JPH04174769A - 獣毛繊維製品の防縮撥水加工方 - Google Patents

獣毛繊維製品の防縮撥水加工方

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JPH04174769A
JPH04174769A JP2112230A JP11223090A JPH04174769A JP H04174769 A JPH04174769 A JP H04174769A JP 2112230 A JP2112230 A JP 2112230A JP 11223090 A JP11223090 A JP 11223090A JP H04174769 A JPH04174769 A JP H04174769A
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中西 藤司夫
Tomiya Hashimoto
富也 橋本
Yoshinori Nakano
美紀 中野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、洗濯機による水洗い洗濯に耐える防縮性能と
耐久性に優れた撥水性能を、獣毛繊維製品に付与する加
工法に関するものである。
(従来の技術) 獣毛繊維製品は、水洗いすると繊維表面を構成している
スケールの絡み合いによるフェルト化を生じ、著しく収
縮してしまうので1通常洗濯機による水洗い洗濯には耐
えられない。
近年、この分野の技術開発が進み、現在では洗濯機によ
る水洗い洗濯に耐え得る防縮性能を伺与するウオッシャ
プル用防縮加工法として、トップの状態で処理を行うダ
イラン法、塩素化・ハーフセット樹脂法や生地の状態で
処理を行うシロランBAP法等が開発され、高い防縮効
果によって洗濯機による洗濯が可能な製品も得られるよ
うになっている。
しかしながら、スポーツ衣料分野で求められている水洗
い30洗に耐えられるウオッシャプル防縮性能と撥水性
能を備えたものは、現在に到っても未だ得られていない
のが実状である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような現状に鑑みて行われたもので、獣毛
繊維製品に洗濯機による水洗い洗濯30洗に耐える防縮
性能と撥水性能を付与することを目的とするものである
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するもので1次の構成よりな
るものである。
すなわち9本発明は、獣毛繊維製品に予め低温プラズマ
処理を施した後、活性イソシアネート基を有する化合物
を伺与し、しかる後に有機フッ素系撥水剤を含有する分
散液を付与し、熱処理することを特徴とする獣毛1a維
製品の防縮撥水加工方法を要旨とするものである。
以下9本発明の詳細な説明する。
本発明方法では、まず獣毛繊維製品に予め低温プラズマ
処理を施す。ここでいう獣毛繊維とは。
羊毛、らくだ、山羊1 うさぎ等の動物から得られる天
然ケラチン質繊維を意味し、また、獣毛繊維製品とは1
獣毛繊維単独で、または獣毛繊維と他種繊維とを混合使
用して得られる織物9編物等の繊維製品一般を意味して
いる。ここで混合使用される他種繊維としては、ポリエ
ステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊
維、ポリフラール繊維、塩化ビニル繊維等を挙げること
ができる。
」−述のごとく、獣毛繊維製品は、まず低温プラズマ処
理されるが、このとき使用される低温プラズマ処理装置
は、低圧が維持できる真空容器中に放電用の一対の電極
を設け、特定のガスを所定流量で導入でき、代役した真
空ポンプで容器内を排気し、一定圧に保つことができる
構造と性能を有する装置である。この装置内の電極に電
圧を印加すればグロー放電を起こし、導入したガスが低
温プラズマ状態となる。最も一般的には1.3.5fi
M t(zの高周波電力を印加する。電極間に形成され
た低温プラズマ雰囲気中に処理すべき布帛を所望の速度
で通過させることにより、低温プラズマ処理を行うこと
ができる。
具体的には、処理すべき布帛を真空容器内に収容し、真
空ポンプにより排気減圧して内圧を0.01〜10To
rrに調整する。次いで所定のガスを導入して0.1〜
5 Torrに調整する。このとき用いるガスとしては
、酸素、窒素、アルゴン、ヘリウム。
アンモニア、空気等、各種のガスを使用することができ
る。ここで電極に高周波電力を印加すると。
導入されたガスが低温プラズマ状態となる。高周波電力
は、0.1〜5W/cut(電極単位面積)程度が適当
である。この低温プラズマ雰囲気中に布帛を通過させる
ことにより、低温プラズマ処理を行うことができる。処
理時間は1通常数秒〜300秒、好ましくは30〜18
0秒である。
次に9本発明方法では、低温プラズマ処理された獣毛繊
維製品に活性イソシアネート基を有する化合物を付与す
る。ここでいう活性イソシアネート基とは、後の熱処理
において反応性を有するイソシアネート基1.−N=C
−0)のことであり。
通常イソシアネート基を有する化合物としては。
後に熱処理されるまでの間イソシアネート基が保護基に
よって保護されているブロック化イソシアネート系化合
物が用いられる。
活性イソシアネート基を有する化合物を獣毛繊維製品に
伺与するには、連続法や吸尽法を採用することができる
。ザキソニーのようなミルド調の生地には、吸尽法を採
用するほうが毛羽の先まで活性イソシアネート基含有化
合物を吸着させるうえで好ましいことである。
吸尽法を採用する場合の処理温度は40〜80℃が一般
的である。処理温度が40℃より低いと吸尽率が低下す
る傾向がみられ、また、処理温度が80℃を越えると、
活性イソシアネート基が不安定となる傾向がみられるの
で好ましくない。また、処理時間は、30分程度が一般
的であり、この程度の時間で吸尽率がほぼ平衡状態に達
する。
活性イソシアネート基を有する化合物の伺与量は、獣毛
繊維に対して固型分で0.5〜10重量%程度が好まし
い。該化合物の量が0.5重風%未満であると、耐久性
に優れた撥水性能を伺与しにくくなる傾向が生じ、また
、10重量%を越えて該化合物を伺与しても、撥水性能
の耐久性がもはや向上し得ない傾向にあるので、不経済
である。
このようにして獣毛繊維製品に活性イソシアネート基を
有する化合物を付与した後、水洗、脱水。
乾燥し、続いて本発明方法では、有機フッ素系撥水剤を
含有する分散液を伺与する。
有機フッ素系撥水剤は、水系エマルジョンの形で獣毛繊
維製品に付与する。有機フッ素系撥水剤−〇− の付与量は、獣毛繊維に対して固型分で0.5〜5重量
%程度が好ましい。
上記分散液中には、メチルハイドロジエンポリシロギサ
ン等のシリコン系撥水剤を添加してもよい。また、必要
に応じて分散液中にエチレンイミンを添加してもよい。
エチレンイミンは1反応性を高める役割を果たすので、
有機フッ素系撥水剤と獣毛繊維との結合を強固にし、耐
久性のある撥水性能を伺与することができるようになる
有機フッ素系撥水剤の付与後1本発明方法では。
獣毛繊維製品を乾燥し、熱処理する。
熱処理条件は、温度130〜17[]℃にて時間1〜2
分程程度好ましい。この熱処理によって。
撥水性の耐久性は大きく向上する。
本発明は5以上の構設を有するものである。
(作 用) 本発明方法によれば、何故に30洗に耐える防縮性や撥
水性が得られるのか、その理由は必ずしも明らかではな
いが1本発明者らは次のように推測している。
まず2低温プラズマ処理を施すことによって。
DCCA法やダイラン法のようにスケールを損傷・脱落
させることなく高い防縮性能を得ることができ、また、
活性イソシアネー1−基を有する化合物を伺与し、さら
に有機フッ素系撥水剤を含有する分散液を伺与した後熱
処理すると、活性イソシアネート基の反応性が高まり、
このイソシアネート基が獣毛繊維の分子中のrミノ基や
カルボキシル基と結合し、一方、有機フッ素系撥水剤分
子中の反応基とも結合するので、有機フッ素系撥水剤は
活性イソシアネート基を有する化合物を介して獣毛繊維
と強固に結合し、撥水性能の耐久性が得られるようにな
り、そのうえ、活性イソシアネート基を有する化合物が
獣毛繊維と反応、結合することにより、低温プラズマ処
理によって得られた防縮性能の安定化が図られ、その結
果、洗濯機による洗濯に耐える防縮性能も得られるよう
になるものと推測される。
(実施例) 次に2本発明方法を実施例によってさらに具体的に説明
するが、実施例における布帛の性能の測定、評価は、下
記の方法で行った。
(」)撥水度 JIS  L−1096スプレー法 (2)収縮率 JIS  L−0217(103法、吊干し)(3)水
洗い洗濯 JIS  L−0217(103法、吊干し)による。
実施例1 羊毛(100%)2/48糸使いのサキソニー生地を用
意し、これに次の低温プラズマ処理条件1にて低温プラ
ズマ処理を行った。
〔低温プラズマ処理条件]〕
ガス種:酸素 ガス流量 :  0.2.C7分 真空度−1,0Torr 高周波出力 :  0.5kw 処理時間 ; 1 分 次に、低温プラズマ処理された生地を、χC−910(
武田薬品工業■製、ブロック化水系イソシアネート樹脂
)3%o8w、 f、 、浴比1:10.温度60℃7
時間30分の条件で回転式染色機を用いて処理し、続い
て脱水、乾燥した。
この後、下記処方1に示す分散液を含浸し、絞り率70
%にてマングルで絞液した。
〔処方1〕 さらに、110℃で2分間乾燥後、1.70tで1分間
熱処理した。
得られた布帛の防縮性能と撥水性能を測定j、。
その結果を下記第1表に示した。
本発明との比較のため2本実施例に」6いて低温プラズ
マ処理およびXC−910による処理を省くほかは1本
実施例と全く同一の方法により比較用の布帛(比較例1
)を得た。
この布帛の防縮性能と撥水性能を測定し、その結果を合
わせて第1表に示した。
第    1    表 第1表より明らかなごとく9本発明方法で得られた布帛
は1比較例の布帛に比べて30洗に耐える高いレベルの
防縮性能と撥水性能が付与されていることがわかる。
(発明の効果) 本発明は、獣毛繊維製品に低温プラズマ処理を施した後
、活性イソシアネート基を有する化合物を付与し、しか
る後に有機フッ素系撥水剤を含有する分散液を付与、熱
処理する構成を有し、かかる構成の本発明方法によれば
、獣毛繊維製品に洗濯機による水洗い洗濯30洗に耐え
る高い防縮性能と撥水性能を付与することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)獣毛繊維製品に予め低温プラズマ処理を施した後
    、活性イソシアネート基を有する化合物を付与し、しか
    る後に有機フッ素系撥水剤を含有する分散液を付与し、
    熱処理することを特徴とする獣毛繊維製品の防縮撥水加
    工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1652995A1 (en) * 2004-10-28 2006-05-03 Formosa Taffeta Co.,Ltd. Method of preparing fabrics having lotus leaf effect and fabrics having lotus leaf effect
JP2008106389A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Toray Ind Inc 繊維構造物およびその製造方法
JP2022132768A (ja) * 2021-03-01 2022-09-13 東レ・デュポン株式会社 撥水性繊維及び撥水性繊維構造物並びにその製造方法

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