JPH0417663B2 - - Google Patents
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- JPH0417663B2 JPH0417663B2 JP1343939A JP34393989A JPH0417663B2 JP H0417663 B2 JPH0417663 B2 JP H0417663B2 JP 1343939 A JP1343939 A JP 1343939A JP 34393989 A JP34393989 A JP 34393989A JP H0417663 B2 JPH0417663 B2 JP H0417663B2
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- JP
- Japan
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- paper
- coffin
- board
- paper board
- top sheet
- Prior art date
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- Toys (AREA)
Description
この発明は棺桶の改良に関し、特に、紙製板材
で作られた棺桶に関する。
で作られた棺桶に関する。
死体焼却場において、焼却時間を短くすること
が切望されている。周囲の反対があつて、死体焼
却場の増設が極めて難しいことが理由である。焼
却時間を短縮できるなら、焼却場を増設すること
なく、処理能力を増加できる。 また、これとは別の問題として、棺桶に使用さ
れる木材の焼却量を少なくすることも要求されて
いる。毎年、棺桶に使用されて焼却される木材量
は、膨大な量となつている。 紙製板材を使用した棺桶が実用化できるなら、
これ等の問題を一挙に解決できる。紙製板材の棺
桶は、例えば、実公昭61−28602号公報、実公昭
61−28603号公報、特開昭54−110071号公報、実
開昭62−116674号公報、実開昭63−88322号公報
に示されている。
が切望されている。周囲の反対があつて、死体焼
却場の増設が極めて難しいことが理由である。焼
却時間を短縮できるなら、焼却場を増設すること
なく、処理能力を増加できる。 また、これとは別の問題として、棺桶に使用さ
れる木材の焼却量を少なくすることも要求されて
いる。毎年、棺桶に使用されて焼却される木材量
は、膨大な量となつている。 紙製板材を使用した棺桶が実用化できるなら、
これ等の問題を一挙に解決できる。紙製板材の棺
桶は、例えば、実公昭61−28602号公報、実公昭
61−28603号公報、特開昭54−110071号公報、実
開昭62−116674号公報、実開昭63−88322号公報
に示されている。
実開昭63−88322号公報に示される棺桶は、複
数の段ボール紙を積層して増強した板材を使用し
ている。この棺桶は、木材に比較すると焼却時間
を短く、また、森林資源を有効に利用でき、さら
に、軽くできる特長がある。しかしながら、この
構造の棺桶は実用化されるに至つていない。この
構造の棺桶は実用化を阻止しているのは、軽くす
ると充分な強度を実現できない点である。充分な
強度を持たせるために厚い紙を使用すると重くな
り、しかも、木製の棺桶に比較して原料コストが
高騰する欠点がある。 実公昭40−25576号公報には、充分な強度を有
する紙製の棺桶が記載されている。この棺桶は、
蓋板、底板、側板、端板等の板材の芯材として、
ハニカム状のペーパーコアーを使用している。ペ
ーパーコアーの両面には紙製表面シートを接着
し、板材の周縁には、木製の角材を枠体として固
定している。この構造の棺桶は、板材の周縁に固
定された枠体を釘止して箱型に連結して使用され
る。この構造の棺桶は、木製のものに比較して軽
くでき、しかも、棺桶として充分な強度を有す
る。しかしながら、この構造の棺桶も実用化され
るに至らなかつた。それは、製造に著しく手間が
かかると共に、死体を焼却するときの欠点を解消
できていないことが理由である。 この構造の棺桶は、芯材にペーパーコアーを使
用し、また、その表面に接着する表面シートも紙
製として、板材の枠体を除く部分を紙製としてい
る。しかしながら、この構造の板材は、従来のフ
ラツシユ構造の棺桶にもまして手間がかかる方法
で製造する必要がある。従来のフラツシユ構造の
棺桶は、方形状に組まれた枠体の中間に桟を設
け、枠体と桟とにベイヤ板を固定して板材を製造
していた。これに対して、芯材にペーパーコアー
を使用する板材は、方形状に組んだ枠体の内側
に、枠体の内形に等しい外形に栽断し、かつ、厚
さを枠体に正確に合わせたペーパーコアーを置
き、ホツトプレスを使用して、ペーパーコアーと
枠体の両面に紙製表面シートを接着する必要があ
る。この製造工程において、ペーパーコアーと枠
体の厚さは正確に一致させる必要がある。それ
は、ペーパーコアーと枠体の両方を紙製表面シー
トに接着しない限り充分な強度を実現できないこ
とが理由である。この工程で製造される棺桶は、
従来の桟に変えてペーパーコアーを、ベニヤ板に
変えて紙製表面シートを使用したものであり、言
いかえると、従来のフラツシユ構造のものを改良
したものであつて、製造に手間がかかつてコスト
も高くなる欠点がある。 ところで、棺桶は、単に死体を収納できるだけ
では理想的なものとはならない。死体を焼却する
ときに、棺桶が完全に灰になり、骨は灰にするこ
となく取りやすい状態で残すことが大切である。
このことを実現するために、焼却時間は極めて慎
重に調整されているのが実状である。とくに、骨
の病気で死亡した人、あるいは、幼い子供等は骨
が弱くてこの調整が極めて難しく、また、いかに
精密に焼却条件を制御しても、棺桶を完全に焼却
して、骨を残すのが難しいことがある。 とくに、木製の枠体を使用した棺桶は、これを
完全に焼却して灰にすると、弱い骨はほとんど灰
になり、理想的な状態で残すことができない欠点
がある。板材を連結する周縁部は、枠体を連結し
て大きなブロツク状となり、燃焼に時間がかか
る。さらに、枠体が焼け落ちるときの衝撃で、弱
い骨をバラバラに飛散させて収集を難しくする欠
点もある。 本発明は、従来の棺桶が有するこれ等の欠点を
解決することを目的に開発されたもので、この発
明の重要な目的は、焼却時間が短く、軽くて強靭
で安価に多量生産でき、さらに、弱い骨を理想的
な状態で回収できる紙製の棺桶を提供するにあ
る。
数の段ボール紙を積層して増強した板材を使用し
ている。この棺桶は、木材に比較すると焼却時間
を短く、また、森林資源を有効に利用でき、さら
に、軽くできる特長がある。しかしながら、この
構造の棺桶は実用化されるに至つていない。この
構造の棺桶は実用化を阻止しているのは、軽くす
ると充分な強度を実現できない点である。充分な
強度を持たせるために厚い紙を使用すると重くな
り、しかも、木製の棺桶に比較して原料コストが
高騰する欠点がある。 実公昭40−25576号公報には、充分な強度を有
する紙製の棺桶が記載されている。この棺桶は、
蓋板、底板、側板、端板等の板材の芯材として、
ハニカム状のペーパーコアーを使用している。ペ
ーパーコアーの両面には紙製表面シートを接着
し、板材の周縁には、木製の角材を枠体として固
定している。この構造の棺桶は、板材の周縁に固
定された枠体を釘止して箱型に連結して使用され
る。この構造の棺桶は、木製のものに比較して軽
くでき、しかも、棺桶として充分な強度を有す
る。しかしながら、この構造の棺桶も実用化され
るに至らなかつた。それは、製造に著しく手間が
かかると共に、死体を焼却するときの欠点を解消
できていないことが理由である。 この構造の棺桶は、芯材にペーパーコアーを使
用し、また、その表面に接着する表面シートも紙
製として、板材の枠体を除く部分を紙製としてい
る。しかしながら、この構造の板材は、従来のフ
ラツシユ構造の棺桶にもまして手間がかかる方法
で製造する必要がある。従来のフラツシユ構造の
棺桶は、方形状に組まれた枠体の中間に桟を設
け、枠体と桟とにベイヤ板を固定して板材を製造
していた。これに対して、芯材にペーパーコアー
を使用する板材は、方形状に組んだ枠体の内側
に、枠体の内形に等しい外形に栽断し、かつ、厚
さを枠体に正確に合わせたペーパーコアーを置
き、ホツトプレスを使用して、ペーパーコアーと
枠体の両面に紙製表面シートを接着する必要があ
る。この製造工程において、ペーパーコアーと枠
体の厚さは正確に一致させる必要がある。それ
は、ペーパーコアーと枠体の両方を紙製表面シー
トに接着しない限り充分な強度を実現できないこ
とが理由である。この工程で製造される棺桶は、
従来の桟に変えてペーパーコアーを、ベニヤ板に
変えて紙製表面シートを使用したものであり、言
いかえると、従来のフラツシユ構造のものを改良
したものであつて、製造に手間がかかつてコスト
も高くなる欠点がある。 ところで、棺桶は、単に死体を収納できるだけ
では理想的なものとはならない。死体を焼却する
ときに、棺桶が完全に灰になり、骨は灰にするこ
となく取りやすい状態で残すことが大切である。
このことを実現するために、焼却時間は極めて慎
重に調整されているのが実状である。とくに、骨
の病気で死亡した人、あるいは、幼い子供等は骨
が弱くてこの調整が極めて難しく、また、いかに
精密に焼却条件を制御しても、棺桶を完全に焼却
して、骨を残すのが難しいことがある。 とくに、木製の枠体を使用した棺桶は、これを
完全に焼却して灰にすると、弱い骨はほとんど灰
になり、理想的な状態で残すことができない欠点
がある。板材を連結する周縁部は、枠体を連結し
て大きなブロツク状となり、燃焼に時間がかか
る。さらに、枠体が焼け落ちるときの衝撃で、弱
い骨をバラバラに飛散させて収集を難しくする欠
点もある。 本発明は、従来の棺桶が有するこれ等の欠点を
解決することを目的に開発されたもので、この発
明の重要な目的は、焼却時間が短く、軽くて強靭
で安価に多量生産でき、さらに、弱い骨を理想的
な状態で回収できる紙製の棺桶を提供するにあ
る。
この発明の紙製の棺桶は、前述の目的を達成す
るために下記の構成を備えている。 棺桶は、紙製板材3で作られている。紙製板材
3は、芯材1と表面シート2とで構成されてい
る。芯材1は多数の紙筒1Aを平面状に並べた形
状をしている。紙筒1Aの両端に表面シート2が
接着されて紙製板材3が構成されている。紙製板
材3の端面は、別の紙製板材3の紙製表面シート
2に接着されて、箱型に連結されている。
るために下記の構成を備えている。 棺桶は、紙製板材3で作られている。紙製板材
3は、芯材1と表面シート2とで構成されてい
る。芯材1は多数の紙筒1Aを平面状に並べた形
状をしている。紙筒1Aの両端に表面シート2が
接着されて紙製板材3が構成されている。紙製板
材3の端面は、別の紙製板材3の紙製表面シート
2に接着されて、箱型に連結されている。
この発明の紙製の棺桶は、独特な構成の紙製板
材3を使用している。第1図は、この発明の一実
施例の棺桶に使用する紙製板材3を示している。
この発明の棺桶は、図に示すように、芯材1に無
数の紙筒1Aを並べたものを使用して、この紙筒
1の両端を表面シート2の内面に接着している。
この構造の紙製板材3は、内部が空洞であるため
に軽くでき、しかも、多数の紙筒1Aが表面シー
ト2の折曲強度を増強する補強リブとして作用す
るので、耐折曲強度を著しく強靭にできる。 さらに好都合なことに、この構造の紙製板材3
は、紙筒1Aを長く、いいかえると、表面シート
2間隔を広くして厚くすることによつて、折曲強
度を増強できる特長がある。長い紙筒1Aは、補
強リブの幅を広くして、耐折曲強度を増強する。
このため、従来の紙製板材3のように、多数の枚
数を積層して強度を増強する必要がなく、簡単な
構造で、安価に多量生産して、強靭な棺桶ができ
る特長がある。 ちなみに、本発明者が試作した棺桶は、紙筒の
長さを10mm以上として、紙製板材3全体の厚さを
15mmとして、棺桶に充分な強度を実現した。
材3を使用している。第1図は、この発明の一実
施例の棺桶に使用する紙製板材3を示している。
この発明の棺桶は、図に示すように、芯材1に無
数の紙筒1Aを並べたものを使用して、この紙筒
1の両端を表面シート2の内面に接着している。
この構造の紙製板材3は、内部が空洞であるため
に軽くでき、しかも、多数の紙筒1Aが表面シー
ト2の折曲強度を増強する補強リブとして作用す
るので、耐折曲強度を著しく強靭にできる。 さらに好都合なことに、この構造の紙製板材3
は、紙筒1Aを長く、いいかえると、表面シート
2間隔を広くして厚くすることによつて、折曲強
度を増強できる特長がある。長い紙筒1Aは、補
強リブの幅を広くして、耐折曲強度を増強する。
このため、従来の紙製板材3のように、多数の枚
数を積層して強度を増強する必要がなく、簡単な
構造で、安価に多量生産して、強靭な棺桶ができ
る特長がある。 ちなみに、本発明者が試作した棺桶は、紙筒の
長さを10mm以上として、紙製板材3全体の厚さを
15mmとして、棺桶に充分な強度を実現した。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化する為の棺桶を例示するものであつ
て、この発明の棺桶は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この発明の棺桶は、特許請求の範囲に記載の範囲
に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「従来の課題を解
決する為の手段の欄」および「作用の欄」に示さ
れる部材に付記している。ただ、特許請求の範囲
に示される部材を、実施例の部材に特定するもの
では決してない。 第2図に示す棺桶は、側板4と、端板5と、底
板6とが紙製板材3で作られており、これ等を連
結して上方が開口された箱型に組み立てている。
側板4と、端板5と、底板6とを連結する構造を
第3図に示している。この図に示す棺桶は、側板
4と端板5とにノリシロ7を設けて、ノリシロ7
を介して底板6に連結している。側板4は両側と
下縁とにノリシロ7を設け、端板5は下縁にノリ
シロ7を設けている。 ノリシロ7は、紙製板材3の表面シート2が延
長して設けられ、あるいは、表面シート2に接着
シートが貼られて設けられる。ノリシロ7は、第
4図に示すように、紙製板材3の端面と表面とに
接着される。したがつて、ノリシロ7の先端は90
度折曲して接着される。 第4図に示すように、ノリシロ7の先端を直角
に折曲して表面に接着する構造は、紙製板材3を
強固に連結できる特長がある。 ただ、この発明の底板6、側板4、端板5の連
結状態を、第3図と第4図とに示す構造に特定し
ない。図示しないが、側板4、底板6、端板5の
端面を直接接着することも可能である。 底板6と、側板4と、端板5とを構成する紙製
板材3を第1図に示している。この図に示すよう
に、紙製板材3は、芯材1と、その表面に接着さ
れた表面シート2とで出来ている。芯材1は、紙
製板材3の耐折曲強度を増強するもので、紙筒1
Aを平面状に並べた形状をしている。 紙筒1Aは、好ましくは、第1図に示すように
6角筒状として、平面状に並べた形状をハニカム
状とする。ハニカム形状の芯材1は、製造が簡単
で安価に多量生産でき、しかも、折曲強度を強く
できる特長がある。 ただ、この発明は紙筒の形状を6角筒に特定す
るものではない。図示しないが、紙筒には、3角
筒、4角筒、8角筒の等多角筒状、あるいは、縁
筒、楕円筒状等とすることもできる。両端を表面
シートの内面に接着して、平面状に並べられる紙
筒は、隣接する紙筒に連結して固定するのがよ
い。 紙筒を連結して平面状に並べるには、多数の紙
筒を一定の長さに切断し、これを横に並べて隣接
する紙筒との接触点を接着するか、あるいは、第
1図に示すように、ハニカム状とする場合、一定
の幅に切断した細長い紙を、位相が180度異なる
状態に折曲して、接触面を接着することもでき
る。 さらに、紙筒は、図示しないが、横に隣接する
紙筒との接触点を接着することなく、表面シート
の内側面に接着して、平面状に並べることも可能
である。ただ、この構造の紙製板材は、隣接する
紙筒を連結した構造に比較して、強度が低下する
欠点がある。 芯材1を構成する紙筒1Aの大きさは、紙筒1
Aの長さ、言い替えると、紙製板材3の厚さと、
要求される強度とを考慮して最適値に設計され
る。通常、紙筒1Aは、内径あるいは、対角線の
長さが、5〜50mm、好ましくは10〜30mmの範囲に
調整される。 平面状に並べられた紙筒1Aは、端を表面シー
ト2に接着している。したがつて、紙筒1Aの長
さは表面シート2の間隔を決定し、紙製板材3の
厚さを決定する。紙筒の長さは、通常10〜100mm、
好ましくは10〜50mmの範囲に調整する。紙筒1A
を長くすると、紙製板材3の耐折曲強度を強くで
きる。紙製板材3の折曲強度は、紙筒1Aの長
さ、紙筒1Aの種類、表面シート2の種類によつ
て変化する。 紙筒1Aには、ボール紙、片面段ボール紙、両
面段ボール紙等を使用できる。 表面シート2には、両面段ボール紙が最適であ
る。段ボール紙を使用した表面シート2は、軽く
て燃え易く、しかも、充分な強度がある。ただ、
表面シート2には、段ボール紙に代わつて充分に
強度にある他の板状紙も使用できる。 紙製板材3を箱型に連結して製造した棺桶は、
さらに、必要ならば、表面仕上シートを貼つて表
面を綺麗に仕上げる。表面仕上シートには、布、
紙、合成樹脂シート、金属箔、皮革等が使用でき
る。また、表面仕上シートには、模様を印刷し、
あるいは、着色したものも使用できる。 さらに、棺桶の内面には防水性の塗料を塗布
し、あるいは、防水シートを隙間なく貼つて防水
加工することもできる。防水処理した棺桶は、内
部で結露して水ができても、これが紙製板材を濡
らし、あるいは、水漏れすることがない。 棺桶の開口部を閉塞する蓋も、棺桶と同じ紙製
板材で作ることができる。
明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化する為の棺桶を例示するものであつ
て、この発明の棺桶は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この発明の棺桶は、特許請求の範囲に記載の範囲
に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「従来の課題を解
決する為の手段の欄」および「作用の欄」に示さ
れる部材に付記している。ただ、特許請求の範囲
に示される部材を、実施例の部材に特定するもの
では決してない。 第2図に示す棺桶は、側板4と、端板5と、底
板6とが紙製板材3で作られており、これ等を連
結して上方が開口された箱型に組み立てている。
側板4と、端板5と、底板6とを連結する構造を
第3図に示している。この図に示す棺桶は、側板
4と端板5とにノリシロ7を設けて、ノリシロ7
を介して底板6に連結している。側板4は両側と
下縁とにノリシロ7を設け、端板5は下縁にノリ
シロ7を設けている。 ノリシロ7は、紙製板材3の表面シート2が延
長して設けられ、あるいは、表面シート2に接着
シートが貼られて設けられる。ノリシロ7は、第
4図に示すように、紙製板材3の端面と表面とに
接着される。したがつて、ノリシロ7の先端は90
度折曲して接着される。 第4図に示すように、ノリシロ7の先端を直角
に折曲して表面に接着する構造は、紙製板材3を
強固に連結できる特長がある。 ただ、この発明の底板6、側板4、端板5の連
結状態を、第3図と第4図とに示す構造に特定し
ない。図示しないが、側板4、底板6、端板5の
端面を直接接着することも可能である。 底板6と、側板4と、端板5とを構成する紙製
板材3を第1図に示している。この図に示すよう
に、紙製板材3は、芯材1と、その表面に接着さ
れた表面シート2とで出来ている。芯材1は、紙
製板材3の耐折曲強度を増強するもので、紙筒1
Aを平面状に並べた形状をしている。 紙筒1Aは、好ましくは、第1図に示すように
6角筒状として、平面状に並べた形状をハニカム
状とする。ハニカム形状の芯材1は、製造が簡単
で安価に多量生産でき、しかも、折曲強度を強く
できる特長がある。 ただ、この発明は紙筒の形状を6角筒に特定す
るものではない。図示しないが、紙筒には、3角
筒、4角筒、8角筒の等多角筒状、あるいは、縁
筒、楕円筒状等とすることもできる。両端を表面
シートの内面に接着して、平面状に並べられる紙
筒は、隣接する紙筒に連結して固定するのがよ
い。 紙筒を連結して平面状に並べるには、多数の紙
筒を一定の長さに切断し、これを横に並べて隣接
する紙筒との接触点を接着するか、あるいは、第
1図に示すように、ハニカム状とする場合、一定
の幅に切断した細長い紙を、位相が180度異なる
状態に折曲して、接触面を接着することもでき
る。 さらに、紙筒は、図示しないが、横に隣接する
紙筒との接触点を接着することなく、表面シート
の内側面に接着して、平面状に並べることも可能
である。ただ、この構造の紙製板材は、隣接する
紙筒を連結した構造に比較して、強度が低下する
欠点がある。 芯材1を構成する紙筒1Aの大きさは、紙筒1
Aの長さ、言い替えると、紙製板材3の厚さと、
要求される強度とを考慮して最適値に設計され
る。通常、紙筒1Aは、内径あるいは、対角線の
長さが、5〜50mm、好ましくは10〜30mmの範囲に
調整される。 平面状に並べられた紙筒1Aは、端を表面シー
ト2に接着している。したがつて、紙筒1Aの長
さは表面シート2の間隔を決定し、紙製板材3の
厚さを決定する。紙筒の長さは、通常10〜100mm、
好ましくは10〜50mmの範囲に調整する。紙筒1A
を長くすると、紙製板材3の耐折曲強度を強くで
きる。紙製板材3の折曲強度は、紙筒1Aの長
さ、紙筒1Aの種類、表面シート2の種類によつ
て変化する。 紙筒1Aには、ボール紙、片面段ボール紙、両
面段ボール紙等を使用できる。 表面シート2には、両面段ボール紙が最適であ
る。段ボール紙を使用した表面シート2は、軽く
て燃え易く、しかも、充分な強度がある。ただ、
表面シート2には、段ボール紙に代わつて充分に
強度にある他の板状紙も使用できる。 紙製板材3を箱型に連結して製造した棺桶は、
さらに、必要ならば、表面仕上シートを貼つて表
面を綺麗に仕上げる。表面仕上シートには、布、
紙、合成樹脂シート、金属箔、皮革等が使用でき
る。また、表面仕上シートには、模様を印刷し、
あるいは、着色したものも使用できる。 さらに、棺桶の内面には防水性の塗料を塗布
し、あるいは、防水シートを隙間なく貼つて防水
加工することもできる。防水処理した棺桶は、内
部で結露して水ができても、これが紙製板材を濡
らし、あるいは、水漏れすることがない。 棺桶の開口部を閉塞する蓋も、棺桶と同じ紙製
板材で作ることができる。
この発明の棺桶は、芯材と表面シートとからな
る紙製板材で箱型に組み立てている。紙製板材に
は、独特の芯材を有するものを使用している。す
なわち、芯材には、紙筒を壁面状に並べて、両端
に表面シートを接着したものを使用している。こ
の構造の棺桶は、従来の段ボール紙を使用した棺
桶とは比較にならない程強靭にできる。 従来の段ボール紙を使用したものは、多数の段
ボール紙を積層しても、棺桶として充分な強度と
することが難しかつた。とこのが、この発明の棺
桶は、多数枚の紙製板材を積層することなく、棺
桶として充分な強度を実現できる。 さらに、この発明の棺桶に使用する紙製板材
は、紙の密度を高くして強度を増加させたもので
もない。紙の密度を高くして強度を増すと、重く
て燃焼時間が長くなる欠点がある。この発明の棺
桶は、紙製板材の内部に充分な空隙があり、軽く
て燃焼時間が短く、しかも、安価に多量生産でき
るという、正に棺桶とし理想的な特長を実現す
る。 さらにまた、この発明の棺桶の特筆すべき特長
は、骨の病気で死亡、あるいは赤ちやんのように
弱い骨を、そのままの姿に残して焼却できること
にある。この特長は、芯材である紙筒の両端を表
面シートに接着する構造に加えて、従来の棺桶の
ように枠体を介して連結することなく、板材の端
面を紙製表面シートに接着して箱型に連結する独
得の構造によつて実現される。紙筒の両端を紙製
表面シートに接着した紙製板材は、段ボール紙を
複数枚積層したものに比較して簡単に炎が透過す
る。このため、短時間に完全焼却される特性があ
る。それは、紙製板材を透過する方向に紙筒の空
隙が設けられるからである。さらに、この構造の
紙製板材は、端面を別の紙製板材の紙製表面シー
トに接着することによつて、板材周縁の枠板を省
略して充分な強度を実現することができる。この
ため、この発明の棺桶は、弱い骨も灰にすること
なく理想的な状態に残し、それ自体は全体を完全
に灰に焼却することができる。したがつて、死体
の状態にかかわらず、全ての骨を完全に回収でき
る特長を実現する。 さらに、重くて燃えるのに時間がかかる枠体が
ないので、焼却するときにこれが焼け落ちて死体
の骨を飛散させることもなく、骨の位置を狂わせ
ることなく焼却できる特長も実現する。 ちなみに、本発明者が実際に試作した棺桶は、
全体を古紙で製作したにもかかわらず、底の中央
に150Kgもの荷重をかけて充分に耐える強度を実
現した。試作した棺桶と試験条件は下記のように
した。 外形は180cm×43cm×37.8cm 紙製表面シートには、140g/cm2の古紙を使
用 紙筒の厚さは0.15mm 紙筒六角形のハニカム構造 ハニカムの1辺の長さは1cm 紙製表面シートの内側間隔は1.8cm 棺桶は、170cm間隔に並行におかれた2本の
棒の上に載せた。 棺桶の底板の中心に、縦が60cmで、横幅が30
cmの板を置き、この板に荷重をかけた。 このように、試作した棺桶は、全体を古紙で製
作したにもかかわらず、極めて強い強度を実現し
た。また、この構造の紙製板材は、大きな板材を
製作してこれを所定の大きさに栽断して生産でき
るので、原料コストを低減できることに加えて、
能率よく多量生産でき、全体として著しく低コス
トにできる特長がある。
る紙製板材で箱型に組み立てている。紙製板材に
は、独特の芯材を有するものを使用している。す
なわち、芯材には、紙筒を壁面状に並べて、両端
に表面シートを接着したものを使用している。こ
の構造の棺桶は、従来の段ボール紙を使用した棺
桶とは比較にならない程強靭にできる。 従来の段ボール紙を使用したものは、多数の段
ボール紙を積層しても、棺桶として充分な強度と
することが難しかつた。とこのが、この発明の棺
桶は、多数枚の紙製板材を積層することなく、棺
桶として充分な強度を実現できる。 さらに、この発明の棺桶に使用する紙製板材
は、紙の密度を高くして強度を増加させたもので
もない。紙の密度を高くして強度を増すと、重く
て燃焼時間が長くなる欠点がある。この発明の棺
桶は、紙製板材の内部に充分な空隙があり、軽く
て燃焼時間が短く、しかも、安価に多量生産でき
るという、正に棺桶とし理想的な特長を実現す
る。 さらにまた、この発明の棺桶の特筆すべき特長
は、骨の病気で死亡、あるいは赤ちやんのように
弱い骨を、そのままの姿に残して焼却できること
にある。この特長は、芯材である紙筒の両端を表
面シートに接着する構造に加えて、従来の棺桶の
ように枠体を介して連結することなく、板材の端
面を紙製表面シートに接着して箱型に連結する独
得の構造によつて実現される。紙筒の両端を紙製
表面シートに接着した紙製板材は、段ボール紙を
複数枚積層したものに比較して簡単に炎が透過す
る。このため、短時間に完全焼却される特性があ
る。それは、紙製板材を透過する方向に紙筒の空
隙が設けられるからである。さらに、この構造の
紙製板材は、端面を別の紙製板材の紙製表面シー
トに接着することによつて、板材周縁の枠板を省
略して充分な強度を実現することができる。この
ため、この発明の棺桶は、弱い骨も灰にすること
なく理想的な状態に残し、それ自体は全体を完全
に灰に焼却することができる。したがつて、死体
の状態にかかわらず、全ての骨を完全に回収でき
る特長を実現する。 さらに、重くて燃えるのに時間がかかる枠体が
ないので、焼却するときにこれが焼け落ちて死体
の骨を飛散させることもなく、骨の位置を狂わせ
ることなく焼却できる特長も実現する。 ちなみに、本発明者が実際に試作した棺桶は、
全体を古紙で製作したにもかかわらず、底の中央
に150Kgもの荷重をかけて充分に耐える強度を実
現した。試作した棺桶と試験条件は下記のように
した。 外形は180cm×43cm×37.8cm 紙製表面シートには、140g/cm2の古紙を使
用 紙筒の厚さは0.15mm 紙筒六角形のハニカム構造 ハニカムの1辺の長さは1cm 紙製表面シートの内側間隔は1.8cm 棺桶は、170cm間隔に並行におかれた2本の
棒の上に載せた。 棺桶の底板の中心に、縦が60cmで、横幅が30
cmの板を置き、この板に荷重をかけた。 このように、試作した棺桶は、全体を古紙で製
作したにもかかわらず、極めて強い強度を実現し
た。また、この構造の紙製板材は、大きな板材を
製作してこれを所定の大きさに栽断して生産でき
るので、原料コストを低減できることに加えて、
能率よく多量生産でき、全体として著しく低コス
トにできる特長がある。
第1図はこの発明の一実施例にかかる棺桶に使
用される紙製板材の表面シートの一部を破損した
斜視図、第2図は棺桶の斜視図、第3図は棺桶の
組立状態を示す斜視図、第4図は紙製板材の連結
部分示す断面図である。 1……芯材、2……表面シート、1A……紙
筒、3……紙製板材、4……側板、5……端板、
6……底板、7……ノリシロ。
用される紙製板材の表面シートの一部を破損した
斜視図、第2図は棺桶の斜視図、第3図は棺桶の
組立状態を示す斜視図、第4図は紙製板材の連結
部分示す断面図である。 1……芯材、2……表面シート、1A……紙
筒、3……紙製板材、4……側板、5……端板、
6……底板、7……ノリシロ。
Claims (1)
- 1 紙製板材を箱型に連結した棺桶において、紙
製板材3は、芯材1と表面シート2とで構成され
ており、芯材1は多数の紙筒1Aを平面状に並べ
た形状をしており、この紙筒1Aの両端に表面シ
ート2が接着されて紙製板材3が構成されてお
り、この紙製板材3の端面が別の紙製板材3の紙
製表面シート2に接着されて、箱型に連結されて
いることを特徴とする紙製の棺桶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34393989A JPH03198852A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 紙製の棺桶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34393989A JPH03198852A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 紙製の棺桶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03198852A JPH03198852A (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0417663B2 true JPH0417663B2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=18365411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34393989A Granted JPH03198852A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 紙製の棺桶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03198852A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5685937A (en) * | 1993-09-22 | 1997-11-11 | Batesville Casket Company, Inc. | Method for constructing a casket |
| US5770291A (en) | 1993-09-22 | 1998-06-23 | Batesville Casket Company, Inc. | Blank for a lightweight casket |
| US20010049868A1 (en) | 2000-01-25 | 2001-12-13 | Batesville Services, Inc. | Lightweight casket |
| US5771549A (en) * | 1996-06-24 | 1998-06-30 | Batesville Casket Company, Inc. | Casket shell structures |
| US5974640A (en) | 1998-02-04 | 1999-11-02 | Batesville Casket Company | Lightweight burial casket |
| NL2000036C2 (nl) * | 2006-03-23 | 2007-09-25 | Unda Maris Holding N V | Houder. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0236505Y2 (ja) * | 1986-11-27 | 1990-10-04 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP34393989A patent/JPH03198852A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03198852A (ja) | 1991-08-30 |
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| JPS6321223U (ja) |