JPH04177204A - 紫外線および赤外線カットフィルター - Google Patents

紫外線および赤外線カットフィルター

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JPH04177204A
JPH04177204A JP30396790A JP30396790A JPH04177204A JP H04177204 A JPH04177204 A JP H04177204A JP 30396790 A JP30396790 A JP 30396790A JP 30396790 A JP30396790 A JP 30396790A JP H04177204 A JPH04177204 A JP H04177204A
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JP
Japan
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layer
refractive index
ultraviolet
titanium
high refractive
Prior art date
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JP30396790A
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English (en)
Inventor
Riichi Nishide
利一 西出
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光線カットフィルター、特に紫外線および赤外
線カットフィルターに関する。
(従来の技術) 従来、赤外線カットフィルターとしては、高屈折率層と
低屈折率層とを交互に多層積層してなる多層薄膜をガラ
ス等の透明基板上に形成することによって形成されたも
のがある。このような多層薄膜としては、たとえば高屈
折率層としてTie、層、低屈折率層としてSiO2層
を積層した多層膜がある。
しかしながら、従来のこのような方法で得られた多層膜
には以下に述べる欠点がある。
即ち、この多層膜では、赤外線のみはカットできるが、
他の領域の光線たとえば紫外線、特に350〜400n
−の長波長側の紫外線はTiO2やSingではカット
できないのである。また、紫外線のカット率を増大させ
ようとすると、可視域にも吸収を持ち着色し好ましくな
い。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明の目的は、紫外線、特に350〜400n
s+の長波長側の紫外線および赤外線域の光線を同時に
カットするフィルターを提供することにある。
本発明の他の目的は、着色のない上記フィルターを提供
することにある。
さらに、本発明の他の目的は上記フィルターを低コスト
で提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、透明基板上に高屈折率層と低屈折率層
が交互に積層されて成り、高屈折率層の少なくとも1層
がチタン酸化物およびセリウム酸化物を含有したフィル
ターによって達成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の紫外線および赤外線カットフィルターにおける
多層膜は高屈折率層と低屈折率層とが交互に積層されて
いる。高屈折率層は好ましくは、金属の酸化物層が用い
られる。たとえば、チタン、ジルコニウム、スズなどの
酸化物が用いられる。
本発明においては、高屈折率層の少なくとも1層がチタ
ン酸化物およびセリウム酸化物を含有することによって
、350n■より長波長の紫外線および赤外線の両方を
同時にカットするフィルターを提供できる。
チタン酸化物、セリウム酸化物単独では350 nmよ
り長波長の紫外線をカットできないが、両者を混合する
ことによって350 nmより長波長の紫外線カツト効
果を持つ、しかし、両者を混合させたのみではカットす
る波長は可視域にまでのびてしまい紫外線のみをカット
することができない。
本発明においては、チタン酸化物およびセリウム酸化物
を含む薄膜を以下の工程で作製することにより、350
 nmより長波長の紫外線のみをカットすることができ
た。
すなわち、少なくとも1つ以上の水酸基と少なくとも1
つ以上のエーテル基を有する有機化合物の存在下で、チ
タン有機化合物とセリウム化合物を加水分解し、ゾル化
し塗布焼結することによって得られたチタン酸化物とセ
リウム酸化物を含む薄膜により、350 nsより長波
長の紫外線のみをカットし、着色のないフィルターを作
製することができた。このような方法により、350 
nsより長波長の紫外線をカットし着色のないフィルタ
ーが得られることは従来予想もつかなかったことである
。
このような金属化合物の混合溶液に水を添加して金属イ
オンをゾル化する方法は、一般にはゾルゲル法といわれ
ているものである。
ゾルゲル法による薄膜の形成方法は、たとえば「ゾル・
ゲル法によるガラス・セラミックスの製造技術とその応
用」(山根正之監著 応用技術出版1989年)108
〜140ページに記載されている。
たとえば、チタンテトラメトキシドをメタノールに溶解
しておく、これに、塩酸などの酸、および水などチタン
テトラメキシドの分解剤を加える。
チタンテトラメキシドが加水分解されTi −0−Ti
結合を有するゾルが形成される。粘度を適切に選択する
ことにより、任意の手段で塗布し薄膜を形成する。v!
布方法としては、デイツプ法、スピン塗布法、スプレー
法などから選択される。ついで、焼結する。
本発明で用いられるチタンの有機金属化合物としては、
好ましくはチタンアルコキシドである。
チタンアルコキシドは一般式Ti(OR)イであられさ
れる。ここでnは整数であり、アルコラード基の配位数
をあられし、−船釣には1〜4である。Rは任意のアル
キル基から選択される。Rとしては、たとえばメチル基
、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、
などがある。
セリウム化合物としては、セリウムの無機化合物、たと
えば硝酸セリウム、塩化セリウム、硫酸セリウムなどが
好ましく用いられる。
チタンの有機金属化合物とセリウム化合物の混合割合と
しては、モル比でTi : Ce= 1 : 5〜10
0:1の範囲であることが好ましい。
少なくとも1つ以上の水酸基と少なくとも1つ以上のエ
ーテル基を有する有機化合物としては、グリコールのエ
ーテル体が好ましく、具体的には、2−(2−メトキシ
エトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)
エタノール、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルジメチルエーテル、トリエチレングリコールジエチル
エーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、
2−(2−メトキシプロピル)エタノール、2− (2
−エトキシエトキシ)プロパツール、などが好ましく用
いられる。この有機化合物の全金属イオンに対する添加
量はモル比で0.1〜10の範囲が好ましい。
本発明においては、少なくとも1つ以上の水酸基と少な
くとも1つ以上のエーテル基を有する有機化合物の存在
下で、チタン有機化合物、好ましくはチタンアルコキシ
ドとセリウム化合物を加水分解し、ゾル化することを特
徴としている。ゾルゲル法においては、2種以上の金属
アルコラードを加水分解するときその反応速度が異なる
と一方のみが加水分解してしまい均一な反応液が得られ
ない。また、ゾル化反応液が不安定になることが多い。
しかし2種以上のアルコラードを加水分解する場合でも
本発明において用いられる上記有機化合物はこのような
不安定性をも解決する。
本発明においては、水を添加して金属イオンをゾル化さ
せるのだが、水の量は任意でよい。好ましくは、金属イ
オンに対し1〜10倍モル量である。
また、ゾル化するときに、酸を添加してもよい。
添加する場合の酸としては硝酸、塩酸、酢酸、硫酸など
が好ましい。反応温度は任意のもので良いが、好ましく
は50〜80℃である。溶媒は、これらの化合物が溶解
するものであれば任意で良いが、好ましくはエチルアル
コール、プロピルアルコール、ブチルアルコールなどア
ルコール類が用いられる。焼結は有機化合物が除去され
る温度であるべきであり、好ましくは100 ’C以上
がよい、また基板が変形または変質しない温度であるべ
きで、本発明の場合は700°C以下が好ましい。加熱
時間は5〜120分でよい。
低屈折率層は、好ましくは金属の酸化物層またはフッ化
物層からなる。たとえば、シリコン、ホウソの酸化物層
またはカルシウム、マグネシウムのフッ化物層が用いら
れる。
チタンおよびセリウム化合物の混合層以外の高屈折率層
と低屈折率層は、各種薄膜の製造法により作製すること
ができる。好ましくは、スパッター法、蒸着法、PCV
D法、ゾルゲル法などで作製することができる。
積層方法は1層塗布後続いて塗布してもよいし、焼結後
さらに塗布してもよい。本発明で用いられる薄膜は少な
くとも2層以上積層されることが必要である。
塗布する基板としては、透明な基板であれば何でも良い
が、好ましくはソーダライムなどのガラス基板、石英基
板、ポリカーボネートなどのプラスチック基板などから
選択される。
カットする赤外線の波長は、構成する薄膜の屈折率と膜
厚を変化させることにより任意に選択することができる
。
(作 用) 本発明によれば、透明基板上に高屈折率層と低屈折率層
が交互に積層され、高屈折率層の少なくとも1層がチタ
ン酸化物およびセリウム酸化物を含有することにより、
紫外線、特に350〜400 nmの長波長側の紫外線
および赤外線域の光線を同時にカットするフィルターを
提供することができる。
また、着色のないフィルターを提供することができる。
(実施例) 以下実施例および比較例でさらに詳細に述べる。
上」列外 チタンテトライソプロポキシド18gをエタノール20
0 mlに加えた。水2m+1およびHNOs (61
%)31を加え、40℃で1時間加熱した。溶液の粘度
は1.8 cpであった。スピンナーによりソーダライ
ムガラス上に塗布した。スピンナー塗布条件は300r
pmで30秒であった。塗布試料を大気中で乾燥させた
後、電気炉中に入れ、500℃で10分間焼結した。
得られた薄膜試料の膜厚は0.3μ−であった。
2            の  ! シリコンエトキシド16gをエタノール100 ml中
に加えた。水2+++1およびHNOi (61%)3
鵬1を加え、40″Cで1時間加熱した。溶液の粘度は
1.8 cpであった。溶液の一部をとり上で作成した
塗膜の上に上記と同様の条件で塗布した。塗布試料を大
気中で乾燥させた後、電気炉中に入れ、500°Cで1
0分間焼結した。第2層の膜厚は0.29μ謡であった
。
3の 第1層で作製した溶液の一部を取り、第1層と同様の条
件で塗布、焼結した。第3層の膜厚は0.3μ−であっ
た・ 4             の  °11層層で作製
した溶液の一部を取り、第2層と同様の条件で塗布、焼
結した。第4層の膜厚は0.29μ−であった。
得られた多層膜の透過率曲線を第2図に示した。
780n−より長波長の赤外域では透過率が57%にま
で低下し赤外線をカットしていることがわかる。
しかし、350〜400 n−の紫外域では高い透過率
を示し紫外線をカットしていない。
塩化セリウム1.9gをエタノール30 cc中に加え
溶解した。この溶液にチタニウムテトライソプロポキシ
ド1.4gを添加し、さらに2−(2−メトキシエトキ
シ)エタノール1.5gを加え、80°Cで1時間攪拌
、加熱した。室温まで冷却した後、水0.25−1およ
び61%硝酸0.1■1を加え、80℃で1時間攪拌、
加熱した。この時のpHは2であった。この溶液を室温
まで冷却した後、溶液の一部を取り、スピンナーにより
ソーダライムガラス上に塗布した。スピンナー塗布条件
は300rpmで30秒であった。塗布試料を大気中で
乾燥させた後、電気炉中に入れ、500℃で10分間焼
結した。得られた薄膜試料の膜厚は0.29μ−であっ
た。
2             の  “iシリコンエト
キシド16gをエタノール1001中に加えた。水2*
1およびHNO3(61%)31を加え、40℃で1時
間加熱した。溶液の粘度は1.8 cpであった。f@
液の一部をとり上で作成した塗膜の上に上記と同様の条
件で塗布した。塗布試料を大気中で乾燥させた後、電気
炉中に入れ、500°Cで10分間焼結した。第2層の
膜厚は0.28μmであった。
3            の  1 第1層で作製した溶液の一部を取り、第1層と同様の条
件で塗布、焼結した。第3層の膜厚は0.29μlであ
った。
4             の  11第2層で作製
した溶液の一部を取り、第2層と同様の条件で塗布、焼
結した。第4層の膜厚は0.28μ園であった。
得られた多層膜の透過率曲線を第1図に示した。
780n−より長波長の赤外域では透過率が57%にま
で低下し赤外線をカットしていることがわかる。
また、350〜400 nmの紫外域では透過率が低下
し紫外線をカットしていることがわかる。
皇l■I 実施例1の高屈折率層の作製における塩化セリウムに変
えてチタニウム−n−ブトキシドを2.0g用い、チタ
ニウムテトライソプロポキシドに変えてトリエチレング
リコールモノメチルエーテルを1.8g用いた他は、実
施例1と同様にして薄膜試料を作製した。
得られた多層膜は実施1と同様に350〜400 nm
の紫外線と赤外線をカットしていた。
裏旌貫主 実施例1における第3層(高屈折率層)の作製に変えて
以下に記述する方法により第3層を作製した他は、実施
例1と同様にして多層膜を作製した。
RFスパッター法によりTiO2膜を作製した。作製条
件は、圧力はI X 10− ”Torr、基板温度は
300°C、ターゲットはTi0z、 5%のOzガス
を含むArガスを用いた。膜厚は0.29μ−であった
。
得られた多層膜は実施例1と同様に350〜400nm
の紫外線と赤外線をカットしていた。
裏隻班土 実施例3における第2.4層(低屈折率層)の作製に変
えて、以下に記述する方法により第2.4層を作製した
他は、実施例3と同様にして多層膜を作製した。
RFスパッター法により5tozlllを作製した。作
製条件は、圧力は8 X 10” 3Torr、基板温
度は250℃、ターゲットはSin、、 8%の0□ガ
スを含むArガスを用いた。膜厚はそれぞれ0.28μ
閣であった。
得られた多層膜は実施例1と同様に350〜400is
の紫外線と赤外線をカットしていた。
1隻1一 実施例1における第3層(高屈折率層)の作製に変えて
、以下に記述する方法により第3層を作製した他は、実
施例1と同様にして多層膜を作製した。
テトライソプロポキシジルコニウム16gをエタノール
200 mlに加えた。水2mlを加え、室温で1時間
放置した。溶液の粘度は1.7 cpであった。スピン
ナーによりソーダライムガラス上に塗布した。
スピンナー塗布条件は300 rpmで30秒であった
。
塗布試料を大気中で乾燥させた後、電気炉中に入れ、5
00℃で10分間焼結した。得られた薄膜試料の膜厚は
0.29μ■であった。
得られた多層膜は実施例1と同様に350〜400nw
の紫外線と赤外線をカットしていた。
(発明の効果) 以上詳述した様に本発明によれば、高屈折率層と低屈折
率層が交互に透明基板上に多層積層されて成り、高屈折
率層の少なくとも1層が少なくとも1つ以上の水酸基と
少なくとも1つ以上のエーテル基を有する有機化合物の
存在下で、チタン有機化合物とセリウム化合物を加水分
解し、チタン酸化物およびセリウム酸化物を含む薄膜か
ら成り、紫外線、特に350〜4000−の長波長側の
紫外線および赤外線域の光線を同時にカットするフィル
ターを提供することができる。また、着色のないフィル
ターを提供することができる。さらに、このフィルター
を低コストで作製できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の多層膜の透過率を表わす線図、 第2図は比較例の多層膜の透過率を表わす線図である。 頚咽、鰹ド 慎咽・軽状

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、透明基板上に高屈折率層と低屈折率層とが交互に多
    層積層されて成り、高屈折率層の少なくとも1層が、少
    なくとも1つ以上の水酸基と少なくとも1つ以上のエー
    テル基を有する有機化合物の存在下で、チタン有機化合
    物とセリウム化合物を加水分解し、ゾル化し、塗布焼結
    することにより得られたチタン酸化物およびセリウム酸
    化物を含む薄膜から成ることを特徴とする紫外線および
    赤外線カットフィルター。
JP30396790A 1990-11-13 1990-11-13 紫外線および赤外線カットフィルター Pending JPH04177204A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5449413A (en) * 1993-05-12 1995-09-12 Optical Coating Laboratory, Inc. UV/IR reflecting solar cell cover
JP2004131717A (ja) * 2002-09-20 2004-04-30 Nippon Paper Industries Co Ltd 高屈折率塗膜層を有するフィルム
CN102537852A (zh) * 2009-05-13 2012-07-04 李欣洋 一种使用光学玻璃滤光片的led光源

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