JPH04180202A - サーミスタ素子 - Google Patents
サーミスタ素子Info
- Publication number
- JPH04180202A JPH04180202A JP30975590A JP30975590A JPH04180202A JP H04180202 A JPH04180202 A JP H04180202A JP 30975590 A JP30975590 A JP 30975590A JP 30975590 A JP30975590 A JP 30975590A JP H04180202 A JPH04180202 A JP H04180202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- thermistor
- polybutadiene
- layer
- main chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高度な耐湿性を要求されるサーミスタ素子と
して利用するに適する。
して利用するに適する。
本発明は高湿度環境または水中においても充分な耐湿性
を得ることができるサーミスタ素子に関する。
を得ることができるサーミスタ素子に関する。
本発明は、サーミスタ素材にリード線を有する電極が設
けられ、樹脂によりコーティングされたサーミスタ素子
において、 樹脂コートの少なくとも一層を主鎖がポリブタジェン系
である樹脂を用いて被覆することにより、高湿度環境ま
たは水中においても充分な耐湿性を得られるようにした
ものである。
けられ、樹脂によりコーティングされたサーミスタ素子
において、 樹脂コートの少なくとも一層を主鎖がポリブタジェン系
である樹脂を用いて被覆することにより、高湿度環境ま
たは水中においても充分な耐湿性を得られるようにした
ものである。
一般に、サーミスタ素子は温度検出用としてエアコン、
冷蔵庫および給湯器など広範な分野で使用されている。
冷蔵庫および給湯器など広範な分野で使用されている。
サーミスタ素子の構造には、遷移金属の酸化物を板状に
焼成した後に両面に電極を設けたもの、あるいは、これ
を小片のチップに切断したものに、半田などでリード線
を接続し、外部環境からの保護および電気的絶縁のため
に、樹脂でコートしたものやあるいはこれを軟質樹脂で
金属ケースに封入し、外部環境および機械的な力からの
保護を強 ′化したものがある。
焼成した後に両面に電極を設けたもの、あるいは、これ
を小片のチップに切断したものに、半田などでリード線
を接続し、外部環境からの保護および電気的絶縁のため
に、樹脂でコートしたものやあるいはこれを軟質樹脂で
金属ケースに封入し、外部環境および機械的な力からの
保護を強 ′化したものがある。
このような構造のサーミスタ素子は、温度により電気抵
抗が変化する特性を有することから、その性質を利用し
て両端に電界を印加し、その電圧の変化を電気回路で検
出して温度を測定し、取り付は機器の制御を行うための
温度検知手段として用いられている。従って、サーミス
タ素子では素子特性の劣化および素子の電極間ないし取
り付は機器との間の電流リークなどがあると検出電圧、
ひいては検出温度に誤差を生じる。
抗が変化する特性を有することから、その性質を利用し
て両端に電界を印加し、その電圧の変化を電気回路で検
出して温度を測定し、取り付は機器の制御を行うための
温度検知手段として用いられている。従って、サーミス
タ素子では素子特性の劣化および素子の電極間ないし取
り付は機器との間の電流リークなどがあると検出電圧、
ひいては検出温度に誤差を生じる。
素子特性の劣化には、素体そのものの劣化、電極金属の
半田中への拡散による電極の劣化、および使用材料の熱
膨張率の違いから発生する応力によって起こる電極と素
体の界面の劣化など様々な劣化の形態とその要因が知ら
れている。
半田中への拡散による電極の劣化、および使用材料の熱
膨張率の違いから発生する応力によって起こる電極と素
体の界面の劣化など様々な劣化の形態とその要因が知ら
れている。
また、外部環境から浸入した水分などの作用による化学
的な電極の劣化および水分の存在下で微弱電流を通電し
たときに発生する電極金属および半田などの金属移行、
水分の凝縮による電極間、リード線間などの絶縁低下に
よる電流のリークの現象も知られている。
的な電極の劣化および水分の存在下で微弱電流を通電し
たときに発生する電極金属および半田などの金属移行、
水分の凝縮による電極間、リード線間などの絶縁低下に
よる電流のリークの現象も知られている。
実際の使用環境では、これらの様々な要因が複合して劣
化を引き起こす。
化を引き起こす。
一方、小型のサーミスタ素子の厚みは約1.0ミリ以下
で極めて薄く、電極間のリークを起こし易い形状となっ
ているため、防湿対策も重要な技術要素である。前述の
樹脂コートの役割の一つとして、使用環境の水分からの
保護があり、従来はこの樹脂コートにエポキシ系、フェ
ノール系およびシリコーン系などの熱硬化性樹脂および
これらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂を用い、デイ
ツプ法などの方法でコートした後、加熱硬化して樹脂層
を形成していた。
で極めて薄く、電極間のリークを起こし易い形状となっ
ているため、防湿対策も重要な技術要素である。前述の
樹脂コートの役割の一つとして、使用環境の水分からの
保護があり、従来はこの樹脂コートにエポキシ系、フェ
ノール系およびシリコーン系などの熱硬化性樹脂および
これらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂を用い、デイ
ツプ法などの方法でコートした後、加熱硬化して樹脂層
を形成していた。
しかしながら、従来の樹脂コートつまりエポキシ系、フ
ェノール系およびシリコーン系などの熱硬化性樹脂およ
びこれらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂を用い、デ
イツプ法などの方法でコートした後、加熱硬化して形成
した保護樹脂層では防水性能が不十分であり、素子部ま
で空気中の水分または水蒸気が浸入して内部で凝結し電
極間の絶縁低下が起きる。また、この水分と使用時の微
弱電流の相互作用により電極金属および半田などの金属
移行の現象が発生し、これに起因する不良や性能の劣化
が生じる。
ェノール系およびシリコーン系などの熱硬化性樹脂およ
びこれらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂を用い、デ
イツプ法などの方法でコートした後、加熱硬化して形成
した保護樹脂層では防水性能が不十分であり、素子部ま
で空気中の水分または水蒸気が浸入して内部で凝結し電
極間の絶縁低下が起きる。また、この水分と使用時の微
弱電流の相互作用により電極金属および半田などの金属
移行の現象が発生し、これに起因する不良や性能の劣化
が生じる。
また、使用条件によっては水分の存在により抵抗値が高
くなる不良モードを示すことがあり、例えば、温水中で
通電した場合にはその傾向を示し、短時間の内に抵抗値
が大幅に高くなる劣化モードを示す。
くなる不良モードを示すことがあり、例えば、温水中で
通電した場合にはその傾向を示し、短時間の内に抵抗値
が大幅に高くなる劣化モードを示す。
従って、外部環境からの保護を樹脂コートで行うタイプ
のサーミスタ素子およびこれを軟質樹脂で金属ケースに
封入したタイプのサーミスタ素子において従来から使用
されているコート用樹脂を用いたものは、防水性および
防湿性が不十分である。
のサーミスタ素子およびこれを軟質樹脂で金属ケースに
封入したタイプのサーミスタ素子において従来から使用
されているコート用樹脂を用いたものは、防水性および
防湿性が不十分である。
本発明はこのような問題を解決するもので、湿度の高い
環境または水中においても高い信頼性を得ることができ
るサーミスタ素子を提供することを目的とする。
環境または水中においても高い信頼性を得ることができ
るサーミスタ素子を提供することを目的とする。
本発明は、サーミスタ素材と、そのサーミスタ素材に設
けられた電極と、この電極に取付けられたリード線とを
備え、前記サーミスタ素材および前記電極の部分の外周
囲に−2上の層からなる樹脂コートが設けられたサーミ
スタ素子において、前記樹脂コートの少なくとも一層は
、主鎖がポリブタジェン系樹脂であることを特徴とする
。
けられた電極と、この電極に取付けられたリード線とを
備え、前記サーミスタ素材および前記電極の部分の外周
囲に−2上の層からなる樹脂コートが設けられたサーミ
スタ素子において、前記樹脂コートの少なくとも一層は
、主鎖がポリブタジェン系樹脂であることを特徴とする
。
樹脂コートは二層とし、内側がポリブタジエン系樹脂で
あり、外側が比較的硬質の樹脂(例えばエポキシ樹脂)
である構造が、発明者らの試験によれば最適である。
あり、外側が比較的硬質の樹脂(例えばエポキシ樹脂)
である構造が、発明者らの試験によれば最適である。
さらにこの二層構造のものを金属ケースに封入すること
ができる。これはサーミスタ素子をセンサとして使用す
る環境条件により適応的に選択される。
ができる。これはサーミスタ素子をセンサとして使用す
る環境条件により適応的に選択される。
複数層のうち、外側の層を主鎖がポリブタジェン系樹脂
とすることもできる。
とすることもできる。
ケースに封入する場合には、外側の樹脂層とケースの間
に接着剤を介在させることがよい。その場合には、外側
の層として接着剤となじみのよい材料を選ぶことがよい
。
に接着剤を介在させることがよい。その場合には、外側
の層として接着剤となじみのよい材料を選ぶことがよい
。
また、重合、硬化反応を行う末端基の種類には種々のも
のを用いることができ、例えば、末端基を二重結合とし
てラジカル重合させる方法、末端基をエポキシ基として
ジオール・ジアミンおよび酸無水物などのエポキシ樹脂
の一般に使用されている硬化剤を用いて硬化させる方法
、および末端基をイソシアネート基としてウレタン結合
を作ることによりより硬化させる方法など種々の方法を
採用することができる。
のを用いることができ、例えば、末端基を二重結合とし
てラジカル重合させる方法、末端基をエポキシ基として
ジオール・ジアミンおよび酸無水物などのエポキシ樹脂
の一般に使用されている硬化剤を用いて硬化させる方法
、および末端基をイソシアネート基としてウレタン結合
を作ることによりより硬化させる方法など種々の方法を
採用することができる。
さらに、主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された樹脂
を主成分とすれば、その一部を他の樹脂、例えばエポキ
シ系、フェノール系、およびンリコーン系などの熱硬化
性樹脂、これらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂で変
性して用いてもよい。
を主成分とすれば、その一部を他の樹脂、例えばエポキ
シ系、フェノール系、およびンリコーン系などの熱硬化
性樹脂、これらの間で相互に変性した熱硬化性樹脂で変
性して用いてもよい。
樹脂のコート方法は、特に限定する必要はなく、−船釣
にはデイツプコート法が簡易であるが、注型法、スプレ
ィコート法などで樹脂被覆層を形成してもよい。また、
樹脂被膜の膜欠陥を無くし、かつ樹脂被覆層の厚みを確
保するために、コートとキニアを数回繰り返して樹脂コ
ート層(但し、この場合には樹脂が同一なので一層とみ
なす)を形成してもよい。
にはデイツプコート法が簡易であるが、注型法、スプレ
ィコート法などで樹脂被覆層を形成してもよい。また、
樹脂被膜の膜欠陥を無くし、かつ樹脂被覆層の厚みを確
保するために、コートとキニアを数回繰り返して樹脂コ
ート層(但し、この場合には樹脂が同一なので一層とみ
なす)を形成してもよい。
樹脂コートに主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された
樹脂を使用する。したがって、湿度の高い環境、あるい
は水中でも劣化を少なくし、センサーとしての信頼性を
高給ることができる。また、樹脂コートを二重にし、内
側を主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された樹脂でコ
ートし、その上に硬度が高くかつ接着性の良い樹脂(例
えば、エポキシ樹脂などのセンサのコート用樹脂として
一般に使用されている熱硬化性樹脂)でコートした複合
構造とすることで耐湿性はさらに向上する。
樹脂を使用する。したがって、湿度の高い環境、あるい
は水中でも劣化を少なくし、センサーとしての信頼性を
高給ることができる。また、樹脂コートを二重にし、内
側を主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された樹脂でコ
ートし、その上に硬度が高くかつ接着性の良い樹脂(例
えば、エポキシ樹脂などのセンサのコート用樹脂として
一般に使用されている熱硬化性樹脂)でコートした複合
構造とすることで耐湿性はさらに向上する。
内側にポリブタジェン系樹脂をコートし、その外側にポ
リブタジェン系樹脂よりも耐湿性は劣るが硬度が固くか
つ接着性の良い樹脂(例えばエポキシ樹脂などのコート
用樹脂として一般に使用されている熱硬化性樹脂)をコ
ートすると複合効果が発現し、ポリブタジェン系の樹脂
を二重コートして樹脂の厚みをほぼ同じにした場合に比
べて耐湿性が大幅に向上する。
リブタジェン系樹脂よりも耐湿性は劣るが硬度が固くか
つ接着性の良い樹脂(例えばエポキシ樹脂などのコート
用樹脂として一般に使用されている熱硬化性樹脂)をコ
ートすると複合効果が発現し、ポリブタジェン系の樹脂
を二重コートして樹脂の厚みをほぼ同じにした場合に比
べて耐湿性が大幅に向上する。
このように、湿度の高い環境下または水中においてサー
ミスタ素子の劣化を防止できるのは、樹脂の物性に基づ
く水分の浸入の防止、または金属移行の現象を助長する
樹脂中の不純物量の影響などによるものと考えられる。
ミスタ素子の劣化を防止できるのは、樹脂の物性に基づ
く水分の浸入の防止、または金属移行の現象を助長する
樹脂中の不純物量の影響などによるものと考えられる。
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例の基本的構成を示す図である。
本発明実施例は、サーミスタ素材1と、そのサーミスタ
素材1に設けられた電極2a、2bと、この電極2a、
2bに半田3a 、3bによって取付けられたリード線
4a、4bとを備え、サーミスタ素材lおよび電極2a
、2bの部分の外周囲に一以上の層からなる樹脂コー
ト5が設けられる。
素材1に設けられた電極2a、2bと、この電極2a、
2bに半田3a 、3bによって取付けられたリード線
4a、4bとを備え、サーミスタ素材lおよび電極2a
、2bの部分の外周囲に一以上の層からなる樹脂コー
ト5が設けられる。
サーミスタ素材1は、マンガン、鉄、コバルトなどの遷
移金属の酸化物を主成分とする配合組成物を焼成した負
の温度係数を持つサーミスタ素体に銀で電極を形成し、
所望の抵抗値となる寸法に切断したものを用いた。
移金属の酸化物を主成分とする配合組成物を焼成した負
の温度係数を持つサーミスタ素体に銀で電極を形成し、
所望の抵抗値となる寸法に切断したものを用いた。
(第一実施例)
本発明第一実施例は、第2図に示すように、被覆電線6
a、6bの芯線7a、7bの先端に半田3a 、3bに
より取付けられたサーミスタ素材1の周囲をエポキシ樹
脂(主剤エピホームR−7288、硬化剤8143 、
配合比100:12 、ソマール■製)を用いた第一の
樹脂コー)5aにてコー) L 120℃で1時間加熱
して樹脂を仮キュアし、次いて素子の先端から被覆電線
の被覆を少し覆うように主鎖がポリブタジェン系樹脂で
構成された熱硬化性樹脂(主剤ポリベックT−2459
)を用いた第二の樹脂コート5bにて二層にコートして
、80℃で2時間加熱した後120℃に昇温しで更に4
時間加熱して樹脂をキュアした構造とした。
a、6bの芯線7a、7bの先端に半田3a 、3bに
より取付けられたサーミスタ素材1の周囲をエポキシ樹
脂(主剤エピホームR−7288、硬化剤8143 、
配合比100:12 、ソマール■製)を用いた第一の
樹脂コー)5aにてコー) L 120℃で1時間加熱
して樹脂を仮キュアし、次いて素子の先端から被覆電線
の被覆を少し覆うように主鎖がポリブタジェン系樹脂で
構成された熱硬化性樹脂(主剤ポリベックT−2459
)を用いた第二の樹脂コート5bにて二層にコートして
、80℃で2時間加熱した後120℃に昇温しで更に4
時間加熱して樹脂をキュアした構造とした。
(第二実施例)
本発明第三実施例は、第2図に示すように、サーミスタ
素材1を被覆電線6a、6bの先端部の被覆を削除して
露出した芯線7a、7bの先端に半田3a 、3bによ
って取付け、その周囲を主鎖がポリブタジェン系樹脂で
構成され、末端基に二重結合を持つ熱硬化性樹脂(主剤
、ポリベックT−2459、硬化剤A69、配合比10
0:5 、日本ヒドラジン工業■製)を用いた第一の樹
脂コー)5aにてコートして80℃で2時間仮キュアを
行い、更に素子の先端から被覆電線6a、6bの被覆を
少し覆うように主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成され
た熱硬化性樹脂(ポリベックT−2459>を用いた第
二の樹脂コート5bにてコートし、80℃で2時間加熱
した後120℃に昇温して更に4時間加熱して樹脂をキ
ュアした構造とした。ここで、樹脂を二重コートしてい
るが、その目的は他のサンプルと樹脂の厚みを揃え、試
験条件を揃えるたtであって、−回のコートでも差し支
えなし)。
素材1を被覆電線6a、6bの先端部の被覆を削除して
露出した芯線7a、7bの先端に半田3a 、3bによ
って取付け、その周囲を主鎖がポリブタジェン系樹脂で
構成され、末端基に二重結合を持つ熱硬化性樹脂(主剤
、ポリベックT−2459、硬化剤A69、配合比10
0:5 、日本ヒドラジン工業■製)を用いた第一の樹
脂コー)5aにてコートして80℃で2時間仮キュアを
行い、更に素子の先端から被覆電線6a、6bの被覆を
少し覆うように主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成され
た熱硬化性樹脂(ポリベックT−2459>を用いた第
二の樹脂コート5bにてコートし、80℃で2時間加熱
した後120℃に昇温して更に4時間加熱して樹脂をキ
ュアした構造とした。ここで、樹脂を二重コートしてい
るが、その目的は他のサンプルと樹脂の厚みを揃え、試
験条件を揃えるたtであって、−回のコートでも差し支
えなし)。
(第三実施例)
本発明第三実施例は、第2図に示すように、被覆電線5
a 、5bの先端に半田3a、3bにより取付けられた
サーミスタ素材lの周囲を主鎖がポリブタジェン系樹脂
で構成された熱硬化性樹脂(主剤 ポリベックT−24
59)を用いた第一の樹脂コ−)5a にてコートして
80℃で2時間仮キュアを行い、更に素子の先端から被
覆電線の被覆を少し覆うようにエポキシ樹脂(主剤エピ
ホームR−7288)を用いた第二の樹脂コー)5bて
二層にコートし、120℃で4時間加熱して樹脂をキュ
アした構造とした。
a 、5bの先端に半田3a、3bにより取付けられた
サーミスタ素材lの周囲を主鎖がポリブタジェン系樹脂
で構成された熱硬化性樹脂(主剤 ポリベックT−24
59)を用いた第一の樹脂コ−)5a にてコートして
80℃で2時間仮キュアを行い、更に素子の先端から被
覆電線の被覆を少し覆うようにエポキシ樹脂(主剤エピ
ホームR−7288)を用いた第二の樹脂コー)5bて
二層にコートし、120℃で4時間加熱して樹脂をキュ
アした構造とした。
(第四実施例)
本発明第四実施例は、第3図に示すように、第二の実施
例の構造のサンプルを銅製の金属ケース8に入れ、軟質
樹脂の熱硬化性樹脂(主剤 5TYCAST 2850
FT、硬化剤CATALYST GEL 、配合比10
0:25、グレースジマバン■製)9を用いて注型して
100℃で8時間仮キュアを行った構造とした。
例の構造のサンプルを銅製の金属ケース8に入れ、軟質
樹脂の熱硬化性樹脂(主剤 5TYCAST 2850
FT、硬化剤CATALYST GEL 、配合比10
0:25、グレースジマバン■製)9を用いて注型して
100℃で8時間仮キュアを行った構造とした。
以上説明した第一実施例〜第四実施例では、被覆電線6
a、6bの末端の被覆を除去し、その芯線7a、7bに
サーミスタ素材1を直接半田3a。
a、6bの末端の被覆を除去し、その芯線7a、7bに
サーミスタ素材1を直接半田3a。
3bにて取付けているが、第1図に示すようにサーミス
タ素材1を単線のリード線4a 、4bを半田3a 、
3bにて取付け、このリード線4a 、 4bを被覆電
線6a、6bの芯線7a 、7bに半田付けすることも
でき、また、サーミスタ素材lにジュメット線を接続ま
たは圧着した状態で素子をガラスで封入した後、ジュメ
ット線を被覆電線6a、6bの芯線7a、7bに半田付
けすることもできる。
タ素材1を単線のリード線4a 、4bを半田3a 、
3bにて取付け、このリード線4a 、 4bを被覆電
線6a、6bの芯線7a 、7bに半田付けすることも
でき、また、サーミスタ素材lにジュメット線を接続ま
たは圧着した状態で素子をガラスで封入した後、ジュメ
ット線を被覆電線6a、6bの芯線7a、7bに半田付
けすることもできる。
上記例はケースの材料は金属であるが樹脂をケース材料
とすることもできる。
とすることもできる。
(比較例)
比較例のサンプルは、第二実施例にて第一の樹脂コー)
5aに主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された熱硬化
性樹脂(主剤 ポリベックT−2459>を用いたが、
その代わりにエポキシ樹脂(主剤エピホームR−728
8)を用い、それ以外の構造は同じにした。但し、−回
目のコートのキュアは120℃で1時間、2回目のコー
トのキュアは120℃で4時間加熱した。
5aに主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成された熱硬化
性樹脂(主剤 ポリベックT−2459>を用いたが、
その代わりにエポキシ樹脂(主剤エピホームR−728
8)を用い、それ以外の構造は同じにした。但し、−回
目のコートのキュアは120℃で1時間、2回目のコー
トのキュアは120℃で4時間加熱した。
以上説明した第一実施例〜第四実施例、および比較例サ
ンプルに対して実施した試験結果を表に示す。試験は、
各サンプルを80℃の水中に沈め、第4図に示す回路を
用いて一分間通電し、次いで1分間電源を遮断するサイ
クルを試験期間中繰り返した。第四実施例のサンプルの
場合はケースの開口部も水中に沈めた。試験データは、
各20個のサンプルの平均値を示した。
ンプルに対して実施した試験結果を表に示す。試験は、
各サンプルを80℃の水中に沈め、第4図に示す回路を
用いて一分間通電し、次いで1分間電源を遮断するサイ
クルを試験期間中繰り返した。第四実施例のサンプルの
場合はケースの開口部も水中に沈めた。試験データは、
各20個のサンプルの平均値を示した。
試験結果によれば、サーミスタ素子の保護コートに一般
的に使われている熱硬化性のエポキシ樹脂を用いた比較
例のサンプルの抵抗値変化率に比較して、第一実施例〜
第四実施例のサンプルの抵抗値変化率は大幅に減少して
おり、−層または二層以上の樹脂コートの少なくともそ
のうちの一層に、主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成さ
れた熱硬化性樹脂を使用した構造とすることにより耐湿
性が大幅に向上したことが判る。
的に使われている熱硬化性のエポキシ樹脂を用いた比較
例のサンプルの抵抗値変化率に比較して、第一実施例〜
第四実施例のサンプルの抵抗値変化率は大幅に減少して
おり、−層または二層以上の樹脂コートの少なくともそ
のうちの一層に、主鎖がポリブタジェン系樹脂で構成さ
れた熱硬化性樹脂を使用した構造とすることにより耐湿
性が大幅に向上したことが判る。
さらに、第三実施例と第一第二の実施例とを比較すると
、第三実施例の抵抗値変化率はさらに小さくなっており
、内側にポリブタジェン系樹脂をコートし、その外側に
ポリブタジェン系樹脂よりも耐湿性に劣るが硬度が硬く
且つ接着性の良い樹脂(例えばエポキシ樹脂等のセンサ
のコート用樹脂として一般に使用されている熱硬化性樹
脂)をコートした構造に起因する複合効果が発現したも
のと考えられる。その理由は、 ■ 実施例3では上側のコート樹脂に耐湿性の劣るエポ
キシ樹脂(実施例2及び比較例1参照)を使用し、ポリ
ブタジェン系樹脂の厚みが実施例2に比較して薄いにも
拘らず、抵抗値変化率が大幅に少ない、 ■ 実施例3と樹脂コート類を逆にした実施例1の構造
は実施例2よりも耐湿性が劣る、と考えられる。
、第三実施例の抵抗値変化率はさらに小さくなっており
、内側にポリブタジェン系樹脂をコートし、その外側に
ポリブタジェン系樹脂よりも耐湿性に劣るが硬度が硬く
且つ接着性の良い樹脂(例えばエポキシ樹脂等のセンサ
のコート用樹脂として一般に使用されている熱硬化性樹
脂)をコートした構造に起因する複合効果が発現したも
のと考えられる。その理由は、 ■ 実施例3では上側のコート樹脂に耐湿性の劣るエポ
キシ樹脂(実施例2及び比較例1参照)を使用し、ポリ
ブタジェン系樹脂の厚みが実施例2に比較して薄いにも
拘らず、抵抗値変化率が大幅に少ない、 ■ 実施例3と樹脂コート類を逆にした実施例1の構造
は実施例2よりも耐湿性が劣る、と考えられる。
(以下本頁余白)
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、サーミスタ素子の
耐湿性をさらに向上させることができ、湿度の高い環境
または水中においても高い信頼性を得ることができる効
果がある。
耐湿性をさらに向上させることができ、湿度の高い環境
または水中においても高い信頼性を得ることができる効
果がある。
本発明は液面計の素子として利用して効果が大きい。
第1図は本発明実施例の基本構成を示す図。
第2図は本発明第三実施例ないし本発明第三実施例の構
成を示す図。 第3図は本発明第四実施例の構成を示す図。 第4図は本発明実施例における試験回路を示す図。 1・・・サーミスタ素材、2a、2b・・・電極、3a
。 3b・・・半田、4a、4b・・・リード線、5・・・
樹脂コート、5a・・・第一の樹脂コート、5b・・・
第二の樹脂コート、5a 、 6b・・・被覆電線、7
.a 、 7b・・・芯線、8・・・金属ケース、9・
・・軟質樹脂。 第1旧突梵例 第 2 図 第一〜第立実徒り11
成を示す図。 第3図は本発明第四実施例の構成を示す図。 第4図は本発明実施例における試験回路を示す図。 1・・・サーミスタ素材、2a、2b・・・電極、3a
。 3b・・・半田、4a、4b・・・リード線、5・・・
樹脂コート、5a・・・第一の樹脂コート、5b・・・
第二の樹脂コート、5a 、 6b・・・被覆電線、7
.a 、 7b・・・芯線、8・・・金属ケース、9・
・・軟質樹脂。 第1旧突梵例 第 2 図 第一〜第立実徒り11
Claims (4)
- 1.サーミスタ素材と、そのサーミスタ素材に設けられ
た電極と、この電極に取付けられたリード線とを備え、
前記サーミスタ素材および前記電極の部分の外周囲に一
以上の層からなる樹脂コートが設けられたサーミスタ素
子において、 前記樹脂コートの少なくとも一層は、主鎖がポリブタジ
エン系樹脂であることを特徴とするサーミスタ素子。 - 2.樹脂コートは二層であり、内側の層は硬度が高くか
つ接着性のよい樹脂であり、外側の層は主鎖がポリブタ
ジエン系樹脂である請求項1記載のサーミスタ素子。 - 3.樹脂コートは複数層であり、最も内側の層が主鎖の
ポリブタジエン系樹脂であり、最外層が硬質のエポキシ
樹脂である請求項1記載のサーミスタ素子。 - 4.請求項1記載の素子が軟質樹脂が介在する金属ケー
スに封入されたサーミスタ素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30975590A JP3152352B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | サーミスタ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30975590A JP3152352B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | サーミスタ素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04180202A true JPH04180202A (ja) | 1992-06-26 |
| JP3152352B2 JP3152352B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17996898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30975590A Expired - Fee Related JP3152352B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | サーミスタ素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152352B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011223030A (ja) * | 2000-08-30 | 2011-11-04 | Epcos Ag | 電気部品及びその製造方法 |
| JP2015534731A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-03 | エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag | 保護層を備えたセラミック部品およびその製造方法 |
| EP3553481A4 (en) * | 2018-02-13 | 2019-11-20 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | TEMPERATURE SENSOR, SENSOR ELEMENT AND METHOD FOR PRODUCING A TEMPERATURE SENSOR |
| DE102018129379B4 (de) | 2017-11-24 | 2026-04-30 | Denso Corporation | Temperatursensor |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30975590A patent/JP3152352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011223030A (ja) * | 2000-08-30 | 2011-11-04 | Epcos Ag | 電気部品及びその製造方法 |
| JP2015534731A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-03 | エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag | 保護層を備えたセラミック部品およびその製造方法 |
| DE102018129379B4 (de) | 2017-11-24 | 2026-04-30 | Denso Corporation | Temperatursensor |
| EP3553481A4 (en) * | 2018-02-13 | 2019-11-20 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | TEMPERATURE SENSOR, SENSOR ELEMENT AND METHOD FOR PRODUCING A TEMPERATURE SENSOR |
| US11428584B2 (en) | 2018-02-13 | 2022-08-30 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | Temperature sensor, sensor element and manufacturing method of temperature sensor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3152352B2 (ja) | 2001-04-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPWO2021095244A1 (ja) | 温度センサ、温度センサ素子および温度センサの製造方法 | |
| JPH01257303A (ja) | 有機正特性サーミスタ | |
| US7145430B2 (en) | Electrical component and method for making the component | |
| JPS60158603A (ja) | 酸化亜鉛バリスタ | |
| US4166286A (en) | Encapsulated plannar chip capacitor | |
| US4368453A (en) | Rapid acting gas temperature sensor | |
| JP3152352B2 (ja) | サーミスタ素子 | |
| EP0824258B1 (en) | Structure of electronic device | |
| EP0186039B1 (en) | Process for producing a temperature and moisture sensitive element | |
| CN215265776U (zh) | 压敏电阻 | |
| JPH09297069A (ja) | 温度検知用センサ | |
| CN215496229U (zh) | 多层式压敏电阻 | |
| US3718883A (en) | Electrical components with flexible terminal means | |
| JPH04298002A (ja) | 樹脂封止形サーミスタ | |
| JPS5912583Y2 (ja) | 耐熱耐衝撃温度センサ | |
| US6201464B1 (en) | Thermistor device having uninsulated peripheral edge | |
| JPH03251704A (ja) | ストレインゲージの製造方法 | |
| CN217640825U (zh) | 一种满足通电湿热试验要求的具有防护膜的片式电阻器 | |
| JPH11132866A (ja) | サーミスタ温度センサ | |
| JP2595187Y2 (ja) | 筒形セラミックコンデンサ | |
| JPH09320893A (ja) | 厚膜コンデンサと厚膜抵抗器との複合素子の製造方法 | |
| CN210689854U (zh) | 高可靠性ntc温度传感器 | |
| JPH06151110A (ja) | 面実装用ntcサーミスタ | |
| JPH0360195A (ja) | ケース外装形電子部品 | |
| WO2024241402A1 (ja) | 温度センサ及び温度センサを備えた装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |