JPH04186879A - 過電圧自己保護型半導体装置 - Google Patents
過電圧自己保護型半導体装置Info
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- JPH04186879A JPH04186879A JP31416190A JP31416190A JPH04186879A JP H04186879 A JPH04186879 A JP H04186879A JP 31416190 A JP31416190 A JP 31416190A JP 31416190 A JP31416190 A JP 31416190A JP H04186879 A JPH04186879 A JP H04186879A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は過電圧自己保護型半導体装置に係り、特に、半
導体装置の降伏電圧を越える過電圧か印加された場合に
も安全にターンオンし、半導体装置を過電圧から保護す
ることのできるサイリスタ等の過電圧自己保護型半導体
装置に関する。
導体装置の降伏電圧を越える過電圧か印加された場合に
も安全にターンオンし、半導体装置を過電圧から保護す
ることのできるサイリスタ等の過電圧自己保護型半導体
装置に関する。
[従来の技術]
この種の過電圧自己保護機能付の半導体装置に関する従
来技術として、例えば、特開昭59−12300号公報
等に記載された技術が知られている。
来技術として、例えば、特開昭59−12300号公報
等に記載された技術が知られている。
この従来技術は、サイリスタの一部分に他の領域より順
方向阻正電圧が低くなるような電圧降伏領域を設けるも
のであり、そのために、pベース層を井戸型に食刻して
、再度p型不純物を熱拡散して新たなpベース層を形成
したものである。
方向阻正電圧が低くなるような電圧降伏領域を設けるも
のであり、そのために、pベース層を井戸型に食刻して
、再度p型不純物を熱拡散して新たなpベース層を形成
したものである。
この従来技術によるサイリスタは、過電圧か印加された
場合、この新たに形成されたpベース層の湾曲部に電界
が集中し、なだれ降伏が生じ、このときの電流がトリガ
ー電流となってパイロットサイリスタが点弧し、さらに
、サイリスタ全体がオンとなって、サイリスタ自身を保
護するというものである。
場合、この新たに形成されたpベース層の湾曲部に電界
が集中し、なだれ降伏が生じ、このときの電流がトリガ
ー電流となってパイロットサイリスタが点弧し、さらに
、サイリスタ全体がオンとなって、サイリスタ自身を保
護するというものである。
また他の過電圧自己保護機能付の半導体装置に関する従
来技術として、例えば、特開昭59−158560号公
報等に記載された技術が知られている。
来技術として、例えば、特開昭59−158560号公
報等に記載された技術が知られている。
二の従来技術は、pベース領域の一部分に凹みを持たせ
て、Dベースの厚みを少なくしたサイリスタを形成し、
順方向の過電圧か印加されたとき、このサイリスタの9
59部分がパンチスルーするようにすることにより、過
電圧から自己保護を行う光サイリスタに関するものであ
る。
て、Dベースの厚みを少なくしたサイリスタを形成し、
順方向の過電圧か印加されたとき、このサイリスタの9
59部分がパンチスルーするようにすることにより、過
電圧から自己保護を行う光サイリスタに関するものであ
る。
「発明か解決しようとする課題]
前述の従来技術のうち前者は、いわゆる主サイリスタの
阻止電圧より低い阻止電圧を有する箇所を設けることが
できるという長所を有するものであるが、所定の電圧値
を得るために、新たに形成するpベース拡散層の不純物
濃度分布を最適にし、湾曲部の曲率半径を所定の値にす
る必要があるが、これらを最適に制御することが困難で
あるという問題点を有している。
阻止電圧より低い阻止電圧を有する箇所を設けることが
できるという長所を有するものであるが、所定の電圧値
を得るために、新たに形成するpベース拡散層の不純物
濃度分布を最適にし、湾曲部の曲率半径を所定の値にす
る必要があるが、これらを最適に制御することが困難で
あるという問題点を有している。
また、この従来技術は、降伏電圧を決定する動作原理が
アバランシェであるために、降伏電圧の温度変化が大き
く、このため、使用温度か高くなると、保護のための降
伏電圧が本来の降伏電圧にまで達する二とがあり、過電
圧保護機能が高温で達成できないという問題点を有して
いる。
アバランシェであるために、降伏電圧の温度変化が大き
く、このため、使用温度か高くなると、保護のための降
伏電圧が本来の降伏電圧にまで達する二とがあり、過電
圧保護機能が高温で達成できないという問題点を有して
いる。
一方、前述の従来技術のうち後者は、いわゆるpnpト
ランジスタ部のパンチスルー現象を利用するものであり
、所定の降伏電圧を得るのに適した構造であるが、高温
になるとリーク電流か増大するためブレークオーバー電
圧が高温において著しく低下するという問題点を有して
いる。
ランジスタ部のパンチスルー現象を利用するものであり
、所定の降伏電圧を得るのに適した構造であるが、高温
になるとリーク電流か増大するためブレークオーバー電
圧が高温において著しく低下するという問題点を有して
いる。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、所定
の値に設定されるブレークオーバー電圧を精度よく得る
ことができ、また、その温度変化か極めて小さい過電圧
自己保護型半導体装置を提供することにある。
の値に設定されるブレークオーバー電圧を精度よく得る
ことができ、また、その温度変化か極めて小さい過電圧
自己保護型半導体装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば前記目的は、過電圧を検出する領域と、
半導体装置をトリガするための電流を発生させる領域と
を別々に設けることにより達成される。
半導体装置をトリガするための電流を発生させる領域と
を別々に設けることにより達成される。
過電圧を検出する領域は、nベース層に設けられた食刻
領域の底部に形成されたn型不純物層により構成され、
食刻領域表面、すなわち、前記n型不純物層には、n型
不純物層が形成されている。
領域の底部に形成されたn型不純物層により構成され、
食刻領域表面、すなわち、前記n型不純物層には、n型
不純物層が形成されている。
このn型不純物層は、食刻領域の近傍でnベース層表面
に作られた高濃度n型不純物層とpn接合を形成してい
る。
に作られた高濃度n型不純物層とpn接合を形成してい
る。
前記n型不純物層と高濃度n型不純物層とで形成される
pn接合は、過電圧が印加されたときn型不純物層がリ
ーチスルーすることによってアバランシェ降伏を起こす
。
pn接合は、過電圧が印加されたときn型不純物層がリ
ーチスルーすることによってアバランシェ降伏を起こす
。
本発明による半導体装置は、この降伏電流をトリ力とし
て安全にブレークオーバー・ターンオンすることができ
る。
て安全にブレークオーバー・ターンオンすることができ
る。
[作 用コ
本発明による過電圧自己保護型半導体装置において、食
刻領域に設けたn型不純物層は、所定の値以上の過電圧
が印加された場合に、隣接するn型不純物層に空乏層が
到達するリーチスルー効果により、その電圧を検出する
働きを持つ。
刻領域に設けたn型不純物層は、所定の値以上の過電圧
が印加された場合に、隣接するn型不純物層に空乏層が
到達するリーチスルー効果により、その電圧を検出する
働きを持つ。
一方、食刻領域に隣接したn型不純物層と高濃度n型不
純物層によって形成されるpn接合は、過電圧によりリ
ーチスルーに達したn型不純物層の電位によってアバラ
ンシェ降伏を起こし、この降伏電流によって半導体装置
をブレークオーバー・ターンオンさせる作用を有する。
純物層によって形成されるpn接合は、過電圧によりリ
ーチスルーに達したn型不純物層の電位によってアバラ
ンシェ降伏を起こし、この降伏電流によって半導体装置
をブレークオーバー・ターンオンさせる作用を有する。
このように、本発明による半導体装置は、過電圧を検出
する領域と、ブレークオーバさせるトリガ電流を発生さ
せる領域とか分離されているため、半導体装置設計上の
自由度が大きくなると共に、リーチスルーおよびアバラ
ンシェ降伏の両方の動作の長所を併用させることができ
るので、ブレークオーバー電圧を希望する値に精度よく
設定することができ、また、その温度変化を極めて小さ
くすることができる。
する領域と、ブレークオーバさせるトリガ電流を発生さ
せる領域とか分離されているため、半導体装置設計上の
自由度が大きくなると共に、リーチスルーおよびアバラ
ンシェ降伏の両方の動作の長所を併用させることができ
るので、ブレークオーバー電圧を希望する値に精度よく
設定することができ、また、その温度変化を極めて小さ
くすることができる。
[実施例コ
以下、本発明による過電圧自己保護型半導体装置の実施
例を図面により詳細に説明する。
例を図面により詳細に説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例の構成を示す平面
図、第1図(b)はそのA−A’断面図、第2図(a)
は本発明の第1の実施例の動作原理を説明する図、第2
図(b)は第2図(a)のB−B’ 、c−c’ の不
純物濃度分布を示す図、第3図は基板濃度1.lXl0
”’cm−”のnベース層に広がる空乏層の幅と印加電
圧との関係を説明する図である。第1図(a)〜第2図
(b)において、1は半導体基体、2はnエミツタ層、
3はnベース層、4はnベース層、5はnエミツタ層、
6は食刻領域、7は p+層、8 、9−−−−・−n
’″層、12,13・・・・・nエミツタ層、20・
・・・・・p′″層である。
図、第1図(b)はそのA−A’断面図、第2図(a)
は本発明の第1の実施例の動作原理を説明する図、第2
図(b)は第2図(a)のB−B’ 、c−c’ の不
純物濃度分布を示す図、第3図は基板濃度1.lXl0
”’cm−”のnベース層に広がる空乏層の幅と印加電
圧との関係を説明する図である。第1図(a)〜第2図
(b)において、1は半導体基体、2はnエミツタ層、
3はnベース層、4はnベース層、5はnエミツタ層、
6は食刻領域、7は p+層、8 、9−−−−・−n
’″層、12,13・・・・・nエミツタ層、20・
・・・・・p′″層である。
第1図(a)〜第2図(b)に示す本発明の第1の実施
例は、過電圧自己保護型サイリスタの例であり、第2図
(b)に示すように、過電圧自己保護型サイリスタの主
電流が流される主サイリスタ部Mと、補助サイリスタ部
Aと、パイロットザイリスタ部Pと、ブレークオーバー
部下とにより構成されている。
例は、過電圧自己保護型サイリスタの例であり、第2図
(b)に示すように、過電圧自己保護型サイリスタの主
電流が流される主サイリスタ部Mと、補助サイリスタ部
Aと、パイロットザイリスタ部Pと、ブレークオーバー
部下とにより構成されている。
前記主サイリスタ部Mは、nエミツタ層5、nベース層
4、nベース層3、nエミツタ層2の半導体層から形成
されており、アノード電極200、nベース層4と部分
的に短絡されているカソード電極100を備えて構成さ
れている。
4、nベース層3、nエミツタ層2の半導体層から形成
されており、アノード電極200、nベース層4と部分
的に短絡されているカソード電極100を備えて構成さ
れている。
補助サイリスタ部Aは、nエミッタ層ユ3、nベース層
4、nベース層3、pエミツタ層2の半導体層から構成
されており、さらに、アノード電極200.nベース層
4と部分的に短絡されているカソード電極120を備え
て構成されている。
4、nベース層3、pエミツタ層2の半導体層から構成
されており、さらに、アノード電極200.nベース層
4と部分的に短絡されているカソード電極120を備え
て構成されている。
パイロットサイリスタ部Pは、nエミッタ層]2、nベ
ース層4、nベース層3、pエミッタ層2の半導体層か
ら構成されており、さらに、アノード電極200.nベ
ース層4と部分的に短絡されているカソード電極110
を備えて構成されている。
ース層4、nベース層3、pエミッタ層2の半導体層か
ら構成されており、さらに、アノード電極200.nベ
ース層4と部分的に短絡されているカソード電極110
を備えて構成されている。
さらに、ブレークオーバー部下は、素子に過電圧が印加
されたときパイロットサイリスタを点弧させる働きを持
つ部分であり、カソード側に開口部をもつ食刻領域6が
形成され、食刻領域6底面がnベース層4に位置させら
れており、食刻領域6の底部にnベース層4に隣接して
、nベース層4より高不純物濃度の94層7が形成され
、さらに、p+層7に隣接して、食刻領域6の表面部に
、その底面部、側面部から表面に連なるp+層7よす高
不純物濃度のn゛層89が形成されて構成されており、
n゛層9nベース層4とはp゛層20により連結されて
いる。
されたときパイロットサイリスタを点弧させる働きを持
つ部分であり、カソード側に開口部をもつ食刻領域6が
形成され、食刻領域6底面がnベース層4に位置させら
れており、食刻領域6の底部にnベース層4に隣接して
、nベース層4より高不純物濃度の94層7が形成され
、さらに、p+層7に隣接して、食刻領域6の表面部に
、その底面部、側面部から表面に連なるp+層7よす高
不純物濃度のn゛層89が形成されて構成されており、
n゛層9nベース層4とはp゛層20により連結されて
いる。
第1図(a)に示すように、これらブレークオーバー部
下、パイロットサイリスタIP、補助サイリスタ部Aは
、ターンオン時の電流の拡がりか均一になるように、ブ
レークオーバー部下の中央を中心として、同心円状に配
置されている。
下、パイロットサイリスタIP、補助サイリスタ部Aは
、ターンオン時の電流の拡がりか均一になるように、ブ
レークオーバー部下の中央を中心として、同心円状に配
置されている。
次に、本発明による過電圧自己保護型サイリスタの動作
を、カソード電極100が負、アノード電極200が正
となる順方向電圧が印加された場合に素子内部に広がる
空乏層の様子を示している第2図(a)、不純物濃度分
布を示している第2図(b)を参照して説明する。
を、カソード電極100が負、アノード電極200が正
となる順方向電圧が印加された場合に素子内部に広がる
空乏層の様子を示している第2図(a)、不純物濃度分
布を示している第2図(b)を参照して説明する。
第2図(b)に示すように、本発明の実施例は、食刻領
域6に形成したp゛層7濃度勾配かnベース層4に比べ
て極めて急峻となるように構成されている。
域6に形成したp゛層7濃度勾配かnベース層4に比べ
て極めて急峻となるように構成されている。
このような構造をもつサイリスタに順方向電圧が印加さ
れたとき、pベース層側に広かる空乏層は、p+層層内
内部はその不純物濃度勾配が大きいため、空乏層の伸び
が、pベース4内でのそれよりも小さくなる。そして、
さらに印加電圧が高くなると、p“層7に広がる空乏層
は、第2図(a)に点線41で示すように、n4層8に
到達するようになる。
れたとき、pベース層側に広かる空乏層は、p+層層内
内部はその不純物濃度勾配が大きいため、空乏層の伸び
が、pベース4内でのそれよりも小さくなる。そして、
さらに印加電圧が高くなると、p“層7に広がる空乏層
は、第2図(a)に点線41で示すように、n4層8に
到達するようになる。
空乏層がn″″″層8達すると、その後、僅かの電圧の
増加だけで、空乏層は、破線42で示すように、n″″
″層9ベース層4とからなるpn接合の熱平衡状態で存
在している空乏層と接するようになり、n゛層991層
20間との間の電界強度が著しく高くなって、n″″″
層9゛層20間とによるpn接合は、アバランシェ降伏
を起こす。
増加だけで、空乏層は、破線42で示すように、n″″
″層9ベース層4とからなるpn接合の熱平衡状態で存
在している空乏層と接するようになり、n゛層991層
20間との間の電界強度が著しく高くなって、n″″″
層9゛層20間とによるpn接合は、アバランシェ降伏
を起こす。
このアバランシェ降伏により生じた電流は、トリガ電流
となってパイロットサイリスタ部Pをオン状態とする。
となってパイロットサイリスタ部Pをオン状態とする。
パイロットサイリスタ部Pがオン状態になると、アノー
ドのpエミッタ層2がら正孔が多数注入されるが、この
正孔電流がパイロットサイリスタ部Pから補助サイリス
タ部Aに流れるとき補助サイリスタA部もターンオンす
る。同様に、補助サイリスタA部がオン状態になると、
主サイリスタ部Mがオン状態となる。
ドのpエミッタ層2がら正孔が多数注入されるが、この
正孔電流がパイロットサイリスタ部Pから補助サイリス
タ部Aに流れるとき補助サイリスタA部もターンオンす
る。同様に、補助サイリスタA部がオン状態になると、
主サイリスタ部Mがオン状態となる。
前述のように構成される自己保護型サイリスタのブレー
クオーバー電圧を決めるのは、p”層7に広がる空乏層
がn′″層8に到達する、所謂り一チスルーを起す電圧
でである。このリーチスルー電圧は、p゛層7p型不純
物総量によって一意的に決められる。すなわち、逆バイ
アス電圧が印加されたpn接合に広がる空乏層は、ポア
ソンの方程式によって与えられ、次式に示すように、p
型及びn型不純物層に広がる空間電荷領域の電荷量が等
しくなるように分布する。
クオーバー電圧を決めるのは、p”層7に広がる空乏層
がn′″層8に到達する、所謂り一チスルーを起す電圧
でである。このリーチスルー電圧は、p゛層7p型不純
物総量によって一意的に決められる。すなわち、逆バイ
アス電圧が印加されたpn接合に広がる空乏層は、ポア
ソンの方程式によって与えられ、次式に示すように、p
型及びn型不純物層に広がる空間電荷領域の電荷量が等
しくなるように分布する。
xp 0
NA(x)dx= ND(x)dx
O−Xn
ここで、NA(X)はn型不純物領域での正味のアクセ
プタ不純物濃度、ND (X)はn型不純物領域での正
味のドナー不純物濃度、X、はn型不純物領域に広がる
空乏層の幅、Xoはn型不純物領域に広がる空乏層幅で
ある。
プタ不純物濃度、ND (X)はn型不純物領域での正
味のドナー不純物濃度、X、はn型不純物領域に広がる
空乏層の幅、Xoはn型不純物領域に広がる空乏層幅で
ある。
基板濃度1. I X 10”cm−’のnベース層
に広がる空乏層の幅と印加電圧との関係を説明する第3
図から分かるように、印加電圧が6.0〜6゜6kVの
範囲で変化したとき、空乏層は、780〜820μmと
40μm変化する。この場合の空乏層の電荷量は、nベ
ース濃度が一定であるため空乏層の幅とnベース層不純
物濃度の積であり、その値は8.8±0. 22 X
10”cm−’になる。
に広がる空乏層の幅と印加電圧との関係を説明する第3
図から分かるように、印加電圧が6.0〜6゜6kVの
範囲で変化したとき、空乏層は、780〜820μmと
40μm変化する。この場合の空乏層の電荷量は、nベ
ース濃度が一定であるため空乏層の幅とnベース層不純
物濃度の積であり、その値は8.8±0. 22 X
10”cm−’になる。
すなわち、リーチスルー電圧を6.3±0.3kVの5
%の範囲にいれるためには、上2゜5%の電荷量の調整
が必要であることが分かる。
%の範囲にいれるためには、上2゜5%の電荷量の調整
が必要であることが分かる。
ところで、不純物総量を精度よくコントロールしながら
不純物をp′″層7内に拡散させる方法としてイオン打
込み法かある。イオン打込み法は、半導体層に打込むイ
オン・ドーズ量をビーム電流として計測することができ
るため、極めて精度か良く、1%程度のドース量の調整
が可能であり、本発明の実施例におけるp“層7内への
不純物の拡散は、このイオン打込み法により行われる。
不純物をp′″層7内に拡散させる方法としてイオン打
込み法かある。イオン打込み法は、半導体層に打込むイ
オン・ドーズ量をビーム電流として計測することができ
るため、極めて精度か良く、1%程度のドース量の調整
が可能であり、本発明の実施例におけるp“層7内への
不純物の拡散は、このイオン打込み法により行われる。
さらに、本発明の実施例は、p゛層7ζ二隣接。
て形成されるn゛層8ついてもイオン打込みcr:。
により形成され、その不純物分布を精屈に制御しており
、これにより、リーチスルー電圧を一層正確にコントロ
ールする二とかて′きる。
、これにより、リーチスルー電圧を一層正確にコントロ
ールする二とかて′きる。
ユニで、第1図(b)から分るように食刻領域6の底部
を中央接合J、付近に設定すると、二の領域でのnベー
ス層4の不純物濃度か小さくなるため、素子のブレーク
オーバー電圧、すなわち、p゛層7リーチスルー電圧を
決めるp゛層領域での正味の不純物量は、はぼp″層7
みの不純物量で決定される二とになる。すなわち、不発
明の実施例における素子のブレークオーバー電圧は、p
+層7のみの不純物量をコントロールすれば、正確に設
定することかできる。
を中央接合J、付近に設定すると、二の領域でのnベー
ス層4の不純物濃度か小さくなるため、素子のブレーク
オーバー電圧、すなわち、p゛層7リーチスルー電圧を
決めるp゛層領域での正味の不純物量は、はぼp″層7
みの不純物量で決定される二とになる。すなわち、不発
明の実施例における素子のブレークオーバー電圧は、p
+層7のみの不純物量をコントロールすれば、正確に設
定することかできる。
前述したように、本発明の第]の実施例は、リーチスル
ーとアバランシェ降伏との組合せによりブレークオーバ
ー動作を行わせるものであるが、次に、リーチスルーと
アバランシェ降伏との組合せによりブレークオーバー動
作を行わせることの長所を説明する。
ーとアバランシェ降伏との組合せによりブレークオーバ
ー動作を行わせるものであるが、次に、リーチスルーと
アバランシェ降伏との組合せによりブレークオーバー動
作を行わせることの長所を説明する。
発明が解決しようとする課題の欄で説明したように、パ
ンチスルーのみを利用した従来技術は、高温でのリーク
電流の増加によりサイリスタか点弧してしまい、ブレー
クオーバー電圧が低下するという問題点があり、また、
アバランシェ降伏のみを利用した従来技術は、雪崩の増
倍係数が正の温度係数を持つため、高温時にブレークオ
ーバー電圧が上昇するという問題点かあった。
ンチスルーのみを利用した従来技術は、高温でのリーク
電流の増加によりサイリスタか点弧してしまい、ブレー
クオーバー電圧が低下するという問題点があり、また、
アバランシェ降伏のみを利用した従来技術は、雪崩の増
倍係数が正の温度係数を持つため、高温時にブレークオ
ーバー電圧が上昇するという問題点かあった。
これに対し前述した本発明の第1の実施例の構造によれ
ば、n4層8.9は、フローティング状態になっている
ため、空乏層がn′″層8に到達してもエミッタとして
動作しない。このため、漏れ電流によって素子が点弧す
ることはなく、高温でブレークオーバー電圧が低下する
という問題点を解消することができる。
ば、n4層8.9は、フローティング状態になっている
ため、空乏層がn′″層8に到達してもエミッタとして
動作しない。このため、漏れ電流によって素子が点弧す
ることはなく、高温でブレークオーバー電圧が低下する
という問題点を解消することができる。
また、本発明の第1の実施例の構造は、パイロットサイ
リスタPをトリ力させるために、n“層9とp゛層2o
とのpn接合のアバランシェ降伏による降伏電流を用い
ている。
リスタPをトリ力させるために、n“層9とp゛層2o
とのpn接合のアバランシェ降伏による降伏電流を用い
ている。
アバランシェを利用する二とにょζハ雪崩増倍の大きな
電流がトリガ電流として供給されるので、パイロットサ
イリスタPは、オーバードライブされ、ブレークオーバ
ー・スイッチング時の破壊耐量を大きくする二とかでき
る。また、p゛層2の不純物濃度を高くすることにより
、pn接合の降伏電圧を数10V程度に低くする二とが
でき、数kVの値をもっ99層7のリーチスルー電圧と
、該リーチスルー電圧とpn接合の降伏電圧との和であ
る素子のブレークオーバー電圧とを殆んと一致させるこ
とができる。
電流がトリガ電流として供給されるので、パイロットサ
イリスタPは、オーバードライブされ、ブレークオーバ
ー・スイッチング時の破壊耐量を大きくする二とかでき
る。また、p゛層2の不純物濃度を高くすることにより
、pn接合の降伏電圧を数10V程度に低くする二とが
でき、数kVの値をもっ99層7のリーチスルー電圧と
、該リーチスルー電圧とpn接合の降伏電圧との和であ
る素子のブレークオーバー電圧とを殆んと一致させるこ
とができる。
このため、本発明の第1の実施例は、高温での降伏電圧
の上昇を殆んと無視することかでき、ブレークオーバー
電圧の温度変化を棲めて小さなものとすることができる
。
の上昇を殆んと無視することかでき、ブレークオーバー
電圧の温度変化を棲めて小さなものとすることができる
。
第4図(a)は本発明の第2の実施例の構成を示す平面
図、第4図(b)はそのA−A’ 断面図である。第4
図(b)において、300は電極であり、他の符号は第
1図の場合と同一である。
図、第4図(b)はそのA−A’ 断面図である。第4
図(b)において、300は電極であり、他の符号は第
1図の場合と同一である。
図示本発明の第2の実施例は、本発明の第]の実施例に
おけるn′層8に代わり、電極300を、n゛層9比べ
低不純物濃度のp゛層7はショットキー接触させ、n゛
層9はオーミック接触させるように設けて構成した変形
例である。
おけるn′層8に代わり、電極300を、n゛層9比べ
低不純物濃度のp゛層7はショットキー接触させ、n゛
層9はオーミック接触させるように設けて構成した変形
例である。
このように構成される本発明の第2の実施例によっても
、その動作は、前述した本発明の第1の実施例の場合と
ほぼ同様であり、p′″層7でリーチスルーした後、n
゛層9p+層2oとのpn接合におけるアバランシェに
よって電流が流れ、その電流がパイロットサイリスタP
をトリカーするように動作する。
、その動作は、前述した本発明の第1の実施例の場合と
ほぼ同様であり、p′″層7でリーチスルーした後、n
゛層9p+層2oとのpn接合におけるアバランシェに
よって電流が流れ、その電流がパイロットサイリスタP
をトリカーするように動作する。
この場合、電極300が、p′″層7とショットキー接
触ではなくオーミック接触されていると、94層7とn
゛層9が電極300により短絡されるため、n′″層9
と91層20とで形成されるpn接合はアバランシェ降
伏することがなく、本発明の目的を達成することができ
ない。
触ではなくオーミック接触されていると、94層7とn
゛層9が電極300により短絡されるため、n′″層9
と91層20とで形成されるpn接合はアバランシェ降
伏することがなく、本発明の目的を達成することができ
ない。
第5図(a)は本発明の第3の実施例の構成を示す平面
図、第5図(b)はそのA−A’ 断面図である。第5
図(b)において、500はライ臣カイトであり、他の
符号は第1図の場合と同一である1この本発明の第3の
実施例は、本発明を光点弧サイリスタの受光部に適用し
た例であり、受光部Rの中心に、前述の実施例の場合と
同様に、本発明の特徴をなすリーチスルーおよびアバラ
ンシェ降伏を起こすn゛層89、P″層20を備えて構
成されている。また、受光部Rに隣接してパイロットサ
イリスタ部P、その周辺部には補助サイリスタ部A、さ
らに、その外周部には主サイリスタ部N4が設けられて
いる、 本発明の第3の実施例は、二のような構造とすることに
より、光点弧サイリスタの受光部と過電圧自己保護領域
とを兼用する二とができる。
図、第5図(b)はそのA−A’ 断面図である。第5
図(b)において、500はライ臣カイトであり、他の
符号は第1図の場合と同一である1この本発明の第3の
実施例は、本発明を光点弧サイリスタの受光部に適用し
た例であり、受光部Rの中心に、前述の実施例の場合と
同様に、本発明の特徴をなすリーチスルーおよびアバラ
ンシェ降伏を起こすn゛層89、P″層20を備えて構
成されている。また、受光部Rに隣接してパイロットサ
イリスタ部P、その周辺部には補助サイリスタ部A、さ
らに、その外周部には主サイリスタ部N4が設けられて
いる、 本発明の第3の実施例は、二のような構造とすることに
より、光点弧サイリスタの受光部と過電圧自己保護領域
とを兼用する二とができる。
次に、前述のような構造の本発明の第3の実施例を光信
号により点弧する場合の動作を説明する。
号により点弧する場合の動作を説明する。
第3の実施例において、カソード電極100に負、アノ
ード電極200に正の電圧を印加した順方向電圧の阻止
状態では、中央接合J2付近に空乏層が広がっている。
ード電極200に正の電圧を印加した順方向電圧の阻止
状態では、中央接合J2付近に空乏層が広がっている。
この状態で、ライトカイト500から光信号を入射する
と、半導体内部には電子と正孔の対か発生するが、発生
の割合は、接合j2付近にある空乏層領域で最も太きい
。また、入射された光信号は、半導体内部で吸収され、
減衰する。このため、本発明の第3の実施例は、食刻領
域6を介して、空乏層に近い距離がら光照射することか
できるので、光点弧サイリスタの光点弧感度を高めるこ
とができる。
と、半導体内部には電子と正孔の対か発生するが、発生
の割合は、接合j2付近にある空乏層領域で最も太きい
。また、入射された光信号は、半導体内部で吸収され、
減衰する。このため、本発明の第3の実施例は、食刻領
域6を介して、空乏層に近い距離がら光照射することか
できるので、光点弧サイリスタの光点弧感度を高めるこ
とができる。
一方、本発明の第3の実施例は、一般に点弧感度とトレ
ードオフの関係にあるd v / d を耐量を低下さ
せることもない。すなわち、本発明の第3の実施例は、
食刻領域6にあるn9層8.9に電極がないため、n′
″層8.9が電位的にフローティング状態になっており
、立上りの急峻な電圧が印加されて素子に変位電流が流
れても、n゛層89がエミッタとして動作することがな
いため、d v / cl tにより誤点弧することが
ない。
ードオフの関係にあるd v / d を耐量を低下さ
せることもない。すなわち、本発明の第3の実施例は、
食刻領域6にあるn9層8.9に電極がないため、n′
″層8.9が電位的にフローティング状態になっており
、立上りの急峻な電圧が印加されて素子に変位電流が流
れても、n゛層89がエミッタとして動作することがな
いため、d v / cl tにより誤点弧することが
ない。
第6図は本発明による過電圧自己保護型サイリスタを製
作するための主な工程毎の縦断面図であり、以下、この
図を参照して前述した本発明の実施例の製造方法を説明
する。
作するための主な工程毎の縦断面図であり、以下、この
図を参照して前述した本発明の実施例の製造方法を説明
する。
(1)ます、比抵抗3500cmのn型シ2ノコシ基板
1の両生表面からp型ドーパントのアルミニウムを拡散
する。これにより、pエミッタ層2及びpベース層4が
形成される。この場合の表面不純物濃度は約I X 1
0”CTI+−’、拡散深さは約150μmである。こ
のとき、pベース層4となるカソード側のp型不純物層
は、最終のエミツタ層下のシート抵抗がおよそ800〜
900Ω/口となるように、エツチングによりその厚さ
が調整される。
1の両生表面からp型ドーパントのアルミニウムを拡散
する。これにより、pエミッタ層2及びpベース層4が
形成される。この場合の表面不純物濃度は約I X 1
0”CTI+−’、拡散深さは約150μmである。こ
のとき、pベース層4となるカソード側のp型不純物層
は、最終のエミツタ層下のシート抵抗がおよそ800〜
900Ω/口となるように、エツチングによりその厚さ
が調整される。
続いて1本発明の特徴をなす食刻領域6を、エツチング
によりカソード側に形成する。食刻領域6は、直径0.
5mmの円形であり、その深さが中央接合J2より約3
oμmpベース層4側に達するようにエツチングされる
。
によりカソード側に形成する。食刻領域6は、直径0.
5mmの円形であり、その深さが中央接合J2より約3
oμmpベース層4側に達するようにエツチングされる
。
(2)この食刻領域6に、ホロンをイオン打込み法によ
り打込み、p型不純物層7を形成する。イオン打込みの
条件は、加速電圧か80keV、ドーズ量が2.5 X
] O”cm−’である。二の場合、食刻領域6の全
面にp型不純物層をイオン打込みによりトープするため
には、食刻領域6を等方性のエツチングを利用して形成
するのかよい。
り打込み、p型不純物層7を形成する。イオン打込みの
条件は、加速電圧か80keV、ドーズ量が2.5 X
] O”cm−’である。二の場合、食刻領域6の全
面にp型不純物層をイオン打込みによりトープするため
には、食刻領域6を等方性のエツチングを利用して形成
するのかよい。
これは、異方性のニツチフグ法を用いて、トレンチ状の
食刻領域6を形成した場合には、食刻領域6の側壁部に
対する不純物のドープがされにくいためである。
食刻領域6を形成した場合には、食刻領域6の側壁部に
対する不純物のドープがされにくいためである。
また、p型不純物層7を熱拡散法により形成した場合、
食刻領域全面に均一にドープされるが、その不純物濃度
分布を精密にコントロールすることは難しい。
食刻領域全面に均一にドープされるが、その不純物濃度
分布を精密にコントロールすることは難しい。
本発明の目的とするブレークオーバ電圧を精密に調整す
るためには、既に説明したように、p型不純物層7の不
純物総量を厳密にコントロールする必要があり、これを
実現するには、前述のイオン打込み法を利用するのがよ
い。
るためには、既に説明したように、p型不純物層7の不
純物総量を厳密にコントロールする必要があり、これを
実現するには、前述のイオン打込み法を利用するのがよ
い。
p型不純物層としてB(ホロン)をイオン打込みした後
、打込んたホロンを活性化し、所定の漂さまで引き伸し
拡散させるため、1250℃で20時間のアニール処理
を行う。1250’CX20Hrのアニールにより、ボ
ロンは、約20μmの深さまで拡散される。
、打込んたホロンを活性化し、所定の漂さまで引き伸し
拡散させるため、1250℃で20時間のアニール処理
を行う。1250’CX20Hrのアニールにより、ボ
ロンは、約20μmの深さまで拡散される。
(3)その後、nニミッタ層5、及び、食刻頭尾6の表
面のn″′′層8を、P(リン)の拡散により同時に形
成する。P(リン)拡散の熱処理条件は、]100’C
X100m1nであり、拡散深さは約8μmである。こ
の場合、nニミツタ層5及びn゛層9n+層8とを独立
に形成する二ともできる。二のとき、食刻領域にあるn
゛層S直下のp″層7シート抵抗は、およそ20にΩ/
口になっている。
面のn″′′層8を、P(リン)の拡散により同時に形
成する。P(リン)拡散の熱処理条件は、]100’C
X100m1nであり、拡散深さは約8μmである。こ
の場合、nニミツタ層5及びn゛層9n+層8とを独立
に形成する二ともできる。二のとき、食刻領域にあるn
゛層S直下のp″層7シート抵抗は、およそ20にΩ/
口になっている。
ブレークオーバー電圧を正確にコントロールするには、
p型不純物層7の不純物総量と共に、隣接するn型不純
物層8の拡散深さを正確に制御しなければならない。n
゛層8熱拡散で形成するのではなく、イオン打込み法を
利用して形成すれば、より正確な不純物濃度分布の調整
か可能である。
p型不純物層7の不純物総量と共に、隣接するn型不純
物層8の拡散深さを正確に制御しなければならない。n
゛層8熱拡散で形成するのではなく、イオン打込み法を
利用して形成すれば、より正確な不純物濃度分布の調整
か可能である。
しかし、n゛層8制御パラメータとしては、その謀さの
みをコントロールすればよいから熱拡散法によっても充
分な精度を得る二とができる。
みをコントロールすればよいから熱拡散法によっても充
分な精度を得る二とができる。
前述の1100’CX100m1nの熱処理では、既に
形成されているアルミニウム及びホロンの不純物濃度分
布は殆んと変化しない。
形成されているアルミニウム及びホロンの不純物濃度分
布は殆んと変化しない。
(4)引き続いて、公知のホトリソ技術を用いて、カソ
ード側の平面パターンをエッチダウン法により形成する
。
ード側の平面パターンをエッチダウン法により形成する
。
(5)さらに、n′″層9に隣接する高濃度p型不純物
層20を、B(ボロン)を熱拡散する二とにより形成す
る。具体的には、ホロン・ナイトライドをソースとして
、900’Cで30m1nのデポジションを行った後、
1000℃で5Hrのドライブイン拡散により、p型不
純物層20が形成される。この場合、94層20の表面
不純物濃度を10” 〜10”crn−’に設定すると
、n′″層9とp“層20との間に形成されるpn接合
のアバランシェ降伏電圧は、およそ3〜15Vになる。
層20を、B(ボロン)を熱拡散する二とにより形成す
る。具体的には、ホロン・ナイトライドをソースとして
、900’Cで30m1nのデポジションを行った後、
1000℃で5Hrのドライブイン拡散により、p型不
純物層20が形成される。この場合、94層20の表面
不純物濃度を10” 〜10”crn−’に設定すると
、n′″層9とp“層20との間に形成されるpn接合
のアバランシェ降伏電圧は、およそ3〜15Vになる。
このことは、S、M、Sze著 Physics of
Sem1conductor Devices(J
ohn Wiley & 5ons、 5eCond
edition) p、 101、Fig、26に記載
されて明らかである。
Sem1conductor Devices(J
ohn Wiley & 5ons、 5eCond
edition) p、 101、Fig、26に記載
されて明らかである。
p″′層20を形成することの利点は、二の層かない場
合に比べて、アバランシェ降伏電圧を低くできる二とで
ある。アバランシェ降伏電圧を低くできれば、素子のブ
レークオーバー電圧は、p゛層7リーチスルー電圧と殆
んど同一となり、ブレークオーバ電圧の制御は、p゛層
7不純物総量のみで正確に予想して行う二とが可能とな
る、前述した工程により、シリコンの全ての接合の形成
を終了した後、アノード側、カッ−[ぐ側にアルミニウ
ムの電極200.100を形成する、最後に、シリコン
ウェハの端面を公知のべl\リング技術により加工した
後、表面安定剤を塗布して、本発明による半導体装置か
完成する。
合に比べて、アバランシェ降伏電圧を低くできる二とで
ある。アバランシェ降伏電圧を低くできれば、素子のブ
レークオーバー電圧は、p゛層7リーチスルー電圧と殆
んど同一となり、ブレークオーバ電圧の制御は、p゛層
7不純物総量のみで正確に予想して行う二とが可能とな
る、前述した工程により、シリコンの全ての接合の形成
を終了した後、アノード側、カッ−[ぐ側にアルミニウ
ムの電極200.100を形成する、最後に、シリコン
ウェハの端面を公知のべl\リング技術により加工した
後、表面安定剤を塗布して、本発明による半導体装置か
完成する。
前述のような工程を経て作成された自己保護型サイリス
タのブレークオーバ電圧は、6トーVであり、そのばら
つきは±300 V以内であった、なお、本発明の実施
例は、原理的な説明を容易にするために、便宜上、高不
純物濃度の、4層20を設けるとして説明したが、通常
、pベース層は、拡散法で形成することかでき、その表
面か高不純物濃度になっている二とが多い。従って、n
ベース層の表面か高不純物濃度である場合には、必すし
もp゛層20を特別に設ける必要はなく、表面か高不純
物濃度のnベース層が、p゛層20と同等に作用する。
タのブレークオーバ電圧は、6トーVであり、そのばら
つきは±300 V以内であった、なお、本発明の実施
例は、原理的な説明を容易にするために、便宜上、高不
純物濃度の、4層20を設けるとして説明したが、通常
、pベース層は、拡散法で形成することかでき、その表
面か高不純物濃度になっている二とが多い。従って、n
ベース層の表面か高不純物濃度である場合には、必すし
もp゛層20を特別に設ける必要はなく、表面か高不純
物濃度のnベース層が、p゛層20と同等に作用する。
E発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、食刻領域に形成し
たp型不純物層の不純物総量により、素子のブレークオ
ーバ電圧を決定することができ、不純物濃度分布を精度
よくコントロールすることか比較的容易であるので、ブ
レークオーバ電圧のばらつきが小さな過電圧自己保護型
サイリスタ等の半導体装置を実現することができる。
たp型不純物層の不純物総量により、素子のブレークオ
ーバ電圧を決定することができ、不純物濃度分布を精度
よくコントロールすることか比較的容易であるので、ブ
レークオーバ電圧のばらつきが小さな過電圧自己保護型
サイリスタ等の半導体装置を実現することができる。
また、本発明は、従来のパンチスルーのみによりブレー
クオーバーさせる構造とは異なり、リーク電流としては
単に空乏層内の発生電流だけであるから極めて小さいた
め、リーク電流によって素子がトリガされることがない
。
クオーバーさせる構造とは異なり、リーク電流としては
単に空乏層内の発生電流だけであるから極めて小さいた
め、リーク電流によって素子がトリガされることがない
。
さらに、本発明は、素子をトリガするのが、食刻領域に
近接したpn接合のアバランシェ降伏電流であり、降伏
するp n接合の両不純物層は高濃度であるためアバラ
ンシェ降伏電圧か高々50\と低いため、ブレークオー
バー電圧の温度による変化が、使用温度範囲で100V
以内とする二とができ、数kVのブレークオーバ電圧に
対して殆んと無視することができる変化であり、ブレー
クオーバー電圧の温度変化か極めて小さい。
近接したpn接合のアバランシェ降伏電流であり、降伏
するp n接合の両不純物層は高濃度であるためアバラ
ンシェ降伏電圧か高々50\と低いため、ブレークオー
バー電圧の温度による変化が、使用温度範囲で100V
以内とする二とができ、数kVのブレークオーバ電圧に
対して殆んと無視することができる変化であり、ブレー
クオーバー電圧の温度変化か極めて小さい。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図、第2図
は本発明の第]の実施例の動作を説明する図、第3図は
基板濃度1. I X I O”cm−’のnベース
層に広がる空乏層の幅と印加電圧との関係を説明する図
、第4図、第5図は本発明の第2、第3の実施例の構成
を示す図、第6図は本発明の実施例によるサイリスタを
製作する工程を説明する断面図である。 1・・・・・半導体基体、2・・・・pエミッタ層、3
・・・・nベース層、4・・・・・・nベース層、5・
・r】エミツタ層、6・・・・食刻領域、7・・・・p
′″層、8.9・・・・n′″層、12.13・・・・
nエミツタ層、20・・p゛層、31 ・・nベース層
に広がる空乏層端、4〕、42・・・・・nベース層に
広がる空乏層端、100、]10,120・・・・・主
サイリスタ、パイロットサイリスタ、補助サイリスタの
カソード電極、200・・・・・アノード電極、300
・・・・・・電極、500・・・・・・ライトカイト。 −/j 第1図 (G) 第2図 (b) カン−F’1cIf]tJ’ちΦS巨II(um)第3
区 慕4図 (b) 2υ0 第5図
は本発明の第]の実施例の動作を説明する図、第3図は
基板濃度1. I X I O”cm−’のnベース
層に広がる空乏層の幅と印加電圧との関係を説明する図
、第4図、第5図は本発明の第2、第3の実施例の構成
を示す図、第6図は本発明の実施例によるサイリスタを
製作する工程を説明する断面図である。 1・・・・・半導体基体、2・・・・pエミッタ層、3
・・・・nベース層、4・・・・・・nベース層、5・
・r】エミツタ層、6・・・・食刻領域、7・・・・p
′″層、8.9・・・・n′″層、12.13・・・・
nエミツタ層、20・・p゛層、31 ・・nベース層
に広がる空乏層端、4〕、42・・・・・nベース層に
広がる空乏層端、100、]10,120・・・・・主
サイリスタ、パイロットサイリスタ、補助サイリスタの
カソード電極、200・・・・・アノード電極、300
・・・・・・電極、500・・・・・・ライトカイト。 −/j 第1図 (G) 第2図 (b) カン−F’1cIf]tJ’ちΦS巨II(um)第3
区 慕4図 (b) 2υ0 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一対の主表面を有し、主表面間に一方の主表面に隣
接する一方導電型の第1の半導体層と、第1の半導体層
に隣接する他方導電型の第2の半導体層と、第2の半導
体層に隣接し他方の主表面に露出する一方導電型の第3
の半導体層と、第3の半導体層に隣接し他方の主表面に
露出する他方導電型の第4の半導体層と、第1の半導体
層にオーミックコンタクトする第1の主電極と、第4の
半導体層にオーミックコンタクトする第2の主電極とを
備え、主電流を流す主サイリスタ部と、主サイリスタ部
よりも低い降伏電圧を持つブレークオーバー部とを有す
る半導体装置において、前記ブレークオーバー部には、
他方の主表面に開口し一方の主表面に向って、その底部
が第3の半導体層に位置するような食刻領域が備えられ
、該食刻領域には前記第3の半導体層に隣接する、第3
の半導体層に比べて高不純物濃度の一方導電型の第5の
半導体層と、第5の半導体層に隣接して食刻領域の表面
に、第5の半導体層よりも高不純物濃度である他方導電
型の第6の半導体層と形成されることを特徴とする過電
圧自己保護型半導体装置。 2、前記第6の半導体層と前記第3の半導体層とが電位
障壁を有するように接していることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の過電圧自己保護型半導体装置。 3、前記食刻領域とは離間した外周部に位置し、前記第
6の半導体層に接する第3の半導体層の他方の主表面側
を部分的に高不純物濃度としたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項または第2項記載の過電圧自己保護型半
導体装置。 4、一対の主表面を有し、主表面間に一方の主表面に隣
接する一方導電型の第1の半導体層と、第1の半導体層
に隣接する他方導電型の第2の半導体層と、第2の半導
体層に隣接し他方の主表面に露出する一方導電型の第3
の半導体層と、第3の半導体層に隣接し他方の主表面に
露出する他方導電型の第4の半導体層と、第1の半導体
層にオーミックコンタクトする第1の主電極と、第4の
半導体層にオーミックコンタクトする第2の主電極とを
備え、主電流を流す主サイリスタ部と、主サイリスタ部
よりも低い降伏電圧をもつブレークオーバー部とを有す
る半導体装置において、前記ブレークオーバー部には、
他方の主表面に開口し一方の主表面に向って、その底部
が第3の半導体層に位置するような食刻領域が備えられ
、該食刻領域には前記第3の半導体層に隣接する、第3
の半導体層に比べて高不純物濃度の一方導電型の第5の
半導体層と、第5の半導体層に隣接し、食刻領域の外周
部の他方の主表面に形成される、第5の半導体層よりも
高不純物濃度である他方導電型の第6の半導体層と、第
5の半導体層と第6の半導体層とを電気的に接続する第
3の電極とが形成されることを特徴とする過電圧自己保
護型半導体装置。 5、前記第3の電極は、第5の半導体層にショットキー
接触し、第6の半導体層にオーミック接触していること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の過電圧自己保
護型半導体装置。 6、前記第5の半導体層が、イオン打込み法により形成
されることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
5項のうち1項記載の過電圧自己保護型半導体装置。 7、特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
過電圧自己保護型半導体装置において、ブレークオーバ
ー部を構成する食刻領域、及び、これに隣接する第4の
半導体層を受光部として使用することを特徴とする過電
圧自己保護型光点弧サイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31416190A JP3155756B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 過電圧自己保護型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31416190A JP3155756B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 過電圧自己保護型半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1990
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