JPH04173833A - 軽量断熱性樹脂組成物 - Google Patents
軽量断熱性樹脂組成物Info
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- JPH04173833A JPH04173833A JP2299797A JP29979790A JPH04173833A JP H04173833 A JPH04173833 A JP H04173833A JP 2299797 A JP2299797 A JP 2299797A JP 29979790 A JP29979790 A JP 29979790A JP H04173833 A JPH04173833 A JP H04173833A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
量断熱性樹脂組成物に関する。
航空宇宙機器の機体と空気等との摩擦により生ずる空力
加熱やエンジン周りの熱から機体を保護し、機体各部の
温度を適正なものにするため、前記機体は各種の断熱材
で保護されている。このような断熱材として、たとえば
、コルクにフェノール樹脂を含浸したシート状断熱材と
かシリコーンゴムにフェノール樹脂からなるマイクロバ
ルーン(以下、フェノールバルーンと略す)及び/又は
ガラスからなるマイクロバルーン(以下、ガラスバルー
ンと略t) 等のマイクロバルーンを混合した組成物か
らなる断熱材が知られている。
なければならないため、真空バッグ等の加圧設備や前記
接着剤を硬化させるオーブン等の加熱設備が必要である
と共に、作業工数が多くなって施工が煩雑になっていた
。また、その熱伝導率が高いので、厚くしなければ十分
な断熱効果が発揮されないため、機体の重量が増大する
という欠点があった。一方、後者の組成物も接着剤を併
用する必要があるため、同様に施工性が悪(、かつ接着
剤により断熱材が厚(なるため、全体として重量を増加
させるという欠点があった。
ポキシ変成ウレタン樹脂に対し、フェノールバルーン、
ガラスバルーン、ガラス繊維、ヘントナイト、アルコー
ル系活性剤等を混合し、さらCと芳香族アミン(硬化剤
)や溶剤を配合した低密度熱制御性組成物が提案されて
いる。しかし、この樹脂組成物から形成される断熱材は
、引張伸びが高々0.5%程度に過ぎず可撓性に乏しか
った。このため、被施工体の組み立て時の大変形に施工
部分が追従し得なくなったり、空力加熱のような急激な
熱衝撃や航空宇宙機器が分離する際の衝撃荷重などによ
って、施工部分からクランクが発生したり、剥離したり
する危険があった。
器の機体等の被施工体に対し、接着剤を併用しないで施
工できる優れた接着性と施工性を有する軽量断熱性樹脂
組成物(以下、単に樹脂組成物という)を提供するにあ
る。他の目的は、大変形、熱衝撃、衝撃荷重等により施
工部分にクラックや剥離等を生ずることのない機械特性
に優れた可撓性の軽量断熱性樹脂組成物を提供するにあ
る。
リシジル基を有するポリアルキレングリコール重合体A
とエピクロルヒドリン縮合体Bとアミン系化合物Cとか
らなり、前記ポリアルキレングリコール重合体Aとエピ
クロルヒドリン縮合体Bとの混合比A/Bが重量比で2
5/75〜75/25である樹脂成分■に対し、硼珪酸
シリカからなるマイクロバルーンDとフェノール樹脂か
らなるマイクロバルーンEとの混合比D/ Eが重量比
で50150〜10010であるマイクロバルーンII
を、混合比I/nが重量比で25/75〜75/25の
範囲になるように配合した樹脂組成物によって達成する
ことができる。
バルーン■の結合剤であると同時に、金属や繊維強化プ
ラスチック(FRP)等の非金属からなる被施工体に対
する接着性を向上させ、他の接着剤を併用しなくても良
好な接着性を示すものにする。
するポリアルキレングリコール重合体Aは、軽量断熱性
樹脂組成物に対し、接着性と可撓性を付与し、前述した
大変形、熱衝撃、衝撃荷重等により施工部分からクラッ
クや剥離が発生するのを低減する。このようなポリアル
キレングリコール重合体Aとしては、ジグリシジルポリ
エチレングリコール、ジグリシジルテトラメチレングリ
コールを例示することができるが、これらに限定される
ものではない。
施工部分が加熱された時等の高温における接着強さや形
状保持性等の機械特性を向上させる。このエピクロルヒ
ドリン縮合体Bとしては、ビスフェノールAジグリシジ
ルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、
ブチレングリコールジグリシジルエーテル、トリフェニ
ルメタントリグリシジルエーテル、レゾルシノールジグ
リシジルエーテル、トリグリシジル−p−アミノフェノ
ール、ジグリシジルアニリン、テトラグリシジルメチレ
ンジアニリン、テトラグリシジル−4,4’ −(4
−アミノフェニル)−p−ジイソプロピルヘンゼン、テ
トラグリシジル−4,4° −(4−アミノ−3、5−
’、;メチルフェニル)−p−ジイソプロピルヘンゼン
、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエーテル、
フェノールノボラックグリシジルエーテル、クレゾール
ノボラックグリシジルエーテル、ビスフェノールAノボ
ラックグリシジルエーテル等があるが、これらに限定さ
れるものではない。
素が前記ポリアルキレングリコール重合体Aのグリシジ
ル基と反応し、本発明の樹脂組成物を室温から60℃の
低温領域で硬化可能にする。このため、本発明の樹脂組
成物を施工する場合、前述したコルクシート貼付けの場
合のように、加圧設備や加熱設備を必要としなくなるた
め、貼付けに要する工数を少なくすることができ、施工
性が向上する。しかも施工部分の機械特性は高温で硬化
させた場合と変わらない物性を有する。このようなアミ
ン系化合物Cの例としては、たとえば、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン
、1,3−ビスアミノシクロヘキサン、ジエチルアミノ
プロピルアミン、ビス(p−アミノシクロヘキシル)メ
タン、n−アミノエチルピペラジン、ポリアミドアミン
、ジエチレントリアミン/ジグリシジルエーテルビスフ
ェノールA混合物等で代表される芳香族ジアミンを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。
ヒドリン縮合体Bとは、その混合比A/Bが重量比で2
5/75〜75/25の範囲となるように混合する。こ
の混合比A/Bが25/70未満では、高温における機
械特性と可撓性か悪化し、被施工体の組み立て時の大変
形に追従し難くなったり、熱衝撃や衝撃荷重により施工
面にクラックや剥離が生じ易くなる。他方、上記混合比
A/Bが75/25を超えると、耐熱性が悪化して空力
加熱のような急激な熱衝撃を受けた場合のクラックの発
生を抑制することが困難になる。
硼珪酸シリカからなるマイクロバルーン(以下、シリカ
バルーンと略す)Dを主成分とし、必要によりフェノー
ルバルーンEが併用される構成からなり、樹脂組成物に
対し、前述した航空宇宙機器の飛翔時の空力加熱から機
体を保護する優れた断熱性を付与する。
構成するものであって、加熱減量が小さく、優れた耐熱
性、断熱性、形状保持性を有するため、厚く施工しなく
ても本発明の樹脂組成物に高度の耐熱性と断熱性を付与
する。このシリカバルーンの形状および物理特性として
は、樹脂組成物中に均一に混合でき、その機械特性を損
なわないものであればよく 好ましくは最大径125μ
、最小径44μ、平均粒子径70μ〜90μ、嵩密度0
.14〜0.16 g/cm’ 、真密度0.20〜0
.30 g/cra3であるものがよい。
によって密度が小さく、かつ熱制御性を有する。すなわ
ち、空力加熱を受けて炭化する際に炭化水素やその他の
気体を発生して減量し、その潜熱で熱エネルギーを吸収
する性質を有している。したがって、本発明の樹脂組成
物を軽量化すると共に熱制御性を付与することができる
。このようなフェノールバルーンEの代表例としては、
素材としてはフェノールホルムアルデヒド縮合物が好ま
しく、また、形状および物理特性として、最大径120
μ、最小径5μ、平均粒子径35〜48μ、嵩密度0.
10〜0.15g/cm”、真密度0.21〜0.35
g/cm3であることが好ましい。
、配合する場合にはマイクロバルーン■を構成するシリ
カバルーンDとフェノールバルーンEとの混合比D/E
は重量比で50150〜10010の範囲であるように
する。この混合比D/Eが50150未満の場合は、本
発明の樹脂組成物にシリカバルーンDに基づく十分な耐
熱性と断熱性を付与することができな(なったり、良好
な形状保持性が発揮されなくなる。
その混合比1/Itが重量比で25/75〜75/25
の範囲になるように混合されて、本発明の樹脂組成物を
構成する。この混合比I/IIが25/75未満では、
本発明の樹脂組成物は、樹脂成分■に基づく接着性、施
工性、機械特性が十分に発揮されなくなる。他方、上記
混合比1/nが75/25を超えると、本発明の樹脂組
成物にマイクロバルーンHに基づく断熱性を十分に付与
することが困難になる。
、エアロジルやヘントナイト等のタレ止め剤などをその
用途や目的に応して適宜配合することができる。
希釈し、スプレーにより施工する。
とができ、スプレー設備がなくても施工することができ
る。
ケトン、メチルイソブチルケトン。
ライド、トリクロロエタン、n−ヘキサン、シクロヘキ
サン、エチレングリコールモノメチルエーテル等を挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。
使用することができる。
航空機、ロケットフェアリングなどの航空宇宙機器であ
るが、その外に各種の加熱炉、オーブンなどの電気的ヒ
ーター、建材など、これらに限定されることなく、幅広
く適用することができる。
作製した。
浜ゴム■製のグリシジル基末端を有するポリエチレング
リコールUE 101を、エピクロルヒドリン縮合体B
として住友化学工業■製のエピクロルヒドリン縮合体E
LM 434を、アミン化合物Cとして三菱ガス化学■
製の1.3−BACをそれぞれ使用した。 ゛ また、シリカバル−ンDとしては日本シリカ■製のEC
C03PHEI?E SIを使用し、フェノールバルー
ンEとしてはUCC社製のBJO−0930を使用した
。
ポリアミドアミン20重量部、フェノールバルーン12
0重量部、ガラスチョップ10重量部からなる樹脂組成
物を作製した。
温(24℃)で72時間硬化させ、断熱材を作製した。
ケトンを用いて希釈し、ビンクス(Binks)7E2
スプレーガンを用いてアルミ板上に31の厚さに塗布し
、室温(24℃)で72時間加熱して硬化させることに
より施工した。
そのままキヤステング(またはコテ塗り)により、同様
に前記アルミ板上に3Inl11の厚さに塗布し、(加
熱設備としてオーブンを使用し)、60℃で8時間、加
熱硬化させることにより施工した。
べて施工性が悪かった。
ける熱伝導率(w/m、k) 、室温(24℃)と20
0℃における引張強さ(Kgf/cm2) 、室温(2
4°C)と200°Cにおけるフラットワイズ接着強さ
(Kgf/cm2)を測定した。また、加熱試験を行っ
た。結果は第2表に示す通りであった。
よび加熱試験は、下記の方法により測定した。
法に準じて測定した。
法に準じて測定した。
じて測定した。
ド(MIL−5TD) 401に規定されている方法に
準じて測定した。
に調整する。500℃で5分間加熱した時の外観を観察
した。
伝導率が小さいほか、室温と200°Cの高温における
引張強さがいずれも大きい。また、フラットワイズ接着
強さは室温では僅かに低いが200℃では高く、加熱に
よる低下が小さいことが判る。また、加熱試験により亀
裂が生じたり、粉体が発生せず機械特性に優れている。
マトリックスの樹脂成分Iが、末端にグリシジル基を有
するポリアルキレングリコール重合体Aとエピクロルヒ
ドリン縮合物Bとアミン系化合物Cとから構成されてい
るから、その樹脂成分I自体が接着性に著しく優れてお
り、接着剤を併用することなく施工することができ、溶
剤で希釈可能なためスプレーコーティングにより施工で
き、しかも室温で硬化するため、加圧設備や加熱設備を
必要とせずに施工できる。さらにその施工部分は、大変
形、熱衝撃、衝撃荷重等によってクラックや剥離を生ず
ることのない優れた機械特性並びに可撓性を有する。
保持性に優れたシリカバルーンDを使用したから、厚く
しなくても断熱性と形状保持性を示し、有利に軽量化す
ることができる。さらにこのシリカバルーンDにフェノ
ールバルーンEを併用した場合は、より一層軽量化する
ことができ、かつ熱制御性を付与することができる。
Claims (1)
- 末端に少なくとも1ケのグリシジル基を有するポリアル
キレングリコール重合体Aとエピクロルヒドリン縮合体
Bとアミン系化合物Cとからなり、前記ポリアルキレン
グリコール重合体Aとエピクロルヒドリン縮合体Bとの
混合比A/Bが重量比で25/75〜75/25である
樹脂成分 I に対し、硼珪酸シリカからなるマイクロバ
ルーンDとフェノール樹脂からなるマイクロバルーンE
との混合比D/Eが重量比で50/50〜100/0で
あるマイクロバルーンIIを、混合比 I /IIが重量比で
25/75〜75/25の範囲になるように配合した軽
量断熱性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2299797A JP2906083B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 軽量断熱性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2299797A JP2906083B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 軽量断熱性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04173833A true JPH04173833A (ja) | 1992-06-22 |
| JP2906083B2 JP2906083B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17877055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2299797A Expired - Lifetime JP2906083B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 軽量断熱性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906083B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000129172A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Nagashima Tokushu Toryo Kk | 遮熱性塗料及びその塗装方法 |
| JP2004027241A (ja) * | 2003-10-14 | 2004-01-29 | Nagashima Tokushu Toryo Kk | 遮熱性塗料及びその塗装方法 |
| WO2012114676A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | アイシン精機株式会社 | エンジンおよびピストン |
| WO2022085522A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液状樹脂組成物及びその硬化物 |
| WO2024092881A1 (zh) * | 2022-10-31 | 2024-05-10 | 北京宇航系统工程研究所 | 耐高低温抗振动防隔热材料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP2299797A patent/JP2906083B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2012172619A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Aisin Seiki Co Ltd | エンジンおよびピストン |
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| WO2024092881A1 (zh) * | 2022-10-31 | 2024-05-10 | 北京宇航系统工程研究所 | 耐高低温抗振动防隔热材料及其制备方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2906083B2 (ja) | 1999-06-14 |
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