JPH0419616Y2 - - Google Patents

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JPH0419616Y2
JPH0419616Y2 JP5781185U JP5781185U JPH0419616Y2 JP H0419616 Y2 JPH0419616 Y2 JP H0419616Y2 JP 5781185 U JP5781185 U JP 5781185U JP 5781185 U JP5781185 U JP 5781185U JP H0419616 Y2 JPH0419616 Y2 JP H0419616Y2
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objective lens
lens holder
bearing
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fixed shaft
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Description

【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野 本考案は光学式ピツクアツプ装置に於ける対物
レンズ保持体に関する。 ロ 従来の技術 光学式ピツクアツプ装置は従来より種々提案さ
れている。例えば、実開昭58−72728号、実開昭
59−45738号等に開示された光学式ピツクアツプ
装置に於いては、対物レンズを保持する保持体
が、固定軸に対して、回動可能且つ固定軸の軸線
方向に摺動可能に支持されている。そして対物レ
ンズを保持する保持体が、固定軸を中心にして回
動されることによりトラツキング制御が行われ、
また固定軸に沿つて上下動されることによりフオ
ーカス制御が行われる。 対物レンズを保持する保持体(被駆動体)は、
通常磁気駆動手段にてトラツキング制御方向及び
フオーカス制御方向に駆動される訳であるが、斯
かる被駆動体は軽量化することが望ましい。その
為、対物レンズ保持体を低廉なアルミニウムの如
き軽金属を鋳造して成形することが実施されてい
る。そして、固定軸が挿入される軸受孔は二次的
な加工により形成される。 ところで、斯かる軸受孔は、固定軸との摩擦抵
抗を軽減して対物レンズ保持体の回動及び軸線方
向の摺動が円滑に行われるように、極めて高い面
精度が要求される。そして、固定軸に対しても、
その表面に対して潤滑性の秀れた材料(例えばテ
フロン樹脂)のコーテイング処理が為される。 第3図は従来の対物レンズ保持体′の軸受部
2′を示している。軸受部2′は保持体′に対し
て、直径3mm程度、高さ数mm程度のボス形状とな
つている為、鋳造時に発生するガスが内在してお
り、図に示す如く軸受孔2′aの加工面に鋳造巣
9が出現し、支障となつていた。 即ち、固定軸に対して対物レンズ保持体が円滑
に回動・摺動される為には、軸受孔2′aの加工
面の面精度は0.4μm以下とする必要があり、且つ
対物レンズ駆動時の傾角は10分以内に維持する必
要があるので固定軸と軸受孔2′aのギヤツプは
20〜30μm程度に規定されなければならない。 然し乍ら、第3図に示す鋳造巣9が存在する
と、軸受孔2′aの加工時に切削刃が鋳造巣によ
つて変動して面精度が著しく損われたり、所定の
中心軸A−A′に対して傾いたりすることが、し
ばしば発生していた。また、仮に精度が維持され
ても、鋳造巣内部に塵埃が内蔵されている場合に
は、回動・摺動に障害となつたり、鋳造巣の端部
が回動・摺動によつて欠損し、その破片が固定軸
と軸受孔のギヤツプにつまつてしまい、対物レン
ズ保持体の回動・摺動が停止したりする。 第2図は対物レンズ保持体を、磁気駆動手段に
より、固定軸の軸線方向(フオーカス制御方向)
に沿つて摺動させた場合の特性図であり、時間T
と磁気駆動手段を構成する駆動コイルに供給する
印加電圧Vの関係を示している。従来の構成にあ
つては、上昇及び下降時に於いて、鋳造巣の存在
により、対物レンズ保持体が円滑に摺動せず、印
加電圧曲線が、滑らかにならず、途中に階段部K
が発生していた(第2図a参照)。 上述した現象が生じると、フオーカス制御駆動
時に対物レンズ保持体の動きが停止したり、フオ
ーカス制御特性が劣化する等の不都合を生じる。 ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述した不都合に鑑み、対物レンズ保
持体の動きが円滑な軸受部の構成を提案するもの
である。 ニ 問題点を解決する為の手段 対物レンズ保持体の本体部をアルミニウム材に
て構成し、軸受部を非熱処理のアルミニウム材に
て構成し、この軸受部をインサート品として本体
部を鋳造成形することにより、本体部と軸受部が
一体になつた対物レンズ保持体を形成する。 ホ 作用 軸受部が非熱処理のアルミニウム材を利用して
いる為鋳造巣がなく、更に軸受部をインサート品
として対物レンズ保持体の本体部を鋳造にて成形
した後に於いても、インサート品(軸受部)の機
械的性質の変化がなく、所定の精度による軸受孔
の加工が可能である。 ヘ 実施例 第1図は、本考案に係る対物レンズ保持体
有する光学式ピツクアツプ装置を示している。対
物レンズ10が対物レンズ保持体に保持されて
おり、この対物レンズ保持体は基台4に植立さ
れた固定軸5に対して回動可能・摺動可能に支持
されている。対物レンズ保持体は本体部3と軸
受部2から構成されている。本体部3に形成され
た環状凸起3aにはフオーカス及びトラツキング
用コイル6が巻装されている。このコイル6は、
磁石7とヨーク8間に配置しており、これ等は磁
気駆動手段を構成している。 さて、対物レンズ保持体は、軸受部2をイン
サート品として本体部3を鋳造成形することによ
り、軸受部2と本体部3が一体となつた対物レン
ズ保持体が成形される。その後、軸受部2に対
して固定軸5が挿入される軸受孔2aが加工され
る。尚、軸受部2の凸部2bは本体部3との接触
面積を増大させて、接合強度を大きくする為のも
のであり、凹部としても良い。 軸受部2の材料としては非熱処理系の圧延又は
伸展のアルミニウム合金3003(JIS番号)、5052や
鍛造のアルミニウム合金2014,2017,2218等を利
用すると良い。これ等の材料は適当な硬さを有し
ており、軸受孔を加工する場合に、精度良く削る
ことができる。 第1表は上記の材料にて形成された軸受部をイ
ンサート品として、本体部を鋳造成形した場合の
軸受部の硬度の変化を示しており、本体部の鋳造
に際して機械的性質の変化が極めて少ないことを
示している。
【表】 鍛造アルミニウム合金2218にて構成した対物レ
ンズ保持体を利用した光学式ピツクアツプの特性
図は第2図bに示す通りであり、従来例に比較し
て円滑な動きが得られることが分る。 軸受部2を熱処理系のアルミニウム合金2011,
2014,2017,2024等を用いて鋳造成形し、その
後、斯かる軸受部をインサート品として本体部を
鋳造成形した場合、第2表に示す如く鋳造前に比
較して著しく軟化し、所定の加工精度が得られな
かつた。これは、本体部の鋳造時にインサート品
(軸受部)が高温にさらされて焼なましされた状
態となり、機械的性質が変化した為である。 そこで、機械的特性を向上させる為に、対物レ
ンズ保持体を500〜510℃で1時間、又は470〜480
℃で4時間の焼入れ処理を行つた場合、510℃の
処理では本体部3が著しく腐食し、470℃の処理
では充分な機械的性質の回復がなされなかつた。
470℃4時間の焼入れ処理の場合の硬度を第2表
に示す。
【表】 尚、実験に依れば、第1図に示す対物レンズ保
持体に於いて軸受部2を直径5mm、長さ10mmの
円柱形状とし、この軸受部をインサート品として
本体部3を厚み3mm、巾12mm長さ30mmの形状とな
るように鋳造成形した場合、軸受部2の表面が
0.2〜0.7mmの深さで溶融しており、本体部3と軸
受部2の境界には合金が形成され、充分な接合強
度が得られた。 本体部3の材料としては、アルミニウムダイキ
ヤスト用合金、例えばADC10、ADC12を利用し
得る。 ト 考案の効果 軸受部として非熱処理のアルミニウム材を利用
している為、鋳造巣がなく、更に軸受部をインサ
ート品として本体部を鋳造成形する際にも機械的
性質の劣化がなく、軸受孔の加工を精度良く行う
ことができる。従つて、固定軸に対する対物レン
ズ保持体の回動・摺動が円滑となり、良好なフオ
ーカス及びトラツキング制御を期待できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る対物レンズ保持体を有す
る光学式ピツクアツプ装置を示す図、第2図は対
物レンズ保持体をフオーカス制御方向に摺動させ
た場合の特性図、第3図は従来の軸受部を示す図
である。 は対物レンズ保持体、2は軸受部、2aは軸
受孔、3は本体部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定軸に対して、回動可能且つ前記固定軸の軸
    線方向に摺動可能に支持された対物レンズ保持体
    であつて、対物レンズを保持する本体部がアルミ
    ニウム材にて構成されており、前記固定軸が挿入
    される軸受孔を有する軸受部が非熱処理のアルミ
    ニウム材にて構成されており、前記軸受部をイン
    サート品として前記本体部が鋳造成形されている
    ことにより前記本体部と前記軸受部が一体となつ
    ていることを特徴とする対物レンズ保持体。
JP5781185U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0419616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5781185U JPH0419616Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JP5781185U JPH0419616Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61195524U JPS61195524U (ja) 1986-12-05
JPH0419616Y2 true JPH0419616Y2 (ja) 1992-05-06

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ID=30582697

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