JPH0419965B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419965B2 JPH0419965B2 JP2603084A JP2603084A JPH0419965B2 JP H0419965 B2 JPH0419965 B2 JP H0419965B2 JP 2603084 A JP2603084 A JP 2603084A JP 2603084 A JP2603084 A JP 2603084A JP H0419965 B2 JPH0419965 B2 JP H0419965B2
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- methyl
- naphthylmethyl
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- naphthylmethylamine
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は新規な抗真菌剤に関する。
本発明者らは種々の有機化合物についてその薬
理活性を検討する間に、一般式 (式中、メチレン基はナフタレン環の1位又は
2位に結合する) で表わされるビス(ナフチルメチル)アミン誘導
体又はその塩が抗真菌剤として効力が優れ、しか
も毒性及び副作用の極めて少ないことを見出し本
発明に至つた。 一般式()で表わされる化合物はN−メチル
−ビス(1−ナフチルメチル)アミン、N−メチ
ル−N−(2−ナフチルメチル)−1−ナフチルメ
チルアミン及びN−メチル−ビス(2−ナフチル
メチル)アミンがあげられるが、これらは例えば
1−(クロロメチル)ナフタレン()とメチル
アミン()を縮合させてN−メチル−ビス(1
−ナフチルメチル)アミン()を、またN−メ
チル−1−ナフチルメチルアミン()と2−
(ブロモメチル)ナフタレン()を縮合させて
N−メチル−N−(2−ナフチルメチル)−1−ナ
フチルメチルアミンをそれぞれ製造できる
(Chemische Berichte 56巻2165〜2172頁1923年
参照)。 一般式()の化合物の塩としては、例えば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩及び硝酸塩などの無
機酸、また酢酸塩、修酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩及びメタンスルホン酸塩などの有機酸塩があ
る。 一般式()の化合物は前記の如く既知化合物
であるが、それの薬理作用については報告されて
おらず、医薬としての用途は全く未知の状態であ
つたが、本発明者らが薬理作用を研究したとこ
ろ、後に示すように優れた抗真菌作用を有するこ
とを見出し本発明に至つた。 一般式()の化合物は試験管内試験にて、各
種の真菌に0.05〜100μg/mlの濃度で抗真菌活性
を有し、また動物試験においても強い抗真菌活性
を有することが確認された。 本発明化合物は例えば液剤、軟膏剤及びクリー
ム剤などの抗真菌剤として常套な剤形にて局所投
与に適する。本化合物の使用濃度は化合物の種
類、投与法及び剤形等によつて異なるが、一般的
には0.05〜10%の濃度、更に好ましくは0.1〜5
%の濃度で用いるのが好ましい。 〔参考例 1〕 N−メチル−ビス(1−ナフチルメチル)アミ
ン塩酸塩の製法 メチルアミン塩酸塩13.4g、ジメチルホルムア
ミド300ml、炭酸ナトリウム78.4gの混合物に1
−クロロメチルナフタリン68gを滴加し、50℃に
て29時間反応させる。沈殿物を濾別後、濾液を減
圧下濃縮する。得られた油状物をベンゼンで希釈
し、水洗する。ベンゼン溶液に濃塩酸を加え析出
する結晶を濾取し、エタノールより再結晶して白
色結晶49gを得る。 融点 219〜220℃(遊離塩基の融点87〜88℃) 元素分析値 C23H21N・HClとして 計算値(%):C 79.41 H 6.37 N 4.03 実測値(%):C 79.50 H 6.40 N 4.01 〔参考例 2〕 N−メチル−N−(2−ナフチルメチル)−1−
ナフチルメチルアミン塩酸塩の製法 N−メチル−1−ナフチルメチルアミン20.5
g、炭酸ナトリウム15.3g、ジメチルホルムアミ
ド140ml及び2−(ブロモメチル)ナフタレン30.2
gの混合物を50℃で20時間反応させる。得られた
沈殿物を濾別後、濾液を減圧下濃縮する。油状物
をベンゼンで希釈し、水洗する。ベンゼン溶液に
濃塩酸を加え析出する結晶を濾取し、エタノール
より再結晶して白色結晶30.5gを得る。 融点 230.5〜231.5℃(遊離塩基の融点144〜145
℃) 元素分析値 C23H21N・HClとして 計算値(%):C 79.41 H 6.37 N 4.03 実測値(%):C 79.51 H 6.39 N 4.02 〔試験例 1〕 抗菌試験 各種の真菌を用いた最小阻止濃度(μg/ml)
を第1表に示す。
理活性を検討する間に、一般式 (式中、メチレン基はナフタレン環の1位又は
2位に結合する) で表わされるビス(ナフチルメチル)アミン誘導
体又はその塩が抗真菌剤として効力が優れ、しか
も毒性及び副作用の極めて少ないことを見出し本
発明に至つた。 一般式()で表わされる化合物はN−メチル
−ビス(1−ナフチルメチル)アミン、N−メチ
ル−N−(2−ナフチルメチル)−1−ナフチルメ
チルアミン及びN−メチル−ビス(2−ナフチル
メチル)アミンがあげられるが、これらは例えば
1−(クロロメチル)ナフタレン()とメチル
アミン()を縮合させてN−メチル−ビス(1
−ナフチルメチル)アミン()を、またN−メ
チル−1−ナフチルメチルアミン()と2−
(ブロモメチル)ナフタレン()を縮合させて
N−メチル−N−(2−ナフチルメチル)−1−ナ
フチルメチルアミンをそれぞれ製造できる
(Chemische Berichte 56巻2165〜2172頁1923年
参照)。 一般式()の化合物の塩としては、例えば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩及び硝酸塩などの無
機酸、また酢酸塩、修酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩及びメタンスルホン酸塩などの有機酸塩があ
る。 一般式()の化合物は前記の如く既知化合物
であるが、それの薬理作用については報告されて
おらず、医薬としての用途は全く未知の状態であ
つたが、本発明者らが薬理作用を研究したとこ
ろ、後に示すように優れた抗真菌作用を有するこ
とを見出し本発明に至つた。 一般式()の化合物は試験管内試験にて、各
種の真菌に0.05〜100μg/mlの濃度で抗真菌活性
を有し、また動物試験においても強い抗真菌活性
を有することが確認された。 本発明化合物は例えば液剤、軟膏剤及びクリー
ム剤などの抗真菌剤として常套な剤形にて局所投
与に適する。本化合物の使用濃度は化合物の種
類、投与法及び剤形等によつて異なるが、一般的
には0.05〜10%の濃度、更に好ましくは0.1〜5
%の濃度で用いるのが好ましい。 〔参考例 1〕 N−メチル−ビス(1−ナフチルメチル)アミ
ン塩酸塩の製法 メチルアミン塩酸塩13.4g、ジメチルホルムア
ミド300ml、炭酸ナトリウム78.4gの混合物に1
−クロロメチルナフタリン68gを滴加し、50℃に
て29時間反応させる。沈殿物を濾別後、濾液を減
圧下濃縮する。得られた油状物をベンゼンで希釈
し、水洗する。ベンゼン溶液に濃塩酸を加え析出
する結晶を濾取し、エタノールより再結晶して白
色結晶49gを得る。 融点 219〜220℃(遊離塩基の融点87〜88℃) 元素分析値 C23H21N・HClとして 計算値(%):C 79.41 H 6.37 N 4.03 実測値(%):C 79.50 H 6.40 N 4.01 〔参考例 2〕 N−メチル−N−(2−ナフチルメチル)−1−
ナフチルメチルアミン塩酸塩の製法 N−メチル−1−ナフチルメチルアミン20.5
g、炭酸ナトリウム15.3g、ジメチルホルムアミ
ド140ml及び2−(ブロモメチル)ナフタレン30.2
gの混合物を50℃で20時間反応させる。得られた
沈殿物を濾別後、濾液を減圧下濃縮する。油状物
をベンゼンで希釈し、水洗する。ベンゼン溶液に
濃塩酸を加え析出する結晶を濾取し、エタノール
より再結晶して白色結晶30.5gを得る。 融点 230.5〜231.5℃(遊離塩基の融点144〜145
℃) 元素分析値 C23H21N・HClとして 計算値(%):C 79.41 H 6.37 N 4.03 実測値(%):C 79.51 H 6.39 N 4.02 〔試験例 1〕 抗菌試験 各種の真菌を用いた最小阻止濃度(μg/ml)
を第1表に示す。
【表】
なお、対照として用いたクロトリマゾールは下
記の構造を有する抗真菌活性物質である。 〔試験例 2〕 ハートレイ系モルモツト雄(体重600〜700g)
の背部4ケ所を4cm2ずつ抜毛し、軽くサンドペー
パーで擦過した後、モルモツトから逆培養した2
代目の毛瘡白癬菌(1感染当り1×105胞子)を
感染させた。感染後48時間後から、エタノールで
溶解した被検化合物0.2mlを1日1回計10回塗布
した。最終治療の2日後にモルモツトを屠殺し、
各感染面より10個の組織片をシクロヘキシミド及
びカナマイシン含有サブロ−平均培地に置き、27
℃で7日間培養し、白癬菌の有無を判定し、下記
の式から抑制率を算出し、得られた結果を第2表
に示す。 抑制率=(1−生育組織片数/逆培養組織片数)
×100
記の構造を有する抗真菌活性物質である。 〔試験例 2〕 ハートレイ系モルモツト雄(体重600〜700g)
の背部4ケ所を4cm2ずつ抜毛し、軽くサンドペー
パーで擦過した後、モルモツトから逆培養した2
代目の毛瘡白癬菌(1感染当り1×105胞子)を
感染させた。感染後48時間後から、エタノールで
溶解した被検化合物0.2mlを1日1回計10回塗布
した。最終治療の2日後にモルモツトを屠殺し、
各感染面より10個の組織片をシクロヘキシミド及
びカナマイシン含有サブロ−平均培地に置き、27
℃で7日間培養し、白癬菌の有無を判定し、下記
の式から抑制率を算出し、得られた結果を第2表
に示す。 抑制率=(1−生育組織片数/逆培養組織片数)
×100
【表】
〔試験例 3〕 急性毒性試験
ICR系雄性マウス5週令(体重26〜28g)を試
験に供した。N−メチル−ビス(1−ナフチルメ
チル)アミン塩酸塩及びN−メチル−N−(2−
ナフチルメチル)−1−ナフチルメチルアミン塩
酸塩を各々0.5%メチルセルロースで懸濁し、濃
度を調整して0.1ml/10gの体重相応量を経口投
与した。各投与群とも1群5匹とし、投与後7日
間観察した。 各化合物を4000mg/Kgまで投与したが死亡例は
無く、また投与後の一般症状においても何等変化
は認められなかつた。 〔実施例 1〕 液剤 200mlのマクロゴール400をエタノール750mlに
溶かし、これにN−メチル−N−(2−ナフチル
メチル)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩5g
を加えて溶かす。さらにエタノールにて全量を
1000mlとし、液剤として供する。 〔実施例 2〕 軟膏剤 白色ワセリン400g、セタノール180g、パラオ
キシ安息香酸プロピル1g及びセスキオレイン酸
ソルビタン50gを水浴上にて80℃に保ちながら溶
かし、次いでN−メチル−N−(2−ナフチルメ
チル)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩5gを
加えて溶かす。一方、パラオキシ安息香酸メチル
1gに水を加え80℃に加温し溶かした液を前述の
液に徐々に加え混合する。冷却後軟膏剤として供
する。
験に供した。N−メチル−ビス(1−ナフチルメ
チル)アミン塩酸塩及びN−メチル−N−(2−
ナフチルメチル)−1−ナフチルメチルアミン塩
酸塩を各々0.5%メチルセルロースで懸濁し、濃
度を調整して0.1ml/10gの体重相応量を経口投
与した。各投与群とも1群5匹とし、投与後7日
間観察した。 各化合物を4000mg/Kgまで投与したが死亡例は
無く、また投与後の一般症状においても何等変化
は認められなかつた。 〔実施例 1〕 液剤 200mlのマクロゴール400をエタノール750mlに
溶かし、これにN−メチル−N−(2−ナフチル
メチル)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩5g
を加えて溶かす。さらにエタノールにて全量を
1000mlとし、液剤として供する。 〔実施例 2〕 軟膏剤 白色ワセリン400g、セタノール180g、パラオ
キシ安息香酸プロピル1g及びセスキオレイン酸
ソルビタン50gを水浴上にて80℃に保ちながら溶
かし、次いでN−メチル−N−(2−ナフチルメ
チル)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩5gを
加えて溶かす。一方、パラオキシ安息香酸メチル
1gに水を加え80℃に加温し溶かした液を前述の
液に徐々に加え混合する。冷却後軟膏剤として供
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、メチレン基はナフタレン環の1位又は
2位に結合する) で表わされるビス(ナフチルメチル)アミン誘導
体又はその塩を有効成分とする抗真菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2603084A JPS60172919A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 抗真菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2603084A JPS60172919A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 抗真菌剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172919A JPS60172919A (ja) | 1985-09-06 |
| JPH0419965B2 true JPH0419965B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=12182303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2603084A Granted JPS60172919A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 抗真菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172919A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2052609A1 (de) | 2007-10-24 | 2009-04-29 | Bayer CropScience AG | Herbizid-Kombination |
| DE102008037621A1 (de) | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Bayer Cropscience Ag | Herbizid-Kombination mit Dimethoxytriazinyl-substituierten Difluormethansulfonylaniliden |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2603084A patent/JPS60172919A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172919A (ja) | 1985-09-06 |
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