JPH04191472A - 斜板式連続可変容量型圧縮機 - Google Patents
斜板式連続可変容量型圧縮機Info
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- JPH04191472A JPH04191472A JP2324492A JP32449290A JPH04191472A JP H04191472 A JPH04191472 A JP H04191472A JP 2324492 A JP2324492 A JP 2324492A JP 32449290 A JP32449290 A JP 32449290A JP H04191472 A JPH04191472 A JP H04191472A
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、両頭ピストンを装備した斜板式連続可変容量
型圧縮機の改良に関する。
型圧縮機の改良に関する。
車両空調用に供して好適な斜板式連続可変容量型圧縮機
としては、例えば特開平1−138382号公報に開示
されており、第4図に示すこの型式の圧縮機はシリンダ
ブロック51に形成された複数のボア52内に両頭ピス
トン53が収容されるとともに、ボア52と平行な軸線
上に駆動軸54が配設され、該駆動軸54にはスライダ
55が摺動可能に嵌装されている。スライダ55の球面
支持部55aには周縁部がシュー56を介して両頭ピス
トン53と係合する斜板57が、符合する球面部57a
によって嵌合され、該斜板57の前方に張設された連結
部57bにはガイドピン58が装着されて、これが駆動
軸54のフロント軸部54aに穿設された長孔54bに
案内されることにより、斜板57はスライダ55の摺動
に伴って傾動可能となされ、しかもその傾動中心は両頭
ピストン53のリヤ側上死点位置が不変となるよう設定
されている。
としては、例えば特開平1−138382号公報に開示
されており、第4図に示すこの型式の圧縮機はシリンダ
ブロック51に形成された複数のボア52内に両頭ピス
トン53が収容されるとともに、ボア52と平行な軸線
上に駆動軸54が配設され、該駆動軸54にはスライダ
55が摺動可能に嵌装されている。スライダ55の球面
支持部55aには周縁部がシュー56を介して両頭ピス
トン53と係合する斜板57が、符合する球面部57a
によって嵌合され、該斜板57の前方に張設された連結
部57bにはガイドピン58が装着されて、これが駆動
軸54のフロント軸部54aに穿設された長孔54bに
案内されることにより、斜板57はスライダ55の摺動
に伴って傾動可能となされ、しかもその傾動中心は両頭
ピストン53のリヤ側上死点位置が不変となるよう設定
されている。
そして両頭ピストン53の圧縮反力は常に斜板57の傾
角を縮小させる向きのモーメントMとして作用し、これ
かスライダ55を介してプランジャ60を図示右方向へ
付勢するとともに、一方、プランジャ60は制御圧室5
9に供給される発動圧力によって図示左方向へも付勢さ
れるので、これら対向する両灯勢力の均衡により斜板5
7の傾角、つまり圧縮機の吐出容量が確定される。なお
、70は制御圧室59に供給される発動圧力を選択的に
調節する制御弁である。この制御弁7oの検知圧室は検
圧管路aを介して斜板室61と連通され、吸入圧力が即
検知圧力として導入される。そして、この検知圧力に応
じて、吐出室62から高圧管路Cを経た吐出圧力が供給
管路すを介して制御圧室59へ発動圧力として供給され
たり、制御圧室59内圧力を低圧管路dを経由して逃出
させてこれに伴って発動圧力を低下させたりしている。
角を縮小させる向きのモーメントMとして作用し、これ
かスライダ55を介してプランジャ60を図示右方向へ
付勢するとともに、一方、プランジャ60は制御圧室5
9に供給される発動圧力によって図示左方向へも付勢さ
れるので、これら対向する両灯勢力の均衡により斜板5
7の傾角、つまり圧縮機の吐出容量が確定される。なお
、70は制御圧室59に供給される発動圧力を選択的に
調節する制御弁である。この制御弁7oの検知圧室は検
圧管路aを介して斜板室61と連通され、吸入圧力が即
検知圧力として導入される。そして、この検知圧力に応
じて、吐出室62から高圧管路Cを経た吐出圧力が供給
管路すを介して制御圧室59へ発動圧力として供給され
たり、制御圧室59内圧力を低圧管路dを経由して逃出
させてこれに伴って発動圧力を低下させたりしている。
ところで、圧縮機における各部位の潤滑性は冷媒ガス中
に含まれる冷媒と相溶性のある潤滑油によって確保され
ている。また、上述した連続可変容量型圧縮機では、低
速運転時はどつまり圧縮機回転数か小さいほど冷媒循環
量が少なくなる。このため、とくに圧縮機の最小容量状
態での低速運転時には冷媒循環量が極端に少なくなり、
各部位の潤滑不良が問題となる。
に含まれる冷媒と相溶性のある潤滑油によって確保され
ている。また、上述した連続可変容量型圧縮機では、低
速運転時はどつまり圧縮機回転数か小さいほど冷媒循環
量が少なくなる。このため、とくに圧縮機の最小容量状
態での低速運転時には冷媒循環量が極端に少なくなり、
各部位の潤滑不良が問題となる。
ここで、上述した斜板式連続可変容量型圧縮機の最小容
量状態において、圧縮機回転数に応じた冷媒循環量に対
する潤滑特性及び冷房能力特性を第2図に示す。図中、
aは潤滑油の供給量を考慮した場合の好ましい冷媒循環
量の最低値を示し、bは冷房能力を考慮した場合の好ま
しい冷媒循環量の最高値を示す。また、Cは圧縮機の使
用回転数域の最低値を示す。つまり、最小容量状態にお
ける圧縮機の冷媒循環量yは回転数の変動にががわらず
常にa≦y≦bであることが望ましい。
量状態において、圧縮機回転数に応じた冷媒循環量に対
する潤滑特性及び冷房能力特性を第2図に示す。図中、
aは潤滑油の供給量を考慮した場合の好ましい冷媒循環
量の最低値を示し、bは冷房能力を考慮した場合の好ま
しい冷媒循環量の最高値を示す。また、Cは圧縮機の使
用回転数域の最低値を示す。つまり、最小容量状態にお
ける圧縮機の冷媒循環量yは回転数の変動にががわらず
常にa≦y≦bであることが望ましい。
、したかって、圧縮機の低回転域での潤滑不良(第2図
のA領域)をなくすためには、最小容量の絶対値を大き
くして同図に一点鎖線で示す潤滑特性とする必要がある
。ところが、このように最小容量の絶対値を大きく設定
すると、冷媒循環量か増大するpで潤滑不良を良好に防
ぐことはできるか、回転数の上昇に伴って冷媒循環量(
冷房能力)も比例的に増大するので、冷房能力過剰限界
か必然的に低回転側へ移行する。このような冷房能力過
剰はエバポレータの凍結を引き起こすので、これを防ぐ
ために圧縮機の断続運転が強要されることとなり、上記
冷房能力過剰限界の移行は圧縮機の実用回転域での断続
運転頻度をより増大させる結果となる。したがって、圧
縮機停止時の除湿不良による車窓の曇りや、エンジン負
荷変動による運転フィーリングの悪化といった問題が生
起する。
のA領域)をなくすためには、最小容量の絶対値を大き
くして同図に一点鎖線で示す潤滑特性とする必要がある
。ところが、このように最小容量の絶対値を大きく設定
すると、冷媒循環量か増大するpで潤滑不良を良好に防
ぐことはできるか、回転数の上昇に伴って冷媒循環量(
冷房能力)も比例的に増大するので、冷房能力過剰限界
か必然的に低回転側へ移行する。このような冷房能力過
剰はエバポレータの凍結を引き起こすので、これを防ぐ
ために圧縮機の断続運転が強要されることとなり、上記
冷房能力過剰限界の移行は圧縮機の実用回転域での断続
運転頻度をより増大させる結果となる。したがって、圧
縮機停止時の除湿不良による車窓の曇りや、エンジン負
荷変動による運転フィーリングの悪化といった問題が生
起する。
本発明は、圧縮機の最小容量状態において、冷媒循環量
を制御して、低速運転時の潤滑不良及び高速運転時の冷
房能力過剰を確実に防止することを解決すべき技術課題
とするものである。
を制御して、低速運転時の潤滑不良及び高速運転時の冷
房能力過剰を確実に防止することを解決すべき技術課題
とするものである。
本発明は上記課題解決のため、上記斜板式連続可変容量
型圧縮機において、前記斜板を収容する斜板室とリヤ吸
入室とを連通ずるリヤ吸入通路を、前記套管の軸方向変
位により前記斜板傾角の最小時に閉鎖される主吸入通路
と、細孔よりなり常時開通している副吸入通路とから構
成するという新規な技術手段を採用している。
型圧縮機において、前記斜板を収容する斜板室とリヤ吸
入室とを連通ずるリヤ吸入通路を、前記套管の軸方向変
位により前記斜板傾角の最小時に閉鎖される主吸入通路
と、細孔よりなり常時開通している副吸入通路とから構
成するという新規な技術手段を採用している。
本発明になる圧縮機は、最小容量状態で、リヤ吸入通路
を構成する主吸入通路が套管で閉鎖され、斜板室とリヤ
吸入室との連通が細孔よりなる副吸入通路のみによりな
されている。このため、最小容量状態における低速運転
時には、細孔よりなる副吸入通路により各部位の潤滑に
必要最低限の冷媒循環量が確保され、潤滑油不足による
潤滑不良を確実に防止することができる。また、最小容
量状態における高速運転時には、細孔を通しての吸入量
、つまり冷媒循環量は細孔を通過する流量が細孔径に応
じて制限されるのである値で臨界となり、冷房能力過剰
を確実に防止することができる。
を構成する主吸入通路が套管で閉鎖され、斜板室とリヤ
吸入室との連通が細孔よりなる副吸入通路のみによりな
されている。このため、最小容量状態における低速運転
時には、細孔よりなる副吸入通路により各部位の潤滑に
必要最低限の冷媒循環量が確保され、潤滑油不足による
潤滑不良を確実に防止することができる。また、最小容
量状態における高速運転時には、細孔を通しての吸入量
、つまり冷媒循環量は細孔を通過する流量が細孔径に応
じて制限されるのである値で臨界となり、冷房能力過剰
を確実に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図に示すようにシリンダブロック1は前後一対のブ
ロックla、lbを互いに接合して構成され、その内部
中央には斜板室2が形成されるとともに、前後両端面に
はフロントハウジング3及びリヤハウジング4が結合さ
れている。シリンダブロック1には斜板室2のフロント
側及びリヤ側の対向する位置に複数組のボア5a、5b
が形成され、両ボア5a、5b内には両頭ピストン6が
往復動可能に収容されている。シリンダブロック1には
フロント軸部7aと、リヤ軸部7bと、両者の間に形成
された偏平な連結部7Cとからなる駆動軸7がボア5a
、5bと平行な軸線上に回転可能に支持され、連結部7
Cには長孔7dが穿設されている。リヤ側のブロック1
bには套管8が駆動軸7の軸心に沿って移動可能に配設
され、駆動軸7はフロント軸部7aがラジアルベアリン
グ9a及びスラストベアリング9bを介してフロント側
のブロック1aに支持され、リヤ軸部7bが前記套管8
にラジアルベアリング9Cを介して回転可能に支承され
たスライダ10と嵌合されている。また、套管8とスラ
イダ10との間にはスラストベアリング9dが介装され
ている。
ロックla、lbを互いに接合して構成され、その内部
中央には斜板室2が形成されるとともに、前後両端面に
はフロントハウジング3及びリヤハウジング4が結合さ
れている。シリンダブロック1には斜板室2のフロント
側及びリヤ側の対向する位置に複数組のボア5a、5b
が形成され、両ボア5a、5b内には両頭ピストン6が
往復動可能に収容されている。シリンダブロック1には
フロント軸部7aと、リヤ軸部7bと、両者の間に形成
された偏平な連結部7Cとからなる駆動軸7がボア5a
、5bと平行な軸線上に回転可能に支持され、連結部7
Cには長孔7dが穿設されている。リヤ側のブロック1
bには套管8が駆動軸7の軸心に沿って移動可能に配設
され、駆動軸7はフロント軸部7aがラジアルベアリン
グ9a及びスラストベアリング9bを介してフロント側
のブロック1aに支持され、リヤ軸部7bが前記套管8
にラジアルベアリング9Cを介して回転可能に支承され
たスライダ10と嵌合されている。また、套管8とスラ
イダ10との間にはスラストベアリング9dが介装され
ている。
斜板室2内に位置するスライダ10の基部には一対の支
軸11が径方向に突設され、該支軸11を枢軸として斜
板12が傾動可能に支持されている。斜板12はその回
転揺動運動をシュー13を介して両頭ピストン6に往復
運動として伝達する本体部12aと、該本体部12aか
ら前方に張出し、上記長孔7dにガイドビン15を介し
て連結される回転力伝達部12bとにより形成されてい
る。そして上記套管8と共動するスライダ10の軸方向
変位に基づき、ガイドビン15が長孔7dに案内される
ことにより斜板12の傾角が変動し、その傾動中心は両
頭ピストン6のリヤ側上死点が不変となるように設定さ
れている。
軸11が径方向に突設され、該支軸11を枢軸として斜
板12が傾動可能に支持されている。斜板12はその回
転揺動運動をシュー13を介して両頭ピストン6に往復
運動として伝達する本体部12aと、該本体部12aか
ら前方に張出し、上記長孔7dにガイドビン15を介し
て連結される回転力伝達部12bとにより形成されてい
る。そして上記套管8と共動するスライダ10の軸方向
変位に基づき、ガイドビン15が長孔7dに案内される
ことにより斜板12の傾角が変動し、その傾動中心は両
頭ピストン6のリヤ側上死点が不変となるように設定さ
れている。
シリンダブロックlと前後両ハウジング3.4との間に
はバルブプレート20.21が介在され、前後両ハウジ
ング3.4内には吸入室22.23及び吐出室24.2
5が形成されるとともに、各吐出室24.25は図示し
ない吐出口を介して外部冷却回路に連結されている。フ
ロント吸入通路26を介して斜板室2と連通ずるフロン
ト吸入室22は、バルブプレート20に設けられた吸入
弁機構(図示せず)を介してフロント圧縮室に連通し、
フロント吐出室24は吐出弁機構(図示せず)を介して
同じくフロント圧縮室に連通されている。一方、斜板室
2と連通ずるリヤ吸入通路は、各ポア5b狭間の軸心方
向に穿設された第1通路27aと、該第1通路27aの
末端から求心方向に変向し、かつ環状に形成された上記
套管8の収容室28に開口する第2通路27bと、該収
容室28をバルブブレー)21を隔てたリヤ吸入室23
と連通させる環状の第3通路27cとから形成された主
吸入通路27と、上記各第1通路27aとリヤ吸入室2
3とをバルブブレー)21を隔ててそれぞれ連通させる
細孔よりなる副吸入通路29とから構成されている。な
お、副吸入通路29の径は、最小容量状態での圧縮機の
使用回転数域の下限値において潤滑に必要最低限の冷媒
循環量が確保され、かつ圧縮機に使用回転数域内で冷媒
循環量(冷房能力)過剰が生じない範囲内に冷媒流量を
制御すべく設定されている。また、リヤ圧縮室もバルブ
プレート21に設けられた同様の吸入及び吐出弁機構(
図示せず)を介してリヤ吸入室23及びリヤ吐出室25
と連通されている。
はバルブプレート20.21が介在され、前後両ハウジ
ング3.4内には吸入室22.23及び吐出室24.2
5が形成されるとともに、各吐出室24.25は図示し
ない吐出口を介して外部冷却回路に連結されている。フ
ロント吸入通路26を介して斜板室2と連通ずるフロン
ト吸入室22は、バルブプレート20に設けられた吸入
弁機構(図示せず)を介してフロント圧縮室に連通し、
フロント吐出室24は吐出弁機構(図示せず)を介して
同じくフロント圧縮室に連通されている。一方、斜板室
2と連通ずるリヤ吸入通路は、各ポア5b狭間の軸心方
向に穿設された第1通路27aと、該第1通路27aの
末端から求心方向に変向し、かつ環状に形成された上記
套管8の収容室28に開口する第2通路27bと、該収
容室28をバルブブレー)21を隔てたリヤ吸入室23
と連通させる環状の第3通路27cとから形成された主
吸入通路27と、上記各第1通路27aとリヤ吸入室2
3とをバルブブレー)21を隔ててそれぞれ連通させる
細孔よりなる副吸入通路29とから構成されている。な
お、副吸入通路29の径は、最小容量状態での圧縮機の
使用回転数域の下限値において潤滑に必要最低限の冷媒
循環量が確保され、かつ圧縮機に使用回転数域内で冷媒
循環量(冷房能力)過剰が生じない範囲内に冷媒流量を
制御すべく設定されている。また、リヤ圧縮室もバルブ
プレート21に設けられた同様の吸入及び吐出弁機構(
図示せず)を介してリヤ吸入室23及びリヤ吐出室25
と連通されている。
リヤ吸入室23の後方側にはプランジャ33が前記套管
8の袴部8aと当接する状態で軸方向に摺動可能に嵌装
されており、このプランジャ33とリヤハウジング4と
の間には制御圧室32が形成されている。この制御圧室
82には、制御弁70から供給管路すを介して選択的に
調節された発動圧力が供給される。上記制御弁70の検
知圧室は検圧管路aを介して斜板室2と連通され、吸入
圧力が即検知圧力として導入される。そして、この検知
圧力に応じて、吐出室25から高圧管路Cを経た吐出圧
力が供給管路すを介して制御圧室32へ発動圧力として
供給されたり、制御圧室32内圧力を低圧管路dを経由
して逃出させてこれに伴って発動圧力を低下させたりし
ている。このように制御圧室32内へ供給される発動圧
力はプランジャ33、套管8及びスライダ10を介して
斜板12に伝達され、これが圧縮反力によって斜板12
の傾角を常に縮小させる向きに作用するモーメントMに
対抗し、両者の力の均衡によって斜板12の傾角、つま
り圧縮機の吐出容量が確定される。
8の袴部8aと当接する状態で軸方向に摺動可能に嵌装
されており、このプランジャ33とリヤハウジング4と
の間には制御圧室32が形成されている。この制御圧室
82には、制御弁70から供給管路すを介して選択的に
調節された発動圧力が供給される。上記制御弁70の検
知圧室は検圧管路aを介して斜板室2と連通され、吸入
圧力が即検知圧力として導入される。そして、この検知
圧力に応じて、吐出室25から高圧管路Cを経た吐出圧
力が供給管路すを介して制御圧室32へ発動圧力として
供給されたり、制御圧室32内圧力を低圧管路dを経由
して逃出させてこれに伴って発動圧力を低下させたりし
ている。このように制御圧室32内へ供給される発動圧
力はプランジャ33、套管8及びスライダ10を介して
斜板12に伝達され、これが圧縮反力によって斜板12
の傾角を常に縮小させる向きに作用するモーメントMに
対抗し、両者の力の均衡によって斜板12の傾角、つま
り圧縮機の吐出容量が確定される。
上述のように構成された圧縮機が運転されて駆動軸7が
回転すると、斜板12は駆動軸7と一体的に回転すると
ともに揺動運動し、シュー13を介して両頭ピストン6
がボア5a、5b内を往復動する。吸入管路を経て導入
される帰還冷媒ガスは、両頭ピストン6の往復動に伴っ
て入口部から斜板室2へ入り、フロント吸入通路26及
びリヤ吸入通路27.29を経てそれぞれフロント側及
びリヤ側吸入室22.23に導かれ、これよりフロント
側及びリヤ側の圧縮室へ吸入されて圧縮作用を受ける。
回転すると、斜板12は駆動軸7と一体的に回転すると
ともに揺動運動し、シュー13を介して両頭ピストン6
がボア5a、5b内を往復動する。吸入管路を経て導入
される帰還冷媒ガスは、両頭ピストン6の往復動に伴っ
て入口部から斜板室2へ入り、フロント吸入通路26及
びリヤ吸入通路27.29を経てそれぞれフロント側及
びリヤ側吸入室22.23に導かれ、これよりフロント
側及びリヤ側の圧縮室へ吸入されて圧縮作用を受ける。
そして、両圧縮室から吐出弁機構(図示せず)を介して
吐出室24.25へ吐出された冷媒ガスは、吐出通路を
経由し外部冷媒ガス回路へと送り出される。
吐出室24.25へ吐出された冷媒ガスは、吐出通路を
経由し外部冷媒ガス回路へと送り出される。
さて、第1図に示す状態の圧縮機では、冷房負荷が大き
く検圧管路aを介して制御弁70の検知圧室に導入され
る検知圧力が高いので、制御圧室32には発動圧力とし
て高圧の吐出圧力が供給されている。したがってプラン
ジャ33、套管8及びスライダ10からなる付勢要素を
介して斜板12の支軸11は前方に付勢され、これが圧
縮反力によるモーメントMに抗して同斜板12を最大傾
角に保持し、圧縮機は100%容量で運転されている。
く検圧管路aを介して制御弁70の検知圧室に導入され
る検知圧力が高いので、制御圧室32には発動圧力とし
て高圧の吐出圧力が供給されている。したがってプラン
ジャ33、套管8及びスライダ10からなる付勢要素を
介して斜板12の支軸11は前方に付勢され、これが圧
縮反力によるモーメントMに抗して同斜板12を最大傾
角に保持し、圧縮機は100%容量で運転されている。
このような100%容量運転の継続によって冷房負荷が
順次小さくなり、これに基づいて吸入圧力つまり検知圧
力が小さくなると、制御弁70の働きにより制御圧室3
2内の圧力の一部は低圧管路dを経て斜板室2側へと逃
出し、同制御圧室32の圧力は低下する。このため、斜
板12に作用する上記モーメントMとの均衡が崩れて付
勢要素は後退を始め、斜板12は上記ガイドピン15が
長孔7dに案内されつつその傾角を縮小する向きに変位
して圧縮機の容量を低下させる。
順次小さくなり、これに基づいて吸入圧力つまり検知圧
力が小さくなると、制御弁70の働きにより制御圧室3
2内の圧力の一部は低圧管路dを経て斜板室2側へと逃
出し、同制御圧室32の圧力は低下する。このため、斜
板12に作用する上記モーメントMとの均衡が崩れて付
勢要素は後退を始め、斜板12は上記ガイドピン15が
長孔7dに案内されつつその傾角を縮小する向きに変位
して圧縮機の容量を低下させる。
冷房負荷の減少が進み発動圧力がさらに低下すると上記
付勢要素を構成する套管8の摺動外周面は、主吸入通路
27の一部をなして該套管8の収容室28内に開口する
第2通路27bを遮り、該套管8の後退変位量に比例し
てリヤ吸入室23へ至る主吸入通路27面積を徐々に縮
小させる。そして、圧縮機の最小容量状態では、上記套
管8は上記第2通路27bの流通を遮断する位置まで後
退して主吸入通路27は完全に閉鎖される。なお、フロ
ント側の気筒群は両頭ピストン6のストロークの減少と
ともに圧縮残り容量が増大し、圧縮機の最小容量状態で
休止(吐出、吸入不能)状態となっている。
付勢要素を構成する套管8の摺動外周面は、主吸入通路
27の一部をなして該套管8の収容室28内に開口する
第2通路27bを遮り、該套管8の後退変位量に比例し
てリヤ吸入室23へ至る主吸入通路27面積を徐々に縮
小させる。そして、圧縮機の最小容量状態では、上記套
管8は上記第2通路27bの流通を遮断する位置まで後
退して主吸入通路27は完全に閉鎖される。なお、フロ
ント側の気筒群は両頭ピストン6のストロークの減少と
ともに圧縮残り容量が増大し、圧縮機の最小容量状態で
休止(吐出、吸入不能)状態となっている。
したがって上記最小容量状態では、細孔よりなる副吸入
通路29のみによって斜板室2とリヤ吸入室23とが連
通されている。このため、最小容量状態における低速運
転時には、細孔よりなる副吸入通路29により各部位の
潤滑に必要最低限の冷媒循環量が確保され、潤滑油不足
による潤滑不良を確実に防止することができる。また、
最小容量時における高速運転時には、細孔を通しての吸
入量、つまり冷媒循環量は細孔を通過する流量が細孔径
に応じて制限されるのである値で臨界となり、冷媒循環
量過多による冷房能力過剰を確実に防止することができ
る。したがって、高速運転時に冷房能力過剰によるエバ
ポレータの凍結が起こることもないので圧縮機の断続運
転の必要性がなくなり、除湿不良による車窓の曇り等の
不都合や、運転フィーリングの悪化等の問題を確実に解
消することができる。
通路29のみによって斜板室2とリヤ吸入室23とが連
通されている。このため、最小容量状態における低速運
転時には、細孔よりなる副吸入通路29により各部位の
潤滑に必要最低限の冷媒循環量が確保され、潤滑油不足
による潤滑不良を確実に防止することができる。また、
最小容量時における高速運転時には、細孔を通しての吸
入量、つまり冷媒循環量は細孔を通過する流量が細孔径
に応じて制限されるのである値で臨界となり、冷媒循環
量過多による冷房能力過剰を確実に防止することができ
る。したがって、高速運転時に冷房能力過剰によるエバ
ポレータの凍結が起こることもないので圧縮機の断続運
転の必要性がなくなり、除湿不良による車窓の曇り等の
不都合や、運転フィーリングの悪化等の問題を確実に解
消することができる。
なお、上述の実施例は、主吸入通路27の一部をなす第
1通路27aとリヤ吸入室23とを連通ずる細孔より副
吸入通路29を形成する構成について説明したが、スラ
ストベアリング9dの後方側のレース及び套管8に細孔
を穿設し、これらの細孔及びラジアルベアリング9Cの
rIRWXを介して斜板室2とリヤ吸入室23とを連通
させて副吸入通路29とすることもできる。
1通路27aとリヤ吸入室23とを連通ずる細孔より副
吸入通路29を形成する構成について説明したが、スラ
ストベアリング9dの後方側のレース及び套管8に細孔
を穿設し、これらの細孔及びラジアルベアリング9Cの
rIRWXを介して斜板室2とリヤ吸入室23とを連通
させて副吸入通路29とすることもできる。
(発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、圧縮機の最小容
量状態において、冷媒循環量の制御により低速運転時の
潤滑不良及び高速運転時の冷房能力過剰が確実に防止さ
れるので、圧縮機の断続運転の必要がなくなり、きわめ
て安定した空調機能を発揮することができるとともに、
運転フィーリングの向上を図ることが可能となる。
量状態において、冷媒循環量の制御により低速運転時の
潤滑不良及び高速運転時の冷房能力過剰が確実に防止さ
れるので、圧縮機の断続運転の必要がなくなり、きわめ
て安定した空調機能を発揮することができるとともに、
運転フィーリングの向上を図ることが可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す圧縮機の断面図、第2
図は従来の圧縮機の最小容量状態において圧縮機回転数
に応じた冷媒循環量に対する潤滑特性及び冷房能力特性
を示す線図、第3図は本発明の圧縮機の最小容量状態に
おける圧縮機回転数と冷媒循環量との関係を示す線図、
第4図は従来の圧縮機を示す断面図である。 1・・・シリンダブロック 5a、5b・・・ボア6・
・・両頭ピストン 7・・・駆動軸8・・・套管
10・・・スライダ12・・・斜板
23・・・リヤ吸入室27・・・主吸入通路
29・・・副吸入通路32・・・制御圧室 3
3・・・プランジャ70・・・制御弁
図は従来の圧縮機の最小容量状態において圧縮機回転数
に応じた冷媒循環量に対する潤滑特性及び冷房能力特性
を示す線図、第3図は本発明の圧縮機の最小容量状態に
おける圧縮機回転数と冷媒循環量との関係を示す線図、
第4図は従来の圧縮機を示す断面図である。 1・・・シリンダブロック 5a、5b・・・ボア6・
・・両頭ピストン 7・・・駆動軸8・・・套管
10・・・スライダ12・・・斜板
23・・・リヤ吸入室27・・・主吸入通路
29・・・副吸入通路32・・・制御圧室 3
3・・・プランジャ70・・・制御弁
Claims (1)
- (1)複数のボア内に両頭ピストンを収容したシリンダ
ブロックと、上記ボアと平行な軸線上に配設された駆動
軸と、該駆動軸に摺動可能に嵌装されたスライダと、該
スライダにその傾動中心が上記両頭ピストンのリヤ側と
なるように傾動自在に枢支されて上記両頭ピストンと係
合し、かつ上記駆動軸に穿設された長孔と嵌合するガイ
ドピンを備えた斜板と、上記スライダを回転自在に支承
する套管と、該套管を介したスライダの軸方向変位によ
って斜板傾角を変動させるプランジャと、吸入圧力に応
動して上記プランジャの発動圧力を調節する制御弁とを
備えた斜板式連続可変容量型圧縮機において、 前記斜板を収容する斜板室とリヤ吸入室とを連通するリ
ヤ吸入通路は、前記套管の軸方向変位により前記斜板傾
角の最小時に閉鎖される主吸入通路と、細孔よりなり常
時開通している副吸入通路とから構成されていることを
特徴とする斜板式連続可変容量型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2324492A JP2949836B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 斜板式連続可変容量型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2324492A JP2949836B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 斜板式連続可変容量型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04191472A true JPH04191472A (ja) | 1992-07-09 |
| JP2949836B2 JP2949836B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18166412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2324492A Expired - Lifetime JP2949836B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 斜板式連続可変容量型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949836B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2784317A1 (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate compressor |
| EP2784319A3 (en) * | 2013-03-29 | 2014-11-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Double-headed piston swash plate type compressor |
| CN104595149A (zh) * | 2013-10-31 | 2015-05-06 | 株式会社丰田自动织机 | 旋转斜板式变排量压缩机 |
| EP2816230A3 (en) * | 2013-06-20 | 2015-08-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| EP2918832A1 (en) * | 2014-03-14 | 2015-09-16 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| EP2924287A1 (en) * | 2014-03-24 | 2015-09-30 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2324492A patent/JP2949836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2784319A3 (en) * | 2013-03-29 | 2014-11-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Double-headed piston swash plate type compressor |
| US9803628B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-10-31 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Compressor with drive and tilt mechanisms located on the same side of a swash plate |
| US9556861B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-01-31 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate compressor |
| EP2784317A1 (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate compressor |
| US9284954B2 (en) | 2013-06-20 | 2016-03-15 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| EP2816230A3 (en) * | 2013-06-20 | 2015-08-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| US9512832B2 (en) | 2013-10-31 | 2016-12-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
| EP2886861A3 (en) * | 2013-10-31 | 2015-09-09 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
| CN104595149A (zh) * | 2013-10-31 | 2015-05-06 | 株式会社丰田自动织机 | 旋转斜板式变排量压缩机 |
| CN104912768A (zh) * | 2014-03-14 | 2015-09-16 | 株式会社丰田自动织机 | 可变排量型斜板式压缩机 |
| EP2918832A1 (en) * | 2014-03-14 | 2015-09-16 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| EP2924287A1 (en) * | 2014-03-24 | 2015-09-30 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
| US9784259B2 (en) | 2014-03-24 | 2017-10-10 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2949836B2 (ja) | 1999-09-20 |
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