JPH0419482Y2 - - Google Patents

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JPH0419482Y2
JPH0419482Y2 JP1987162116U JP16211687U JPH0419482Y2 JP H0419482 Y2 JPH0419482 Y2 JP H0419482Y2 JP 1987162116 U JP1987162116 U JP 1987162116U JP 16211687 U JP16211687 U JP 16211687U JP H0419482 Y2 JPH0419482 Y2 JP H0419482Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば冷凍装置、冷却装置におけ
る自動液戻、油還元などに用いられるフロートス
イツチに関する。
〔従来の技術〕 例えば冷凍装置では、第3図に示されるように
逆止弁1を通して液トラツプ2へ流れ込む低圧側
の液分離器3で分離された液(フロン、アンモニ
アなどの冷媒)を高圧受液器4に戻す自動液戻装
置や、図示はしない冷媒中に含まれている潤滑油
を分離して圧縮機に還元させる自動油還元装置の
制御にフロートスイツチ5が用いられている。
すなわち、自動液戻装置では液トラツプ2の液
面がフロートスイツチ5の作動ラインまで上昇す
ると、フロートスイツチ5から制御部へ信号を送
りその信号で、液トラツプ2と低圧側、高圧側と
を結ぶ電磁三方切換弁6を限時操作して、高圧ガ
スの液トラツプ2に対する流入から(液の自重に
もよる)、液トラツプ2内に溜まつた液を高圧受
液器3へ戻している。なお、自動油還元装置も同
様なフロートスイツチ5のオンオフ動作を採用し
ている。
但し、第3図において、7a,7bはストレー
ナ、8は高圧受液器4側の逆止弁をそれぞれ示
す。
従来、こうした自動制御装置の検知部として使
用されるフロートスイツチ5には、一般的に第4
図に示されるように筒状の隔室化したチヤンバー
ボデー10内にボール形状(中空)のフロート1
1を上下の方向沿いに移動自在に配して、該フロ
ート11をチヤンバーボデー10内での液面の変
化に追従して移動可能とさせる。なお、10aは
チヤンバーボデー10に連通接続された液側均圧
管、10bは同じくガス側均圧管である。そし
て、このチヤンバーボデー10の上端部中央にイ
ンクロチユーブ12(ステム移動路に相当)を軸
方向沿いに連通接続し、このインクロチユーブ1
2内に、先のフロート11に接がるステム13
(非磁性体)を引出し自在に配する。さらに、こ
のステム13の先端部の外周に磁性体の管体より
なるプランジヤ14を固定する他、インクロチユ
ーブ12の周囲に、該インクロチユーブ12を挟
んで磁石(永久)15と、その磁石15の磁場磁
力を受ける離反側へばねで付勢された回動自在な
レバー板(可動片に相当)16とを設けてなるリ
レー装置17(第5図に図示)を設けた構造が用
いられている。
しかして、このフロートスイツチ5は、予めチ
ヤンバーボデー10内の液面が作動ラインまで上
昇すると、プランジヤ14が磁石15とレバー板
16との間に配されるように設定されていて、プ
ランジヤ14が下降している状態ではレバー板1
6が磁石15の磁力でインクロチユーブ12側に
吸引され、またプランジヤ14が磁石15とレバ
ー板16との対向側に到達するまで上昇すると、
磁力の低下からレバー板16がインクロチユーブ
12から離れる方向へ可動するようになつてい
る。
そして、このレバー板16にマイクロスイツチ
(図示しない)を連動させて、液面が作動ライン
まで上昇すれば、オン(又はオフ)信号を発生さ
せ、下降すれば逆にオフ(又はオン)信号を発生
させて、これにて液面制御を行うようにしてい
る。
ところが、こうしたプランジヤ14の挿脱変位
を磁場の変化で検知させるフロートスイツチ5
は、構造上の制約から、一般にはオン(又はオ
フ)からオフ(又はオン)にまでの液面制御幅
(範囲)が、例えば20〜30mmとかなり小さいもの
であつた。液面制御幅が小さいことは、それだけ
繰返し作動が多くなり、その分、接点、電磁弁な
ど制御機器の機械的な摩耗が多くなる問題をもた
らす。
そこで、近時、第6図に示されるようにフロー
ト11に接がるステム20の先端部を延長し、こ
の延長部端とその位置から退避した作動ラインと
合致した部位の2点にナツト21,22を設ける
他、ナツト21,22間のステム軸部分に当該ナ
ツト21,22で軸方向の動きが規制される磁性
体のリング部材23(既述のプランジヤ14に相
当する部材)を移動自在に嵌挿したものが提案さ
れている。これは、ステム13が上昇してリング
部材23が磁石15の地点まで上昇すると(フロ
ート11の上昇による)、該磁石15の吸引力で
リング部材23が吸引され、ステム13が下降す
ると、延長部端のナツト21が到達するまではそ
のままリング部材23は吸引されて残り、ナツト
21の到達で吸引されていたリング部材23を強
制的に押し下げるようにしており、ナツト21が
吸引されている間の距離分、液面制御幅を大きく
する構造としている。
この他、液面制御幅を大きくする構造には、第
7図に示されるようにインクロチユーブ12の周
囲にピツクアツプコイル25を設け、このピツク
アツプコイル25にタイマー回路26ならびにタ
イマーコントローラ(図示しない)を接続して、
タイマーから液面制御幅を大きくしたり、第8図
に示されるように第4図で示したフロートスイツ
チ5を上下2段に取付け、両者で電気的な自己保
持回路(図示しない)を組んで液面制御幅を大き
くしたりする構造も提案されている。なお、第8
図において、27は液チヤンバー28に設けたヘ
ツダーである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、フロートスイツチは据付性、コスト
性などの観点から、全体が小形で、しかも構造的
に簡単であることなどが要求される。
ところが、リング部材23を使つた構造は、液
面制御幅を拡大するにしたがい長さ寸法の長いス
テム13を用いなければならないために、ステム
13の長さ分、かなりフロートスイツチ5の全長
(上下長さ)が大きくなつてしまうものであつた。
またタイマーで液面制御幅を大きくする構造
は、フロートスイツチ5の他にタイマー回路26
ならびにタアイマーコントローラを内蔵したコン
トローラユニツトが必要で、コストの点、据付性
の点(大形化による)でよいものでない。
最後に述べたフロートスイツチ5を複数台、用
いる構造は、コスト的にかなり高価となるうえ、
据付性の点(大形化による)でもかなり制約を受
けてしまう。
この考案は、このような事情に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、大形にする
ことなしに簡単な構造で、液面制御幅を大きくす
ることができるフロートスイツチを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
そこで、上記問題点を解決するためにこの考案
は、フロート11が先端部に連結されたフロート
ステム30を、それより径が大きく、後端部側に
プランジヤー14を備えて構成され、かつステム
移動路12に引出し自在に配した非磁性体の筒体
31内に引出し自在に嵌挿するとともに、前記フ
ロートステム30の後端部に、該フロートステム
30が引出されるに伴い前記筒体31の先端部と
係止して前記フロートステム30と筒体31とを
軸方向沿いに連ねる係止部32,32を設ける
他、さらにステム移動路12に該ステム移動路1
2から引出される筒体31の動きを規制するスト
ツパ35を設けて、リレー装置17と組合う引出
し式のステム構造を構成し、液面が上昇すると、
フロートステム30が筒体31に収納され、その
後、筒体31が上昇して磁石15で吸引保持され
ていく。また液面が下降すると、筒体31は磁石
15で吸引保持されたまま、フロートステム30
が下降し、その後、フロートステム30の係止部
32,32が筒体31の先端部に係止して、吸引
されていた筒体31を自重で強制的に押し下げて
いき、以上の動きから引出し量分、液面制御幅を
拡大させるようにする。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図および第2図に示す一
実施例にもとづいて説明する。但し、図面におい
て、先の「従来の技術」の項で述べた第4図およ
び第5図の部品と同じものには同一符号を附し
て、この項では異なる部位(考案の要部)につい
て説明することにする。
すなわち、本実施例では、ロツドアンテナのよ
うな引出し構造でステム13を構成した点で異な
つている。
このステム構造について説明すれば、30は細
径な軸状部材から構成されたフロートステムであ
る。そして、このフロートステム30の下端部
(先端部)にボール形状のフロート11が連結さ
れている。
また31は筒体である。筒体31は、先のフロ
ートステム30の径より大きな内径ならびにイン
クロチユーブ12の内径より小さな外径をもつ、
非磁性体、例えばステンレスの管体から構成され
ている。そして、この筒体31の上端部(後端
部)の外周部に磁性体の管体よりなるプランジヤ
14が取着されている。
こうした筒体31内に、下端部(先端部)から
先のフロートステム30が引出し自在に嵌挿され
ている。そして、フロートステム30の上端部
(後端部)に2つのナツト32,32(係止部に
相当)が螺挿される他、筒体31の下端部(先端
部)に受部となる口金(係止受部)33が装着さ
れており、フロートステム30を押し上げれば筒
体31内に収納され、下げれば引出されたフロー
トステム30の後端部と筒体31の先端部とが互
いに係止して、フロートステム30、筒体31の
両者を軸方向沿いに連ねさせることができる構造
となつている。
こうして構成されたステム13の筒体31が、
インクロチユーブ12内に摺動自在(引出し自
在)に嵌挿されている。そして、チヤンバーボデ
ー10の上端壁10dに設けたインクロチユーブ
12の端部を連結するための口金34に、プラン
ジヤ14の下端を受けるためのストツパリング3
5(ストツパに相当)が組込まれていて、筒体3
1もインクロチユーブ12と連ねて外部へ引出す
ことができるようにしている。つまり、インクロ
チユーブ12からフロートステム30、筒体31
を引出すことができる構造となつている。
しかして、こうして構成されたフロートスイツ
チ5は、フロートステム30および筒体31が引
出された状態において、チヤンバーボデー10内
における液面が上昇してくると、移動してくるフ
ロート11で、まず、フロートステム30が上昇
して筒体31に収納されていく。続いて、フロー
トステム30の収納を終えると、フロート11に
口金33の先端部が当接し、今度は筒体31と共
にフロートステム30が上昇して、インクロチユ
ーブ12内に収納されていく。そして、フロート
11がフロートスイツチ5の作動ラインまで上昇
すると、プランジヤ14がリレー装置17の磁石
15とレバー板16との間に挿入されていき、磁
場の変化からレバー板16がインクロチユーブ1
2から離反する方向へ可動していく。そして、こ
のレバー板16の動きでマイクロスイツチ(図示
しない)が、例えばオンして液体が所要のレベル
まで入つたことを示す信号を制御部へ送り、液ト
ラツプ(図示しない)内の液体を戻す。
一方、液体が排出されると、フロート11は第
2図に示されるように下降していく。すなわち、
先のプランジヤ14が磁石15の部位まで挿通さ
れた時点で、たとえば筒体31はプランジヤ31
を介してインクロチユーブ12内に吸引保持され
ており、まず、第2図aに示されるフロート11
が最も高い位置に有る状態から、液面の下降が始
まると、第2図bに示されるようにフロートステ
ム30が筒体31から引出されて下降していく。
なお、この場合、磁石15には筒体31を保持す
るに必要な磁力をもつものが用いられている。そ
して、フロート11が最大限に引出されると、第
2図cに示されるようにフロートステム後端のナ
ツト32,32が口金34と係止して、磁石15
で保持されている筒体31を強制的に押し下げて
いく。これにより、磁場が戻つてレバー板16が
磁石15に吸引されていく。そして、筒体31は
プランジヤ14の下端がストツパリング35と当
接するまでインクロチユーブ12内から引出され
て、元の状態に復帰されていく。こうした状態か
ら再び、先の液体が溜まる状態に至る。
かくして、引出し量分、液面制御幅を格段に大
きくすることができる。しかも、フロートステム
30、筒体31を引出し自在に組合わせて、従来
と同様、インクロチユーブ12内に収納する構造
なので、フロートスイツチ5は大形にしなくてす
み、また構造的にも簡単でコストの点でも有利で
ある。
なお、一実施例では一段のステム引出し構造を
採用したが、筒体31をフロートステム30およ
び筒体31の組合わせと同様な重管構造(複数)
にして、液面制御幅を複数段の引出し構造から一
層大きくするようにしてもよい。
また、一実施例では自動液戻装置に使用される
フロートスイツチを挙げたが、もちろんこの他の
液面制御が要求される機器に使用されるフロート
スイツチにこの考案を適用してもよい。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とするこの考案によれば、大形にすることなし
に簡単な構造で、液面制御幅を大きくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はフロートスイツチを示す断面図、第
2図a〜cはそのフロートスイツチの作動状態を
示す断面図、第3図は従来のフロートスイツチを
その装着された機器と共に示す構成図、第4図は
そのフロートスイツチの構造を示す断面図、第5
図はそのリレー装置を示す断面図、第6図および
第7図はそぞれ異なる従来のフロートスイツチを
示す断面図、第8図はその異なる従来のフロート
スイツチを示す正面図である。 5……フロートスイツチ、12……インクロチ
ユーブ(ステム移動路)、14……プランジヤ、
15……磁石、16……レバー板(可動片)、1
7……リレー装置、30……フロートステム、3
1……筒体、32……ナツト(係止部)、35…
…ストツパリング(ストツパ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液面の変化に追従して移動可能なフロートを設
    け、このフロートの上方側に上下方向沿いにステ
    ム移動路を設け、このステム移動路に磁性体のプ
    ランジヤを後端部にもつ前記フロートに接がるス
    テムを移動自在に配し、かつステム移動路に該ス
    テム移動路を挟んで磁石および磁性体の可動片を
    配してなるリレー装置を設けて、前記プランジヤ
    の変位による磁力の変化から可動片を動作させる
    フロートスイツチにおいて、前記ステムは、フロ
    ートが先端部に連結されたフロートステムを、そ
    れより径が大きく、かつ後端部側に前記プランジ
    ヤを備えて前記ステム移動路に引出し自在に配し
    た非磁性体の筒体内に引出し自在に嵌挿するとと
    もに、前記フロートステムの後端部に、該フロー
    トステムが引出されると前記筒体の先端部と係止
    して前記フロートステムと筒体とを軸方向沿いに
    連ねる係止部を設けて構成し、さらにステム移動
    路に該ステム移動路から引出される前記筒体を規
    制するストツパを設けたことを特徴とするフロー
    トスイツチ。
JP1987162116U 1987-10-23 1987-10-23 Expired JPH0419482Y2 (ja)

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JP1987162116U JPH0419482Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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JP1987162116U JPH0419482Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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Publication Number Publication Date
JPH0167533U JPH0167533U (ja) 1989-05-01
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025546Y2 (ja) * 1980-10-17 1985-07-31 株式会社中北製作所 高温液体用液面計
JPS58146920U (ja) * 1982-03-29 1983-10-03 日立造船株式会社 フロ−ト式水量計

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JPH0167533U (ja) 1989-05-01

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