JPH04198134A - 老人性痴呆症の治療・予防剤 - Google Patents

老人性痴呆症の治療・予防剤

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JPH04198134A
JPH04198134A JP2322400A JP32240090A JPH04198134A JP H04198134 A JPH04198134 A JP H04198134A JP 2322400 A JP2322400 A JP 2322400A JP 32240090 A JP32240090 A JP 32240090A JP H04198134 A JPH04198134 A JP H04198134A
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JP
Japan
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csf
senile dementia
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administering
administered
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JP2322400A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tahira
武 田平
Yoshihiro Konishi
吉裕 小西
Masahiro Kametani
亀谷 雅洋
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Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、GM−CSF又は、GM−CSFおよびIL
−3を有効成分とする医薬に関する。更に詳しくは、G
M−CSFを有効成分とする、又は、I L−3の投与
後GM−CSFを投与することによる老人性痴呆症の治
療・予防剤に関する。
(発明に至る背景および従来技術) 老年人口が急激に増大する中で、アルツハイマー型老年
痴呆症などの老年痴呆の治療法を確立することが渇望さ
れている。しかしながら、老年痴呆を薬物で治療する試
みは種々なされているが、根本的に有効とされる薬剤は
今の所存在しない。′アルツハイマー型老年痴呆は、脳
のコリン作動性ニューロンの機能低下を伴うところから
、アセチルコリン前駆物質、アセチルコリンエステラー
ゼ阻害剤の開発が試みられているが決定的な治療薬の開
発は未だ成功していない。また一方では、コリン作動性
ニューロンの機能を賦活し、生存を維持する薬剤も、こ
れらの疾患の治療に有効であろうと考えられ、開発が行
われている。そこで本発明者らは、コリンアセチルトラ
ンスフェラーゼ賦活作用を有する化合物について、長年
にわたり、鋭意研究を重ねてきた。
〔発明の構成および効果〕
その結果、意外にもGM−CSF (顆粒球・マクロフ
ァージコロニー刺激因子)単独又は、IL−3(インタ
ーロイキン−3)を作用させたあと 。
にGM−CSFを作用させることが、コリンアセチルト
ランスフェラーゼ活性を高めるということを見い出した
ヒトのGM−C5Fは144個のアミノ酸からなる糖蛋
白質(分子量的22,000)であり、マウスGM−C
SFとは54%の相同性を有する。IL−3はアミノ酸
152個(ヒト)ないし166個(マウス)を有する糖
蛋白!(分子量的25,000)である。GM−CSF
、IL−3共にヘルパーT細胞が抗原刺激などによって
産生ずるリンホカインの1つであり、骨髄細胞の分化増
殖に作用していることが判明している。
本発明において、GM−CSFは遺伝子工学的手法で製
造したマウスのものを、I L−3は遺伝子工学的手法
で製造したヒトのものを用いているが、天然から抽出し
たものでもよく、また種差は問わない。即ち、ヒトのも
のでも、マウスのものでもよいが、ヒト起源のものが好
ましい。
次に、本発明の効果を記述するために実験例を示す。
i)実験方法 胎生15日のマウス脳中隔野の神経細胞(1×105個
/−)を完全無血清合成培地(Eagle培地とHam
F I□培地を1:1に混合したものに、グルコース2
.25 g / l、15mMヘペス緩衝液(pH7,
4)、30nMセレン酸ナトリウム、20mMペニシリ
ン、ストレプトマイシン、 100μg/ldトランス
フェリン、25μg/iインシュリン、20nMプロゲ
ステロン、20nMヒドロコルチソ7−21−!Jン酸
塩、10μML−カルニチン、30n3.3’、5−ヨ
ウ化−L−サイロニン、7μg/d、トコフェロール、
7μg/戚レチノール、1μMチオクト酸および1μβ
/戚ミネラル混合液を含む)を用いて培養する(5%C
O2、37”C)。
まず、10単位/dGM−CSF又は50単位/1dl
L−3を添加、あるいは無添加で培養を開始し、20時
間後培養細胞を一旦洗った後さらに、IO単位/dGM
−CSF又は50単位/dlL−3を添加した。培養開
始後0.20.40.50時間後に位相差顕微鏡下に神
経突起を有する神経細胞の数を数え、対照(無添加)と
比較した。その結果を表1に示す。
次に、前述の完全無血清合成培地に神経細胞(6X10
5個/d)をまき、1. 5. 10.50゜100単
位/d(7)GM−CSFを添加した。添加2ないし3
日後同量のCM−CSFを含む培地に交換し、5日後に
、Fonnumの方法口に準じてChAT活性を測定し
、対照群と比較した。その結果を表2に示す。
更に、r L−3との相互作用をみる為に、前述の培地
に神経細胞(6X105個/戚)をまいた。
はじめの3日間は、50単位/dlL−3を添加して培
養し、次の2日間は、10単位/dGM−CSFを添加
して培養し、ChAT活性を測定した。
その際、IL−3のみを添加して培養したもの、GM−
CSFのみを添加して培養したもの、無添加で3日間培
養した後、GM−CSFを加えたものと比較した。この
結果を表3に示す。
面、本実験で用いたマウスGM−CSF’、ヒトI L
−3はジエンザイム社(Genzyme社、ボストン、
マサチューセッツ州)から購入したものを用いた。
1) F、 Fonnui : J、 Neuroch
em、 24.407−409(1975)ii)実験
結果 撓経突起陣長四果 はじめの20時間に50単位/1111L−3を作用さ
せた。
作用させると、神経突起を有する細胞が有意に増加した
。I L−3は単独でも神経突起伸長効果が見られたが
、GM−CSFは、単独では見られなかった。即ちGM
−CSFはIL−3と共同して、あるいは、I L−3
を作用させた神経細胞に対して、神経突起伸長効果を示
すことがわかった。
コIン   ル −ン   −−゛−゛ゞ表2に各種濃
度のGM−CSFを作用させた時のChAT活性を示し
ているが、GM−CSFは、10単位/ldまで、濃度
が高(なるにつれてChAT活性もあがっているが、そ
れ以上の濃度になると、徐々にChAT活性が低下する
傾向にあることがわかった。表3はGM−CSFとI 
L−3のChAT活性に及ぼす相互作用を示している。
GM−CSFは、I L−3をはじめに作用させた後に
作用させると、より一層ChAT活性に対する賦活作用
を増大させることがわかった。
以上の薬理実験から、GM−CSFが中枢性コリン作動
性ニューロンに対する栄養賦活作用を有し、ChAT活
性を上昇させることがわかった。また、GM−CSFは
、I L−3と共同で作用し、突起伸長を促進し、Ch
AT活性も単独で用いるより更に高めることがわかった
老人性痴呆症、特にアルツハイマー型老年痴呆症では、
コリン作動性ニューロンの脱落があり、痴呆症状の一部
と結びつけられている。従って、IL−3を投与したあ
とにGM−CSFを投与すること、又は、GM−CSF
単独で投与することは、中枢性コリン作動性ニューロン
に対する栄養賦活作用およびコリンアセチルトランスフ
ェラーゼ賦活作用に基づいて、種々の痴呆症に有効であ
る。
GM−CSFは無顆粒球症患者に投与が試みられている
が、特に副作用は見い出されていない。
またI L−3は、癌の末期患者で骨髄にX線照射した
例やエイズ患者に投与が試みられているが、特に副作用
は見い出されていない。
本発明化合物はコリンアセチルトランスフェラーゼ賦活
作用が有効なあらゆる疾患に有効である。
代表的な疾患をあげれば、各種老人性痴呆症、特にアル
ツハイマー病、アルツハイマー型老年痴呆、パーキンソ
ン病、脳卒中(脳出血、脳梗塞)、脳動脈硬化症、頭部
外傷などに伴う脳障害、脳炎後遺症、脳性麻痺、ダウン
症、加令に伴う注意力低下、言語障害、意欲低下、情緒
障害、記銘障害、幻覚−妄想状態、行動異常などの治療
、予防、寛解、改善などに有効である。
GM−CSFは、最近アストログリアにより産生される
ことが分った。また、血管内皮細胞もこれを産生ずるこ
とが分っており、脳の血管内皮細胞もGM−CSFを産
生じている可能性が高い。
また、最近IL−3が中枢性コリン作動性ニューロンに
対し、栄養賦活作用を有することが明らかになり、IL
−3も脳内で合成されていることが示されている。これ
らの事実および上記実験結果と考えあわせると、CM−
CSFが単独あるいは、IL−3とGM−CSFが共同
して、中枢コリン作動性ニューロンの栄養因子として作
用している可能性が高い。
本発明化合物をこれらの医薬として使用する場合は、経
口投与若しくは非経口投与によりGM−CSF、IL−
3が本疾患の治療予防に有効であるように製剤化し、有
効成分であるGM−CSF又は、GM−CSFおよびI
L−3を投与する。
GM−CSF又は、GM−CSFおよびI L−3の投
与量は、症状の程度;患者の年令、性別、体重、感受性
差;投与方法;投与に時間、間隔、医薬製剤の性質、調
剤、種類;有効成分の種類などによって異なり、特に限
定されないが、通常成人1日あたり約0.01〜300
mg、好ましくは約0、1〜11001I1であり、こ
れを通常1日1〜4回にわけて投与する。
本発明化合物を製剤化するためには、製剤の技術分野に
おける通常の方法で注射剤、生薬、舌下錠、錠剤、カプ
セル剤などの剤型とする。
注射剤を調製する場合には、生薬に必要によりp)I調
整剤、緩衝剤、懸濁化剤、溶解補助剤、安定他剤、等張
化剤、保存剤などを添加し、常法により静脈、皮下、筋
肉内注射剤とする。その際必要により常法により凍結乾
燥物とすることも可能である。
懸濁剤としての例を挙げれば、例えばメチルセルロース
、ポリソルベート80、ヒドロキシエチルセルロース、
アラビアゴム、トラガント末、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートなどを挙げることができる。
溶解補助剤としては、例えばポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸アミド、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノラウレート、マグロゴー
ル、ヒマシ油脂肪酸エチルエステルなどを挙げることが
できる。
また安定化剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、メタ
亜硫酸ナトリウム、エーテル等が、保存剤としては、例
えばパラオキシ安息香酸メチル、バラオキシ安息香酸エ
チル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロロク
レゾールなどを挙げることかできる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)GM−CSFを有効成分とする老人性痴呆症の治
    療・予防剤。
  2. (2)GM−CSFを有効成分とするコリンアセチルト
    ランスフェラーゼ賦活作用が有効な疾患の治療・予防剤
  3. (3)GM−CSFを有効成分とするコリンアセチルト
    ランスフェラーゼ賦活剤。
  4. (4)IL−3を投与したあとにGM−CSFを投与す
    ることによる老人性痴呆症治療・予防剤。
  5. (5)IL−3を投与したあとにGM−CSFを投与す
    ることによるコリンアセチルトランスフェラーゼ賦活作
    用が有効な疾患の治療・予防剤。
  6. (6)IL−3を投与したあとに、GM−CSFを投与
    することによるコリンアセチルトランスフェラーゼ賦活
    剤。
  7. (7)老人性痴呆症がアルツハイマー病またはアルツハ
    イマー型老年性痴呆症である請求項1および4記載の老
    人性痴呆症の治療・予防剤。
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