JPH0420718Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0420718Y2 JPH0420718Y2 JP2651786U JP2651786U JPH0420718Y2 JP H0420718 Y2 JPH0420718 Y2 JP H0420718Y2 JP 2651786 U JP2651786 U JP 2651786U JP 2651786 U JP2651786 U JP 2651786U JP H0420718 Y2 JPH0420718 Y2 JP H0420718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- sail
- wings
- head
- drag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Clamps And Clips (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はウイドサーフインのセールに組合せて
マストに当接させ、セールのリーデイングエツジ
の形状を高速時にも空気力学的に見て乱流の発生
をなくすようにし、これによつて空気抵抗を減ず
るためのドラツグリデユーサーと名付けるセール
成形部材に関するものである。
マストに当接させ、セールのリーデイングエツジ
の形状を高速時にも空気力学的に見て乱流の発生
をなくすようにし、これによつて空気抵抗を減ず
るためのドラツグリデユーサーと名付けるセール
成形部材に関するものである。
ウインドサーフインは比較的近年になつて発達
してきたスポーツであるが、極く最近の普及は著
しいものがあり、単なる趣味的な遊びの域を脱
し、スピードを競う国際競技としても発達してき
ている。このため使用される各用具の改良に一方
ならぬ努力が払われている。
してきたスポーツであるが、極く最近の普及は著
しいものがあり、単なる趣味的な遊びの域を脱
し、スピードを競う国際競技としても発達してき
ている。このため使用される各用具の改良に一方
ならぬ努力が払われている。
本考案の説明に先立ち、一般的な理解を助ける
ため、まずウインドサーフインに使用される各用
具の名称等について簡単に説明を行う。
ため、まずウインドサーフインに使用される各用
具の名称等について簡単に説明を行う。
第4図はウインドサーフインの用具を示す略側
面図である。図中10はボードで、この上にサー
フアーが乗る部分である。12はフインで、バラ
ンス時の横流れ防止の役目をする。14はマスト
で、やや後側に曲がつた形状であり、ボード10
と連結し、セール16をこれに装着する。18は
ブーム、すなわち把手であり、サーフアーがこれ
につかまるところである。20はバテンと称され
ている弾性のある肋材であり、図の例では4本を
使用し、セール16にマストスリーブを用いて固
定して装着し、セール16の展張の補助の役をす
るものである。
面図である。図中10はボードで、この上にサー
フアーが乗る部分である。12はフインで、バラ
ンス時の横流れ防止の役目をする。14はマスト
で、やや後側に曲がつた形状であり、ボード10
と連結し、セール16をこれに装着する。18は
ブーム、すなわち把手であり、サーフアーがこれ
につかまるところである。20はバテンと称され
ている弾性のある肋材であり、図の例では4本を
使用し、セール16にマストスリーブを用いて固
定して装着し、セール16の展張の補助の役をす
るものである。
マスト14と、セール16の連結個所の各バテ
ン20の先端部に丸印を付して示した個所22,
24,26,28に本考案によるドラツグリデユ
ーサーを取付けてセール16の先端の形状を整え
るのである。
ン20の先端部に丸印を付して示した個所22,
24,26,28に本考案によるドラツグリデユ
ーサーを取付けてセール16の先端の形状を整え
るのである。
(従来の技術)
このセールのリーデイングエツジの成形には従
来より種々の考慮が払われている。
来より種々の考慮が払われている。
これまでに発表され、使用されているものに第
5図に略図で示したキヤンバーインデユーサー
(商品名)、及び第6図に同じく略図で示したウイ
ングカムシステム(商品名)がある。
5図に略図で示したキヤンバーインデユーサー
(商品名)、及び第6図に同じく略図で示したウイ
ングカムシステム(商品名)がある。
これらは何れもほとんど同じ様な構造のもの
で、バテンの頭を挟み、マストの直後にセールに
固定してそのリーデイングエツジの形状をほぼ流
線形とするものである。
で、バテンの頭を挟み、マストの直後にセールに
固定してそのリーデイングエツジの形状をほぼ流
線形とするものである。
第5図のキヤンバーインデユーサーにおいて、
ヘツドH部分の寸法は約5cmでマストの外径に見
合う寸法で、その後方に2本のウイングWが約15
cmの長さに続いている。
ヘツドH部分の寸法は約5cmでマストの外径に見
合う寸法で、その後方に2本のウイングWが約15
cmの長さに続いている。
第6図のウイングカムシステムもヘツドHは約
5cmの外形を囲むものであり、これに2本のウイ
ングがさらにふくらんだ形として後方に約12〜13
cm位延びているものである。これら両者ともウイ
ング部は硬質のものである。
5cmの外形を囲むものであり、これに2本のウイ
ングがさらにふくらんだ形として後方に約12〜13
cm位延びているものである。これら両者ともウイ
ング部は硬質のものである。
(考案が解決しようとする問題点)
極く最近の傾向として、ウインドサーフインが
よりいつそうの高速化に進んできており、とくに
国際レース等では30ノツト以上(時速54Km程度以
上)ものスピードが出る現状で見ると、これら既
知のキヤンバーインデユーサー及びウイングカム
システムはともに空気力学的に見て不完全である
ことが判明した。
よりいつそうの高速化に進んできており、とくに
国際レース等では30ノツト以上(時速54Km程度以
上)ものスピードが出る現状で見ると、これら既
知のキヤンバーインデユーサー及びウイングカム
システムはともに空気力学的に見て不完全である
ことが判明した。
すなわち既知のキヤンバーインデユーサーを使
用したときの空気の流れは第7図に略図で示す如
くであり、セールのリーデイングエツジの裏側に
乱流を生じ、これが高速帆走において後向きの引
張り力、すなわちドラツグとなり、これがブレー
キとして作用することが判つた。
用したときの空気の流れは第7図に略図で示す如
くであり、セールのリーデイングエツジの裏側に
乱流を生じ、これが高速帆走において後向きの引
張り力、すなわちドラツグとなり、これがブレー
キとして作用することが判つた。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような現状に鑑み、高速帆走時に
セールのリーデイングエツジの形状を空気力学的
に見てより良く適するように整えるようなドラツ
グリデユーサーと名付けた、セール先端の成形部
材を考案したものである。
セールのリーデイングエツジの形状を空気力学的
に見てより良く適するように整えるようなドラツ
グリデユーサーと名付けた、セール先端の成形部
材を考案したものである。
本考案においては、ドラツグリデユーサーのマ
ストに当接するヘツドの後方に突出するバテンホ
ルダーと命名したバテン挟持部を設け、バテンの
ヘツドをこれにより挟持し、かつ両ウイングの長
さ及び開く角度を適切に選定し、バテンの弾性を
も利用し、かつ両ウイングの弾性をこれに加えて
セールのリーデイングエツジ形状を空気力学的に
見て流線形とすることによりセールのリーデイン
グエツジの後方に起こるドラツグを減少させるも
のである。
ストに当接するヘツドの後方に突出するバテンホ
ルダーと命名したバテン挟持部を設け、バテンの
ヘツドをこれにより挟持し、かつ両ウイングの長
さ及び開く角度を適切に選定し、バテンの弾性を
も利用し、かつ両ウイングの弾性をこれに加えて
セールのリーデイングエツジ形状を空気力学的に
見て流線形とすることによりセールのリーデイン
グエツジの後方に起こるドラツグを減少させるも
のである。
(考案の実施例)
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は同側面図である。
は同側面図である。
本考案によるドラツグリデユーサーは一体の弾
性ある補強プラスチツク材で形成され、第1図に
断面で示したウインドサーフボードのマストMに
密着するヘツド1と、ヘツド1の中央後方に一対
の挟持部で構成されるバテンホルダー3と、ヘツ
ド1の両端より後方に長く延長される一対のウイ
ング2とを有する。
性ある補強プラスチツク材で形成され、第1図に
断面で示したウインドサーフボードのマストMに
密着するヘツド1と、ヘツド1の中央後方に一対
の挟持部で構成されるバテンホルダー3と、ヘツ
ド1の両端より後方に長く延長される一対のウイ
ング2とを有する。
本ドラツグリデユーサーの使用に当たつては、
ヘツド1をマストに密着、当接させ、バテンホル
ダー3の中央の凹み4の個所にバテン20(第4
図)の頭部を嵌着させ、また両ウイング2はセー
ル16にマストスリーブと呼ばれる固定部材を用
いて固定する。
ヘツド1をマストに密着、当接させ、バテンホル
ダー3の中央の凹み4の個所にバテン20(第4
図)の頭部を嵌着させ、また両ウイング2はセー
ル16にマストスリーブと呼ばれる固定部材を用
いて固定する。
第3図は本考案のドラツグリデユーサーわ使用
したときのセール頭部の空気の流れを示す略図で
ある。この第3図と従来例の対応する図面、すな
わち、第7図を比較すると明らかなように、2つ
のセールの厚みは著しく異なりその空気力学的効
果は著しく相異する。すなわち本考案によるとセ
ール16のリーデイングエツジ後部の乱流が著し
く減少し、よりスムースな走行が可能となる。
したときのセール頭部の空気の流れを示す略図で
ある。この第3図と従来例の対応する図面、すな
わち、第7図を比較すると明らかなように、2つ
のセールの厚みは著しく異なりその空気力学的効
果は著しく相異する。すなわち本考案によるとセ
ール16のリーデイングエツジ後部の乱流が著し
く減少し、よりスムースな走行が可能となる。
本考案者は本ドラツグリデユーサーをバンテの
弾性とも組合せて考え、種々研究した結果次の条
件で好成績が得られた。
弾性とも組合せて考え、種々研究した結果次の条
件で好成績が得られた。
第1図において、通常5cmのマストMの直径を
Dで表し、マストMとヘツド1の接点を0とし、
0点より後へDと等間隔の假想点をD1,D2,D3
……とし、また0点より前の同様の等間隔点を−
D1,−D2とする。
Dで表し、マストMとヘツド1の接点を0とし、
0点より後へDと等間隔の假想点をD1,D2,D3
……とし、また0点より前の同様の等間隔点を−
D1,−D2とする。
まずセールが拘束されないときの両ウイング2
の拡がり角は、ほぼ35℃、あるいは30°〜40°の間
とし、ウイング2の延長線が大体−D2の点で交
叉し、また各ウイングの長さをほぼ(6−10)
D、とくに(7−8)D、すなわち5cmのマスト
のものは約35cm〜40cm位を中心とする長さとす
る。
の拡がり角は、ほぼ35℃、あるいは30°〜40°の間
とし、ウイング2の延長線が大体−D2の点で交
叉し、また各ウイングの長さをほぼ(6−10)
D、とくに(7−8)D、すなわち5cmのマスト
のものは約35cm〜40cm位を中心とする長さとす
る。
本ドラツグリデユーサーにバテン20を組合
せ、両ウイング2をセール16に固定したとき、
ほぼ(2−3)Dの距離すなわち点D2とD3の間
に(1.25〜2.5)D、とくに(1.5〜2.0)Dのふく
らみ、すなわち第3図に点線6で示すような假想
円を包囲するようなふくらみが生ずるようにする
と、前述の如き高速走行時に空気力学的に見て最
適であることが判つた。
せ、両ウイング2をセール16に固定したとき、
ほぼ(2−3)Dの距離すなわち点D2とD3の間
に(1.25〜2.5)D、とくに(1.5〜2.0)Dのふく
らみ、すなわち第3図に点線6で示すような假想
円を包囲するようなふくらみが生ずるようにする
と、前述の如き高速走行時に空気力学的に見て最
適であることが判つた。
本ドラツクリデユーサーの試作品はグラスフア
イバー補強ポリエステル樹脂で好適に動作した
が、ナイロン系樹脂の型造品も好都合に使用でき
る。
イバー補強ポリエステル樹脂で好適に動作した
が、ナイロン系樹脂の型造品も好都合に使用でき
る。
(考案の効果)
本ドラツグリデユーサーは、ウイング部をヘツ
ド部から外側に角度を持たせて、取付けてある
為、セール自体の厚みを持たせることができ、な
おかつ、両ウイング共に固定化されていない為、
左右どちらから圧力がかかつても、きれいな流体
面を造り出す等ができる。これはウイング2がス
ライドする為である。
ド部から外側に角度を持たせて、取付けてある
為、セール自体の厚みを持たせることができ、な
おかつ、両ウイング共に固定化されていない為、
左右どちらから圧力がかかつても、きれいな流体
面を造り出す等ができる。これはウイング2がス
ライドする為である。
実際に、同様のセールで同じ風速(約10m/
s)の中での実験では本ドラツグリデユーサーを
使用したセールの方が上述の他の2種を使用した
物よりも、常に3〜4Km/hの差を生じる結果が
出た。なおかつ、セールのコントロール性がより
良くなることが判明した。
s)の中での実験では本ドラツグリデユーサーを
使用したセールの方が上述の他の2種を使用した
物よりも、常に3〜4Km/hの差を生じる結果が
出た。なおかつ、セールのコントロール性がより
良くなることが判明した。
すなわち試験走行において、他の諸条件にもよ
るが、約10%ものスピードアツプが確認され、所
期の目的が達せられた。
るが、約10%ものスピードアツプが確認され、所
期の目的が達せられた。
第1図は本考案によるドラツグリデユーサーの
1例の平面図、第2図は同側面図、第3図は本考
案によるドラツグリデユーサーを使用した時のセ
ールの形状を示す略図、第4図はウインドサーフ
ボードの全体を示す略図、第5図及び第6図は従
来既知の当該部品の略平面図、第7図は第5図示
の既知の部品を用いたときのセールの形状を示す
略図である。 1……ヘツド、2……ウイング、3……バテン
ホルダー、10……ボード、12……フイン、1
4……マスト、16……セール、18……ブー
ム、20……バテン、22,24,26,28…
…ドラツグリデユーサー取付個所、M……マス
ト、D……マストの直径。
1例の平面図、第2図は同側面図、第3図は本考
案によるドラツグリデユーサーを使用した時のセ
ールの形状を示す略図、第4図はウインドサーフ
ボードの全体を示す略図、第5図及び第6図は従
来既知の当該部品の略平面図、第7図は第5図示
の既知の部品を用いたときのセールの形状を示す
略図である。 1……ヘツド、2……ウイング、3……バテン
ホルダー、10……ボード、12……フイン、1
4……マスト、16……セール、18……ブー
ム、20……バテン、22,24,26,28…
…ドラツグリデユーサー取付個所、M……マス
ト、D……マストの直径。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ウインドサーフボードのセールのリーデイン
グエツジの成形用ドラツグリデユーサーであつ
て、 マストの直径Dに見合う凹みを有していてマ
ストに密着当接させる比較的に硬質のヘツド部
1と、該ヘツド部1のマストに当接させる側と
反対側に突出している比較的に硬質の部材より
成りバテンの頭部を嵌着挟持する凹みを有して
いるバテンホルダー3と、前記ヘツド1の両端
よりマストと反対側に延びている弾性ある1対
のウイング2とを有し、 前記ウイング2は非拘束時に30〜40°の開き
角度を有していて両ウイング2の延長線はマス
トMとヘツド1の接点0のマスト側前方に2D
の距離の点で交叉し、 両ウイング2の長さを(6〜10)Dとし、 バテンホルダー3にバテンを組合せてセール
に装着した際、前記接点0よりマストの反対側
の後方に(2〜3)Dの間の距離において、セ
ールのリーデイングエツジ部分のふくらみが
(1.25〜2.5)Dの円を包囲する如くの流線形状
をなす如くした構造を特徴とするウインドサー
フイン用ドラツグリデユーサー。 2 グラスフアイバー補強ポリエステルの材質を
用いた実用新案登録請求の範囲第1項記載のウ
インドサーフイン用ドラツグリデユーサー。 3 ナイロン系樹脂を材質とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載のウインドサーフイン用ド
ラツグリユーサー。 4 両ウイング2の長さを(7〜8)Dとした実
用新案登録請求の範囲第1項記載のウインドサ
ーフイン用ドラツグリデユーサー。 5 リーデイングエツジ部分のふくらみを(1.5
〜2.0)Dとする実用新案登録請求の範囲第1
項記載のウインドサーフイン用ドラツグリデユ
ーサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2651786U JPH0420718Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2651786U JPH0420718Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138697U JPS62138697U (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0420718Y2 true JPH0420718Y2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=30827671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2651786U Expired JPH0420718Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0420718Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP2651786U patent/JPH0420718Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138697U (ja) | 1987-09-01 |
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