JPH0420136Y2 - - Google Patents

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JPH0420136Y2
JPH0420136Y2 JP232285U JP232285U JPH0420136Y2 JP H0420136 Y2 JPH0420136 Y2 JP H0420136Y2 JP 232285 U JP232285 U JP 232285U JP 232285 U JP232285 U JP 232285U JP H0420136 Y2 JPH0420136 Y2 JP H0420136Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、自動車等のドア用ウインドガラス
の開閉動作をなすウインドレギユレータにおい
て、ワイヤとスライダとを連結する機構に関す
る。
(従来の技術) 上記ウインドレギユレータの一つとしてワイヤ
駆動式のものがある。すなわち、ワイヤを駆動装
置により駆動し、このワイヤに連結されたスライ
ダをレールに沿つて移動させることにより、ウイ
ンドガラスを昇降させることになつている。
従来では、ワイヤとスライダの連結は、例え
ば、第11図に示す機構によつてなされていた。
すなわち、図中符号2a′はワイヤを示し、このワ
イヤ2a′には、筒状の連結部材40′が固定され
ている。この連結部材40′は予め円筒状に形成
されており、ワイヤ2a′に挿入した後にかしめる
ことによつて、固定されるものである。他方、ス
ライダ8′には挿入部50′が形成され、この挿入
部50′は少なくとも連結部材40′の両端部を係
止する係止壁部54′,54′と、この係止壁部5
4′,54′にそれぞれ形成されるワイヤ挿通溝5
5′,55′とから構成されている。この挿入部5
0′に上記連結部材40′を挿入することにより、
ワイヤ2a′とスライダ8′とを連結するようにな
つている。
なお、上記挿入部50′にはさらに支持部材
(図示しない)が取り付けられており、この支持
部材によつて連結部材40′の脱落を防止するよ
うになつている。
(考案が解決しようとしている問題点) しかしながら、このような従来の連結機構にあ
つては、スライダ8′に挿入部50′が形成されて
いることにより、スライダ8′の構成が複雑にな
るとともに、製造コストが高くなる欠点あつた。
また、上記支持部材の取り付け方によつては、
連結部材40′が挿入部50′から外れる場合があ
り、支持部材を溶接等により確実に固定する必要
があり、連結作業が煩雑であつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解消するためになさ
れたもので、その要旨は、ワイヤを駆動してこの
ワイヤに連結されたスライダをレールに沿つて移
動させることにより、ウインドガラスの開閉動作
をなすウインドレギユレータにおいて、上記スラ
イダに形成された挿入孔と、上記ワイヤに固定さ
れ上記挿入孔に挿入される連結部材と、この連結
部材を支持する支持部材とを備え、上記連結部材
はワイヤとほぼ直交する2つの端面に係止溝を有
し、上記挿入孔は、上記連結部材が挿入される大
孔部と、上記連結部材の係止溝が係合する小孔部
とを連続して有し、上記支持部材は一対の弾性係
止部を有し、この弾性係止部を上記挿入孔に挿入
係止することにより、上記小孔部に係止された連
結部材を支持することを特徴とするウインドレギ
ユレータにおけるワイヤとスライダの連結機構に
ある。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図から第10
図までの図面に基づいて説明する。
第1図は、図示しない自動車のドアに設置され
るウインドレギユレータ1の全体概略を示す。図
中符号2aは環状のワイヤを示す。このワイヤ2
aは駆動装置3に設けられた回転ドラム4の回転
により駆動されるようになつている。一方、符号
5はメインレールを示し、このメインレール5の
上下端には支持板6a,6bが取り付けられてい
る。そして、支持板6a,6bの駆動装置3側に
は定滑車7a、ガイド7bがそれぞれ設けられて
おり、これら定滑車7a、ガイド7bに上記ワイ
ヤ2aが架けられている。上記メインレール5に
はスライダ8が上下のローラ9,9を介して走行
自在に支持されている。このスライダ8は、後述
する連結機構を介してワイヤ2aに連結されてお
り、ワイヤ2aの駆動によりメインレール5に沿
つて昇降するようになつている。また、スライダ
8の両側の取付孔8a,8bには、所定手段を介
してウインドガラス(図示しない)が取り付けら
れている。
上記メインレール5は、上記ウインドガラスの
移動軌跡に沿つて湾曲して形成されている。さら
に、上記メインレール5の駆動装置3の反対側に
は断面コ状のサブレール10が取り付けられてい
る。このサブレール10内には、動滑車兼用のバ
ランスローラ11が設けられている。バランスロ
ーラ11と前記上部支持板6aに取り付けられた
定滑車7cには、サブワイヤ2bが架けられてい
る。このサブワイヤ2bの一端は支持板6aに、
他端は後述する連結機構を介してスライダ8にそ
れぞれ連結されている。上記バランスローラ11
の中心部と、前記下部支持板6bの取付溝7dに
は、バランススプリング12の上下端が掛止され
ている。このバランススプリング12は円筒形の
引張コイルバネであり、バランサーとしての機能
を有している。そして、バランスローラ11はス
ライダ8の上昇によつてサブレール10内を下降
し、スライダ8の下降によつてサブレール10内
を上昇するようになつている。また、上記バラン
ススプリング12でウインドガラスの荷重を支え
るようになつている。
次に、上記ワイヤ2aと上記スライダ8の連結
機構20を第2図から第10図の図面に基づいて
説明する。この連結機構20はこの考案の要旨を
なすものであり、上記スライダ8に形成された挿
入孔30と、上記ワイヤ2aに固定され挿入孔3
0に挿入される金属製の連結部材40と、この連
結部材40を支持する樹脂製の支持部材50とに
より構成されている。以下上記各部材について説
明する。
上記連結部材40を第2図、第3図に示す。こ
の連結部材40は板状をなし、その基部41は、
先端部42より厚肉に形成されている。基部41
の外面は円弧状に形成されており、その中央部に
はワイヤ2a挿通用の挿通孔43が穿設されてい
る。そして、第10図に示すように、この挿通孔
43にワイヤ2aの所定位置を挿通させてかしめ
ることにより、連結部材40とワイヤ2aとの固
定がなされている。上記挿通孔43の両端部には
外に向かつて径が大きくなるようなテーパ43a
が形成されている。上記スライダ8が湾曲したメ
インレール5に沿つて走行するため、ワイヤ2a
が挿通孔43に対して傾くが、このワイヤ2aの
傾きを上記テーパ43aによつて許容し、挿通孔
43の両端のエツジでワイヤ2aが断線するのを
防ぐようになつている。また、上記先端部42は
基部41よりワイヤ2a方向に長く形成されてお
り、ワイヤ2aとほぼ直交する2つの端面44,
44には、係止溝45,45がそれぞれ形成され
ている。
上記スライダ8の挿入孔30を第7図に示す。
この挿入孔30は、大孔部31、小孔部32、サ
ブ小孔部33とを有しいる。各孔部31,32,
33は連続しており、そのワイヤ2a方向の長さ
Lc,Ld,Leは順に小さくなつている。上記大孔
部31の長さLcは上記連結部材40の先端部4
2の端面44,44間の長さLaと同じか、これ
よりも若干長くなつている。また、小孔部32の
長さLdは上記先端部42の係止溝45,45の
奥端面間の長さLbとほぼ等しい。
そして、上記ワイヤ2aの所定位置にかしめ固
定された上記連結部材40をスライダ8に連結す
る。まず、連結部材40の先端部42を上記挿入
孔の大孔部31から挿入し、それから連結部材4
0を横移動させてその各係止溝45を隣の小孔部
32に係合する。
前記支持部材50を第4図から第6図に示す。
この支持部材50は縦断面U字形状をなし、互い
に対向する一対の弾性係止部51,52を有して
いる。各弾性係止部51,52はワイヤ2a方向
に長さが異なり、一方の弾性係止部51の長さ
Lfは挿入孔30のサブ小孔部33の長さLeと等
しいか、若干小さく、他方の弾性係止部52の長
さLgは大孔部31の長さLcと等しいか、若干小
さくなつている。各弾性係止部51,52は先端
部外面側にテーパ51a,52aと段差51b,
52bを備えている。支持部材50の中央には、
収納凹部53が形成されており、ワイヤ2aとほ
ぼ直交する2つの端面部54,54には、ワイヤ
2a挿通用の挿通溝55,55が形成されてい
る。
そして、前記連結部材40の挿入孔30への挿
入後に、第9図に示すように、支持部材50の長
い方の弾性係止部52を大孔部31に、短い方の
弾性係止部51をサブ小孔部33に挿入する。こ
の際、テーパ51a,52aの案内作用により弾
性変形しながら各孔部31,33に入り込み、段
差51b,52bが各孔部31,33の縁に達し
た時に元の形状に復帰する。そして、この段差5
1b,51bと各孔部31,33の縁の係止作用
により、支持部材50は確実にスライダ8に取り
付けられる。この状態で支持部材50の収納凹部
53に前述した連結部材40の基部41が収納さ
れる。これにより、連結部材40は、上記支持部
材50に確実に支持されて、スライダ8から外れ
ることはない。
上述したように、スライダ8の挿入孔30に連
結部材40と支持部材50とを挿入するだけの簡
単な作業で、スライダ8とワイヤ2aの連結を行
うことができる。また、スライダ8には、上記各
連結部材40を挿入係止する手段として単に挿入
孔30を形成するだけであるから構成が簡単であ
る。
なお、前記サブワイヤ2bとスライダ8の連結
機構20を構成する各部材も上記各部材構成と同
様に構成されている。
上述の構成において、ウインドレギユレータ1
のレギユレータハンドル(図示しない)を手動操
作すると、駆動装置3を介してワイヤ2aが駆動
し、このワイヤ2aに固定された連結部材40と
スライダ8の挿入孔30との係止作用によつて、
スライダ8がメインレール5に沿つて昇降し、ド
アのウインドガラスの開閉動作をなす。
また、サブワイヤ2bの一端に固定された連結
部材40とスライダ8の挿入孔30との係止作用
によつて、上記ウインドガラスの重量をバランス
スプリング11で支持できる。
この考案は上記実施例に制約されず等種々の態
様が可能である。例えば、連結部材としてV字形
の板材を用い、ワイヤの所定位置に板材の谷部を
あてがい、この状態で板材の両辺部をかしめ固定
してもよい。
考案の効果 以上説明したように、ワイヤを固定した連結部
材および支持部材の一対の弾性係止部をスライダ
に形成された挿入孔に挿入させるだけで、ワイヤ
をスライダに連結することができるため、連結作
業を簡単に行うことができる。また、スライダに
は挿入孔を形成するだけでよいので、その構成が
簡単となり、製造コストを安価にできる。また、
上記一対の弾性係止部により支持部材がスライダ
の挿入孔から外れることがないため、連結部材を
スライダに確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図はウインドレギユレータの全体を示す正面
図、第2図は連結部材の平面図、第3図は第2図
中−線に沿う断面図、第4図は支持部材の平
面図、第5図は同側面図、第6図は同正面図、第
7図は挿入孔の拡大図、第8図はワイヤとスライ
ダとの連結機構を示す拡大図、第9図は第8図中
−線に沿う断面図、第10図は第8図中−
線に沿う断面図、第11図は従来のワイヤとス
ライダとの連結機構を示す斜視図である。 1……ウインドレギユレータ、2a,2b……
ワイヤ、5……レール、8……スライダ、20…
…連結機構、30……挿入孔、31……大孔部、
32……小孔部、40……連結部材、44……端
面、45……係止溝、50……支持部材、51,
52……一対の弾性係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤを駆動してこのワイヤに連結されたスラ
    イダをレールに沿つて移動させることにより、ウ
    インドガラスの開閉動作をなすウインドレギユレ
    ータにおいて、上記スライダに形成された挿入孔
    と、上記ワイヤに固定され上記挿入孔に挿入され
    る連結部材と、この連結部材を支持する支持部材
    とを備え、上記連結部材はワイヤとほぼ直交する
    2つの端面に係止溝を有し、上記挿入孔は、上記
    連結部材が挿入される大孔部と、上記連結部材の
    係止溝が係合する小孔部とを連続して有し、上記
    支持部材は一対の弾性係止部を有し、この弾性係
    止部を上記挿入孔に挿入係止することにより、上
    記小孔部に係止された連結部材を支持することを
    特徴とするウインドレギユレータにおけるワイヤ
    とスライダの連結機構。
JP232285U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0420136Y2 (ja)

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JPS61120885U JPS61120885U (ja) 1986-07-30
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