
また上述のホツトエアの合成速度S2による力がか
けられ、糸FMt6を引くのである。それらが更に
進行して単体の糸即ちフアイバーFMfとなるも
のもでてくるのである。ただしそれらの長さは10
ミリないし30ミリの範囲内である。 続いて、ゾーンに入ると、ホツトエアの膨脹
も完了期に達し断熱膨脹による温度低下も下限に
くる。ただし、前述のコールドエアスプレイ時に
おけるよりも温度低下量は少なく、その温度はF
ホツトメルトの溶融点のボーダーラインを上下す
る場合が多いので、上記フアイバーFMfが凝集
するもの、それらがそのまま固化するもの、或は
又微粒子のままであるものなど、温度条件によつ
て多様である。しかしこれら微粒子の大きさやフ
アイバー即ちエンジエルヘアは、前述のSホツト
メルトの場合に比べて細く、かつ均一的である。 また、本スプレイパターンの外周部に別途装置
により加熱エアを導入して加温した場合には、
ゾーン内の温度低下は免れ、発生したフアイバー
(エンジエルヘア)は自ら凝集して元の微粒子
FMpとなる(第11図参照)。 さて、本発明の方法の説明に入る。本発明の特
異点は、上述のFホツトメルトのホツトエアスプ
レイにおいて、そのホツトエアスプレイパターン
の円錐形上の首部に対し、その両面より加熱した
パターンエアを打ち当てて上記ホツトエアスプレ
イパターンを扁円状としつつ逆扇子状に下方に向
けて塗布することである。先ず、Fホツトメルト
は、Fホツトメルトアプリケータによつて加熱溶
融され、そして気体混入され、更に加圧されて気
泡は縮小し、耐圧耐熱ホースを通り、吐出器及び
そのエアスプレイノズルを通して加熱したエアに
より円錐形状にエアスプレイされる。と同時に、
上記ノズルの先端に取付けられたエアキツプよ
り、加熱したパターンエアを、上記円錐状のホツ
トエアスプレイの首部の両側に打ち当てて扁平状
即ち逆扇子状のスプレイパターンとなしつつ塗布
する。なお、これら霧化用ホツトエアとパターン
用ホツトエアの温度及び噴出量は、それぞれ別個
にコントロールされる。これらエアの温度は対象
とするFホツトメルトによつて相当の差異はある
が、100℃から500℃までの範囲とみて良い。また
Fホツトメルトの吐出温度及び噴出量も別個にコ
ントロールされることはいうまでもない。これら
の温度設定は極めて重要であつて、これらのコン
トロールは、霧化した微粒子の大きさ及びフアイ
バーの長さ、太さ、量などを左右する大きな要因
となつている。 なお、上記各種のコントロール設定の変換によ
り、次のようにスプレイ塗布結果の状態が変わる
傾向がある。 1) Fホツトメルトの吐出量(他の下記諸条件
は一定とする) 多い場合……粒子の径が大 エンジエルヘアは太くて長
い 少ない場合……粒子の径は小 エンジエルヘアは細くて短
い 2) 霧化エアの圧力(他の諸条件は一定とす
る) 大なる場合……微粒子になり易く粒子径は
小 小なる場合……微粒子になり難く粒子径は
大 3) パターンエアの圧力(他の諸条件は一定と
する) 大なる場合……塗布パターンの幅が広くな
る 繊維になり易い 小なる場合……塗布パターンの幅が狭くな
る 繊維になり難い 4) 霧化エア及びパターンエアの温度(他の諸
条件は一定とする) 高い場合……微粒子になり易く粒子径は小 低い場合……微粒子になり難く粒子径は大 以上の如く4件のフアクターをそれぞれ別個に
調整し所望する塗布膜即ちくもの巣状又は粒子の
点在しているくもの巣状、微粒子より成る薄膜状
などを得るのである。 〔作 用〕 次に本発明の方法に基づく作用について説明す
る。元来、Fホツトメルトとは、前にも述べたよ
うに大気中に吐出された直後、その内部に微小な
気泡が無数に発生分散したものであり、そのため
熱伝導性も低く、熱放出も少ないので、それ自体
内に熱エネルギを温存し、従つて粘性も低い状態
にある。これらの特性が、ホツトエアスプレイノ
ズルよりスプレイされた場合には次のような現象
をもたらすのである。前述した第1図及び第8図
ないし第11図までを参照されたい。Fホツトメ
ルトがホツトエアスプレイノズル1より噴出され
る際には、第1図上のゾーンに示すようにFホ
ツトメルト吐出直後の紐状のものFMsが、ホツ
トエア噴出による負圧、噴出や膨脹による合成速
度S1などの作用により、また上述の如く低粘度の
ため容易に拡張、分断され粗粒子化FMPされる
(前出第8図参照)。上記の行われる作用圏をホツ
エアスプレイパターンSPのゾーンとする。 続いて上記パターンのaゾーンに入る(第1
2図ないし第14図参照)。該ゾーン内にては、
上記ノズル1より噴出したスプレイパターンSP1
の首部に対し、その両側より加熱されたパターン
エアPa1,Pa2をもつて挾み打ち的に打ち当てる。
すると上記円錐形状の首部は押しつぶされて扁平
状のスプレイパターンSP2aとなる。この圏内を
aゾーンとする。以降スプレイパターンは扁平
状のまま即ち逆扇子状パターンSP2aとなつて、
bゾーン内に入る。元来、エアスプレイという
のは断熱膨脹のため該スプレイパターンの内部の
温度は低下するものであるが、本発明において
は、スプレイ及びパターン用にホツトエアを使用
することによつて、それらの温度低下は相当防止
できる。更にFホツトメルトは前述の如く熱エネ
ルギを温存してているので粘度もより低く、従つ
て上記粗粒子FMPの細分断即ち微粒子化はより
促進される。同時に更に続くスプレイエアの膨脹
力E2及びホツトエアのスプレイの速度J2との合成
速度S2により、上記微粒子FMpは引き伸ばされ、
該微粒子は糸を引きFMt更に進んでフアイバー
FMf化するのである。以上は前述のFホツトメ
ルトのホツトエアスプレイの現象でも述べた通り
である(前出第9図参照)。以上はbゾーンと
する。 上述の如く、微粒子FMpが糸を引き又はフア
イバー化した状態で最後のゾーン内に入る。同
ゾーン内にては、スプレイエアの膨脹も完了期に
入り、膨脹速度も減少し、噴出速度との合成速度
S3も減少してくる。上記加熱されたホツトエアも
断熱膨脹による熱エネルギ低下を補つて温度は低
下して下限にきている。更に、加えて本スプレイ
パターンSP3は、上述の如く逆扇子状で断面は扁
平状である放熱面積が大であり、ゾーン内部の
温度は急速に低下する。その温度はFホツトメル
トの溶融点を下回り、よつて上述のフアイバーな
どはそのまま固化してしまうのである。そしてこ
れらフアイバーは被塗物面上に塗着し、いわゆる
くもの巣状塗布Fbが行われるのである。 なお、上記ゾーンにおいて、ホツトエアスプ
レイにおける断熱膨脹による温度降下を検討して
みる。先ず、霧化用ホツトエアのみを使用してス
プレイした場合、ノズルから100mmの距離に於て
実測値温度は90℃であつた。更に上述のパターン
エアをも使用してスプレイした場合、同距離に於
て50℃であつた。これは前述の如く本発明の特長
であるパターンエアによるスプレイパターンが逆
扇子状であることによる放熱効果によるものと推
測される。このようにゾーンにおける低温化
が、上記ゾーンにて発生したフアイバーを殆ど
固化せしめ、それらは被塗物面上にくもの巣状塗
膜となつて塗着されるのである(第15図参照)。 上述とは逆にゾーンにおける温度を高温下に
保てば、ゾーンにて発生したフアイバーは、膨
脹速度及びスプレイ速度との合成速度S3の低下し
た条件下において、それらの高温下における低粘
性と、凝集力により、再び元の微粒子に戻るので
ある。ただし、前述したように一般のSホツトメ
ルトの場合よりも、微小なるそして均一なる微粒
子より成る薄膜状の塗膜が得られるのである。 また、後述の実験データ表における“粒子点在
のくもの巣状塗膜”(第16図参照)は、同表に
も見られるように、主としてFホツトメルトの噴
出量を特に増大した場合に見られる。これはすべ
てのFホツトメルトの粗粒子を細分断するエネル
ギが小さいために、即ちホツトエアスプレイにお
けるホツトエア量が不足しているために生ずるも
のであると推測される。 上述のようにして塗布されるくもの巣状塗膜又
は粒子の点在しているくもの巣状塗膜、微粒子の
点在又は集合より成る薄膜状塗膜などの被塗物に
対するそれぞれの接着作用について説明する。 先ず、くもの巣状塗膜は、被塗物の面が特に微
小な隙間を有する凹凸面であるもの(不織布な
ど)に対する塗布に適応する。第17図を参照さ
れたい。微小なる凹凸面上の数多い山頂部に対し
てのみ、くもの巣状塗膜は付着し、谷部には接せ
ず即ち橋渡し型塗膜の塗布となる。このとき、接
着する相手物が平坦である場合には、膜状のくも
の巣状塗膜は全面的に付着する。即ち山部と相手
物の平坦部とが接着するので、両面全面接着の場
合よりは接着強度は小であるが、実用的に十分で
ある場合には、それ以上の接着剤の塗布は無駄と
なるのである。 また、被塗物の面が比較的粗なる凹凸面である
もの(ガラスウールなど)に対する塗布としては
粒子点在のくもの巣状塗膜が適応する。第18A
図を参照されたい。谷部が多いということは山部
が少ないということであり、上述の如く山部だけ
で相手と接着する力だけでは不十分な場合があ
る。その場合、粒子点在のくもの巣状塗膜を塗布
すると、くもの巣状塗膜上の粒子が谷部に入り、
その粒子が発泡未完了のために膨脹し、発泡体で
谷部を埋めることになる。又谷部におけるくもの
巣状塗膜の上部に粒子があつても接着圧力(第1
8B図参照)により容易に各部に押し込められ
る。即ち少量の材料の発泡膨脹によつて谷部が埋
められ、山部の多いものと同一の形態となるべく
谷部は充填され、くもの巣状塗膜とフラツトな相
手物との接着面積は十分に大となり、接着強度を
上げることができる。これも接着剤の経済性に寄
与することになる。 Fホツトメルトをくもの巣状に塗布する作用は
上述の如くであるが、Fホツトメルトをくもの巣
状とせず、微粒子として塗布することもできる。
これはスプレイ条件の各種コントロール設定の項
(第10ペイジ:第12行〜第11ペイジ:第8行)に
ても述べたように、Fホツトメルトの塗出量や霧
化エア及びパターンエアの圧力、温度などをそれ
ぞれ別個に調整することによつて得られるのであ
る。即ち、Fホツトメルトの塗出量はより少なく
し、それらの温度もより上げ、更に霧化エア及び
パターンエアの圧力及び温度もより高くし、又は
スプレイパターンの外部から加熱エアを吹き付け
るなどして、特に第12図及び第13図における
ゾーンにおいて、温度をより高くなるようにす
るのである。そうすればスプレイパターン中にフ
アイバー化したものがあつても、それを溶融温度
以上に上げることによつてフアイバーを溶融、そ
して凝集、即ち再微粒子化せしめて塗布するので
ある。これら微粒子の被塗物面上における塗布状
態は次の三様が考えられる。即ち 微粒子が点在している。 微粒子が面上に集積している。 微粒子が溶融して膜状化している。 上記項はそれら粒子間には空間があるが、同
じく空間のあるくもの巣状塗膜と同一視して、一
応膜状と見做した。上記項には空間はないので
膜状として取り扱つて良く、項は申すまでもな
く完全な膜である。実用上は上記三様とも使用さ
れている。よつてこれらを総称して本発明にては
微粒子より成る薄膜と称しているのである。 そもそも、二つの物体(基質)の間を接合する
所謂接着の強度というのは、それらの接着部の面
積に左右されるものであつて、接着層の厚さには
全く関係ないのである。接着作用を理論的に言え
ば、A基質の分子と接着剤の分子が、分子的に近
接して、相互の引力が作用して付着するのであ
る。そして該接着剤の分子の他面はB基質と付着
するのである。このようにして二つの基質は互い
に接着されるのである。よつて両基質の間には、
接着剤の一個の分子の厚さの膜が存在すれば、両
基質の接着作用は行われるのである。上記接着剤
の分子は高分子であり、大きさの単位はオングス
トロームである。従つて、接着剤の高分子の長さ
が数千オングストロームあるとすれば、少なくと
もその厚さの接着剤があれば接着作用が行われる
ことになるのである。しかし実際問題として一般
には上記両基質(物体)の接合する面の平面上に
はミクロン単位の凹凸があり、従つて接着層の厚
さも少なくともミクロン単位が必要とされるので
ある。 さて、Fホツトメルトによるスプレイにおいて
は、数ミクロンの微粒子が得られるので、これら
による塗布膜の厚さも数ミクロンの厚さは無理と
しても十数ミクロンのもの、即ち数ミクロンの微
粒子より成る薄膜は得られるのである。このよう
な薄膜は、Sホツトメルトによつては絶対得られ
なかつたのである。 上記Fホツトメルトのホツトエアスプレイによ
る各塗膜形成は、何れも接着構成上特殊な作用効
果を有すると共に、従来のホツトメルトのエアス
プレイ塗布におけるよりも、著しい材料節約の効
果をもたらすものである。 次に上記くもの巣状塗膜と粒子点在のくもの巣
状塗膜との各生成時における実験データ表を掲載
する。
【表】
上述の如く、本発明のFホツトメルトをホツト
エアスプレイによつて塗布する方法を採用すれ
ば、接着剤材料の節減は勿論のこと、製造工程に
おけるオープンタイムの延長、セツトタイムの短
縮などをもたらして作業効率を上げるのみなら
ず、接着層が薄く、特に不織布など不規則な凹凸
面に体して効果的なくもの巣状塗布ができ、また
接着されるフイルム等の接着部の凹凸を無くして
美観を良くし、同時に風合の良い、軽い上質の製
品が得られるのである。また、Fホツトメルトを
ホツトエアスプレイによつて塗布する際には、従
来のエアスプレイ用ノズル及びエアキヤツプを使
用することが出来、それらのエアの噴出量及び温
度を別個に調整することによつて、くもの巣状塗
膜、粒子点在のくもの巣状塗膜、又は微粒子より
成る薄膜状塗膜などを得ることが出来、即ち各製
品に必要な接着強度を選択することが出来、更に
製品のコストダウンを計ることも出来るのであ
る。
エアスプレイによつて塗布する方法を採用すれ
ば、接着剤材料の節減は勿論のこと、製造工程に
おけるオープンタイムの延長、セツトタイムの短
縮などをもたらして作業効率を上げるのみなら
ず、接着層が薄く、特に不織布など不規則な凹凸
面に体して効果的なくもの巣状塗布ができ、また
接着されるフイルム等の接着部の凹凸を無くして
美観を良くし、同時に風合の良い、軽い上質の製
品が得られるのである。また、Fホツトメルトを
ホツトエアスプレイによつて塗布する際には、従
来のエアスプレイ用ノズル及びエアキヤツプを使
用することが出来、それらのエアの噴出量及び温
度を別個に調整することによつて、くもの巣状塗
膜、粒子点在のくもの巣状塗膜、又は微粒子より
成る薄膜状塗膜などを得ることが出来、即ち各製
品に必要な接着強度を選択することが出来、更に
製品のコストダウンを計ることも出来るのであ
る。
第1図は一般のソリツド型ホツトメルト接着剤
のホツトエアスプレイの状況説明側断面図又は発
泡型ホツトメルト接着剤の同様説明側断面図 第
2図は上図による塗布パターン図 第3図は第1
図上“A”−“A”断面図 第4図はソリツド型ホ
ツトメルト接着剤のノズルから噴出する状況説明
図 第5図は上記噴出した微粒子が糸を引く状況
説明図 第6図は上記糸を引いた即ちフアイバー
化したものが周囲の低温度により固化する状況説
明図 第7図は上記周囲の温度がより高く溶融温
度付近であるため上記フアイバーが溶融し凝集力
により粒状化しつつある状況説明図 第8図は上
述のホツトエアスプレイノズルによる発泡型ホツ
トメルト接着剤のノズルから噴出する状況説明図
第9図は上記噴出した微粒子が糸を引く状況説
明図 第10図は上記糸を引いた即ちフアイバー
化したものが周囲の低温度により固化する状況説
明図 第11図は上記周囲の温度がより高く溶融
温度付近であるため上記フアイバーが溶融し凝集
力により粒状化しつつある状況説明図 第12図
は本発明の方法により(以下すべて本発明の方法
によるものにつき同呼称は省略する)発泡型ホツ
トメルト接着剤をノズルよりエアスプレイした
後、そのスプレイパターンの両側よりパターンエ
アを吹き付けて扁平状となさしめている状況説明
図 第13図は同上図の側断面図 第14図は同
上図による塗布パターン図 第15図は被塗物面
上にくもの巣状に塗着された発泡型ホツトメルト
接着剤繊維の形状の平面拡大写真 第16図は被
塗物面上に粒子点在のくもの巣状に塗着された発
泡型ホツトメルト接着剤繊維の形状の平面拡大写
真 第17図は比較的小なる凹凸面上にくもの巣
状塗膜を塗布した接着状態図 第18A図は比較
的大なる凹凸面上に粒子点在のくもの巣状塗膜を
塗布した接着状態図 第18B図は同上図の塗膜
の面上にフラツト物を圧接着した場合の状態説明
図 第19図は本発明の方法を実験する発泡型ホ
ツトメルト接着剤スプレイ塗布貼り合わせ実験機
の構造側面説明図 第20図は本発明の方法によ
る不織布同士の接着強度と従来のソリツド型ホツ
トメルト接着剤における接着強度との比較グラフ
第21図はガラスウールの両面上に粒子点在の
くもの巣状塗膜を塗布し該両面上に被接着物を接
着した状態説明図 第22図はくもの巣状塗膜を
接着媒体として二枚の板を接着した状態の断面図
第23図は立体形状の筆立ての各面上に微粒子
塗膜が接着媒体として構成されているものの一部
断面図 主要な符合の説明 1……エアスプレイノズ
ル、2……液体吐出孔、3……霧化エア噴出孔、
5……エアキヤツプ、9A,9B……パターンエ
ア噴出孔、Fb……くもの巣状塗膜、Pa1,Pa2…
…パターンエアのスプレイ、SP1……エアスプレ
イノズルから噴出直後のスプレイパターン、SP2
……上記スプレイパターンの首部に対しパターン
エアが打ち当てられ扁平状となつたときのスプレ
イパターン、SP3……スプレイパターン中に発生
したフアイバーを低温度をもつて固化するときの
スプレイパターン。
のホツトエアスプレイの状況説明側断面図又は発
泡型ホツトメルト接着剤の同様説明側断面図 第
2図は上図による塗布パターン図 第3図は第1
図上“A”−“A”断面図 第4図はソリツド型ホ
ツトメルト接着剤のノズルから噴出する状況説明
図 第5図は上記噴出した微粒子が糸を引く状況
説明図 第6図は上記糸を引いた即ちフアイバー
化したものが周囲の低温度により固化する状況説
明図 第7図は上記周囲の温度がより高く溶融温
度付近であるため上記フアイバーが溶融し凝集力
により粒状化しつつある状況説明図 第8図は上
述のホツトエアスプレイノズルによる発泡型ホツ
トメルト接着剤のノズルから噴出する状況説明図
第9図は上記噴出した微粒子が糸を引く状況説
明図 第10図は上記糸を引いた即ちフアイバー
化したものが周囲の低温度により固化する状況説
明図 第11図は上記周囲の温度がより高く溶融
温度付近であるため上記フアイバーが溶融し凝集
力により粒状化しつつある状況説明図 第12図
は本発明の方法により(以下すべて本発明の方法
によるものにつき同呼称は省略する)発泡型ホツ
トメルト接着剤をノズルよりエアスプレイした
後、そのスプレイパターンの両側よりパターンエ
アを吹き付けて扁平状となさしめている状況説明
図 第13図は同上図の側断面図 第14図は同
上図による塗布パターン図 第15図は被塗物面
上にくもの巣状に塗着された発泡型ホツトメルト
接着剤繊維の形状の平面拡大写真 第16図は被
塗物面上に粒子点在のくもの巣状に塗着された発
泡型ホツトメルト接着剤繊維の形状の平面拡大写
真 第17図は比較的小なる凹凸面上にくもの巣
状塗膜を塗布した接着状態図 第18A図は比較
的大なる凹凸面上に粒子点在のくもの巣状塗膜を
塗布した接着状態図 第18B図は同上図の塗膜
の面上にフラツト物を圧接着した場合の状態説明
図 第19図は本発明の方法を実験する発泡型ホ
ツトメルト接着剤スプレイ塗布貼り合わせ実験機
の構造側面説明図 第20図は本発明の方法によ
る不織布同士の接着強度と従来のソリツド型ホツ
トメルト接着剤における接着強度との比較グラフ
第21図はガラスウールの両面上に粒子点在の
くもの巣状塗膜を塗布し該両面上に被接着物を接
着した状態説明図 第22図はくもの巣状塗膜を
接着媒体として二枚の板を接着した状態の断面図
第23図は立体形状の筆立ての各面上に微粒子
塗膜が接着媒体として構成されているものの一部
断面図 主要な符合の説明 1……エアスプレイノズ
ル、2……液体吐出孔、3……霧化エア噴出孔、
5……エアキヤツプ、9A,9B……パターンエ
ア噴出孔、Fb……くもの巣状塗膜、Pa1,Pa2…
…パターンエアのスプレイ、SP1……エアスプレ
イノズルから噴出直後のスプレイパターン、SP2
……上記スプレイパターンの首部に対しパターン
エアが打ち当てられ扁平状となつたときのスプレ
イパターン、SP3……スプレイパターン中に発生
したフアイバーを低温度をもつて固化するときの
スプレイパターン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発泡型ホツトメルト接着剤の温度及びその吐
出量を、また加熱した霧化エアの温度及びその噴
出量を、更にまた加熱したパターンエアの温度及
びその噴出量を、それぞれ別個に調整し、そして
そのスプレイパターンの横断面を上記パターンエ
アをもつて細長楕円形状としつつ、くもの巣状に
あるいは微粒子より成る薄膜状に塗布することを
特徴とする発泡型ホツトメルト接着剤の塗布方
法。 2 くもの巣状が、粒子の点在しているくもの巣
状である特許請求の範囲第1項記載の発泡型ホツ
トメルト接着剤の塗布方法。 3 発泡型ホツトメルト接着剤の温度及びその吐
出量を、また加熱した霧化エアの温度及びその噴
出量を、更にまた加熱したパターンエアの温度及
びその噴出量を、それぞれ別個に調整し、そして
そのスプレイパターンの横断面を上記パターンエ
アをもつて細長楕円形状としつつ、くもの巣状に
あるいは微粒子より成る薄膜状に塗布されたもの
が接着媒体として構成されていることを特徴とす
る発泡型ホツトメルト接着剤の塗布された製品。 4 くもの巣状が、粒子の点在しているくもの巣
状である特許請求の範囲第3項記載の発泡型ホツ
トメルト接着剤の塗布された製品。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60006501A JPS61164684A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 発泡型ホツトメルト接着剤の塗布方法と同方法による製品 |
| AU51745/85A AU5174585A (en) | 1985-01-16 | 1985-12-31 | Hot-melt foamed adhesive |
| EP86100139A EP0188218A3 (en) | 1985-01-16 | 1986-01-08 | Method for applying hot-melt adhesive foam and products made by this method |
| US06/926,132 US4894277A (en) | 1985-01-16 | 1986-11-03 | Application method and products that use a foamed hot melt adhesive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60006501A JPS61164684A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 発泡型ホツトメルト接着剤の塗布方法と同方法による製品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164684A JPS61164684A (ja) | 1986-07-25 |
| JPH0416227B2 true JPH0416227B2 (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=11640185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60006501A Granted JPS61164684A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 発泡型ホツトメルト接着剤の塗布方法と同方法による製品 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0188218A3 (ja) |
| JP (1) | JPS61164684A (ja) |
| AU (1) | AU5174585A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61248733A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | ノードソン株式会社 | 吸湿布とその製造方法 |
| JP2530377Y2 (ja) * | 1991-12-17 | 1997-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 芝刈機における刈高さ調節装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4059714A (en) * | 1976-08-02 | 1977-11-22 | Nordson Corporation | Hot melt thermoplastic adhesive foam system |
| CH623352A5 (en) * | 1976-08-02 | 1981-05-29 | Nordson Corp | Process for bonding two substrates together with the aid of a heat-activated thermoplastic adhesive and apparatus for making use of this process |
| JPS56118766A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-17 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Coating method of web like adhesive layer by thermoplastic polyester adhesive |
| GB2120955A (en) * | 1982-05-14 | 1983-12-14 | Bostik Ltd | Foaming thermoplastic compositions e.g. melt adhesives |
| DE3225844C2 (de) * | 1982-07-09 | 1985-06-20 | Sprimag Spritzmaschinenbau Gmbh, 7312 Kirchheim | Verfahren und Vorrichtung zum Auftragen von Schichten aus thermoplastischen Kunststoffen |
| US4692370A (en) * | 1984-08-23 | 1987-09-08 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Process for nonslip finishing of smooth surfaces of objects and objects produced thereby |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP60006501A patent/JPS61164684A/ja active Granted
- 1985-12-31 AU AU51745/85A patent/AU5174585A/en not_active Abandoned
-
1986
- 1986-01-08 EP EP86100139A patent/EP0188218A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0188218A3 (en) | 1987-07-15 |
| AU5174585A (en) | 1986-07-24 |
| EP0188218A2 (en) | 1986-07-23 |
| JPS61164684A (ja) | 1986-07-25 |
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Legal Events
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