JPH0419014B2 - - Google Patents
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- JPH0419014B2 JPH0419014B2 JP56084265A JP8426581A JPH0419014B2 JP H0419014 B2 JPH0419014 B2 JP H0419014B2 JP 56084265 A JP56084265 A JP 56084265A JP 8426581 A JP8426581 A JP 8426581A JP H0419014 B2 JPH0419014 B2 JP H0419014B2
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- alcohol copolymer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/002—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor characterised by the choice of material
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
- C08L23/12—Polypropene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
- C08J2323/10—Homopolymers or copolymers of propene
- C08J2323/12—Polypropene
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0846—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing atoms other than carbon or hydrogen
- C08L23/0853—Ethylene vinyl acetate copolymers
- C08L23/0861—Saponified copolymers, e.g. ethylene vinyl alcohol copolymers
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
本発明はポリプロピレン系二軸延伸プラスチツ
ク製品、及び実質的にポリプロピレンとエチレ
ン/ビニルアルコール共重合体との混合物からな
るプラスチツクをポリプロピレンの融点未満で二
軸延伸することからなるポリプロピレン系プラス
チツク製品の製造方法に関する。このような方法
は米国特許第3975463号公報によつて公知である。
この方法は例えば透明フイルムか包装容器の製造
に適用できる。融点未満で行う延伸は得られる製
品の光学的性質及び機械的性質の点からみれば非
常に有利である。 ポリプロピレン系プラスチツク製品に付随する
欠点のひとつには、この製品の気体透過性(透気
性)が大きいため、例えば炭酸飲料やエアゾール
などのガス圧をもつ品物、及び周囲空気の影響や
水蒸気の蒸発により分解しやすい品物を包装する
のにあまり向かないことがある。この問題を解決
しようとして、前記米国特許公報に従つてポリプ
ロピレンにエチレン/ビニルアルコール共重合体
を添加しても、あまり効果はない。公知製品の透
気性がポリプロピンのみからなる製品のそれより
も小さいといつても、依然として多くの用途には
あまりにも大き過ぎる。 一方、米国特許第3847728号公報に記載されて
いる方法では、ポリオレフイン特に低密度ポリエ
チレンとエチレン/ビニルアルコール共重合体と
の混合物を溶融押出してから、両ポリマー成分の
融点以上で成形処理することによつて透気性の小
さいプラスチツク製品を製造する。いいかえれ
ば、プラスチツクの融点未満で行う二軸延伸の長
所を犠牲にしている。また、得られる製品の光学
的性質及び機械的性質にも改良の余地が残されて
いる。プラスチツク製品中の両ポリマー成分の粒
子間接着性も良くない。 本発明は気体不透過性の改良された、光学的明
度及び機械的性質がすぐれている上に、製造の簡
単なポリプロピレン系二軸延伸プラスチツク製品
に対する要求を満足するものである。 本発明は、ほぼ結晶質のプロピレンポリマー60
〜95重量%とエチレン/ビニルアルコール共重合
体5〜40重量とから実質的に構成される混合物か
らなるポリプロピレン系二軸延伸プラスチツク製
品において、該エチレン/ビニルアルコール共重
合体の融点が最高でもプロピレンポリマーのそれ
に等しいことを特徴とする上記プラスチツク製品
を提供するものである。本発明はさらに使用する
プラスチツクがほぼ結晶質のプロピレンポリマー
60〜95重量%とエチレン/ビニルアルコール共重
合体5〜40重量%とから実質的に構成される混合
物であつて、プロピレンポリマーの融点未満でこ
のプラスチツクを二軸延伸するにあたつて、融点
が最高でもプロピレンポリマーのそれに等しいエ
チレン/ビニルアルコール共重合体を使用するこ
とを特徴とするポリプロピレン系二軸延伸プラス
チツク製品の製造方法を提供するものである。 ここで云う「結晶質プロピレンポリマー」とは
主にプロピレン単位からなるほぼ結晶質のポリマ
ーを指す用語である。このプロピレンポリマーは
少量の、例えば30重量%までの他のモノマー単位
特にエチレン及び/又は例えばブテン−1,4−
メチルペンテン−1、またはヘキセン−1などの
分子内の炭素原子数が4〜6のアルケン−1を1
種かそれ以上含んでいてもよい。特に、使用する
プロピレンポリマーはホモポリプロピレン、プロ
ピレンと1〜30重量%、特に1〜15重量%のエチ
レンとのブロツク共重合体、またはエチレン含有
量が好適には0.1〜5重量%の、プロピレンとエ
チレンとのランダム共重合体であればよい。 エチレン/ビニルアルコール共重合体は実質的
にエチレン単位及びビニルアルコール単位からな
り、そしてさらに少量の他のモノマー単位、特に
ビニルエステル単位を含むものであればよい。こ
の種の共重合体はエチレン/ビニルエステル共重
合体を完全か部分的にケン化すれば作ることがで
きる。特に、ビニルエステルは分子内の炭素原子
数が1〜6のカルボン酸のビニルエステルである
が、好適なのはビニルアセテートである。ケン化
度は好適には少なくとも90%、特に95〜99%であ
る。このエチレン/ビニルアルコール共重合体の
融点は使用するプロピレンの融点以下である。プ
ロピレンポリマーの融点により30〓以下、特に20
〓以下低い融点が好適である。エチレン/ビニル
アルコールの融点はケン化度、そして特にエチレ
ン含有量に左右される。エチレン/ビニルアルコ
ール共重合体の融点は共重合体のエチレン含有量
を変えるだけで使用するプロピレンポリマーの融
点に合わせることができる。エチレン/ビニルア
ルコール共重合体のエチレン含有量と融点との関
係は当業者にはよく知られている関係である。好
適なエチレン含有量は30〜55モル%、特に35〜55
モル%である。 ここで指摘しておかなければならないことは、
前記米国特許第3975463号公報からは、透気性を
かなり小さくすることを目的として、使用するエ
チレン/ビニルアルコール共重合体の融点をプロ
ピレンの融点以下にすることは考え付かないこと
である。この公報に記載されているエチレン/ビ
ニルアルコール共重合体のエチレン含有量及びケ
ン化度は例えばそれぞれ25.4モル%及び99.2%で
ある。この共重合体の融点はポリプロピレンより
も高い。従つて、得られる製品の気体不透過性は
悪い。 本発明によれば、10〜30重量%、特に20〜30重
量%のエチレン/ビニルアルコール共重合体を含
有するプラスチツク混合物を使用するのが好適で
ある。 このプラスチツク混合物にはさらに安定剤、滑
剤や帯電防止剤などの他の成分、他のポリマー成
分などを、そして特にプロピレンポリマーとエチ
レン/ビニルアルコール共重合体との融和性を改
善するために1種かそれ以上のカツプリング剤を
少量、例えば10重量%までの量で配合することも
可能である。適当なカツプリング剤の例には、酸
根(acid group)で変性したポリプロピレン、
例えば無水マレイン酸、アクリル酸または他のモ
ノマー遊離酸根を用いてグラフト重合により変性
したポリプロピレン、アルキレンモノマーと不飽
和酸との共重合体、例えばエチレン/アクリル酸
共重合体、またはアイオノマーがある。このよう
なカツプリング剤がプラスチツク混合物中に占め
る割合は例えば1〜5重量%である。 使用するエチレン/ビニルアルコール共重合体
のメルトインデツクスがプロピレンポリマーより
も大きいと、プラスチツク混合物の成形性がよく
なるので有利である。ASTM−D1238によつて
測定した場合、エチレン/ビニルアルコールポリ
マーのメルトインデツクスは例えば1〜20dg/
min(463〓;2.16Kg)で、プロピレンポリマーの
メルトインデツクスは例えば0.5〜10(503〓;
2.16Kg)dg/minである。 本発明の製品を製造する方法では、例えば粉末
か粒子の形で、プロピレンポリマーとエチレン/
ビニルアルコール共重合体を公知方法で混合して
から、メルト内で混合するか、これらポリマーの
メルトを混合する。このため、混練ローラ、バン
バリーミキサー、または混練押出機を使用する。
この後、プラスチツク混合物を公知方法で例えば
フイルムがシート材、あるいはパリソンに形成す
る。それから、プロピレンポリマーの融点未満で
押出物を二軸延伸する。この延伸はそれ自体が公
知な方法で、例えば延伸フレームによつて行う
か、または例えばローラによつて長さ方向に延伸
すると同時に、またはその後に例えば−いわゆる
BOPPフイルムを製造するためには−クランプに
よつて、またはマーガリン入れなどの包装容器を
製造するためには−深絞り成形によつて、または
パリソンからビンを吹込成形することによつて幅
方向に延伸する。上記技術については、
Deutscher Ingenieure (VOI−Verlag
GmbH、Diisseldorf)社から
「Ingenieurswissen」双書として発行されている
「Extrudierte Reinfolien und Verbundfolien」
(1976)、「Technologien des Blasforwens」
(1977)、及び「Folien Gewebe、Vliesstoffe
aus Polypropylen」(1979)を参照されたい。延
伸比は例えば両方向において例えば2〜10であ
る。押出温度は、ポリプロピレンの押出しに通常
使用されている押出温度に等しければよく、例え
ば450〜550〓である。延伸温度は最高でもプロピ
レンポリマーの溶融温度に等しければよい。ここ
で云う「溶融温度」とは、延伸時に適用する加熱
速度に等しい加熱速度を用いて差動走査熱量計法
で測定した場合に、プロピレンポリマーが溶融す
る温度を指すものである。室温未満の延伸温度を
適用することは勧められない。プロピレンポリマ
ーの融点とこれより35〓低い温度との間にある。
特に400と435〓との間にある温度が好適な延伸温
度である。製品のフイルム厚さまたは肉厚さ例え
ば10〜5000μmである。 本発明の製品は酸素、水蒸気や二酸化炭素など
のガスに対して特に小さい透気性を示すと同時
に、特に剛性や衝撃強さなどの機械的性質がすぐ
れていると共に、透明度もよい。 以下、実施例(本発明はこれに限定されない)
及び比較実験によつて本発明を説明する。 実施例−及び比較実験A 混練ローラで、メルトインデツクスが5dg/
min(ASTM−D1238、463〓、2.16Kg)の粉末状
エチレン/ビニルアルコール共重合体30重量部を
三井石油化学社製のカツプリング剤AdmerQF−
5005重量部と混合した。次に、メルトインデツク
スが1.3dg/min(ASTM−D1238、503〓、2.16
Kg)の粉末状ポリプロピレン(ホモポリマー)65
重量部をこのローラで添加混合した。ローラから
のラフ・シートを573〓の温度で圧縮して、厚さ
が1mmのラフツト・シートを作つた。このシート
は不透明であつた。 10〓/minの加熱速度で差動走査熱量計法
(DSC)により測定した場合のエチレン/ビニル
アルコール共重合体の融点は適用したポリプロピ
レンの融点に等しかつた。すなわち、ほぼ439〓
であつた。ケン化度はほぼ95%であつた。 このシートをブリツクナー延伸フレームで二軸
延伸したが、適用した延伸温度及び延伸比は表に
示す通りである。いずれの場合も、長さ方向及び
幅方向における延伸比は同じであつた。 得られた二軸延伸フイルムの特性も表にまとめ
ておく。各特性は次の通りである。296〓におけ
る二酸化炭素に関する透気性P(CO2):単位1cm
のフイルム厚さにおいて1バールのガス圧差及び
24時間1cm2のフイルム面積当りのガス透過量cm3;
光沢:ASTM−D2457(45℃)で測定;不透明
度:ASTM−D1003で測定;耐破砕性:ASTM
−D1709−67A試験法により2.0Kgの落鐘を用いて
求めた単位フイルム厚さ当りの破砕エネルギ。
DSC測定において、未延伸及び延伸シート/フ
イルムは唯一の溶融吸熱を示したが、これはエチ
レン/ビニルアルコール共重合体及びポリプロピ
レンの融点が等しいことに一致する。 二軸延伸製品の透気性は同様なポリプロピレン
製品の100倍小さく、その範囲は特にすぐれてい
るが高価なアクリロニトリル系バリヤ・プラスチ
ツクに匹適している。本発明の製品は特に澄明
で、他の特性もすぐれている。 比較実験B メルトインデツクスが5dg/min(463〓)で、
エチレン含有量が40モル%のエチレン/ビニルア
ルコール共重合体30重量部、AdmerQF−5005重
量部、及びメルトインデツクスが1.3dg/min
(503〓)のポリプロピレン65重量部の混合物を押
出して吹込成形フイルムにした。押出温度は503
〓であつた。押出しベツドを出る円筒形物がその
融点以上の温度で対称的に二軸延伸されるように
吹込比及び取出し速度を調節した。得られたフイ
ルムを風乾した。 表に吹込成形フイルムの特性をまとめてある。
透気性は融点未満で二軸延伸したフイルムよりも
大きく、そして光学的及び機械的性質は許容でき
ない程低い。 比較実験C 実施例−に従つて実施したが、使用したエ
チレン/ビニルアルコール共重合体の融点は458
〓で、ポリプロピレンの融点よりも高かつた。共
重合体のエチレン含有量及びケン化度はそれぞれ
30モル%及び98%であつた。 表にまとめておいた結果から、二軸延伸フイル
ムの透気性はポリプロピレンのみからなるフイル
ムと同程度であることが判る。このフイルムには
未溶融の共重合体粒子が明らかにポリプロピレン
マトリツクスに分散している。延伸温度をほぼ
445〓以上にすると、フイルムが裂ける。 実施例 及び 実施例−の方法を実施したが、本実施例で
はメルトインデツクスが6dg/min(503〓)のポ
リプロピレンホモポリマーを使用した。結果は表
にまとめた通りである。得られたフイルムの透気
性はポリ塩化ビニル系バリヤ・プラスチツクと同
じ範囲内にあつた。 実施例 実施例の方法を実施したが、本実施例ではエ
チレン/ビニルアルコール共重合体とポリプロピ
レンの重量比を15:80にした。結果は表に示す通
りである。
ク製品、及び実質的にポリプロピレンとエチレ
ン/ビニルアルコール共重合体との混合物からな
るプラスチツクをポリプロピレンの融点未満で二
軸延伸することからなるポリプロピレン系プラス
チツク製品の製造方法に関する。このような方法
は米国特許第3975463号公報によつて公知である。
この方法は例えば透明フイルムか包装容器の製造
に適用できる。融点未満で行う延伸は得られる製
品の光学的性質及び機械的性質の点からみれば非
常に有利である。 ポリプロピレン系プラスチツク製品に付随する
欠点のひとつには、この製品の気体透過性(透気
性)が大きいため、例えば炭酸飲料やエアゾール
などのガス圧をもつ品物、及び周囲空気の影響や
水蒸気の蒸発により分解しやすい品物を包装する
のにあまり向かないことがある。この問題を解決
しようとして、前記米国特許公報に従つてポリプ
ロピレンにエチレン/ビニルアルコール共重合体
を添加しても、あまり効果はない。公知製品の透
気性がポリプロピンのみからなる製品のそれより
も小さいといつても、依然として多くの用途には
あまりにも大き過ぎる。 一方、米国特許第3847728号公報に記載されて
いる方法では、ポリオレフイン特に低密度ポリエ
チレンとエチレン/ビニルアルコール共重合体と
の混合物を溶融押出してから、両ポリマー成分の
融点以上で成形処理することによつて透気性の小
さいプラスチツク製品を製造する。いいかえれ
ば、プラスチツクの融点未満で行う二軸延伸の長
所を犠牲にしている。また、得られる製品の光学
的性質及び機械的性質にも改良の余地が残されて
いる。プラスチツク製品中の両ポリマー成分の粒
子間接着性も良くない。 本発明は気体不透過性の改良された、光学的明
度及び機械的性質がすぐれている上に、製造の簡
単なポリプロピレン系二軸延伸プラスチツク製品
に対する要求を満足するものである。 本発明は、ほぼ結晶質のプロピレンポリマー60
〜95重量%とエチレン/ビニルアルコール共重合
体5〜40重量とから実質的に構成される混合物か
らなるポリプロピレン系二軸延伸プラスチツク製
品において、該エチレン/ビニルアルコール共重
合体の融点が最高でもプロピレンポリマーのそれ
に等しいことを特徴とする上記プラスチツク製品
を提供するものである。本発明はさらに使用する
プラスチツクがほぼ結晶質のプロピレンポリマー
60〜95重量%とエチレン/ビニルアルコール共重
合体5〜40重量%とから実質的に構成される混合
物であつて、プロピレンポリマーの融点未満でこ
のプラスチツクを二軸延伸するにあたつて、融点
が最高でもプロピレンポリマーのそれに等しいエ
チレン/ビニルアルコール共重合体を使用するこ
とを特徴とするポリプロピレン系二軸延伸プラス
チツク製品の製造方法を提供するものである。 ここで云う「結晶質プロピレンポリマー」とは
主にプロピレン単位からなるほぼ結晶質のポリマ
ーを指す用語である。このプロピレンポリマーは
少量の、例えば30重量%までの他のモノマー単位
特にエチレン及び/又は例えばブテン−1,4−
メチルペンテン−1、またはヘキセン−1などの
分子内の炭素原子数が4〜6のアルケン−1を1
種かそれ以上含んでいてもよい。特に、使用する
プロピレンポリマーはホモポリプロピレン、プロ
ピレンと1〜30重量%、特に1〜15重量%のエチ
レンとのブロツク共重合体、またはエチレン含有
量が好適には0.1〜5重量%の、プロピレンとエ
チレンとのランダム共重合体であればよい。 エチレン/ビニルアルコール共重合体は実質的
にエチレン単位及びビニルアルコール単位からな
り、そしてさらに少量の他のモノマー単位、特に
ビニルエステル単位を含むものであればよい。こ
の種の共重合体はエチレン/ビニルエステル共重
合体を完全か部分的にケン化すれば作ることがで
きる。特に、ビニルエステルは分子内の炭素原子
数が1〜6のカルボン酸のビニルエステルである
が、好適なのはビニルアセテートである。ケン化
度は好適には少なくとも90%、特に95〜99%であ
る。このエチレン/ビニルアルコール共重合体の
融点は使用するプロピレンの融点以下である。プ
ロピレンポリマーの融点により30〓以下、特に20
〓以下低い融点が好適である。エチレン/ビニル
アルコールの融点はケン化度、そして特にエチレ
ン含有量に左右される。エチレン/ビニルアルコ
ール共重合体の融点は共重合体のエチレン含有量
を変えるだけで使用するプロピレンポリマーの融
点に合わせることができる。エチレン/ビニルア
ルコール共重合体のエチレン含有量と融点との関
係は当業者にはよく知られている関係である。好
適なエチレン含有量は30〜55モル%、特に35〜55
モル%である。 ここで指摘しておかなければならないことは、
前記米国特許第3975463号公報からは、透気性を
かなり小さくすることを目的として、使用するエ
チレン/ビニルアルコール共重合体の融点をプロ
ピレンの融点以下にすることは考え付かないこと
である。この公報に記載されているエチレン/ビ
ニルアルコール共重合体のエチレン含有量及びケ
ン化度は例えばそれぞれ25.4モル%及び99.2%で
ある。この共重合体の融点はポリプロピレンより
も高い。従つて、得られる製品の気体不透過性は
悪い。 本発明によれば、10〜30重量%、特に20〜30重
量%のエチレン/ビニルアルコール共重合体を含
有するプラスチツク混合物を使用するのが好適で
ある。 このプラスチツク混合物にはさらに安定剤、滑
剤や帯電防止剤などの他の成分、他のポリマー成
分などを、そして特にプロピレンポリマーとエチ
レン/ビニルアルコール共重合体との融和性を改
善するために1種かそれ以上のカツプリング剤を
少量、例えば10重量%までの量で配合することも
可能である。適当なカツプリング剤の例には、酸
根(acid group)で変性したポリプロピレン、
例えば無水マレイン酸、アクリル酸または他のモ
ノマー遊離酸根を用いてグラフト重合により変性
したポリプロピレン、アルキレンモノマーと不飽
和酸との共重合体、例えばエチレン/アクリル酸
共重合体、またはアイオノマーがある。このよう
なカツプリング剤がプラスチツク混合物中に占め
る割合は例えば1〜5重量%である。 使用するエチレン/ビニルアルコール共重合体
のメルトインデツクスがプロピレンポリマーより
も大きいと、プラスチツク混合物の成形性がよく
なるので有利である。ASTM−D1238によつて
測定した場合、エチレン/ビニルアルコールポリ
マーのメルトインデツクスは例えば1〜20dg/
min(463〓;2.16Kg)で、プロピレンポリマーの
メルトインデツクスは例えば0.5〜10(503〓;
2.16Kg)dg/minである。 本発明の製品を製造する方法では、例えば粉末
か粒子の形で、プロピレンポリマーとエチレン/
ビニルアルコール共重合体を公知方法で混合して
から、メルト内で混合するか、これらポリマーの
メルトを混合する。このため、混練ローラ、バン
バリーミキサー、または混練押出機を使用する。
この後、プラスチツク混合物を公知方法で例えば
フイルムがシート材、あるいはパリソンに形成す
る。それから、プロピレンポリマーの融点未満で
押出物を二軸延伸する。この延伸はそれ自体が公
知な方法で、例えば延伸フレームによつて行う
か、または例えばローラによつて長さ方向に延伸
すると同時に、またはその後に例えば−いわゆる
BOPPフイルムを製造するためには−クランプに
よつて、またはマーガリン入れなどの包装容器を
製造するためには−深絞り成形によつて、または
パリソンからビンを吹込成形することによつて幅
方向に延伸する。上記技術については、
Deutscher Ingenieure (VOI−Verlag
GmbH、Diisseldorf)社から
「Ingenieurswissen」双書として発行されている
「Extrudierte Reinfolien und Verbundfolien」
(1976)、「Technologien des Blasforwens」
(1977)、及び「Folien Gewebe、Vliesstoffe
aus Polypropylen」(1979)を参照されたい。延
伸比は例えば両方向において例えば2〜10であ
る。押出温度は、ポリプロピレンの押出しに通常
使用されている押出温度に等しければよく、例え
ば450〜550〓である。延伸温度は最高でもプロピ
レンポリマーの溶融温度に等しければよい。ここ
で云う「溶融温度」とは、延伸時に適用する加熱
速度に等しい加熱速度を用いて差動走査熱量計法
で測定した場合に、プロピレンポリマーが溶融す
る温度を指すものである。室温未満の延伸温度を
適用することは勧められない。プロピレンポリマ
ーの融点とこれより35〓低い温度との間にある。
特に400と435〓との間にある温度が好適な延伸温
度である。製品のフイルム厚さまたは肉厚さ例え
ば10〜5000μmである。 本発明の製品は酸素、水蒸気や二酸化炭素など
のガスに対して特に小さい透気性を示すと同時
に、特に剛性や衝撃強さなどの機械的性質がすぐ
れていると共に、透明度もよい。 以下、実施例(本発明はこれに限定されない)
及び比較実験によつて本発明を説明する。 実施例−及び比較実験A 混練ローラで、メルトインデツクスが5dg/
min(ASTM−D1238、463〓、2.16Kg)の粉末状
エチレン/ビニルアルコール共重合体30重量部を
三井石油化学社製のカツプリング剤AdmerQF−
5005重量部と混合した。次に、メルトインデツク
スが1.3dg/min(ASTM−D1238、503〓、2.16
Kg)の粉末状ポリプロピレン(ホモポリマー)65
重量部をこのローラで添加混合した。ローラから
のラフ・シートを573〓の温度で圧縮して、厚さ
が1mmのラフツト・シートを作つた。このシート
は不透明であつた。 10〓/minの加熱速度で差動走査熱量計法
(DSC)により測定した場合のエチレン/ビニル
アルコール共重合体の融点は適用したポリプロピ
レンの融点に等しかつた。すなわち、ほぼ439〓
であつた。ケン化度はほぼ95%であつた。 このシートをブリツクナー延伸フレームで二軸
延伸したが、適用した延伸温度及び延伸比は表に
示す通りである。いずれの場合も、長さ方向及び
幅方向における延伸比は同じであつた。 得られた二軸延伸フイルムの特性も表にまとめ
ておく。各特性は次の通りである。296〓におけ
る二酸化炭素に関する透気性P(CO2):単位1cm
のフイルム厚さにおいて1バールのガス圧差及び
24時間1cm2のフイルム面積当りのガス透過量cm3;
光沢:ASTM−D2457(45℃)で測定;不透明
度:ASTM−D1003で測定;耐破砕性:ASTM
−D1709−67A試験法により2.0Kgの落鐘を用いて
求めた単位フイルム厚さ当りの破砕エネルギ。
DSC測定において、未延伸及び延伸シート/フ
イルムは唯一の溶融吸熱を示したが、これはエチ
レン/ビニルアルコール共重合体及びポリプロピ
レンの融点が等しいことに一致する。 二軸延伸製品の透気性は同様なポリプロピレン
製品の100倍小さく、その範囲は特にすぐれてい
るが高価なアクリロニトリル系バリヤ・プラスチ
ツクに匹適している。本発明の製品は特に澄明
で、他の特性もすぐれている。 比較実験B メルトインデツクスが5dg/min(463〓)で、
エチレン含有量が40モル%のエチレン/ビニルア
ルコール共重合体30重量部、AdmerQF−5005重
量部、及びメルトインデツクスが1.3dg/min
(503〓)のポリプロピレン65重量部の混合物を押
出して吹込成形フイルムにした。押出温度は503
〓であつた。押出しベツドを出る円筒形物がその
融点以上の温度で対称的に二軸延伸されるように
吹込比及び取出し速度を調節した。得られたフイ
ルムを風乾した。 表に吹込成形フイルムの特性をまとめてある。
透気性は融点未満で二軸延伸したフイルムよりも
大きく、そして光学的及び機械的性質は許容でき
ない程低い。 比較実験C 実施例−に従つて実施したが、使用したエ
チレン/ビニルアルコール共重合体の融点は458
〓で、ポリプロピレンの融点よりも高かつた。共
重合体のエチレン含有量及びケン化度はそれぞれ
30モル%及び98%であつた。 表にまとめておいた結果から、二軸延伸フイル
ムの透気性はポリプロピレンのみからなるフイル
ムと同程度であることが判る。このフイルムには
未溶融の共重合体粒子が明らかにポリプロピレン
マトリツクスに分散している。延伸温度をほぼ
445〓以上にすると、フイルムが裂ける。 実施例 及び 実施例−の方法を実施したが、本実施例で
はメルトインデツクスが6dg/min(503〓)のポ
リプロピレンホモポリマーを使用した。結果は表
にまとめた通りである。得られたフイルムの透気
性はポリ塩化ビニル系バリヤ・プラスチツクと同
じ範囲内にあつた。 実施例 実施例の方法を実施したが、本実施例ではエ
チレン/ビニルアルコール共重合体とポリプロピ
レンの重量比を15:80にした。結果は表に示す通
りである。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ほぼ結晶質のプロピレンポリマー60〜95重量
%とエチレン/ビニルアルコール共重合体5〜40
重量%との混合物から実質的になる、融点未満で
二軸延伸したポリプロピレン系プラスチツク製品
において、上記エチレン/ビニルアルコール共重
合体の融点が最高でもプロピレンポリマーの融点
に等しいことを特徴とするポリプロピレン系二軸
延伸プラスチツク製品。 2 エチレン/ビニルアルコール共重合体の融点
がプロピレンポリマーの融点より20〓以下低い特
許請求の範囲第1項記載のプラスチツク製品。 3 エチレン/ビニルアルコール共重合体のエチ
レン含有量が30〜55モル%である特許請求の範囲
第1項又は第2項記載のプラスチツク製品。 4 エチレン/ビニルアルコール共重合体のエチ
レン含有量が35〜50モル%である特許請求の範囲
第1項から第3項までのいずれか1項記載のプラ
スチツク製品。 5 エチレン/ビニルアルコール共重合体のケン
化度が少なくとも95%である特許請求の範囲第1
項から第4項までのいずれか1項記載のプラスチ
ツク製品。 6 プラスチツク混合物がエチレン/ビニルアル
コール共重合体10〜30重量%を含有する特許請求
の範囲第1項から第5項までいずれか1項記載の
プラスチツク製品。 7 プラスチツク混合物がカツプリング剤1〜5
重量%を含有する特許請求の範囲第1項から第6
項までいずれか1項記載のプラスチツク製品。 8 エチレン/ビニルアルコール共重合体のメル
トインデツクスがプロピレンポリマーのそれより
も大きい特許請求の範囲第1項から第7項までい
ずれか1項記載のプラスチツク製品。
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