JPH0417295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417295Y2 JPH0417295Y2 JP1988119716U JP11971688U JPH0417295Y2 JP H0417295 Y2 JPH0417295 Y2 JP H0417295Y2 JP 1988119716 U JP1988119716 U JP 1988119716U JP 11971688 U JP11971688 U JP 11971688U JP H0417295 Y2 JPH0417295 Y2 JP H0417295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- valve
- piston rod
- cylinder
- piston head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
「従来技術」
本考案は、金属パイプ、鉄筋、鉄板等の金属材
料を油圧を利用して切断、打ち抜き、圧着、かし
め、曲げ等を行なう工具に係り、特に、内部に配
設された弁機構に特徴を有する油圧作動型工具に
関する。
料を油圧を利用して切断、打ち抜き、圧着、かし
め、曲げ等を行なう工具に係り、特に、内部に配
設された弁機構に特徴を有する油圧作動型工具に
関する。
「従来技術およびその問題点」
建築現場等において、鉄筋、金属パイプ等を切
断するために、携帯便利で取扱いが容易な油圧を
利用した、例えばカツターが種々開発されてい
る。この種のカツターとして例えば、油槽を備え
たカツターのケーシング本体内に油槽内の油をシ
リンダ内に圧送するポンプ機構を設け、このポン
プ機構からの油圧が、シリンダ内に摺動自在に配
設されたピストンヘツドを摺動前進させ、このピ
ストンヘツドに連設されたピストンロツドを直進
移動させることにより、ピストンロツドの先端に
装着された切断刃により鉄筋や金属パイプ等の被
切断物を切断し、次いで、シリンダ内に圧送され
た圧油をシリンダ外にリリースしてピストンヘツ
ドとピストンロツドを再び後退させるため、弁機
構を内設したものが提案されている。
断するために、携帯便利で取扱いが容易な油圧を
利用した、例えばカツターが種々開発されてい
る。この種のカツターとして例えば、油槽を備え
たカツターのケーシング本体内に油槽内の油をシ
リンダ内に圧送するポンプ機構を設け、このポン
プ機構からの油圧が、シリンダ内に摺動自在に配
設されたピストンヘツドを摺動前進させ、このピ
ストンヘツドに連設されたピストンロツドを直進
移動させることにより、ピストンロツドの先端に
装着された切断刃により鉄筋や金属パイプ等の被
切断物を切断し、次いで、シリンダ内に圧送され
た圧油をシリンダ外にリリースしてピストンヘツ
ドとピストンロツドを再び後退させるため、弁機
構を内設したものが提案されている。
しかしながら、この従来の油圧作動型カツター
においては、弁機構をピストンヘツドと同心位置
に内設しなければならないため、弁機構を収納す
るためのシリンダ空間を小さくしたものの、この
弁機構ではシリンダ内壁から軸線方向に突設した
ガイドバーを必要とし、このガイドバーに弁体を
装着したものをピストンロツド内に挿入した構成
となつているため、弁機構自体の構造を複雑にし
ていた。また、大径の被切断物にも対応できるよ
うにするためには、ピストンロツドのストローク
を大きくする必要があるが、そのためにはガイド
バーを長くしなければならない。しかし、ガイド
バーを長くするには高い加工精度が要求され、成
形上困難を伴なう。さらに、従来のものでは、ガ
イドバーと、シリンダ内径と、ピストンロツドお
よびピストンヘツドの4つが、すべて同心位置に
ないと正常に機能しない。これらの同心度も、高
い精度が要求される。したがつて、これらの条件
をすべて満足させるには、より高度な成形技術を
必要とする。
においては、弁機構をピストンヘツドと同心位置
に内設しなければならないため、弁機構を収納す
るためのシリンダ空間を小さくしたものの、この
弁機構ではシリンダ内壁から軸線方向に突設した
ガイドバーを必要とし、このガイドバーに弁体を
装着したものをピストンロツド内に挿入した構成
となつているため、弁機構自体の構造を複雑にし
ていた。また、大径の被切断物にも対応できるよ
うにするためには、ピストンロツドのストローク
を大きくする必要があるが、そのためにはガイド
バーを長くしなければならない。しかし、ガイド
バーを長くするには高い加工精度が要求され、成
形上困難を伴なう。さらに、従来のものでは、ガ
イドバーと、シリンダ内径と、ピストンロツドお
よびピストンヘツドの4つが、すべて同心位置に
ないと正常に機能しない。これらの同心度も、高
い精度が要求される。したがつて、これらの条件
をすべて満足させるには、より高度な成形技術を
必要とする。
「考案の目的」
本考案は、上記の問題点を一挙に解消するもの
で、構造が極めて単純で、高い加工精度を要せ
ず、しかも加工が容易で、油リリース通路に対す
る開閉動作が正確な弁機構を有する油圧作動型工
具を提供することを目的とする。
で、構造が極めて単純で、高い加工精度を要せ
ず、しかも加工が容易で、油リリース通路に対す
る開閉動作が正確な弁機構を有する油圧作動型工
具を提供することを目的とする。
「考案の概要」
本考案の油圧作動型工具は、弁機構の構造を大
幅に簡素化するものである。
幅に簡素化するものである。
すなわち本考案は、油リリース通路をピストン
ロツドの軸心に対して偏心位置に設け、弁機構
を、ピストンロツド内でその軸線方向摺動自在な
柱状摺動弁で構成し、この柱状摺動弁は、先端に
油リリース通路の開口を弾性変形により周縁部で
閉塞する弾性弁部を有し、弾性弁部は、油リリー
ス時に、その弾性回復力で柱状摺動弁を油リリー
ス通路に対する開放位置に保持することを特徴と
する。
ロツドの軸心に対して偏心位置に設け、弁機構
を、ピストンロツド内でその軸線方向摺動自在な
柱状摺動弁で構成し、この柱状摺動弁は、先端に
油リリース通路の開口を弾性変形により周縁部で
閉塞する弾性弁部を有し、弾性弁部は、油リリー
ス時に、その弾性回復力で柱状摺動弁を油リリー
ス通路に対する開放位置に保持することを特徴と
する。
「考案の実施例」
以下に、本考案による油圧作動型工具のうちカ
ツターを例にとつて説明する。
ツターを例にとつて説明する。
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
す断面図である。図中、符号1はモーターであ
り、このモーター1に直結してモータ軸2がケー
シング本体3内に挿入された状態でケーシング本
体3に取付けられている。ケーシング本体3には
シリンダ4が連結されており、該シリンダ本体3
内には油を貯留する油槽5が形成されている。ま
た、ケーシング本体3には、油槽5からの油をシ
リンダ内に圧送するためのポンプ機構が配設され
ている。ポンプ機構6は、モータ軸2に形成され
たカム部7と、このカム部7によりニードルベア
リング8を介して往復動するピストン9と、この
ピストン9にスプリング10を介して接続され、
油通路11中に配設された開閉弁12とからなつ
ている。油通路11と油通路14とは、シリンダ
4に連通形成されており、開閉弁12は、通常は
スプリング13の弾発力によつて油通路11と油
通路14との連通を遮断している。
す断面図である。図中、符号1はモーターであ
り、このモーター1に直結してモータ軸2がケー
シング本体3内に挿入された状態でケーシング本
体3に取付けられている。ケーシング本体3には
シリンダ4が連結されており、該シリンダ本体3
内には油を貯留する油槽5が形成されている。ま
た、ケーシング本体3には、油槽5からの油をシ
リンダ内に圧送するためのポンプ機構が配設され
ている。ポンプ機構6は、モータ軸2に形成され
たカム部7と、このカム部7によりニードルベア
リング8を介して往復動するピストン9と、この
ピストン9にスプリング10を介して接続され、
油通路11中に配設された開閉弁12とからなつ
ている。油通路11と油通路14とは、シリンダ
4に連通形成されており、開閉弁12は、通常は
スプリング13の弾発力によつて油通路11と油
通路14との連通を遮断している。
シリンダ4内には、このシリンダ4の軸心と同
心にピストンヘツド15が軸方向に摺動自在に配
設され、このピストンヘツド15には、ピストン
ロツド16が軸方向に連設されている。ピストン
ロツド16は、図では右方向が前進移動、左方向
が後退移動である。このピストンロツド16は、
ピストンヘツド15の軸心に形成することが好ま
しいが、ピストンヘツド15の軸心に対して偏心
形成することも許容される。シリンダ4の中心部
分には、シリンダ内4aとシリンダ外の油槽5と
を連通する油リリース通路17が設けられてい
る。この油リリース通路17は、ピストンロツド
16の軸心に対して偏心位置にある。
心にピストンヘツド15が軸方向に摺動自在に配
設され、このピストンヘツド15には、ピストン
ロツド16が軸方向に連設されている。ピストン
ロツド16は、図では右方向が前進移動、左方向
が後退移動である。このピストンロツド16は、
ピストンヘツド15の軸心に形成することが好ま
しいが、ピストンヘツド15の軸心に対して偏心
形成することも許容される。シリンダ4の中心部
分には、シリンダ内4aとシリンダ外の油槽5と
を連通する油リリース通路17が設けられてい
る。この油リリース通路17は、ピストンロツド
16の軸心に対して偏心位置にある。
ピストンロツド16の軸心には、シリンダ4の
内壁側から弁機構18を挿入するための挿入孔1
9が形成されている。この挿入孔19には筒状の
ガイド部20が嵌合され、固定ねじによりピスト
ンヘツド15に固定されている。したがつて、ガ
イド部20はピストンロツド16と一体に移動す
る。このガイド部20には、シリンダ内4aと挿
入孔19を連通させる油通路21が穿設されてい
る。この油通路21は、シリンダ4a内の圧油を
挿入孔19に入れ、弁機構18に及ぼさせる働き
をする。
内壁側から弁機構18を挿入するための挿入孔1
9が形成されている。この挿入孔19には筒状の
ガイド部20が嵌合され、固定ねじによりピスト
ンヘツド15に固定されている。したがつて、ガ
イド部20はピストンロツド16と一体に移動す
る。このガイド部20には、シリンダ内4aと挿
入孔19を連通させる油通路21が穿設されてい
る。この油通路21は、シリンダ4a内の圧油を
挿入孔19に入れ、弁機構18に及ぼさせる働き
をする。
弁機構18は、ピストンロツド16の軸心から
偏心位置にある油リリース通路17の開口を開閉
するもので、柱状に形成された摺動弁38を備え
ている。この柱状摺動弁38は、挿入孔19に挿
入され、ガイド部20内面と摺接しつつ軸線方向
に摺動自在である。柱状摺動弁38の先端部に
は、装着孔39が形成され、この装着孔39に
は、弾性弁部40が嵌着されている。弾性弁部4
0は、油リリース通路17側に押圧されることで
弾性変形して、その外周閉塞部40aが油リリー
ス通路17の開口に着座しこれを閉塞するもので
ある。そのため、弾性弁部40は、ゴム、軟質合
成樹脂等の弾性回復力の優れた材質により成形さ
れる。このような弾性弁部40は、自由状態にお
いてその弁面の中央部を、第3図のような凹状、
あるいは第5図のような凸状に形成することがで
きる。さらにこの弾性弁部40は、油のリリース
時においては、その弾性回復力により、油リリー
ス通路17を開放状態に保持する働き、別言すれ
ば柱状摺動弁38を油リリース通路17の開口か
ら離すフロートスプリングの働きをする。この弾
性弁部40を有する柱状摺動弁38は、ピストン
ロツド16のストロークに応じてその長さ寸法を
適宜変更することができる。
偏心位置にある油リリース通路17の開口を開閉
するもので、柱状に形成された摺動弁38を備え
ている。この柱状摺動弁38は、挿入孔19に挿
入され、ガイド部20内面と摺接しつつ軸線方向
に摺動自在である。柱状摺動弁38の先端部に
は、装着孔39が形成され、この装着孔39に
は、弾性弁部40が嵌着されている。弾性弁部4
0は、油リリース通路17側に押圧されることで
弾性変形して、その外周閉塞部40aが油リリー
ス通路17の開口に着座しこれを閉塞するもので
ある。そのため、弾性弁部40は、ゴム、軟質合
成樹脂等の弾性回復力の優れた材質により成形さ
れる。このような弾性弁部40は、自由状態にお
いてその弁面の中央部を、第3図のような凹状、
あるいは第5図のような凸状に形成することがで
きる。さらにこの弾性弁部40は、油のリリース
時においては、その弾性回復力により、油リリー
ス通路17を開放状態に保持する働き、別言すれ
ば柱状摺動弁38を油リリース通路17の開口か
ら離すフロートスプリングの働きをする。この弾
性弁部40を有する柱状摺動弁38は、ピストン
ロツド16のストロークに応じてその長さ寸法を
適宜変更することができる。
柱状摺動弁38の外周には、キツクフランジ4
1が形成されている。このキツクフランジ41
は、ピストンロツド16が最前進位置にきたとき
に、ガイド部20の奥部先端と当接して柱状摺動
弁38を油リリース通路17の開口から離す働き
をする。
1が形成されている。このキツクフランジ41
は、ピストンロツド16が最前進位置にきたとき
に、ガイド部20の奥部先端と当接して柱状摺動
弁38を油リリース通路17の開口から離す働き
をする。
また、ピストンヘツド15と顎形ケーシング2
7との間には、スプリング28が介装されてい
る。このスプリング28は、ピストンヘツド15
を後退させる方向(図では左向)に弾発付勢して
いる。なお、29はピストンロツド16の先端に
装着された切断刃、30はこの切断刃29によつ
て切断される被切断物、31はシリンダ内4aの
容積の変化を調整する空気袋である。
7との間には、スプリング28が介装されてい
る。このスプリング28は、ピストンヘツド15
を後退させる方向(図では左向)に弾発付勢して
いる。なお、29はピストンロツド16の先端に
装着された切断刃、30はこの切断刃29によつ
て切断される被切断物、31はシリンダ内4aの
容積の変化を調整する空気袋である。
次に、上記構成による油圧作動型カツターの動
作を説明する。
作を説明する。
ピストンヘツド15を、第1図に示すように、
シリンダ4内の後退端に位置させた状態で、モー
タ1を駆動すると、モータ軸2の回転に同期して
カム部7が回転し、ニードルベアリング8を介し
てピストン9が往復運動する。ピストン9の往復
運動により、油槽5内の油が油通路14に向けて
圧送される。ポンプ機構6により発生された圧油
は、スプリング13の弾発力に抗して開閉弁12
を押し下げ、油通路14を通つてシリンダ内4a
に圧送される。シリンダ内4aに圧送された圧油
は、ピストンヘツド15のフランジ面に作用し、
ピストンヘツド15をスプリング28の弾発力に
抗して前進方向に移動させる。これによりピスト
ンロツド16も前進移動し、ピストンロツド16
の先端の切断刃29が被切断物30を切断する。
シリンダ内4aの圧油はまた、ガイド部20に穿
設された油通路21を通つて挿入孔19内に充満
し、柱状摺動弁38を着座方向に押圧する。した
がつて、柱状摺動弁38は、その弾性弁部40弾
性変形により、外周閉塞部40aが油リリース通
路17の開口に着座し、該通路17を閉塞してい
る。
シリンダ4内の後退端に位置させた状態で、モー
タ1を駆動すると、モータ軸2の回転に同期して
カム部7が回転し、ニードルベアリング8を介し
てピストン9が往復運動する。ピストン9の往復
運動により、油槽5内の油が油通路14に向けて
圧送される。ポンプ機構6により発生された圧油
は、スプリング13の弾発力に抗して開閉弁12
を押し下げ、油通路14を通つてシリンダ内4a
に圧送される。シリンダ内4aに圧送された圧油
は、ピストンヘツド15のフランジ面に作用し、
ピストンヘツド15をスプリング28の弾発力に
抗して前進方向に移動させる。これによりピスト
ンロツド16も前進移動し、ピストンロツド16
の先端の切断刃29が被切断物30を切断する。
シリンダ内4aの圧油はまた、ガイド部20に穿
設された油通路21を通つて挿入孔19内に充満
し、柱状摺動弁38を着座方向に押圧する。した
がつて、柱状摺動弁38は、その弾性弁部40弾
性変形により、外周閉塞部40aが油リリース通
路17の開口に着座し、該通路17を閉塞してい
る。
ピストンヘツド15が前進移動している間に
は、柱状摺動弁38の弾性弁部40は油リリース
通路17の開口に着座したままであり、油リリー
ス通路17はこの柱状摺動弁38によつて閉塞状
態を保つている。
は、柱状摺動弁38の弾性弁部40は油リリース
通路17の開口に着座したままであり、油リリー
ス通路17はこの柱状摺動弁38によつて閉塞状
態を保つている。
ピストンヘツド15が最前進位置にくると、ガ
イド部20の奥部先端がキツクフランジ41に当
接し、これを押圧する。すると、弾性弁部40の
外周閉塞部40aが油リリース通路17から瞬間
的に離れ、その弾性回復力により油リリース通路
17に対する開放状態を保持する。これにより、
シリンダ内4aの圧油が、油リリース通路17か
ら油槽5方向へと流れ、ピストンヘツド15のフ
ランジ面の両側の圧力差が解消され、ピストンヘ
ツド15の前進方向への移動が停止し、切断刃2
9による被切断物30の切断作業は完了する。
イド部20の奥部先端がキツクフランジ41に当
接し、これを押圧する。すると、弾性弁部40の
外周閉塞部40aが油リリース通路17から瞬間
的に離れ、その弾性回復力により油リリース通路
17に対する開放状態を保持する。これにより、
シリンダ内4aの圧油が、油リリース通路17か
ら油槽5方向へと流れ、ピストンヘツド15のフ
ランジ面の両側の圧力差が解消され、ピストンヘ
ツド15の前進方向への移動が停止し、切断刃2
9による被切断物30の切断作業は完了する。
ピストンヘツド15が停止すると、今までピス
トンヘツド15によつて圧縮されていたスプリン
グ28がその弾発力によりピストンヘツド15を
後退方向(図の左向)に押し戻す。この間、柱状
摺動弁38は、弾性弁部40の弾性回復力によ
り、その外周閉塞部40aが油リリース通路17
の開口に対して離座した状態が保たれている。油
リリース通路17が開放されているので、ピスト
ンヘツド15は、ガイド部20を介して柱状摺動
弁38に沿つて後退方向に迅速に摺動する。そし
て、ピストンロツド16の挿入孔19の底部が柱
状摺動弁38の頭部面と衝突して、この柱状摺動
弁38を着座方向に移動させ、これによつて弾性
弁部40は、その弾性変形で油リリース通路17
の開口に着座し、外周閉塞部40aが油リリース
通路17を気密に閉塞する。このときピストンヘ
ツド15の後退移動が停止して、切断作用の一工
程が終了する。
トンヘツド15によつて圧縮されていたスプリン
グ28がその弾発力によりピストンヘツド15を
後退方向(図の左向)に押し戻す。この間、柱状
摺動弁38は、弾性弁部40の弾性回復力によ
り、その外周閉塞部40aが油リリース通路17
の開口に対して離座した状態が保たれている。油
リリース通路17が開放されているので、ピスト
ンヘツド15は、ガイド部20を介して柱状摺動
弁38に沿つて後退方向に迅速に摺動する。そし
て、ピストンロツド16の挿入孔19の底部が柱
状摺動弁38の頭部面と衝突して、この柱状摺動
弁38を着座方向に移動させ、これによつて弾性
弁部40は、その弾性変形で油リリース通路17
の開口に着座し、外周閉塞部40aが油リリース
通路17を気密に閉塞する。このときピストンヘ
ツド15の後退移動が停止して、切断作用の一工
程が終了する。
以上はカツターについての説明であるが、切断
刃29の代りに別の工具、例えば打ち抜き工具、
曲げ工具等を装着して用いることも可能である。
刃29の代りに別の工具、例えば打ち抜き工具、
曲げ工具等を装着して用いることも可能である。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案の油圧作動型工具
によれば、油リリース通路の開閉をピストンヘツ
ドの移動に応じてピストンロツド内で摺動する柱
状摺動弁だけで行なうため、弁機構の構造が極め
て単純になり、加工も容易で高い加工精度も要求
されることはない。また、油リリース時には、弾
性弁体の弾性回復力により油リリース通路に対す
る柱状摺動弁の離座状態を保持するので、油リリ
ース時における再着座を防ぐことができる。ま
た、ストロークの大きなピストンロツドにも柱状
摺動弁の長さ寸法を変更することで対応すること
ができる。
によれば、油リリース通路の開閉をピストンヘツ
ドの移動に応じてピストンロツド内で摺動する柱
状摺動弁だけで行なうため、弁機構の構造が極め
て単純になり、加工も容易で高い加工精度も要求
されることはない。また、油リリース時には、弾
性弁体の弾性回復力により油リリース通路に対す
る柱状摺動弁の離座状態を保持するので、油リリ
ース時における再着座を防ぐことができる。ま
た、ストロークの大きなピストンロツドにも柱状
摺動弁の長さ寸法を変更することで対応すること
ができる。
第1図ないし第3図は本考案による油圧作動型
カツターの第1の実施例を示すもので、第1図は
その全体断面図、第2図は第1図の要部を柱状摺
動弁の着座状態とともに示す断面図、第3図は第
2図のさらに要部を同離座状態とともに示す断面
図、第4図ないし第5図は本考案の第2の実施例
を示すもので、第4図は柱状摺動弁の着座状態
図、第5図は同離座状態図である。 4……シリンダ、6……ポンプ機構、11,1
4,21……油通路、15……ピストンヘツド、
16……ピストンロツド、17……油リリース通
路、18……弁機構、19……挿入孔、20……
ガイド部、38……柱状摺動弁、39……装着
孔、40……弾性弁部、40a……外周閉塞部、
41……キツクフランジ。
カツターの第1の実施例を示すもので、第1図は
その全体断面図、第2図は第1図の要部を柱状摺
動弁の着座状態とともに示す断面図、第3図は第
2図のさらに要部を同離座状態とともに示す断面
図、第4図ないし第5図は本考案の第2の実施例
を示すもので、第4図は柱状摺動弁の着座状態
図、第5図は同離座状態図である。 4……シリンダ、6……ポンプ機構、11,1
4,21……油通路、15……ピストンヘツド、
16……ピストンロツド、17……油リリース通
路、18……弁機構、19……挿入孔、20……
ガイド部、38……柱状摺動弁、39……装着
孔、40……弾性弁部、40a……外周閉塞部、
41……キツクフランジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油槽を備えたケーシング本体と、このケーシ
ング本体に連結されたシリンダと、このシリン
ダ内に摺動自在に配設されたピストンヘツド
と、このピストンヘツドに連設されて先端に工
具の装着されたピストンロツドと、前記油槽内
の油を前記シリンダ内に圧送して前記ピストン
ヘツドとピストンロツドを軸線方向に前進させ
るポンプ機構と、前記シリンダ内外を連通し、
圧油をシリンダ外に逃がす油リリース通路と、
この油リリース通路の開口をピストンヘツドお
よびピストンロツドの移動に応じて開閉する弁
機構を備え、ピストンロツドは、ピストンヘツ
ドの軸心に対して同心または偏心して設けられ
ている油圧作動型工具において、 油リリース通路をピストンロツドの軸心に対
して偏心位置に設け、弁機構を、ピストンロツ
ド内でその軸線方向摺動自在な柱状摺動弁で構
成し、この柱状摺動弁は、先端に油リリース通
路の開口を弾性変形により周縁部で閉塞する弾
性弁部を有し、弾性弁部は、油リリース時に、
その弾性回復力で柱状摺動弁を油リリース通路
に対する開放位置に保持することを特徴とする
油圧作動型工具。 (2) 弾性弁部は、油リリース通路に対向する弁面
中央部が凹状または凸状に形成されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載の油圧作動型工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119716U JPH0417295Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119716U JPH0417295Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01121610U JPH01121610U (ja) | 1989-08-17 |
| JPH0417295Y2 true JPH0417295Y2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=31365190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988119716U Expired JPH0417295Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417295Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6346069Y2 (ja) * | 1980-06-27 | 1988-11-30 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP1988119716U patent/JPH0417295Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01121610U (ja) | 1989-08-17 |
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