JPH04194090A - 天然繊維の染色方法 - Google Patents
天然繊維の染色方法Info
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- JPH04194090A JPH04194090A JP2323863A JP32386390A JPH04194090A JP H04194090 A JPH04194090 A JP H04194090A JP 2323863 A JP2323863 A JP 2323863A JP 32386390 A JP32386390 A JP 32386390A JP H04194090 A JPH04194090 A JP H04194090A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、植物色素による生糸・絹繊維等の天然繊維ま
たはその製品の染色方法に関する。
たはその製品の染色方法に関する。
従来、天然の植物色素を用いて絹繊維等を染色する方法
はよく知られている。その植物色素としては各種のもの
が用いられ、その色素に対応する各種色調のものが得ら
れている。また、その染色方法としては、硫酸アルミニ
ウムカリウム、重クロム酸カリウム、硫酸銅、酢酸銅、
硫酸第一鉄などの金属塩で絹繊維等を処理した後、植物
色素で染色する方法、または特開昭60−246884
号に開示されているように、植物色素で染色した後金属
塩で発色させる方法等の金属塩を媒染剤として使用する
もの、あるいは金属塩の代わりにまたはそれとともに、
セルロース系の染料用固着剤を添加するものなどが知ら
れている。
はよく知られている。その植物色素としては各種のもの
が用いられ、その色素に対応する各種色調のものが得ら
れている。また、その染色方法としては、硫酸アルミニ
ウムカリウム、重クロム酸カリウム、硫酸銅、酢酸銅、
硫酸第一鉄などの金属塩で絹繊維等を処理した後、植物
色素で染色する方法、または特開昭60−246884
号に開示されているように、植物色素で染色した後金属
塩で発色させる方法等の金属塩を媒染剤として使用する
もの、あるいは金属塩の代わりにまたはそれとともに、
セルロース系の染料用固着剤を添加するものなどが知ら
れている。
しかしながら、従来の植物色素を用いたのでは、本発明
の目的とするような、雅趣のあるくすんだ深みのある紫
系統の色、例えば檜皮色や紫褐色などが顕出できないと
いう問題があった。
の目的とするような、雅趣のあるくすんだ深みのある紫
系統の色、例えば檜皮色や紫褐色などが顕出できないと
いう問題があった。
また植物色素は本発明に係るものを使用したとしても、
従来のように金属塩や上記固着剤を添加する方法では、
特に青みのある、くすんだ深みのある紫系統の色を顕出
させることができ難い。
従来のように金属塩や上記固着剤を添加する方法では、
特に青みのある、くすんだ深みのある紫系統の色を顕出
させることができ難い。
そこで本発明の主目的は、深みのある所望の色調を顕出
させることのできる天然繊維の染色方法を提供すること
にある。
させることのできる天然繊維の染色方法を提供すること
にある。
上記課題は、天然繊維またはその製品に富士桜の葉から
得られる色素を染着させることで解決できる。
得られる色素を染着させることで解決できる。
特に、天然繊維またはその製品に富士桜の葉から得られ
る色素を染着させた後、一般式、[NH−C(NH)−
NH−C(NH)−NH(R’−NH)n−R’−]
m −PX−1(式中、R′は炭素数2から4のアル
キレン基、nは1から10までの整数、mは1以上の整
数、Pは1以上の整数、X−1は塩酸、硫酸、りん酸、
ギ酸、または酢酸の各イオンを表し、NH基に銅イオン
が配位されている。)で表されるポリアミン系化合物の
溶液中に浸漬させることによってより効果的に解決でき
る。
る色素を染着させた後、一般式、[NH−C(NH)−
NH−C(NH)−NH(R’−NH)n−R’−]
m −PX−1(式中、R′は炭素数2から4のアル
キレン基、nは1から10までの整数、mは1以上の整
数、Pは1以上の整数、X−1は塩酸、硫酸、りん酸、
ギ酸、または酢酸の各イオンを表し、NH基に銅イオン
が配位されている。)で表されるポリアミン系化合物の
溶液中に浸漬させることによってより効果的に解決でき
る。
本発明では、植物色素として富士桜の葉から得られる色
素を使用しているから、かつてないくすんだ深みのある
紫系統の色調を天然繊維に付与することができる。
素を使用しているから、かつてないくすんだ深みのある
紫系統の色調を天然繊維に付与することができる。
また、媒染剤として、上記ポリアミン系化合物を使用し
ているから、上記の紫系統の色調にさらに青ろを与えて
一層優雅な色調とすることができる。
ているから、上記の紫系統の色調にさらに青ろを与えて
一層優雅な色調とすることができる。
以下本発明を具体例により説明する。
まず本発明の主要な特徴である植物色素について説明す
る。本発明に係る色素を得るための植物は、学名「プル
ヌス・インシーサ(Prunus 1ncisa)」と
呼称され、富士山麓−帯に数多く自生し、「富士桜」と
も呼ばれている。この樹木の葉を適量の炭酸ナトリウム
を含む液で約60分はど煮出すと茶褐色の水溶液が得ら
れる。本発明者は各種色素について鋭意検討を続ける過
程で、上記茶褐色の水溶液からの色素がまことに雅趣に
富んだ色調を天然繊維に与えることを見出し本発明を完
成させたものである。なお、富士桜の葉は採取後、デシ
ケータ等に入れて乾燥しておくことによって長期にわた
って貯蔵することができ、染色剤原料として安定供給を
確保できる。
る。本発明に係る色素を得るための植物は、学名「プル
ヌス・インシーサ(Prunus 1ncisa)」と
呼称され、富士山麓−帯に数多く自生し、「富士桜」と
も呼ばれている。この樹木の葉を適量の炭酸ナトリウム
を含む液で約60分はど煮出すと茶褐色の水溶液が得ら
れる。本発明者は各種色素について鋭意検討を続ける過
程で、上記茶褐色の水溶液からの色素がまことに雅趣に
富んだ色調を天然繊維に与えることを見出し本発明を完
成させたものである。なお、富士桜の葉は採取後、デシ
ケータ等に入れて乾燥しておくことによって長期にわた
って貯蔵することができ、染色剤原料として安定供給を
確保できる。
また、上記色素にさらに媒染剤として、前記−般式(1
)のポリアミン系化合物を添加すると、上記紫系統の色
調にさらに青みを加えることができる。
)のポリアミン系化合物を添加すると、上記紫系統の色
調にさらに青みを加えることができる。
そこで次に、本発明にかかる色素および上記化合物を加
えて染色する方法の具体例を説明する。
えて染色する方法の具体例を説明する。
本具体例による生糸・絹繊維等の天然繊維またはその製
品の染色方法は富士桜の葉の色素による染色工程と前述
の一般式(1)のポリアミン系化合物による色調顕出工
程とから構成されている。まず染色工程では、被染物が
所望の濃度に調整された富士桜の葉の色素の水溶液に浸
漬され、黄色がかった茶色に染色される。例えば、浴比
が15:1〜30:lの割合においては、被染物を80
〜150℃にて30分間浸漬すれば、十分に染色するこ
とができる。この際、色素を含む水溶液は酸性であるこ
とが好ましい。浴比は60:工程度までの範囲は可能で
ある。
品の染色方法は富士桜の葉の色素による染色工程と前述
の一般式(1)のポリアミン系化合物による色調顕出工
程とから構成されている。まず染色工程では、被染物が
所望の濃度に調整された富士桜の葉の色素の水溶液に浸
漬され、黄色がかった茶色に染色される。例えば、浴比
が15:1〜30:lの割合においては、被染物を80
〜150℃にて30分間浸漬すれば、十分に染色するこ
とができる。この際、色素を含む水溶液は酸性であるこ
とが好ましい。浴比は60:工程度までの範囲は可能で
ある。
このようにして富士桜の葉の色素で染色された被染物を
水洗したのち、色調顕出工程に移る。この工程では、被
染物を0.2〜0.5%の一般式(1)のポリアミン系
化合物の水溶液に浸漬し、被染物の色調を黄色がかった
茶色から深みのある種皮色に顕出させる。この際、被染
物は85〜90℃の温度で約20分間上記ポリアミン系
化合物の溶液中に浸漬しておくことにより、容易にその
色調が変わる。
水洗したのち、色調顕出工程に移る。この工程では、被
染物を0.2〜0.5%の一般式(1)のポリアミン系
化合物の水溶液に浸漬し、被染物の色調を黄色がかった
茶色から深みのある種皮色に顕出させる。この際、被染
物は85〜90℃の温度で約20分間上記ポリアミン系
化合物の溶液中に浸漬しておくことにより、容易にその
色調が変わる。
上記のようにして得られた種皮色に染色された被染物を
0.2〜0,5Xの炭酸ナトリウムを含むアルカリ浴で
室温にて5分間浸漬することにより容易にその色調を紫
褐色に変えることができる。
0.2〜0,5Xの炭酸ナトリウムを含むアルカリ浴で
室温にて5分間浸漬することにより容易にその色調を紫
褐色に変えることができる。
上記一般式(11のポリアミン化合物としては、例えば
、土性化成社製のrサンフィックス555−C」として
市販されているものを使用できる。
、土性化成社製のrサンフィックス555−C」として
市販されているものを使用できる。
なお、上記例では、生糸・絹繊維またはその製品を被染
物としているが、本発明は木綿などの天然繊維の染色に
も適用することができる。
物としているが、本発明は木綿などの天然繊維の染色に
も適用することができる。
次に実施例により本発明の効果を明らかにする。
(実施例1)
富士桜の葉を採取し乾燥する。この葉を炭酸ナトリウム
を水で60倍に薄めて得られる0、2%の炭酸ナトリウ
ム水溶液中に入れて60分間煮出した後、葉と色素溶液
を分離する。
を水で60倍に薄めて得られる0、2%の炭酸ナトリウ
ム水溶液中に入れて60分間煮出した後、葉と色素溶液
を分離する。
次に被染物の20倍量の色素溶液に被染物の重量に対し
て酢酸を3%添加し染色浴とする。この染色浴を40℃
に加熱して絹糸を繰入れ、浴温を30分間で90℃に昇
温させ、30分間この温度を維持し、黄茶色に染色する
。濃色を得るためには、再度繰り返し染色を行う。
て酢酸を3%添加し染色浴とする。この染色浴を40℃
に加熱して絹糸を繰入れ、浴温を30分間で90℃に昇
温させ、30分間この温度を維持し、黄茶色に染色する
。濃色を得るためには、再度繰り返し染色を行う。
次いでこれを水洗し、浴比20:1で被染物の重量に対
しポリアミン系化合物を4%添加した浴中で85℃で2
0分間処理を行ったのち、水洗、乾燥し、檜皮色に染色
された絹糸を得た。
しポリアミン系化合物を4%添加した浴中で85℃で2
0分間処理を行ったのち、水洗、乾燥し、檜皮色に染色
された絹糸を得た。
(実施例2)
実施例1で得られた檜皮色に染色された絹糸を、0.2
%の炭酸ナトリウムを含むアルカリ浴に繰り入れ室温で
5分間浸漬することにより、紫褐色が得られた。
%の炭酸ナトリウムを含むアルカリ浴に繰り入れ室温で
5分間浸漬することにより、紫褐色が得られた。
以上の通り、本発明によれば、従来得られなかったくす
んだ深みのある紫系統の色やこれにさらに青みのある色
調が加わった紫系統の色の天然繊維あるいはそれによる
製品を得ることができる。
んだ深みのある紫系統の色やこれにさらに青みのある色
調が加わった紫系統の色の天然繊維あるいはそれによる
製品を得ることができる。
Claims (2)
- (1)天然繊維またはその製品に富士桜の葉から得られ
る色素を染着させることを特徴とする天然繊維の染色方
法。 - (2)天然繊維またはその製品に富士桜の葉から得られ
る色素を染着させた後、一般式、[NH−C(NH)−
NH−C(NH)−NH(R′−NH)n−R′−]m
・PX^−^1(1)(式中、R′は炭素数2から4の
アルキレン基、nは1から10までの整数、mは1以上
の整数、Pは1以上の整数、X^−^1は塩酸、硫酸、
りん酸、ギ酸、または酢酸の各イオンを表し、NH基に
銅イオンが配位されている。)で表されるポリアミン系
化合物の溶液中に浸漬させる工程を含む天然繊維の染色
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2323863A JPH0718092B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 天然繊維の染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2323863A JPH0718092B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 天然繊維の染色方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04194090A true JPH04194090A (ja) | 1992-07-14 |
| JPH0718092B2 JPH0718092B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=18159433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2323863A Expired - Fee Related JPH0718092B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 天然繊維の染色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718092B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015155583A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 甲子 松本 | 桜花染の染色工法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62243889A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-24 | カネボウ株式会社 | セルロース系繊維構造物の草木染パッド染色加工方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2323863A patent/JPH0718092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62243889A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-24 | カネボウ株式会社 | セルロース系繊維構造物の草木染パッド染色加工方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015155583A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 甲子 松本 | 桜花染の染色工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0718092B2 (ja) | 1995-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |