JPH0419328B2 - - Google Patents
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- JPH0419328B2 JPH0419328B2 JP1657788A JP1657788A JPH0419328B2 JP H0419328 B2 JPH0419328 B2 JP H0419328B2 JP 1657788 A JP1657788 A JP 1657788A JP 1657788 A JP1657788 A JP 1657788A JP H0419328 B2 JPH0419328 B2 JP H0419328B2
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- screen
- water
- dust
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、過負荷保護方法としての、水路にお
ける無端状取水口スクリーンの自動運転方法に関
するものである。 〔従来の技術とその課題〕 周知のとおり、わが国の火力発電所などにおけ
る復水器用冷却水は、殆ど安定かつ豊富な海水に
依存している。そして、海水の取水方法は、海水
の取水口→水路→スクリーン室→ポンプ室→管路
→復水器細管の順に取水されており、この復水器
細管近傍には逆洗装置やストレーナが付設されて
いる。 ところで、海水中に含まれている塵芥や、小
魚、更にはミズクラゲの大群の襲来など(以下、
これらを塵芥という)は、揚水ポンプを破損した
り、また、復水器の細管に流入したりする。その
ため、前記のようにスクリーン室が設けられてい
る。 かかるスクリーン室には、取水口スクリーンと
して、通常、1次バースクリーンおよび2次トリ
ベリングスクリーンが設置されている。 すなわち、1次バースクリーンの一種に、傾斜
したバースクリーンの上流側で、エンドレス状の
レーキ付ローラチエーンを上下方向に走行させる
よう配置し、バースクリーンに堆積した塵芥を、
自動的に除去する装置が知られている。(例えば、
実公昭47−30180号公報、米国特許第2128345号明
細書など参照)。 また、他の1次バースクリーンとして、傾斜し
たバースクリーンを挟んで、上流側に往路、下流
側に復路を設けたエンドレス状のレーキ付ローラ
チェーンを上下方向に走行させるよう配置し、バ
ースクリーンに堆積した塵芥を、自動的に掻上げ
除去する装置が知られている(特公昭45−24432
号号公報、米国特許第3347382号明細書など参
照)。 更に、2次トラベリングスクリーンの一種に、
水路の両側にリンクチエーンを流れの方向に垂直
に配置し、このリンクチエーン毎に、バースクリ
ーンあるいは金網よりなるスクリーンをバスケツ
トフレームに設けた、いわゆるウクリーンバスケ
ツトを設け、リンクチエーンを回動することによ
り、スクリーンに堆積した塵芥を除去する装置が
知られている(例えば実公昭50−38995号公報、
実公昭54−12283号公報など参照)。 ところで、スクリーン室において、前記各種の
取水口スクリーンに表着する塵芥の量が一定以下
の場合には、例えば前記トラベリングスクリーン
は運転を継続して塵芥を水路より排除し続ける
が、ある一定値以上の塵芥が一度に襲来すると、
スクリーン前後で多大の水位差が発生し、そのた
めにスクリーン回動力が増大し、スクリーンを駆
動する駆動モータに流れる電流値も大きくなり、
過熱状態で尚運転を続けるが、やがては運転不能
となる。すなわち、駆動モータは過熱破損し、そ
の他の駆動部分も駆動モータの保有するロツクト
ルクが負荷される結果、破壊の危険にさらされ
る。 そのため、かかる不都合を回避するよう、過負
荷保護方法として、各種の提案がなされている。
例えば、最も一般的には、駆動部にシヤーピンお
よび、他の何等かの過トルクを検出する装置が設
けられ、水位差が増し、駆動モータの回動力が一
定値以上に達すると、この過負荷保護装置が作動
して駆動モータを停止させる制御方法が採用され
ている。 また、前記不都合を回避する他の装置として、
トラベリングスクリーンの前後の水中間に、水位
差測定装置を設け、このスクリーンの前後間の水
位差が増すにつれて、順次作動する低速始動スイ
ツチおよび高速始動スイツチを設け、スクリーン
の前後の水位差の変動値に応じて、トラベリング
スクリーンの停止、高・低速の運転が自動的に切
り替えられるようにしたトラベリングスクリーン
の過負荷保護装置が提案されている(実公昭52−
37467号公報)。 しかしながら、前者のトラベリングスクリーン
過負荷保護装置は、駆動中の保護およびスクリー
ンバスケツトを回動させるローラチエーンの張力
が一定値以上にならないためのものであつて、発
生した異常な水位差そのものを解消するものでは
ない。したがつて、トラベリングスクリーンが停
止しても塵芥は全く排除されないことから、取水
をそのまま継続すると、水位差は増々大となり、
スクリーンの水没部は、水位差の水圧に抗しきれ
ず破壊に至ることもある。 また、後者は塵芥を高速で排除して水位差その
ものを解消しようとするものである。ところが、
かかる高速で排除しようとしても、尚処理しきれ
ないほど、一時に大量の塵芥が襲来した場合に
は、スクリーンの過負荷保護装置が作動する前後
の水位差で、復水器の取水量を制限する処置がと
られている。その結果、復水器の効率の低下を招
いたり、発電所の稼働を停止させたりする。 〔課題を解決するための手段〕 そこで本発明は、以上の従来技術の各種の問題
点を解決することに着目して創作されたもので、
つまり、一時的に多量の塵芥が襲来しても、緊急
避難対策として、取水量制限を行わず、かつ、き
わめて安価な取水口スクリーンの過負荷保護方法
を提供することを目的としたもので、その要旨と
するところは、水路に設置され、無端状に回動し
て塵芥を掻上げて除塵する取水口スクリーンにし
て、該取水口スクリーンの上流側と下流側とに、
許容値以上の水位差が生じた場合に、一時的に該
取水口スクリーンを逆転運転させ、塵芥を水路底
部を廻し、下流側からそのまま流下させることを
特徴とする無端状取水口スクリーンの運転方法に
ある。 〔実施例〕 本発明の構成をその実施する1例のトラベリン
グスクリーンにもとづいて詳細に説明する。 添付図面は、スクリーンバスケツトを多数装着
したトラベリングスクリーンの全体概念図を示
し、1台のトラベリングスクリーンで、海より取
水した約4m3/secの取水量を除塵し、火力発電所
の復水器へ供給するものである。したがつて、水
路の深さが約9m、1台のスクリーンの巾が4mにも
及ぶ大型の装置である。 しかして、図中、1は水路2の両側壁に沿って
立設したメインフレーム、3はこのメインフレー
ム1に設けられたガイドレール、4はこのガイド
レール3に案内されて、通常時に上昇し、以上時
に下降する無端状のスクリーンバスケツトコンベ
アで、上部駆動スプロケツト5と底部スプロケツ
ト6とに掛架されている。上部駆動スプロケツト
5はチエーンホイル7、チエーン8を介して正逆
転可能の駆動モータ9で駆動されるようになつて
いる。10は基部フレーム、11はシユート、1
2は塵芥排出溝、13は放水パイプを示す。 ここにおいて、前記スクリーンバスケツトコン
ベア4には多数のバスケツト4aが間断なく連続
して設けられている。このバスケツト4aは両側
がシールプレート14、上下が板面で構成され、
その背面に網体を張設したもので、これをリンク
チエーン15のリンク毎に設けている。 したがつて、本装置のトラベリングスクリーン
の構成は、以上のようであるので、通常時の除塵
動作を行うには、駆動モータ9を作動させると、
上部駆動スプロケツト5が回動し、スクリーンバ
ケツトコンベア4は水路2の下流側を降下し、底
部スプロケツト6で反転して、上流側で上昇しな
がら、海水中の塵芥を濾過し引つ掛けながら掻き
上げるので、海水のみがバスケツト4a網体より
通過し下流側の復水器へ供給される。そして、バ
スケツト4aの網体に引つ掛かつた塵芥は上部駆
動スプロケツト5の近傍でシユート11に向かつ
て排出され、シユート11より塵芥排出溝12に
投入されて放水パイプ13からの水とともに適宜
のピツトへ集められる。 ここにおいて、水路1内の海水に、例えばミズ
クラゲが一時的に1度に多量に襲来すれば、トラ
ベリングスクリーンの除塵能力以上となる。かか
る状態となれば、このスクリーンを挟んで上流側
と下流側とに所定値以上の水位差が生じるととも
に、バケツト4aに排出荷重が極度に加わるここ
となる。そこで、本装置によれば、かかる場合、
図示しない水位検出器によつて水位差の許容値以
上の信号が発つせられるので、その信号によつ
て、駆動モータ9を逆転させる。その結果、上流
側において、空のバスケツト4aが降下すること
となり、このバスケツト4aの網体によりミズク
ラゲは引つ掛かつたり、水面下に押込まれたりす
るが、バスケツト4aの網体に引つ掛かつたミズ
クラゲは底部スプロケツト6を反転して下流側に
上昇する。そこで、下流側では、バスケツト4a
の網体の背面よりの水流によつて、引つ掛かつた
ミズクラゲは洗われてそのまま復水器の方へ流れ
ていく。 したがつて、スクリーンバスケツトコンベア4
には水面からミズクラゲを排出する位置までミズ
クラゲを引き上げる動力が不要となつて、駆動モ
ータ9の負荷がそれだけ軽減される。 つまり、ミズクラゲなどが一時的に1度に多量
に襲来した場合、トラベリングスクリーンを回動
させる動力は、大別して、1)水位差に抗してバ
スケツト等を移動させる動力と、2)水面から塵
芥排出する位置まで塵芥を引き上げる動力、の和
となるが、スクリーンバスケツトコンベア4を逆
転させれば、2)の動力が不要となる。 次いで、ある程度の塵芥を下流側へそのまま流
下させると、ミズクラゲの襲来は一時的であるの
で、水位差が直ちに減少することから、水位検出
器の信号によつて、駆動モータ9を正転させるこ
とになる。したがつて、スクリーンバスケツトコ
ンベアは休止させることなく、正転し、正常時の
運転に戻る。その結果、復水器に対しては、全く
取水制限を行わない。このような処理により、結
果的に本実施例では復水器細管側に塵芥が流出す
るが、極めて短時間なので、塵芥は復水器に付設
した逆洗装置やストレーナで処理できる。また、
大型の発電所等では取水制限を行い、発電量を低
下させると周囲に与える影響が大であることに加
え、再度所定の発電量まで立上げるのに、相当の
時間を要するが、かかる不都合は全く生じない。 なお、本発明を使用する装置はスクリーンバス
ケツトコンベアのバスケツト1を網体で張設した
ものについて説明したが、バースクリーンバスケ
ツトでもよく、更に、本発明はトラベリングスク
リーンとは限らず、傾斜したバースクリーンにレ
ーキ付ローラチエーンを走行させる取水口スクリ
ーンの運転にも適用できるものである。 〔発明の効果〕 本発明によれば、次のような効果が期待できる
ものである。 従来の設備に大巾な変更を加えず、単に水位
差検出装置および正逆転機能を付加するのみで
あるから、きわめて安価な過負荷保護装置を提
供することができる。 次の表のように、取水制限をする必要がない
ので、取水対象物の稼働を低下させることがな
い。
ける無端状取水口スクリーンの自動運転方法に関
するものである。 〔従来の技術とその課題〕 周知のとおり、わが国の火力発電所などにおけ
る復水器用冷却水は、殆ど安定かつ豊富な海水に
依存している。そして、海水の取水方法は、海水
の取水口→水路→スクリーン室→ポンプ室→管路
→復水器細管の順に取水されており、この復水器
細管近傍には逆洗装置やストレーナが付設されて
いる。 ところで、海水中に含まれている塵芥や、小
魚、更にはミズクラゲの大群の襲来など(以下、
これらを塵芥という)は、揚水ポンプを破損した
り、また、復水器の細管に流入したりする。その
ため、前記のようにスクリーン室が設けられてい
る。 かかるスクリーン室には、取水口スクリーンと
して、通常、1次バースクリーンおよび2次トリ
ベリングスクリーンが設置されている。 すなわち、1次バースクリーンの一種に、傾斜
したバースクリーンの上流側で、エンドレス状の
レーキ付ローラチエーンを上下方向に走行させる
よう配置し、バースクリーンに堆積した塵芥を、
自動的に除去する装置が知られている。(例えば、
実公昭47−30180号公報、米国特許第2128345号明
細書など参照)。 また、他の1次バースクリーンとして、傾斜し
たバースクリーンを挟んで、上流側に往路、下流
側に復路を設けたエンドレス状のレーキ付ローラ
チェーンを上下方向に走行させるよう配置し、バ
ースクリーンに堆積した塵芥を、自動的に掻上げ
除去する装置が知られている(特公昭45−24432
号号公報、米国特許第3347382号明細書など参
照)。 更に、2次トラベリングスクリーンの一種に、
水路の両側にリンクチエーンを流れの方向に垂直
に配置し、このリンクチエーン毎に、バースクリ
ーンあるいは金網よりなるスクリーンをバスケツ
トフレームに設けた、いわゆるウクリーンバスケ
ツトを設け、リンクチエーンを回動することによ
り、スクリーンに堆積した塵芥を除去する装置が
知られている(例えば実公昭50−38995号公報、
実公昭54−12283号公報など参照)。 ところで、スクリーン室において、前記各種の
取水口スクリーンに表着する塵芥の量が一定以下
の場合には、例えば前記トラベリングスクリーン
は運転を継続して塵芥を水路より排除し続ける
が、ある一定値以上の塵芥が一度に襲来すると、
スクリーン前後で多大の水位差が発生し、そのた
めにスクリーン回動力が増大し、スクリーンを駆
動する駆動モータに流れる電流値も大きくなり、
過熱状態で尚運転を続けるが、やがては運転不能
となる。すなわち、駆動モータは過熱破損し、そ
の他の駆動部分も駆動モータの保有するロツクト
ルクが負荷される結果、破壊の危険にさらされ
る。 そのため、かかる不都合を回避するよう、過負
荷保護方法として、各種の提案がなされている。
例えば、最も一般的には、駆動部にシヤーピンお
よび、他の何等かの過トルクを検出する装置が設
けられ、水位差が増し、駆動モータの回動力が一
定値以上に達すると、この過負荷保護装置が作動
して駆動モータを停止させる制御方法が採用され
ている。 また、前記不都合を回避する他の装置として、
トラベリングスクリーンの前後の水中間に、水位
差測定装置を設け、このスクリーンの前後間の水
位差が増すにつれて、順次作動する低速始動スイ
ツチおよび高速始動スイツチを設け、スクリーン
の前後の水位差の変動値に応じて、トラベリング
スクリーンの停止、高・低速の運転が自動的に切
り替えられるようにしたトラベリングスクリーン
の過負荷保護装置が提案されている(実公昭52−
37467号公報)。 しかしながら、前者のトラベリングスクリーン
過負荷保護装置は、駆動中の保護およびスクリー
ンバスケツトを回動させるローラチエーンの張力
が一定値以上にならないためのものであつて、発
生した異常な水位差そのものを解消するものでは
ない。したがつて、トラベリングスクリーンが停
止しても塵芥は全く排除されないことから、取水
をそのまま継続すると、水位差は増々大となり、
スクリーンの水没部は、水位差の水圧に抗しきれ
ず破壊に至ることもある。 また、後者は塵芥を高速で排除して水位差その
ものを解消しようとするものである。ところが、
かかる高速で排除しようとしても、尚処理しきれ
ないほど、一時に大量の塵芥が襲来した場合に
は、スクリーンの過負荷保護装置が作動する前後
の水位差で、復水器の取水量を制限する処置がと
られている。その結果、復水器の効率の低下を招
いたり、発電所の稼働を停止させたりする。 〔課題を解決するための手段〕 そこで本発明は、以上の従来技術の各種の問題
点を解決することに着目して創作されたもので、
つまり、一時的に多量の塵芥が襲来しても、緊急
避難対策として、取水量制限を行わず、かつ、き
わめて安価な取水口スクリーンの過負荷保護方法
を提供することを目的としたもので、その要旨と
するところは、水路に設置され、無端状に回動し
て塵芥を掻上げて除塵する取水口スクリーンにし
て、該取水口スクリーンの上流側と下流側とに、
許容値以上の水位差が生じた場合に、一時的に該
取水口スクリーンを逆転運転させ、塵芥を水路底
部を廻し、下流側からそのまま流下させることを
特徴とする無端状取水口スクリーンの運転方法に
ある。 〔実施例〕 本発明の構成をその実施する1例のトラベリン
グスクリーンにもとづいて詳細に説明する。 添付図面は、スクリーンバスケツトを多数装着
したトラベリングスクリーンの全体概念図を示
し、1台のトラベリングスクリーンで、海より取
水した約4m3/secの取水量を除塵し、火力発電所
の復水器へ供給するものである。したがつて、水
路の深さが約9m、1台のスクリーンの巾が4mにも
及ぶ大型の装置である。 しかして、図中、1は水路2の両側壁に沿って
立設したメインフレーム、3はこのメインフレー
ム1に設けられたガイドレール、4はこのガイド
レール3に案内されて、通常時に上昇し、以上時
に下降する無端状のスクリーンバスケツトコンベ
アで、上部駆動スプロケツト5と底部スプロケツ
ト6とに掛架されている。上部駆動スプロケツト
5はチエーンホイル7、チエーン8を介して正逆
転可能の駆動モータ9で駆動されるようになつて
いる。10は基部フレーム、11はシユート、1
2は塵芥排出溝、13は放水パイプを示す。 ここにおいて、前記スクリーンバスケツトコン
ベア4には多数のバスケツト4aが間断なく連続
して設けられている。このバスケツト4aは両側
がシールプレート14、上下が板面で構成され、
その背面に網体を張設したもので、これをリンク
チエーン15のリンク毎に設けている。 したがつて、本装置のトラベリングスクリーン
の構成は、以上のようであるので、通常時の除塵
動作を行うには、駆動モータ9を作動させると、
上部駆動スプロケツト5が回動し、スクリーンバ
ケツトコンベア4は水路2の下流側を降下し、底
部スプロケツト6で反転して、上流側で上昇しな
がら、海水中の塵芥を濾過し引つ掛けながら掻き
上げるので、海水のみがバスケツト4a網体より
通過し下流側の復水器へ供給される。そして、バ
スケツト4aの網体に引つ掛かつた塵芥は上部駆
動スプロケツト5の近傍でシユート11に向かつ
て排出され、シユート11より塵芥排出溝12に
投入されて放水パイプ13からの水とともに適宜
のピツトへ集められる。 ここにおいて、水路1内の海水に、例えばミズ
クラゲが一時的に1度に多量に襲来すれば、トラ
ベリングスクリーンの除塵能力以上となる。かか
る状態となれば、このスクリーンを挟んで上流側
と下流側とに所定値以上の水位差が生じるととも
に、バケツト4aに排出荷重が極度に加わるここ
となる。そこで、本装置によれば、かかる場合、
図示しない水位検出器によつて水位差の許容値以
上の信号が発つせられるので、その信号によつ
て、駆動モータ9を逆転させる。その結果、上流
側において、空のバスケツト4aが降下すること
となり、このバスケツト4aの網体によりミズク
ラゲは引つ掛かつたり、水面下に押込まれたりす
るが、バスケツト4aの網体に引つ掛かつたミズ
クラゲは底部スプロケツト6を反転して下流側に
上昇する。そこで、下流側では、バスケツト4a
の網体の背面よりの水流によつて、引つ掛かつた
ミズクラゲは洗われてそのまま復水器の方へ流れ
ていく。 したがつて、スクリーンバスケツトコンベア4
には水面からミズクラゲを排出する位置までミズ
クラゲを引き上げる動力が不要となつて、駆動モ
ータ9の負荷がそれだけ軽減される。 つまり、ミズクラゲなどが一時的に1度に多量
に襲来した場合、トラベリングスクリーンを回動
させる動力は、大別して、1)水位差に抗してバ
スケツト等を移動させる動力と、2)水面から塵
芥排出する位置まで塵芥を引き上げる動力、の和
となるが、スクリーンバスケツトコンベア4を逆
転させれば、2)の動力が不要となる。 次いで、ある程度の塵芥を下流側へそのまま流
下させると、ミズクラゲの襲来は一時的であるの
で、水位差が直ちに減少することから、水位検出
器の信号によつて、駆動モータ9を正転させるこ
とになる。したがつて、スクリーンバスケツトコ
ンベアは休止させることなく、正転し、正常時の
運転に戻る。その結果、復水器に対しては、全く
取水制限を行わない。このような処理により、結
果的に本実施例では復水器細管側に塵芥が流出す
るが、極めて短時間なので、塵芥は復水器に付設
した逆洗装置やストレーナで処理できる。また、
大型の発電所等では取水制限を行い、発電量を低
下させると周囲に与える影響が大であることに加
え、再度所定の発電量まで立上げるのに、相当の
時間を要するが、かかる不都合は全く生じない。 なお、本発明を使用する装置はスクリーンバス
ケツトコンベアのバスケツト1を網体で張設した
ものについて説明したが、バースクリーンバスケ
ツトでもよく、更に、本発明はトラベリングスク
リーンとは限らず、傾斜したバースクリーンにレ
ーキ付ローラチエーンを走行させる取水口スクリ
ーンの運転にも適用できるものである。 〔発明の効果〕 本発明によれば、次のような効果が期待できる
ものである。 従来の設備に大巾な変更を加えず、単に水位
差検出装置および正逆転機能を付加するのみで
あるから、きわめて安価な過負荷保護装置を提
供することができる。 次の表のように、取水制限をする必要がない
ので、取水対象物の稼働を低下させることがな
い。
【表】
【表】
すなわち、海・河川・湖水等に浮遊する塵
芥、浮遊するクラゲ、小漁等の集団の大きさは
自ずと一定の規模があり、無制限に大きなもの
ではない。過去の例では、これら塵芥の集団が
取水口に流着し、危険的状態となる程の持続時
間は、数分から数十分間である。したがつて、
この短時間を乗り切ると取水制限という最悪に
至らないで済ますことができる。極端な例では
5分間で処理すべき量が、1分間に襲来すれ
ば、スクリーンはストツプする。このような時
には最も有効な処理方法である。つまり、本発
明によれば、取水制御を行う必要がない。 塵芥を水面上に掻き上げないので、それだ
け、無端状取水口スクリーンに負荷がかから
ず、取水口スクリーンの安全運転ができる。
芥、浮遊するクラゲ、小漁等の集団の大きさは
自ずと一定の規模があり、無制限に大きなもの
ではない。過去の例では、これら塵芥の集団が
取水口に流着し、危険的状態となる程の持続時
間は、数分から数十分間である。したがつて、
この短時間を乗り切ると取水制限という最悪に
至らないで済ますことができる。極端な例では
5分間で処理すべき量が、1分間に襲来すれ
ば、スクリーンはストツプする。このような時
には最も有効な処理方法である。つまり、本発
明によれば、取水制御を行う必要がない。 塵芥を水面上に掻き上げないので、それだ
け、無端状取水口スクリーンに負荷がかから
ず、取水口スクリーンの安全運転ができる。
添付図面は、本発明を使用する装置の1例の概
念図を示す。 2……水路、4……スクリーンバスケツトコン
ベア。
念図を示す。 2……水路、4……スクリーンバスケツトコン
ベア。
Claims (1)
- 1 水路に設置され、無端状に回動して塵芥を掻
上げて除塵する取水口スクリーンにして、該取水
口スクリーンの上流側と下流側とに、許容値以上
の水位差が生じた場合に、一時的に該取水口スク
リーンを逆転運転させ、塵芥を水路底部を廻し、
下流側からそのまま流下させることを特徴とする
無端状取水口スクリーンの運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1657788A JPH01190813A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 無端状取水口スクリーンの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1657788A JPH01190813A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 無端状取水口スクリーンの運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01190813A JPH01190813A (ja) | 1989-07-31 |
| JPH0419328B2 true JPH0419328B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=11920144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP1657788A Granted JPH01190813A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 無端状取水口スクリーンの運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH01190813A (ja) |
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-
1988
- 1988-01-26 JP JP1657788A patent/JPH01190813A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH01190813A (ja) | 1989-07-31 |
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