JPH04202369A - 重合体及びその製造方法 - Google Patents

重合体及びその製造方法

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JPH04202369A
JPH04202369A JP32993890A JP32993890A JPH04202369A JP H04202369 A JPH04202369 A JP H04202369A JP 32993890 A JP32993890 A JP 32993890A JP 32993890 A JP32993890 A JP 32993890A JP H04202369 A JPH04202369 A JP H04202369A
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和幸 千葉
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由紀夫 大貫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反応染料と重合体とか結合してなる重合体及び
その製造方法に関する。
(従来の技術) 反応染料は、染料と重合体とを共有結合により固着する
ために研究・開発されているものである。
これまで実用化されている反応染料は、連結基としてジ
クロロトリトリアジン基、ジクロロキノキサリン基、ト
リクロロピリミジン基、モノクロロトリトリアジン基あ
るいはビニルスルホン基などを有している。そして反応
染料はこれらの連結基を介し、水酸基、アミノ基あるい
はチオール基などの反応基を有する重合体の反応基と共
有結合し、高い湿潤堅牢度を示す重合体となる。しかし
ながら、これまで報告されている反応基を有する重合体
としては上述したものしかなく、他の種類の反応基を有
する重合体と反応染料とが反応した重合体が要求されて
いる。
(発明か解決しようとする課題) 本発明の目的は、従来知られている水酸基、アミノ基あ
るいはチオール基以外の反応基を有する重合体と反応染
料とか反応した重合体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記問題点を解決するために、鋭意検討を
行った結果、重合体側の反応基としてピリジン基を用い
ることによって新規な重合体を見出すに至った。すなわ
ち本発明は、−数式■及び■で示される繰返し単位から
選択された少なくとも一以上の繰返し単位を含むことを
特徴とする重合体及びその製造方法である。以下、本発
明をさらに詳細に説明する。
本発明の重合体は、−数式■及び■で示される繰返し単
位から選択された少なくとも一以上の繰返し単位を含む
ものであり、これら繰返し単位のみから構成されるもの
であっても、この繰返し単位とスチレンなど他のモノマ
ーとの共重合体であってもよい。また、−数式■、■に
おいて、ピリジン基と炭化水素鎖とが結合しているが、
炭化水素鎖はピリジン基の2位、3位あるいは4位のい
ずれに結合しているものでもよく、重合体中に含まれる
各繰返し単位毎に結合位置が異なっていてもよい。しか
しながら、上記炭化水素鎖のピリジン基への結合位置は
、反応染料との反応性を考慮すると、立体障害の比較的
小さいピリジン基の4位の位置であることが好ましい。
更に、本発明の重合体の分子量は特に制限されないが、
合成の容易さ、溶解度の大きさ、そして取扱いの容易さ
などから、反応染料を以外の部分で2千〜40万程度で
あることが望ましい。また、本発明の重合体におけるモ
ノクロロトリアジン基を連結基とする反応染料の発色団
としては特に限定されるものではないかアゾ系、アント
ラキノン系そしてフタロシアニン系などの化学構造を有
するものを例示することができ、その用途により発色団
を任意に選択することが可能である。ところで本発明の
重合体は、ピリジン基を反応基として有する重合体のピ
リジン基の窒素原子に反応染料が反応した一数式■及び
/又は■に示される繰返し単位を含み、反応染料に含ま
れるスルフォン酸イオンが対アニオンとなっている。ま
たその他にも反応染料に含まれるハロゲン、製造過程に
おいて用いられることのある金属塩の対アニオンなども
この様な対アニオンとなり得る。
本発明の重合体は一数式■及び■で示される繰返し単位
から選択されたを少なくとも一以上の繰返し単位を含む
重合体とジクロロトリアジン基を連結基とする反応染料
を極性溶媒中で反応させることにより製造することがで
きる。このとき用いられる極性溶媒としては、−数式■
及び■て示される繰返し単位から選択されたを少なくと
も一以上の繰返し単位を含む重合体とジクロロトリアジ
ン基を連結基とする反応染料を溶解させることのできる
溶媒を用いることか望ましく、それぞれの溶解度を大き
くするために混合溶媒を用いても差し支えない。ただし
、活性水素を有する溶媒を用いる場合は最小限にするこ
とか望ましい。これはジクロロトリアジン基を連結基と
する反応染Uが活性水素を有する溶媒と反応してしまい
、重合体への反応性が低下するのを可能な限り防ぐため
である。具体的には、アセトニトリル、炭素数が5以下
の飽和−級アルコール、炭素数が5以下の飽和二級アル
コール、炭素数が5以下の飽和三級アルコール、アセト
ン、水、炭酸プロピレン、ジメチルスルフオキシドそし
てジメチルフォルムアミドなどを示すことかできる。
本発明の重合体の具体的な製造方法としては、例えば■
1述した適当な溶媒に適当量の一数式■及び■で示され
る縁返し単位から選択されたを少なくとも一以上の縁返
し単位を含む重合体を溶解させた後、ジクロロトリアジ
ン基を連結基とする反応染料を、重合体のピリジンユニ
ット1モルあたり0,01モルから]、2モル加える。
このとき、加える反応染料か少ないと、反応時間が長く
なったり、反応染料のピリジン基に対する導入率が小さ
くなるために濃く染色できないなとの問題点か生じるこ
とがある。また、反応染料か多すぎても、すべてかピリ
ジン基と反応することができないため、収率の低下にな
るたけでなく、未反応の原料の除去か困難になるおそれ
がある。反応をより速く進行させる必要かある場合には
、適当なアルカリ金属イオンを加える。この時に加える
アルカリ金属イオンの種類は、特に限定されないか、反
応性の高さなとから、リチウムイオン、カリウムイオン
、ナトリウムイオンを用いることが望ましい。
それらのイオンの対イオンとしては強塩基、弱塩基を用
いることか望ましく、水酸化物イオン、炭酸イオン、酢
酸イオンなどを例示することができる。また、アルカリ
金属イオンの量は、反応染料の等量以下で良く、多すぎ
るとその除去が困難になり、少すぎると添加の効果かな
くなるおそれがある。反応温度及び原料の量は常識の範
囲内で良く特に限定されるものではないが、反応温度か
高いはと反応速度が大きくなるので、可能な限り還流さ
せることが望ましい。任意の時間、反応させると固体か
析出する。固体は反応染料の導入率の大きい重合体であ
る。これは水、メタノールなどのプロトン性良溶媒に溶
解させた後、アセトン、アセトニトリルなどの有機貧溶
媒で再沈精製することができる。また、溶液中には反応
染料の導入率の小さい重合体か溶解しており、アセトン
、アセトニトリルなどの適当な貧溶媒で再沈させること
により、固体として得ることができる。
本発明の方法によれば、得られる重合体の反応染料のピ
リジン基に対する導入率は適宜調整し得る。すなわち、
溶媒の極性の大きさ、アルカリ金属イオンのm1反反応
度、反応時間などを変えることによって、導入率を変化
させることができる。
例えば、導入率の大きい重合体を青る場合には、極性溶
媒の量やアルカリ金属イオンの量を多くしたり、反応染
料の割合を増やしたり、あるいは反応時間を長くするこ
とが好ましい。
(実施例) 本発明をさらに詳細に説明するために以下に実施例をあ
げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 10gのアセトニトリル及び2gの第三ブチルアルコー
ルからなる溶液に0.55gのポリ(4−ビニルピリジ
ン)を溶解させた後、1.1gのC,1,Reactj
ve Blue 4  (アンI・ラキノン系反応染料
)のメタノール溶液を加えた。この溶液に016gの水
酸化ナトリウムを加え、加熱・還流させた。8時間後、
沈殿物を濾別し、これを少量のメタノール及びアセトン
で洗浄し、生成物(A)を得た。その後、生成物(A)
のFT−I Rスペクトルを測定した。そのチャート図
を第1図(A)に示す。更に、上記により濾別された溶
液をアセトンに滴下したところ、生成物(B)が沈殿物
として得られた。このFT−I Rスペクトルのチャー
ト図を第1図(B)に示す。FT−I Rスペクトルの
測定の結果から、得られた生成物はいずれもポリ(4−
ビニルピリジン)のピリジン基とC11、Reacti
vc Blue 4が反応してなる重合体であることが
わかった。なお、チャート図には、いずれも原料である
ポリ(4−ビニルピリジン)の特徴的な吸収ピークか、
2930.1500及び820cm−’付近に観測され
た。また、C,1,Reactive Blue 4の
特徴的な吸収ピークが1600.1200及び620c
m−’付近に観測された。これらのことから、ポリ(4
−ビニルピリジン)及びC,1,l?eactjve 
Blue 4の基本骨格は反応の前後で変化していない
ことがわかった。また、原料であるC、1.React
ive Blue 4において、c−cp結合によると
帰属できる吸収ピークか、生成物において相対的に小さ
いことから、重合体においてC−C1)結合が減少して
いることがわかった。更に、得られた生成物(A)にお
けるポリ(4−ビニルピリジン)のピリジン基に対する
C、1.Reactive BIue 4の導入率は約
0.15であり、生成物(B)では約0.03であった
次に生成物(A)を0.2Mの硫酸ナトリウム水溶液中
に溶解させ、通常の三電極式でサイクリックポルタモグ
ラムを測定したところ−0,65V対飽和塩化ナトリウ
ムカロメル電極(以下、vs 、 5SCEという)付
近および−0,90Vvs、5SCE付近に2種類の酸
化還元反応が観測された。
ここで、0.2Mの硫酸ナトリウム水溶液中でC11、
Reactive Blue 4は一〇 、 65 V
 vs、5scE付近に酸化還元電位を有することから
、−〇、90Vvs、5SCE付近に観測された酸化還
元反応は、生成物(A)中の4級化ピリジニウムイオン
により生じるものであることがわかった。以上のことか
ら、生成物(A)において、C,1,Reactjve
 Blue 4はポリ(4−ビニルピリジン)中のどリ
ジン基の窒素原子と共有結合していることかわかった。
更に生成物(A)の可視・紫外吸収スペクトルを測定し
たところ59 Onm付近および265r+m付近にピ
ークが観測された。
実施例2 水酸化ナトリウムを加えなかった以外は実施例1と同様
の方法で生成物を得た。得られた生成物のFT−I R
スペクトル及びサイクリックポルタモグラムは実施例1
で得られた生成物におけるものとほぼ同じ挙動を示した
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように1本発明の重合体におい
て、ピリジン基を有する重合体のピリジン基と反応染料
とが共有結合してなる。従って、本発明の重合体は湿潤
堅牢度の高い染料重合体となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1により得られた本発明の重合
体のFT−J Rスペクトルのチャート図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式[1]及び[2]で示される繰返し単
    位から選択された少なくとも一以上の繰返し単位を含む
    ことを特徴とする重合体。 ▲数式、化学式、表等があります▼[1] ▲数式、化学式、表等があります▼[2] (ただし、式中においてDは発色団、Bはトリアジン基
    を示す。)
  2. (2)下記一般式[3]及び[4]で示される繰返し単
    位から選択された少なくとも一以上の繰返し単位を含む
    重合体とジクロロトリアジン基を連結基とする反応染料
    を極性溶媒中で反応させることを特徴とする重合体の製
    造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼[3] ▲数式、化学式、表等があります▼[4]
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