JPH04202616A - 低窒素鋼の吹錬方法 - Google Patents
低窒素鋼の吹錬方法Info
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- JPH04202616A JPH04202616A JP33363790A JP33363790A JPH04202616A JP H04202616 A JPH04202616 A JP H04202616A JP 33363790 A JP33363790 A JP 33363790A JP 33363790 A JP33363790 A JP 33363790A JP H04202616 A JPH04202616 A JP H04202616A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、排ガスを回収するOG式排ガス処理設備を有
する転炉(以下00式転炉という)により低窒素鋼、と
りわけ炭素濃度0.10%以下の低窒素鋼を製造する方
法に関する。
する転炉(以下00式転炉という)により低窒素鋼、と
りわけ炭素濃度0.10%以下の低窒素鋼を製造する方
法に関する。
窒素は冷延鋼板の引張強さ、降伏点、伸び等機械的特性
、加工用熱延鋼板の歪時効、厚鋼板の靭性、溶接部の靭
性、焼入れ性等に影響し、また連続鋳造スラブの表面ヨ
コヒビワレの発生にも影響する。 これらを改善するには鋼中の窒素濃度を低下させること
が必要である。低窒素鋼の溶製においては、転炉で窒素
濃度の低い粗溶鋼を得ることが重要であり、できるだけ
空気を遮断した状態で吹錬することが重要である。 第4図は、従来のOG弐転炉の構成の説明図である。同
図において、00式転炉は転炉本体2、ランス1、フー
ド10および輻射部3から接続する排ガス排出路により
構成され、該排ガス排出路は炉側から順にダンパー5.
6、流量計8、吸引ファン4、逆止器7を有し、ガスホ
ルダーに通している。吸引ファン4と逆止器7との間に
は緊2時ガス放散用の放散塔9が取り付けられている。 上記のような00式転炉で低窒素鋼を製造するには空気
中の窒素が溶鋼に吸収されるのを防ぐことが必要で、通
常は転炉本体2の炉口部の圧力、すなわち炉口圧が大気
圧に対して正圧となる正圧操業を実施し、空気の炉内へ
の侵入を権力防止する。 ここに正圧操業とは、炉口圧が+2〜+5 mdzOの
範囲での操業をいい、+ 2111H20未満では炉口
からの空気の吸い込みが大きく、+5*mHJを越える
と炉口からのガスの吹き出しが大きい。しかし、吹錬の
全期間を通して上記の正圧操業を実施しようとしても、
吸引ファンの容量は酸素と装入原料中のCとの反応速度
、すなわち脱炭速度が一定量となる脱炭最盛期における
発生ガス量に合わせ大きくとっているため、サージング
限界流量も大きい。炭素濃度の減少に伴い発生ガス量が
減少する脱炭末期では、回転数制御やダンパー制御を実
施しても吸引ファンのサージング限界流量がガス発生量
を上回るので負圧となり、炉口部からの空気流入量が増
大し、炉内の窒素分圧は上昇し鋼中窒素濃度は増大する
。 第5図(イ)、(ロ)および(ハ)は、上記の炭素濃度
、炉口圧およびガス流量の吹錬開始から終了までの経時
変化を示した線図である。横軸は同図(イ)、(0)お
よび(ハ)に共通で吹錬開始から終了までの時間経過を
示す。 同図(イ)において、縦軸は炭素濃度を示す。該炭素濃
度は、脱炭反応により次第に減少し、吹錬開始時の約4
.5%から吹錬終了時には0.1%以下になる。 同図([I)において縦軸は炉口圧を示す。該炉口圧は
炉口、すなわち第4図の転炉2の上方であってフード1
0の入口であるP点における圧力を大気圧を基準として
示したもので、吹錬開始直後は発生ガスが少なく、吸引
ファンはサージング限界以上の流量で運転されるため負
圧があるが、吹錬が進むにつれて脱炭反応その他の酸化
反応が活発となり、正圧となる。 しかし吹錬末期になると炭素濃度が減少し、それにつれ
て発生ガス量が減少し、サージング限界流量以上で運転
される吸引ファンの流量が前記発生ガス量を上回り再度
負圧を示す。 同図(ハ)は脱炭反応その他の酸化反応による発生ガス
量、炉口からの侵入空気量および流量計8で測定される
排ガス流量の相対的な関係を示した線図である。 今、発生ガス量をQ6、排ガス流量をQ7、炉口部の侵
入空気蓋をQMir とすると、発生ガス中のCOは反
応式C○+1/202−C02に従って、侵入空気中の
02と反応してCO□になるので、反応の前後で発生ガ
ス量自体には変化はなく、侵入空気中の0□はすべて消
費され残った415Q11.のN2が排ガス流量に加え
られることになる。すなわち、 Qt ”” Qc + Qa;r ” ’ (
1)となる。 (1)式において、吸引ファンを安定稼動させるために
は、排ガス流量Qアはサージング限界流量よりも大きな
値でなければならず、低窒素鋼の吹錬で発生ガスIQ、
が減少した場合Q38、を増大させなければならない。 同図(ハ)において、斜線部が415 Q 、 i 、
を表わし、吹錬末期において急激に増大する。 上記のような従来の00式転炉の欠点に対し、種々の検
討がなされ、例えば特開昭62−93307号では、転
炉ガスCo、 CO2、Ar等の不活性ガスを転炉炉内
に吹込むことにより転炉排ガス流量を一定にし、その結
果排ガスダクト内の排ガスダンパーを大幅に操作するこ
となしに、炉内圧力を一定に保つ方法が提案されている
。また特開昭62−30808号ではOG式排ガス処理
設備の排ガスフード内に窒素を含まないガスを吹き込む
ことで、特開昭62−93307号と同様の効果を持つ
方法が提案されている。
、加工用熱延鋼板の歪時効、厚鋼板の靭性、溶接部の靭
性、焼入れ性等に影響し、また連続鋳造スラブの表面ヨ
コヒビワレの発生にも影響する。 これらを改善するには鋼中の窒素濃度を低下させること
が必要である。低窒素鋼の溶製においては、転炉で窒素
濃度の低い粗溶鋼を得ることが重要であり、できるだけ
空気を遮断した状態で吹錬することが重要である。 第4図は、従来のOG弐転炉の構成の説明図である。同
図において、00式転炉は転炉本体2、ランス1、フー
ド10および輻射部3から接続する排ガス排出路により
構成され、該排ガス排出路は炉側から順にダンパー5.
6、流量計8、吸引ファン4、逆止器7を有し、ガスホ
ルダーに通している。吸引ファン4と逆止器7との間に
は緊2時ガス放散用の放散塔9が取り付けられている。 上記のような00式転炉で低窒素鋼を製造するには空気
中の窒素が溶鋼に吸収されるのを防ぐことが必要で、通
常は転炉本体2の炉口部の圧力、すなわち炉口圧が大気
圧に対して正圧となる正圧操業を実施し、空気の炉内へ
の侵入を権力防止する。 ここに正圧操業とは、炉口圧が+2〜+5 mdzOの
範囲での操業をいい、+ 2111H20未満では炉口
からの空気の吸い込みが大きく、+5*mHJを越える
と炉口からのガスの吹き出しが大きい。しかし、吹錬の
全期間を通して上記の正圧操業を実施しようとしても、
吸引ファンの容量は酸素と装入原料中のCとの反応速度
、すなわち脱炭速度が一定量となる脱炭最盛期における
発生ガス量に合わせ大きくとっているため、サージング
限界流量も大きい。炭素濃度の減少に伴い発生ガス量が
減少する脱炭末期では、回転数制御やダンパー制御を実
施しても吸引ファンのサージング限界流量がガス発生量
を上回るので負圧となり、炉口部からの空気流入量が増
大し、炉内の窒素分圧は上昇し鋼中窒素濃度は増大する
。 第5図(イ)、(ロ)および(ハ)は、上記の炭素濃度
、炉口圧およびガス流量の吹錬開始から終了までの経時
変化を示した線図である。横軸は同図(イ)、(0)お
よび(ハ)に共通で吹錬開始から終了までの時間経過を
示す。 同図(イ)において、縦軸は炭素濃度を示す。該炭素濃
度は、脱炭反応により次第に減少し、吹錬開始時の約4
.5%から吹錬終了時には0.1%以下になる。 同図([I)において縦軸は炉口圧を示す。該炉口圧は
炉口、すなわち第4図の転炉2の上方であってフード1
0の入口であるP点における圧力を大気圧を基準として
示したもので、吹錬開始直後は発生ガスが少なく、吸引
ファンはサージング限界以上の流量で運転されるため負
圧があるが、吹錬が進むにつれて脱炭反応その他の酸化
反応が活発となり、正圧となる。 しかし吹錬末期になると炭素濃度が減少し、それにつれ
て発生ガス量が減少し、サージング限界流量以上で運転
される吸引ファンの流量が前記発生ガス量を上回り再度
負圧を示す。 同図(ハ)は脱炭反応その他の酸化反応による発生ガス
量、炉口からの侵入空気量および流量計8で測定される
排ガス流量の相対的な関係を示した線図である。 今、発生ガス量をQ6、排ガス流量をQ7、炉口部の侵
入空気蓋をQMir とすると、発生ガス中のCOは反
応式C○+1/202−C02に従って、侵入空気中の
02と反応してCO□になるので、反応の前後で発生ガ
ス量自体には変化はなく、侵入空気中の0□はすべて消
費され残った415Q11.のN2が排ガス流量に加え
られることになる。すなわち、 Qt ”” Qc + Qa;r ” ’ (
1)となる。 (1)式において、吸引ファンを安定稼動させるために
は、排ガス流量Qアはサージング限界流量よりも大きな
値でなければならず、低窒素鋼の吹錬で発生ガスIQ、
が減少した場合Q38、を増大させなければならない。 同図(ハ)において、斜線部が415 Q 、 i 、
を表わし、吹錬末期において急激に増大する。 上記のような従来の00式転炉の欠点に対し、種々の検
討がなされ、例えば特開昭62−93307号では、転
炉ガスCo、 CO2、Ar等の不活性ガスを転炉炉内
に吹込むことにより転炉排ガス流量を一定にし、その結
果排ガスダクト内の排ガスダンパーを大幅に操作するこ
となしに、炉内圧力を一定に保つ方法が提案されている
。また特開昭62−30808号ではOG式排ガス処理
設備の排ガスフード内に窒素を含まないガスを吹き込む
ことで、特開昭62−93307号と同様の効果を持つ
方法が提案されている。
しかしながら、上記方法はいずれも、サージング発生限
界流量を全排ガス流量が上まわるよう4こしたときの不
足分を、不活性ガスあるいは窒素を含まないガスを吹き
込むことで補う方法であり、従来のスカート操作の主目
的であるo2濃度5.5%以下、CO濃度12.5%以
下のN2ガスとCO,ガスを主成分とするイナートガス
層形成の効果が考慮されておらず、外気の侵入がないが
、あってもわずかなために充分なイナートガス層が生成
されないという問題がある。 このため、イナートガス層を通して02が拡散し、co
d度の高い排ガスと2.激に反応する危険性があリ、実
操業上大きな問題である。また吹き込みガス種としては
N2ガスが使用できないため、貰価なガスを使用せざる
を得ない欠点がある。
界流量を全排ガス流量が上まわるよう4こしたときの不
足分を、不活性ガスあるいは窒素を含まないガスを吹き
込むことで補う方法であり、従来のスカート操作の主目
的であるo2濃度5.5%以下、CO濃度12.5%以
下のN2ガスとCO,ガスを主成分とするイナートガス
層形成の効果が考慮されておらず、外気の侵入がないが
、あってもわずかなために充分なイナートガス層が生成
されないという問題がある。 このため、イナートガス層を通して02が拡散し、co
d度の高い排ガスと2.激に反応する危険性があリ、実
操業上大きな問題である。また吹き込みガス種としては
N2ガスが使用できないため、貰価なガスを使用せざる
を得ない欠点がある。
本発明は上記目的をもってなされたものであり、大きな
特徴は次の2点である。 (1)吹錬末期の補助ガス導入部は輻射部入口基原のO
G装置の比較的下流側に設置する。そのため、従来使用
できなかったN2含有ガスが使用できる。 なぜならば、排ガス流量を考慮した場合、炉口から輻射
部入口までの距離があれば、N2ガスが逆拡散して転炉
内の溶鋼に達することはありえないからである。なお、
前述の特開昭62−30808号公報ではガス吹込み位
置を単にフード内というだけで、特定していない。 (2)イナートガス層形成のためには、スカート下端と
炉口上部を密閉せずに若干開けた状態で吹錬、 を終
了する。従って吹錬末期の大気侵入が起こるが、従来法
と異なり(+)で示した補助ガスを導入していることか
ら、前記0□4度5.5%以下、COa度12.5%以
下の爆発限界をクリアするための侵入空気量は最小限で
よく、スカート−炉口間の距離は必要最小限度に抑える
ことができる。このため、侵入した空気はCOガスと反
応し、すみやかに必要イナートガス層を形成すると同時
に従来のスカートを全開した時のように侵入空気が乱流
を止し、炉内の溶鋼に巻き込まれることなく、整流され
た状態でダクト内に吸引される。 ここに、イナート層形成用ガスはN2ガスのようにそれ
自体でイナート層を形成するものと空気等のように酸化
燃焼によりC02を形成するガスを包含する。好適には
N2またはN2含有ガスである空気である。
特徴は次の2点である。 (1)吹錬末期の補助ガス導入部は輻射部入口基原のO
G装置の比較的下流側に設置する。そのため、従来使用
できなかったN2含有ガスが使用できる。 なぜならば、排ガス流量を考慮した場合、炉口から輻射
部入口までの距離があれば、N2ガスが逆拡散して転炉
内の溶鋼に達することはありえないからである。なお、
前述の特開昭62−30808号公報ではガス吹込み位
置を単にフード内というだけで、特定していない。 (2)イナートガス層形成のためには、スカート下端と
炉口上部を密閉せずに若干開けた状態で吹錬、 を終
了する。従って吹錬末期の大気侵入が起こるが、従来法
と異なり(+)で示した補助ガスを導入していることか
ら、前記0□4度5.5%以下、COa度12.5%以
下の爆発限界をクリアするための侵入空気量は最小限で
よく、スカート−炉口間の距離は必要最小限度に抑える
ことができる。このため、侵入した空気はCOガスと反
応し、すみやかに必要イナートガス層を形成すると同時
に従来のスカートを全開した時のように侵入空気が乱流
を止し、炉内の溶鋼に巻き込まれることなく、整流され
た状態でダクト内に吸引される。 ここに、イナート層形成用ガスはN2ガスのようにそれ
自体でイナート層を形成するものと空気等のように酸化
燃焼によりC02を形成するガスを包含する。好適には
N2またはN2含有ガスである空気である。
以下に本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施するための装置の一例の説明図で
ある。該装置は第4図に示した従来のOG弐転炉と同様
に転炉2、ランスl、フード10、輻射部3および該輻
射部3から接続する排ガス排出路により構成され、該排
ガス排出路は炉側から順にダンパー5.6、/A四計8
、吸引ファン4、逆止器7を有し、ガスホルダーに通し
ており、前記の吸引ファン4と逆止器7との間には、放
散塔9が取り付けられる。前記輻射部3内にガスを吹き
込むためのガス供給管10が付設されている。 ++f#+/で 上記のように構成された装置において本発明の方法を実
施するにあたっては、脱炭最盛期が終了して排ガス流量
QTが減少し、あらかしめ定めたサージングが発生する
限界/X量よりわずかに大きい一定のガス流量になった
時点でガス供給管11を介して、輻射部3内に前記ガス
の吹き込みを開始し、炉口圧が常に+2〜+5 nmH
zOの正圧になるようにガス供給量を制御して吹錬を行
う。 第2図は上記のような吹錬を実施した時の経時変化を示
す線図で、同図(イ)は炭素濃度、同図(U)は炉口圧
、同図(ハ)はガス流量を示す。上記の吹錬を実施した
結果、前記第5図に示した炉口圧およびガス流量の経時
変化を表わした線図は第2図のように改善される。すな
わち同図(ロ)に示すように吹錬末期で発生ガス量が減
少する直前から、輻射部3内にガスを吹き込むことによ
り、炉口圧が負圧になるのを避け、正圧を維持すること
かできる。また同図(ハ)に示すように、吹錬終了直前
に図中の興塗り部へに相当する体積のガスを吹き込めば
、排ガス流量QTはQ2を該吹き込みガスの流量とする
と Qt =Qc−I−Q−;r+ Qz (2)と
なり、発生ガス流量Q、の減少を侵入空気ではなく、該
吹き込みガスで補うことによって、吸引ファン4のサー
ジング限界流量よりも大きくすることができる。従って
炉口からの侵入空気量Qa i rを増加させることな
く、吹錬をつづけることが可能となる。なお、該吹き込
みガス流量Q2は発生ガス流量QGの吹錬末期低下に相
当する流量分だけプログレ、シヴに増加させることが、
炉口圧制御の観点から望ましいことは言うまでもない。 本発明のもう一つの特徴として十分なイナートガス量を
確保するため炉口−スカート間の距離を必要最小限度開
けることは前述したとおりである。 つまり、燃焼によってCO→CO□となりイナー1層を
形成するため、イナートガスを得る最低限の空気侵入は
好ましい。 実際の転炉吹錬においては、前記発生ガス流量QGの吹
錬末期残少速度は一律ではなく、(1)急激に低下する
場合、(2)比較的早期からなだらかに低下する場合、
の2通りある。 実操業データの範囲からこの(1) 、(2)の場合の
それぞれにつき前記爆発限界(0層濃度5,5%以下、
CO濃度12,5%以下)を満足するイナートガス領域
を第6図、第7図に示す。 なお、前提として、該吹き込みガス流量Q2は3000
0 Nm3/hrに固定している。 ここで、イナートガス領域は同図に示したとおり、侵入
空気流量の関数であり、(1)の急激に低下する場合の
方が狭くなる。換言すれば、必要イナートガス体積に満
たぬ危険性がある。 この侵入空気流量とイナートガス体積の関係を第8図に
示すが、実際のOG式排ガス処理設備の内容積を考慮し
た必要イナートガス体積200 Nm’を満たす侵入空
気流量は先の(1)の場合、1245ONm’/hrで
あることが示されている。実験的に、炉口−スカート間
の距離が10cmのとき、侵入空気流量が20000
Nm’/hrであることが、別に判明しているため、実
用上炉口−スカート間の距離は10cm以下でよいこと
が示唆されており、手段(2)で述べたごとく十分に侵
入空気が整流された状態でダクト内に吸引されるレベル
である。 以上、上記で示したように本発明により空気の炉内への
侵入が防止され、溶鋼への窒素の吸収が抑制されて、低
窒素鋼を製造することができると同時に必要イナートガ
ス体積も確保することができる。 なお、ここでいうOG式転炉のなかには、通常の純酸素
上吹転炉の他に炉底に底吹ガス吹込口を付設した複合吹
錬転炉あるいは上下吹転炉も含む。
ある。該装置は第4図に示した従来のOG弐転炉と同様
に転炉2、ランスl、フード10、輻射部3および該輻
射部3から接続する排ガス排出路により構成され、該排
ガス排出路は炉側から順にダンパー5.6、/A四計8
、吸引ファン4、逆止器7を有し、ガスホルダーに通し
ており、前記の吸引ファン4と逆止器7との間には、放
散塔9が取り付けられる。前記輻射部3内にガスを吹き
込むためのガス供給管10が付設されている。 ++f#+/で 上記のように構成された装置において本発明の方法を実
施するにあたっては、脱炭最盛期が終了して排ガス流量
QTが減少し、あらかしめ定めたサージングが発生する
限界/X量よりわずかに大きい一定のガス流量になった
時点でガス供給管11を介して、輻射部3内に前記ガス
の吹き込みを開始し、炉口圧が常に+2〜+5 nmH
zOの正圧になるようにガス供給量を制御して吹錬を行
う。 第2図は上記のような吹錬を実施した時の経時変化を示
す線図で、同図(イ)は炭素濃度、同図(U)は炉口圧
、同図(ハ)はガス流量を示す。上記の吹錬を実施した
結果、前記第5図に示した炉口圧およびガス流量の経時
変化を表わした線図は第2図のように改善される。すな
わち同図(ロ)に示すように吹錬末期で発生ガス量が減
少する直前から、輻射部3内にガスを吹き込むことによ
り、炉口圧が負圧になるのを避け、正圧を維持すること
かできる。また同図(ハ)に示すように、吹錬終了直前
に図中の興塗り部へに相当する体積のガスを吹き込めば
、排ガス流量QTはQ2を該吹き込みガスの流量とする
と Qt =Qc−I−Q−;r+ Qz (2)と
なり、発生ガス流量Q、の減少を侵入空気ではなく、該
吹き込みガスで補うことによって、吸引ファン4のサー
ジング限界流量よりも大きくすることができる。従って
炉口からの侵入空気量Qa i rを増加させることな
く、吹錬をつづけることが可能となる。なお、該吹き込
みガス流量Q2は発生ガス流量QGの吹錬末期低下に相
当する流量分だけプログレ、シヴに増加させることが、
炉口圧制御の観点から望ましいことは言うまでもない。 本発明のもう一つの特徴として十分なイナートガス量を
確保するため炉口−スカート間の距離を必要最小限度開
けることは前述したとおりである。 つまり、燃焼によってCO→CO□となりイナー1層を
形成するため、イナートガスを得る最低限の空気侵入は
好ましい。 実際の転炉吹錬においては、前記発生ガス流量QGの吹
錬末期残少速度は一律ではなく、(1)急激に低下する
場合、(2)比較的早期からなだらかに低下する場合、
の2通りある。 実操業データの範囲からこの(1) 、(2)の場合の
それぞれにつき前記爆発限界(0層濃度5,5%以下、
CO濃度12,5%以下)を満足するイナートガス領域
を第6図、第7図に示す。 なお、前提として、該吹き込みガス流量Q2は3000
0 Nm3/hrに固定している。 ここで、イナートガス領域は同図に示したとおり、侵入
空気流量の関数であり、(1)の急激に低下する場合の
方が狭くなる。換言すれば、必要イナートガス体積に満
たぬ危険性がある。 この侵入空気流量とイナートガス体積の関係を第8図に
示すが、実際のOG式排ガス処理設備の内容積を考慮し
た必要イナートガス体積200 Nm’を満たす侵入空
気流量は先の(1)の場合、1245ONm’/hrで
あることが示されている。実験的に、炉口−スカート間
の距離が10cmのとき、侵入空気流量が20000
Nm’/hrであることが、別に判明しているため、実
用上炉口−スカート間の距離は10cm以下でよいこと
が示唆されており、手段(2)で述べたごとく十分に侵
入空気が整流された状態でダクト内に吸引されるレベル
である。 以上、上記で示したように本発明により空気の炉内への
侵入が防止され、溶鋼への窒素の吸収が抑制されて、低
窒素鋼を製造することができると同時に必要イナートガ
ス体積も確保することができる。 なお、ここでいうOG式転炉のなかには、通常の純酸素
上吹転炉の他に炉底に底吹ガス吹込口を付設した複合吹
錬転炉あるいは上下吹転炉も含む。
以下実施例に基づいて説明する。
実施例1
250T上吹転炉を用い、本発明法と従来法について比
較試験を行った。上吹送酸速度は50000 Nm3/
hr、底吹co、流量は2100Nm3/hrで、排ガ
ス吸引ファンの定格容量は160,000 Nm’/h
r、サージング限界流量は60000 N+w”/hr
である。溶鉄率はいずれも93%で、溶銑の化学成分は
第1表に示す。 本発明法は輻射部にN2ガスを吹込んでおり、従来法の
場合はガス吹込みは行わなかった。また同じく輻射部に
計ガスを吹込んだ場合を比較法として示す。 第2表は、上記試験結果をまとめたもので、排ガス流量
Q、と吹錬終了時の化学成分を示している。同表の結果
から、本発明法と従来法において、排ガス流量Q、の量
的な差はほとんどないが、第2図で説明したように、従
来法では吹錬末期における発生ガス流量Q、の減少を炉
口からの侵入空気で補っているのに対し、本発明法では
N2ガスを、輻射部入口に供給し、炉口からの空気の侵
入を最小限度に抑えており、その結果窒素濃度が従来法
の18ppmに対し、本発明法では9 pI)11と減
少していることがわかる。比較法では高価なアルゴンガ
スを使っても9 ppmと本発明法の値と同等であり、
本発明法の優位性が明確である。 実施例2 実施例1と同一の転炉で本発明法により種々の炭素濃度
を有する低窒素鋼を溶製した。 結果を第3図に示す。同図において、従来法では炭素濃
度が0.10%よりも低くなるに従い、窒素濃度が漸次
増大しているのに対し、本発明法では窒素濃度の増大は
見られない。 なお、両実絶倒において吹き込みガス種としては純N2
ガスを使用しているが、より安価な低線Ntガスあるい
は空気を使用してもよい。また空気を使用した場合は必
要イナートガス量が確保できるため、炉口とスカートを
密着した吹錬が実行可能であり、より一層の低窒素化が
期待できる。
較試験を行った。上吹送酸速度は50000 Nm3/
hr、底吹co、流量は2100Nm3/hrで、排ガ
ス吸引ファンの定格容量は160,000 Nm’/h
r、サージング限界流量は60000 N+w”/hr
である。溶鉄率はいずれも93%で、溶銑の化学成分は
第1表に示す。 本発明法は輻射部にN2ガスを吹込んでおり、従来法の
場合はガス吹込みは行わなかった。また同じく輻射部に
計ガスを吹込んだ場合を比較法として示す。 第2表は、上記試験結果をまとめたもので、排ガス流量
Q、と吹錬終了時の化学成分を示している。同表の結果
から、本発明法と従来法において、排ガス流量Q、の量
的な差はほとんどないが、第2図で説明したように、従
来法では吹錬末期における発生ガス流量Q、の減少を炉
口からの侵入空気で補っているのに対し、本発明法では
N2ガスを、輻射部入口に供給し、炉口からの空気の侵
入を最小限度に抑えており、その結果窒素濃度が従来法
の18ppmに対し、本発明法では9 pI)11と減
少していることがわかる。比較法では高価なアルゴンガ
スを使っても9 ppmと本発明法の値と同等であり、
本発明法の優位性が明確である。 実施例2 実施例1と同一の転炉で本発明法により種々の炭素濃度
を有する低窒素鋼を溶製した。 結果を第3図に示す。同図において、従来法では炭素濃
度が0.10%よりも低くなるに従い、窒素濃度が漸次
増大しているのに対し、本発明法では窒素濃度の増大は
見られない。 なお、両実絶倒において吹き込みガス種としては純N2
ガスを使用しているが、より安価な低線Ntガスあるい
は空気を使用してもよい。また空気を使用した場合は必
要イナートガス量が確保できるため、炉口とスカートを
密着した吹錬が実行可能であり、より一層の低窒素化が
期待できる。
以上述べたように、OG式転炉により低窒素鋼を製造す
るにあたり、発生ガス流量が減少する吹錬末期に、排ガ
ス設備中輻射部人口に窒素ガスや空気等のイナートガス
層形成用ガスを供給する本発明法を適用することにより
炉口からの空気の侵入ならびに溶鋼への窒素の吸収を抑
制することが可能で、炭素濃度0,10%以下の低窒素
鋼を容易に製造することができる。
るにあたり、発生ガス流量が減少する吹錬末期に、排ガ
ス設備中輻射部人口に窒素ガスや空気等のイナートガス
層形成用ガスを供給する本発明法を適用することにより
炉口からの空気の侵入ならびに溶鋼への窒素の吸収を抑
制することが可能で、炭素濃度0,10%以下の低窒素
鋼を容易に製造することができる。
第1図は、本発明を実施するための装置の略式:
第2図(イ)、第2図(ロ)および第2図(ハ)は、本
発明にかかる方法を実施した時のそれぞれ炭素濃度、炉
口圧およびガス流量の経時変化を示す線図; 第3図は、本発明の実施例の結果を示す線図:第4図は
、従来のOG弐転炉の略式構成図;第5図(イ)、第5
図(0)および第5図(八)は、それぞれ炭素濃度、炉
口圧およびガス流量の吹錬開始からr了までの経時変化
を示す線図:第6図および第7図は、イナートガス領域
を示す線図;および 第8図は、侵入空気流量とイナートガス体積との関係を
示す線ばである。
発明にかかる方法を実施した時のそれぞれ炭素濃度、炉
口圧およびガス流量の経時変化を示す線図; 第3図は、本発明の実施例の結果を示す線図:第4図は
、従来のOG弐転炉の略式構成図;第5図(イ)、第5
図(0)および第5図(八)は、それぞれ炭素濃度、炉
口圧およびガス流量の吹錬開始からr了までの経時変化
を示す線図:第6図および第7図は、イナートガス領域
を示す線図;および 第8図は、侵入空気流量とイナートガス体積との関係を
示す線ばである。
Claims (1)
- 転炉に付設されたOG式排ガス処理設備の排ガスダクト
内に排ガス流量を増加させると同時にイナートガス層を
形成させるためのガスを吹き込むことを特徴とする低窒
素鋼の吹錬方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33363790A JPH04202616A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 低窒素鋼の吹錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33363790A JPH04202616A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 低窒素鋼の吹錬方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04202616A true JPH04202616A (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=18268278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33363790A Pending JPH04202616A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 低窒素鋼の吹錬方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04202616A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33363790A patent/JPH04202616A/ja active Pending
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