JPH04178144A - 2固定子誘導電動機 - Google Patents
2固定子誘導電動機Info
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- JPH04178144A JPH04178144A JP2249460A JP24946090A JPH04178144A JP H04178144 A JPH04178144 A JP H04178144A JP 2249460 A JP2249460 A JP 2249460A JP 24946090 A JP24946090 A JP 24946090A JP H04178144 A JPH04178144 A JP H04178144A
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Description
の固定子に対峙する回転子導体の周囲に生じる回転磁界
間に位相差を生じさせ、スムーズな起動と低速から高速
にかけて高トルクを発生させることができる2固定子誘
導電動機に関する。
来技術により知られる固定子間の位相差を変化させる方
法がある。この位相差を変化させる方法は機械的なもの
として固定子を回動させて位相差を設けるもの、電気的
なものとして固定子巻線の結線を変えて何種かの位相差
を設けるもの、更にこれらにスターデルタ切換を組み合
わせたものなど多種多様である。
せて負荷に対応する場合と、始動時の速度上昇をスムー
ズに行う場合等とその負荷または用途に応じて様々の手
法を用いることになる。
応するものであり電気的手法といえる。
切換えて行い位相差は電気角θ°。
面、その切換に要する開閉器は十数側に及ぶものであり
高価となっていた。
ルタ切換装置を設けたものがあるが、これは単一の固定
子にもかかわらずスターデルタ切換装置と電動機の配線
は複雑なものであった。つまり、スターデルタ切換装置
は装置が大形であることと切換を人力か他の動力源に頼
るため、直接電動機に設けることができず、構造上スタ
ーデルタ切換装置と電動機との間の配線は大容量のケー
ブルを多数本必要とした。
装置は、その切換を接点の開閉て行うものがほとんどで
、この開閉による負荷電流の一時的切断で発生トルクに
変動を生し、開閉器の作動により駆動する装置にショッ
クを与えていた。
換に要する開閉器を最小限で構成すると共に切換えによ
るショックのない安価な2固定子誘導電動機を提供しよ
うとするものである。
を介在して軸着した2個の回転子コアを有し、該2個の
回転子コアに連通ずる導体を複数個設けて一体的に形成
された回転子と、前記2個の回転子コアのそれぞれに対
峙して並設した2個の固定子と、前記2個の固定子のう
ちの特定の固定子がこれに対峙する回転子の周囲に生じ
る回転磁界と他の固定子がこれに対峙する回転子の周囲
に生じる回転磁界との間に位相差を生しさせる電圧移相
装置とを有する2固定子誘導電動機において、前記電圧
移相装置は、前記2個の固定子の巻線を直列デルタ結線
とし、且つ前記2個の固定子の巻線間に設けた前記回転
磁界の位相差を0°とする第1の結線開閉スイッチと、
該第一の結線開閉スイッチと並列に設けた前記回転磁界
の位相差を120°とする第2の結線開閉スイッチと、
並列にした前記第1と第2の結線開閉スイッチに直列に
接続した半導体素子及び前記第1と第2の結線開閉スイ
ッチと半導体素子を任意信号により制御する制御部とか
らなることにより前記課題を解決するための手段とした
。
固定子の巻線を直列デルタ結線とし、且つ前記2個の固
定子の巻線間に設けた前記回転磁界の位相差を0°とす
る第1の結線開閉スイッチと、該第1の結線開閉スイッ
チと並列に設けた前記回転磁界の位相差を1200とす
る第2の結線開閉スイッチと、並列にした前記第1と第
2の結線開閉スイッチに直列に接続した半導体素子と、
前記第1と第2の結線開閉スイッチと半導体素子とに対
し並列に設けた、前記回転磁界の位相差を1200とす
る第3の結線開閉スイッチ及び前記第1と第2と第3の
結線開閉スイッチと半導体素子を任意信号により制御す
る制御部とからなることにより前記課題を解決するため
の手段とした。
体コア部において前記複数個の導体のうち隣接する任意
の導体間を相互に抵抗短絡する連結材を設けたこと、ま
た電圧移相装置を2固定子誘導電動機と一体にしたこと
により前記課題を解決するための手段とした。
イッチと第2の結線開閉スイッチとのそれぞれは、固定
子間に位相差0°と120’を設けるよう構成しである
。したがって、第1の結線開閉スイッチだけを閉じて電
源を投入すると位相差は0°、逆に第2の結線開閉スイ
ッチだけを閉じて電源を投入すると位相差は120゜と
なる。そして、第1の結線開閉スイッチと第2の結線開
閉スイッチを同時に閉して電源を投入すると位相差は6
0°となる。
、+20’の3つの位相差を設けることが可能となる。
開閉スイッチを投入して電源を投入すると固定子間の位
相差は120°で起動する。
る。
線開閉スイッチはそのままで、第1の結線開閉スイッチ
を投入し位相差を60°に変化させる。負荷は位相差6
0°のトルク特性で更に加速され電動機の回転は上昇す
る。最後に第1の結線開閉スイッチ投入から任意時間経
過後または任意回転数に至り第2の結線開閉スイッチを
解放すると位相差は0°となり、一般の誘導電動機のト
ルク特性で負荷は駆動される。
だけで位相差を三段階に変更可能であり接点数が従来技
術よりはるかに少ない。
列に半導体素子を設けである。この半導体素子は点弧角
により不通と導通の間を無段階に制御可能な素子である
。つまり、前記第1と第2の結線開閉スイッチによる位
相差の変更とともに半導体素子の点弧角の制御により各
位相差におけるトルク特性に更に変化を持たせることが
可能となるものである。特に、起動時の衝撃緩和に効果
は大きく、たとえば位相差120° で起動の時、出力
トルクを零からこの位相差のトルク特性まで徐々に変化
させることが容易に実現できる。
のどちらかが常に投入状態であるから第1及び第2の結
線開閉スイッチの接点容量は小さくでき、負荷電流を遮
断することなく発生トルクが零になることもない。更に
、第1及び第2の結線開閉スイッチの両方を投入して使
用する段階があるので、万一開閉スイッチの事故、たと
えば接点の溶着等で一方又は両方が投入状態になっても
電気的な事故発生に結びつくことはない。
閉スイッチと半導体素子とに対し並列に、回転磁界の位
相差を120°に切換可能な第3の結線開閉スイッチを
設けたものの作用を説明する。
体素子を不通状態(点弧角180°)にして、半導体素
子に直列にしである第2の結線開閉スイッチ(位相差1
20°)だけを投入して半導体素子の点弧角を不通から
導通(点弧角0°)へ徐々に変化させると、固定子巻線
にかかる電圧は徐々に昇圧し、位相差120°のトルク
特性で徐々に起動する。
閉スイッチ(位相差120°)を投入後、半導体素子の
点弧角を不通とし第2の結線開閉スイッチを開放する。
イッチ(位相差0°)を投入し、半導体素子の点弧角を
不通から導通へ徐々に変化させると、第3の結線開閉ス
イッチによる位相差120°の直列デルタ結線と第1の
結線開閉スイッチによる位相差00の直列デルタ結線と
が固定子巻線に同時に表れ固定子巻線は位相差60°の
並列スター結線となる。このことは前述の作用に述べた
通りであり、つまり第1の結線開閉スイッチ(位相差0
0)と第2の結線開閉スイッチ(位相差120゜)とを
同時に投入したものと同等である。
点弧角は導通のまま第3の結線開閉スイッチを開放する
と、第1の結線開閉スイッチによる位相差O0が残り、
2固定子誘導電動機は運転用トルクに至る。
、位相差の変化を多段にして起動時と各位相差における
トルク特性に変化を持たせたものであり、負荷電流の遮
断がなく安価に起動性の改善とトルクの変化を得ること
が可能となった。
段階的でなく、位相差120°から位相差6G’まで徐
々に変化させ、特に起動時から運転に至る中間のトルク
特性への位相差の変化による発生トルクの変動をなくシ
、始動性の改善とショックのない位相差の切換を可能と
したものである。
前記空間又は非磁性体コア部において、前記複数個の回
転子導体のうち隣接する任意の導体間を相互に抵抗短絡
する連結材を設けた場合の作用を説明する。
る位相差を設けると、位相差が大きくなればなるほど回
転子に誘起する電圧は減少し発生トルクは小さくなる。
に誘起する電圧は遂には零となる。このときのトルク特
性の変化は一次電圧制御と同様のトルク特性の変化を示
す。この場合において本発明は、−次電圧制御に必要と
する高価な装置に変わって簡単な開閉スイッチで構成で
きる多大な効果を有するものである。
による位相差を設けると、位相差が大きくなるに従って
連結材に電流が流れる□ようになり、他の方法で位相差
を180° にすると電流は連結材を介して回転子導体
に流れるようになる。つまり、位相差180°のトルク
特性を有し、この位相差の変化によるトルク特性の変化
(よ比例推移と同様のトルク特性を示す。
て相互に抵抗短絡した場合においてその作用を説明した
が、複数個の回転子導体のうち隣接する任意の導体間を
相互に抵抗短絡するよう連結材を設けると、位相差が大
きくなればなるほど前記同様に連結材に電流は流れるが
連結材を任意の導体間に設けていることから流れる電流
は制限されて1次電圧制御と比例推移の相互作用による
特異のトルク特性を有するものとなる。
、半導体素子及び該スイッチの開閉を任意信号により制
御する制御部とを設けて構成すると、位相差を変化させ
ることやそれによる出力トルク特性を変化させることな
どの負荷変動への対応が可能となり、たとえば回転数、
負荷電流、あるいは単純にタイマーなどの信号を利用し
た誘導電動機の自動制御が可能となる。
ることに高価で大型の装 ることか常識になっている。
必要とする配線数は、三相仕様の場合、電源線三本、移
相装置に六本の計九本を必要とする。移相装置を電源側
に設けた場合、電動機側から六本の配線と電源側から三
本の配線とを必要とし現場対応が難しい。ここで移相装
置を電動機と一体とすることで、電源側からの三本の配
線で事足りることになる。一般の電動機においても大型
となると、Y−△始動のため六本の配線作業は複雑とな
るが、本発明は2個のスイッチによる電圧移相装置によ
り誘導電動機のトルク特性を変化させ、前記電圧移相装
置を誘導電動機と一体にしたことにより配線数は電源の
三本だけでよい。したがって現場対応は電動機が大型に
なっても小形同様に電源の三本の配線と回転方向だけ確
認すればよく配線材費用の低減と作業の簡素化が可能と
なる。
機の電圧移相装置として詳細を説明するが、これに限定
されないことは言うまでもない。また巻線型回転子をも
つ2固定子誘導電動機の場合もある。
本発明の構成の一部である複数固定子からなる誘導電動
機の構成、作用の詳細な説明を行なっている。
例を説明する。符号1は本発明に係る2固定子誘導電動
機であり、該誘導電動機1は以下のような構成を有する
。磁性材料からなる回転子コア2.3を任意の間隔を設
けて回転子軸4に装着する。回転子コア2,3間は非磁
性体コア5を介設するか、または空間とする。
体的な回転子7を形成し、その直列に連結した複数個の
導体6・・・の両端部は短絡環8゜8により短絡される
。また、本実施例においては回転子7に装設された導体
6・・・は回転子コア2.3間の非磁性体コア5部にお
いて、複数個の導体6間のそれぞれを回転磁界の位相差
により電流が流れる連結材9を介して連結しである。
施した第1固定子12と第2固定子13を機枠14に並
設し、第1固定子12と第2固定子13は機枠14に固
定する。
す。
いる。
、を3相電源R,S、 Tに接続すると共に、他方の端
子x、、y、、z、を半導体素子Tを介して結線開閉ス
イッチS1の一方の端子に接続しである。また固定子巻
線10の各コイルの一方の端子U2.V2.W2を結線
開閉スイッチS1の他方の端子に接続する共に、他方の
端子x2.y2.z2を前記端子v、、w1、Ulに接
続しである。すなわち結線開閉スイッチS1の投入によ
って固定子巻線11の作る回転磁界と固定子巻線10の
作る回転磁界の位相差角が電気角で0°の直列デルタに
結線されるように接続しである。
ッチS1の一方の端子と並列に接続し、他方の端子は固
定子巻線10の一方の端子V2 、W2 、U2に接続
しである。すなわち結線開閉スイッチS2の投入によっ
て、固定子巻線11の作る回転磁界と固定子巻線10の
作る回転磁界の位相差角が電気角で120°の直列デル
タに結線されるように接続しである。
2および半導体素子Tを任意信号により開閉制御する制
御部15を設けて、開閉スイッチと半導体素子と制御部
とで電圧移相装置18を構成している。
転に向う順序でおこなう。
S、を開放した状態で3相電源R2S、 Tを生かす
と、固定子巻線11と固定子巻線10とは半導体素子T
を介して電源に直列△に結線された状態で励磁されるこ
とになる。これを第3図に示す。ここで半導体素子Tに
トライアックまたは逆極性に並列に接続したサイリスタ
を使用してその点弧角を0°とすれば、各コイルの分担
電圧E、、E2.E、、E、+。
ElとE、+、E2とE2′およびE、とEl−の位相
差角θはθ=120°となる。従って固定子巻線11.
10の作る2つの回転磁界の位相差角θはθ=120°
となる。
性となる。また半導体素子Tの点弧角を180°にすれ
ば、各コイルには電流が流れなくなるので、各コイルの
分担電圧は零となり回転子に働くトルクは零となる。
から始めて点弧角を次第に小さくして行くと、各コイル
の分担電圧が次第に太きくなり、回転子に働くトルクが
次第に大きくなって、そのトルクが負荷トルクより大き
くなると回転子が回転し始め、点弧角をθ°にすると第
4図に示すθ=120°のトルク特性と負荷トルクとの
交点のすべり11まで回転速度が上昇する。
領域においてなめらかに制御されるので、なめらかな起
動をすることができる。
更に上昇させるには結線開閉スイッチS1を投入する。
されているので、固定子巻線11゜10の各コイルの結
線状態は第5図[a]のようになる。またこれを変形す
ると第5図[b]のようになる。従って半導体素子Tの
点弧角を0°にすると、各コイルの分担電圧El、E2
゜El、El−、E2 ”、El −は電源の線間電圧
の17f3となり、E、とE、+、E2とE2−および
E、とE、−の位相差角θはθ=600となる。従って
固定子巻線11.10の作る2つの回転磁界の位相差角
θはθ−60°となる。
°の上限の特性となる。また半導体素子Tの点弧角を1
80°にするさ、その時のトルク特性は第6図に示すB
領域のθ=60°の下限の特性となる。
を制御すると、第6図のBの領域においてなめらかなト
ルク制御をおこなうことになる。従って回転子の回転速
度は第6図のすべり11に相当する速度からすベリm、
に相当する速度までなめらかに加速されて行く。
ク特性と負荷トルクとの交点のすべりである。ここで第
5図の結線状態で半導体素子Tの点弧角をθ°にすると
回転速度がすべりmlに相当する速度より上昇するので
点弧角は00の手前に留める。
ッチS2を開放する。この状態においては結線開閉スイ
ッチS1が投入されて結線開閉スイッチS2が開放され
ているので、固定子巻線11.10の各コイルの結線状
態は第8図のようになる。
各コイルの分担電圧E、、E2.E3 、 E+
−、E2−9E3 ”は電源の線間電圧の1/2とな
り、E、とE。′、E2とE2−およびE、とE3′の
位相差角θはθ=θ°となる。従って固定子巻線11.
10の作る回転磁界の位相差角θはθ=0°となる。
。このθ=0°の特性は従来の誘導電動機のトルク特性
と同じである。従って第8図の結線状態で半導体素子T
の点弧角を制御すれば、トルクが第7図のCの領域で制
御されることになり、点弧角を00にすれば、第7図に
示すθ=θ°のトルク特性と負荷トルクとの交点のすベ
リm1に相当する最終の運転状態の速度に上昇させるこ
とができる。
機の一次電圧制御方式によるものと同じである。
接続したサイリスタで構成した場合は、第3図の結線状
態すなわち結線開閉スイッチS2を投入して結線開閉ス
イッチS1を開放した状態かまたは第8図の結線状態す
なわち結線開閉スイッチS、を投入して結線開閉スイッ
チS2を開放した状態で、逆極性に並列に接続したサイ
リスタの一方のサイリスタの点弧角を1800に保持し
て他方のサイリスタの点弧角をθ。
となって直流分を含むので、回転子にブレーキがかかる
。
リスタの点弧角を180°に保持して、他方のサイリス
タの点弧角を制御すれば、各コイルに流れる直流分電流
が制御されるので、回転子のブレーキを制御することが
できる。
20°のために高速領域で強いブレーキがかかり、第8
図の結線状態ではθ=θ°のために低速領域で強いブレ
ーキがかかる。また、結線開閉スイッチS1と82を共
に投入した第5図の結線状態においてもそれなりのブレ
ーキ作用がある。
切換えることが可能である。
す。
コイルの一方の端子U、、V、、W1を3相電源R,S
、 Tに接続すると共に、他方の端子x、、y、、z
、を半導体素子Tを介して結線開閉スイッチS1の一方
の端子に接続しである。また固定子巻線10の各コイル
の一方の端子U2.V2.W2を結線開閉スイッチS1
の他方の端子に接続すると共に、他方の端子X2.Y2
.Z2を前記端子V+ 、W+ 、Ulに接続しである
。すなわち結線開閉スイッチS1の投入によって固定子
巻線11の作る回転磁界と固定子巻線1−0の作る回転
磁界の位相差角が電気角で06の直列デルタに結線され
るように接続しである。
S、の一方の端子と並列に接続し、他方は固定子巻線1
0の一方の端子V2.W2゜U2に接続しである。すな
わち結線開閉スイッチS2の投入によって固定子巻線1
1の作る回転磁界と固定子巻線10の作る回転磁界の位
相差角が電気角で120°の直列デルタに結線されるよ
うに接続しである。さらに結線開閉スイッチS3の一方
は固定子巻線11の各コイルの端子X+ 、Y+ 、Z
lに接続すると共に、他方は固定子巻線10の各コイル
の端子V2.W2゜U2に接続しである。すなわち結線
開閉スイッチS3の投入によって固定子巻線11の作る
回転磁界と固定子巻線10の作る回転磁界の位相差角が
電気角で120°の直列デルタに結線されるように接続
しである。
2と結線開閉スイッチS、および半導体素子Tを任意信
号により開閉制御する制御部16を設けて、開閉スイッ
チと半導体素子と制御部とで電圧移相装置18を構成し
ている。
転に向う順序でおこなう。まず、結線開閉スイッチS2
を投入し、結線開閉スイッチS+、S3を開放した状態
で3相電源R,S。
導体素子Tを介して電源に直列デルタに結線された状態
で励磁されることになる。これを第10図に示す。
に接続したサイリスタを使用してその点弧角をθ°とす
れば、各コイルの分担電圧E+ 、 E2. E3.
El−、E2−、 Eq −は電源の線間電圧の172
となり、ElとE、=。
20°となる。従って固定子巻線11゜10の作る2つ
の回転磁界の位相差角θはθ=120°となる。
となる。また半導体素子Tの点弧角を180°にすれば
、各コイルには電流が流れないので、各コイルの分担電
圧は零となり、回転子に働くトルクは零となる。
°から始めて点弧角を次第に小さくして行くと、各コイ
ルの分担電圧が次第に大きくなり、回転子に働くトルク
が次第に大きくなって、そのトルクが負荷トルクより大
きくなると回転子が回転し始め、点弧角を06にすると
、第11図に示すθ=120°のトルク特性と負荷トル
クとの交点のすベリ12まで回転速度が上昇する。この
ように点弧角の制御によってトルクが第11図のAの領
域においてなめらかに制御されるのでなめらかな起動を
することができる。
り更に上昇させるには次の操作をおこなう。すなわち、
先ず結線開閉スイッチS3を投入して半導体素子Tの点
弧角を0°から180°にもどす。この状態においては
結線開閉スイッチS2とS、とが投入されSlが開放さ
れているので、固定子巻線11.10の各コイルの結線
状態は第12図のようになる。従って半導体素子Tが結
線開閉スイッチS3の投入によって短絡されるので、半
導体素子Tの点弧角を0°から1800にもどしても各
コイルに流れる電流には変化がなく、トルク特性は第1
1図のθ=120°の特性のままで変化はない。
S1を投入する。この状態においては結線開閉スイッチ
S、とSlが投入されて結線開閉スイッチS2が開放さ
れているので、固定子巻線11.10の各コイルの結線
状態は第13図のようになるが、半導体素子Tの点弧角
が180°の時はトルク特性は第11図のθ=120°
の特性のままで変化はない。
コイルの端子X1とu2.y、と■2、ZlとW2間が
短絡された状態になるので、各コイルの分担電圧El、
E2.El、El −。
+、E2+、E、−は゛電源の線間電圧の1/f3とな
り、E、とE、+、E2とE2′およびE、とE、−の
位相差角θはθ=60゜となる。従って固定子巻線10
.11の作る2つの回転磁界の位相差角θはθ=600
となる。
なる。
のときのトルクより大きいので第13図の結線状態での
半導体素子Tの点弧角の制御はθ=0°のときのトルク
に近いトルクの出る点弧角δに留める。この点弧角はO
oに近い値である。
子の点弧角を180°から始めて次第に小さくして行っ
て0°の少し手前で留めて第11図のBの領域において
なめらかなトルク制御をおこなうことになる。従って回
転子の回転速度は第11図のすべり12に相当する速度
からすベリm2に相当する速度までなめらかに加速され
て行く。
ッチS、を開放する。この状態においては結線開閉スイ
ッチS1が投入されて結線開閉スイッチS2と83が開
放されているので、固定子巻線11.10の各コイルの
結線状態は第15図のようになる。
各コイルの分担電圧El、E2.E、、E、+、E2−
、E3 ″は電源の線間電圧の1/2となり、E、とE
l−、E2とE2−およびE3とE’s−の位相差角θ
はθ=θ°となる。従って固定子巻線11.10の作る
回転磁界の位相差角θはθ=0°となる。
り、このθ=0°の特性は従来の誘導電動機のトルク特
性と同じである。
述のδに相当する点弧角からθ°に向って制御すれば、
トルクが第11図のCの領域で制御されることになって
、回転子の回転速度はすベリm2からすベリn2に相当
する速度、すなわち運転状態の最終速度に上昇されるこ
とができる。第11図のCの領域のトルクは従来の誘導
電動機の一次電圧制御方式によるものと同じである。
B領域の制御をおこなう場合に任意の一つの相の半導体
素子Tの点弧角を制御しないで180°の点弧角に保持
するようにしてもよい。これは各相の半導体素子Tの相
互干渉を防ぐのに役だつものでトルク特性には変化はな
い。
イリスタで構成した場合は、第10図の結線状態すなわ
ちS2を投入してSlとS、を開放した状態かまたは第
15図の結線状態すなわちSlを投入してS2と83を
開放した状態で、逆極性に並列に接続したサイリスタの
一方のサイリスタの点弧角を180°に保持して他方の
サイリスタの点弧角を00にすれば、各コイルに流れる
電流が半波整流された電流となって直流分を含むので回
転子にブレーキがかかる。
イリスタの点弧角を180°に保持して、他方のサイリ
スタの点弧角を制御すれば、各コイルに流れる直流分電
流が制御されるので、回転子のブレーキを制御すること
ができる。
域で強いブレーキがかかり、第15図の結線状態では低
速領域で強いブレーキがかかる。従って負荷に応じて適
切なブレーキがかけられるように切換えることが可能で
ある。
数個の導体6間のそれぞれを、回転磁界の位相差により
電流が流れる連結材9を介して連結しであることを前提
に説明したが、ここで、同様に実施可能な前記連結材9
がない場合(A)と、回転子の複数個の導体のうち隣接
する任意の導体6間に連結材を設けた場合(B)のトル
ク特性曲線を考察してみる。
回転子の複数個の導体のうち隣接する任意の導体6間に
連結材を設けた場合のトルク特性曲線(B)を示す。こ
のトルク特性曲線(A)は−次電圧制御をした時と同様
のトルク特性の変化を示し、一方のトルク特性曲線(B
)は−次電圧制御と二次側回転子の抵抗値を変化させた
比例推移との総和により得られるトルク特性と同様の変
化を示している。
ク特性曲線を得るためには、−次電圧を制御する高価な
電源電圧制御装置を必要とするのが一般的であったが、
本発明により簡単な2個の開閉スイッチで実現可能とな
った。またトルク特性曲線(B)における−次電圧制御
と二次側回転子の抵抗値を変化させた比例推移との総和
により得られると同様のトルク特性を実現するためには
、−次電圧と二次側回転子の二次抵抗との両方を制御す
るよう高価で複雑な装置を必要とするのが一般的であっ
たが、本発明により回転子の複数個の導体のうち隣接す
る任意の導体間に連結材を設けることと2個の開閉スイ
ッチで位相差を設けることの総和により巻線型誘導電動
機の二次側抵抗値を変化させた比例推移と一次電圧制御
を同時に行った、起動トルクが大きく起動電流が小さい
トルク特性を得ることが可能となった。
に設けた連結材の一例を回転子の正断面図により示して
いる。この連結材の数量と取付位置は、希望するトルク
特性と、回転子のバランス等により変更するものである
。
ると、電源側から電動機への配線は三本でよく、一般の
大型電動機に見られるようなY−△始動のための複雑な
配線を要することなく、低速から高速に至るまで高トル
クで運転可能な電動機とすることが可能である。
において説明する。まず第18図の構成は、誘導電動機
1は開閉装置を備えた三相電源22に接続しである。ま
た誘導電動機には一体的に電圧移相装置20が設けてあ
り、該電圧移相装置にはタイマーからなるシーケンス回
路を組み込んだ制御部21を接続しである。続いて第1
9図の構成を説明する。誘導電動機1は開閉装置を備え
た三相電源22に接続しである。
あり、該電圧移相装置にはハードロジック回路等で構成
された制御部23を接続しであると共に制御部23には
電動機の速度検出を行う速度検出器24の信号を接続し
である。
、タイマーによる時限又は検出器24の信号により電圧
移相装置20の前述した結線開閉スイッチと半導体素子
とを制御するものである。たとえば制御部21の場合、
一般のY−△始動は標準約10秒で切換を行うことから
、位相差120°で始動し、位相差0°の定常運転まで
の切換えを、たとえば、位相差1200で始動して次の
位相差6G’に切換える時間を始動後4〜5秒、そして
位相差6G’から0°に切換える時間を位相差60’に
切換えてから4〜5秒後にセットして、移相装置20に
より順次120゜から0°まで3段階の位相差に切換え
るものとなる。言うまでもないか負荷によって前述した
時限は変更されるべきである。
又は必要に応じてマイクロブセッサを載せることもある
が、これは現在の技術水準によるものとするが、検出器
24の信号を受けて、その信号と必要に応じて変換する
回路と、変換された信号とあらかじめ定めた基準値とを
比較する回路と、あらかじめ定めた基準値を記憶させる
回路と、先の比較により信号を出力する信号出力回路等
を備えるものとなる。この信号出力回路の信号で電圧移
相装置20を順次切換えて位相差を変更してゆく。また
検出器をここでは速度検出器24としているが、回転数
を検出するもの等電動機の状態を検出する手段を用いる
。
、電動機の特性にもよるが位相差180°から1200
までの変化が緩慢であることから、従来知られている電
気的切換による IIIP 。
差なく使用できる。
を結線開閉スイッチと半導体素子及び結線開閉スイッチ
と半導体素子を任意信号により制御する制御部とにより
構成して、120゜と60°及び0°の三段階の位相差
角を設けて切換えるようにしたので、各位相差角に応じ
たトルク特性によりなめらかに起動し運転に至ることが
可能となった。更に詳しくは、電圧移相装置を最少数の
結線開閉スイッチと半導体素子により構成し、トルク特
性の変化によるショックを低減させた。
装置、インバーター、二次抵抗器等の高価な制御装置を
必要とせず、負荷トルクに応じて位相差角を切換えるこ
とが可能となっただけでなく、回転子導体の連結材の構
成によって様々な負荷に対応できるトルク特性を持たせ
ることか可能となった。
を電動機に一体とするため、三相電源の場合、電動機に
は三本の配線でよく回転方向さえ見誤らなければ、誰に
でも配線が可能である。
でなめらかに起動し回転を上昇することのできる2固定
子誘導電動機の用途の拡大と高トルクの電動機を必要と
するあらゆる分野に、更に大きく貢献できるようになっ
た。
移相装置の結線図、第3図は位相差角θ=120°にお
ける結線図、第4図は位相差角θ= 120°のトルク
特性の一例を示す図、第5図は位相差角θ=600にお
ける結線図[a]とこれを変形した結線図[b]、第6
図は位相差角θ=60°のトルク特性の一例を示す図、
第7図は位相差角θ= O’のトルク特性の一例を示す
図、第8図は位相差角θ=0°における結線図、第9図
は電圧移相装置の結線図、第10図は位相差角θ=12
0°となる結線図、第11図は各位相差角のトルク特性
の一例を示す図、第12図は位相差角θ=12110に
おける結線図、第13図は位相差角θ=60°となる結
線図、第14図は位相差角θ=60°における結線図、
第15図は位相差角θ=0°における結線図、第16図
は連結材がない場合のトルク特性曲線(A)と回転子の
複数個の導体の任意の導体間に連結材を設けた場合のト
ルク特性曲線(B)の−例を示す図、第17図は回転子
の複数個の導体の任意間に連結材を設けた場合の回転子
の正断面図、第18図はタイマーシーケンスによる制御
ブロック図、第19図はロジック回路による制御ブロッ
ク図である。 l・・・複数固定子誘導電動機、2.3・・・回転子コ
ア、4・・・回転子軸、5・・・非磁性体コア、6・・
・回転子導体、7・・・回転子、8・・・短絡環、9・
・・連結材、10.11・・・固定子巻線、12・・・
第1固電子、13・・・第2固定子、14・・・機枠、
15・・・制御部、16・・・制御部、18・・・電圧
移相装置、20・・・移相装置、21・・・制御部、2
2・・・供給電源側、23・・・制御部、24・・・速
度検出器。
Claims (3)
- (1)同一回転軸上に空間又は非磁性体コア部を介在し
て軸着した2個の回転子コアを有し、該2個の回転子コ
アに連通する導体を複数個設けて一体的に形成された回
転子と、前記2個の回転子コアのそれぞれに対峙して並
設した2個の固定子と、前記2個の固定子のうちの特定
の固定子がこれに対峙する回転子の周囲に生じる回転磁
界と他の固定子がこれに対峙する回転子の周囲に生じる
回転磁界との間に位相差を生じさせる電圧移相装置とを
有する2固定子誘導電動機において、 前記電圧移相装置は、前記2個の固定子の巻線を直列デ
ルタ結線とし、且つ前記2個の固定子の巻線間に設けた
前記回転磁界の位相差を0゜とする第1の結線開閉スイ
ッチと、該第一の結線開閉スイッチと並列に設けた前記
回転磁界の位相差を120゜とする第2の結線開閉スイ
ッチと、並列にした前記第1と第2の結線開閉スイッチ
に直列に接続した半導体素子及び前記第1と第2の結線
開閉スイッチと半導体素子を任意信号により制御する制
御部とからなることを特徴とする2固定子誘導電動機。 - (2)同一回転軸に空間又は非磁性体コア部を介在して
軸着した2個の回転子コアを有し、該2個の回転子コア
に連通する導体を複数個設けて一体的に形成された回転
子と、前記2個の回転子コアのそれぞれに対峙して並設
した2個の固定子と、前記2個の固定子のうちの特定の
固定子がこれに対峙する回転子の周囲に生じる回転磁界
と他の固定子がこれに対峙する回転子の周囲に生じる回
転磁界との間に位相差を生じさせる電圧移相装置とを有
する2固定子誘導電動機において、 前記電圧移相装置は、前記2個の固定子の巻線を直列デ
ルタ結線とし、且つ前記2個の固定子の巻線間に設けた
前記回転磁界の位相差を0゜とする第1の結線開閉スイ
ッチと、該第1の結線開閉スイッチと並列に設けた前記
回転磁界の位相差を120゜とする第2の結線開閉スイ
ッチと、並列にした前記第1と第2の結線開閉スイッチ
に直列に接続した半導体素子及び、前記第1と第2の結
線開閉スイッチと半導体素子とに対し並列に設けた、前
記回転磁界の位相差を120゜とする第3の結線開閉ス
イッチ及び前記第1と第2と第3の結線開閉スイッチと
半導体素子を任意信号により制御する制御部とからなる
ことを特徴とする2固定子誘導電動機。 - (3)請求項(1)または(2)に記載の2固定子誘導
電動機であって、前記2個の回転子コア間の前記空間又
は非磁性体コア部において前記複数個の導体のうち隣接
する任意の導体間を相互に抵抗短絡する連結材を設けた
ことを特徴とする2固定子誘導電動機。 4 請求項(1)から(3)のいずれかに記載の2固定
子導電動機であって、前記電圧移相装置を2固定子誘導
電動機と一体にしたことを特徴とする2固定子誘導電動
機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22318490 | 1990-08-24 | ||
| JP2-223184 | 1990-08-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04178144A true JPH04178144A (ja) | 1992-06-25 |
| JP3105232B2 JP3105232B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=16794123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02249460A Expired - Fee Related JP3105232B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-09-18 | 2固定子誘導電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105232B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007823A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 駆動装置及び電動機の巻線切り換え方法 |
| EP2779427A3 (en) * | 2013-03-14 | 2015-01-14 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP02249460A patent/JP3105232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007823A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 駆動装置及び電動機の巻線切り換え方法 |
| EP2779427A3 (en) * | 2013-03-14 | 2015-01-14 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
| US9840997B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-12-12 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
| US20180058412A1 (en) * | 2013-03-14 | 2018-03-01 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
| EP3447905A1 (en) * | 2013-03-14 | 2019-02-27 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine Starting System Using Stored Energy |
| US10578071B2 (en) | 2013-03-14 | 2020-03-03 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
| US11391258B2 (en) | 2013-03-14 | 2022-07-19 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Engine starting system using stored energy |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3105232B2 (ja) | 2000-10-30 |
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