JPH0417629Y2 - - Google Patents

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JPH0417629Y2
JPH0417629Y2 JP15978787U JP15978787U JPH0417629Y2 JP H0417629 Y2 JPH0417629 Y2 JP H0417629Y2 JP 15978787 U JP15978787 U JP 15978787U JP 15978787 U JP15978787 U JP 15978787U JP H0417629 Y2 JPH0417629 Y2 JP H0417629Y2
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steel pipe
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welding
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、鋼管杭とか、鋼管内にコンクリート
を打設した鋼管杭、あるいは、コンクリート柱の
長手方向の端部に接合用の鉄板を一体的に取り付
けたコンクリート杭といつたような杭構成材の端
部どうしを溶接によつて一体連接した既製杭の接
合部構造に関する。
〈従来の技術〉 支持杭などとして、上述のような既製杭を用い
る場合に、軟弱地盤における地盤沈下の発生によ
つて負の摩擦力(ネガテイブフリクシヨン)を生
じ、これによつて既製杭に引き下げ力が働き、構
造体やそれを支持する基盤などが沈下して構造体
の損壊に波及する虞があり、従来では、地盤から
の摩擦力の影響を軽減するために、既製杭の外表
面にアスフアルト等のスリツプレイヤーを設けた
り、グリースを吹き付けて塗布するとともに、そ
れらをフイルムで覆う等して負の摩擦力を低減す
るようにしていた。
ところで、既製杭では、単位長さの鋼管とかコ
ンクリート柱などの杭構成材どうしを溶接により
一体連接して構成するものであり、その溶接時
に、杭構成材の接合端およびそれに近い箇所の部
分のシートを剥がし、杭構成材の端部どうしを接
合した後に、その接合箇所の外表面にグリースな
どの摩擦低減材を吹き付け、地盤からの摩擦力を
接合箇所が受けることを防止していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来のアスフアルトやグリース
などの摩擦低減材は熱によつて劣下されるため、
溶接後の杭構成材の温度が高い状態では吹き付け
ることができず、溶接後において、杭構成材の温
度が所定温度まで低下するのを待つか、冷却装置
によつて強制的に冷却するなどしてから摩擦力に
対する低減処理を施し、それによつて既製杭を得
ており、その処理に時間を要して工期が増大する
とともに工費が増大する欠点があり、また、冷却
装置を用いる場合には、冷却時間は短縮できるも
のの、冷却のために入手を要するとともに冷却装
置に費用を要して工費が増大する欠点があつた。
更に、杭構成材を冷却している間に、杭に対す
る周囲の地盤からの締め付け力が増大し、杭の打
ち込みが困難になつて工期がより一層増大する欠
点があつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、地盤沈下に起因する負の摩擦力の影
響を抑制できながら、工期を短縮できるとともに
工費を低減できるようにすることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の既製杭の接合部構造は、このような目
的を達成するために、杭構成材どうしの接合箇所
の外表面に耐熱性摩擦低減材を塗布するという構
成を採用する。
〈作用〉 上記構成によれば、所定長さの杭構成材を打ち
込み、その上端面に次の杭構成材の下端面を突き
合わせてその端部どうしを溶接した後に、冷却す
ることなく接合箇所の外表面に耐熱性摩擦低減材
を塗布して杭構成材どうしを連接し、その完了後
に更に打ち込み、それらの工程を繰り返して所定
長さの既製杭を支持地盤に構築し、その構築後に
おいて、接合箇所の外表面とその周囲の地盤との
間での摩擦力を耐熱性摩擦低減材によつて低減す
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
〈第1実施例〉 第1図は、第1実施例の既製杭Aの概略全体縦
断面図であり、杭構成材としての鋼管1a,1
b,1cが互いに溶接によつて順次一体連接され
るとともに、掘削機によつて掘削された地中穴2
(第3図参照)に嵌入され、そこにコンクリート
が打設されて既製杭としての鋼管コンクリート杭
Aが構成され、この鋼管コンクリート杭Aによつ
て構造体基礎3が支持されている。
前記鋼管1a,1b,1cのうち、支持層Gに
嵌入によつて打ち込まれる鋼管1a以外の軟弱層
中の鋼管1b,1cそれぞれには、長手方向の最
下端部よりも上方に所定長さ離れた箇所から最上
端部よりも下方に所定長さ離れた箇所にまでわた
り、その外表面にグリースなどの潤滑剤が塗布さ
れるとともに、その潤滑剤を覆うように円筒状フ
イルム4が外嵌され、そして、円筒状フイルム4
の下端側が接着剤などの固定帯5によつて鋼管1
b,1cの外表面に固定されており、地盤沈下が
生じたときに、軟弱層からの摩擦力を受けても、
鋼管1b,1cそれぞれに対し、円筒状フイルム
4が潤滑剤によつて滑り、軟弱層からの摩擦力を
鋼管1b,1cが受けることを抑制できるように
構成されている。
鋼管1b,1cそれぞれの固定帯5よりも下方
箇所には、鉄筋とか鉄板などによるオーバーカツ
ター6が溶接によつて連接され、地中穴2内への
嵌入時に、地中穴2の周壁との摩擦によつて固定
帯5が損傷することを防止できるように構成され
ている。
中間の鋼管1bとその上の鋼管1cとの接合箇
所においては、要部の拡大断面図(第2図)に示
すように、下側鋼管1bの円筒状フイルム4の最
上端から上側鋼管1cの固定帯5に至る範囲Eの
両鋼管1b,1cの外表面には、耐熱性摩擦低減
材としてのフツソ系樹脂(例えば、テフロン:商
標名、デユポン社製)が塗布されている(薄膜状
に塗布されるため、フツソ系樹脂そのものは図示
せず、塗布範囲Eのみを示しておく)。また、中
間の鋼管1bとその下の鋼管1aとの接合箇所に
おいても、同様にフツソ系樹脂が塗布されてい
る。この鋼管1b,1cそれぞれの長手方向中間
に対して摩擦力を低減処理する手段としては、例
えば、合成樹脂を主成分として、それに潤滑剤、
充填剤、可塑剤などを加え、混練して塗料化した
パイルロツク(商標名:日本化学塗料株式会社
製)などを塗布して乾燥するものでも良い。
次に、鋼管コンクリート杭Aの構築工程につ
き、順に説明する。
先ず、第3図のaに示すように、掘削機によつ
て掘削された地中穴2に、クレーン7などで吊り
下げた単位長さの鋼管1aを嵌入した後、その鋼
管1aの上端をチヤツク装置8によつて保持し、
その鋼管1aの上方に別の鋼管1bをクレーン7
によつて運搬し、下側鋼管1aの端面に上側鋼管
1bの端面を突き合わせ、その状態で両鋼管1
a,1bの端部どうしを溶接によつて一体連接す
る。
その溶接後に、接合箇所とその周囲に外表面
に、前述のフツソ系樹脂をスプレーによつて噴霧
塗布し、しかる後に、その連接された鋼管1a,
1bを地中穴2に嵌入していく。
次いで、鋼管1bの上端をチヤツク装置8によ
つて保持し、その鋼管1bの上方に別の鋼管1c
をクレーン7によつて運搬し、前述同様にして、
鋼管1bと鋼管1cの端部どうしを溶接によつて
一体連接するとともに、その接合箇所を含んだ所
定範囲Eにフツソ系樹脂をスプレーによつて噴霧
塗布し、こうして得られた、3本の鋼管1a,1
b,1cから成る鋼管コンクリート杭Aを、更に
地中穴2に嵌入していく。
そして、鋼管1aの先端を支持層Gに打ち込
み、しかる後に、第3図のbに示すように、注入
装置9によりトレミー管10を介して鋼管1a,
1b,1c内にコンクリートを打設し、鋼管コン
クリート杭Aを構築する。
その後、第3図のcに示すように、上述のよう
にして構築された鋼管コンクリート杭A上に構造
体基礎3を構築し、構造体を対地支持する。
以上のようにして鋼管コンクリート杭Aを構築
する結果、軟弱層において地盤沈下を生じても、
潤滑剤と前述のフツソ系樹脂とによつて、軟弱層
から鋼管コンクリート杭Aにかかる摩擦力を低減
できるのである。
〈第2実施例〉 第4図は、第2実施例の要部の拡大断面図、第
5図は、第4図の−線断面図であり、周方向
に所定間隔を隔てて鉄筋11…が配筋されるとと
もに、長手方向両端それぞれにキヤツプ状の接合
用鉄板12が連接され、かつ、円筒状にコンクリ
ートが打設され、杭構成材としてのコンクリート
柱13b,13cそれぞれが構成されている。
下方側の接合用鉄板12の上縁側外周面には、
オーバーカツター6が溶接によつて連接されてい
る。
両コンクリート柱13b,13cそれぞれの接
合用鉄板12,12どうしが溶接により一体連接
され、既製杭としてのコンクリート杭Aが構成さ
れている。
下側コンクリート柱13bの円筒状フイルム4
の最上端から上側コンクリート柱13cの固定帯
5に至る範囲Eの両コンクリート柱13b,13
cの外表面には、前述同様に耐熱性摩擦低減材と
してのフツソ系樹脂が噴霧塗布されている。
〈考案の効果〉 本考案によれば、耐熱性摩擦低減材を用いるか
ら、溶接処理後において、接合箇所が所定温度ま
で低下しなくても摩擦力に対する低減処理を施す
ことができ、接合箇所が冷却されるのを待つた
り、冷却装置によつて強制的に冷却したりせずに
済み、摩擦力に対する低減処理を早期に行うこと
ができるとともに、冷却待ちに起因する杭に対す
る締め付け力の増大を回避でき、工期を短縮でき
るとともに、工費を軽減できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る既製杭の接合部構造の実
施例を示し、第1図は、第1実施例の既製杭の概
略全体縦断面図、第2図は、第1図の要部の拡大
断面図、、第3図のa,bおよびcそれぞれは、
既製杭の構築工程を説明する概略縦断面図、第4
図は、第2実施例の要部の拡大断面図、第5図
は、第4図の−線断面図である。 1a,1b,1c……杭構成材としての鋼管
杭、13b,13c……杭構成材としてのコンク
リート柱、A……既製杭(鋼管コンクリート杭、
コンクリート杭)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 杭構成材の端部どうしを溶接によつて一体連接
    した既製杭の接合部構造であつて、 前記杭構成材どうしの接合箇所の外表面に耐熱
    性摩擦低減材を塗布してあることを特徴とする既
    製杭の接合部構造。
JP15978787U 1987-10-19 1987-10-19 Expired JPH0417629Y2 (ja)

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JP15978787U JPH0417629Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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JP15978787U JPH0417629Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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JPH0165335U JPH0165335U (ja) 1989-04-26
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JPH0165335U (ja) 1989-04-26

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