JPH0416441A - 通紙および搬送部材 - Google Patents

通紙および搬送部材

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JPH0416441A
JPH0416441A JP11810490A JP11810490A JPH0416441A JP H0416441 A JPH0416441 A JP H0416441A JP 11810490 A JP11810490 A JP 11810490A JP 11810490 A JP11810490 A JP 11810490A JP H0416441 A JPH0416441 A JP H0416441A
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paper passing
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pulverulent body
powder
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JP11810490A
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Yoshiaki Tomari
慶明 泊
Susumu Sumikura
角倉 進
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通紙および搬送部材C以下、「通紙・搬送部材
」と略記する)に関し、詳しくはOA機器、家電製品、
印刷機器などの通紙部材、または紙状フィルム、紙状プ
ラスチック、その他のシート状部材もしくは紙を搬送す
る部位に用いられる搬送部材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、OA機器、家電製品、あるいは印刷機等に搬送用
として用いられているローラ一部材等の通紙・搬送部材
には、例えば鋼材上にめっきを施した後にゴムを被覆し
、テフロン(登録商標)などをコーティングしたもの、
あるいは鋼材上にめっきを施した後にアルミナを静電吸
着させるか、SiCやダイヤモンド等を含有する複合め
っきを施したもの、さらには鋼材の表面をサンドブラス
ト、レーザー等で粗面にしたもの、粗面化した後めっき
を施したもの、または鋼材上に塗料中に金属微粒子やフ
ィラーを混入させた塗布液を用いて吹付塗装を行ったも
のなどが用いられている。
さらに、これらの通紙・搬送部材は、その通紙部分の抵
抗値を中間抵抗に制御するために、これらに定電圧素子
を介して接地させたもの等が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の通紙・搬送部材には以下のような
欠点がある。
まず、塗料中に金属微粒子やフィラーを混入し、ローラ
一部材に吹付塗装した通紙・搬送部材では、製造工程に
自動化ラインを使用するとしても、搬送部材のような高
度の表面均一性が要求される場合には、塗装ロボツl−
1台で同時に複数個を塗装するには限界があり、しかも
塗料の拡散の点から塗膜の表面状態が不均一となり、量
産性および表面特性の両面に大きな問題がある。
また、ローラ一部材の鋼材上にめっきを施した後、ゴム
を被覆し、テフロンコーティングを施した通紙・搬送部
材では、繰り返しの使用による経時変化でゴムが変形し
、外径精度が低下し、給・排紙不良が発生する問題があ
り、商品価値が低下すると共に加工工程が長く、また作
業能率が低く、製造コストも高くなるので、量産性に大
きな問題がある。
次に、ローラ一部材の表面、例えばステンレス面にサン
ドブラストを施し、表面摩擦係数を大きくした通紙・搬
送部材では、素材硬度が大きい為、加工精度を高くする
事が困難であり、しかも材料費および加工費がともに高
くなるなどの問題がある。
同様に、鋼材上にサンドブラストを行い粗面を形成した
通紙・搬送部材では、表面から発錆しゃすいために、防
食の目的で次工程でめっき等の防錆処理を行う必要があ
る。この場合、外径精度が低いサンドブラスト表面へ鍍
金するために、さらに外径精度が低下し、しかも工程数
が増加することによりコストが上昇するため量産性では
ない。
また、鋼材表面をレーザーにより粗面化し、摩擦係数を
上昇させた通紙・搬送部材では、ローラーなどの場合、
1度に1本しか加工することができず、しかも処理時間
が長いために量産性ではない。
さらに、鋼材上に鍍金を施し、その上にアルミナを静電
吸着させ、表面の耐摩耗性や硬度を上げた通紙・搬送部
材では、アルミナの密着性、均一性、および最終外径精
度等が不安定であり、また均一な品質の製品を大量に安
く製造するには限界がある。
その他、金属部材表面に無電解めっきを施し、さらに次
工程でSiCやダイヤモンドその他を含有する複合めっ
きを施した通紙・搬送部材では、例えば複合めっきの場
合、洛中に不純物が混入して不安定化しやすく、連続使
用に耐えられない問題がある。しかも、めっき液のコス
トが高い欠点と、均一分散性が劣る問題もあり、加工コ
ストに大きな問題を生じる。
一方、通紙・搬送部材には、導電性を付与することが重
要な要因となっている。導電性の通紙・搬送部材は複写
機その他で多数の通紙部分に使用されており、その通紙
部分では抵抗値の制御を行っている。
すなわち、紙と接触する通紙部分の通紙・搬送部材が絶
縁性の場合には、低湿度の環境で紙との摩擦により通紙
・搬送部材が帯電をおこし、その部材にトナーが付着し
て紙の汚れが発生する。また、通紙部分の通紙・搬送部
材が低抵抗の場合には、高湿度の環境では、紙が吸湿す
るために紙自体が低抵抗体となり、転写帯電機によりコ
ピー紙に帯電させた電荷が転写カイトを通ってリークし
てしまい画像の抜けが発生する。
第4図は複写機における転写ガイドの使用部位を示す模
式図である。同図に示す様に、従来の複写機では、鉄玉
にNiめっきをした転写カイF′14や定着入口ガイド
などに定電圧素子(バリスタ)12を介して接地させる
ことにより、中間抵抗に制御してトナー汚れや転写抜け
を防止していた。しがし、この方法では、部品点数が増
加し、作業工程も増えるので量産的ではない。なお、9
は感光体、10はトナー、11は転写材、13は転写帯
電機を示す。
本発明は、この様な従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、耐摩耗性に優れ、表面の均一性が
良好で、しかも導電性のコントロールが可能な通紙およ
び搬送部材を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明は、基材上に、平均粒子径。、1〜3.0
μmのセラミック粉体表面に金属めっきした粉体および
天然マイカ粉体表面に金属めっきした粉体を含有する電
着塗装被膜を形成してなることを特徴とする通紙・搬送
部材である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、電着可能な樹脂中にセラミック粉体表面に金
属めっきした粉体および天然マイカ(以下、単にマイカ
という)粉体表面に金属めっきした粉体を含有する電着
塗料を用いて、金属部材または非金属部材からなるロー
ラ一部材等の通紙・搬送部材上に電気泳動による電着塗
装被膜を形成することにより、含有微粒子が均一に分散
し、経時変化が少なく、耐摩耗性に優れ、表面の均一性
が良好で、しかも導電性の制御が優れた通紙・搬送部材
を得る事を特徴とする。
第1図(a)〜(c)は、各々本発明の通紙・搬送部材
の構成の一例を示す部分断面図である。同第1図(a)
において、本発明の通紙・搬送部材は、ABS樹脂等の
非金属部材4からなるローラ一部材の表面に、一般に知
られているプラスチック上のめっき工程を行うことによ
り、触媒処理層3および金属めっき層2を順次形成し、
これをベース材としてその上に電着塗装被膜lを形成し
てなるものである。
次に、第1図(b)は本発明の通紙・搬送部材の他の構
成を示す部分断面図であり、アルミニウム等の金属部材
6の表面に、アルミニウム陽極酸化被膜層5を形成し、
これをベース材としてその上に電着塗装被膜lを形成し
てなるものである。
また、第1図(c)は、鉄素材等からなる金属部材8の
表面に、一般に知られている防錆を目的としだ化成被膜
層7を形成し、これをベース材としてその上に電着塗装
被膜1を形成した通紙・搬送部材を示す。
本発明の通紙・搬送部材に用いる基材としては、アルミ
ニウムや鉄などの金属部材およびプラスチック等の非金
属部材のいずれでも良く、その特性により、電着塗装前
の下地処理として、第1図(a)〜(C)に示す様な処
理、またはその他の通常の処理を行う。非金属部材とし
ては、特に制限することはなく、OA機器、家電製品、
印刷機器などの通紙・搬送部材に用いられているプラス
チック材料が用いられ、例えばABS、CF/ABS、
変成PPE。
変成PPO,GF/PC等が挙げられる。
次に、電着塗装被膜を形成した本発明の通紙・搬送部材
の製造方法は、前記の金属部材または非金属部材に電着
塗装前の下地処理を行い、その上に電着塗装により電着
塗装被膜を形成する。
電着塗装に用いられる電着塗料には、電着可能な樹脂中
に、平均粒子径0,1〜3.0μmのセラミック粉体表
面に金属めっきした粉体およびマイカ粉体表面に金属め
っきした粉体を含有するものが用いられる。また、この
電着塗料はアニオン系あるいはカチオン系が適用できる
電着可能な樹脂としては、一般に知られている低温硬化
型樹脂が用いられ、例えばアクリル・メラミン系、アク
リル系、エポキシ系、ウレタン系、アルキッド系樹脂等
が挙げられる。
電着可能な樹脂中に含有されるセラミック粉体表面に金
属めっきした粉体(以下、金属化セラミック粉体と記す
)としては、セラミック粉体の表面に、Ag、 Ni、
 Cu等で金属めっきを施した粉体が用いられる。また
、セラミック粉体表面の金属めっきは、コスト面から見
てニッケル、銅の無電解めっきが適している。
セラミック粉体の粒径は通常平均粒子径0.1〜3.0
μm1好ましくは0.3〜1.5μmの範囲が望ましく
、0.1μm未満てはセラミックへのメツキコストが高
くなり、3.0μmを越えると塗装被膜中での均一分散
性が低下するので好ましくない。また、セラミック粉体
表面に施される金属めっきの厚さは、通常0.05〜0
.9μm1好ましくは0.1〜0.5μmの範囲が好ま
しい。
さらに、マイカ粉体表面に金属めっきした粉体(以下金
属化マイカ粉体と記す)も同様に、マイカ粉体の表面に
、Ag、 Ni、 Cu等て金属めっきした粉体が用い
られるが、コスト面から見てニッケル、銅の無電解めっ
きが適している。
マイカ粉体の大きさは(長径1μm、厚さ0.1μm)
〜(長径10μm1厚さ3μm)、特には(長径2μm
1厚さ0.1μm)〜(長径5μm、厚さ1μm)の範
囲が望ましく、(長径1μm1厚さ0,1μm)より小
さいとマイカ粉体へのメツキコストが高くなり、(長径
10μm1厚さ3μm)よりも大きいと電着塗装被膜中
ての金属化マイカの均一分散性の低下および電着塗装被
膜の耐摩耗性が低下する。またマイカ粉体表面に施され
る金属めっきの厚さは、通常0.05〜0,9μm1好
ましくは0.1〜0.5μmである。ここで述べている
マイカ粉体とは白雲母、黒雲母、絹雲器、ウロコ雲母、
スチルプノメレンなどのめっき可能な鉱物の事である。
セラミック粉体の粒径及びマイカ粉体の長径は、遠心沈
降式粒度分布測定器を用いて測定した値である。この測
定器として実際に用いたものは5ACP−3(島津製作
所製)である。また、超微粒金属粉体は、例えば熱プラ
ズマ蒸発法等を用いて製造されたものが好ましい。
またマイカ粉体は所定厚さの市販品を使用し、長径がさ
らに小さなものが必要な場合には、市販品の湿式粉砕を
実施して使用に供した。
金属化セラミック粉体および金属化マイカ粉体の混合割
合は金属化マイカ粉体100重量部に対して金属化セラ
ミック粉体30〜300重量部の範囲が好ましい。
また、電着塗料中における超微粒金属粉体および金属化
セラミック粉体および金属化マイカ粉体の混合物の含有
量は、電着可能な樹脂100重量部に対して5〜40重
量部、好ましくは5〜20重量部の範囲が望ましく、こ
の範囲内で混合粉体の添加量を適宜コントロールするこ
とにより、電着塗装被膜の導電性を任意の値に制御する
ことができる。
また、混合粉体の含有量が5重量部未満では導電性が低
く、50重量部を越えると母材への塗膜の密着性が低下
するので好ましくない。
なお、金属化セラミック粉体および金属化マイカ粉体の
共析はX線マイクロアナライザーにより確認され、その
含有量は熱重量分析で解析することにより測定すること
ができる。
電着塗料中に金属化セラミック粉体および金属化マイカ
粉体を分散する方法は、ボールミルを用いて24〜35
時間程度の分散で良く、その後、脱塩水を用いて一般に
用いられている電着塗装法と同様の固形分として3〜2
0重量%、好ましくは3〜17重量%になるように希釈
して電着塗装液を調製する。電着塗装に関しては、アニ
オン系あるいはカチオン系が適用できる。
電解条件としては、アニオン系では被塗物を陽極とし、
カチオン系では陰極とし、液温20〜25℃の範囲で、
pH8〜9で、印加電圧50〜200■、電流密度0.
5〜3A/d rri、処理時間3〜6分が望ましい。
次いで、水洗後、水切りをして、100〜140°Cの
オーブンにて20〜180分間硬化し完成する。このと
きの塗膜中の共析量は5〜50重量%で、好ましくは1
0〜40重量%である。尚、共析量は熱重量分析装置で
分析した。
電着塗装被膜の膜厚は、通常5μm以上、好ましくは7
〜15μmであることが望ましく、膜厚を5μm以上に
することにより、任意の導電率を持つ被膜を通紙・搬送
部材に塗着する事が可能であり、耐摩耗性についても塗
膜全体にわたって均一で優秀な物性を得ることができる
本発明においては、前記金属化セラミック粉体および金
属化マイカ微粉体を樹脂中に分散し、電気泳動作用によ
って電着塗装被膜中に共析することにより、塗膜物性が
低温硬化温度(110°C)にもかかわらず、硬化反応
が完壁となり、高温硬化膜と同一またはそれ以上の物性
が得られる。
次に、第2図は、アルミ53Sのテストピース(サイズ
5cmX5cm、t=1.0mm)の片面に、アクリル
樹脂12重量%を含有し、平均粒子径1μmの微小粒径
セラミック粉体(A1203)表面に厚さ0.1μmの
ニッケルめっきした粉体と長径2.5μm1厚さ0.3
μmのマイカ粉体表面に厚さ0.1μmのミツケルめっ
きした金属化マイカ粉体を混合(混合割合1:1)した
混合物を添加した電着塗料を用いて、膜厚20μmの塗
装被膜を形成したときの体積固有抵抗を接触式絶縁抵抗
計にて測定した結果を示すグラフである。測定は測定面
積1cmとなる4点接点式プローブを電着塗装膜に接触
させることにより行った。
また、ABS、CF/ABS、変成PPE、変成PP0
1GF/PCなどのプラスチック中へ、アルミニウムフ
レーク(サイズ1 、0 m m X 1 、4 m 
m 、厚さ25〜30μm)を混入して形成した導電性
プラスチックの体積固有抵抗を測定した結果も示す。こ
のときプラスチック中へのアルミニウム混練物の体積固
有抵抗測定方法は日刊工業新聞社刊行「工業材料」第3
0巻、第10号、54頁に示されている方法を用いた。
アルミニウムフレークをプラスチックに混練した場合、
アルミニウムフレーク充填率の増加とともに体積固有抵
抗の急激な低下が0〜1010Ω・cmの範囲で見られ
るのに対し、電着塗料中へ微小粒径セラミック粉体表面
にニッケルめっきした粉体および金属化マイカ粉体の混
合物を混入したものを添加して形成した電着塗装被膜の
体積固有抵抗の変化は緩やかであり、任意の固有抵抗を
持つ通紙・搬送部材を精度良く作成する事が可能である
しかも、電気泳動によって塗着が行われるため、混線を
行う場合のような添加フィラーの局在化現象も起らず、
通紙・搬送部材の表面全体にわたって均一な塗膜が得ら
れる。
次に、各種のローラ一部材の耐久試験を行った試験結果
を表1に示す。試験を行ったローラ一部材の外径は30
 m mに統一した。
表1において、電着塗膜中に共析させる物質は、各種添
加粉体をそれぞれアクリル樹脂100重量部に対して6
〜11重量部となるように分散したアニオン型電着塗料
を用意し、各ローラ一部材へ膜厚10μmとなるように
電着を行った。このとき液温20〜25℃、硬化温度1
00℃のオーブンにて60分間硬化を行った。
第3図は、耐久試験におけるローラ一部材の耐摩耗性を
評価するために使用した表面性試験器の模式図である。
この試験器により、ローラ一部材の静止摩擦係数を耐久
試験前後で計測し、耐摩耗性の評価を行った。
なお、ローラ一部材耐久試験は、同一種のローラ一部材
2本を用意し、これをコピー機に装着してコピー用普通
紙15万枚の通紙を行った。
耐久試験前後におけるローラ一部材の静止摩擦係数測定
方法としては、第3図において、表面が平滑なるコピー
用紙固定板18下面にコピー用紙(A4サイズ)19を
固定し、それを外径30 m m 、長さ230 m 
mのローラ一部材16に接触させ、その際上部より1〜
2kgの最大負荷を与え、ローラ一部材を角速度ω= 
1.5rad / secにて矢印方向に回転させ、静
止摩擦係数を測定した。
また、ローラ一部材がゴム製の場合には、耐久時におけ
る通紙不良の発生があるか否かによってのみ判断を行っ
た。
この試験結果を表1に示す。
(注) (1)耐久試験枚数は15万枚。
(2)■はAl2O3およびマイカ表面にニッケルめっ
きを行ったものであり、そのめっき膜厚は0.1μmで
ある。
(3)■はAl2O3およびマイカ表面に銅めっきを行
ったものであり、そのめっき膜厚は0.1μmである。
(4)表面性試験器により測定される静止摩擦係数が1
.2以下のものについては搬送不良が発生した。
この表1の結果から、超微粒粉体を共析させた搬送ロー
ラ一部材の耐摩耗性がステンレスにブラスト処理を施し
たローラ一部材と同等もしくはそれより優れた値である
ことが判明した。
また、下地ローラ一部材として、鋼材、アルミ材、AB
S樹脂材のどの場合でも変化がなかった。
また、第4図に示す複写機における転写ガイドに、本発
明の通紙・搬送部材を使用すると、定電圧素子を用いて
部材の抵抗値を制御するのと同様の効里が得られるので
好適である。
以上のことから、本発明の通紙・搬送部材は、電着塗装
により金属化セラミック粉体および金属化マイカ粉体を
共析することによって、粉体の接触面積が大となり密度
が高くなり、巨視的な面でも微視的な面でも表面全体に
わたり均一な塗膜を得る事ができるので、特に高精度な
表面均一性を要求され、しかも同時に耐摩耗性や導電性
を要求される通紙・搬送部材の問題点を解決するもので
あり、しかも特性だけにとどまらずコスト面でも大きく
寄与する。
さらに、通紙・搬送部材をゴムおよびプラスチック中に
導電性フィラーを混練して成型する場合に比べて、本発
明の通紙・搬送部材を用いると導電性フィラーの消費量
が極端に少ないにもかかわらず、より優れた耐摩耗性や
任意の導電率を得る事が可能であり、経済的な効果にも
優れている。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に従ってより具体的に説明するが
、本発明は係る実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 ローラ一部材としてABS樹脂を外径30 m m 、
長さ230 m mに形成したものを用い被塗装物とし
た。
このABS樹脂ローラ一部材をCrO3−H2SO4−
H20系エツチング液で1分間処理し、次いでセンシタ
イザ液として、塩化第一スズ30g/12、塩酸20m
1/1を用いて室内で2分間処理し、次いでパラジウム
により触媒処理した後、無電解ニッケルめっきを0.5
μmの厚さに施し、無水クロム酸0.01g/I!で1
分間処理し供試片とした。
アクリル・メラミン系樹脂(商品名:ハニブライトC−
IL、ハニー化成社製)100重量部に対して平均粒子
径1μmのアルミナ表面に無電解ニッケルめっき0.1
μmを施したちの8重量部と平均長径2.5μm、平均
厚さ0.2μmのマイカ粉体表面に厚さ0.1μmのニ
ッケルめっきした金属化マイカ粉体7重量部をボールミ
ルにて30時間分散させた後、脱塩水にて15重量%に
稀釈し塗液とした。
この塗液を用いて、浴温25℃、pH8〜9の条件で、
被塗装物を陽極とし、対極として0.5tステンレス板
を用いて、印加電圧100〜150vの範囲で3分間型
着した。
電着後に水洗し、97℃±1 ’Cのオーブンにて60
分間硬化し完成した。形成された電着塗装被膜の膜厚は
10〜12μmであり、また塗膜中の共析量は33〜3
8重量%であった。
この形成された電着塗装被膜の耐摩耗性の試験をしたと
ころ、コピー用普通紙15万枚の耐久試験後でも、ロー
ラーの静止摩擦係数は1.3〜1.4という良好な結果
が得られた。なお、耐久試験前の静止摩擦係数は1.7
〜1.8であった。
実施例2 ABS樹脂により形成された転写ガイドに、アクリル・
メラミン系樹脂(商品名:ハニブライトC−IL。
ハニー化成社製)100重量部に対して平均粒子径1μ
mのAI!203に0.1μmのニッケルめっきしたち
の4.0重量部と平均長径2.5μm、平均厚さ0.2
μmのマイカ粉体表面に厚さ0.1μmのニッケルめっ
きした金属化マイカ粉体3重量部を加え、印加電圧10
0〜150Vで、その他の条件は実施例1と同一にして
、電着塗装被膜を形成した。形成された電着塗装被膜の
膜厚は10〜12μmであり、また塗膜中の共析量は2
0〜25重量%てあった。
このようにして形成された電着塗装被膜を有する転写ガ
イドは、体積固有抵抗として10’〜10’(Ω・cm
)の値を持ち、複写機に組み込み、低湿(25%RH)
時の環境にて、複写を1万回繰り返してもトナー付着に
よる紙の汚れは発生せず、また高湿(85%RH)時の
環境においても画像抜けなどの動作不良は発生せず、通
紙部材としての良好な性能が得られた。
この性能は15万枚の普通紙コピーによる耐久試験間に
変化しなかった。
また耐摩耗性の変化を表わす物性値である静止摩擦係数
は耐久試験後に1.3〜1.4と良好な値が得られた。
なお、耐久試験前の静止摩擦係数は1.7〜1.8であ
った。
実施例3 0一ラ一部材として鉛快削鋼SLSUMを外径30 m
 m 1長さ230 m mに加工し被塗装物とした。
このローラ一部材を一般に知られているアルカリ系脱脂
剤で、60℃、5分間脱脂し、次に充分に水洗を行った
後、りん酸鉄化成被膜を3μmの厚さに施し、純水にて
充分に水洗後、水切りおよび乾燥を行い供試片とした。
アクリル・メラミン系樹脂(商品名:ハニブライトC−
■し、ハニー化成社製) 100重量部に対して平均粒
子径1μmのアルミナ表面に無電解ニッケルめっき0.
1μmを施したもの4重量部と平均長径2.5μm1平
均厚さ0,2μmのマイカ粉体表面に厚さ0.1μmの
ニッケルめっきした金属化マイカ粉体3重量部とをボー
ルミルで30時間分散させた後、脱塩水にて15重量%
に稀釈し塗液とした。
この塗液を用いて浴温25℃、pH8〜9の条件で、被
塗装物を陽極とし、対極として0.5tステンレス板を
用いて、印加電圧100〜150Vの範囲で3分間型着
した。
電着後に水洗し、120℃±1℃のオーブンにて50分
間硬化し完成した。形成された電着塗装被膜の膜厚は1
2〜14μmであり、また塗膜中の共析量は21〜26
重量%であった。
この形成された電着塗装被膜の耐摩耗性の試験をしたと
ころ、コピー用普通紙15万枚の耐久試験後でも、ロー
ラーの静止摩擦係数は1.3〜1.4という良好な結果
が得られた。なお、耐久試験前の静止摩擦係数は1.7
〜1.8であった。
実施例4 0一ラ一部材としてアルミ53Sを外径30 m m 
長さ230 m mに加工し被塗装物とした。このアル
ミローラ一部材上に陽極酸化によりアルマイト被膜を3
μmの厚さに施し供試片とした。
アクリル・メラミン系樹脂(商品名二)hニブライトC
−IL、ハニー化成社製) 100重量部に対して平均
粒子径1μmのアルミナ表面に無電解銅めっき0.1μ
mを施したちの9重量部と平均長径1.5μm1平均厚
さ0.2μmのマイカ粉体表面に厚さ0.1tLmのニ
ッケルめっきした金属化マイカ粉体3重量部とを混合し
、ボールミルで30時間分散させた後、脱塩水にて15
重量%に稀釈し塗液とした。
この塗液を用いて浴温25℃、pH8〜9の条件で、被
塗装物を陽極とじ、対極として0.5tステンレス板を
用いて、印加電圧100〜150Vの範囲で3分間電着
した。
電着後に水洗し、120℃±1℃のオーブンにて50分
間硬化し完成した。形成された電着塗装被膜の膜厚は1
0−12μmであり、また塗膜中の共析量は33〜38
重量%であった。
この形成された電着塗装被膜の耐摩耗性の試験をしたと
ころ、コピー用普通紙15万枚の耐久試験後でも、ロー
ラーの静止摩擦係数は1.4〜1.5という良好な結果
が得られた。なお、耐久試験前の静止摩擦係数は1.8
〜1.9であった。
実施例5 被塗物として5pcc−D材(t=0.5mmの鋼板)
にて加工を行った転写ガイドおよび定着入口ガイドを用
いた。また、実施例3と同様の方法にて電着塗装前の前
処理を行った。
アクリル・メラミン系樹脂(商品名:ハニブライトC−
IL、ハニー化成社製)100重量部に対して平均粒子
径1μmのアルミナ表面に無電解ニッケルめっき0.1
μmを施したもの4重量部と平均長径2.5μm1平均
厚さ0.2μmのマイカ粉体表面に厚さ0.2μmのニ
ッケルめっきした金属化マイカ粉体3重量部とを加え、
ボールミルで30時間分散した後、脱塩水にて15重量
%に稀釈し塗液とした。
この塗液を用いて浴温25℃、pH8〜9の条件で、被
塗装物を陽極とし、対極として0.5tステンレス板を
用いて、印加電圧100〜150vの範囲で3分間電着
した。
電着後に水洗し、120℃±1℃のオーブンにて50分
間硬化し完成した。形成された電着塗装被膜の膜厚は1
1〜13μmであり、また塗膜中の共析量は20〜25
重量%であった。
このようにして形成された電着塗装被膜を有する転写ガ
イドおよび定着入口ガイドは、体積固有抵抗として、1
0’〜109(Ω・cm)の値を持ち、複写機に組み込
み、低湿(25%RH)時の環境にて、複写を1万回繰
り返してもトナー付着による紙の汚れは発生せず、また
高湿(85%RH)時の環境においても画像抜けなどの
動作不良は発生せず、通紙部材としての良好な性能が得
られた。
この性能は15万枚の普通紙コピーによる耐久試験間に
変化しなかった。
また、耐摩耗性の変化を表わす物性値である静止摩擦係
数は耐久試験後に1.3〜1.4という良好な結果が得
られた。なお、耐久試験前の静止摩擦係数は1.7〜1
.8であった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通紙・搬送部材
の母材自体の耐摩耗性に左右されることな(、母材上に
金属化マイカ粉体および金属化セラミック粉体とを複合
した電着塗装被膜を形成することにより、均一な表面状
態をもち、耐摩耗性に優れ、しかも任意の体積固有抵抗
に制御することが容易な通紙・搬送部材を提供すること
ができる。
また、本発明の通紙・搬送部材を製造する工程は著しく
簡略化されており、経済効果に大きく寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は、各々本発明の通紙・搬送部材
の構成の一例を示す部分断面図、第2図は平板に電着塗
装被膜を施したものおよびプラスチックにアルミフレー
クを充填したものの体積固有抵抗の測定値を示すグラフ
、第3図は通紙・搬送部材の耐摩耗性を計測するために
用いる表面性試験器の模式図および第4図は複写機にお
ける転写ガイドの使用部位を示す模式図である。 1・・・電着塗装被膜 2・・・金属めっき層 3・・・接触処理層 4・・・非金属部材 5・・・酸化被膜層 6.8・・・金属部材 7・・・化成被膜層 9・・・感光体(ドラム) lO・・・トナー 11・・・転写材(コピー用紙) 12・・・定電圧素子(バリスタ) 13・・・転写帯電機 14・・・転写ガイド 15・・・センサー 16・・・ローラ一部材 17・・・記録計 18・・・コピー用紙固定板 19・・・コピー用紙 罰2い

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に、平均粒子径0.1〜3.0μmのセラ
    ミック粉体表面に金属めっきした粉体および天然マイカ
    粉体表面に金属めっきした粉体を含有する電着塗装被膜
    を形成してなることを特徴とする通紙および搬送部材。
  2. (2)前記基材が金属部材または非金属部材である請求
    項1記載の通紙および搬送部材。
  3. (3)前記電着塗装被膜の膜厚が5μm以上である請求
    項1記載の通紙および搬送部材。
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