JPH04173765A - 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法 - Google Patents

1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法

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JPH04173765A
JPH04173765A JP30206690A JP30206690A JPH04173765A JP H04173765 A JPH04173765 A JP H04173765A JP 30206690 A JP30206690 A JP 30206690A JP 30206690 A JP30206690 A JP 30206690A JP H04173765 A JPH04173765 A JP H04173765A
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acid
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resorcinol
pdda
antioxidant
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Yoshio Suguro
勝呂 芳雄
Masashi Matsumoto
松本 正志
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1,3−フエニレンジオキシジ酢酸(以下、1
.3−PDDAと言う)の製法に関するものである。
[従来の技術] 1.3− PDDAはポリエステルやポリアミドなどの
ポリマーを製造するためのモノマーになり得る芳香族ジ
カルボン酸であり、工業的に有用な化合物である。1.
3− PDDAの合成法としては、従来より、いくつか
の方法が知られていたが、本出願人はレゾルシンとモノ
クロロ酢酸とを特定の条件下で反応させることにより、
高収率で1.3− PDDAを回収する方法を先に見い
出し特許出願を行った(特願平1−343981号)。
しかしながら、この方法によれば、レゾルシンとモノク
ロロ酢酸とをアルカリ性水溶液中で反応を行うなめ、得
られる1、3−PDDAがジアルカリ塩として生成する
ので、これを酸性化して1,3−PDDAの結晶を回収
する必要があるが、ここで回収される結晶は微量不純物
の影響で若干、着色する傾向がある。そして、この着色
した結晶は水などによる再結晶によっても簡単に精製し
にくい。
着色した1、3− PDDA結晶を用いてポリマーを製
造した場合には、高い透過率を有するポリマーが得られ
難いので、1,3 PDDA結晶の着色度はできるだけ
小さい方が望ましい。
[発明が解決しようとする課題とそれを解決するための
手段] 本発明者等は上記実情に鑑み、レゾルシンとモノクロロ
酢酸とから1.3− PDDAを製造するに当たり、着
色度の少ない高純度の結晶を得る方法にっき種々検討し
た結果、レゾルシンとモノクロロ酢“酸との反応時に酸
化防止剤を存在させることにより、最終的に回収される
1、3− PDDA結晶の着色度が改善されることを見
い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、レゾルシンとモノクロロ酢
酸とをアルカリ性水溶液中で反応させ、1.3− PD
DAを製造するに当たり、反応系内に酸化防止剤を存在
させることを特徴とする1、3− PDDAの製法に存
する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明ではレゾルシンとモノクロロ酢酸とをアルカリ性
水溶液中で反応させるが、アルカリ水溶液としては、通
常、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化ア
ルカリ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの炭酸アル
カリが挙げられる。
また、反応系内のpHは、通常、7.5〜12、好まし
くは8〜11の範囲に保持するのが望ましい。すなわち
、反応の進行に伴って塩酸が副生ずるので、反応系内の
pHは次第に低下する傾向にあるが、本発明では反応系
内を常にアルカリ性に保持するのが好ましい。レゾルシ
ンに対するモノクロロ酢酸の使用量は2モル倍以上、好
ましくは2.1〜3モル倍であり、この使用量があまり
少ないと中間体である3−オキシ酢酸フェノールの生成
量が増大するので好ましくない。なお、アルカリ水溶液
中のレゾルシンの濃度は、通常、10〜50重量%であ
る。
、 本発明における反応温度は、通常、40℃〜100
℃、好ましくは50℃〜95℃である。反応温度があま
り低いと反応速度が遅く、良好に目的物を得ることがで
きず、一方、あまり高すぎると副生物の生成が増えるの
で好ましくない。また、反応時間は反応温度及び反応方
式により異なるが、通常、同原料の混合終了後、0.5
〜10時間、好ましくは1〜7時間程度である。
本発明の反応を実施するに当たっては、例えば、レゾル
シンを含むアルカリ水溶液を敷液とし、これにアルカリ
水溶液を添加した反応系内のpHを所望の値に保持しつ
つ、モノクロロ酢酸を供給する方法が望ましい。この場
合のモノクロロ酢酸の供給は、連続的又は間欠的でよい
が、あまり供給速度が速いとモノクロロ酢酸の分解が起
るので、通常、反応系内に供給された未反応モノクロロ
酢酸の反応液に対する濃度が10重量%以下になるよう
に調節される。この際の供給時間は反応条件などにより
異なるが、通常、1〜10時間程度である。なお、レゾ
ルシンはアルカリ水溶液中ではジアルカリ塩として存在
し、また、反応により生成する1、3−PDDAもジア
ルカリ塩となる。
本発明においては、上述の反応時に酸化防止剤を存在さ
せることを必須の要件とするものである。要するに、反
応系内に酸化防止剤を存在させることにより、着色の原
因となる微量不純物の生成を抑制しようとするものであ
る。本発明で使用可能な酸化防止剤としては、例えば、
亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウムなどのイオウ系酸化防止剤、亜リン酸ナトリウ
ム、亜リン酸水素ナトリウムなどのリン系酸化防止剤、
ヒドロキシアミンなどのアミン系酸化防止剤、フェノー
ル系酸化防止剤等が挙げられ、特に、イオウ系及びリン
系酸化防止剤が好ましい。
酸化防止剤の使用量は、通常、レゾルシンに対して、0
.01〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%であり
、あまり少ない場合には、最終的に得られる1、3−P
DDA結晶の着色を十分に抑制することができない。な
お、本発明では反応器内の気相部をN2ガスで置換して
おく方がより効果的である。
反応終了後の混合物は常法に従って酸性化することによ
り目的とする1、3 + PDDA結晶を析出させるが
、この操作は、通常、反応混合物に塩酸又は硫酸の水溶
液を加え、混合物のpHを3以下に調節することにより
実施することができる。なお、上記反応におけるレゾル
シンの濃度などによっては、反応混合物中に1.3− 
PDDAのジアルカリ塩の結晶が析出している場合もあ
るが、このような場合でも、反応混合物に酸を加え同様
に酸性化することにより、1,3− PDDA結晶を得
ることができる。そして、析出した1、3− PDDA
結晶は混合物から分離し、次いで、必要に応じて、水再
結晶及び水洗浄の両方あるいは一方で処理した後回収さ
れる。
[実施例] 以下、本発明を実施例に従い、詳細に説明するが、本発
明は以下の実施例によっては、何ら限定されるものでは
ない。
実施例1 [エーテル化反応] 複合電極、冷却管、温度計及び撹拌機を装着した内容量
2.5eのジャケット付きセパラブルフラスコ(パイレ
ックス製)に、レゾルシン165.2g(1,50mo
l)及び、亜硫酸ナトリウム0.735gを溶解した水
溶液125m1を入れ窒素雰囲気下で撹拌しつつジャケ
ットに温水を流し、内温を50°C迄昇温し結晶を溶解
した。続いて、同温度で47%苛性ソーダ水溶液をポン
プで添加し、系内のpHを8.2に抑制しつつ、95°
Cまで昇温しレゾルシンのナトリウム塩を含む水溶液を
調製した。続いて、これに95°Cで、47%苛性ソー
ダ水溶液をポンプで添加し、pHを8.2に制御しつつ
、モノクロ酢酸水溶液605.8g(モノクロロ酢酸3
78.9g(4,00mol)を含む)を同じくポンプ
で5時間滴下した。更に同温度で2時間、pHを8.2
に制御しつつ反応を続けた。反応系はモノクロロ酢酸供
給過程で結晶が析出し、スラリー状態となった。
[酸析] エーテル化反応で得られた上記スラリーに、脱塩水50
0m1を添加した後、内温を90°Cをし、30%硫酸
833gを添加して、同温度で30分間撹拌を続けた。
次にジャケットに冷水を流し、20°C迄降温した後1
時間保持し、小型セントル(国産遠心器(株)製、H+
 110型)にて結晶を炉別し、脱塩水10100Oを
振りかけ洗浄を行った。
[再結晶] 冷却管、温度計、撹拌機を装着した2e4つロフラスコ
(パイレクス製)に酸析で得られた結晶及び脱塩水13
00mlを仕込み、内温を100°C迄昇温したところ
、系内は均一となった。加熱を停止し、内温を40°C
迄降温し、1時間保持した後、小型セントルにて結晶を
炉別し、脱塩水500m1を振りかけ洗浄を行った。得
られた結晶を90°Cで真空乾燥を行い283.2gの
1.3+PDDAを得た。
この結晶5gを2N苛性ソ一ダ水溶液25m1に溶解し
、脱塩水にて50m1にメスアップした液の400nm
に於ける透過率を測定した。
この結果を表−1に示す。
実施例2,3 実施例1の亜硫酸ナトリウムに代え、表−1に記載した
酸化防止剤を各々0.735g用いた以外は実施例1と
同様に操作を行った。得られた1、3− PDDAの透
過率を表−1に示す。
比較例 実施例1の亜硫酸ソーダの使用を行わなかった以外は実
施例1と同様に操作を行った。得られた1、3−PDD
Aの透過率を表−1に示す。
表−1 [発明の効果] 本発明方法によれば、ポリマーの原料として有用な1,
3−フェニレンジオキシジ酢酸を高収率かつ、着色性の
不純物をほとんど含まず製造することができるので、こ
れを用いてポリマーを製造した場合、高い透過率を有す
るものが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レゾルシンとモノクロロ酢酸とをアルカリ性水溶
    液中で反応させ1,3−フェニレンジオキシジ酢酸を製
    造するに当たり、反応系内に酸化防止剤を存在させるこ
    とを特徴とする1,3−フェニレンジオキシジ酢酸の製
    法。
JP30206690A 1990-11-07 1990-11-07 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法 Expired - Lifetime JP2917498B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6254950B1 (en) 1998-06-15 2001-07-03 Eastman Chemical Company Polyester phenylenedi (oxyacetic acid) copolyester blends having improved gas barrier properties
JP2002308822A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Sumitomo Chem Co Ltd フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法
JP2002308823A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Sumitomo Chem Co Ltd フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6254950B1 (en) 1998-06-15 2001-07-03 Eastman Chemical Company Polyester phenylenedi (oxyacetic acid) copolyester blends having improved gas barrier properties
JP2002308822A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Sumitomo Chem Co Ltd フェニレンジオキシジ酢酸類の製造方法
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