JPH0419491Y2 - - Google Patents

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JPH0419491Y2
JPH0419491Y2 JP296886U JP296886U JPH0419491Y2 JP H0419491 Y2 JPH0419491 Y2 JP H0419491Y2 JP 296886 U JP296886 U JP 296886U JP 296886 U JP296886 U JP 296886U JP H0419491 Y2 JPH0419491 Y2 JP H0419491Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被検測物(以下ワークと称する)に
形成された中空部に高圧の流体を封入して、もれ
の有無等を検測するもれ試験装置に使用するマス
キングユニツトを収納するマスキングユニツト収
納装置に係り、特に内燃機関のシリンダブロツ
ク、シリンダヘツドに形成された冷却水ジヤケツ
トや潤滑油の流路などの中空部のもれ試験をする
もれ試験装置に好適なマスキングユニツト収納装
置に関する。
〔従来の技術〕
かかるもれ試験装置は、ワークの中空部に空気
などの高圧流体を封入し、その封入された高圧流
体の圧力時間に基づいて、中空部のもれ欠陥の有
無を試験するものであるが、中空部に高圧流体を
封入するにあたつて、ワーク表面に開口された中
空部の開口端を閉塞する必要がある。
従来のもれ試験装置にあつては、ワーク中空部
に高圧空気を圧入して、その空気圧の変化を計測
する検測室に、ワークの中空部開口に対応させて
形成されたマスキング部材を、ワークを包囲する
ごとく配設し、この検測室の所定位置にワークを
搬入載置したのち、マスキング部材をワークの中
空部開口に押し当てて、閉塞するようにしてい
る。つまり、もれ試験装置本体に一種類のワーク
に対応したマスキング部材を一体的に組み込んだ
専用機化されたものとなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のような専用機化されたもれ試験装置によ
れば、同一種類のワーク、すなわち同一形状、同
一寸法のワークを試験するような場合には、作業
効率がよく生産性を高めることができる。
しかし、形状および寸法の異なる複数種類のワ
ークを試験する場合には、ワーク種類に対応させ
てそれぞれ専用機を設けなければならない。した
がつて、多種少量のワークをもれ試験するような
場合には、設備の利用率が低くかつ設置スペース
が大きくなるので、設備費が高くなるという問題
がある。
また、ワーク種類が変更されるたびに検測室に
設けるマスキング部材を、各ワークに対応したも
のに組み替えるようにすると、その組み替え作業
に時間がかかるため、特に多種少量のワークのも
れ試験を行う場合には、その組み替え作業をしば
しば行わなければならず、組み替え作業が占める
時間が多くなつて、生産性が低下するとともに、
作業性が悪いという問題があつた。
そこで、マスキング部材の組み替え作業を自動
化して、ワークを試験するに際しての作業性、生
産性を向上させることができるもれ試験装置の実
現が要望されるところとなつている。そして、マ
スキング部材の組み替え作業を自動化するにあた
つては、ワークに対応したマスキング部材が組み
付けられた状態にしなければならないことから、
ワークの種類に対応させてマスキング部材をユニ
ツト化すること、もれ試験装置に供試されるワー
クに対応したマスキングユニツトを自動的に選択
して取出すこと、もれ試験装置に自動的に組み付
けることなどが要望され、またそれらとの関連に
おいて適したマスキングユニツトの収納装置が要
望されるところとなつている。
本考案の目的は、ワークの種類に対応させてマ
スキングユニツト部材を収納するとともに、自動
的に出し入れするのに適した構成のもれ試験装置
のマスキングユニツト収納装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、もれ試験
装置本体に供試されるワークの種類に応じてマス
キングユニツト割出装置により出入される複数の
マスキングユニツトがそれぞれ収納される収納室
を有してなり、前記収納室は、出入されるマスキ
ングユニツトを移動自由に支持する一対のレール
と、この一対のレールに沿つて配設され、出入さ
れるマスキングユニツトを案内するガイドレール
と、マスキングユニツトの出入口に配設され、収
納されたマスキングユニツトの移動を規制するス
トツパと、このストツパの機能を解除するストツ
パ解除装置とを含んでなることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
このような構成とすることにより、マスキング
ユニツトガイド収納された状態にあつては、スト
ツパによつて移動が規制されるので確実に収納状
態が保持され、一方、マスキングユニツトの出入
時にはストツパ解除装置を作動させて、移動規制
を解除した後、マスキングユニツト割出装置を駆
動してマスキングユニツトをレールに沿つて移動
させることにより、容易にマスキングユニツトを
出入れすることができることになる。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
第1図に本考案にかかる一実施例のマスキング
ユニツト収納装置300の正面図を、第2図にそ
の側面図を、第3図に第1図矢印X−Xにおける
拡大断面図をそれぞれ示す。
それらの図に示すように、マスキングユニツト
収納装置(以下、適宜、収納装置と略称す)30
0は、AA′方向に延在された一対のレール301
に、車輪302を介して収納架台303をAA′方
向に移動自在に載置したものとされている。収納
架台303はフレーム304によつて形成され、
収納されるマスキングユニツト200の数量に応
じて、上下、左右方向に列設してなる複数(図示
例では4つ)の収納室305が画成されている。
各収納室305内の構成は同一とされている。す
なわち、収納室305の底面部にCC′方向に延在
させて、一対のレール310が配設されている。
このレール310は収納室底面から起立されたボ
ルト311と、このボルトに螺合されたナツト3
12とにより支持された複数のブラケツト313
に固定され、ナツト312の位置を調整すること
によつて、レール310の高さ(BB′方向の位
置)を調整することが可能となつている。また、
レール310にはその延在方向に、複数のローラ
310aが回転自由に軸支されており、このロー
ラ310a上にマスキングユニツト200が基台
部201を介して、移動自由に載置されるように
なつている。そして、その基台201の両側端に
接触するように対向させて一対のガイドレール3
14が配設されている。このガイドレール314
はフレーム304に固定された複数のブラケツト
315によりAA′方向位置が調整可能に支持され
ている。
また、収納室305の長手方向の一端部は、マ
スキングユニツト200の出入口とされており、
この出入口の底部には、収納されたマスキングユ
ニツト200の移動を規制するストツパ320
と、このストツパ320の機能を解除するストツ
パ解除装置330とが設けられている。ストツパ
320は第4図Aに示した第3図のY−Y矢視図
のように、収納室305の底部のフレーム304
に起立されたブラケツト321と、これにヒンジ
ピン322とベアリング323を介して、CC′方
向の直交面内でII′方向に回転自由に軸支され、
かつ自重によりI方向に回転付勢されたストツパ
アーム324と、このストツパアーム324のI
方向の回転を調整可能に規制するストツパボルト
325からなつており、ストツパアーム324は
ヒンジピン322を回転中心として鉤形に形成さ
れた2つの腕部を有し、一方の腕部324aは上
方に向けられ、その上端位置はマスキングユニツ
ト200の基台201に当接する高さに位置され
ている。一方、ストツパ解除装置330は第4図
Bに示した第3図のZ−Z矢視図のように、収納
室305の底部のフレーム304に起立されたブ
ラケツト331と、このブラケツト331にヒン
ジピン332とベアリング333を介して、
AA′方向の直交面内でHH′方向に回転自由に軸支
され、かつ自重によりH′方向に回転付勢された
解除アーム334と、この解除アーム334の
H′方向回転を調整可能に規制するストツパボル
ト335とからなつており、解除アーム334は
ヒンジピン332を回転中心とする2つの腕部を
有し、一方の腕部334aは前記ストツパアーム
324の一方の腕部334bの下面に当接され、
他方の腕部334bは収納室305の出入口の外
側に臨ませて下方に垂下されている。したがつ
て、解除アーム334の腕部334bを押圧棒5
00によつてC′方向に押すと、解除アーム334
はH方向に回転し、これによりストツパアーム3
24がI′方向に回転して、ストツパアーム324
の腕部324aが下方に変位し、マスキングユニ
ツト200の基台201との係合が解除される。
これによつて、マスキングユニツト200はレー
ル310上を移動自由にされる。そして、押圧棒
500を元に戻すと、各アーム324,334は
自重により復帰するようになつている。
また、収納室305には、第3図に表われてい
るように、マスキングユニツト200が収納され
ているか否かを検知するマスキングユニツト検知
手段336が、マスキングユニツト200の基台
201に対向させて、フレーム304に取り付け
られている。なお、検知手段としては、周知の近
接スイツチ、光学的又は機械的な手段を用いれば
よい。
また、収納室305の一方の側壁に、CC′方向
に延在させてガイドレール340が設けられてい
る。これは、後述するマスキングユニツト割出装
置350から伸長されて、収納室305内に挿入
されるマスキングユニツト取出金具364を案内
支持するためのものである。
なお、前記押圧棒500は割出装置350によ
つてマスキングユニツト200の出入動作に連動
して、駆動されるようになつており、例えばピス
トンロツドを前記解除アーム334に対向させて
なるシリンダを割出装置350に設け、出入動作
に連動してピストンを伸長させるようにすればよ
い。
このように構成されることから、本実施例によ
れば、マスキングユニツトが収納された状態にあ
つては、ストツパによつて移動が規制されるので
確実に収納状態が保持され、一方、マスキングユ
ニツトの出入時にはストツパ解除装置を作動させ
て、移動規制を解除した後マスキングユニツト割
出装置を駆動してマスキングユニツトをレールに
沿つて移動させることにより、容易にマスキング
ユニツトを出入りすることができるという効果が
あり、しかも構成が簡単であるから、製作が容易
である。
また、マスキングユニツトの有無を検知するマ
スキングユニツト検知手段が設けられていること
から、この検知信号をマスキングユニツト割出装
置の制御装置に送出することにより、誤動作によ
る出入時のマスキングユニツト同志の衝突等の事
故を防止することができる。
また、マスキングユニツト取出金具用のガイド
レール340を設けていることから、その取出金
具伸長時に先端がだれるのを防止するとともに、
正しい位置に案内することができる。
次に、上記実施例のマスキングユニツト収納装
置300を適用してなるもれ試験装置の実施例を
用い、全体と関連について説明する。
第5図〜第7図にもれ試験装置の全体の平面
図、正面図、側面図をそれぞれ示す。
それらの図に示すように、もれ試験装置は大別
すると、もれ試験装置本体100、マスキングユ
ニツト200、このマスキングユニツトが収納さ
れるマスキングユニツト収納装置300、マスキ
ングユニツト割出装置350、ワーク識別装置4
00を含んで構成されている。
もれ試験装置本体100は、第5図〜第7図に
示すように、基台101上に4本の支柱102を
起立させ、この支柱102に天板103を載置し
て架台が形成されている。このように形成された
架台の内側のほぼ全域にわたる大きさの支持ブラ
ケツト104が天板103の下面に垂下されてい
る。支持ブラケツト104は、上下に対向させて
水平に配置された上部ブラケツト104aと下部
ブラケツト104bとを含んで形成され、上部ブ
ラケツト104aは天板103に固定され、下部
ブラケツト104bは上部ブラケツト104aか
ら垂下された垂下ブラケツト104cによつて支
持されている。そして、上部ブラケツト104a
と下部ブラケツト104bとにより囲まれた空間
が検測室170とされている。上部ブラケツト1
04aの下面にブラケツト105が配置され、こ
のブラケツト105は、上部ブラケツト104a
に固定されたピストンシリンダ106のピストン
ロツド106aに支持されており、これによつて
ブラケツト105は、図示BB′方向に昇降可能に
なつている。このブラケツト105の下面図示
CC′方向の両端部に、そのCC′方向に延在させて
ガイドレール107と108が取り付けられてお
り、このガイドレール107,108には、それ
ぞれガイドホルダ109と110がCC′方向に摺
動自在に係合されている。そして、このガイドホ
ルダ109と110の端部にブラケツト111と
112がそれぞれ垂下されており、そのブラケツ
ト111と112の先端には、検測室170の内
側に向けて当て金113と114がそれぞれ取り
付けられている。また、ブラケツト111と11
2は、それぞれブラケツト115を介して、ブラ
ケツト105に固定されたピストンシリンダ11
6と117のピストンロツド116aと117a
に連結されており。ピストンロツド116aと1
17aを伸縮させることによつて、当て金113
と114は、それぞれC,C′方向に移動可能に形
成されている。また、ブラケツト105の中央部
に垂下されたブラケツト120の下端部にピスト
ンシリンダ121が取り付けられており、そのピ
ストンロツド121aの先端には、当て金122
が取り付けられている。そして、ピストンロツド
121aを伸縮させることによつて、当て金12
2はAA′方向に移動可能に形成されている。ま
た、ブラケツト105に取り付けられたブラケツ
ト123に一対のスイングシリンダ124が固定
され、そのピストンロツドには、留め金125が
それぞれ装着されている。これらの留め金125
は、ワークWの識別プレートW′を挾持するよう
に配置されている。
一方、下部ブラケツト104bの上面にピスト
ンシリンダ130と131がブラケツト132と
133を介してそれぞれ固定され、このピストン
シリンダ130と131のピストンロツドには、
ブラケツト134と135がそれぞれ取り付けら
れている。このブラケツト134と135には、
それぞれ当て金136と137およびクランパ1
38と139が装着され、クランパ138は図示
していない試験流体供給源に連通され、クランパ
139は圧力計を取り付けられるようになついて
いる。そして、それらはピストンロツドを伸縮さ
せることによつてAA′方向に移動され、ピストン
ロツドを伸長させたときは、クランパ138と1
39はそれぞれ後述するマスキングユニツト20
0のマニホールドに連通され、これによつてワー
クWに試験流体を圧入するとともに、ワークWの
中空部に圧力流体が確実に供給されていることが
確認することができるようになつている。
また、下部ブラケツト104bの上面には、複
数の搬送ローラ140がAA′方向に配列されてお
り、それらの搬送ローラ140は、チエーンを介
して駆動モータ141により駆動されるようにな
つている。搬送ローラ140列の中央部に、ピス
トンシリンダ142が揺動自在に下部ブラケツト
104bに取り付けられており、このピストンシ
リンダ142のピストンロツド先端は、下部ブラ
ケツト104bの上面に回転自在に取り付けられ
た留め具143に連結されており、ピストンシリ
ンダ142のピストンロツドを伸縮することによ
り、留め具143が回転され、搬送ローラ140
上に起きたり寝たりするように形成されている。
支持ブラケツト104の下方には、目視タンク
150が基台101上に配置されており、目視タ
ンク150は、天板103上に取り付けられたピ
ストンシリンダ151のピストンロツドを伸長さ
せることにより、一対のガイドレール152上を
AA′方向に走行する同期シヤフト153によつて
BB′方向に、すなわち昇降されるようになつてお
り、同期シヤフト153と目視タンク150は、
天板103上に適宜配設されたガイドローラ15
4に巻回されたチエーン155と、チエーン取付
具156とにより連結されている。
また、目視タンク150のワーク識別装置40
0側とその反対側面上部に、それぞれローラ16
0と161が取り付けられており、ローラ160
は、後述するワーク識別装置400のローラと関
連され、ローラ161は、図示していないワーク
搬出装置の搬送ローラに関連しして設けられてい
る。
一方、マスキングユニツト200は、第8図側
面図に示すように、ワークWを上下から挟むよう
に対向配置された基台201を含んでなる基台部
と、上支持板202を含んでなる蓋体部とに分割
して形成されている。
基台201の上面には、中空のガイド支柱20
3が適宜起立されており、これに対向する上支持
板202の下面には、上記ガイド支柱203に嵌
合するガイド棒204が垂下されている。また、
ガイド棒204には、ストツパ205が移動自在
に嵌着されており、ガイド支柱203とガイド棒
204との嵌合長さを調節することができるよう
になつている。
基台201の上面には、スプリングホルダ20
6に保持されたスプリング207を介して、ワー
クWを案内するガイドレール208,209が平
行に設けられている。このガイドレール208,
209は、連結部材210と211により連結さ
れており、またガイドレール209には、ブラケ
ツト212を介してガイドレール213が支持さ
れている。それらガイドレールは、当該マスキン
グユニツト200に対応するワークWの寸法、形
状に合わせて配設されており、ワークWは、ガイ
ドレール208,209上に載置され、摺動によ
り搬送されるようになつている。また、ワークW
の横方向位置は、ガイドレール209と213と
によつて規制されるようになつている。
2本のガイド支柱203間に支持板221が懸
架されており、支持板221には、AA′方向に摺
動自在に、かつ常時A方向へ弾発付勢された支持
板222が取り付けられており、この支持板22
2にはワークW方向に起立された伸縮自在なマス
キング体223がワークWの側面の開口に対応さ
せて取り付けられている。
マスキング体223には試験流体としての空気
が流通される流通路が適宜穿設されている。
ワークWの下面に対応する基台201の上面に
は、図示していないがワークW方向に伸縮自在に
弾発付勢されたマスキング体が、ワークWの下面
の開口に対応させて起立して設けられている。
また、図示していないが基台201の一方の側
縁部に試験流体を取り入れるマニホールドが前述
したもれ試験装置本体100の検測室170に設
けられる試験流体供給手段(クランパ138,1
39)に対応した位置に設けられており、マニホ
ールドの二次側はそれぞれ図示していないホース
などにより、前記マスキング体223の流通路に
接続されている。
一方、上支持板202の下面には、押え棒26
0が適宜垂下させて設けられ、その先端はワーク
Wの上面に取り付けられた識別プレートW′の上
面に当接可能な長さに形成され、試験時、上支持
板202に加えられるB′方向の力が押え棒26
0を介してワークWを下方に押し下げることがで
きるようになつている。また、上支持板202の
下面に垂下させてマスキング体261がワークW
方向に伸縮自在に弾発付勢されて設けられてい
る。
上述したように、マスキングユニツト200
は、ガイドレール208,209,213によつ
てワークWを位置決めした後、マスキング体が取
り付けられた各支持板をワークW方向に押圧する
ことによつて、各マスキング体の先端部に接着さ
れたマスキングゴムを開口端に押圧して、それら
開口端を塞ぐことができるように形成されてい
る。また、各マスキング体をワークWに押圧して
開口端を閉塞した際、ワークWの中空部は、マス
キング体223の流通路、ホース、マニホールド
を介して試験流体供給源に連通されるようになつ
ている。
また、本実施例のマスキングユニツト200
は、基台201を含んでなる基台部と、上支持板
202を含んでなる蓋体部との2つに分割し、そ
れらはもれ試験を行わないときには、ガイド棒2
04をガイド支柱203に嵌合挿入することによ
り、外形高さを小さくして収納することができる
ようになつている。
マスキングユニツト割出装置350は、第5図
と第9図に示すように、基台351の上にAA′方
向に設けられた一対のレール352と、このレー
ル352上に車輪353を介して走行自由に載置
された台車354と、この台車354に起立させ
て鉛直方向に取り付けられた一対のガイドレール
355と、このガイドレール355に摺動自由に
嵌合されたガイドホルダ356を介して、鉛直方
向BB′に摺動自由に取り付けられたキヤリツジ3
57と、を含んで形成されており、台車354は
基台351に固定されたピストンシリンダ358
のピストンロツド358aによりブラケツト35
9を介してAA′方向に走行され、また、図示して
いない制御装置によつて任意の位置に停止される
ようになつている。キヤリツジ357は、台車3
54に固定されたピストンシリンダ361のピス
トンロツド361aを伸縮させることにより、ブ
ラケツト362を介してBB′方向に昇降され、ま
た、図示していない制御装置によつて任意の位置
に停止されるようになつている。キヤリツジ35
7の上部にAA′方向(水平方向)に延在させてガ
イドレール363が取り付けられており、このガ
イドレール363に摺動自在にマスキングユニツ
ト取出し金具364が嵌合されている。このマス
キングユニツト取出し金具364の下面延在方向
に一定の間隔を有して一対のピストンシリンダ3
65が取り付けられており、そのピストンシリン
ダ365のピストンロツドには、ブラケツト36
6を介してピン367がそれぞれ取り付けられて
いる。なお、この一対のピン367の間隔とピン
外径は、前述した第8図のマスキングユニツト2
00に設けられた穴263に挿入可能に配設され
ている。そして、マスキングユニツト取出し金具
364は、ブラケツト368を介して台車354
に固定されたピストンシリンダ369のピストン
ロツド369aに連結されており、ピストンロツ
ド369aを伸縮させることによりAA′方向に進
退されるようになつている。また、キヤリツジ3
57の下端部に、A方向に延在されたブラケツト
370が設けられており、このブラケツト370
の上面に複数の搬送ローラ371が配列されてい
る。この搬送ローラ371は、チエーンを介して
駆動モータ372により駆動されるようになつて
いる。また、ブラケツト370からC′方向に延在
させて、複数の従動ローラを有してなる一対の取
出しローラ373が設けられている。
ワーク識別装置400は、第5図〜第7図に表
われているように、もれ試験装置本体100の
C′側(ワーク搬入側)に連設配置されており、基
台101上に固定載置された架台401と、この
架台401上に載置された一対のガイドレール4
02上をAA′方向に摺動自在に設けられた台車4
03と、この台車403上に配列された搬送ロー
ラ404と、ブラケツト405により台車403
上に固定され、このローラ404の両端に沿つて
上部に対向配置された一対のガイドレール406
と、台車403上に設置されたワーク識別本体4
10とを含んで構成され、台車403は、架台4
01に固定されたピストンシリンダ407によ
り、AA′方向に移動可能にされ、搬送ローラ40
4は図示していない駆動モータおよびチエーンに
より駆動されるようになつている。
そして、ワーク識別装置400は搬送ローラ4
04の所定位置に搬送停止されたワークWの種類
を、ワーク識別装置本体410の識別棒419を
伸長させることによつて識別し、そのワーク識別
信号を前記割出装置350の制御装置に出力する
ようになつている。
このように構成された実施例の動作を次に説明
する。
まず、識別装置400の搬送ローラ404を、
図示していない駆動モータを作動して回転させ
て、ワークを搬送ローラ404上に載せると、ワ
ークWはC方向に搬送され、図示していないスト
ツパに当接して所定の位置に停止する。このと
き、ワークWがストツパに当接したことを検知し
て、搬送ローラ404の駆動モータが停止され、
これによつて搬送ローラ404の回転が停止す
る。
ワークWの停止と同時に、識別装置本体410
が作動してワークの種類を識別し、ワーク識別信
号をマスキングユニツト割出装置350の制御装
置に送出する。
マスキングユニツト割出装置350の制御装置
は、入力されるワーク識別信号に基づいて、ピス
トンシリンダ358と361を作動して、キヤリ
ツジ357を識別されたワークに対応したマスキ
ングユニツト200が収納されている収納室30
5の出入口位置へ移動させる。キヤリツジ357
がマスキングユニツト200の出入口の位置に停
止されると、押圧棒500が作動してストツパ解
除アーム334をH方向へ回転させ、ストツパア
ーム324をI′方向へ回転する。これによつて、
マスキングユニツト200の移動規制が解除され
ると、割出装置350が再び作動し、ピストンシ
リンダ369を作動させて、マスキングユニツト
取出し金具364を収納装置300の収納室30
5内に伸長する。このときマスキングユニツト取
出し金具364は、収納室305内のガイドレー
ル340に支持されながら案内される。
マスキングユニツト取出し金具364の伸長が
停止されると、次にピストンシリンダ365が作
動し、そのピストンロツドが伸長してマスキング
ユニツト200に穿設された穴263にピン36
7を挿入する。ピン367が穴263に挿入され
ると、シリンダ369が再び作動してマスキング
ユニツト取出金具364が短縮し、マスキングユ
ニツト200を収納装置305より取り出し、取
出しローラ373を介して搬送ローラ371上に
引き出す。マスキングユニツト200が搬送ロー
ラ371上に案内されると、ピストンシリンダ3
58と361が作動して、キヤリツジ356の位
置を調整し、このキヤリツジ356上に配列され
た搬送ローラ371と、もれ試験装置本体100
の検測室170に配設された搬送ローラ140と
が一列に整列するように移動する。
搬送ローラ371と140とが一列に整列する
と、駆動モータ372と141とが作動し、それ
らの搬送ローラを回転させる。これによつて、搬
送ローラ371上に載置されたマスキングユニツ
ト200は、搬送ローラ140に搬送され、搬送
ローラ140の前進端に設けられている図示され
ていないストツパに当接するまで搬送される。マ
スキングユニツト200がそのストツパに当接し
たことを検知して、駆動モータ372と141と
は停止され、これによつて、搬送ローラ140と
371の回転も停止される。
搬送ローラ140が停止されると、ピストンシ
リンダ142が作動してそのピストンロツドが伸
長し、留め具143を回転させて起こし、これに
よつてマスキングユニツト200の後端を支持す
る。したがつて、マスキングユニツト200は、
前述した図示していないストツパと留め具143
とにより、検測室170内に位置決めされ、これ
によつてもれ試験装置本体100内にワークに対
応したマスキングユニツト200が搬入される。
そして、マスキングユニツト200が位置決め
されると、ピストンシリンダ106が作動してそ
のピストンロツドを伸長し、ブラケツト105を
B′方向に下降させ、さらにスイングシリンダ1
24を作動して、このスイングシリンダ124に
装着された留め具125により、マスキングユニ
ツト200の上支持板202を挟持する。次に、
ピストンシリンダ106を作動してそのピストン
ロツドが短縮され、マスキングユニツト200の
上支持板202を持ち上げる。
一方、ワーク識別装置400においては、ワー
ク識別完了と同時にピストンシリンダ407が作
動してそのピストンロツドが短縮され、台車40
3をA方向へ移動し、ワークWを検測室170の
ワーク搬入位置すなわち、マスキングユニツト2
00のガイドレール208,209,213の位
置に案内する。そして、マスキングユニツト20
0の上支持板202が持ち上げられると、搬送ロ
ーラ404の前進端に設けられた図示していない
シリンダ動作のストツパ原位置に復帰し、それと
同時に図示していない押出装置が作動して、ワー
クWをローラ160を介してマスキングユニツト
200のガイドレール208,209上に送り込
む。
ワークWがマスキングユニツト200内へ搬入
されると、ピストンシリンダ106を作動してそ
のピストンロツドを伸長し、ブラケツト105を
B′方向へ下降させ、マスキングユニツト200
の上支持板202によつて、ワークWの上面すな
わち識別パレツトW′を介して、ワークをクラン
プする。このクランプによつて、マスキング体が
それぞれワーク下面および上面に開口された中空
部の開口端に押し当てられ、スプリングの弾性力
に応じてそれら開口を閉塞する。これと同時に、
ピストンシリンダ116,117,121,13
0,131がそれぞれ作動し、そのピストンロツ
ドに適宜装着されている当て金113,114,
122,136,137がそれぞれマスキングユ
ニツト200側に移動され、これらによつてマス
キングユニツト200を前後左右より挟持する。
これにより、ワークWの前後、左右側面に開口さ
れた中空部の開口端の位置およびその形状に対応
させて、マスキングユニツトに設けられているマ
スキング体がワークW側に変位され、マスキング
体の先端に取り付けられたマスキングゴムにより
それら開口を閉塞する。例えば、本実施例のマス
キングユニツトによれば、支持プレート222が
当て金によつてA′方向に押され、マスキング体
223がワークWの側面に開口された開口を閉塞
する。このとき、同時にマスキングユニツト20
0のマニホールドにそれぞれクランプ139,1
38が連通される。
このようにして、ワークWの中空部開口端がす
べて閉塞され、かつクランプ138を介して中空
部へ試験流体が供給可能にされる。そして、図示
されていない試験流体供給源よりワークWの中空
部へクランプ138を介して試験流体を供給し、
中空部内の圧力を所定の圧力に上昇させる。その
のち、図示しない圧力検出器により、中空部内圧
力の時間変化を測定し、その圧力低下の程度によ
つてもれの有無を試験する。このもれ試験の結
果、良品と判定された場合は、ピストンシリンダ
116,117,121,130,131が再び
作動して、当て金113,114,122,13
6,137によりマスキングユニツトの挟持を解
除する。これによつて、ワークWはマスキングユ
ニツト200によるマスキング状態から解除され
る。そして、ワークWのマスキング状態が解除さ
れると、ピストンシリンダ106が作動してピス
トンロツドを短縮し、ブラケツト105をB方向
へ上昇させてマスキングユニツト200の上支持
板202を持ち上げ、これによりワークWの上下
方向の挟持を解除する。このようにして、ワーク
Wの挟持が解除されると、図示していない押出装
置が再び作動して、ワークWを搬出ローラ161
を介して検測室170から押し出す。そして、ワ
ークWが搬出されると、前記押出装置は原位置へ
復帰し、さらにピストンシリンダ407が作動し
て、台車403を原位置へ復帰させる。
さて、台車403が原位置へ復帰されて、次に
試験されるワークWが搬送ローラ404の上に載
置されると、前述した手順によりワークWの識別
動作がなされる。そして前回のワークWと同一の
ものであれば、上述した手順によりそのままワー
クWのもれ試験が行われる。他方、次に載置され
たワークWが前回のものと異なる種類のものであ
つた場合は、検測室170に装着されたマスキン
グユニツト200は、上述の装着手順とは逆の順
序で検測室170から割出装置350によつて取
り出される。取り出されたマスキングユニツト2
00は割出装置350によつて対応する収納室3
05の出入口位置に搬送される。そして、キヤリ
ツジ357の位置が出入口に一致されると、押圧
棒500が作動して前述したようにストツパ32
0が解除され、マスキングユニツト取出し金具3
64が伸長される。これによつて、搬送ローラ3
71上に載置されていたマスキングユニツト20
0は、取り出しローラ373を介して収納室30
5内へ挿入され、ガイドレール314によつて案
内されながら、レール310の上を搬送されて所
定の位置に収納される。そして、マスキングユニ
ツト検知手段336からは検知信号が制御装置に
出力される。
なお、マスキングユニツト200の収納動作開
始時に、当該収納室305のマスキングユニツト
検知手段336から検知信号が出力されていれ
ば、その収納動作は停止される。そしてマスキン
グユニツト200が収納室305内の所定位置に
挿入されると、前述した取出し時と逆の手順でマ
スキングユニツト取出し金具364、ストツパ3
20等は原位置に復帰される。
上述したように、上記実施例のもれ試験装置に
よれば、ワークの種類に対応させて形成したマス
キングユニツトを、マスキングユニツト収納装置
を複数の収納室にそれぞれ対応させて収納し、ワ
ーク識別装置により搬入されるワークの種類を識
別し、この識別情報に基づいて、マスキングユニ
ツト割出装置を作動させ、ワークに対応したマス
キングユニツトをマスキングユニツト収納装置か
ら取り出し、そのマスキングユニツトをもれ試験
装置本体に挿入して、かつ自動的に検測室に装着
せしめ、しかるのちマスキングユニツト中央部に
ワークを搬入載置し、もれ試験装置本体によつて
マスキングユニツトのマスキング体をワークに開
口に押圧して、その開口端を閉塞するようにして
いることから、すなわち、もれ試験装置のマスキ
ング作業が完全に自動化されていることから、作
業性が著しく向上するという効果がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、もれ試
験装置本体に供給されるワークの種類に応じてマ
スキングユニツト割出装置により出入される複数
のマスキングユニツトがそれぞれ収納される収納
室を有してなり、前記収納室は、出入されるマス
キングユニツトを移動自由に支持する一対のレー
ルと、この一対のレールに沿つて配設されるマス
キングユニツトを案内するガイドレールと、マス
キングユニツトの出入口に配設され、収納された
マスキングユニツトの移動を規制するストツパ
と、この機能を解除するストツパ解除装置と、を
含んでなるものとしていることから、マスキング
ユニツトが収納された状態にあつては、ストツパ
によつて移動が規制されるので、確実に収納状態
が保持され、一方、マスキングユニツトの出入時
にはストツパ解除装置を作動させて、移動規制を
解除した後マスキングユニツト割出装置を駆動し
てマスキングユニツトをレールに沿つて移動させ
ることにより、容易にマスキングユニツトを出入
れすることができるという効果があり、しかも構
成が簡単であるから、製作が容易である。これに
よつて、もれ試験装置のマスキング作業が完全に
自動化され、多種・少量ワークのもれ試験装置の
作業性が著しく向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の一実施例の
それぞれ正面図、側面図、一部断面平面図、第4
図は第1図〜第3図実施例の要部拡大図、第5図
〜第7図は第1図〜第3図実施例を適用してなる
もれ試験装置の一実施例のそれぞれ平面図、正面
図、側面図、第8図はマスキングユニツトの一実
施例の側面図、第9図はマスキングユニツト割出
装置の一実施例の正面図である。 100……もれ試験装置本体、200……マス
キングユニツト、300……マスキングユニツト
収納装置、350……マスキングユニツト割出装
置、305……収納室、310……レール、31
4……ガイドレール、320……ストツパ、33
0……ストツパ解除装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 もれ試験装置本体に供試されるワークの種類に
    応じてマスキングユニツト割出装置により出入さ
    れる複数のマスキングユニツトがそれぞれ収納さ
    れる収納室を有してなり、 前記収納室は、出入されるマスキングユニツト
    を移動自由に支持する一対のレールと、 この一対のレールに沿つて配設され、出入りさ
    れるマスキングユニツトを案内するガイドレール
    と、 マスキングユニツトの出入口に配設され、収納
    されたマスキングユニツトの移動を規制するスト
    ツパと、 このストツパの機能を解除するストツパ解除装
    置と、 を含んでなることを特徴とするもれ試験装置のマ
    スキングユニツト収納装置。
JP296886U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH0419491Y2 (ja)

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JPS62115646U JPS62115646U (ja) 1987-07-23
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