JPH0417834Y2 - - Google Patents

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JPH0417834Y2
JPH0417834Y2 JP14623286U JP14623286U JPH0417834Y2 JP H0417834 Y2 JPH0417834 Y2 JP H0417834Y2 JP 14623286 U JP14623286 U JP 14623286U JP 14623286 U JP14623286 U JP 14623286U JP H0417834 Y2 JPH0417834 Y2 JP H0417834Y2
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JP
Japan
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vane
cam ring
cam surface
cam
vanes
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JP14623286U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、動力舵取装置等に用いられるベーン
ポンプに関するものである。
<従来の技術> 一般にかかるベーンポンプは、カムリングの内
部に回転可能に配置されたロータの外周に、カム
リングの内周カム面に摺接する複数のベーンを保
持し、ロータはポンプハウジングに軸承された回
転軸により回転されている。ロータの回転によつ
て複数のベーンの背部に設けた背圧室に吐出後の
圧油を導入するようにし、これによつてベーンの
先端をカムリングの内周カム面に押し付けてい
る。
<考案が解決しようとする問題点> 前記ベーンはカムリングに摺接して高速回転す
るために自励振動が発生する。
この自励振動は前記回転軸を支承する軸受がボ
ールベアリングの場合には実用上支障ない値まで
吸収されるが、スベリ軸受の場合には吸収作用が
少なく不快音の原因となることがあつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、ベーンに摺接するカムリングのカム
面に一定条件の微細なスジをランダムに入れて自
励振動の発生を抑制するようにしたものである。
<作用> ベーンがカムにロータ内に摺接して回転する状
態において、ランダムに設けた微細なスジの中に
滞留した油がベーンに対する方向性の少ないダン
パとして作用し、かつ潤滑性を向上させることに
より自励振動を抑制する。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図、第2図において、10はポンプハウ
ジングであり、このポンプハウジング10に形成
された中空室11内にカムリング12と、このカ
ムリング12の両側に一対のサイドプレート1
3,14が配設されている。
また、このカムリング12の内部には、ポンプ
ハウジング10にスベリ軸受20により軸承され
た回転軸15に対してスプライン係合よりロータ
16が固着され、このロータ16の外周面に等角
度間隔で刻設された複数のベーン保持溝16aの
それぞれにベーン17が保持されている。各ベー
ン17の背部にはベーン保持溝16aに連通する
背圧室16bが形成され、この背圧室16bに環
状溝30と連通孔31を介して吐出室22が連通
されている。この結果、ベーン17は背圧室16
bに供給される圧力流体によりカムリング12の
内周面に向かつて押圧されてベーン17の先端1
7aはカムリング12の内周カム面12aに摺接
している。該カム面12aには第3図に示すよう
に全面にわたつて微細なスジ21がランダムに設
けられている。このスジ21は第4図に示すよう
に深さαにおいても2〜10μmmの範囲でランダム
に変動し、かつ円周方向にも、半径方向にも不規
則的に形成されている。またカム面におけるスジ
21の占有面積率は10%〜80%となつている。
各背圧室16bには形状記憶合金製のバネ部材
32が設けられており、このバネ部材32は、油
の低温時には伸びてベーン17を内周カム面12
aに押付けるバネ作用をなし、油の高温時には縮
んでベーン17にバネ力が作用しないようにし、
ベーン17の上下による繰り返し荷重をさける性
質をもつている。
前記カムリング12の内部には、カムリング1
2の内周面の形状により、吸入域と吐出域とが形
成されており、吸収域は吸入ポート18を介して
カムリング12の外周に連通されてタンクTから
の流体が供給され、吐出域は吐出ポート19、吐
出室22及び流量制御弁25を介して図略の吐出
口へ連通されている。
次に上述した構成に基づいて作用について説明
する。回転軸15によりロータ16が回転する
と、ベーン17はカム面12aに押付けられてす
べりながら回転する。この回転に際し、ベーン1
7はランダムなスジ21に滞留する加圧された油
の粘性にもとずくダンピング効果によりベーン1
7の自励振動を吸収する。その自励振動の吸収は
スジ21が深さ方向にも、円周方向にも半径方向
にもランダムであることがより大きな効果を生
む。またスジ21の占有面積率も少なければダン
ピング効果が小さく、多くなりすぎるとカム面が
摩耗が激しくなり、10%〜80%の範囲が望まし
い。またスジ21の深さαは論理上スクイズ効果
が期待できる範囲でもよいが、より多くのダンピ
ング効果を得てかつカム面の摩耗を防止する上ら
かもαは2〜10μ程度以下が望ましい。
<考案の効果> 以上述べたように本考案のベーンポンプは、回
転軸15をスベリ軸受で支承した場合でもカム面
に形成したスジ21によつてベーン17に発生す
る自励揺動を吸収する。
すなわち、第5図において、回転軸15をボー
ルベアリングで支承した場合の自励振動がAであ
るのに、スベリ軸受とするとBのように大きくな
るが、本考案はスジ21の作用によりCのように
Aと同等以下に低減することができる。
本考案によつてベーンポンプの回転軸にスベリ
軸受を使用する範囲が拡大するため、ベーンポン
プの小形、高回転速度化が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ベーンポンプの断面図、第2図は第1図における
−線断面矢視図、第3図はカムリングの断面
図、第4図はスジの深さの状態を示す図、第5図
は本考案の性能を比較する図。 10……ポンプハウジング、11……中空室、
12……カムリング、13,14……サイドプレ
ート、15……回転軸、16……ロータ、16b
……背圧室、17……ベーン、21……カム面に
設けたスジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カムリングの内部に回転可能に配置されたロー
    タの外周に前記カムリングの内周カム面に摺接す
    る複数のベーンを保持し、この複数のベーンの背
    部に設けた背圧室に吐出後の圧油を導入するよう
    にしたベーンポンプにおいて、前記カムリングの
    前記ベーンを接触するカム面に深さが2〜10μmm
    でかつ占有面積率が10%〜80%のランダムなスジ
    を設けたことを特徴とするベーンポンプ。
JP14623286U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0417834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14623286U JPH0417834Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14623286U JPH0417834Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6352984U JPS6352984U (ja) 1988-04-09
JPH0417834Y2 true JPH0417834Y2 (ja) 1992-04-21

Family

ID=31058511

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JP14623286U Expired JPH0417834Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP (1) JPH0417834Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120436A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Showa Corp ベーンポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007120436A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Showa Corp ベーンポンプ

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Publication number Publication date
JPS6352984U (ja) 1988-04-09

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