JPH0420666Y2 - - Google Patents
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- JPH0420666Y2 JPH0420666Y2 JP1986199892U JP19989286U JPH0420666Y2 JP H0420666 Y2 JPH0420666 Y2 JP H0420666Y2 JP 1986199892 U JP1986199892 U JP 1986199892U JP 19989286 U JP19989286 U JP 19989286U JP H0420666 Y2 JPH0420666 Y2 JP H0420666Y2
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- JP
- Japan
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- wire
- lock
- seat
- locking
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動車などの車輌シートのスライ
ド装置、詳しくは、シートの下部両側に設けた一
対のスライド機構にロツク機構をそれぞれ設け、
各ロツク機構を特定の長さ調節手段を備えたワイ
ヤで連結した構造に関するものである。
ド装置、詳しくは、シートの下部両側に設けた一
対のスライド機構にロツク機構をそれぞれ設け、
各ロツク機構を特定の長さ調節手段を備えたワイ
ヤで連結した構造に関するものである。
第5図は従来のシートスライド装置の斜視図で
あり、図において、シートスライド装置1は、一
対のスライド機構2,2と、一対のロツク機構
3,3aと、ロツク解除レバー4と、ワイヤ5と
から構成されている。スライド機構2は、ブラケ
ツト6a,6bを介して車体7側に固定された固
定レール8と、シート(図示せず)側に固定され
たスライドレール10とから成る。上記固定レー
ル8とスライドレール10との間には、第6図の
ように、ローラ11およびボール12が介在され
ており、これによつて、スライドレール10は、
固定レール8に対してスライド自在となつてい
る。
あり、図において、シートスライド装置1は、一
対のスライド機構2,2と、一対のロツク機構
3,3aと、ロツク解除レバー4と、ワイヤ5と
から構成されている。スライド機構2は、ブラケ
ツト6a,6bを介して車体7側に固定された固
定レール8と、シート(図示せず)側に固定され
たスライドレール10とから成る。上記固定レー
ル8とスライドレール10との間には、第6図の
ように、ローラ11およびボール12が介在され
ており、これによつて、スライドレール10は、
固定レール8に対してスライド自在となつてい
る。
第5図の一方のロツク機構3は、シヤフト13
と、ロツク部材14と、トーシヨンスプリング1
5と、ロツクプレート16とから成る。シヤフト
13は、スライドレール10に固定した軸受部1
7a,17bに回転自在に支持されるとともに、
シヤフト13の上記軸受部17a,17b間に
は、第6図のロツク片13を有するロツク部材1
4が嵌め込まれている。ロツク部材14とシヤフ
ト13にはパイプ状のピン19が貫通しており、
これにより、ロツク部材14はシヤフト13に対
して回り止めされている。さらに、シヤフト13
には、第5図のトーシヨンスプリング15の一端
部15aが係止され、トーシヨンスプリング15
の他端部15bは、矢印Aで示す時計方向に捩ら
れた状態で、上記軸受部17aに係止されてい
る。これにより、シヤフト13には、矢印Bで示
す反時計方向への回転力が常に付加されている。
と、ロツク部材14と、トーシヨンスプリング1
5と、ロツクプレート16とから成る。シヤフト
13は、スライドレール10に固定した軸受部1
7a,17bに回転自在に支持されるとともに、
シヤフト13の上記軸受部17a,17b間に
は、第6図のロツク片13を有するロツク部材1
4が嵌め込まれている。ロツク部材14とシヤフ
ト13にはパイプ状のピン19が貫通しており、
これにより、ロツク部材14はシヤフト13に対
して回り止めされている。さらに、シヤフト13
には、第5図のトーシヨンスプリング15の一端
部15aが係止され、トーシヨンスプリング15
の他端部15bは、矢印Aで示す時計方向に捩ら
れた状態で、上記軸受部17aに係止されてい
る。これにより、シヤフト13には、矢印Bで示
す反時計方向への回転力が常に付加されている。
一方、ロツクプレート16は、上記固定レール
8とともにブラケツト6a,6bに固定されてお
り、固定レール8の全長に亘つて延びたロツクプ
レート16の立ち上り部16aには、その長さ方
向に間隔をあけて第6図に示す位置決め孔20が
複数個形成されている。上記ロツク片18は、上
記シヤフト13の反時計方向Bへの回転力により
上記位置決め孔20のいずれか1つに挿入され、
これにより、スライドレール10を固定レール8
に対して所望のスライド位置でロツクできるよう
になつている。
8とともにブラケツト6a,6bに固定されてお
り、固定レール8の全長に亘つて延びたロツクプ
レート16の立ち上り部16aには、その長さ方
向に間隔をあけて第6図に示す位置決め孔20が
複数個形成されている。上記ロツク片18は、上
記シヤフト13の反時計方向Bへの回転力により
上記位置決め孔20のいずれか1つに挿入され、
これにより、スライドレール10を固定レール8
に対して所望のスライド位置でロツクできるよう
になつている。
また、第5図の他方のロツク機構3aは、上記
一方のロツク機構3に対して面対称に構成され、
上記一方のロツク機構3のシヤフト13には、ロ
ツク解除レバー4が設けられている。さらに、両
シヤフト13,13aには、ワイヤプレート2
1,22がそれぞれ固定され、各ワイヤプレート
21,22は、軟鋼または硬銅から成るワイヤ5
で連結されている。上記ワイヤ5の中央部分はル
ープ状に折曲され、第7図のループ状部分5Cの
ひねりによつてワイヤ5を適当な長さに調節でき
るようになつている(たとえば、実開昭58−
22339号公報参照)。
一方のロツク機構3に対して面対称に構成され、
上記一方のロツク機構3のシヤフト13には、ロ
ツク解除レバー4が設けられている。さらに、両
シヤフト13,13aには、ワイヤプレート2
1,22がそれぞれ固定され、各ワイヤプレート
21,22は、軟鋼または硬銅から成るワイヤ5
で連結されている。上記ワイヤ5の中央部分はル
ープ状に折曲され、第7図のループ状部分5Cの
ひねりによつてワイヤ5を適当な長さに調節でき
るようになつている(たとえば、実開昭58−
22339号公報参照)。
上記構成において、第5図のロツク解除レバー
4の解除操作により、一方のロツク機構3のシヤ
フト13を、トーシヨンスプリング15の弾性力
に抗して解除方向Aに回動させた場合、ワイヤ5
の引張力によつて他方のシヤフト13aも解除方
向Aに回動する。これにより、両ロツク機構3,
3aの各ロツク片18(第6図)が位置決め孔2
0から引き抜かれ、各スライド機構2,2のロツ
ク状態が解除される。
4の解除操作により、一方のロツク機構3のシヤ
フト13を、トーシヨンスプリング15の弾性力
に抗して解除方向Aに回動させた場合、ワイヤ5
の引張力によつて他方のシヤフト13aも解除方
向Aに回動する。これにより、両ロツク機構3,
3aの各ロツク片18(第6図)が位置決め孔2
0から引き抜かれ、各スライド機構2,2のロツ
ク状態が解除される。
つぎに、ロツク解除レバー4から手を離して、
上記解除方向Aに向かう外力を取り去つた場合、
一方のシヤフト13がロツク方向Bに回動してワ
イヤ5が弛み、このため、他方のシヤフト13a
のトーシヨンスプリング15の弾性力によつてロ
ツク方向Bに回動する。これにより、両ロツク機
構3,3aの各ロツク片18(第6図)が位置決
め孔20のいずれか1つに挿入され、各スライド
機構2,2が同時にロツク状態となる。
上記解除方向Aに向かう外力を取り去つた場合、
一方のシヤフト13がロツク方向Bに回動してワ
イヤ5が弛み、このため、他方のシヤフト13a
のトーシヨンスプリング15の弾性力によつてロ
ツク方向Bに回動する。これにより、両ロツク機
構3,3aの各ロツク片18(第6図)が位置決
め孔20のいずれか1つに挿入され、各スライド
機構2,2が同時にロツク状態となる。
ところが、上記従来のシートスライド装置で
は、スライドレール10,10をシートフレーム
(図示せず)に取り付けるための取付孔10a,
10a間の距離l1の誤差、または、ワイヤプレー
ト21,22の各係止孔23,24間の距離l2の
誤差などに起因して、所定寸法のワイヤ5が相対
的に長くなつたり、短くなつたりする。たとえ
ば、長くなつた場合には、ワイヤ5の弛みによ
り、他方のロツク機構3aが一方のロツク機構3
よりも時間的に遅れてロツク解除するため、シー
トのがたつきやロツク解除レバー4の操作感の悪
化を招く。しかも、ワイヤ5の弛みによつて、他
方のロツク機構3aのロツク片18(第6図)を
充分引き抜くことができず、完全にロツク解除で
きないという問題がある。
は、スライドレール10,10をシートフレーム
(図示せず)に取り付けるための取付孔10a,
10a間の距離l1の誤差、または、ワイヤプレー
ト21,22の各係止孔23,24間の距離l2の
誤差などに起因して、所定寸法のワイヤ5が相対
的に長くなつたり、短くなつたりする。たとえ
ば、長くなつた場合には、ワイヤ5の弛みによ
り、他方のロツク機構3aが一方のロツク機構3
よりも時間的に遅れてロツク解除するため、シー
トのがたつきやロツク解除レバー4の操作感の悪
化を招く。しかも、ワイヤ5の弛みによつて、他
方のロツク機構3aのロツク片18(第6図)を
充分引き抜くことができず、完全にロツク解除で
きないという問題がある。
これに対して、ワイヤ5が短い場合には、ワイ
ヤ5の引張りによつて他方のロツク機構3aが完
全にロツクされず、シートの安定感が損なわれる
という問題がある。
ヤ5の引張りによつて他方のロツク機構3aが完
全にロツクされず、シートの安定感が損なわれる
という問題がある。
そこで、上記シートスライド装置では、第7図
に示すワイヤ5のループ状部分5Cにひねりを加
えてワイヤ5を適当な長さに縮めて、ワイヤ5の
長さ調節を行なつているが、上記ループ状部分5
Cをひねりすぎた場合には、ワイヤ5が所定寸法
よりも短くなる。この場合、一旦ひねりを加えた
ループ状部分5Cを再びひねり返す必要があり、
このため、ループ状部分5Cの根元5dが局部的
に折れ易くなる。これにより、ワイヤ5の寿命が
短くなるという問題が生じる。
に示すワイヤ5のループ状部分5Cにひねりを加
えてワイヤ5を適当な長さに縮めて、ワイヤ5の
長さ調節を行なつているが、上記ループ状部分5
Cをひねりすぎた場合には、ワイヤ5が所定寸法
よりも短くなる。この場合、一旦ひねりを加えた
ループ状部分5Cを再びひねり返す必要があり、
このため、ループ状部分5Cの根元5dが局部的
に折れ易くなる。これにより、ワイヤ5の寿命が
短くなるという問題が生じる。
この考案は上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、簡単な構成でワイヤの長さ調節
が自在で、しかも、ワイヤの寿命を長期間にわた
つて維持できるシートスライド装置を提供するこ
とを目的とする。
なされたもので、簡単な構成でワイヤの長さ調節
が自在で、しかも、ワイヤの寿命を長期間にわた
つて維持できるシートスライド装置を提供するこ
とを目的とする。
この考案に係るシートスライド装置は、車輌シ
ートの下部に設けられた一対のスライド機構と、
各スライド機構に個別に設けられた一対のロツク
機構とから成り、一方のロツク機構にロツク解除
レバーを設けるとともに、両ロツク機構を特定の
長さ調節手段を備えたワイヤで連結したもので、
上記ワイヤを上記両ロツク機構の中間部で分割
し、一方のロツク機構に連結されたワイヤの分割
端部が折曲されてリング状端部が形成され、他方
のロツク機構に連結されたワイヤの端部に径方向
内方へ向かつて窪み、かつ、その長さ方向に全長
にわたつて延びる凹溝が形成されたねじ体が固定
され、上記リング状端部が上記ねじ体に挿通され
た状態で、上記リング状端部の前後を一対のナツ
トで挟み上記ねじ体に固定したものである。
ートの下部に設けられた一対のスライド機構と、
各スライド機構に個別に設けられた一対のロツク
機構とから成り、一方のロツク機構にロツク解除
レバーを設けるとともに、両ロツク機構を特定の
長さ調節手段を備えたワイヤで連結したもので、
上記ワイヤを上記両ロツク機構の中間部で分割
し、一方のロツク機構に連結されたワイヤの分割
端部が折曲されてリング状端部が形成され、他方
のロツク機構に連結されたワイヤの端部に径方向
内方へ向かつて窪み、かつ、その長さ方向に全長
にわたつて延びる凹溝が形成されたねじ体が固定
され、上記リング状端部が上記ねじ体に挿通され
た状態で、上記リング状端部の前後を一対のナツ
トで挟み上記ねじ体に固定したものである。
この考案によれば、分割されたワイヤを長さ調
節自在の連結具で連結するようにしたので、ワイ
ヤの引張度を適宜選択することが可能となる。こ
れにより、上記各ワイヤで連結されたロツク機構
のロツクまたはロツク解除を確実に行なうことが
できる。また、従来のようにワイヤ自体を長さ調
節時に変形させる必要がないので、ワイヤの寿命
を延ばすことができる。また、ワイヤの連結構造
を構成するワイヤとねじ体とが、別部品で構成さ
れるので、径の小さいワイヤが使用でき、重量軽
減が図られる。
節自在の連結具で連結するようにしたので、ワイ
ヤの引張度を適宜選択することが可能となる。こ
れにより、上記各ワイヤで連結されたロツク機構
のロツクまたはロツク解除を確実に行なうことが
できる。また、従来のようにワイヤ自体を長さ調
節時に変形させる必要がないので、ワイヤの寿命
を延ばすことができる。また、ワイヤの連結構造
を構成するワイヤとねじ体とが、別部品で構成さ
れるので、径の小さいワイヤが使用でき、重量軽
減が図られる。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図は、この考案の一実施例の斜視図であ
る。図において、上記第5図の従来例と同一部分
には同一の符号を付し、その説明を省略する。
る。図において、上記第5図の従来例と同一部分
には同一の符号を付し、その説明を省略する。
ワイヤ5は、両ロツク機構3,3aの中間部で
第1のワイヤ30と第2のワイヤ31とに分割さ
れている。第1のワイヤ30の一端部30aは、
一方のロツク機構3aの係止部24に係止され、
第2のワイヤ31の一端部31aは、他方のロツ
ク機構3の係止部23に係止されている。また、
第1のワイヤ30のリング状端部30b(第3図)
および第2のワイヤ31の他端部31bは、連結
具32を介して互いに連結されている。
第1のワイヤ30と第2のワイヤ31とに分割さ
れている。第1のワイヤ30の一端部30aは、
一方のロツク機構3aの係止部24に係止され、
第2のワイヤ31の一端部31aは、他方のロツ
ク機構3の係止部23に係止されている。また、
第1のワイヤ30のリング状端部30b(第3図)
および第2のワイヤ31の他端部31bは、連結
具32を介して互いに連結されている。
連結具32は、第2図のように、ねじ体33
と、一対の長さ調節用ナツト34,35とから構
成されている。ねじ体33は、螺旋状のねじ部3
6を有しており、上記ねじ部36の先端部36a
から基端部36bの間で各ナツト34,35がそ
れぞれ螺合可能となつている。上記ねじ部36に
は、第3図のように、その径方向内方に向かつて
窪み、かつ、そり長さ方向に亘つて延びた凹溝3
7が形成されており、この凹溝37に沿つて第1
のワイヤ30のリング状端部30bが挿通自在と
なつている。また、ねじ体33のヘツド部38に
は、第2のワイヤ31の他端部31bを係止する
ため係止孔41が形成されている。
と、一対の長さ調節用ナツト34,35とから構
成されている。ねじ体33は、螺旋状のねじ部3
6を有しており、上記ねじ部36の先端部36a
から基端部36bの間で各ナツト34,35がそ
れぞれ螺合可能となつている。上記ねじ部36に
は、第3図のように、その径方向内方に向かつて
窪み、かつ、そり長さ方向に亘つて延びた凹溝3
7が形成されており、この凹溝37に沿つて第1
のワイヤ30のリング状端部30bが挿通自在と
なつている。また、ねじ体33のヘツド部38に
は、第2のワイヤ31の他端部31bを係止する
ため係止孔41が形成されている。
一方、第1のワイヤ30のリング状端部30b
は、ワイヤ30と同心円状に折曲されており、第
4図のように、その内径d1がねじ部36の外径
d2よりも大きく、かつ、ナツト34,35(第
3図)の外径d3よりも小さく設定されている。
これにより、ワイヤ30の端部を凹溝37に挿通
させた状態で、上記リング状端部30bを前後か
ら第3図のナツト84,85で挟むことができる
ようになつている。
は、ワイヤ30と同心円状に折曲されており、第
4図のように、その内径d1がねじ部36の外径
d2よりも大きく、かつ、ナツト34,35(第
3図)の外径d3よりも小さく設定されている。
これにより、ワイヤ30の端部を凹溝37に挿通
させた状態で、上記リング状端部30bを前後か
ら第3図のナツト84,85で挟むことができる
ようになつている。
上記構成において、第3図に示す第1のワイヤ
30と第2のワイヤ31とを連結するにあたつて
は、まず、第2のワイヤ31の端部31bをねじ
体33の係止孔41に引掛けて係止させる。そし
て、一方のナツト34をねじ部36に螺着させた
後、第1のワイヤ80のリング状端部30bを凹
溝37に挿通させ、つぎに、ワイヤ30に嵌め込
んだ他方のナツト35をねじ部36に螺着させ
る。その後、上記両ナツト34,35でリング状
端部30bを前後から締め付けることにより、リ
ング状端部30bをねじ体33に固定する。ここ
で、第1および第2のワイヤ30,31が所定寸
法よりも長い場合、第2図のナツト34,35を
ねじ部36の基端部36b側にねじ込んで、リン
グ状端部30bを第2のワイヤ31に近接する方
向Pへ変位させる。これに対して、ワイヤ30,
31の寸法が短い場合には、ナツト34,35を
ねじ部36の先端部36a側に変位して、リング
状端部30bを第2のワイヤ31から遠ざかる方
向Qへ変位させる。このように、ナツト34,3
5によるリング状端部30bの位置決めにより、
第1および第2のワイヤ30,31の長さ調節が
自在となり、各ワイヤ30,31の引張度を適宜
選択することができる。したがつて、第1図のロ
ツク解除レバー4の回動操作時において、従来技
術(第5図)で述べたような不完全なロツクまた
はロツク解除を生じるのが確実に防止できる。こ
れにより、車輌の急制動時などにもロツク機能が
損なわれることなく、ロツク機構3,3aの信頼
性が著しく向上し、ロツク解除レバー4の操作感
およびシートの安定感も良好となる。
30と第2のワイヤ31とを連結するにあたつて
は、まず、第2のワイヤ31の端部31bをねじ
体33の係止孔41に引掛けて係止させる。そし
て、一方のナツト34をねじ部36に螺着させた
後、第1のワイヤ80のリング状端部30bを凹
溝37に挿通させ、つぎに、ワイヤ30に嵌め込
んだ他方のナツト35をねじ部36に螺着させ
る。その後、上記両ナツト34,35でリング状
端部30bを前後から締め付けることにより、リ
ング状端部30bをねじ体33に固定する。ここ
で、第1および第2のワイヤ30,31が所定寸
法よりも長い場合、第2図のナツト34,35を
ねじ部36の基端部36b側にねじ込んで、リン
グ状端部30bを第2のワイヤ31に近接する方
向Pへ変位させる。これに対して、ワイヤ30,
31の寸法が短い場合には、ナツト34,35を
ねじ部36の先端部36a側に変位して、リング
状端部30bを第2のワイヤ31から遠ざかる方
向Qへ変位させる。このように、ナツト34,3
5によるリング状端部30bの位置決めにより、
第1および第2のワイヤ30,31の長さ調節が
自在となり、各ワイヤ30,31の引張度を適宜
選択することができる。したがつて、第1図のロ
ツク解除レバー4の回動操作時において、従来技
術(第5図)で述べたような不完全なロツクまた
はロツク解除を生じるのが確実に防止できる。こ
れにより、車輌の急制動時などにもロツク機能が
損なわれることなく、ロツク機構3,3aの信頼
性が著しく向上し、ロツク解除レバー4の操作感
およびシートの安定感も良好となる。
また、連結具32が両ロツク機構3,3aの中
間部に位置しているので、第1および第2のワイ
ヤ30,31の連結、およびナツト34,35
(第2図)による長さ調節が容易となり、作業性
の向上が図られる。また、上記ワイヤの連結構造
が、ワイヤ30,31とねじ体33およびナツト
34,35とよりなる別部品で構成されるので、
使用するワイヤ30,31の径を小さくでき、重
量軽減が図られる。
間部に位置しているので、第1および第2のワイ
ヤ30,31の連結、およびナツト34,35
(第2図)による長さ調節が容易となり、作業性
の向上が図られる。また、上記ワイヤの連結構造
が、ワイヤ30,31とねじ体33およびナツト
34,35とよりなる別部品で構成されるので、
使用するワイヤ30,31の径を小さくでき、重
量軽減が図られる。
さらに、両ワイヤ30,31の長さ調節時にお
いて、従来のようにワイヤ自体にひねりを加えた
りする必要がないので、ワイヤ30,31の寿命
が延び、ロツク機構3,3aの連結機能を長期間
にわたつて維持することができる。
いて、従来のようにワイヤ自体にひねりを加えた
りする必要がないので、ワイヤ30,31の寿命
が延び、ロツク機構3,3aの連結機能を長期間
にわたつて維持することができる。
しかも、ワイヤプレート21,22の取り付け
位置、およびワイヤ30,31の長さなどを高精
度にする必要がなくなるため、生産性が向上す
る。
位置、およびワイヤ30,31の長さなどを高精
度にする必要がなくなるため、生産性が向上す
る。
以上説明したように、この考案によれば、ロツ
ク機構のロツクまたはロツク解除が確実に行なわ
れるので、ロツク機構の信頼性が著しく向上す
る。これにより、ロツク解除レバーの良好な操作
感やシートの安定感を得ることができる。また、
径の小さいワイヤが使用できるので、重量軽減が
図られるとともに、経済的である。また、ロツク
機構を連結するワイヤの寿命が従来に比べて延び
るため、ワイヤによる連結機能を長期間にわたつ
て維持できる効果がある。
ク機構のロツクまたはロツク解除が確実に行なわ
れるので、ロツク機構の信頼性が著しく向上す
る。これにより、ロツク解除レバーの良好な操作
感やシートの安定感を得ることができる。また、
径の小さいワイヤが使用できるので、重量軽減が
図られるとともに、経済的である。また、ロツク
機構を連結するワイヤの寿命が従来に比べて延び
るため、ワイヤによる連結機能を長期間にわたつ
て維持できる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は連結具付近の斜視図、第3図は連結具の分解斜
視図、第4図は第2図の−線に沿つた縦断面
図、第5図は従来のシートスライド装置の斜視
図、第6図は第5図の−線に沿つた縦断面
図、第7図は従来のワイヤの拡大斜視図である。 1……シートスライド装置、2……スライド機
構、3,3a……ロツク機構、4……ロツク解除
レバー、30……第1のワイヤ、30b……リン
グ状端部、31……第2のワイヤ、32……連結
具、33……ねじ体、34,35……ナツト。
は連結具付近の斜視図、第3図は連結具の分解斜
視図、第4図は第2図の−線に沿つた縦断面
図、第5図は従来のシートスライド装置の斜視
図、第6図は第5図の−線に沿つた縦断面
図、第7図は従来のワイヤの拡大斜視図である。 1……シートスライド装置、2……スライド機
構、3,3a……ロツク機構、4……ロツク解除
レバー、30……第1のワイヤ、30b……リン
グ状端部、31……第2のワイヤ、32……連結
具、33……ねじ体、34,35……ナツト。
Claims (1)
- 車輌シートの下部に設けられ、車体に対して上
記シートを前後移動自在に支持する一対のスライ
ド機構と、各スライド機構に個別に設けられ、上
記シートを所定位置に位置決めするロツク機構と
から成り、一方のロツク機構にロツク解除レバー
を設けるとともに、両ロツク機構を長さ調節手段
を備えたワイヤで連結し、上記レバーの操作によ
り両ロツク機構を連動させる構成としたシートス
ライド装置において、上記ワイヤが両ロツク機構
の中間部で分割され、一方のロツク機構に連結さ
れたワイヤの端部が折曲されてリング状端部が形
成され、他方のロツク機構に連結されたワイヤの
端部に径方向内方へ向かつて窪み、かつ、その長
さ方向に全長にわたつて延びる凹溝が形成された
ねじ体が固定され、上記リング状端部を形成した
ワイヤの端部を上記ねじ体の凹溝に挿通させた状
態で、このリング状端部を前後から一対のナツト
で挟み上記ねじ体に固定する構成としたことを特
徴とするシートスライド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986199892U JPH0420666Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986199892U JPH0420666Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63102534U JPS63102534U (ja) | 1988-07-04 |
| JPH0420666Y2 true JPH0420666Y2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=31161937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986199892U Expired JPH0420666Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0420666Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6369042U (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-10 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP1986199892U patent/JPH0420666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63102534U (ja) | 1988-07-04 |
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