JPH04182494A - 有機モリブデン化合物及びその用途 - Google Patents

有機モリブデン化合物及びその用途

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JPH04182494A
JPH04182494A JP30867290A JP30867290A JPH04182494A JP H04182494 A JPH04182494 A JP H04182494A JP 30867290 A JP30867290 A JP 30867290A JP 30867290 A JP30867290 A JP 30867290A JP H04182494 A JPH04182494 A JP H04182494A
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JP
Japan
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alkali
organic molybdenum
lubricating oil
molybdenum compound
weight
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Application number
JP30867290A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Koushima
宏明 甲嶋
Masahisa Goto
雅久 後藤
Tomiyasu Minoue
美ノ上 富安
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有機モリブデン化合物及びその用途に関し、詳
しくは油溶性及び貯蔵安定性に優れた有機モリブデン化
合物、それを主成分とする潤滑油添加剤及び該添加剤を
潤滑油基油に配合してなる潤滑油組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
有機モリブデン化合物は、−数式(式中のRは、炭素原
子数1〜24の炭化水素基、mは2.35〜3.nは1
.65〜lの実数を示す。
但し、mとnの和は4である。) で示される化合物を、二級アミン、二硫化炭素。
三酸化モリブデンから得る方法(特公昭45−2456
2号公報参照)、 一般式 (式中のRは、前記と同じ。)で表される化合物を、上
記特公昭45−24562号公報記載の方法で得られる
化合物と三硫化リンとの反応で得る方法(特公昭48−
56202号公報)、三酸化モリブデンまたはモリブデ
ン酸のアルカリ金属塩と水硫化アルカリまたは硫化アル
カリをモル比1:0.05〜4の割合で含む水溶液をp
H0,5〜8に調整し、次いで二硫化炭素と二級アミン
とを加え、温度80’C以上に保持して 一般式 (式中のR3−R4は、炭素原子数1〜24の炭化水素
基で、同一でも異なってもよい。また、Aは0.5〜2
.3.Bは3.5〜1.7の実数を示す。但し、AとB
の和は4である。)で示される有機モリブデン化合物を
得る方法(特公昭56−12638号公報及び同58−
50233号公報等参照)等が知られている。
これらの有機モリブデン化合物は、いずれも潤滑剤組成
物の添加剤として利用されているか、特公昭45−24
562号公報記載の化合物は潤滑性能、極圧性能、抗酸
化性能において満足てきるものてはなく、同48−56
202号公報記載の化合物は腐食作用かあるため利用に
際して制限を受けている。また、特公昭56−1263
8号公報2同58−50233号公報記載の化合物は、
潤滑性能、極圧性能、抗酸化性能は改善されたものの、
鉱油等の基油への溶解性(油溶性)において満足できる
ものではないのが現状である。
そこで、本発明者らは上記従来の有機モリブデン化合物
の問題点を解消し、油溶性及び潤滑性か高(、しかも極
圧性及び抗酸化性等に優れた有機モリブデン化合物を開
発すべく鋭意研究を重ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、三酸化モリブテンまたはモリブデン酸のアル
カリ金属塩と水硫化アルカリまたは硫化アルカリを配合
した水溶液のpHを8.5〜11に調整することにより
上記問題を解消し、目的に適う有機モリブデン化合物が
得られることを見出した。本発明は、かかる知見に基づ
いて完成したものである。すなわち本発明は、二酸化モ
リブテンまたはモリブデン酸のアルカリ金属塩と水硫化
アルカリまたは硫化アルカリを配合したpH8,5〜1
1の水溶液に二硫化炭素及び二級アミンを添加すること
により得られる一般式 (式中のR1,R2は、炭素原子数4〜24個の炭化水
素基、Xは0.5〜2.3.Yは3.5〜1.7の実数
を示す。但し、XとYの和は4である。)で表される有
機モリブデン化合物を提供するものである。
本発明で用いられるモリブデン酸のアルカリ金属塩とし
ては、通常モリブデン酸ナトリウムまたはモリブデン酸
カリウム等がある。同様に本発明で用いられる水硫化ア
ルカリには、水硫化ナトリウムまたは水硫化カリウム等
かある。また、硫化アルカリには、硫化ナトリウム、硫
化カリウムまたは硫化アンモニウム等が挙げられる。
本発明において、三酸化モリブテンまたはモリブデン酸
のアルカリ金属塩と水硫化アルカリまたは硫化アルカリ
を配合した水溶液のpH調整は、水酸化ナトリウム水溶
液または水酸化カリウム水溶液等を適宜加えることによ
り容易に行うことができる。このときの水溶液のpHは
8.5〜11に調整すべきであるか、好ましくは9.0
〜1゜である。水溶液のpHが8.5未満の場合、得ら
れる有機モリブデン化合物の油溶性が悪くなり、11を
越えると満足できる収量の有機モリブデン化合物を得る
ことができない。
本発明に用いられる二級アミンは、次の一般式で表され
る。ここで、式中のR1,R2は一般式CI)のR1,
R2と同様であり、具体例としてn−ヘキシル基、n−
オクチル基、n−トリデシル基等の直鎖アルキル基、イ
ソブチル基、エチルヘキシル基等の分枝アルキル基、シ
クロヘキシル基等のシクロアルキル基、ベンジル基等の
芳香環置換基をもつアルキル基(アラルキル基)等、更
にはフェニル基等のアリール基かあげられる。また、R
’、R2は同じでも異なっていてもよい。
上記二級アミンとしては、具体的に、例えはジ−n−ヘ
キシルアミン、ジ−n−オクチルアミン。
ジ−n−トリデシルアミン等のような直鎖ジアルキルア
ミン類、ジイソブチルアミン、ジー2−エチルヘキシル
アミンのような分枝ジアルキルアミン類、ジシクロヘキ
シルアミンのようなジシクロアルキルアミン類、ジベン
ジルアミンのような芳香環置換基をもつジアルキルアミ
ン及びこれらの非対称二級アミン類(例えば、エチル−
トリデシルアミン、2−エチルへキシル−トリデシルア
ミン等)等が挙げられる。また、特に上記非対称二級ア
ミン類を用いた場合あるいは2種類以上の二級アミンを
混合して用いた場合は、生成物の油溶性を上げるのに有
効であり好ましい。
上記有機モリブデン化合物の原料である三酸化モリブデ
ンまたはモリブデン酸のアルカリ金属塩(A)、二硫化
炭素(B)のモル比、(A):(B)は1:0.5〜4
が好ましく、さらに好ましくは(A):  (B)は1
:0.5〜2である。また、上記原料(A)、(B)以
外の原料である二級アミン(C)を加えた3成分のモル
比は、特に限定されないが、(A):  (B):  
(C)は1:0.5〜4:0.5〜4が好ましく、さら
に好ましくは(A) + (B) : (C)は1:0
.5〜2:0.5〜2である。
逆に、二級アミンや二硫化炭素を多く用いた場合にも目
的化合物を得ることができるが、反応における未反応物
が増加して、製造コストの上昇を招く。
本発明の有機モリブデン化合物の製造方法は、特に限定
されるものではないか、例えば次の方法により得ること
ができる。
三酸化モリブデンまたは前記モリブデン酸のアルカリ金
属塩と水硫化アルカリまたは硫化アルカリとを含む水溶
液に、20%水酸化ナトリウム水溶液を用いpH8,5
〜11の水溶液に調整する。
調整した水溶液に二硫化炭素及び二級アミンを加え、常
温で30〜60分攪拌し反応させ、さらに40〜105
°Cで2〜10時間反応させる。得られた生成物を芳香
族溶媒に溶かし、水洗し未反応物である二硫化炭素及び
二級アミン及び芳香族溶媒を減圧留去する。この様にし
て目的の有機モリブデン化合物を得ることができる。
かくして得られる本発明の有機モリブデン化合物は、上
記−数式(I)で表されるものであるが、特に式中のX
、 Yが共に2の化合物、即ち一般式て表される化合物
が好適である。このような本発明の有機モリブデン化合
物は、様々な用途かあるか、これを単独であるいはこれ
を主成分として必要に応じて他の添加成分とともに、潤
滑油の添加剤に用いると、極めて極圧性の高い耐荷重添
加剤を構成することができる。
さらに、潤滑油基油に上記添加剤(有機モリブデン化合
物)を配合すれば、本発明の潤滑油組成物を得ることが
できる。
ここで基油としては、従来から潤滑油基油として用られ
ているものであれば種々のものが充当できる。例えば、
鉱油系(ナフテン系基油、パラフィン系基油、中間系基
油等)2合成油系(重合オレフィン、ダイエステルポリ
ブテン、シリコーンオイル、ポリアルキレングリコール
、ハロカーボン、りん酸エステル、ケイ酸エステル等)
、動植物脂肪油系(ヒマシ油、ナタネ油、パーム油、ラ
ード、鯨油等)、混成油(鉱油系+動植物脂肪油系など
)がある。
この潤滑油組成物において、潤滑油基油に配合される上
記有機モリブデン化合物の割合は、状況に応じて適宜選
定すればよく、特に限定はされないか、例えば0.1〜
5重量%(組成物全体に対して)の範囲が好ましい。
本発明の潤滑剤組成物は、基油に上記添加剤(有機モリ
ブデン化合物)を配合することによって得られるか、更
に必要に応じて各種添加剤、例えば無灰系清浄分散剤、
酸化防止剤、粘度指数向上剤、消泡剤、さび止め剤、流
動点降下剤、極圧剤、油性向上剤等を配合することもで
きる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例及び比較例により更に具体的に説
明する。しかし、本発明は、これらの実施例等によって
限定されるものではない。
実施例1 反応容器に水60m1、三酸化モリブデン28.8g(
0,2モル)を入れ、攪拌しながら30%水硫化ナトリ
ウム水溶液46.7g(0,25モル)を滴下し、更に
20%水酸化ナトリウム水溶液によりpH9,0に調整
した。この反応混合液にジー2−エチルヘキシルアミン
48.3g(0,2モル)と二硫化炭素22.8 g(
0,3モル)を加え、常温で30分間攪拌した後、60
°Cて4時間反応させた。
生成物はトルエン300m1に溶かし十分水洗した後、
未反応アミン、二硫化炭素及びトルエンを減圧留去して
緑茶色の粘ちょう物を得た。得られた生成物の収量は6
0g、元素分析の結果はMO(モリブデン):20.2
重量%、S(イ才つ):21.0重量%、N(窒素):
3.1重量%であった。
IRスペクトル及びFD−MSの結果を、それぞれ第1
図及び第2図に示す。
実施例2 pHを9.0に調整するかわりに、pHを8.5に調整
したこと以外は実施例1と同様な方法で反応を行った。
得られた生成物の収量は収量は60g、元素分析の結果
はMo:19.8重量%、S:21.1重量%、N:3
.2重量%であった。
実施例3 pHを9.0に調整するかわりに、pHを11に調整し
たこと以外は実施例1と同様な方法で反応を行った。得
られた生成物の収量は55g、元素分析の結果はMo:
19.7重量%、S:20.9重量%、N : 3.1
重量%であった。
比較例1 pHを9.0に調整するかわりに、20%硫酸水溶液に
よりpH7に調整したこと以外は実施例1と同様な方法
で反応を行った。得られた生成物の収量は65g、元素
分析の結果はMo:20.5重量%、S:21.5重量
%、N : 3.2重量%であった。
比較例2 pHを9.0に調整するかわりに、20%硫酸水溶液に
よりpH5に調整したこと以外は実施例1と同様な方法
で反応を行った。得られた生成物の収量は70g1元素
分析の結果はMo:19.5重量%、S:20.2重量
%、N:3.4重量%であった。IRスペクトル及びF
D−MSの結果を、それぞれ第3図及び第4図に示す。
比較例3 pHを9.0に調整するかわりに、20%硫酸水溶液に
よりpH12に調整したこと以外は実施例1と同様な方
法で反応を行ったか、満足できる収量の有機モリブデン
化合物は得られなかった。
実施例1と比較例2のFD−MSの結果を示す第2図及
び第4図から、いずれも分子量922のものを主成分と
していることかわかる。しかし、第1図及び第3図のI
Rスペクトルの結果から、545cm−’付近のピーク
か実施例1で得られたものより低く、モリブデン、酸素
、イ才つによる架橋の違いを示唆しており、その構造の
違いを知ることができる。
次に、実施例及び比較例で得られた有機モリブデン化合
物をフタル酸ジー2−エチルヘキシルで希釈して試料を
調製した。この各試料および市販品Aの性状および性能
評価結果を第1表に示す。
また、第2表には、潤滑油基油、他の添加剤及び実施例
1〜3.比較例1〜2て得られた有機モリブデン化合物
あるいは市販品Aを配合した潤滑油組成物(エンジンオ
イル)の組成割合、第3表にはその潤滑油組成物の性状
と性能結果を示す。
なお、この市販品Aは、−数式CI)のR1゜R2が2
−エチルフキシル基のモリブデンジチオカーバメートを
、フタル酸ジー2−エチルヘキシルで希釈したもので、
動粘度68.0C3t(40°C)。
Mo:4.11重量%、S:4.29重量%。
N:0−67重量%のものである。
(以下余白) 〔発明の効果〕 以上の如く本発明の有機モリブデン化合物は、貯蔵安定
性及び油溶性に優れているため潤滑油添加剤として有効
に利用することかできる。
この潤滑油添加剤を配合した潤滑剤組成物は、油溶性及
び潤滑性に優れるとともに、極圧性及び抗酸化性等に優
れ、実用的価値の高いものである。
したかって本発明の有機モリブデン化合物は、各種内燃
機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスエ
ンジン等)用の潤滑油添加剤を始め、様々な分野で幅広
くかつ存効に利用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られた生成物のIRスペクトル
を示すグラフであり、第2図は、実施例1で得られた生
成物のFD−MSの結果を示すグラフである。第3図は
、比較例2で得られた生成物のIRスペクトルを示すグ
ラフであり、第4図は、比較例2で得られた生成物のF
D−MSの結果を示すグラフである。 特許出願人  出光興産株式会社 代理人 弁理士 大 谷   保

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三酸化モリブテンまたはモリブデン酸のアルカリ
    金属塩と水硫化アルカリまたは硫化アルカリを配合した
    pH8.5〜11の水溶液に二硫化炭素及び二級アミン
    を添加することにより得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・〔 I 〕 (式中のR^1、R^2は、炭素原子数4〜24個の炭
    化水素基、Xは0.5〜2.3、Yは3.5〜1.7の
    実数を示す。但し、XとYの和は4である。)の有機モ
    リブデン化合物。
  2. (2)三酸化モリブテンまたはモリブデン酸のアルカリ
    金属塩と水硫化アルカリまたは硫化アルカリのモル比が
    1:0.5〜4である請求項1記載の有機モリブデン化
    合物。
  3. (3)請求項1記載の有機モリブデン化合物を主成分と
    する潤滑油添加剤。
  4. (4)潤滑油基油に請求項1記載の有機モリブデン化合
    物を配合してなる潤滑油組成物。
JP30867290A 1990-11-16 1990-11-16 有機モリブデン化合物及びその用途 Pending JPH04182494A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5494608A (en) * 1993-08-13 1996-02-27 Asahi Denka Kogyo K.K. Powdery molybdenum oxysulfide dithiocarbamate composition, a process for producing same, and a grease composition containing the composition
US5631213A (en) * 1995-02-15 1997-05-20 Asahi Denka Kogyo K. K. Process for producing molybdenum oxysulfide dithiocarbamate
US11773342B2 (en) 2019-07-26 2023-10-03 Adeka Corporation Lubricating oil additive and lubricating oil composition containing same
US12006485B2 (en) 2019-07-26 2024-06-11 Adeka Corporation Lubricating oil additive and lubricating oil composition containing same
WO2025225467A1 (ja) * 2024-04-26 2025-10-30 株式会社Adeka モリブデンジチオカルバメートの製造方法、該製造方法により得られるモリブデンジチオカルバメート、及び該モリブデンジチオカルバメートを含有する潤滑油組成物又はグリース組成物

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