JPH04173787A - 新規抗ウイルス剤及びその製造方法 - Google Patents
新規抗ウイルス剤及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH04173787A JPH04173787A JP29804790A JP29804790A JPH04173787A JP H04173787 A JPH04173787 A JP H04173787A JP 29804790 A JP29804790 A JP 29804790A JP 29804790 A JP29804790 A JP 29804790A JP H04173787 A JPH04173787 A JP H04173787A
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- Japan
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- general formula
- group
- represented
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- dideoxypurine
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明の目的は、一般式[I]で示される新規な抗ウィ
ルス剤およびその製造法にある。
ルス剤およびその製造法にある。
(式中Xは水素原子あるいはアミン基のいずれかであり
、Rは水素原子、または薬理的に許容しうるエステル形
成基、好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ベンゾ
イル基、その他のC2Qまでのアシル基のいずれかであ
る。)〔従来の技術〕 一般式[I]に示されるような、プリン塩基部にヒドロ
キシアミノ基(−NHOH)を持つ、2′,3′−ジデ
オキシプリンヌクレオシド類及びその合成に関する報告
は知られていない。
、Rは水素原子、または薬理的に許容しうるエステル形
成基、好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ベンゾ
イル基、その他のC2Qまでのアシル基のいずれかであ
る。)〔従来の技術〕 一般式[I]に示されるような、プリン塩基部にヒドロ
キシアミノ基(−NHOH)を持つ、2′,3′−ジデ
オキシプリンヌクレオシド類及びその合成に関する報告
は知られていない。
また、抗ウイルス効果に関する報告も知られていない。
HBV (B型肝炎ウィルス)、CM■(サイトメガロ
ウィルス)、H8V(単純ヘルペスウイルス)などのウ
ィルスは、人に感染して時として重篤な疾病を引き起す
。また、毎年のように大流行をする、インフルエンザも
ウィルスによる病気であり、今やウィルス性疾患は、現
代人にとって大きな社会問題となっている。
ウィルス)、H8V(単純ヘルペスウイルス)などのウ
ィルスは、人に感染して時として重篤な疾病を引き起す
。また、毎年のように大流行をする、インフルエンザも
ウィルスによる病気であり、今やウィルス性疾患は、現
代人にとって大きな社会問題となっている。
現在までに知られているウィルス病の中で、最も問題化
しているのが、HIV (エイズウィルス)によって引
き起されるAIDS(後天性免疫不全症候群)である。
しているのが、HIV (エイズウィルス)によって引
き起されるAIDS(後天性免疫不全症候群)である。
AIDSは、その治療方法が未だ確立されていないのと
、高い死亡率を持つことから、今や、人類に最も恐れら
れている病の一つである。
、高い死亡率を持つことから、今や、人類に最も恐れら
れている病の一つである。
HIVに感染した患者の中には、HB■やCMVおよび
HHV−6(ヘルペスウィルスの一種でAIDS発病の
関連が指摘されている)に重感染している患者の例も知
られており、この意味からも、AIDSは深刻な病であ
る。
HHV−6(ヘルペスウィルスの一種でAIDS発病の
関連が指摘されている)に重感染している患者の例も知
られており、この意味からも、AIDSは深刻な病であ
る。
AIDSの完全な治療法はまだ知られていないが、キャ
リアの人々の発症を予防したり、病気進行を遅らせてA
IDS患者の延命効果をもたらす薬剤は知られている。
リアの人々の発症を予防したり、病気進行を遅らせてA
IDS患者の延命効果をもたらす薬剤は知られている。
A Z T (P+oc、 Na11. ^cad
、 Sci、 υS^82゜7θ96(1985)
)は、この様な効果を示す、抗HIV剤の一つである。
、 Sci、 υS^82゜7θ96(1985)
)は、この様な効果を示す、抗HIV剤の一つである。
AZTは現在唯一の認可薬であり、世界中で多く使用さ
れているが、骨髄毒性(N、 Eng、 IMcd
、 317. 192(1987))などの副作用が
知られている。さらに、AZTを長期に使用すると、H
IVのAZT耐性株が出現することがわかっており(S
cience 243. 1711f19H) ) 、
この面からもAZTに変わる次の抗HIV剤が待たれて
いる。
れているが、骨髄毒性(N、 Eng、 IMcd
、 317. 192(1987))などの副作用が
知られている。さらに、AZTを長期に使用すると、H
IVのAZT耐性株が出現することがわかっており(S
cience 243. 1711f19H) ) 、
この面からもAZTに変わる次の抗HIV剤が待たれて
いる。
本発明の目的は、既存の薬剤に見られる以上のような種
々の欠点を克服する新しい抗ウィルス剤と、その合成方
法を提供することにある。
々の欠点を克服する新しい抗ウィルス剤と、その合成方
法を提供することにある。
本発明は、−綴代[I]
(式中Xは水素原子あるいはアミノ基、Rは水素原子、
またはアセチル基、プロピオニル基。
またはアセチル基、プロピオニル基。
ベンゾイル基、その他のC2Qまでのアシル基のいずれ
かである。) で示される新規な核酸誘導体が、抗ウィルス作用を有す
ることを見出したことに基づいている。
かである。) で示される新規な核酸誘導体が、抗ウィルス作用を有す
ることを見出したことに基づいている。
本発明は、上記の一般式[I]で表される、2′,3′
−ジデオキシプリンヌクレオシド類のうち、少なくとも
一種類を有効成分として含有することを特徴とする、新
規な抗ウィルス剤及びその製造方法に関するものである
。
−ジデオキシプリンヌクレオシド類のうち、少なくとも
一種類を有効成分として含有することを特徴とする、新
規な抗ウィルス剤及びその製造方法に関するものである
。
本発明において、出発物質として用いられる一般式[n
]で表されるプリン誘導体は、微生物による塩基交換反
応を用いて容易に得ることができる(特願平01−46
183号)。
]で表されるプリン誘導体は、微生物による塩基交換反
応を用いて容易に得ることができる(特願平01−46
183号)。
また、固定化した微生物を用いれば、工業的に安価に得
ることができる(特願平l1l−181885号)。
ることができる(特願平l1l−181885号)。
以下に、本発明の新規抗ウィルス剤、すなわち、6−ヒ
ドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボフ
ラノシド類の抗ウィルス作用について説明する。
ドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボフ
ラノシド類の抗ウィルス作用について説明する。
本発明の新規抗ウィルス剤の持つ抗ウイルス効果は、拮
抗阻害効果とDNAチェーン・ターミネーション効果と
の相乗効果である。
抗阻害効果とDNAチェーン・ターミネーション効果と
の相乗効果である。
これらの効果は、本発明の新規抗ウィルス剤が、2′,
3′−ジデオキシプリンリボフラノシド骨格という特殊
な構造をしていることに由来する。
3′−ジデオキシプリンリボフラノシド骨格という特殊
な構造をしていることに由来する。
すなわち、本発明の新規抗ウィルス剤は、その構造がD
NAの成分であるヌクレオシド(特に、2′−デオキシ
アデノシン、2′−デオキシグアノシンなど)に非常に
似ている。
NAの成分であるヌクレオシド(特に、2′−デオキシ
アデノシン、2′−デオキシグアノシンなど)に非常に
似ている。
このため、ライスル由来の酵素に対する親和性が良く、
ライスルの酵素は本来の基質であるDNA構成核酸(2
′−デオキシアデノシン、2′−デオキシグアノシンな
ど)とまちがって本発明の新規抗ウィルス剤を取込み、
結果的に、ライスルDNAの合成を妨げて(拮抗阻害)
、第1の抗ウイルス効果を示す。
ライスルの酵素は本来の基質であるDNA構成核酸(2
′−デオキシアデノシン、2′−デオキシグアノシンな
ど)とまちがって本発明の新規抗ウィルス剤を取込み、
結果的に、ライスルDNAの合成を妨げて(拮抗阻害)
、第1の抗ウイルス効果を示す。
また、本発明の新規抗ウィルス剤は、3′の位置に水酸
基が存在しない構造をとっている。このため、−度ウイ
ルスDNA内に取込まれると、次の核酸が連結すること
ができず、ウィルスのDNA鎖はここで終結してしまう
。したがって、ウィルスはそれ以上増殖することができ
ずに、死滅してしまう。
基が存在しない構造をとっている。このため、−度ウイ
ルスDNA内に取込まれると、次の核酸が連結すること
ができず、ウィルスのDNA鎖はここで終結してしまう
。したがって、ウィルスはそれ以上増殖することができ
ずに、死滅してしまう。
このようにして、本発明の新規抗ウィルス剤は、DNA
チェーン・ターミネータ−として働き、第2の抗ウイル
ス効果を示す。
チェーン・ターミネータ−として働き、第2の抗ウイル
ス効果を示す。
幸いなことに、人体の持つ酵素は、ウィルス由来の酵素
よりも格段に高度であるので、人体DNAやRNAの合
成において、拮抗阻害やチェーン・ターミネーションを
受けない。すなわち、本発明の抗ウィルス剤は人体の酵
素に対しては、基質特異性が非常に弱く、相互作用しな
い。
よりも格段に高度であるので、人体DNAやRNAの合
成において、拮抗阻害やチェーン・ターミネーションを
受けない。すなわち、本発明の抗ウィルス剤は人体の酵
素に対しては、基質特異性が非常に弱く、相互作用しな
い。
現在、既にAIDS治療薬として認可されているAZT
や、臨床薬であるddIなどの抗ウイルス効果も、同様
に拮抗阻害とDNAチェーン・ターミネーションの相乗
効果によるとされているが、本発明の新規抗ウィルス剤
(すなわち6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−
ジデオキシリボフラノシド類)は、以下に述べるように
、従来知られている薬(AZT、ddIなど)が持ち合
せていない特性と利点を持っている。
や、臨床薬であるddIなどの抗ウイルス効果も、同様
に拮抗阻害とDNAチェーン・ターミネーションの相乗
効果によるとされているが、本発明の新規抗ウィルス剤
(すなわち6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−
ジデオキシリボフラノシド類)は、以下に述べるように
、従来知られている薬(AZT、ddIなど)が持ち合
せていない特性と利点を持っている。
その特性とは、本発明の新規抗ウィルス剤が4種類の互
変異性体に変化できることによる。
変異性体に変化できることによる。
簡単のために、−綴代[I]
(式中Xは水素原子あるいはアミノ基のいずれかであり
、Rは水素原子、またはアセチル基。
、Rは水素原子、またはアセチル基。
プロピオニル基、ベンゾイル基、その他のC20までの
アシル基のいずれかである。)で示される化合物のうち
、6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキ
シリボフラノシド の場合を例にとって説明する。
アシル基のいずれかである。)で示される化合物のうち
、6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキ
シリボフラノシド の場合を例にとって説明する。
下記に示すように、式(1)で表される、6−ヒドロキ
シアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボフラノシ
ドは、式(2)〜式(5)で表される4種の異性体の形
を安定構造として取り得る(互変異性)。
シアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボフラノシ
ドは、式(2)〜式(5)で表される4種の異性体の形
を安定構造として取り得る(互変異性)。
すなわち、本発明の新規抗ウィルス剤は、この性質のた
めに、抗ウィルス剤として有利となる以下の3つの効果
を持つことができる。
めに、抗ウィルス剤として有利となる以下の3つの効果
を持つことができる。
つまり、一種類の薬剤の投与で四種類の薬剤を投与した
のと同じ効果が期待できる。
のと同じ効果が期待できる。
■ 酵素の代謝経路は、一般に一つの基質に対して、G
ne passWa7が基本である。
ne passWa7が基本である。
例えば、アデノシン、イノシン、グアノシンのリン酸化
代謝は、それぞれ異なった酵素によって行われる。しか
し、本発明の新規抗ウィルス剤は、その互変異性効果に
よりいくつもの酵素に対して基質と成り得る。
代謝は、それぞれ異なった酵素によって行われる。しか
し、本発明の新規抗ウィルス剤は、その互変異性効果に
よりいくつもの酵素に対して基質と成り得る。
■ 4種類の互変異性体は瞬時に変化するの来にくい。
以上述べてきたように、本発明の新規抗ウィルス剤は、
分子内に6−ヒドロキシアミノプリンという特殊な構造
を有するために素早く互変異性ができ、ウィルスの酵素
親和性やウィルス耐性株耐性に優れるという、新しい特
性を持つ抗ウィルス剤である。
分子内に6−ヒドロキシアミノプリンという特殊な構造
を有するために素早く互変異性ができ、ウィルスの酵素
親和性やウィルス耐性株耐性に優れるという、新しい特
性を持つ抗ウィルス剤である。
本発明の新規抗ウィルス剤は、その部分構造に、2′,
3′−ジデオキシリボフラノシド骨格を有するため、特
にHIV(エイズウィルス)やR3V Oり肉腫ウィル
ス)などのレトロウィルスに対して有効であるが、他の
ウィルス、例えばB型肝炎ウィルスやヘルペスウィルス
に対しても、有効に作用する。
3′−ジデオキシリボフラノシド骨格を有するため、特
にHIV(エイズウィルス)やR3V Oり肉腫ウィル
ス)などのレトロウィルスに対して有効であるが、他の
ウィルス、例えばB型肝炎ウィルスやヘルペスウィルス
に対しても、有効に作用する。
本発明において出発物質として用いられる、6位にハロ
ゲンを有する2′,3′−ジデオキシプリンヌクレオシ
ドは、前出のように微生物による塩基交換反応を用いて
容易に得ることができる(特願平01−46183号)
。例えば、6−クロログアニンとジデオキシウリジンと
を原料とした場合には、微生物(例えばEscheri
chia coli)を用いて塩基交換反応を行うと、
反応生成物である2′,3′−ジデオキシ−6−クロロ
グアノシンが良好な収率で得られる。また、固定化した
微生物を用いれば、さらに簡単に得ることができる(特
願平01−181885号)。
ゲンを有する2′,3′−ジデオキシプリンヌクレオシ
ドは、前出のように微生物による塩基交換反応を用いて
容易に得ることができる(特願平01−46183号)
。例えば、6−クロログアニンとジデオキシウリジンと
を原料とした場合には、微生物(例えばEscheri
chia coli)を用いて塩基交換反応を行うと、
反応生成物である2′,3′−ジデオキシ−6−クロロ
グアノシンが良好な収率で得られる。また、固定化した
微生物を用いれば、さらに簡単に得ることができる(特
願平01−181885号)。
以上のようにして合成した、6位にハロゲンを有する2
′,3′−ジデオキシプリンヌクレオシドと、適当な有
機溶媒(例えばエタノール)とモノヒドロキシルアミン
とを用いて、本発明の新規抗ウィルス剤は容易に合成す
ることができる。
′,3′−ジデオキシプリンヌクレオシドと、適当な有
機溶媒(例えばエタノール)とモノヒドロキシルアミン
とを用いて、本発明の新規抗ウィルス剤は容易に合成す
ることができる。
例えば、6−クロロ−2′,3′−ジデオキシプリンリ
ボフラノシドを、モノヒドロキシルアミンを溶解させた
エタノール中に加え、還流条件下に数時間撹拌すると、
6位の塩素とモノヒドロキシルアミンが反応して、目的
物である6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジ
デオキシリボフラノシドが生成してくる。反応終了後、
反応溶液を室温までもどし、反応溶液と同量以上のエチ
ルエーテル中にブローすると、目的物の白色沈澱が得ら
れる。
ボフラノシドを、モノヒドロキシルアミンを溶解させた
エタノール中に加え、還流条件下に数時間撹拌すると、
6位の塩素とモノヒドロキシルアミンが反応して、目的
物である6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジ
デオキシリボフラノシドが生成してくる。反応終了後、
反応溶液を室温までもどし、反応溶液と同量以上のエチ
ルエーテル中にブローすると、目的物の白色沈澱が得ら
れる。
以上述べてきたように、本発明の合成方法によれば、容
易に入手可能な原料から簡単な手法によって、本発明に
係わる抗ウィルス剤を合成することができる。
易に入手可能な原料から簡単な手法によって、本発明に
係わる抗ウィルス剤を合成することができる。
以下に実施例に従い、本発明をさらに詳細に説明する。
ただし、下記の実施例は説明のためにのみ示すものであ
って、如何なることがあっても本発明の範囲を制限する
意図は無い。
って、如何なることがあっても本発明の範囲を制限する
意図は無い。
(1)製造例
製造例1
300 mlのナス型フラスコに、モノヒドロキシアミ
ンの塩酸塩12.0g (173mmol) 、水酸化
カリウムI1.2 g (20mmo I) 、無水エ
タノール200 mlを加え、2時間還流する。室温ま
で冷却後、沈澱したK(lをン濾過により除去し、炉液
を別の300 mlのナス型フラスコに移す。
ンの塩酸塩12.0g (173mmol) 、水酸化
カリウムI1.2 g (20mmo I) 、無水エ
タノール200 mlを加え、2時間還流する。室温ま
で冷却後、沈澱したK(lをン濾過により除去し、炉液
を別の300 mlのナス型フラスコに移す。
これに、6−クロロプリン−2’−3’−ジデオキシリ
ボフラノシド1.45 g (5,7mmall を加
え、10時間還流する。その後室温まで戻し、2時間撹
拌を続ける。
ボフラノシド1.45 g (5,7mmall を加
え、10時間還流する。その後室温まで戻し、2時間撹
拌を続ける。
反応終了後、エタノールを溜去した後、残渣をエチルエ
ーテル300m1中で撹拌すると、白い固形分が得られ
てくる。これを減圧過により集め、カラム処理(移動溶
媒 CHCl 3 :Me 0H=9 : 1)を行い、
UV吸収のあるフラクションを集め濃縮すると、無色の
薄片状結晶が得られてくる。この結晶を減圧乾燥(50
℃、 0. lmmHg 、 l0h)して、無色薄
片状結晶の6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−
ジデオキシリボフラノシドを得た。収率86%。
ーテル300m1中で撹拌すると、白い固形分が得られ
てくる。これを減圧過により集め、カラム処理(移動溶
媒 CHCl 3 :Me 0H=9 : 1)を行い、
UV吸収のあるフラクションを集め濃縮すると、無色の
薄片状結晶が得られてくる。この結晶を減圧乾燥(50
℃、 0. lmmHg 、 l0h)して、無色薄
片状結晶の6−ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−
ジデオキシリボフラノシドを得た。収率86%。
無色薄片状結晶 融点112°C
NMRスペクトル(DMSO−δ6);δ1.66〜2
.60 (4H,m、 C2’ and C3’−H)
3、15〜3.80 (2H,m、 C5’−H)3
.80〜4.37 (IH,m、 C4’−H)6.
11 (III、 l、 CI’−H)7、
H(IIL s、 C1l −H)8.13
(IH,s、 C2−H)6.25〜8.95 (
3H,broad s、 C5’−OHandC6
−NHOH) MSスペクトル(FAB−MS ; m/x)M+1
252 (C+。HI303 N、+1として)R1値(Sil
ica Get HF 254)0、 l 6 [CH
Cl 3 / M e OH= 9 / 1 ]0.
44 [CHCA! 3 Me 0H=4/1コ製
造例2 合成 300 mlのナス型フラスコに、モノヒドロキシアミ
ンの塩酸塩12.0 g (173mmol) 、水酸
化カリウムI 1.2 g (20mmo l) 、無
水エタノール200 mlを加え、2時間還流する。室
温まで冷却後、沈澱したKCIをン濾過により除去し、
炉液を別の300 mlのナス型フラスコに移す。
.60 (4H,m、 C2’ and C3’−H)
3、15〜3.80 (2H,m、 C5’−H)3
.80〜4.37 (IH,m、 C4’−H)6.
11 (III、 l、 CI’−H)7、
H(IIL s、 C1l −H)8.13
(IH,s、 C2−H)6.25〜8.95 (
3H,broad s、 C5’−OHandC6
−NHOH) MSスペクトル(FAB−MS ; m/x)M+1
252 (C+。HI303 N、+1として)R1値(Sil
ica Get HF 254)0、 l 6 [CH
Cl 3 / M e OH= 9 / 1 ]0.
44 [CHCA! 3 Me 0H=4/1コ製
造例2 合成 300 mlのナス型フラスコに、モノヒドロキシアミ
ンの塩酸塩12.0 g (173mmol) 、水酸
化カリウムI 1.2 g (20mmo l) 、無
水エタノール200 mlを加え、2時間還流する。室
温まで冷却後、沈澱したKCIをン濾過により除去し、
炉液を別の300 mlのナス型フラスコに移す。
これに、2−アミノ−6−クロロプリン−2’ −3’
−ジデオキシリボフラノシド2.69 g (10m
mol)を加え、10時間還流する。その後室温まで戻
し、2時間撹拌を続ける。反応終了後、反応液をエチル
エーテル300m1中にブローすると、白い沈澱が得ら
れてくる。これを減圧 過により集め、エーテルで良く
洗浄し、これを減圧乾燥(50℃、 0.lmmHg
、 l0h) L、て、白色粉末状の2−アミノ6−
ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボ
フラノシドを得た。
−ジデオキシリボフラノシド2.69 g (10m
mol)を加え、10時間還流する。その後室温まで戻
し、2時間撹拌を続ける。反応終了後、反応液をエチル
エーテル300m1中にブローすると、白い沈澱が得ら
れてくる。これを減圧 過により集め、エーテルで良く
洗浄し、これを減圧乾燥(50℃、 0.lmmHg
、 l0h) L、て、白色粉末状の2−アミノ6−
ヒドロキシアミノプリン−2′,3′−ジデオキシリボ
フラノシドを得た。
収率91%。 白色微結晶 融点156℃NMRスペク
トル(DMSO−δ6);δ1.72〜2.63 (4
H,m、 C2’ and C3’−H)3.32〜3
.80 (2H,m、 C5’−H)3.80〜4.3
0 (IH,m、 C4’−H)5.97 (IH
,t、 cl’−H)6.63 (2H,g、 C
6−NH2)7.87 (I)I、 s、 C
1l −H)5.0〜8.5 (3H,broad
s、 C5’−OHandC6−Nl−10H) MSスペクトル(FAB −M S ; m#)M+1
267 (C+oH+、+03N6+lとして)R1値(Sil
ica Gel HF 254)0.09 [CHCl
3 /Me 0H=9/1]OJ2 [CHCA 、
Me 0H=4/1](2)抗ウイルス性試験 本発明による代表的化合物の抗ウイルスデータを以下に
示す。化合物番号は、本発明の実施例で製法を例示して
いる前記の実例の番号で示している。
トル(DMSO−δ6);δ1.72〜2.63 (4
H,m、 C2’ and C3’−H)3.32〜3
.80 (2H,m、 C5’−H)3.80〜4.3
0 (IH,m、 C4’−H)5.97 (IH
,t、 cl’−H)6.63 (2H,g、 C
6−NH2)7.87 (I)I、 s、 C
1l −H)5.0〜8.5 (3H,broad
s、 C5’−OHandC6−Nl−10H) MSスペクトル(FAB −M S ; m#)M+1
267 (C+oH+、+03N6+lとして)R1値(Sil
ica Gel HF 254)0.09 [CHCl
3 /Me 0H=9/1]OJ2 [CHCA 、
Me 0H=4/1](2)抗ウイルス性試験 本発明による代表的化合物の抗ウイルスデータを以下に
示す。化合物番号は、本発明の実施例で製法を例示して
いる前記の実例の番号で示している。
試験例1
本発明の、−綴代[I]で表される化合物の抗ウィルス
作用を、ラウス肉腫ウィルス(RS V)を用いて試験
した。
作用を、ラウス肉腫ウィルス(RS V)を用いて試験
した。
初代培養細胞(Chich Emb7o Fib+of
ast )を用いて、約30分間R3V感染させた。そ
して段階的に希釈した試料を添加し、4〜70後にR3
V感染による細胞の形質転換がどの段階において制御さ
れたかを検鏡により判定した。結果を表1に示した。
ast )を用いて、約30分間R3V感染させた。そ
して段階的に希釈した試料を添加し、4〜70後にR3
V感染による細胞の形質転換がどの段階において制御さ
れたかを検鏡により判定した。結果を表1に示した。
表1 本発明の2′,3′−ジデオキシプリンリボフラ
ノシドの抗R3V活性 化合物番号 略 称 I D50 (μ
M) ED5o (μM)1 6−NHOH−d
dP 4 >5002 6−
NHOH−ddG 2 >250
ED5o : 50%細胞毒性濃度 表1に示されるとおり、本発明化合物は優れた抗ウイル
ス効果を示しており、また水に対する溶解性が非常に良
いため、本発明化合物がエイズやB型肝炎などのウィル
ス病治療薬として有効であることは明らかである。
ノシドの抗R3V活性 化合物番号 略 称 I D50 (μ
M) ED5o (μM)1 6−NHOH−d
dP 4 >5002 6−
NHOH−ddG 2 >250
ED5o : 50%細胞毒性濃度 表1に示されるとおり、本発明化合物は優れた抗ウイル
ス効果を示しており、また水に対する溶解性が非常に良
いため、本発明化合物がエイズやB型肝炎などのウィル
ス病治療薬として有効であることは明らかである。
以上説明したように、この発明によれば、新規で抗ウィ
ルス作用の優れた化合物が提供される。例えば、エイズ
やB型肝炎およびヘルペス等のウィルス病治療薬とて極
めて有効である。
ルス作用の優れた化合物が提供される。例えば、エイズ
やB型肝炎およびヘルペス等のウィルス病治療薬とて極
めて有効である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中Xは水素原子あるいはアミノ基のいずれかであり
、Rは水素原子、またはアセチル基、プロピオニル基、
ベンゾイル基、その他の C20までのアシル基のいずれかである。)で示される
2′,3′−ジデオキシプリンリボヌクレオシド類。 (2)2−アミノ−6−ヒドロキシアミノプリン−9−
β−D−2′,3′−ジデオキシリボフラノシドである
請求項第(1)記載の化合物。 (3)6−ヒドロキシアミノプリン−9−β−D−2′
,3′−ジデオキシリボフラノシドである請求項(1)
記載の化合物。 (4)下記の式(2)〜式(5)で表される4種の互変
異性の形を安定構造としてとりうる請求項(3)記載の
化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(2)▲数式、化学
式、表等があります▼(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(4)▲数式、化学
式、表等があります▼(5) (5)一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中Xは水素原子あるいはアミノ基のいずれかであり
、Yはハロゲン原子であり、Rは水素原子、またはアセ
チル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、その他のC2
0までのアシル基のいずれかである。) に示すプリン化合物を、有機溶媒中、モノヒドロキシル
アミンで処理することにより、一般式[ I ]に示す2
′,3′−ジデオキシプリンリボヌクレオシド類を生成
させることを特徴とする核酸誘導体の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中Xは水素原子あるいはアミノ基のいずれかであり
、Rは水素原子、またはアセチル基、プロピオニル基、
ベンゾイル基、その他のC20までのアシル基のいずれ
かである。) (6)請求項(5)記載の反応に用いる有機溶媒として
、一般式[II]に示すプリン化合物を完全に溶解でき、
かつ、反応に支障をきたさないメタノール、エタノール
などのアルコール系その他の溶媒を用いることを特徴と
する、一般式[ I ]で表される2′,3′−ジデオキ
シプリンヌクレオシド類の製造法。 (7)請求項(5)記載の反応を行う際に、反応生成物
である一般式[ I ]に示す2′,3′−ジデオキシプ
リンヌクレオシド類が溶解しにくい液体ベンゼン、エチ
ルエーテルその他の液体に、反応終了後の反応液を直接
ブローし、一般式[ I ]に示す2′,3′−ジデオキ
シプリンヌクレオシド類を析出させることを特徴とする
核酸誘導体の製造法。(8)請求項1記載の一般式[
I ]で表される2′,3′−ジデオキシプリンヌクレオ
シド類のうち、少なくとも一種を有効成分とする抗ウィ
ルス剤。 (9)請求項1記載の一般式[ I ]で表される2′,
3′−ジデオキシプリンヌクレオシド類のうち、少なく
とも一種を有効成分とする抗レトロウイルス剤。 (10)請求項1記載の一般式[ I ]で表される2′
,3′−ジデオキシプリンヌクレオシド類のうち、少な
くとも一種を有効成分とする後天性免疫不全症候群(A
IDS)の治療薬及び予防薬。 (11)請求項1記載の一般式[ I ]で表される2′
,3′−ジデオキシプリンヌクレオシド類のうち、少な
くとも一種を有効成分として含む、遺伝子工学上用いら
れる実験用医薬および実験用試薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2298047A JP3059479B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 新規抗ウイルス剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2298047A JP3059479B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 新規抗ウイルス剤及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04173787A true JPH04173787A (ja) | 1992-06-22 |
| JP3059479B2 JP3059479B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=17854444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2298047A Expired - Fee Related JP3059479B2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 新規抗ウイルス剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3059479B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP2298047A patent/JP3059479B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3059479B2 (ja) | 2000-07-04 |
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