JPH04194375A - 変速機付圧縮機 - Google Patents

変速機付圧縮機

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JPH04194375A
JPH04194375A JP32262290A JP32262290A JPH04194375A JP H04194375 A JPH04194375 A JP H04194375A JP 32262290 A JP32262290 A JP 32262290A JP 32262290 A JP32262290 A JP 32262290A JP H04194375 A JPH04194375 A JP H04194375A
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JP
Japan
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cam
ball
friction
compressor
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP32262290A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takemoto
剛 竹本
Akio Matsuoka
彰夫 松岡
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車空調用の冷媒圧縮機として使用
するのに適した圧縮機、特に入力側に無段変速機部を設
けることにより、圧縮した流体の吐出量を無段階に変更
することができるようにしたこの種の圧縮機に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動車空調用の冷媒圧縮機において、吐出量を無
段階に変更するために、斜板型の圧縮機を使用して斜板
の傾斜角を可変とすることや、圧縮機自体の吐出量は一
定でも、それを駆動する軸に摩擦式の無段変速機を挿入
して、圧縮機を変速駆動することは既に試みられてあり
、自動車の走行状態に応じて出力回転数が大幅に変動す
る走行用エンジンによって空調用冷媒圧縮機を駆動する
場合に生じる冷房能力の変動、動力の浪費等を排除して
、快適な冷房フィーリングを得ることができるようにな
った。
摩擦式の無段変速機としては、「リングコーン」(登録
商標)と呼ばれる型の無段変速機、即ち、金属製の円錐
形摩擦車に対して金属製リングを係合させて、その係合
半径を変更することにより無段変速を行なうものが知ら
れており、特に円錐形摩擦車の多数を入力軸の周囲に自
転及び公転可能に支持し、それらを遊星運動させると共
に、それらの円錐形摩擦車(遊星コーンと呼ぶ)に共通
のリングを係合させ、リングを移動して係合点を変更す
ることによって遊星コーンの公転速度を変更し、遊星コ
ーンと運動する出力ディスクによって出力軸に無段階に
変速された回転を取出すようにしたものは、遊星コーン
が多数用いられていてリング等との係合点が多いために
伝達し得る動力が大きく、且つ遊星式であるため変速範
囲が広いので、自動車空調用の゛冷媒圧縮機を駆動する
目的に使用することができる。
また、遊星式ではないが、「ハーフトロイダル型変速機
」と呼ばれる古くから知られた無段変速機、即ち、ドー
ナツ型の中空の円環を2つに切って対向させたような形
の一対の摩擦車と、それらの間を橋絡する数個の中間摩
擦車を有し、これらの中間摩擦車の軸を一斉に同じ角度
だけ傾斜させることによって、一方の摩擦車に連結され
た人力軸の回転に対し他方の摩擦車に連結された出力軸
の回転速度を無段階に変更することができるようにした
ものも、伝達動力が比較的大きいので同じ目的に使用可
能である。
これらのほか、摩擦式の無段変速機には多くの形式のも
のが知られているが、いずれにしても摩擦車相互、ある
いは摩擦車とリング(リングは摩擦車の一種とみなし得
る。)等との摩擦係合面には伝達動力、即ち負荷トルク
の大きさに応じた適度の大きさの摩擦力を発生させる必
要があることから、負荷トルクを摩擦係合面の圧接力に
変換する自動調圧力ム装置を用いることが多い。
第9図及び第10図は従来の自動調圧力ム装置を例示す
るもので、軸方向に移動し得る摩擦車(出力ディスク等
、一般的にこれを7一方の回転部材」と呼ぶ。)と、そ
れを軸方向に支持するため出力軸に固定されて回転はす
るが軸方向には移動しないカムディスク等(これを「他
方の回転部材」と呼ぶ。)との間に形成される。
即ち、第9図及び第10図において、201は一方の回
転部材200に設けられた内弧状のカム溝で、中央部2
02が深く、弯曲する両端部203及び204は漸次浅
くなると共に幅も狭くなるという形状を有する。カム溝
201と対向して、他方の回転部材205にはカム溝2
06が設けられており、カム溝206は前述のカム溝2
01 と同様な形状を有し、中央部207が深く、弯曲
する両端部208及び209は漸次浅くなっている。そ
して、対向する2つの回転部材のカム溝201 とカム
?R206との間にはボール210が挟持されている。
なお、この例では、カム溝201及び206の中心!2
11は、図示しない入力軸及び出力軸の軸心0を中心と
する半径γの円弧となっている。
入力軸から無段変速機を介して出力軸に変速された回転
が取り出されるとき、トルクTは一方の回転部材200
から他方の回転部材205ヘボール210を介して伝達
される。したがって、トルクTによる接線方向力Fが作
用するため、2つの回転部材200、205は軸心0の
まわりに主として遊隙分だけずれて、ずれ角αをとる。
その結果、ボール210は多溝201及び206の中央
部202及び207の間から移動して、端部203と端
部209との間で挟持されるようになる。
前述のように、多溝201及び206は中央部から両端
部に向って浅くなるように、多溝の底面は第10図に見
られるような傾斜角θを有する斜面となっており、ボー
ル210が多溝201.206の端部の方へ移動するこ
とによって、2つの回転部材200と205を遠ざけよ
うとする軸方向力即ち推力Qが発生し、この推力Qは伝
達されるトルク即ち負荷トルクTが大きいほど大きくな
り、次の関係式によって表わすことができる。
このようにして発生した推力Qは、前述のように摩擦車
相互間、あるいは摩擦車とリング等との間の圧接力とな
り、負荷トルクTに応じた摩擦力を発生させるので、摩
擦車は、負荷トルクが小さいときは相手に対して軽快に
転勤して無駄な摩擦による動力損失や摩擦車の摩耗も少
なくなるが、負荷トルクが大きいときは摩擦力が増大し
て、スリップが生じないように対応するので、大きなト
ルクの伝達が可能になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の自動調圧力ム装置は第9図及び第1O図に例示し
たような構造であるから、無段変速機が正常に作動して
いるときは、ボール210は2つの溝201及び206
の各中央B2O2及び207の中間位置く第9図に実線
で示す。)にあるが、ボール210とそれを挟持する溝
201.206の対は軸心0のまわりに均等に多数設け
られるので、全てのボール210が均等に推力0を発生
している訳ではなく、ボール210の直径や溝201.
206の形状の僅かな誤差によって、推力Qを発生して
いない遊びボールもあり得る。このような遊びボールは
、溝201.206の底面(傾斜面)から拘束を受けて
いないので、その自由度の範囲内で不定の位置をとるこ
とになる。
ボール210 は、第10図からみて明らかなように、
溝201の中央部202 と溝206の端部209 と
の間に挟持される210aの位置から、溝206の中央
部207と溝201の端部203 との間に挟持される
210 bの位置までの間で、どの位置にも存在し得る
から、遊びボールに限らず、何かの原因によって、ボー
ル210が本来あるべき位置(第10図の実線で示した
位置)からずれて、210aや210bの位置に近づく
ことがあり得る。
多数のボール210の一部がそのようにずれると、一方
の回転部材200と他方の回転部材205とが平行でな
くなり、一方が他方に対して傾斜することになる。その
結果、多くの摩擦車相互間やリング等との係合状態が均
一でなくなり、異常な滑りを生じる摩擦車や、異常に強
く圧接されて摩耗する摩擦車ができたり、2つの回転部
材200及び205のうち、軸方向に可動のものが、軸
線に対して傾斜することによって軸方向に円滑に摺動す
ることができなくなり、自動調圧力ム装置の作動が正常
に行なわれない状態も起り得る。
従来の摩擦式の無段変速機における自動調圧力ム装置で
は、そのような問題を解決するために、2つの回転部材
200及び2050間に多数のボール210を円周上の
正しい関係位置に保持するリテーナ(図示しない)を挿
入して、ボール210が自由な位置をとらないように規
制する方法が知られているが、リテーナを用いることは
部品点数の増加、組付工数の増加、構造の複雑化等によ
ってコスト増等の別の問題を招くので決して得策とは言
えない。
本発明はこのような問題に対処して、摩擦式の無段変速
機を備えた圧縮機において、自動調圧力ム装置にリテー
ナを用いないで、極めて簡単な手段により多数のボール
210を正しい位置に案内し、円滑に作動するようにす
ると共に、構造の簡略化とコストの低減を図るものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の課題を解決するために、流体を圧縮する
圧縮機部と、前記圧縮機部を駆動するための出力軸と少
なくとも一対の係合する摩擦車と前記摩擦車に対する入
力軸とを有し前記圧縮機部に一体的に締結される摩擦式
の無段変速機部とよりなり、前記無段変速機部の前8己
入力軸から前記出力軸に至る伝動系統に直列関係に配置
される2つの回転部材の相対向する表面には、それらの
回転の軸を中心とする仮想の円に対して接線方向に延び
るカム溝がそれぞれ設けられ、前記カム溝の間にボール
が挟持されることによって形成される前記係合する摩擦
車のための自動調圧力ム装置を備えていることを特徴と
する変速機付圧縮機を提供する。
〔作 用〕
圧縮機部は無段変速機部によって駆−動されるので、そ
の駆動回転速度は必要に応じて自由に変更され、その結
果、吐出される圧縮流体の量は無段階に変化する。
無段変速機部の内部では、互いに係合する摩擦車(変速
リングのようなものを含む)が一対以上設けられており
、摩擦係合してトルクを伝達しているが、本発明におい
ては摩擦車に圧接力を与える自動調圧力ム装置が設けら
れており、特に本発明における自動調圧力ム装置は、入
力軸から出力軸に至る伝動系統に直列関係に配置される
2つの回転部材の相対向する表面に、それらの回転の軸
を中心とする仮想の円に対して接線方向に延びるカム溝
がそれぞれ設けられていて、それらのカム溝の間にボー
ルを挟持しているので、2つの回転部材の間にトルクが
伝達され、両者間に相対的な回転角変位が生じると、一
対のカム溝は交差位置をとり、それらの間にボールが存
在し得る場所を制限する。
そのため、ボールが各カム溝の中で自由な位置をとるこ
とができなくなり、ボールは自然に本来あるべき位置に
落着くことになる。そして、一対の回転部材の間には、
カム溝とボールの作用によって、伝達されるトルクの大
きさ、すなわち負荷の大きさに応じた軸方向の推力が発
生し、これが摩擦車に伝達されて、その時の負荷の大き
さに適応した過不足のない摩擦圧接力を与える。
ご実施例〕 本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第2図に縦断面図を示すように、本発明による摩擦無段
変速機付圧縮機は、摩擦式の無段変速機(以下単に変速
機と呼ぶ。)Aと圧縮機Bとが一体的に連結されたもの
である。
変速機Aにおいて、1は入力ディスク2を嵌着固定した
人力軸で、軸受30等によって支承されると共に一端に
プーリ3が取り付けられており、■ベルト等を介して車
両走行用エンジン(図示せず)から回転駆動力が伝達さ
れる。4は入力軸1と同軸的に設けられた出力軸で、圧
縮機Bの駆動軸を兼ねている。5は出力ディスクであっ
て、人力軸1上に回転自由に支持されるとともに、後述
の自動調圧力ム装置20を介して出力軸と連結される。
6は遊星コーンと呼ぶ円錐形摩擦車で、人力軸1及び出
力軸4の軸線Xのまわりに設けられており、自転かつ公
転し、遊星コーン6の公転速度を変えることによって、
入力軸1からの回転速度を無段変速して出力軸4を駆動
することができる。7は変速機Aのハウジングで、圧縮
機Bのフロントサイドハウジング101に図示しないボ
ルトによって一体的に固定されている。
遊星コーン6は鈍角の頂角を有する円錐部6aと、該円
錐部6aの底面に続いて同軸に一体的に設けられたディ
スク部6bと、ディスク部6bの底面の中心に一体的に
設けられた取付軸6cとを備えている。そして遊星コー
ン6は、3つの伝動面を有する。第1伝動面8はディス
ク部6bの外周面であり、その断面形状は入力ディスク
2と摩擦係合するよう凹状をなしている。第2伝動面9
は、円錐部6aの底面の周縁部で、平面又はそれに近い
面であり、出力ディスク5と摩擦係合している。第3伝
動面10は円錐部6aの円錐表面で、後述する変速リン
グ11に摩擦係合する。遊星コーン6を取り付けた状態
において、変速リング11と接する側の円錐部6aの母
線は、軸線Xとほぼ平行である。
変速リング11は複数個の遊星コーン6を囲んでいて軸
線11の方向に移動可能であるが、回転不可能にハウジ
ング7に支持され、遊星コーン6の第3伝動面10に摩
擦係合し、制御モータ29により軸線Xの方向に往復移
動させることによって、変速比を無段階に変化させるこ
とができる。遊星コーン6は、取付軸6Cを介してキャ
リア12に適当なりリアランスを有して、回転自在に取
付けられている。キャリア12は円錐台形状を呈し、複
数の遊星コーン6を相互に連結し、軸線Xの周りに回転
自在に設けられている。
変速リング11はリングホルダ15によって保持され、
リングホルダはガイドピン17に沿って軸線方向に移動
可能に取り付けられる。リングホルダ15は内向きに開
口した断面コの字状の環状スロット15aを有し、この
環状スロット15aに変速リング11が隙間嵌を程度に
嵌合され、リングホルダ15に対する変速リング11の
軸方向への動きが防止される。リングホルダ15に対す
る変速リング11の回り止めのためのピン19が設けら
れる。
リングホルダ15を軸線Xに平行な方向に移動させるこ
とによって変速リング11を同一方向に移動させ変速比
を変更する機構は知られている。即ち、制御モータ29
に連結される回転軸18が変速機軸線Xと直角に交差す
る方向に延びており、この回転軸18にねじ係合され、
回り止めされたカム部材(図示しない)が設けられ、こ
のカム部材がリングホルダ15のカム面と係合される。
そのため、制御モータ29を回転することによってカム
部材が変速機軸線Xと交差する方向に直線移動され、カ
ムの働きでリングホルダ15を変速機軸線Xと平行な方
向に駆動させ、変速比を制御するようになっている。
20は本発明の特徴である自動調圧力ム装置であり、カ
ムディスク21と、このカムディスク21に対句して配
置された前記出力ディスク5と、これらカムディスク2
1と出力ディスク5との間に挟持される複数のボール(
IIl録)22からなっている。その詳細は後に述べる
が、出力ディスク5とカムディスク21とは、軸線X方
向に相対変位可能であり出力ディスク50回転はボール
22によってカムディスク21に伝達される。また出力
ディスク5とカムディスク21との間には圧縮ばね23
が配置され、出力ディスク5を遊星コーン6に向って常
に付勢している。これによって回転初期に変速11Aの
各摩擦係合部に予圧を与え、摩擦係合力を付与すること
ができる。
出力ディスク5とハブ24とは、複数のボルト25によ
り連結固定される。そして、ハブ24は前記出力軸4の
先端部のねじ1ff14aに螺合固定される。
また、カムディスク21の外周には複数の油跳ね上げ片
21aを配設し、出力軸4の回転とともに回転してハウ
ジング7の油溜り部7aに溜った潤滑油26を跳ね上げ
、変速機Aの各摺動部を潤滑する。
圧縮機Bは公知のウェーブプレート型圧縮機である。円
板状のウエーブブL/−)105が前記出力軸4の延長
部分である駆動軸104に一体回転するように取り付け
られ、ウェーブプレート1050両側面はその円周方向
に沿って、波状に凹部及び凸部が形成されている。シリ
ンダ106の両端は第1及び第2バルブプレート組立体
107.108によって閉鎖されている。両頭のピスト
ン109に取付けられた2つのローラ110. 111
は、軸線J、にの周りに回転可能であり、これら2つの
ローラ110.111の間にウェーブプレート105が
挟持されている。
このようにして複数個のピストン109がウェーブプレ
ート105の周に沿って等間隔で配設されており、各ピ
ストン109は軸線X方向に左右に往復動可能である。
圧縮機駆動軸104が変速機Aから駆動されて回転し、
それと一体にウェーブプレート105が回転すると、ウ
ェーブプレート105の波状の凹凸によりピストン10
9が軸方向に往復運動する。流体の圧縮作用をするシリ
ンダ室112は、シリンダ106、ピストン109及び
第1バルブプレート組立体107によってピストン10
9の両端側に形成される。略環状のフロントサイドハウ
ジング101には高圧室113及び低圧室114が形成
され、第1バルブプレート組立体1070周縁部をシリ
ンダ106に押圧するようにして取り付けられる。
実施例の摩擦無段変速機付圧縮機においては空調負荷に
応じ変速機の変速比を調節して、圧縮機の作動を制御す
る。空調負荷に応じた圧縮機の人力軸回転数が得られる
ように変速比が現在のエンジン回転数より算出され、制
御モータ29の回転軸18の回転角度は変速比に応じて
制御される。この回転角度に応じてリングホルダ15の
軸線X方向に沿った位置が決まる。その結果、変速リン
グホルダ15の軸方向位置が変化し、遊星コーン6の公
転回転数を変化させるので、出力軸4の回転数が変わる
。変速機への変速比はこのようにして制御することがで
き、それによって圧縮機Bの吐出量が変化する。
本発明の特徴である自動調圧力ム装置20が、第1図、
第3図、第6図及び第7図等に示されている。自動調圧
力ム装置20は一対のカム溝31.32と前述のボール
(1球)22とから構成されるが、カム溝3L32の形
状が第9図及び第10図によって説明した従来のものや
リテーナを設けたものとは明瞭に異なっている。
カム溝31は、図示実施例では第1の回転部材である出
力ディスク5の背面に設けられるが、溝の平面形状は前
記の各図面にみられるように長方形であり、その長手方
向は、軸線X上の点0を中心とする半径γの仮想の円3
3に対する接線の方向に向っていて、同様なカム溝が円
33の周上に等間隔に数個(図示例は6個)設けられて
いる。
カム溝31は第5図に見られるように中央部34が深く
、両端部35.36に向って浅くなっていて、それによ
り傾斜面37.38を形成している。なお、図示例にお
いてはカム溝31の断面形は左右対称形になっているが
、傾斜面38は実際には使用されないので、ボール22
が溝31の最深部(対称形の場合は中央部)34にある
ときに、それを安定に挟持し得る適当な傾きの平面、又
は適当な形の曲面であってもよい。
他方、出力ディスク5のカム溝31に対してボール22
を挟んで対向する他のカム溝32が、第2の回転部材で
あるカムディスク21の表面に形成される。
カム溝32の形状は前述のカム溝31と実質的に同様で
あってよく、もし、カム溝31が第5図において左右非
対称の形状を与えられた時は、カム溝32も同様に左右
非対称の形にすることができるが、その形状はボール2
2の中心を軸とする点対称の形状をとることになる。い
ずれにしても、第5図の紙面におし)で、ボール22を
中心としてカム溝31の断面形状を180°旋回した時
の形状が、カム溝32の断面形状として与えられるべき
である。したがって図示例では、カム溝32もまた、中
央部39、両端部40 、41、傾斜面42.43を有
する。
カム溝31.32の溝底面は第4図に示すように平面で
あるほか、第8図に示す他の実施例のように、円筒面そ
の他の適当な曲面とすることができる。
第8図では曲面の底面を有するカム溝を31′及び32
′ として示している。
本発明の場合、重要なことは、カム溝31及び32(3
1′及び32′を含めて)δ長手方向が半径γの円33
の接線と合致するように設けろれていることである。カ
ム溝31及び32の幅方向は、それぞれボール22を案
内する際に横方向にあまり遊びが生じないような幅と形
に作られる。それによってボール22は各ディスク5及
び21に対しては円33の接線方向にのみ案内される。
カム溝31及び32が共に円33の接線方向に向ってい
るために、変速機Aに負荷が作用していないときは、出
力ディスク5とカムディスク21との間にはトルクが伝
達されていないから、回転方向に相対的な変位はなく、
第6図に示すようにカム溝31はカム溝32と重なって
見える。そして変速機Aに負荷が作用し、両ディスク5
及び21間にトルクが伝達されることによって、主とし
て遊隙の大きさに応じて両者が角度αだけ相対回転する
と、カム溝31及び32は第7図に示したように交差し
た関係位置をとることになる。カム溝31とカム溝32
が交差した状態では、ボール22は2つのカム溝31 
、32の交点以外の場所には存在し得ないので、リテー
ナを用いなくても、ボール22の位置は自然に定まるこ
とになる。
第3図ではカムa31及び32が交差した負荷状態にお
いて、2つの溝が重なる部分を斜線域として示している
。しかし、ボール22がこの斜線域の中のどこにでも存
在し得るという訳ではなく、カム溝31及び32の幅の
制限(カム溝の側壁の案内作用)によって、ボール22
は斜線域のほぼ中央に落ち着く。これに対して、第9図
及び第10図に示した従来例では、カム溝201及び2
06が円弧状であって、半径Tの円の円周に沿う形に設
けられているから、第10図に示すようにボール210
は210aから210 bにかけての広い範囲に存在す
ることができるため、リテーナのような間隔保持手段を
用いる必要があったが、本発明の例では、リテーナを用
いなくてもボール22の位置が正しく決まるという利点
がある。
カム溝31.32が傾斜しているために、ボール22を
介してトルクが伝達されると、自動調圧力ム装置20は
伝達トルク即ち負荷の大きさに応じた推力を発生し、図
示実施例の場合は、この推力により出力ディスク5が第
2図において軸方向左方へ移動して、遊星コーン6の第
2伝動面9に押しつけられて、その面での摩擦圧接力を
発生するだけでなく、遊星コーン6を介して変速リング
11との接触面である第3伝動面や、人力ディスク2と
の接触面である第1伝動面での摩擦圧接力をも発生させ
る。
ご発明の効果〕 圧縮機に一体に設けられた摩擦式の無段変速機において
、新規な構造の自動調圧力ム装置が設けられることによ
り、ボールはそれを挟持する一対のカム溝のみによって
所定の正しい位置に保持されるから、ボールの位置を規
制するリテーナ等の手段を別に設ける必要がなく、機構
が簡単になってコストを下げることが可能となる。
また変速機部の信頼性が高くなるので、圧縮機との結合
に不安がなくなり、たとえば車両用空調装置等に使用し
t、圧縮された流体の吐出量を自由に且つ容易に変更調
節することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部である変速機の自動調圧力ム装置
全体の実施例を示す側面図、第2図は本発胡の変速機付
圧縮機の全体構成を例示する縦断正面図、第3図は前記
自動調圧力ム装置の特徴を示すた於に第1図の一部を拡
大した部分図、第4図は第3図におけるI’V−1’V
断面図、第5図は第4図におけるV −V断面図、第6
図及び第7図はそれぞれ異なる作動状態を示す図、第8
図は他の実施例を示す断面図、第9図は従来例を示す側
面図、第10図は第9図におけるX−X断面図である。 1・・・人力軸、     2・・・入力ディスク、3
・・・プーリ、 4・・・a力軸(圧縮機駆動軸)、 5・・・出力テ゛イスク、 6・・・遊星コーン(円錐形摩擦車)、7・・・変速機
のハウジング、 8・・・第1伝動面、   9・・・第2伝動面、10
・・・第3伝動面、   11・・・変速リング、12
・・・キャリア、     15・・・リングホルダ、
20・・・自動調圧力ム装置、21・・・カムディスク
、22・・・ボール(@球)、 23・・・圧縮ばね、
24・・・ハブ、29・・・制御モータ、31.32・
・・カム溝、   33・・・仮想の円、34・・・中
央部、     35.36・・・端部、37.38・
・・傾斜面、   39・・・中央部、40.41・・
・端部、    42.43・・・傾斜面、101・・
・圧縮機のフロントサイドハウジング、104・・・駆
動軸、 105・・・ウェーブプレート、 106・・・シリンダ、 107、108・・・バルブプレート組立体、109 
・・・ピストン、    110. 111・・・ロー
ラ、112・・・シリンダ室、  200・・・一方の
回転部材、201・・・カム溝、    202・・・
中央部、  −203、204・・・端部、   20
5・・・他方の回転部材、206・・・カム溝、   
 207・・・中央部、208、209・・・端部、 
  210・・・ボーノぺ211・・・中心線、   
 A・・・摩擦式無段変速機、B・・・圧縮機、   
   α・・・ずれ角、θ・・・傾斜角、     T
・・・半径、Q・・・推力(圧接力)、 0・・・軸心
、X・・・軸線。 第1図 5・・・出力ディスク(第1の回転部材)20・・・自
動調圧力ム装置 21・・・カムディスク(第2の回転部材)22・・・
ボール 31 、32・・・カム溝 tv−=−i 第3図 第4図      第5因 20・・・自動調圧力ム装置 22・・・ボール 31 、32・・・カム溝 第8図 5・・・出力ディスク 20・・・自動調圧力ム装! 21・・・カムディスク 22・・・ポール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  流体を圧縮する圧縮機部と、前記圧縮機部を駆動する
    ための出力軸と少なくとも一対の係合する摩擦車と前記
    摩擦車に対する入力軸とを有し前記圧縮機部に一体的に
    締結される摩擦式の無段変速機部とよりなり、前記無段
    変速機部の前記入力軸から前記出力軸に至る伝動系統に
    直列関係に配置される2つの回転部材の相対向する表面
    には、それらの回転の軸を中心とする仮想の円に対して
    接線方向に延びるカム溝がそれぞれ設けられ、前記カム
    溝の間にボールが挟持されることによって形成される前
    記係合する摩擦車のための自動調圧力ム装置を備えてい
    ることを特徴とする変速機付圧縮機。
JP32262290A 1990-11-28 1990-11-28 変速機付圧縮機 Pending JPH04194375A (ja)

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