JPH0417606B2 - - Google Patents

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JPH0417606B2
JPH0417606B2 JP61180984A JP18098486A JPH0417606B2 JP H0417606 B2 JPH0417606 B2 JP H0417606B2 JP 61180984 A JP61180984 A JP 61180984A JP 18098486 A JP18098486 A JP 18098486A JP H0417606 B2 JPH0417606 B2 JP H0417606B2
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culture solution
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Hisao Suda
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Seiwa KK
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、培養液を供給し植物の育成をするに
あたり、該植物の生育に適した給液を行うための
方法ならびにそれに用いられる装置に関するもの
である。
<従来例および問題点> 一般に、培養液を供給して植物の育成を行うに
は、植物の種類、生育段階、植物が受けている照
度、湿度、温度、植物が植付けられている培地で
の蒸発量等種々の要因に適応した組成々分比率を
有するものを適量供給する必要がある。
これらに対処するためには、培養液が保持され
ている培地内における保液量や濃度を検査して培
養液を調整しながら行わなければならないことは
勿論であるが、特に植物が受ける照度により、植
物が吸収する培養液量は大幅に変動するため、そ
れに応じた培養液の供給を行わなければならな
い。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記の実情に鑑み、次のような目的
を達成するために提案されたものである。
培地に供給する培養液を、予め設定した時間
と該設定時間以外に定めた時間に照度を検出し
植物が受ける照度に応じて培地への給液をも行
い、植物の培養液吸収量に適応した培養液付与
をすること。
植物が培養液を吸収して培地内に残存してい
る液量を検出して減量に応じた供給を行うこ
と。
培地内に残留している培養液の濃度および組
成成分を検出して後から給液する培養液を調製
すること。
等である。
植物が吸収する培養液量は、植物の種類により
異なるが、これには植物の種類に応じて給液量を
設定すれば済むが、植物が受ける照度により該吸
収液量は大幅に変動するものである。
したがつて、植物が受ける照度に応じて培養液
を供給しなければ植物の健全な生育を期待するこ
とは困難である。
そこで本発明は、予め設定しておいた時間に所
定量の給液を行い、かつ該時間以外において植物
が受ける照度を検出して、該照度に応じた培養液
の供給を行えるようにすることを基調とし、 培養液の供給においては、培地内の残留量を検
出してそれに応じて給液量を変更し得るようにす
るこし、 培養液が供給された培地内における電気伝導度
を検出して後から形成される培養液の濃度および
成分組成比率を変更し得るようにする。
上記目的を達成するため、第1の発明にかかる
養液栽培における培養液の給液方法は、培地に予
め設定された時間に培養液を供給し、該設定時間
とは別の設定時間に、照度を検出しこの検出照度
に応じて培養液を供給すると共に、上記各設定時
間にしたがつて行なわれる定時的な培養液供給以
外の時間帯において、培地に含まれる培養液の保
液量を検出し、該保液量が所定の基準値未満であ
る場合には培養液の供給を行なうようにしたこと
を特徴とし、第2の発明にかかる養液栽培におけ
る培養液の給液方法は、培地に予め設定された時
間に培養液を供給し、該設定時間とは別の時間
に、照度を検出しこの検出照度に応じて培養液を
供給するとともに、該培養液の供給量を培地から
排出される液量に応じて制御することを特徴とす
る。
また、第3の発明にかかる養液栽培における培
養液供給装置は、培養液を稀釈する前の濃縮原液
を収容する原液タンクと、培地に供給する稀釈培
養液が調製および貯液される貯液タンクと、該貯
液タンクに水を供給するための給水機構と、タイ
マー回路と、該タイマー回路からの信号により開
放動作する電磁弁を有し、原液タンクから貯液タ
ンクに原液を供給するための原液供給機構と、植
物が受ける照度を検出する照度センサと、貯液タ
ンクから培地に調製した稀釈培養液を供給するた
めの培養液供給機構と、貯液タンク内の培養液濃
度を検出し、培養液濃度が所定濃度に達した時に
前記電磁弁を閉成動作させるための第一の電気伝
導度センサと、貯液タンク内における液面を検出
する液面センサと、上記タイマー回路により予め
設定された時間に培地への培養液供給および該設
定時間とは別の時間に照度センサにより照度を検
出して培養液供給を行なうべく該液面センサから
の信号により培養液供給機構の制御をする制御回
路と、貯液タンク内における液面センサからの信
号により貯液タンクに水を供給する給水機構を制
御するための給水制御回路と、培地における培養
液の電気伝導度を検出し、該検出値が所定の基準
値以下であれば原液制御回路の電磁弁を開放動作
させる信号を出力し、前記第一の電気伝導度セン
サにより貯液タンク内の培養液濃度が所定濃度に
達したことを検出するまで原液を供給して培養液
濃度を補正するために配設された第二の電気伝導
度センサと、培地内に保持され、上記各設定時間
にしたがつて行なわれる定時的な培養液供給以外
の時間帯において、培地に含まれる培養液の保液
量を検出し、該保液量が所定の基準値未満である
場合には培養液の供給を行なう信号を出力する液
量センサと、からなることを特徴とし、第4の発
明にかかる養液栽培における培養液供給装置は、
培養液を稀釈する前の濃縮原液を収容する原液タ
ンクと、培地に供給する稀釈培養液が調製および
貯液される貯液タンクと、該貯液タンクに水を供
給するための給水機構と、タイマー回路と、該タ
イマー回路からの信号により開放動作する電磁弁
を有し、原液タンクから貯液タンクに原液を供給
するための原液供給機構と、植物が受ける照度を
検出する照度センサと、貯液タンクから培地に調
製した稀釈培養液を供給するための培養液供給機
構と、貯液タンク内の培養液濃度を検出し、培養
液濃度が所定濃度に達した時に前記電磁弁を閉成
動作させるための第一の電気伝導度センサと、貯
液タンク内における液面を検出する液面センサ
と、上記タイマー回路により予め設定された時間
に培地への培養液供給および該設定時間とは別の
時間に照度センサにより照度を検出して培養液供
給を行なうべく該液面センサからの信号により培
養液供給機構の制御をする制御回路と、貯液タン
ク内における液面センサからの信号により貯液タ
ンクに水を供給する給水機構を制御するための給
水制御回路と、培地における培養液の電気伝導度
を検出し、該検出値が所定の基準値以下であれば
原液制御回路の電磁弁を開放動作させる信号を出
力し、前記第一の電気伝導度センサにより貯液タ
ンク内の培養液濃度が所定濃度に達したことを検
出するまで原液を供給して培養液濃度を補正する
ために配設された第二の電気伝導度センサと、培
地から流出する培養液を回収する排液タンクと、
該排液タンクにおける排液量を検出するための液
面センサと、該排液タンクの液量検出用の液面セ
ンサによる信号により制御されるポンプと、排液
量を記憶する回路と、該排液量の記憶回路からの
出力により培地に供給する培養液の設定供給量を
制御する給液制御回路と、からなることを特徴と
する。
<実施例> 以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明
することとする。
第1図には本発明を適用した養液栽培における
培養液供給装置の一実施例が示されている。
1は培養液を調製および貯液する貯液タンク、
2は植物が植付けられる培地、3,4は培養液の
2種の原液を貯液するための原液タンク、5,6
は該原液タンクから貯液タンク1に原液を供給す
る原液供給管7,8に設けられ電気的に制御され
得る弁例えば電磁弁、9は貯液タンク1内の培養
液を循環させるための循環ポンプ、10は循環用
管体である。
そして、原液供給管7,8は培養液の原液を混
合して貯液タンク1に送り込むための混合器10
aを介して該循環用管体10に接続されている。
原液供給機構は、該原液供給管7,8、電磁弁
5,6、循環用管体10、混合器10a、循環ポ
ンプ9により構成されている。
給水機構は井戸水のように水圧により給水がで
きない場合には、貯液タンク1に供給するための
給水ポンプ11、給水用の給液管12、給水量を
制御する電動弁11aにより構成されている。な
お、貯液タンク1に水道水のように給水のための
水圧を利用できるような場合には、給水ポンプ1
1を省略しても良い。
また、培養液の原液を稀釈するため水質を調整
する必要がある場合には水処理器11bを配設し
たり、不純物質を除去するためのフイルタ11c
を配設するのが好ましい。
13は貯液タンク1内に配設された培養液の濃
度を検出するための電気伝導度センサであり、1
4は貯液タンク1内での液面の高さを例えば1cm
単位で測定できるようになつている液面センサで
ある。この液面センサ14は給液量検出及び貯液
タンク1の液面の上限・下限検出の2つの機能を
有しており、この液面センサ14の代わりに給液
量検出のための流量計及び後述の液面センサ28
と同様の上限・下限検出用の液面センサ(図示せ
ず)を用いてもよく、本明細書で液面センサ14
を言及するときは、該液面センサ14とその代わ
りとしての流量計及び/または液面の上限・下限
検出用の液面センサの両者を言うものとする。
培養液供給機構は、貯液タンク1から培地2に
培養液を供給するための給液ポンプ15、送液用
の供給管16、から構成されている。
17は貯液タンク1内における供給管16の先
端に配設されてストレーナであり、18,19は
それぞれ供給管16の適所に配設された圧力計お
よび流量計、20は供給管16に連接され給液ポ
ンプ15により送液された培養液の一部を貯液タ
ンク1に戻るべく配管された給液調節用管、21
は該給液調節用管20内の流量を制御するための
調節弁である。
22は制御ボツクスであり、培養液の供給量を
制御する制御回路、タイマー回路、給水機構の制
御をする給水制御回路、原液供給を制御するため
の制御回路等、上記の各機構の作動を制御するた
めの電気回路が収納されている。
23は培地2内に保持されている培養液量を検
出する液量センサ、24は培地2内における培養
液の電気伝導度を検出して濃度を測定するための
電気伝導度センサである。
培地2内における培養液の電気伝導度を検出す
る場合には、培地2内に残存する培養液を取出
し、取出された培養液の電気伝導度を検出するよ
うにすると、より正確な検出値が得られ好まし
い。
25は培地2に植付けられた植物が受ける照度
を検出する照度センサ、26は培地2に供給した
培養液の余剰分を回収する排液タンク、27は培
地2から排液され排液タンク26に送液するため
の排液管である。
排液タンク26には回収される培養液の液面を
検出する液面センサ28が配設されている。
29は排液タンク26に回収された培養液を貯
液タンク1に戻すため、あるいは排液するための
送液管であり、その排液タンク26内側の端部に
回収した培養液を強制的に送液するためのポンプ
30が配設されている。
次に第2図に示すタイミングチヤートにより、
貯液タンク1内に貯液する培養液を調製する動作
について説明する。
この培養液調整は、予め設定された時間による
給液と、該設定時間とは別の時間に照度を検出し
ての給液が終了したときに開始される。
また、上記の給液の途中においても貯液タンク
1内に貯液する培養液がなくなつた場合、培地2
内における液量の最低基準値未満の信号検出によ
り給液が停止したときにも培養液の調製が行われ
る。
而して、この調製開始は、培地2に培養液を供
給していない場合には直ちに、また、給液中に貯
液タンク1内の液量が培地2への供給量に対して
不足したことを検出した場合には給液を一旦停止
して残りの給液量を第3図に示すRAM回路38
に保留して行われるものであり、まず、給水ポン
プ11および/または電動弁11aを作動させて
給水管12を介し貯液タンク1に給水する。次い
で、貯液タンク1の液高が予め設定されたレベル
に達するまで送水されたとき、給水ポンプ11を
停止し、および/または電動弁11aを閉じて水
の供給を止め、次いで循環ポンプ9を作動させて
貯液タンク1内の培養液を循環用パイプ10を介
して循環せしめ、供給した水と既に残留している
培養液とを十分に撹拌混合する。
そして、所定時間経過後、例えば1分間経過し
たことを比較演算回路32、時計36等からなる
タイマー回路からの信号を出力して電磁弁5,6
の双方又は一方を開き、原液タンク3,4に貯液
されている原液を貯液タンク1に供給する。
このとき循環ポンプ9は依然として作動してお
り、原液を補給された後の貯液タンク1内の培養
液が均一の濃度になるように混合撹拌される。
而して、撹拌された培養液の濃度が設定された
濃度に達するまで原液の供給を行い、設定された
濃度に達したことを電気伝導度センサー13によ
り検出したとき、電磁弁5,6を閉じて原液の供
給を停止する。
この原液供給を停止してから濃度が均一になる
までの時間例えば1分間経過したことをタイマー
回路から出力して、循環ポンプ9を停止すること
により培養液調製工程が終了する。
次に、このように調製され貯液タンク1内に貯
液された所定濃度の培養液を、培地2へ供給する
動作について説明する。
培養液の培地2への供給は、1日を1サイクル
として所定の時刻を任意に予め定めておき、原則
としてその時刻毎に設定量給液することにより行
う。時刻の例としては、RAM回路38に08:00
時、10:00時、12:00時、14:00時、16:00時の
ように時刻を設定する。また、照度を検出しての
給液時刻を09:00時、11:00時、13:00時、15:
00時のように設定する。そして予め設定しておい
た基準照度を測定照度が越えたときに給液するよ
うにする。これらの設定時刻は育成する植物の種
類、育成段階、季節等により適宜変更し得るもの
とする。
而して、設定された時刻になつたときに、タイ
マー回路からの信号により給液ポンプ15が作動
し、貯液タンク1内に貯液されている培養液をス
トレーナー17、供給管16を介して培地2に供
給する。なお、培地面積の規模に応じて分給管体
33の圧力を一定にするために調節弁21を開き
給液調節用管20を介して培養液の一部を貯液タ
ンク1に返送する。また、給液中に圧力計18が
異常な圧力を検出した場合に、調節弁21を自動
的に開き給液調節用管20を介して培養液の一部
又は全部を貯液タンク1に返送するものとしても
良い。
そして、培地2への給液が予めRAM回路38
に設定しておいた量になつたことを液面センサ1
4により検出したときに給液ポンプ15を止め、
培養液の供給が停止される。
一方、上記の定時的な培養液供給を行つていな
い時間帯において、培地2に含まれる培養液の量
が設定された最低基準値未満であることを液量セ
ンサ23により検出した場合にも培養液の供給を
随時行うものとしても良い。この場合には液量セ
ンサ23からの上記信号により給液ポンプ15を
作動せしめ培養液供給を行う。
この随時の培養液供給においては定時給液によ
る設定量より少ない特定の液量を供給して終了す
る。
このような給液方法は、雨天から晴天に変わる
ような急激な気象の変化、定時および照度検出に
よる培地に給液されなかつたような物理的な障害
が生じた場合等非常時に補助的に行う給液手段と
して採用される。
上記の随時の培養液供給は24時間を通して行う
ものとしてもよいが、特定の時間帯例えば温度が
高くまた培養液の消費量の多い昼間の時間帯のみ
行うものとしても良い。これらはRAM回路38
における任意設定要素とすることで行い得る。
培養液の濃度補正にあたつては、保液性部材4
0内に配設した電気伝導度センサ24により検出
した電気伝導度を基準として行つても良いが、該
保液性部材40内での培養液が均一に存在してい
ないこともあるので、該保液性部材40内に残存
している培養液の一部を強制的に吸引採取して電
気伝導度を検出するようにする。このようにする
と、正確な測定値を検出することができるので、
培養液の濃度補正をより正確に行うことができ
る。
培養液の濃度および組成成分の補正は、上記し
た電気伝導度センサ24により検出した検出値が
所定の基準値以下である場合に、電磁弁5,6の
双方又は一方を開放するための信号が出力される
と共に、貯液タンク1内に配備した液面センサ1
4により水の供給上限が設定され、給水を供給し
た後、電気伝導度センサ13により培養液が所定
の濃度および組成成分比率となるまで原液を供給
して行なう。すなわち、稀釈液の液面上限を設定
しておき、液面が該液面センサ14の設定された
上限に達するまで給水ポンプ11の作動および/
または電磁弁11aの開栓を行い、その後、電気
伝導度センサ13により培養液の培地2内の電気
伝導度に基づいて、ROM回路31内のプログラ
ムで補正した濃度および組成成分比率になるま
で、上記電気伝導度センサ24からの信号に基づ
き電磁弁5,6を開栓して、原液の供給をして行
う。
また、培養液供給量の補正においては、排液タ
ンク26で回収される液量により行われる。例え
ば、排液タンク26内に配設された液面センサ2
8により液面の上限値と下限値を検出し、上限値
のときに作動せしめ下限値のときに停止せしめる
ようにポンプ30を制御せしめ、1日における上
限値やポンプ作動等の検出回数により回収される
液量を測定する。
この検出回数は、予め設定しておいた回数と比
較し、その差が設定回数よりも多い場合は給液量
が過剰であつたことを示すから、翌日の設定供給
量を減らし、逆に検出回数が少ない場合は給液量
が不足していたことを示すから、翌日の設定供給
量を増加させる。
給液切換用電動弁47は、培養液を供給する培
地が広範囲に亘つて配設されて培養液の給液を分
割して行う場合に、まず、一部の培地2の給液を
行いこれがが終了した後、他の部分の培地2に給
液を行うときに前者の培地への給液を終了し後者
の培地に給液するように切換ができるように配設
されたものである。
この切換作動は、例えば一部の培地2に培養液
を供給し、予め設定された液量に達したときに、
電動弁47を制御するように構成する。
このように構成された装置の始業に際して入力
用キーボード50により、培地2への給液量、随
時供給量、給液を開始する時間、給液を終了する
時間、定時的給液時刻、照度検出による給液時
刻、貯液タンク基準濃度、培地内における基準濃
度、培地内の最低保液量、排液タンクに回収され
る培養液の基準量等を設定入力しておくことによ
り、植物が吸収する培養液量に応じて、また照度
による植物の蒸散作用の差に応じて自動的に培養
液の濃度や供給量を調節しながら行われ得る。
第4図には培地2の実施例が示されている。
40は直方体に形成され培養液が浸潤可能な保
液性部材であり、無機繊維素材として吸液性ロツ
クウール、グラスウール、有機繊維素材として繊
維系素材、発泡性合成樹脂として吸液性ウレタン
フオーム、およびくん炭、砂等により形成されマ
ツト状のもの、その他ブロツク状に形成されたも
のを採用するものとする。
41は透液性部材であり、保液性部材40の下
面および側面に配備され、ポリビニルアルコー
ル、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等
の不織繊維からなる不織シートにより構成され、
吸液性を有し植物の根の進出を阻止し得る直径
50μm以下の孔隙を有するものとする。
42は通気性部材であり、透液性部材41の下
面に配備され、柔軟なフイルムを重合せしめ部分
的に空気を封入密閉せしめて形成したエアー封入
シートであり、その両端が透液性部材41に溶着
されている。この通気性部材42は、板状のもの
を波板状に形成したもの、若干厚みを有する網
板、少なくとも上面に円柱状、角柱状の凸起、毛
状体を立設形成したもの、板体を組合せて複数の
空隙部屋を形成したもの、通気性を有する素材に
より形成されたポーラス板等からなる。
43は植物であり、44は該植物を育苗してい
たときに使用していた保液性培地であり、保液性
部材40上に載置されている。
45は液密性の被覆部材であり、保液性培地4
4を載置した部分を除き培地2を被覆している。
該被覆部材45は下部が培養液の受皿となり、上
部は保液性培地44を支持するとともに培養液の
太陽熱等による液温変化を緩和し、または光の照
射によるクロレラ発生を防止するため断熱、遮光
性のよい材料により形成されているものを採用す
るものが良い。
46は分給用管体であり、供給管16に接続さ
れ、透液性を有する素材により形成されたポーラ
ス管、金属製・塩化ビニル等の合成樹脂製の管体
で少なくとも保液性部材40に接する部分に複数
の散液用小孔を穿設したものを採用する。
保液性部材40に配備されている保液量センサ
23としては、本実施例では、保液性部材40内
に管状体にヒータ、温度センサと、電気絶縁度お
よび熱伝導度が高くかつ上記ヒータと温度センサ
を保持し得る充填材が内蔵され、該ヒータからの
熱による上昇温度を感知して保液量を測定できる
ものを採用するものとする。
このように構成されている培地2において、培
養液は供給管16、分給用管体46を通つて保液
性部材40に必要な液量が吸水保持されるととも
に、余分な培養液は被覆部材45の底部を流れ、
排液管27を通つて排液タンク26に回収され
る。
従つて、分給用管体46からの培養液供給が停
止されても、必要な培養液量は保液性部材40に
保持されているから常時培養液供給を行わなくて
も済み、停電等による給液トラブルに対して対応
できる。
また、植物の成長に伴つて根が延びて保液性培
地44から突出し、保液性部材40に進入する
が、該保液性部材40の下面には透液性部材41
が配備されているので、根の進出がここで阻止さ
れ、液密性の被覆部材45上に溜つた培養液中に
植物の根が入り込むようなことがない。
従つて、植物の根が直接培養液に浸ることがな
く過剰の栄養付与による弊害が生じない。また、
通気性部材42が介在されていて透液性部材41
の下面から保液性部材40の下部に大気が入り込
むようになつているので、成長して透液性部材4
1の近傍まで達した保液性部材40中の根部は充
分な酸素を吸収できるので、酸素の欠乏による弊
害が生じない。
このような本発明の動作を第1図に示す装置に
おける制御ボツクス22に収納された制御盤(図
示せず)により制御して行うものであり、第3図
に示すブロツク図により該制御を説明する。
培地2内の液量センサ23、電気伝導度センサ
24、貯液タンク1内の電気伝導度センサ13お
よび照度センサ25からの信号がA/Dコンバー
タ34とインポート35を介して、また貯液タン
ク1内の液面センサ14、排液タンク26に配備
された液面センサ28および時計36からの信号
がインポート35を介してそれぞれ比較演算回路
32のCPU37に入力される。
各センサおよび時計36から入力されたデータ
は、CPU37においてROM回路31からの前記
作動のプログラムに従いRAM回路38に予め入
力記憶されている設定値と比較演算され、その結
果の制御信号がアウトポート39を介して原液制
御の電磁弁5,6、稀釈液制御を行う電動弁11
aおよび給水ポンプ11、循環ポンプ9、培地2
への培養液供給を行うための給液ポンプ15、培
地2から排出され排液タンク26に回収された培
養液を貯液タンク1へ送液するため、あるいは排
出するためのポンプ30、培地2内の培養液を強
制的に吸引して電気伝導度を検出する場合の培養
液吸引用ポンプ24a、広域に亘つて培地2を配
設した場合において、分割して培養液の供給を行
う際に、給液の切換を行う電動弁47に出力され
てこれらの作動が制御される。
なお、これらの制御は、マイクロコンピユータ
その他の制御手段を用いて行うものとしてよい。
<効果> 本発明は以上の構成からなり、次のような効果
を有している。
植物の吸収培養液量が最も影響を受ける照度
に応じても給液を行う構成であるので、植物に
とつて生育に適した培養液供給が行える。
培養液の濃度は、培地内に残存する液の電気
伝導度を検出して調整される構成であるので、
植物の養分の吸収量、栄養分のバランスを把握
でき、また培地からの溶出成分による培養液の
変質に応じて培養液を調整でき、植物の生育に
適した培養液の供給を行うことができる。
培養液の給液量を設定するに際して、培地か
ら排出される液量を検出して行うことにより、
植物が吸収する培養液量を把握でき、植物の吸
収量に応じての培養液供給を行うことができ、
給液の無駄を無くし効率の良い給液が行われ得
る。
培養液の供給に際しては、貯液タンク内の液
量が不足する場合にはこれを補うべく培養液の
調整を行うので、貯液タンクが小型のものでも
培地を配設している箇所が広範囲に亘つても十
分に給液を行うことができ、培地の配設規模の
大小に関係なく用途範囲が広く、該貯液タンク
を設けるスペースの削減、並びに設備コストの
低減化を図ることができる。
貯液タンク内の培養液は、上記のように補充
されることにより新鮮な水と原液が追加撹拌さ
れるので、常に活性化されて新鮮さの保持がな
され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す培養液供給装
置の概略構成図、第2図は各ポンプと電動弁の作
動順序を示すタイミングチヤート、第3図は制御
回路の実施例を示すブロツク図、第4図は培地の
断面図である。 1……貯液タンク、2……培地、3,4……原
液タンク、5,6,11a……電動弁、7,8…
…原液供給管、9……循環ポンプ、10……循環
用管体、11……給水ポンプ、12……給液管、
13……電気伝導度センサ、14,28……液面
センサ、15……給液ポンプ、16……供給管、
22……制御ボツクス、24……電気伝導度セン
サ、25……照度センサ、26……排液タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 培地に予め設定された時間に培養液を供給
    し、 該設定時間とは別の設定時間に、照度を検出し
    この検出照度に応じて培養液を供給すると共に、 上記各設定時間にしたがつて行なわれる定時的
    な培養液供給以外の時間帯において、培地に含ま
    れる培養液の保液量を検出し、該保液量が所定の
    基準値未満である場合には培養液の供給を行なう
    ようにしたことを特徴とする養液栽培における培
    養液の給液方法。 2 培地に予め設定された時間に培養液を供給
    し、 該設定時間とは別の設定時間に、照度を検出し
    この検出照度に応じて培養液を供給するととも
    に、 該培養液の供給量を培地から排出される液量に
    応じて制御することを特徴とする養液栽培におけ
    る培養液の給液方法。 3 培養液を稀釈する前の濃縮原液を収容する原
    液タンクと、 培地に供給する稀釈培養液が調製および貯液さ
    れる貯液タンクと、 該貯液タンクに水を供給するための給水機構
    と、 タイマー回路と、 該タイマー回路からの信号により開放動作する
    電磁弁を有し、原液タンクから貯液タンクに原液
    を供給するための原液供給機構と、 植物が受ける照度を検出する照度センサと、 貯液タンクから培地に調製した稀釈培養液を供
    給するための培養液供給機構と、 貯液タンク内の培養液濃度を検出し、培養液濃
    度が所定濃度に達した時に前記電磁弁を閉成動作
    させるための第一の電気伝導度センサと、 貯液タンク内における液面を検出する液面セン
    サと、 上記タイマー回路により予め設定された時間に
    培地への培養液供給および該設定時間とは別の時
    間に照度センサにより照度を検出して培養液供給
    を行なうべく該液面センサからの信号により培養
    液供給機構の制御をする制御回路と、 貯液タンク内における液面センサからの信号に
    より貯液タンクに水を供給する給水機構を制御す
    るための給水制御回路と、 培地における培養液の電気伝導度を検出し、該
    検出値が所定の基準値以下であれば原液制御回路
    の電磁弁を開放動作させる信号を出力し、前記第
    一の電気伝導度センサにより貯液タンク内の培養
    液濃度が所定濃度に達したことを検出するまで原
    液を供給して培養液濃度を補正するために配設さ
    れた第二の電気伝導度センサと、 培地内に保持され、上記各設定時間にしたがつ
    て行なわれる定時的な培養液供給以外の時間帯に
    おいて、培地に含まれる培養液の保液量を検出
    し、該保液量が所定の基準値未満である場合には
    培養液の供給を行なう信号を出力する液量センサ
    と、 からなる養液栽培における培養液供給装置。 4 培養液を稀釈する前の濃縮原液を収容する原
    液タンクと、 培地に供給する稀釈培養液が調製および貯液さ
    れる貯液タンクと、 該貯液タンクに水を供給するための給水機構
    と、 タイマー回路と、 該タイマー回路からの信号により開放動作する
    電磁弁を有し、原液タンクから貯液タンクに原液
    を供給するための原液供給機構と、 植物が受ける照度を検出する照度センサと、 貯液タンクから培地に調製した稀釈培養液を供
    給するための培養液供給機構と、 貯液タンク内の培養液濃度を検出し、培養液濃
    度が所定濃度に達した時に前記電磁弁を閉成動作
    させるための第一の電気伝導度センサと、 貯液タンク内における液面を検出する液面セン
    サと、 上記タイマー回路により予め設定された時間に
    培地への培養液供給および該設定時間とは別の時
    間に照度センサにより照度を検出して培養液供給
    を行なうべく該液面センサからの信号により培養
    液供給機構の制御をする制御回路と、 貯液タンク内における液面センサからの信号に
    より貯液タンクに水を供給する給水機構を制御す
    るための給水制御回路と、 培地における培養液の電気伝導度を検出し、該
    検出値が所定の基準値以下であれば原液制御回路
    の電磁弁を開放動作させる信号を出力し、前記第
    一の電気伝導度センサにより貯液タンク内の培養
    液濃度が所定濃度に達したことを検出するまで原
    液を供給して培養液濃度を補正するために配設さ
    れた第二の電気伝導度センサと、 培地から流出する培養液を回収する排液タンク
    と、 該排液タンクにおける排液量を検出するための
    液面センサと、 該排液タンクの液量検出用の液面センサによる
    信号により制御されるポンプと、 排液量を記憶する回路と、 該排液量の記憶回路からの出力により培地に供
    給する培養液の設定供給量を制御する給液制御回
    路と、 からなる養液栽培における培養液供給装置。
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