JPH04172759A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JPH04172759A JPH04172759A JP2299922A JP29992290A JPH04172759A JP H04172759 A JPH04172759 A JP H04172759A JP 2299922 A JP2299922 A JP 2299922A JP 29992290 A JP29992290 A JP 29992290A JP H04172759 A JPH04172759 A JP H04172759A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は画像読取装置に係り、特に入射した光の情報を
蓄積する手段を有する画像読取装置に関する。 本発明はファクシミリ等の画像読取部に適用される。 [従来の技術] 近年、ファクシミリ、イメージリーダー等の小型化、高
性能化の為に、等倍光学系をもつ長尺密着型画像読取装
置の開発が行われている。従来、この種の画像読取装置
は一列アレイ状に配置された各光電変換素子に対して、
各スイッチ素子等で構成された信号処理用のIC(集積
回路)を接続して構成している。 しかしながら、その光電変換素子の個数はファクシミリ
G3の規格に準するとA4サイズで1728個も必要と
なり、多数の信号処理用のICが必要となる、このため
実装工数も増え、製造コスト及び信頼性で満足なものは
得られていない。 一方、信号処理のICの個数を減らし、且つ実装工数を
減らす構成としては、従来からマ]〜リクス接続による
構成が採用されている。 また、スイッチング用素子として、薄膜トランジスタを
採用し、光電変換部、薄膜トランジスタ部、マトリクス
配線部等からなる一体的な構成をとることにより、信号
処理のICの機能を低減し高速読取の可能な画像読取装
置を安価に提供する試みもなされている。更に製造コス
トを減らし、信頼性の高い画像読取装置を提供する為に
、光電変換部の光電変換層、及び、薄膜トランジスタ部
の半導体層を同一材料の非晶質シリコンで形成し、光電
変換部、薄膜トランジスタ部、マトリクス配線部等を同
一基板上に同一製造工程を用いて、一体的に形成する方
法が開発されている。 このような画像読取装置の従来例を第8図〜第12図を
用いて説明する(特開昭61−26364号公報参!l
11)。 第8図は従来の画像読取装置の回路図である。 但しここでは9個の光電変換素子を有する光電変換素子
アレイの場合を一例として、取り上げる。 第10図は、長尺方向に複数個の画素のある光電変換部
、コンデンサ部、薄膜トランジスタ部、マトリクス配線
部の組のうち、1画素分を示す平面図である。 第11図は従来の画像読取装置の1画素の断面図である
。なお第11図は、理解しやすくするために模式的に描
かれており、マトリクス配線部の位置は必ずしも第1O
図とは一致していない。 第10図において光電変換部1は、基体側からの光に対
する遮光膜を兼ねた下部電極8を有する5基体側から照
射された光は採光用窓7を通して、図面に対して垂直な
上方に位置する原稿面(不図示)で反射し、その反射光
が光電変換部1に入射する。ここで発生したキャリアに
よる光電流は、蓄積用コンデンサ部2に流れ込み蓄積さ
れる。蓄積された電荷は転送用薄膜トランジスタ部3に
より、信号線用マトリクス配線部5へ転送され、信号処
理部(不図示)により電圧として読み取られる。 第11図において、各部の層構成を藺草に説明する。 図中1aは光電変換部、2aは蓄積用コンデンサ部、3
aは薄膜トランジスタ部、5aはマトリクス配線部であ
り、これらは第1の導電層11−1゜11−2.11−
3.11−5、非晶質窒化シリコン層(以下、SiN層
という)12、非晶質シリコン層(以下、半導体層とい
う)13、オーミックスコンタクト用n゛非晶質シリコ
ン層14、第2の導電層15−1.15−2.15−4
.15−5からなる全5層の共通層の構成を有している
。 このような層構成を有する光電変換素子部1aは、薄膜
トランジスタ(以下、TPTという)構造であり、第1
の導電層1l−1(以下、ゲート電極という)と第2の
導電層15−If以下、ドレイン電極という)及び15
−2f以下、ソース電極という)に加えられる電圧によ
り、トレイン電流の変化する現象が起こるため、その特
性について以下において説明する。ただし、本明細書に
おいては、蓄積される信号電荷が電子の場合(n型)に
ついて述べているが、信号電荷が正孔の場合(p型)に
おいても同様の考え方を用いることができる。 第12図は、第11図のTFT型の光電変換素子からな
る光電変換部1aにおける。ソース電極を基準とするゲ
ート電極の電位(以下、Vgという)に対する暗状態で
のドレイン電流(以下、Idともいう)値を示しており
、同図における縦軸の左側のスケールでは、トレイン電
流そのものを表しく以下、Vg−1d特性という)、右
側のスケールではドレイン電流の1/2乗値を表しく以
下、vg(dl/”特性という)でいる。 又、このときのソース電極に対するトレイン電極の電位
差(以下、Idという)は、約10Vである。 第12図のVg、71d特性に示すように、 TFT型
の光電変換素子ではVgを負にすると、半導体層13に
空乏領域が拡がりきるために小さいドレイン電流値で一
定になる(23の領域・以下、空乏状態という)、又、
Vgを正の方向に増加させると、半導体層に電荷が注入
され空乏領域が狭くなりドレイン電流値がしだいに増加
しく22の領域)、空乏領域が無くなるとドレイン電流
値は大きな値で一定となる(21の領域 以下、蓄積状
態という)。 第12図の24の実線で示すVg Jdl/2特性にお
いて、空乏状態から蓄積状態へ変化していく部分(22
)の、急激にドレイン電流が流れはじめるVgの値を閾
値電圧(以下、■THという)とする。 本従来例のTFT型光電変換素子においては、第9図か
られかるようにゲート電極とソース電極を接続し、ドレ
イン電流の安定化を行っている(特開昭63−1616
83号公報参照)ために、第11図のVg−I d特性
において、常にVg=OVで使用している。 しかしながら、一般に、絶対値として比較的高いVg及
びIdにより、TPTを蓄積状態で使用すると、比較的
短時間でV7HがVgの正方向に、またTPTを空乏状
態で使用すると、比較的短時間でvT、IがVgの負の
方向に変化することが確認される(金子他、85.10
信学研資料ED85−79参町)。 実際に絶縁体層のSiN層が03μ慣、半導体層が0.
5μ麹程度とし、Idを約]、OVに設定したときの初
期の特性が、第11図において25の実線で示されてい
る。このような構成において、高温(環境温度的60℃
)で約300時間経過すると、■ア□の変化はVgの負
の方向に約0.2vとなり、このときのVg−Id特性
は、同図における26の点線部の特性である。依って、
このときの約0.2VのV’rnの変化量(以下、ΔV
Tllともいう)にともない、ドレイン電流は約0.
5桁はど増加することがわかる。 次に、従来の画像読取装置の駆動方法について、回路図
及びタイミングチャートを用いて説明する。 第7図において、光電変換素子S1〜S9は、3個で1
ブロツクを構成し、3ブロツクで光電変換素子アレイを
構成している。光電変換素子Sl〜S9に各々対応して
いる蓄積用コンデンサ01〜C9、スイッチングトラン
ジスタT1〜T9も同様である。 また光電変換素子S1〜S9の各ブロック内で同一順番
を有する個別電極は、各々スイッチングトランジスタT
1〜T9を介して、共通線102〜104の一つに接続
されている6詳細にいえば、各ブロックの第1のスイッ
チングトランジスタT1.T4.T7が共通!fi11
02に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
2.T5゜T8が共通1!103に、そして各ブロック
の第3のスイッチングトランジスタT3.T6.T9が
共通線104に、それぞれ接続されている。共通、11
102〜104は、各々スイッチングトランジスタTI
O〜TI2を介して、アンプ105に接続されている6 また共通線102〜104は、それぞれ共通コンデンサ
CIO〜CI2を介して接地され、且つスイッチングト
ランジスタCTI〜CT3を介して電源301と接続さ
れている。 共通コンデンサCIO〜CI2の容量値は蓄積用コンデ
ンサ01〜C9のそれよりも十分大きくとっておく。ス
イッチングトランジスタCTI〜CT3の各ゲート電極
は共通に接続され、端子108に接続されている。そし
て、端子108の電位がスイッチングトランジスタCT
I〜CT3を同時にオン状態とする高い電位(以下、ハ
イレベルという)にされることで、共通11i11.0
2〜104の残留電荷が電源301の電位まで放電され
ることになる。 次にこのような構成を有する本従来例の動作を、第9図
に示すスイッチングトランジスタCTI〜CT3及びT
1〜T 1.2のタイミングチャートを用いて説明する
。ただし第9図のfal〜(g)では、各スイッチング
トランジスタがオン状態となるタイミングを示しでいる
が、むろんこのタイミングはシフトレジスタ106.1
07および108の端子から出力されるハイレベルのり
イミングでもある。 まず光電変換素子S1〜S9に光が入射すると、その強
度に応じて電源101から共頑線403を介して、蓄積
用コンデンサ01〜C9に電荷が蓄積される。そして、
まずシフトレジスタ106の第1の並列端子からハイレ
ベルが出力され、スイッチングトランジスタT1〜T3
がオン状態になる[第9図(a)]。 スイッチングトランジスタT1〜T3がオン状態となる
ことで、蓄積用コンデンサCl−C5に蓄積されていた
電荷が、それぞれ共通コンデン勺CIO〜CI2へ転送
される。これによって、蓄積用コンデンサ01〜C3の
電荷蓄積電極の電位が、電源301の電位にほぼ完全に
リセットされる6 続いて、シフトレジスタ107から出力されるハイレベ
ルがシフトして、スイッチングトランジスタTIO〜T
I2が順次オン状態となる[第9図[dl〜(f)]。 これによって、共通コンデンサCIO〜C12に転送さ
れ蓄積された第1ブロツクの光信号がアンプ105を通
って順次読み出される[第8図(k)]。第1ブロック
の信号か読み出されると、端子108にハイレベルが印
加され、スイッチングトランジスタCTI〜CT3は同
時にオン状態となる[第9図fgl ]。これによって
、共通コンデンサCIO〜CI2の電位が電源301の
電位にリセットされる。共通コンデンサCIO〜C12
の電位が完全にリセットされた時点で、シフトレジスタ
106がシフトし、第2の並列端子からハイレベルが出
力される。これによってスイッチングトランジスタ14
〜T6がオン状態になり[第9図fb) ] 、第2プ
ロ・ンクのコンデンサ04〜C6に蓄積されている電荷
が共通コンデンサCIO〜CI2へ転送される。これに
よって蓄積用コンデンサ04〜C6の電位が電源301
の電位にほぼ完全にリセットされる。そして第1ブロツ
クの場合と同様に、シフトレジスタ107のシフトによ
り、スイッチングトランジスタT 1.0〜T12が順
次オン状態となり、共通コンデンサCIO〜CI2に蓄
積されている第2′ブロツクの光信号が順次読み出され
る[第9図(d)〜げ)]。 第3ブロツクの場合も同様に、電荷転送動作[第9図(
C)]と光信号の読み出し動作が行われる[第9図fd
)〜(f)]。 このように、第1ブロツクから第3ブロツクまでの一連
の動作により、原稿の主走査方向における1512分の
信号を読み取ることが終了し、その読み取られた信号は
原稿の反射率の大小によりアナログ的に出力される[第
9図(k) ] 、また、主走査方向の1ライン当りの
走査時間は、駆動時間(非有効信号読み出し駆動時間ま
たは有効信号読み出し駆動時間)と非駆動時間の和によ
って決定される[第9図(n)]。 副走査方向の走査時間は、読み出された信号を何ライン
毎に有効な信号にするかということにより決定され、第
9図に示した従来例においでは、2ライン毎に1ライン
分の信号を有効な信号とすることに設定しているために
[第9図t1+ ] 、副走査方向の走査時間は、駆動
時間と非駆動時間の和の2倍となる[第9図(n)]。 そして以下同様に、上記動作が2ライン毎に繰り返され
る。 本従来例においては第11図で説明したように、
光電変換部、蓄積用コンデンサ部、薄膜トランジスタ部
、及びマトリクス配線部が、第1の導電層、SiN層、
半導体層、オーミックコンタクト用n゛非晶質シリコン
層、及び第2の導電層からなる全5層の共通層の構成を
有しているが、必ずしもすべての素子部が同一な層構成
である必要はなく、少なくとも各素子が各々の素子とし
ての機能を備える層構成であれば十分である。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなTFT型の光電変換素子を常
に空乏状態で用いる画像読取装置においては、以下のよ
うな問題点があった。 従来の画像読取装置において、TFT型光電変換素子の
ドレイン電極電位に対するゲート電極の電位c以下、V
gという)は、常にマイナス10V程度で使用され、光
電変換素子における半導体層が空乏状態であるために、
TPT型の光電変換素子の閾値電圧(以下、V THと
いう)がVgの負の方向へ比較的短時間で変化する。そ
のために光電変換素子からの出力信号がしだいに大きく
なり、特に暗状態での出力信号の信頼性が悪くなり、S
/Nが大幅に小さくなる。 本発明の目的は、上述した画像読取装置におけるT F
T型の光電変換素子の半導体層を、蓄積状態と空乏状
態で交互に使用することによりvTHの変化量を小さく
し、光電変換素子の信号出力手段における信頼性を高め
画像読取装置としての性能を向上させ、同時に画像読取
装置としての信頼性の歩留りを向上させることにより、
高性能で且つコストの低い画像読取装置を提供すること
にある。 [課題を解決するための手段] 本発明の画像読取装置は、少な(とも複数の光電変換素
子と、該複数の光電変換素子の各々に対応して設けられ
、前記光電変換素子の各出力信号を蓄積する蓄積手段と
、該蓄積手段に蓄積された信号を順次取り出すスイッチ
手段とを有する画像読取装置において、前記光電変換素
子がTPTで構成され、該光電変換素子を電荷蓄積状態
と電荷空乏状態の二つの状態で交互に用いることを特徴
とする。 [作用] 本発明の画像読取装置は、少なくとも複数の充電変換素
子と、該複数の光電変換素子の各々に対応して設けられ
、前記光電変換素子の各出力信号を蓄積する蓄積手段と
、該蓄積手段に蓄積された信号を順次取り出すスイッチ
手段とを有する画像読取装置において、前記光電変換素
子としてTPTを用い、該TFT型光電変換素子は電荷
蓄積状態と電荷空乏状態の二つの状態で、各々ドレイン
電極とゲート電極に加えられる電圧及びその電圧が加え
られる時間により、閾(i!!電圧の変化する方向及び
その変化量が依存するために、電荷蓄積状態と電荷空乏
状態の二つの状態で、各々ドレイン電極とゲート電極に
加えられる電圧及びその電圧が加えられる時間を最適化
し、その二つの状態を交互に用いることにより、該TP
T型光電変換素子における閾値電圧の変化量を小さくす
ることを可能とし、光電変換素子の信号出力手段におけ
る信頼性を高め画像読取装置としての性能を向上させ、
同時に画像読取装置としての信頼性の歩留りを向上させ
ることにより、高性能で且つコストの低い画像読取装置
を提供することにある。 [実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。 第1図は、本発明による画像読取装置の第1の実施例の
回路図である。第1図において、蓄積用コンデンサ01
〜C9、スイッチングトランジスタTl−Tl2、CT
I〜CT3、共通コンデンサ010〜Cl2Jよびシフ
トレジスタ106゜107の構成ならびに動作は、第8
図に示した従来のものと同じであるので、対応する部分
は同一の符号で示し、その説明を省略する。またこの実
施例の画像読取装置において、その1画素分の平面およ
び断面は、それぞれ第10図および第11図に示したも
のと同じであるので重複を避けるためにこれを省略する
。 第1図において、TFT型光電変換素子S1〜S9のド
レイン電極は共通に接続され、共通線407を介して、
電位切換手段408に接続されている。この電位切換手
段408は、あらかじめ設定された2つの電位(以下「
ハイレベル」および「ローレベル」という)を所定のタ
イミングで出力端に出力する機能を有し、この出力が共
通線407を介して光電変換素子S1〜S9のドレイン
電極に印加されるようになっている。 次にこのような構成を有する本実施例の動作を、第2図
のタイミングチャートを用いて説明する。ただしスイッ
チングトランジスタT1〜TI2及びCT1〜CT3の
動作[第2図fal 〜(g)]については、第9図に
示される従来例と同様であるから、その説明については
簡単に行う。 ここで、共通線403の電位はv403と表し、電位切
換手段408から印加されるハイレベルにより、TFT
型光電変換素子S1〜S9は空乏状態になり、また電位
切換手段408から印加されるローレベルにより、TF
T型光電変換素子S1〜S9!f蓄積状態になるように
電位切換手段408の出力電位レベルは設定されている
[第2図(++) ] 。 まず光電交換素子5l−39に光が入射すると、その強
度に応じて電位切換手段408から蓄積用コンデンサ0
1〜C9に電荷が蓄積される。 そしてこのときが、最終的に有効となる信号を蓄積する
期間(以下、有効信号蓄積期間という)である場合[第
2図(厘)]は、電位切換手段408からハイレベルが
印加され、TPT型光電変換素子S1〜S9を空乏状態
にする[第2図(hl ]。 また、最終的に有効とならない信号を蓄積する期間(以
下、非有効信号蓄積期間という)である場合[第2図f
ml ]は、電位切換手段408からローレベルが印加
され、TFT型光電変換素子S1〜S9を蓄積状態にす
る[第2図(h)]。このときドレイン電極の電位はソ
ース電極の電位よりも低いために、ソース電極の電位は
短時間で電位切換手段408から印加されるローレベル
に近づいていく。 蓄積用コンデンサに蓄積された電荷は、第9図に示され
る従来例と同様に、第1ブロツクにおいては、スイ・ン
チングトランジスタTl−73により共通コンデンサC
IO〜CI2へ転送され、スイッチングトランジスタT
l0−TI2が順次オン状態になることにより、共通コ
ンデンサCIO〜CI2に転送され蓄積された第1プロ
・ンクの光信号がアンプ105を通って順次読み出され
る[第2図(dl〜ff1.fkl ] 、そして、こ
の読み出された信号が有効信号蓄積期間に蓄積された電
荷による信号であれば、有効な信号として用いられ[第
2図+11 ] 、非非有効信号蓄積間も使用されて蓄
積された電荷による信号であれば、非有効な信号として
扱われる[第2図(1)]。 第2ブロック、第3ブロツクについても同様に上記動作
が繰り返される。 このようにTPT型光電変換素子において蓄積状態と空
乏状態を、適当な時間比及び適当な電圧値に設定するこ
とにより、ΔV THをある程度抑えることが可能とな
ることを以下に説明する。 第3図において、TFT型光電変換素子の動作時間とΔ
V THの関係を示す。図中の30の線が、本実施例の
TFT型光電変換素子におけるΔvTHの動作時間に対
する変化を示すものであり、実際に空乏状態である時間
(有効信号蓄積時間)と蓄積状態である時間(非有効信
号蓄積時間)の比を10=1に設定し、空乏状態のId
を約10V、蓄積状態のIdを約−8vとしたときのΔ
V rHは、高温での約300時間の動作において、約
OVになることが確認できる。 また、同図中の32の線は、TPT型光電変換素子を常
に空乏状態で使用したときの特性を示しており、高温で
の約300時間の動作においてΔV TNは約−0,2
Vであり、そのときのIdは約10V一定である。 また、同図中の31の線は、あとで述べる第2の実施例
における特性である。 このように本実施例においては、画像読取装置における
TFT型光電変換素子が、蓄積状態と空乏状態で、各々
ドレイン電極とゲート電極に加えられる電圧及びその電
圧が加えられる時間により、閾値電圧の変化する方向及
びその変化量が依存するために、その二つの状態で、各
々ドレイン電極とゲート電極に加えられる電圧及びその
電圧が加えられる時間を最適化し、その二つの状態を交
互に用いることにより、TFT型光電変換素子における
閾値電圧の変化量を小さくすることを可能とし、光電変
換素子の信号出力手段にお番プる信頼性を高め画像読取
装置としての性能を向上させ、同時に画像読取装置とし
ての信M性の歩留りを向上させることにより、高性能で
且つコストの低い画像読取装置を提供することができる
。 なお、本実施例においては、蓄積用コンデンサC1−C
9に蓄積された電荷をスイッチングトランジスタT1〜
T9をオンすることにより、共通コンデンサCIO〜C
12へ電荷を転送することにより電荷を放電させている
が、より完全に電荷を放電させるために、蓄積用コンデ
ンサ01〜C9に並列に1つずつスイッチングトランジ
スタを設け、蓄積用コンデンサ01〜C9から共通コン
デンサCIO〜CI2へ電荷を転送した後に、シフトレ
ジスタでそのスイッチングトランジスタをブロック毎に
順次駆動する方法も試みられており(特開昭61−26
363号および61−26365号公報参!]i@)、
そのような構成においても本実施例は不具合が生じるこ
となく容易に行うことが可能である。 また、本実施例では9個の光電変換素子を3つのブロッ
クに分けて説明したが、これに限定されるものではなく
、必要とする個数の光電変換素子を必要とする数のブロ
ックに分けて構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 また、本実施例ではTFT型光電変換素子において、ゲ
ート電極とソース電極を接続し、ドレイン電流の安定化
を行っているがこれに限定されるものではなく、ゲート
電極を独立に構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 [他の実施例J 次に、本発明の他の実施例について図面を用いて説明す
る。 第4図は本発明による画像読取装置の第2の実施例の回
路図である。ただし本実施例では、蓄積用コンデンサ0
1〜C9、スイッチングトランジスタT1〜TI2、C
TI〜CT3、共通コンデンサC]、0−CI2及びシ
フトレジスタ106゜107等の構成は、第1図に示さ
れる第1実施例と同様であるから、その説明は省略する
。また、1画素分の断面図についても第11図に示した
従来例及び第1実施例と同一の構成となる。本実施例に
おける1画素分を示す平面図は第10図と同じである。 第4図において、TFT型光電変換素子S1〜S9のド
レイン電極はブロック別に共通接続され、それぞれ共通
線404〜406を介して、電位切換手段としてのシフ
トレジスタ407の並列出力端に接続されている。その
他の各素子の回路構成については、第1図に示される第
1実施例と同様である。次にこのような構成を有する本
実施例の動作を、第5図のタイミングチャートを用いて
説明する。ただしスイッチングトランジスタT】〜T1
2及びCTI〜CT3の動作[第5図ial〜(g)]
については、第2図に示される第1実施例と同様である
から、その説明については簡単に行う。 ここで、ブロック毎の共通[404〜406の電位はV
404〜V406と表し、シフトレジスタ407から出
力されるハイレベルにより、TFT型光電変換素子5l
−59はブロック毎に空乏状態になり、またシフトレジ
スタ407から出力されるローレベルにより、TFT型
変換素子5l−59はブロック毎に蓄積状態になるよう
にシフトレジスタ407の出力電位レベルは設定されて
いる[第5図1hl〜fj)]。 まず光電変換素子5L−59に光が入射すると、その強
度に応じてシフトレジスタ407から蓄積用コンデンサ
61〜C9に電荷が蓄積される。そしてこの電荷が蓄積
される期間が、第1ブロツク〜第3ブロツクにおいて、
最終的に有効となる信号を蓄積する期間(以下、第1ブ
ロツク〜第3ブロツク有効信号蓄積期間という)である
場合は[第5図(a)〜fcl ] 、シフトレジスタ
407の並列出力端子から対応するブロックにハイレベ
ルが出力され、対応するブロックのTFT型光電変換素
子を空乏状態にする[第5図1hl〜fj) ] 、ま
た、第1ブロック〜第3ブロックにおいて、最終的に有
効とならない信号を蓄積する期間(以下、第1ブロツク
〜第3ブロツク非有効信号蓄積期間という)であるなら
ば[第5図fal〜tel ] 、シフトレジスタ40
7の並列出力端子からは、対応するブロックにローレベ
ルが出力され、対応するブロックのTFT型光電変換素
子を蓄積状態にする[第5図1hl〜f、il ] 。 蓄積用コンデンサに蓄積された電荷は、第2図に示され
る第1実施例と同様に、第1ブロツクにおいては、スイ
ッチングトランジスタT1〜T3により共通コンデンサ
CIO〜CI2へ転送され、スイッチングトランジスタ
TIO〜TI2が順次オン状態になることにより、共通
コンデンサCl0−C12に転送され蓄積された第1ブ
ロツクの光信号がアンプ105を通って順次読み出され
る[第5図idl〜ff)、fk+ ] 。 そして、この読み出された信号が各ブロックの有効信号
蓄積期間に蓄積された電荷による信号であれば、有効な
信号として用いられ
蓄積する手段を有する画像読取装置に関する。 本発明はファクシミリ等の画像読取部に適用される。 [従来の技術] 近年、ファクシミリ、イメージリーダー等の小型化、高
性能化の為に、等倍光学系をもつ長尺密着型画像読取装
置の開発が行われている。従来、この種の画像読取装置
は一列アレイ状に配置された各光電変換素子に対して、
各スイッチ素子等で構成された信号処理用のIC(集積
回路)を接続して構成している。 しかしながら、その光電変換素子の個数はファクシミリ
G3の規格に準するとA4サイズで1728個も必要と
なり、多数の信号処理用のICが必要となる、このため
実装工数も増え、製造コスト及び信頼性で満足なものは
得られていない。 一方、信号処理のICの個数を減らし、且つ実装工数を
減らす構成としては、従来からマ]〜リクス接続による
構成が採用されている。 また、スイッチング用素子として、薄膜トランジスタを
採用し、光電変換部、薄膜トランジスタ部、マトリクス
配線部等からなる一体的な構成をとることにより、信号
処理のICの機能を低減し高速読取の可能な画像読取装
置を安価に提供する試みもなされている。更に製造コス
トを減らし、信頼性の高い画像読取装置を提供する為に
、光電変換部の光電変換層、及び、薄膜トランジスタ部
の半導体層を同一材料の非晶質シリコンで形成し、光電
変換部、薄膜トランジスタ部、マトリクス配線部等を同
一基板上に同一製造工程を用いて、一体的に形成する方
法が開発されている。 このような画像読取装置の従来例を第8図〜第12図を
用いて説明する(特開昭61−26364号公報参!l
11)。 第8図は従来の画像読取装置の回路図である。 但しここでは9個の光電変換素子を有する光電変換素子
アレイの場合を一例として、取り上げる。 第10図は、長尺方向に複数個の画素のある光電変換部
、コンデンサ部、薄膜トランジスタ部、マトリクス配線
部の組のうち、1画素分を示す平面図である。 第11図は従来の画像読取装置の1画素の断面図である
。なお第11図は、理解しやすくするために模式的に描
かれており、マトリクス配線部の位置は必ずしも第1O
図とは一致していない。 第10図において光電変換部1は、基体側からの光に対
する遮光膜を兼ねた下部電極8を有する5基体側から照
射された光は採光用窓7を通して、図面に対して垂直な
上方に位置する原稿面(不図示)で反射し、その反射光
が光電変換部1に入射する。ここで発生したキャリアに
よる光電流は、蓄積用コンデンサ部2に流れ込み蓄積さ
れる。蓄積された電荷は転送用薄膜トランジスタ部3に
より、信号線用マトリクス配線部5へ転送され、信号処
理部(不図示)により電圧として読み取られる。 第11図において、各部の層構成を藺草に説明する。 図中1aは光電変換部、2aは蓄積用コンデンサ部、3
aは薄膜トランジスタ部、5aはマトリクス配線部であ
り、これらは第1の導電層11−1゜11−2.11−
3.11−5、非晶質窒化シリコン層(以下、SiN層
という)12、非晶質シリコン層(以下、半導体層とい
う)13、オーミックスコンタクト用n゛非晶質シリコ
ン層14、第2の導電層15−1.15−2.15−4
.15−5からなる全5層の共通層の構成を有している
。 このような層構成を有する光電変換素子部1aは、薄膜
トランジスタ(以下、TPTという)構造であり、第1
の導電層1l−1(以下、ゲート電極という)と第2の
導電層15−If以下、ドレイン電極という)及び15
−2f以下、ソース電極という)に加えられる電圧によ
り、トレイン電流の変化する現象が起こるため、その特
性について以下において説明する。ただし、本明細書に
おいては、蓄積される信号電荷が電子の場合(n型)に
ついて述べているが、信号電荷が正孔の場合(p型)に
おいても同様の考え方を用いることができる。 第12図は、第11図のTFT型の光電変換素子からな
る光電変換部1aにおける。ソース電極を基準とするゲ
ート電極の電位(以下、Vgという)に対する暗状態で
のドレイン電流(以下、Idともいう)値を示しており
、同図における縦軸の左側のスケールでは、トレイン電
流そのものを表しく以下、Vg−1d特性という)、右
側のスケールではドレイン電流の1/2乗値を表しく以
下、vg(dl/”特性という)でいる。 又、このときのソース電極に対するトレイン電極の電位
差(以下、Idという)は、約10Vである。 第12図のVg、71d特性に示すように、 TFT型
の光電変換素子ではVgを負にすると、半導体層13に
空乏領域が拡がりきるために小さいドレイン電流値で一
定になる(23の領域・以下、空乏状態という)、又、
Vgを正の方向に増加させると、半導体層に電荷が注入
され空乏領域が狭くなりドレイン電流値がしだいに増加
しく22の領域)、空乏領域が無くなるとドレイン電流
値は大きな値で一定となる(21の領域 以下、蓄積状
態という)。 第12図の24の実線で示すVg Jdl/2特性にお
いて、空乏状態から蓄積状態へ変化していく部分(22
)の、急激にドレイン電流が流れはじめるVgの値を閾
値電圧(以下、■THという)とする。 本従来例のTFT型光電変換素子においては、第9図か
られかるようにゲート電極とソース電極を接続し、ドレ
イン電流の安定化を行っている(特開昭63−1616
83号公報参照)ために、第11図のVg−I d特性
において、常にVg=OVで使用している。 しかしながら、一般に、絶対値として比較的高いVg及
びIdにより、TPTを蓄積状態で使用すると、比較的
短時間でV7HがVgの正方向に、またTPTを空乏状
態で使用すると、比較的短時間でvT、IがVgの負の
方向に変化することが確認される(金子他、85.10
信学研資料ED85−79参町)。 実際に絶縁体層のSiN層が03μ慣、半導体層が0.
5μ麹程度とし、Idを約]、OVに設定したときの初
期の特性が、第11図において25の実線で示されてい
る。このような構成において、高温(環境温度的60℃
)で約300時間経過すると、■ア□の変化はVgの負
の方向に約0.2vとなり、このときのVg−Id特性
は、同図における26の点線部の特性である。依って、
このときの約0.2VのV’rnの変化量(以下、ΔV
Tllともいう)にともない、ドレイン電流は約0.
5桁はど増加することがわかる。 次に、従来の画像読取装置の駆動方法について、回路図
及びタイミングチャートを用いて説明する。 第7図において、光電変換素子S1〜S9は、3個で1
ブロツクを構成し、3ブロツクで光電変換素子アレイを
構成している。光電変換素子Sl〜S9に各々対応して
いる蓄積用コンデンサ01〜C9、スイッチングトラン
ジスタT1〜T9も同様である。 また光電変換素子S1〜S9の各ブロック内で同一順番
を有する個別電極は、各々スイッチングトランジスタT
1〜T9を介して、共通線102〜104の一つに接続
されている6詳細にいえば、各ブロックの第1のスイッ
チングトランジスタT1.T4.T7が共通!fi11
02に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
2.T5゜T8が共通1!103に、そして各ブロック
の第3のスイッチングトランジスタT3.T6.T9が
共通線104に、それぞれ接続されている。共通、11
102〜104は、各々スイッチングトランジスタTI
O〜TI2を介して、アンプ105に接続されている6 また共通線102〜104は、それぞれ共通コンデンサ
CIO〜CI2を介して接地され、且つスイッチングト
ランジスタCTI〜CT3を介して電源301と接続さ
れている。 共通コンデンサCIO〜CI2の容量値は蓄積用コンデ
ンサ01〜C9のそれよりも十分大きくとっておく。ス
イッチングトランジスタCTI〜CT3の各ゲート電極
は共通に接続され、端子108に接続されている。そし
て、端子108の電位がスイッチングトランジスタCT
I〜CT3を同時にオン状態とする高い電位(以下、ハ
イレベルという)にされることで、共通11i11.0
2〜104の残留電荷が電源301の電位まで放電され
ることになる。 次にこのような構成を有する本従来例の動作を、第9図
に示すスイッチングトランジスタCTI〜CT3及びT
1〜T 1.2のタイミングチャートを用いて説明する
。ただし第9図のfal〜(g)では、各スイッチング
トランジスタがオン状態となるタイミングを示しでいる
が、むろんこのタイミングはシフトレジスタ106.1
07および108の端子から出力されるハイレベルのり
イミングでもある。 まず光電変換素子S1〜S9に光が入射すると、その強
度に応じて電源101から共頑線403を介して、蓄積
用コンデンサ01〜C9に電荷が蓄積される。そして、
まずシフトレジスタ106の第1の並列端子からハイレ
ベルが出力され、スイッチングトランジスタT1〜T3
がオン状態になる[第9図(a)]。 スイッチングトランジスタT1〜T3がオン状態となる
ことで、蓄積用コンデンサCl−C5に蓄積されていた
電荷が、それぞれ共通コンデン勺CIO〜CI2へ転送
される。これによって、蓄積用コンデンサ01〜C3の
電荷蓄積電極の電位が、電源301の電位にほぼ完全に
リセットされる6 続いて、シフトレジスタ107から出力されるハイレベ
ルがシフトして、スイッチングトランジスタTIO〜T
I2が順次オン状態となる[第9図[dl〜(f)]。 これによって、共通コンデンサCIO〜C12に転送さ
れ蓄積された第1ブロツクの光信号がアンプ105を通
って順次読み出される[第8図(k)]。第1ブロック
の信号か読み出されると、端子108にハイレベルが印
加され、スイッチングトランジスタCTI〜CT3は同
時にオン状態となる[第9図fgl ]。これによって
、共通コンデンサCIO〜CI2の電位が電源301の
電位にリセットされる。共通コンデンサCIO〜C12
の電位が完全にリセットされた時点で、シフトレジスタ
106がシフトし、第2の並列端子からハイレベルが出
力される。これによってスイッチングトランジスタ14
〜T6がオン状態になり[第9図fb) ] 、第2プ
ロ・ンクのコンデンサ04〜C6に蓄積されている電荷
が共通コンデンサCIO〜CI2へ転送される。これに
よって蓄積用コンデンサ04〜C6の電位が電源301
の電位にほぼ完全にリセットされる。そして第1ブロツ
クの場合と同様に、シフトレジスタ107のシフトによ
り、スイッチングトランジスタT 1.0〜T12が順
次オン状態となり、共通コンデンサCIO〜CI2に蓄
積されている第2′ブロツクの光信号が順次読み出され
る[第9図(d)〜げ)]。 第3ブロツクの場合も同様に、電荷転送動作[第9図(
C)]と光信号の読み出し動作が行われる[第9図fd
)〜(f)]。 このように、第1ブロツクから第3ブロツクまでの一連
の動作により、原稿の主走査方向における1512分の
信号を読み取ることが終了し、その読み取られた信号は
原稿の反射率の大小によりアナログ的に出力される[第
9図(k) ] 、また、主走査方向の1ライン当りの
走査時間は、駆動時間(非有効信号読み出し駆動時間ま
たは有効信号読み出し駆動時間)と非駆動時間の和によ
って決定される[第9図(n)]。 副走査方向の走査時間は、読み出された信号を何ライン
毎に有効な信号にするかということにより決定され、第
9図に示した従来例においでは、2ライン毎に1ライン
分の信号を有効な信号とすることに設定しているために
[第9図t1+ ] 、副走査方向の走査時間は、駆動
時間と非駆動時間の和の2倍となる[第9図(n)]。 そして以下同様に、上記動作が2ライン毎に繰り返され
る。 本従来例においては第11図で説明したように、
光電変換部、蓄積用コンデンサ部、薄膜トランジスタ部
、及びマトリクス配線部が、第1の導電層、SiN層、
半導体層、オーミックコンタクト用n゛非晶質シリコン
層、及び第2の導電層からなる全5層の共通層の構成を
有しているが、必ずしもすべての素子部が同一な層構成
である必要はなく、少なくとも各素子が各々の素子とし
ての機能を備える層構成であれば十分である。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなTFT型の光電変換素子を常
に空乏状態で用いる画像読取装置においては、以下のよ
うな問題点があった。 従来の画像読取装置において、TFT型光電変換素子の
ドレイン電極電位に対するゲート電極の電位c以下、V
gという)は、常にマイナス10V程度で使用され、光
電変換素子における半導体層が空乏状態であるために、
TPT型の光電変換素子の閾値電圧(以下、V THと
いう)がVgの負の方向へ比較的短時間で変化する。そ
のために光電変換素子からの出力信号がしだいに大きく
なり、特に暗状態での出力信号の信頼性が悪くなり、S
/Nが大幅に小さくなる。 本発明の目的は、上述した画像読取装置におけるT F
T型の光電変換素子の半導体層を、蓄積状態と空乏状
態で交互に使用することによりvTHの変化量を小さく
し、光電変換素子の信号出力手段における信頼性を高め
画像読取装置としての性能を向上させ、同時に画像読取
装置としての信頼性の歩留りを向上させることにより、
高性能で且つコストの低い画像読取装置を提供すること
にある。 [課題を解決するための手段] 本発明の画像読取装置は、少な(とも複数の光電変換素
子と、該複数の光電変換素子の各々に対応して設けられ
、前記光電変換素子の各出力信号を蓄積する蓄積手段と
、該蓄積手段に蓄積された信号を順次取り出すスイッチ
手段とを有する画像読取装置において、前記光電変換素
子がTPTで構成され、該光電変換素子を電荷蓄積状態
と電荷空乏状態の二つの状態で交互に用いることを特徴
とする。 [作用] 本発明の画像読取装置は、少なくとも複数の充電変換素
子と、該複数の光電変換素子の各々に対応して設けられ
、前記光電変換素子の各出力信号を蓄積する蓄積手段と
、該蓄積手段に蓄積された信号を順次取り出すスイッチ
手段とを有する画像読取装置において、前記光電変換素
子としてTPTを用い、該TFT型光電変換素子は電荷
蓄積状態と電荷空乏状態の二つの状態で、各々ドレイン
電極とゲート電極に加えられる電圧及びその電圧が加え
られる時間により、閾(i!!電圧の変化する方向及び
その変化量が依存するために、電荷蓄積状態と電荷空乏
状態の二つの状態で、各々ドレイン電極とゲート電極に
加えられる電圧及びその電圧が加えられる時間を最適化
し、その二つの状態を交互に用いることにより、該TP
T型光電変換素子における閾値電圧の変化量を小さくす
ることを可能とし、光電変換素子の信号出力手段におけ
る信頼性を高め画像読取装置としての性能を向上させ、
同時に画像読取装置としての信頼性の歩留りを向上させ
ることにより、高性能で且つコストの低い画像読取装置
を提供することにある。 [実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。 第1図は、本発明による画像読取装置の第1の実施例の
回路図である。第1図において、蓄積用コンデンサ01
〜C9、スイッチングトランジスタTl−Tl2、CT
I〜CT3、共通コンデンサ010〜Cl2Jよびシフ
トレジスタ106゜107の構成ならびに動作は、第8
図に示した従来のものと同じであるので、対応する部分
は同一の符号で示し、その説明を省略する。またこの実
施例の画像読取装置において、その1画素分の平面およ
び断面は、それぞれ第10図および第11図に示したも
のと同じであるので重複を避けるためにこれを省略する
。 第1図において、TFT型光電変換素子S1〜S9のド
レイン電極は共通に接続され、共通線407を介して、
電位切換手段408に接続されている。この電位切換手
段408は、あらかじめ設定された2つの電位(以下「
ハイレベル」および「ローレベル」という)を所定のタ
イミングで出力端に出力する機能を有し、この出力が共
通線407を介して光電変換素子S1〜S9のドレイン
電極に印加されるようになっている。 次にこのような構成を有する本実施例の動作を、第2図
のタイミングチャートを用いて説明する。ただしスイッ
チングトランジスタT1〜TI2及びCT1〜CT3の
動作[第2図fal 〜(g)]については、第9図に
示される従来例と同様であるから、その説明については
簡単に行う。 ここで、共通線403の電位はv403と表し、電位切
換手段408から印加されるハイレベルにより、TFT
型光電変換素子S1〜S9は空乏状態になり、また電位
切換手段408から印加されるローレベルにより、TF
T型光電変換素子S1〜S9!f蓄積状態になるように
電位切換手段408の出力電位レベルは設定されている
[第2図(++) ] 。 まず光電交換素子5l−39に光が入射すると、その強
度に応じて電位切換手段408から蓄積用コンデンサ0
1〜C9に電荷が蓄積される。 そしてこのときが、最終的に有効となる信号を蓄積する
期間(以下、有効信号蓄積期間という)である場合[第
2図(厘)]は、電位切換手段408からハイレベルが
印加され、TPT型光電変換素子S1〜S9を空乏状態
にする[第2図(hl ]。 また、最終的に有効とならない信号を蓄積する期間(以
下、非有効信号蓄積期間という)である場合[第2図f
ml ]は、電位切換手段408からローレベルが印加
され、TFT型光電変換素子S1〜S9を蓄積状態にす
る[第2図(h)]。このときドレイン電極の電位はソ
ース電極の電位よりも低いために、ソース電極の電位は
短時間で電位切換手段408から印加されるローレベル
に近づいていく。 蓄積用コンデンサに蓄積された電荷は、第9図に示され
る従来例と同様に、第1ブロツクにおいては、スイ・ン
チングトランジスタTl−73により共通コンデンサC
IO〜CI2へ転送され、スイッチングトランジスタT
l0−TI2が順次オン状態になることにより、共通コ
ンデンサCIO〜CI2に転送され蓄積された第1プロ
・ンクの光信号がアンプ105を通って順次読み出され
る[第2図(dl〜ff1.fkl ] 、そして、こ
の読み出された信号が有効信号蓄積期間に蓄積された電
荷による信号であれば、有効な信号として用いられ[第
2図+11 ] 、非非有効信号蓄積間も使用されて蓄
積された電荷による信号であれば、非有効な信号として
扱われる[第2図(1)]。 第2ブロック、第3ブロツクについても同様に上記動作
が繰り返される。 このようにTPT型光電変換素子において蓄積状態と空
乏状態を、適当な時間比及び適当な電圧値に設定するこ
とにより、ΔV THをある程度抑えることが可能とな
ることを以下に説明する。 第3図において、TFT型光電変換素子の動作時間とΔ
V THの関係を示す。図中の30の線が、本実施例の
TFT型光電変換素子におけるΔvTHの動作時間に対
する変化を示すものであり、実際に空乏状態である時間
(有効信号蓄積時間)と蓄積状態である時間(非有効信
号蓄積時間)の比を10=1に設定し、空乏状態のId
を約10V、蓄積状態のIdを約−8vとしたときのΔ
V rHは、高温での約300時間の動作において、約
OVになることが確認できる。 また、同図中の32の線は、TPT型光電変換素子を常
に空乏状態で使用したときの特性を示しており、高温で
の約300時間の動作においてΔV TNは約−0,2
Vであり、そのときのIdは約10V一定である。 また、同図中の31の線は、あとで述べる第2の実施例
における特性である。 このように本実施例においては、画像読取装置における
TFT型光電変換素子が、蓄積状態と空乏状態で、各々
ドレイン電極とゲート電極に加えられる電圧及びその電
圧が加えられる時間により、閾値電圧の変化する方向及
びその変化量が依存するために、その二つの状態で、各
々ドレイン電極とゲート電極に加えられる電圧及びその
電圧が加えられる時間を最適化し、その二つの状態を交
互に用いることにより、TFT型光電変換素子における
閾値電圧の変化量を小さくすることを可能とし、光電変
換素子の信号出力手段にお番プる信頼性を高め画像読取
装置としての性能を向上させ、同時に画像読取装置とし
ての信M性の歩留りを向上させることにより、高性能で
且つコストの低い画像読取装置を提供することができる
。 なお、本実施例においては、蓄積用コンデンサC1−C
9に蓄積された電荷をスイッチングトランジスタT1〜
T9をオンすることにより、共通コンデンサCIO〜C
12へ電荷を転送することにより電荷を放電させている
が、より完全に電荷を放電させるために、蓄積用コンデ
ンサ01〜C9に並列に1つずつスイッチングトランジ
スタを設け、蓄積用コンデンサ01〜C9から共通コン
デンサCIO〜CI2へ電荷を転送した後に、シフトレ
ジスタでそのスイッチングトランジスタをブロック毎に
順次駆動する方法も試みられており(特開昭61−26
363号および61−26365号公報参!]i@)、
そのような構成においても本実施例は不具合が生じるこ
となく容易に行うことが可能である。 また、本実施例では9個の光電変換素子を3つのブロッ
クに分けて説明したが、これに限定されるものではなく
、必要とする個数の光電変換素子を必要とする数のブロ
ックに分けて構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 また、本実施例ではTFT型光電変換素子において、ゲ
ート電極とソース電極を接続し、ドレイン電流の安定化
を行っているがこれに限定されるものではなく、ゲート
電極を独立に構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 [他の実施例J 次に、本発明の他の実施例について図面を用いて説明す
る。 第4図は本発明による画像読取装置の第2の実施例の回
路図である。ただし本実施例では、蓄積用コンデンサ0
1〜C9、スイッチングトランジスタT1〜TI2、C
TI〜CT3、共通コンデンサC]、0−CI2及びシ
フトレジスタ106゜107等の構成は、第1図に示さ
れる第1実施例と同様であるから、その説明は省略する
。また、1画素分の断面図についても第11図に示した
従来例及び第1実施例と同一の構成となる。本実施例に
おける1画素分を示す平面図は第10図と同じである。 第4図において、TFT型光電変換素子S1〜S9のド
レイン電極はブロック別に共通接続され、それぞれ共通
線404〜406を介して、電位切換手段としてのシフ
トレジスタ407の並列出力端に接続されている。その
他の各素子の回路構成については、第1図に示される第
1実施例と同様である。次にこのような構成を有する本
実施例の動作を、第5図のタイミングチャートを用いて
説明する。ただしスイッチングトランジスタT】〜T1
2及びCTI〜CT3の動作[第5図ial〜(g)]
については、第2図に示される第1実施例と同様である
から、その説明については簡単に行う。 ここで、ブロック毎の共通[404〜406の電位はV
404〜V406と表し、シフトレジスタ407から出
力されるハイレベルにより、TFT型光電変換素子5l
−59はブロック毎に空乏状態になり、またシフトレジ
スタ407から出力されるローレベルにより、TFT型
変換素子5l−59はブロック毎に蓄積状態になるよう
にシフトレジスタ407の出力電位レベルは設定されて
いる[第5図1hl〜fj)]。 まず光電変換素子5L−59に光が入射すると、その強
度に応じてシフトレジスタ407から蓄積用コンデンサ
61〜C9に電荷が蓄積される。そしてこの電荷が蓄積
される期間が、第1ブロツク〜第3ブロツクにおいて、
最終的に有効となる信号を蓄積する期間(以下、第1ブ
ロツク〜第3ブロツク有効信号蓄積期間という)である
場合は[第5図(a)〜fcl ] 、シフトレジスタ
407の並列出力端子から対応するブロックにハイレベ
ルが出力され、対応するブロックのTFT型光電変換素
子を空乏状態にする[第5図1hl〜fj) ] 、ま
た、第1ブロック〜第3ブロックにおいて、最終的に有
効とならない信号を蓄積する期間(以下、第1ブロツク
〜第3ブロツク非有効信号蓄積期間という)であるなら
ば[第5図fal〜tel ] 、シフトレジスタ40
7の並列出力端子からは、対応するブロックにローレベ
ルが出力され、対応するブロックのTFT型光電変換素
子を蓄積状態にする[第5図1hl〜f、il ] 。 蓄積用コンデンサに蓄積された電荷は、第2図に示され
る第1実施例と同様に、第1ブロツクにおいては、スイ
ッチングトランジスタT1〜T3により共通コンデンサ
CIO〜CI2へ転送され、スイッチングトランジスタ
TIO〜TI2が順次オン状態になることにより、共通
コンデンサCl0−C12に転送され蓄積された第1ブ
ロツクの光信号がアンプ105を通って順次読み出され
る[第5図idl〜ff)、fk+ ] 。 そして、この読み出された信号が各ブロックの有効信号
蓄積期間に蓄積された電荷による信号であれば、有効な
信号として用いられ
【第5図(Ill、各ブロックの非
有効信号蓄積期間に蓄積された電荷による信号であれば
、非有効な信号として扱われる[第5図(1)]。 以下、第2ブロツク、第3ブロツクについても同様に上
記動作が繰り返されるに のように第2実施例では、TFT型光電変換素子におい
て蓄積状態と空乏状態を、各ブロック毎に生じさせるた
めに、蓄積状態である期間を長くすることが可能となり
、具体的には蓄積状態である時間と空乏状態である時間
の比をほぼ1対lにすることができる。 第3図において、本実施例のTFT型光電変換素子の動
作時間と△V 7Hの関係を示す。図中の3Iの線が、
本実施例のTFT型光電変換素子におけるΔV rHの
動作時間に対する変化を示すものであり、実際に任意の
ブロックが空乏状態である時間(任意のブロックの有効
信号蓄積時間)と蓄積状態である時間(任意のブロック
の非有効信号蓄積時間)の比を1=1に設定し、空乏状
態のIdを約10V、蓄積状態のIdを約−6vとした
ときの△V7Hは、高温での約300時間の動作におい
て、約Ovとなることが確認できる。 同図中の32の線は、第1実施例においても説明したが
、TFT型光電変換素子を常に空乏状態で使用したとき
の特性を示しており、そのときのIdは約10Vであり
、環境温度は約60℃である。また、同図中の30の線
は第1実施例のTFT型光電変換素子の特性を示してい
る。これを見ると1本実施例のTFT型光電変換素子の
蓄積状態におけるIdの値は、第1実施例の値に比べて
絶対値で約2vはど小さい値であるにもかかわらず、蓄
積状態である時間を長くしたために、VTHの変化量は
高温での約300時間の動作において、第1実施例の変
化量とほぼ同程度に小さくできることがわかる。 第6図に、本実施例における1画素分を示す平面図を示
すが、同図において5のマトリクス配線部中のV3と表
される配線が、任意のブロックに属するTFT型光電変
換素子のドレイン電極と接続されており、この配線の数
が画像読取装置を構成するブロックの数と一致する。 第6図におけるその他の部分については、第10図の従
来例及び第1実施例と同様である。 このように本実施例においては、画像読取装置のTFT
型光電変換素子が、電荷蓄積状態と電荷空乏状態である
時間をほぼ同じにし、電荷蓄積状態でのドレイン電圧を
絶対値として小さくして、その二つの状態を交互に用い
ることにより、TFT型光電変換素子における閾値電圧
の変化量を小さくすることを可能とし、光電変換素子の
信号出力手段における信頼性を高め画像読取装置として
の性能を向上させ、同時に画像読取装置としての総合的
な信頼性を向上させることにより、高性能で且つコスト
の低い画像読取装置を捉供することが可能となる。 なお、本実施例においては第1実施例と同様に、蓄積用
コンデンサ01〜C9に蓄積された電荷をスイッチング
トランジスタT1〜T9をオンすることにより、共通コ
ンデンサCIO〜C1,2へ電荷を転送することにより
電荷を放電することにしているが、より完全に電荷を放
電させるために蓄積用コンデンサC1〜C9に並列に1
つずつスイッチングトランジスタを設け、蓄積用コンデ
ンサC1−C9から共通コンデンサCIO〜C12へ電
荷を転送した後に、シフトレジスタでそのスイッチング
トランジスタをブロック毎に順次駆動する方法も試みら
れており(特開昭61−26363号および61−26
365号公報参照)、そのような構成においても第1実
施例と同様に本実施例は不具合が生じることなく容易に
行うことが可能である。 また、本実施例では9個の光電変換素子を3つのブロッ
クに分けて説明したがこれに限定されるものではなく、
必要とする個数の光電変換素子を必要とする数のブロッ
クに分けて構成することは第1実施例と同様に本実施例
がら容易に行うことができる。 また、本実施例ではTFT型光電変換素子において、ゲ
ート電極とソース電極を接続し、ドレイン電流の安定化
を行っているがこれに限定されるものではなく、ゲート
電極を独立に構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 第7図は、本発明に係る画像読取装置を用いて構成した
画像情報処理装置として、通信機能を有するファクシミ
リの一例を示す概略的構成図である。 ここで、】02は原稿101を読み取り位置に向けて給
送するための給送手段としての給送ローラ、103は光
源、104は原稿1 ’01を一枚ずつ確実に分811
.送するための分離片である。 106はセンサユニットに対して読み取り位置に設けら
れて原稿101の被読み取り面を規制するとともに、原
稿101を搬送する搬送手段とじてのプラテンローラで
ある。 Pは、図示の例ではロール紙の形態をした記録媒体であ
り、画像読取装置に読み取られた画像情報、あるいはフ
ァクシミリ装置等の場合には外部から送信された画像情
報がここに再生される。 110は当該画像形成を行うための記録手段としての記
録ヘッドで、サーマルヘッド、インクジェット記録ヘッ
ド等種々のものを用いることができる。また、この記録
ヘッドは、シリアルタイプのものでも、ラインクイブの
ものでもよい6112は記録ヘッド110による記録位
置に対して記録媒体Pを搬送するとともにその被記録面
を規制する搬送手段としてのプラテンローラである。 120は、入力/出力手段としての操作人力を受容する
スイッチやメツセージその他、装置の状態を報知するた
めの表示部等を配したオペレーションパネルである。1
30は制御手段としてのシステムコントロール基板であ
り、各部の制御を行う制御部(コントローラー)や、光
電変換素子の駆動回路(ドライバー)、画像情報の処理
部(プロセッサー)、送受信部等が設けられる。 140は装置の電源である。 本発明の情報処理装置に用いられる記録手段としては、
例えば米国特許第4723]29号明細書、同第474
0796号明細書にその代表的な構成や原理が開示され
ているものが好ましい。この方式は液体(インク)が保
持されているシートや液路に対応して配置されている電
気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える
急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印
加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発
生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果
的にこの駆動信号に一対一に対応した液体(インタフ内
の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成長、
収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出さ
せて、少なくとも一つの滴を形成する。 更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良い。 加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体にインクタンクを一体的に設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効
である。 [発明の効果J 以上説明したように1本発明において画像読取装置のT
PT型光電変換素子を、電荷蓄積状態と電荷空乏状態の
二つの状態で、各々ドレイン電極とゲート電極に加えら
れる電圧及びその電圧が加えられる時間を最適化し、そ
の二つの状態を交互に用いることにより、該TPT型光
電変換素子における閾値電圧の変化量を小さくすること
を可能とし、光電変換素子の信号出力手段における信頼
性を高め画像読取装置としての性能を向上させ、同時に
画像読取装置としての信頼性の歩留りを向上させること
により、高性能で且つコストの低い画像読取装置を提供
できるという効果がある。
有効信号蓄積期間に蓄積された電荷による信号であれば
、非有効な信号として扱われる[第5図(1)]。 以下、第2ブロツク、第3ブロツクについても同様に上
記動作が繰り返されるに のように第2実施例では、TFT型光電変換素子におい
て蓄積状態と空乏状態を、各ブロック毎に生じさせるた
めに、蓄積状態である期間を長くすることが可能となり
、具体的には蓄積状態である時間と空乏状態である時間
の比をほぼ1対lにすることができる。 第3図において、本実施例のTFT型光電変換素子の動
作時間と△V 7Hの関係を示す。図中の3Iの線が、
本実施例のTFT型光電変換素子におけるΔV rHの
動作時間に対する変化を示すものであり、実際に任意の
ブロックが空乏状態である時間(任意のブロックの有効
信号蓄積時間)と蓄積状態である時間(任意のブロック
の非有効信号蓄積時間)の比を1=1に設定し、空乏状
態のIdを約10V、蓄積状態のIdを約−6vとした
ときの△V7Hは、高温での約300時間の動作におい
て、約Ovとなることが確認できる。 同図中の32の線は、第1実施例においても説明したが
、TFT型光電変換素子を常に空乏状態で使用したとき
の特性を示しており、そのときのIdは約10Vであり
、環境温度は約60℃である。また、同図中の30の線
は第1実施例のTFT型光電変換素子の特性を示してい
る。これを見ると1本実施例のTFT型光電変換素子の
蓄積状態におけるIdの値は、第1実施例の値に比べて
絶対値で約2vはど小さい値であるにもかかわらず、蓄
積状態である時間を長くしたために、VTHの変化量は
高温での約300時間の動作において、第1実施例の変
化量とほぼ同程度に小さくできることがわかる。 第6図に、本実施例における1画素分を示す平面図を示
すが、同図において5のマトリクス配線部中のV3と表
される配線が、任意のブロックに属するTFT型光電変
換素子のドレイン電極と接続されており、この配線の数
が画像読取装置を構成するブロックの数と一致する。 第6図におけるその他の部分については、第10図の従
来例及び第1実施例と同様である。 このように本実施例においては、画像読取装置のTFT
型光電変換素子が、電荷蓄積状態と電荷空乏状態である
時間をほぼ同じにし、電荷蓄積状態でのドレイン電圧を
絶対値として小さくして、その二つの状態を交互に用い
ることにより、TFT型光電変換素子における閾値電圧
の変化量を小さくすることを可能とし、光電変換素子の
信号出力手段における信頼性を高め画像読取装置として
の性能を向上させ、同時に画像読取装置としての総合的
な信頼性を向上させることにより、高性能で且つコスト
の低い画像読取装置を捉供することが可能となる。 なお、本実施例においては第1実施例と同様に、蓄積用
コンデンサ01〜C9に蓄積された電荷をスイッチング
トランジスタT1〜T9をオンすることにより、共通コ
ンデンサCIO〜C1,2へ電荷を転送することにより
電荷を放電することにしているが、より完全に電荷を放
電させるために蓄積用コンデンサC1〜C9に並列に1
つずつスイッチングトランジスタを設け、蓄積用コンデ
ンサC1−C9から共通コンデンサCIO〜C12へ電
荷を転送した後に、シフトレジスタでそのスイッチング
トランジスタをブロック毎に順次駆動する方法も試みら
れており(特開昭61−26363号および61−26
365号公報参照)、そのような構成においても第1実
施例と同様に本実施例は不具合が生じることなく容易に
行うことが可能である。 また、本実施例では9個の光電変換素子を3つのブロッ
クに分けて説明したがこれに限定されるものではなく、
必要とする個数の光電変換素子を必要とする数のブロッ
クに分けて構成することは第1実施例と同様に本実施例
がら容易に行うことができる。 また、本実施例ではTFT型光電変換素子において、ゲ
ート電極とソース電極を接続し、ドレイン電流の安定化
を行っているがこれに限定されるものではなく、ゲート
電極を独立に構成することは本実施例から容易に行うこ
とができる。 第7図は、本発明に係る画像読取装置を用いて構成した
画像情報処理装置として、通信機能を有するファクシミ
リの一例を示す概略的構成図である。 ここで、】02は原稿101を読み取り位置に向けて給
送するための給送手段としての給送ローラ、103は光
源、104は原稿1 ’01を一枚ずつ確実に分811
.送するための分離片である。 106はセンサユニットに対して読み取り位置に設けら
れて原稿101の被読み取り面を規制するとともに、原
稿101を搬送する搬送手段とじてのプラテンローラで
ある。 Pは、図示の例ではロール紙の形態をした記録媒体であ
り、画像読取装置に読み取られた画像情報、あるいはフ
ァクシミリ装置等の場合には外部から送信された画像情
報がここに再生される。 110は当該画像形成を行うための記録手段としての記
録ヘッドで、サーマルヘッド、インクジェット記録ヘッ
ド等種々のものを用いることができる。また、この記録
ヘッドは、シリアルタイプのものでも、ラインクイブの
ものでもよい6112は記録ヘッド110による記録位
置に対して記録媒体Pを搬送するとともにその被記録面
を規制する搬送手段としてのプラテンローラである。 120は、入力/出力手段としての操作人力を受容する
スイッチやメツセージその他、装置の状態を報知するた
めの表示部等を配したオペレーションパネルである。1
30は制御手段としてのシステムコントロール基板であ
り、各部の制御を行う制御部(コントローラー)や、光
電変換素子の駆動回路(ドライバー)、画像情報の処理
部(プロセッサー)、送受信部等が設けられる。 140は装置の電源である。 本発明の情報処理装置に用いられる記録手段としては、
例えば米国特許第4723]29号明細書、同第474
0796号明細書にその代表的な構成や原理が開示され
ているものが好ましい。この方式は液体(インク)が保
持されているシートや液路に対応して配置されている電
気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える
急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印
加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発
生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果
的にこの駆動信号に一対一に対応した液体(インタフ内
の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成長、
収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出さ
せて、少なくとも一つの滴を形成する。 更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良い。 加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体にインクタンクを一体的に設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効
である。 [発明の効果J 以上説明したように1本発明において画像読取装置のT
PT型光電変換素子を、電荷蓄積状態と電荷空乏状態の
二つの状態で、各々ドレイン電極とゲート電極に加えら
れる電圧及びその電圧が加えられる時間を最適化し、そ
の二つの状態を交互に用いることにより、該TPT型光
電変換素子における閾値電圧の変化量を小さくすること
を可能とし、光電変換素子の信号出力手段における信頼
性を高め画像読取装置としての性能を向上させ、同時に
画像読取装置としての信頼性の歩留りを向上させること
により、高性能で且つコストの低い画像読取装置を提供
できるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例による画像読取装置の回
路図、第2図はこの画像読取装置の動作を表すタイミン
グチャート図、第3図は第2図に示した動作時における
閾値電圧の動作時間依存性を示すグラフ、第4図は本発
明の他の実施例による画像読取装置の回路図、第5図は
第4図の画像読取装置の動作を表すタイミングチャート
図、第6図は第4図の画像読取装置の1画素分の平面図
、第7図は本発明による画像読取装置を備えた、通信機
能を有するファクシミリの一例を示す概略的構成図、第
8図は従来の画像読取装置の回路図、第9図は第8図の
画像読取装置の動作を表すタイミングチャート図、第1
0図は第8図の画像読取装置の1画素分の平面図、第1
1図はその模式的断面図、第12図は第8図のTPTに
おけるゲート電圧とドレイン電流との関係を示すグラフ
である。 01〜C9−・−蓄積用コンデンサ TI−T2、CTI−Cr2−・・スイッチングトラン
ジスタ C1,O〜CI2・・・共通コンデンサ106.107
・・・シフトレジスタ 403〜406−・−共通線 407・・・シフトレジスタ 408・・・電位切換手段 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第3図 TIME (kottrs) 第6図 第10図 第11図
路図、第2図はこの画像読取装置の動作を表すタイミン
グチャート図、第3図は第2図に示した動作時における
閾値電圧の動作時間依存性を示すグラフ、第4図は本発
明の他の実施例による画像読取装置の回路図、第5図は
第4図の画像読取装置の動作を表すタイミングチャート
図、第6図は第4図の画像読取装置の1画素分の平面図
、第7図は本発明による画像読取装置を備えた、通信機
能を有するファクシミリの一例を示す概略的構成図、第
8図は従来の画像読取装置の回路図、第9図は第8図の
画像読取装置の動作を表すタイミングチャート図、第1
0図は第8図の画像読取装置の1画素分の平面図、第1
1図はその模式的断面図、第12図は第8図のTPTに
おけるゲート電圧とドレイン電流との関係を示すグラフ
である。 01〜C9−・−蓄積用コンデンサ TI−T2、CTI−Cr2−・・スイッチングトラン
ジスタ C1,O〜CI2・・・共通コンデンサ106.107
・・・シフトレジスタ 403〜406−・−共通線 407・・・シフトレジスタ 408・・・電位切換手段 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第3図 TIME (kottrs) 第6図 第10図 第11図
Claims (2)
- (1)複数の光電変換素子と、この光電変換素子の各々
に対応して設けられ、各光電変換素子の出力信号を蓄積
する蓄積手段と、この蓄積手段に蓄積された信号を所定
の順序で順次に取り出すための、薄膜トランジスタで構
成されたスイッチ手段とを備えた画像読取装置において
、前記薄膜トランジスタのドレイン電極に共通に、各薄
膜トランジスタを電荷蓄積状態にする第1の電位と、各
薄膜トランジスタを電荷空乏状態にする第2の電位とを
所定のタイミングで交互に印加するための電位切換手段
を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - (2)前記電位切換手段がシフトレジスタであり、前記
薄膜トランジスタが複数のブロックに分けられ、各ブロ
ックの薄膜トランジスタのドレイン電極がそれぞれ共通
線を介してシフトレジスタの異なる並列出力端に接続さ
れていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2299922A JPH04172759A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2299922A JPH04172759A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04172759A true JPH04172759A (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=17878549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2299922A Pending JPH04172759A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04172759A (ja) |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP2299922A patent/JPH04172759A/ja active Pending
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