JPH04207132A - 多孔配管内蔵植物植生用層状構造体及び同構造体を用いた植物植生方法 - Google Patents

多孔配管内蔵植物植生用層状構造体及び同構造体を用いた植物植生方法

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JPH04207132A
JPH04207132A JP2339070A JP33907090A JPH04207132A JP H04207132 A JPH04207132 A JP H04207132A JP 2339070 A JP2339070 A JP 2339070A JP 33907090 A JP33907090 A JP 33907090A JP H04207132 A JPH04207132 A JP H04207132A
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Seiichiro Ishihara
誠一郎 石原
Akira Tsubota
坪田 亜規良
Takeshi Nakai
中居 猛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばビルや共同住宅1戸建住宅など建築物の
屋上においてスカイフロントの1つとして土を使用する
ことなく緑化を実現させると共にその上を随時、歩行し
、あるいは横臥して憩いの場を提供するに好適な植物植
生用層状構造体に関し、特に内部シこ給水、液肥の供給
を行う配管を内蔵して構造体内部の植物成育管理を容易
とする上記層状構造体ならびに同層状構造体を用いた屋
外又は屋内もしくは地下街などにおける給水、液肥供給
管理可能な植物植生方法に関するものである。
(従来の技術) 現在、ビル屋上などは殆どクーリングタワーや物干場が
ある程度で余り利用されておらず、僅かに神社や植木が
ある程度であるが、近時、建築物の高層化と共に屋上空
間の景観を配慮した都市づくりが進められ、ビル屋上ま
たはバルコニーなどに芝や草花を植生し、屋上またはバ
ルコニー空間を緑化することで都市に不足する緑を太き
(拡大することが行われつつある。
ところで、現在、試みられている上記ビルの屋上やコン
クリートの上に芝や草花を植生する方法としては土を使
用し、植生することが最も一般的である。
勿論、一方において水耕栽培など、ロックウールやポ゛
ノウレタン発泡体あるいは不織布を使用じて野菜や草花
を植生することも知られており、(例えば特開昭55−
9739号公報、特開昭61−25408号公報など参
照)一部に実施さ1.でいる例もあるが、この場合は多
くは温室や屋内であって、その上を歩行したり、横臥し
たりするヒルの屋上などにおいて大規模に利用されるに
至っていない。
ところが、近時、従来の屋上空間の利用ごこ加え、更に
景観、デザインという面でビルや共同住宅、戸建住宅な
どの建築物の屋上やバルコニーを貴重なスペースとして
捉え、利用者に対して憩いと潤いを与えると共に建築物
に付加価値をも与えることを目的としてスカイフロント
が注目され、脚光を浴びて来た。
そして、このような観点に従って屋上空間の緑化が見直
されるに及び従来の土を利用する方法では屋上(コンク
リート面)に芝や草花を植え、その上を歩行したり、寝
転んで読書、歓談したりするには少なくとも10cm〜
20cm程度の土壌を屋上に持ち込み、かつ草の根がコ
ンクリートの亀裂に入り込むために防水対策が必要にな
る。しかし土壌を屋上などへ持って上がると重!(例え
ば±10CI11厚さとして150〜170■/ボ)が
重いため、建築物の屋上またはバルコニー床の構造をそ
のために補強しなければならない上、(現在の建築基準
法では屋上またはバルコニーの床の許容積載荷重は18
0)cg/n(であるため、屋上またはバルコニーに土
1Oct11厚さの土を盛ったとすると重量が150〜
170)cg/rrfであるため人が歩行したりすると
許容荷重を越える恐れがある。)更に、雨水などで流さ
れた土によって建築物が汚され、問題となる。
と云って一方、前記水耕栽培は、ビル屋上またはバルコ
ニーなど、その上を歩行したりするには通しないことは
前述の通りであり、またフレームを組み合わせる方式や
法面施工法も屋上またはバルコニーにおける草花の広範
囲な植生に利用できるものではなく、新たな屋上植生方
式の開発が求められるに至った。
そこで本出願人らは上述の如き時代の趨勢に対応し、ビ
ル屋上またはバルコニーなどのコンクリート面において
土を使用することなく芝や草花を植生し、しかもその上
を歩行したり横臥することのできる新規な植物植生用層
状構造体を見出すことによりビル屋上またはバルコニー
の緑化を実現して屋上またはバルコニーの美観を高める
と共に緑化面積の増大化をはかり、都市街の活性化を達
成することをさきに別途提案した。
この植物植生用層状構造体の利用は、屋上又はバルコニ
ーに限られるものではなく、室内においても、また近年
行われつつある太陽光を取り入れた屋内または地下街に
おいても利用できるものである。
ところで、上記層状構造体をビル屋上またはバルコニー
あるいは屋内、地下街などに配設し、土を使用すること
なく植物植生を行うにあたっては、給水や液肥の供給が
必要となる。
従来、一般に植物の植生において給水や液肥の供給を行
うには水を撒水したり水路から水や液肥を吸い上げたり
して行っている。特に最近ではハウス栽培などで地中に
埋設して植物の根に水や肥料の溶けた水溶液を供給する
ための多孔質ニューセラミック管やミクロ状多孔性の特
殊なゴムチューブが開発されており、土壌水分が減少し
、水を吸おうとする力(負圧)が生じてニューセラミッ
ク管やミクロ状多孔性ゴムチューブからの水分が吸い出
される方法が試みられている。
しかし、この方法もハウス栽培などが主で屋上やバルコ
ニーでの植物の植生には殆ど利用されていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上述の如き実状をふまえ、本出願人がさきに提
案した層状構造体を用いて植物植生を行うに際し、実際
的な給水、液肥供給手段を加えるもので、植物の根が侵
入しない程度の細孔を多数有する配管を層状構造体内部
に配設し、決められたプログラムに従って給水、液肥の
供給を行うことにより、層状構造体内部へより積極的に
給水。
液肥供給をなし、ビル屋上またはバルコニーあるいは屋
内、地下街など屋内外における芝や植物などの成育を効
果的ならしめることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、上記目的に適合する本発明の特徴は、その1
つは合成繊維を主材とする層状の繊維構造体からなって
いて、厚さ方向に繊維密度を異にじ、上部部分に中間の
繊維密度で通気性、保水性を適度に保有して芝などの植
物を種から植生するに好適な植生層、中間部分に通気は
保有するが繊維密度、保水性ともに大きく、通根、根の
保持と植物の根の保護機能をもつ保護層、下部部分に繊
維密度、保水性ともに最も低く、過剰な雨水などの排水
に適すると共に全体の荷重を支持するに充分な保持力を
有する排水層を形成する植物植生用層状繊維構造体を基
本構成とし、その層状構造体内部水平方向に植物の根が
侵入しない程度の細孔を多数有する給水、液肥供給用多
孔配管を内蔵配設せしめたことにある。
請求項2に記載の発明は上記層状構造体に対しその最上
層に合成樹脂製綱状物を耐層すると共に、最下層に対し
止水性能及び植物の根切り性能を有する合成樹脂製シー
トを重合せしめ、より有用ならじめたものである。
また、請求項3記載のもう1つの発明は上記の層状構造
体を利用した植物の植生方法であり、上記給水、液肥供
給用配管を内蔵せしめた植物植生層状構造体を建築構造
物の屋上またはバルコニーあるいは屋内、地下街など屋
内外に形成配置し、その内部適宜個所、例えば層状構造
体厚さ方向中間の根の保護層にあたる部分の適宜位置に
水分検知器を適当数、設置して、層状構造体内部の保水
状況を検知する一方、給水、液肥供給用多孔配管を通じ
層状構造体内部に所要の給水、液肥の供給を行う方法に
ある。
請求項第4項記載の発明は上記方法の具体的実施方法と
して給水、液肥供給用多孔配管をタンク群に連結し、タ
ンク群、ポンプ群、を所定のプログラムに従って作動し
、層状構造体内部への給水。
液肥の供給を行うことを特徴とする。
(作用) 上記本発明層状構造体を用いて屋上またはバルコニー床
面において植物植生を行うときは、形成された上記層状
構造体はその植生層に芝や植物の種を播いて発芽させ、
(植生層を保護層に重合する前に、予め植生層に種を直
播きし発芽させておいてもよい。)適当に施肥を行って
発芽した芝や植物の発育を助成するが、上部の植生層は
上記植生に適する適当な保水性と通気性を有し、また適
度の排水性を具備して芝や植物の発育を助成する。
一方、中間部の根の保持層は容易に伸びて来た芝や植物
の根が通根できて、なお、これらの根をしっかり保持す
る役割を有する。
そのため繊維密度、保水性が大きく、かつ適度に垂直、
水平両方向の透水性を有し水が溜まり水となって根腐れ
を起こすことを阻止すると共に、絶えず、新鮮な水を保
水する。
また、通気性は小さいか適度に酸素の供給を可能として
根の保護をはかる。
更に下部部分の排水層は充分な排水機能を有することか
ら降水雨量に対して充分な排水を行い、しかも溜まり水
となって根固め層で根腐れの発生するのをなくする。
なお、根の保護層、排水層は適当な厚さを有し、歩行や
草刈り作業時の荷重に対しても充分な支持力、復元力を
有し、層状構造体全体の歩行性の改善作用を有する。
しかも更に本発明層状構造体はその内部に給水。
液肥供給用の多孔配管が内蔵埋設されていることにより
、植物植生に際し積極的に給水や液肥供給が行われ、植
生された植物の成育を促進する作用を有する。
殊に水分検知器を設置することにより、これによって層
状構造体内部の保水状況を知ることが出来、従って、そ
の状況に対応する給水、施肥が容易となり、給水、施肥
効率を良好ならしめると共に、別途に決めるスケジュー
ルによって液肥の供給を充分に管理することが可能とな
り、屋上またはバルコニーに設けた土を使用しない層状
構造体により植物植生の成育管理を確実とする。
また、上記作用は屋上またはノ\ルコニーに限られるも
のではなく、太陽光を採り入れた屋内または地下街にお
いても同様;こ有する。
請求項4記載の発明は、上記給水、液肥供給を屋外配置
においてより実際的なろ巳める。
なお、請求項2記載の発明における最上層の合成樹脂製
綱状体は上記植物植生に際し人の歩行。
横臥や草刈機の使用などに際して荷重を網上全面に均等
に分布させ、特定場所への荷重集中を阻止すると共に、
風や台風に対する保護を確実とする。
更巳こ最下層の合成樹脂ソートは止水機能かあり、シー
ト上の雨水や余分の液肥を完全に排水すると共に排水層
から出て来た芝や植物の根が屋上のコンクリートや防水
層の細かい亀裂に入り込み、これを破損させるのを防止
する。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し、本発明の具体的実施例に
ついて説明する。
第1図は本発明に係る層状構造体の形成例であり、図に
おいて、(1)は上部部分の植生層、(2)は中間部分
の保護層、(3)は下部部分の排水層であり、これは植
生層(1)、保護層(2)及び排水層(3)の重合構造
によってコンクリート面(6)上に配置される本発明層
状構造体の基本構造が形成されていると共に、更に図に
おいて、植生層(1)の上面に合成樹脂製綱状体(4)
が、また下部部分、即ち、排水層の下面に止水、根切り
の役割を有する合成樹脂製シート(5)が夫々紀要され
ていて、全体として本発明層状構造体の請求項2に係る
層状構造が形成されている。
そして、上記層状構造体の重合構造において、その内部
の水平方向に給水あるいは液肥供給用の多孔配管(7)
が内蔵配設されていると共に、構造体内部の水分を検知
するため水分検知器(8)が設置されている。図中、(
G)は植生された芝などの植物を示す。
上記上部部分の植生層(1)はその上に芝や植物の種を
播き、植生させる層であり、例えばポリエステル、ポリ
プロピレン、アクリルなどの合成繊維を主材にし、これ
単独あるいは適宜吸水性繊維を適当量、例えば15〜3
0%適宜混合せしめた繊維ウェブにニードリングし、構
成繊維を互いに絡交せしめた、通常、繊維の見掛は密度
0.11g/cffl程度で厚さ5IIII11前後の
不織布が用いられる。
吸水性繊維の混合は植生層(1)の保水性を高め、乾燥
による発芽率低下防止を図る上に有効であるがレーヨン
などの人造繊維は吸水状態で長期使用すると、腐る場合
があるので、可及的アクリル系吸水繊維を用いることが
好適である。
この植生層(1)はその上に植物の種を播き、発芽させ
る役目を有することからその特性として測定値の例を示
せば、保水量2.4kg/rrr、通気量178cc/
c4/sec、垂直透水係数1.5 ctx/secを
有し保水性がよく、空気の流通も適度で、また透水性あ
るいは排水性も適当に保有している。
また、この植生層(1)は芝や植物の根が背光性を示す
ため白色よりも黒色が好ましく、とりわけ、濃緑色は最
も良好である。
次に前記中間部分の保護層(2)は伸びて来た芝や植物
の根が、通根できて、しかもこれらの根をしっかり保持
する役目を有するものであり、繊維の見掛は密度は、適
当に大きい方が良い。
しかも、通気性が適度にあって酸素の供給が充分に行わ
れ、なお、適当な保水性がありながらも適当に垂直、水
平方向の透水性があって、水が溜まり水になって根腐れ
を起こしたすせぬよう、絶えず、新鮮な水が保水される
ことが望ましい。
この保護層(2)は根を保持することから適当な厚さが
必要であり、一般的に(植生層−保護層+配水層)全体
で最小限5cm以上の厚さが必要と言われるが、保護層
のみで厚さ5cm前後が望ましい。
しかも、歩行や草刈り作業時の荷重に対して、充分な復
元力を持つことが必要で、弾性回復率は可及的大きいも
のを選定する。
この保護層(2)は例えばポリエステル繊維からなる通
常、ニードル不織布で測定値の1例を示せば見掛は密度
0.23g/C11I、厚さ10wn前後、保水量6.
0kg/rrf、通気量36cc / crA / 5
ecp、垂直透水係数2.3X 10− ’ cm/ 
secで、圧縮率は7.6%と小さく、厚さ回復率(荷
重800g/cIIl)は94%と高い特性を有する。
また、別の例として、次のような特性をもつ不織布と、
上記不織布とを適当に混ぜて重ねて使用することもある
。即ち、その不織布は見掛は密度は0.05g/c+f
lと小さいので保水量が40kg/ボと大きく、通気量
122cc / ci / sec 、垂直透水係数3
.5cm / secと大きいが、それ程圧縮率17%
は大きくなく、厚さ回復率も90%前後と大きい、比較
的細い太さの繊維からなる不織布である。
また、これら保護層(2)においても、背光性を示す根
に対して白色よりも黒色系が好ましい。
更に下部部分の排水層(3)は、通常、50〜100閣
/Hrの降水雨量に対しても充分、排水機能を持ち、し
かも保水性は零に近く芝や草花・の根に絶えず新鮮な水
が補給されるものであることが必要であり、排水層で溜
水となって根固め層での根腐れを絶対発生しないように
する。
そのためには比較的繊維空隙率の大きな、即ち他の2層
に比し繊維密度の最も低い繊維構造体、例えば不織布を
選定するが、逆に弾性回復が悪く変形したり、また変形
率が太き(て歩行時に不快怒を与えるようでは好ましく
ない。
従って、その排水層(3)には通常、500〜5000
デニ一ル前後の太さを有するビニリデン繊維からなる不
織布マットを、厚さ30〜60鵬の範囲で選択して使用
する。こられは弾力性を有し、測定の1例を示せば、約
900kg/rrrの荷重に対し厚さの変化率は40%
までで、その回復率は80%以上のもので通気性の極め
て大きいものである。
勿論、上記不織布マ・ントは単独でもよいが、15〜3
0デニールのポリエステル繊維からなる厚さ1゜閣程度
の透水性の良い不織布と組み合わせることも好ましく、
この場合には全体層の歩行性の改善が図られる。
以上、述べた上部部分、中間部分、下部部分の植生層(
1)、保護層(2)及び排水層(3)の3層を重合設置
することによって図における本発明の基本となる層状構
造体が構成されているが、重合にあたっってば、図の如
くビルなどの建築構造物のコンクリート面(6)で順次
、下部層より中間、上部の各層と重合して施工すること
が最も一般的に行われる。
この場合、各層の役割を阻害しない範囲では、中間に他
の層あるいは布などを介在させることも差し支えない。
勿論、層状構造体は1枚ものに限らずブロックに分けて
、例えば第2図点線Aで囲まれたようなブロック毎に施
工してもよい。
なお、この重合にあたっては特に互いに各層を接着させ
ることは必須ではなく、むしろ、芝や植物の根の通根に
よりこれがパンチングの如くなって各層を確実に保持す
る。
そして、上記層状構造体の植生層(1)に対し芝や植物
の種が播かれるが、これら種を播くには他の2層と建築
構造物上で重合設置した後、その上面の植生層(1)あ
るいは網状体(4)があるときは網状体(4)の上から
植生層(1)に種を播いてさせてもよいし、また別の場
所で植生層(1)のみに種を播き発芽させた後、層状構
造体として重合作成せしめてもよい。
この場合、層状構造体として建築構造物上で直接発芽さ
せる場合も植生層のみを別の場所で発芽させてから建築
構造物上に移す場合も適当に施肥を行い、発芽した芝の
発育を助成することが望ましい。
特に建築構造物上で発芽させる場合には適度の湿りと強
風に対しての飛散防止のため、湿った不織布やマントを
植生層(1)の上に被せるのが効果的である。しかし適
当に日光に当てることを忘れてはならない。
前述した基本構造の層状構造体には図示の如く最上層及
び最下層に更に合成樹脂製綱状体(4)と合成樹脂製シ
ート(5)が施工されるが、合成樹脂!!網状体(4)
は前記の基本的な層状構造体の最上層にのせられ、その
周囲を適当な間隔、例えば30〜50cm間隔で建築構
造物に固定した留め具で固定される。
この網状体(4)は人の歩行、横臥や草刈機の使用時な
どにあたって荷重を全面に出来るだけ均等に分布させて
、植生層(1)の特定の場所に荷重が集中してかかるの
を防ぐとともに、風や台風などに対する保護である。
特にビルの屋上またはバルコニーなど建築構造物の高所
における強風による芝や植物は勿論、前記層状構造体の
各層(1)、 (2)、 (3)の飛散防止が重要であ
る。
従って、この網状体(4)の固定方法と5て:よ、屋上
の床上または周囲の壁に適当な間隔で設けた留め具に連
繋じたり、または建築構造物にワイヤーなどで緩着され
1こ適当な重量、長さの押さえ捧↓こ繋留する方法が用
いられる。
この綱状体(4)↓よその具体例と5で高圧ボjlエチ
レン(高密度ポリエチレン)製の、綱目の大きさが10
〜30唾程度の網状体で縦横引張強さか500〜100
0kg/mのものを、全体の大きさ2面積に合わせて使
用する。色彩も緑色系のものが望ましく、重量も500
〜1000g/r+(のちが適当である。
一方、最下層の止水、根切りのだめの合成樹脂製シート
(5)はシート上の余分な雨水や余分の液肥が完全に適
切な方法で排水されることが必要で、通常、厚さ1〜3
肛程度の軟質塩化ビニールシートなどが適当であり、色
は一般的に黒色が用いられ、前記基本となる層状構造体
の配置に先立って敷設される。
かくして、これら合成樹脂製綱状体(4)とシート(5
)とは前記3層を基本とする層状構造体と協同して層状
構造体上の歩行、草刈りなどを容易ならしめると共に建
築構造物保護のため、止水性能及び植物の根切り性能を
確保することができる。
以上のような構成を具えた植物植生用の層状構造体にお
いて本発明では更に第1図に示すように給水、液肥供給
を行うための多孔配管(7)と、層状構造体内部の保水
状況を検知するための水分検知器(8)が設置されるが
、給水、液肥供給用多孔配管(7)及び水分検知器(8
)の設置位置は層状構造体の内部であればどの位置でも
勿論、差し支えないが、過剰な水、あるいは肥料不足に
よる根腐れ、ひいては枯れることを防ぐ目的から芝や植
物の根を保持する部分の水分が最も重要であることを考
えれば水分検知器(8)は図示の如く層状構造体の厚さ
方向で根の保護層(2)にあたる部分のほぼ中央の位置
に1個または複数個の適当個数設置することが好ましく
、給水、液肥供給用多孔配管(7)も亦、保護層(2)
に内蔵配設するのが効果的である。
第2図は上記給水、液肥供給用配管(7)及び水分検知
器(8)の配置形態の1例を平面図で示しており、給水
、液肥供給用配管(7)は直径lO〜50胴程度の主管
(7a)と該主管(7a)から分岐する枝管(7b)か
ら構成されていて、植物の根が侵入しない程度の多数の
細孔を有し、別に設置された給水タンク(9)、肥料タ
ンク00)、i肥タンク(11)などのタンク群と、ポ
ンプ群(P、)(PZ)によって給水、液肥供給のため
の回路が形成されている。
そして、上記一連の回路は一方において給水側と連結さ
れ、決められたプログラムに従って、上記タンク群、ポ
ンプ群を作動することによって給水、液肥供給及び排水
を適宜実施するよう構成されている。
即ち、建築基準法により上水と間接給水の必要があるの
で、まず、給水タンク(9)に上水より水を入れ、この
2次側に加圧ポンプ(Pl)を設置し給水する。
また、液肥は液肥タンク01)に間接的に上水を入れ、
このタンクに肥料タンク00)より肥料を入れて混合し
、この2次側に加圧ポンプ(Pl)を設置して給肥する
ここで用いら孔る給水、液肥供給用配管(7)は層状構
造体上を随時、人が歩行二たり草刈り作業を行うので、
これに耐えられるようなフレキシブルなミクロ状多孔性
の特殊ゴムチューブあるいは丈夫な多孔質ニューセラミ
ック管が好適であり、特に細孔は根の侵入を防くと共に
、層状構造体内の水分の状況によって水分が吸い出され
るものであることが好ましく (根が配管の中に侵入す
るのを防くため不織布のシートを用いて配管を被覆する
こともあるか、手間がかかる)層状構造体の水分を検知
せずとも過剰に給水する恐れがな(有利である。
なお、主管(7a)を通常の孔のない配管とし枝管(7
b)を多数の細孔を有する上記ニューセラミ、り管など
としてもよい。また主管(7a)は適宜、接続部(F)
を介し所要長さに形成することが好適である。
一方、水分検知器(8)としては既知の、例えば電導度
を利用した水分センサーなどが使用可能であり、これに
よって層状構造体内部の保水状況を知ると共に、決めら
れたスケジュールシこ従って給水。
液肥供給を実施する。
特に液肥供給を一定時間で行えば液肥も水分であるし層
状構造体は水分が多いと吸収さn5こくい。
例えば雨水や撒水が多すぎて水分が充分であるときは決
められたスケジュールに従って給水せずまた給水しても
、決して液肥供給はせず、排水は自由として層状構造体
内部の過剰な水を建築構造物の排水設備(図示せず)か
ら排水してゆく。
上記排水が地域により直接外部(敷地外)に排水出来な
い場合はこの排水は浄化処理を行う必要もある。
なお、上記のような給水、液肥供給回路を形成するタン
ク群、ポンプ群のうち、特に液肥用のものは、これに適
合した材質、構造のものとすることが必要である。そし
て、タンク内の液肥の濃度を随時、測定し、可及的一定
の濃度に維持させるようにする。
また、給水供給として一度タンクに上水を入れ、タンク
と配管間の圧力により行う方法も考えられる。液肥も同
様である。
更に水分検知器(8)の検知情報を給水、液肥供給を制
御する装置に関連させ、検知した層状構造体内の保水状
況によって給水、液肥供給を自動制御せしめることも本
発明の含むところである。
かくして、上記の如く構成される層状構造体を建築構造
物の屋上またはバルコニーあるいは屋内。
地下街に配設するときは前述した層状構造体による有利
な植物植生をより効果的に、即ち層状構造体内部の水分
保有状況に応じ給水、液肥供給が可能となり、植物植生
における根の保持に最適な状態に常に維持し、芝や植物
の根の保護をより確実にし、成育を促進する。
なお、本発明層状構造体の内部に更に冷水、温水を通水
する配管を内蔵させ、構造体内部の温度が高温になった
ときには、冷水を通水して温度を下げ、また温度が下が
って冬季などで保水している水が凍結するような場合に
は温水を通水して構造体内部の温度を上げ、随時、四季
の変化、外気温の変化に対応して芝や植物の根腐れや根
の損傷ひいては根の枯れるの防止せしめるようにすれば
より実効性を高めることができる。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように植生層、保護層及び排水層
を基本とする層状構造体であり、これをビルなど建築構
造物の屋上またはバルコニーあるいは屋内、地下街など
に設置することにより芝などの植生に必要な根の保護、
空気の流通、適当量の給水、排水、施肥などの要件を具
備して土の使用を不要ならしめ、屋上利用に好適である
重量の軽減と共に歩行可能性、横臥可能性をも付与して
近時、関心がもたれている建築構造物の屋上またはバル
コニー利用を始めとする建物の床面への植物の植生に顕
著な効果を奏する。
特に上記層状構造体は総重量が50〜60kg/rrr
の重さしかなく、建築基準法上の屋上広場またはバルコ
ニー床の許容積載重量を人などが歩行しても越える恐れ
がなく、安全であり、土を用いた場合に必要な屋上広場
又はバルコニー床の構造物に特別な補強を要しない利点
を有する。
しかも本発明層状構造体ならびにこれを用いた植生方法
においては多数の細孔を有する給水、液肥供給用配管を
内蔵し、更に水分検知器を設置し、層状構造体内部の保
水状況を検知する一方、決められたプログラムに従って
給水、液肥の供給および排水を行うため、給水、液肥供
給、排水による成育管理が可能となり、屋内外あるいは
地下街における芝や植物に対し適切に給水、液肥供給な
どを実施することができる。
なお、請求項2記載の発明は更に前記層状構造体を使用
し植物植生を行うにあたり、最上層の合成樹脂製綱状体
が前記層状構造体と共同して、その上の歩行、草刈りな
どを容易ならしめると共に、その上にかかる荷重を全面
に分散して均等ならしめ、同時に表層を平均的に抑えて
風や台風などに対しても安定せしめる特長を有し、また
最下層の合成樹脂シートは排水層より伸び出た植物の根
がコンクリート面や防水層の細い亀裂に入り込み、これ
を破損せしめるのを防止すると共に屋上面の水洩れを完
全に阻止し、建築構造物上における前記植物の植生をよ
り安定有効ならしめる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る層状構造体の施工状態を示す断面
図、第2図は給水、液肥供給のレイアカトの概要を示す
平面概要図である。 (1)・・・植物植生層、(2)・・・保護層。 (3)・・・排水層、(4)・・・合成樹脂製綱状体。 (5)・・・合成樹脂製シート (7)・・・給水、液肥供給用配管。 (8)・・・水分検知器、(9)・・・給水タンク。 (10)・・・肥料タンク、   (11)・・・液肥
タンク。 特許出願人 株式会社浚 沼 組 同   呉羽チック株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合成繊維を主材とする繊維構造体であって、厚さ方
    向に繊維密度を異にし、上層部分が中間密度で植物を種
    から植生する植生層、中間部分が繊維密度、保水性とも
    に大きく、通根、根の保持と植物の根を保護する保護層
    、下層部分が繊維密度、保水性ともに低く、過剰な雨水
    などの排水に適すると共に全体を支持するに足る保持力
    を有する排水層に形成された層状構造体の内部水平方向
    に植物の根が侵入しない程度の細孔を多数有する給水、
    液肥供給用多孔配管を内蔵配設せしめてなることを特徴
    とする多孔配管内蔵植物植生用層状構造体。 2、請求項1記載の植物植生用層状構造体において、そ
    の最上層に合成樹脂製綱状物を配層すると共に最下層に
    止水性能及び植物の根切り性能を有する合成樹脂製シー
    トを重合してなることを特徴とする多孔配管内蔵植物植
    生用層状構造体。 3、請求項1又は2記載の植物植生用層状構造体を建築
    物の屋上またはバルコニーなど屋外あるいは屋内もしく
    は地下街など所要場所に形成配設し、その保護層内部適
    宜個所に水分検知器を設置して層状構造体内部の保水状
    況を検知すると共に、給水、液肥供給用多孔配管を通じ
    層状構造体内部に所要の給水、液肥の供給を行うことを
    特徴とする植物植生方法。 4、給水、液肥供給用多孔配管をタンク群に連結し、タ
    ンク群、ポンプ群を所定のプログラムに従って作動し、
    層状構造体内部への給水、液肥の供給を行うことを特徴
    とする請求項3記載の植物植生方法。
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