JPH0417007Y2 - - Google Patents

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JPH0417007Y2
JPH0417007Y2 JP864588U JP864588U JPH0417007Y2 JP H0417007 Y2 JPH0417007 Y2 JP H0417007Y2 JP 864588 U JP864588 U JP 864588U JP 864588 U JP864588 U JP 864588U JP H0417007 Y2 JPH0417007 Y2 JP H0417007Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案、麺線の製造過程において、中間原材
である麺線を一対の麺掛棒に8の字状に掛け渡す
綾掛装置に関し、特に麺線の巻掛終端処理の改善
を図つたものである。
(従来の技術) 一般に、麺線の綾掛装置においては、麺線の綾
掛が終了した後その終端を麺掛棒に固定して、麺
線が解けるのを防止する必要がある。この終端処
理に関する従来技術として、第6図に示すよう
に、麺線終端を一方の麺掛棒に数回連続して巻付
けるようにするものがある(特願昭61− )。
(考案が解決しようとする課題) 上記のように、麺線終端を麺掛棒に単に巻付け
るだけでは、とくに巻付回数が2〜3回と少ない
場合に麺線が解けやすく、確実な固定を行えなか
つた。そのため、綾掛装置が停止した後、人手に
よつて終端の巻付部を押し潰し麺掛棒に圧着させ
る作業が不可欠であり、生産性を向上する上で不
利があつた。特に、上下多段状に配置した麺掛棒
に同時に綾掛を行うものの場合、各段ごとに前記
補助作業を行わねばならず作業が面倒であつた。
ところで、麺線終端の巻付回数を増加すると、
上記のような補助作業を行う必要もなく確実な固
定を行うことができる。しかし、この場合は、綾
掛以後の工程において、巻付部が綾掛時の麺線の
大きさのままで残るため、乾燥しにくいこと、お
よび、巻付回数が増加する分だけ材料ロスが増え
ること等の不利がある。
この考案は上記の問題点を解消するものであつ
て、綾掛装置において麺線の終端処理を自動的に
行えるようにして、綾掛作業の能率を向上し生産
性を向上することを目的とする。
この考案の他の目的は、麺線の終端処理をより
簡単な構造で確実に行えるものとし、綾掛装置の
製造コストの増加を抑止することにある。
(課題を解決するための手段) この考案は、綾掛の終了した麺掛棒と新規な麺
掛棒とを換装するために、麺掛棒が作業姿勢Bと
換装姿勢との間でチヤツクごと往復駆動される点
に着眼したものであつて、一方の麺掛棒に形成さ
れる麺線終端部が換装姿勢へ移行する間に、その
移行軌跡の近傍に配置した押圧部材で麺線終端部
を圧潰変形して固定できるようにする。
具体的には、第1図に示すように、麺掛棒2に
麺線が綾掛される作業姿勢Cと、麺掛棒2が綾掛
装置1外に突出して新規な麺掛棒2と換装される
換装姿勢Cとの間で、チヤツク3をチヤツク駆動
機構6で往復駆動可能に構成する。そして、作業
姿勢Bから換装姿勢Cに至る麺線終端部Eの移行
軌跡Pの近傍に押圧部材41を配置し、麺線終端
部Eが押圧部材41に接触して通過するものとし
た。
(作用) 上記のように、麺線終端部Eの移行軌跡Pの近
傍に押圧部材41を設け、これに麺線終端部Eが
接触して通過するようその位置を定めておけば、
通過時に麺線終端部Eが押圧部材41で圧潰変形
されて麺掛棒2に圧着される。つまり、人手で行
われていた麺線終端部Eの押し潰し動作と同等の
終端処理を、麺掛棒2の換装動作を利用して自動
的に行うことができ、終端処理に要した人手の省
力化と時間的なロスの解消を実現できる。
さらに、麺掛棒2の換装動作を利用して麺線の
終端処理を行うので、単に麺線終端部Eの移行軌
跡Pの近傍に例えばローラ42等の簡単な押圧部
材41を付加するだけで麺線終端部Eを確実に処
理でき、終端処理作業を自動的に行うために要す
るコスト増を著しく低減できる。
(実施例) 第1図ないし第8図は本考案をそうめん製造用
の綾掛装置に適用した実施例を示す。
第1図および第3図において、綾掛装置1は、
機台1a上に一対の麺掛棒2を片持ち支持するチ
ヤツク3と、太紐状の麺線Aを供給しながら一対
の麺掛棒2間を8の字状に運動する麺線供給部材
4とを左右対向状に配置し、チヤツク3を送り機
構5で麺線供給部材4に対して進退駆動できるよ
うにし、さらに、チヤツク駆動機構6で第7図に
示す作業姿勢Bと、第1図に示す換装姿勢Cとに
旋回駆動できるようにしている。第3図に示すよ
うに、チヤツク3は上下方向4段に配置されてお
り、各段に対応して麺線供給部材4も上下方向に
4個設けられている。
麺線供給部材4は回転ドラム7を介して垂直状
のテーブル8に支持されている。また、テーブル
8は、上下一対の水平軸9および前後一対の垂直
軸10を介して、機台1aに対して上下および前
後動自在に支持されている。前記テーブル8の下
端には受動板11が固定してあり、この受動板1
1をクロスループ機構12で8の字状に駆動する
ことにより、テーブル8を介して4個の麺線供給
部材4を同時に8の字状に駆動できるようにして
いる。
第3図において麺線供給部材4は、麺線Aを送
給案内する管体4aと、その突端に装着されたカ
ツプ4bと、このカツプ4b内に回転自在に支持
されたノズル(図示せず)と、カツプ4bの先端
の切断部材4cなどからなり、ノズルをギヤ14
および軸15を介してモータ16で回転駆動し
て、麺線Aに撚りを与えながら綾掛を行うよう構
成されている。さらに、巻始端および巻終端にお
いて、麺線Aを麺掛棒2に巻付けるために、麺線
供給部材4は、回転ドラム7に同行して一方の麺
掛棒2の回りに回転できるようにしてある。回転
ドラム7はテーブル8に回転自在に支持する。ま
た、第4図のように、各ドラム7の側端にギヤ1
7を固定し、各ギヤ17を中間ギヤ18で連動可
能に連結するとともに、上端のギヤ17を、テー
ブル8に固定したモータ19で駆動ギヤ20を介
して回転駆動することにより、全てのドラム7が
同方向に一斉に回転できるようにしている。これ
により、麺線Aの巻始端では、第5図のように重
ね巻き状の麺線始端部Dを形成し、巻終端におい
ては第6図にような連続巻付状の麺線終端部Eを
形成する。その詳細は後述する。
第1図および第3図において、クロスループ機
構12は駆動部とループ変換部とからなり、一対
の逆方向の回転運動で8の字運動を合成する。駆
動部は、モータ22と、傘歯車式の差動歯車機構
23と、この差動歯車機構23の一対のドライブ
軸24に傘歯車25を介して接続されて互いに逆
向きに回転する駆動軸26とからなる。また、ル
ープ変換部は、前記駆動軸26に固定されて互い
に逆向きに回転するアーム27,28と、これら
両アーム27,28同士を連結するクロスアーム
29と、このクロスアーム29の中央に軸支され
て受動板11に8の字運動を伝える駆動ローラ3
0とからなる。このクロスループ機構12の動作
原理は、第4図のように、各アーム27,28が
互いに逆向きに回転するとき、両アーム27,2
8を連結するクロスアーム29が、右上り傾斜姿
勢と左上り傾斜姿勢との間で傾斜姿勢を連続的に
変化しながら左右に循環往復することを利用した
ものであり、クロスアーム29の動作をアーム中
央の駆動ローラ30で取り出すようにしたもので
ある。ところで、前記両アーム27,28はそれ
ぞれ常に不等速円運動を行うが、この回転速度差
を吸収するために差動歯車機構23が設けられて
いる。
第3図において、各チヤツク3はチヤツク台3
2に支持され、さらにチヤツク台32はチヤツク
駆動機構6を介して送り機構5に進退駆動可能に
支持されている。送り機構5は、機台1aに固定
された前後一対の案内軸33と、この案内軸33
に摺動自在に支持される送り台34と、案内軸3
3間に平行に設けられた送りねじ軸35などから
なり、送りねじ軸35を図外の駆動機構で回転駆
動することにより、送り台34を第7図に実線で
示す初期状態と、同図に想像線で示す作業状態と
の間で進退移動させる。
上記の初期状態において、モータ19を起動し
て各回転ドラム7を回転駆動し、麺線供給部材4
を麺掛棒2の回りで回転させると麺線始端部Dが
形成される。このとき、送りねじ軸35を正逆双
方向に駆動して送り台34を前進させ、次いで後
退させると、第5図のように、麺線Aは巻付始端
37の外面に次回巻付線が重なる状態で巻付けら
れる。つまり、麺線始端部Dにおいては、麺線A
の巻付位置の違いを利用して、巻付始端37を自
動的に押潰して確実に固定することができる。こ
の状態から第7図に点線矢印で示すように、送り
台34を徐々に後退させながら、一対の麺掛棒2
間で麺線供給部材4を8の字状に移行させて麺線
Aを供給することにより、麺掛棒2の長手方向に
麺線Aを連続して8の字状に掛渡す。第8図に、
麺掛棒2に対する麺線供給部材4の周回運動と、
8の字運動との相互の位置関係を、それぞれ一点
鎖線と実線とで示している。
綾掛けが終了した後、再び麺線供給部材4を一
方の麺掛棒2の回りに2〜3回転させて、第6図
に示すような麺線終端部Eを形成し、カツプ4b
の先端に設けた切断部材4cで麺線Aを切断す
る。この後、チヤツク駆動機構6を作動させてチ
ヤツク台32を時計回転方向に旋回させ、チヤツ
ク3および麺掛棒2を、作業姿勢Bから換装姿勢
Cへと旋回移動させる。第3図に示すように、チ
ヤツク駆動機構6は、送り台34上に固定される
ロータリシリンダ38と、その上面に突出する旋
回軸39に固定される旋回腕40とからなり、旋
回腕40でチヤツク台32を支持する。チヤツク
3および麺掛棒2は旋回軸39を中心にして水平
に90度揺動して姿勢が切換わる。
麺線終端部Eにおいて麺線Aが解けるのを防止
し確実にな固定を行うために、作業姿勢Bから換
装姿勢Cに至る麺線終端部Eの移行軌跡Pの近傍
に押圧部材41を設けている。この押圧部材41
は前記移行軌跡Pを上下に挾む一対のローラ4
2,42からなり、上下の各麺掛棒2に対応して
上下方向4段に配置され、それぞれのローラ4
2,42がブラケツト43に軸44を介して遊転
自在に支持されている。ブラケツト43は機台1
aに固定する。第2図において、一対のローラ4
2,42の隣接間隔は、麺掛棒2の直径値より大
きく、麺掛棒2に巻かれた麺線Aの外直径より小
さく設定する。これにより、麺線終端部Eが両ロ
ーラ42,42間を通過するとき、麺線Aの上下
面がほぼ平行に押潰されて麺掛棒2に圧着され、
麺線終端部Eの固定が行われる。
換装姿勢Cでは、綾掛された麺掛棒2がチヤツ
ク3から取外されて次工程へ送られ、新たな麺掛
棒2をチヤツク3に装填する。そして、チヤツク
3および麺掛棒2をロータリシリンダ38で旋回
操作して作業姿勢Bに戻し、さらに送りねじ軸3
5を駆動して送り台34を初期状態へ復帰させ、
再び綾掛を行う。
(変形例) 押圧部材41は一対の遊転するローラ42,4
2で構成する以外に、麺線終端部Eの移行軌跡P
の上下いずれか一方に設けられた一個の遊転ロー
ラで形成すること、ローラ42に代えて上下に対
向するそり状の押圧板で形成すること、揺動可能
に支持され、しかも押潰姿勢にばね付勢されたロ
ーラで構成することなどの変形態様によつて実施
することもできる。また、ローラ42は歯車状に
凹凸が連続する周面形状にして、麺線の固定強度
を向上することもできる。
押圧部材41は麺線終端部Eの移行軌跡Pの範
囲内であればどこに設けてあつてもよい。例え
ば、本出願人は麺掛棒2の換装、および綾掛され
た麺掛棒2の次工程への送り出しを自動的に行う
ための装置を既に出願しているが、この装置を用
いる場合は新規麺掛棒をチヤツク3に自動装填す
るホツパに押圧部材41を付設し、麺線終端部E
の移行ストローク終端付近においてその固定を行
うようにすることもできる。
麺線供給部材4を8の字状に駆動するクロスル
ープ機構12、及び麺掛棒2を中心にして周回駆
動する機構は、例えば先行技術として引用した特
願昭− と同一の機構であつてもよく、実施
例の機構には限定しない。
チヤツク駆動機構6はチヤツク3および麺掛棒
2を旋回移動して姿勢切換を行う以外に、平行移
動して姿勢切換を行うよう構成してあつてもよ
く、また、移行軌跡Pは必ずしも水平である必要
はない。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、麺線Aを
一方の麺掛棒2に数回巻付けて形成された麺線終
端部Eが、その移行軌跡Pの近傍に設けた押圧部
材41に接触して通過するようにし、通過時に麺
線終端部Eが圧潰変形されて麺掛棒2に圧着固定
されるようにしたので、麺線Aの終端処理を、麺
掛棒2の換装姿勢Cへの移行動作を利用して自動
的に行うことができる。これにより、従来装置に
おいて不可欠であつた人手による麺線Aの終端処
理を排除して、省力化を実現できるとともに、時
間的なロスを一掃することができ、全体ととして
綾掛装置の作業能率を向上し生産性を向上できる
こととなつた。
また、麺線終端部Eを固定処理するについて、
麺掛棒2が換装位置へ移行するときの動作を利用
するようにしたので、麺線終端部Eの移行軌跡P
の近傍に押圧部材41を付加的に設置することで
終端処理を行うことができ、終端処理作業を自動
的に行うために要するコストを低減し、綾掛装置
の製造コストの増加を極く少ないものに抑止でき
るものとなつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
綾掛装置の平面図、第2図は押圧部材の縦断面
図、第3図は綾掛装置要部の縦断正面図、第4図
は麺線供給部材の駆動装置を示す側面図、第5図
は麺線始端部の平面図、第6図は麺線終端部の平
面図、第7図はチヤツクが作業姿勢にある状態の
綾掛装置の平面図、第8図は麺線供給部材の軌跡
説明図である。 1……綾掛装置、2……麺掛棒、3……チヤツ
ク、4……麺線供給部材、6……チヤツク駆動機
構、A……麺線、B……作業姿勢、C……換装姿
勢、E……麺線終端部、P……麺線終端部の移行
軌跡、41……押圧部材、42……ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) チヤツク3に片持支持された一対の麺掛棒2
    に麺線Aを8の字状に掛け渡し、その終端にお
    いて麺線Aを一方の麺掛棒2に数回巻付けて麺
    線終端部Eを形成するよう構成された綾掛装置
    であつて、 前記麺掛棒2に麺線Aが綾掛される作業姿勢
    Bと、麺掛棒2が綾掛装置1外に突出して新規
    な麺掛棒2と換装される換装姿勢Cとの間で、
    前記チヤツク3をチヤツク駆動機構6で往復駆
    動可能に構成し、 前記作業姿勢Bから換装姿勢Cに至る麺線終
    端部Eの移行軌跡Pの近傍に、麺線終端部Eを
    圧潰変形して麺掛棒2に圧着させる押圧部材4
    1が設けられていることを特徴とする麺線の綾
    掛装置。 (2) 押圧部材41が移行軌跡Pを挾んで上下に配
    設された一対の遊転自在なローラ42,42か
    らなる請求項1記載の麺線の綾掛装置。
JP864588U 1988-01-25 1988-01-25 Expired JPH0417007Y2 (ja)

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JP864588U JPH0417007Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JP864588U JPH0417007Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01112678U JPH01112678U (ja) 1989-07-28
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JPH01112678U (ja) 1989-07-28

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