JPH04209461A - 光電子増倍管の直線性改善方法 - Google Patents

光電子増倍管の直線性改善方法

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JPH04209461A
JPH04209461A JP33978990A JP33978990A JPH04209461A JP H04209461 A JPH04209461 A JP H04209461A JP 33978990 A JP33978990 A JP 33978990A JP 33978990 A JP33978990 A JP 33978990A JP H04209461 A JPH04209461 A JP H04209461A
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JP
Japan
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photomultiplier tube
linearity
voltage
resistors
resistance
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JP33978990A
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English (en)
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Akihiro Mito
三戸 章裕
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光電子増倍管を高精度で使用するためにその
直線性を改善する方法に関するものである。
[従来の技術〕 現在、分光光度計等分析機器には、高感度で応答の直線
性がよいと言われる光電子増倍管が検出器として多く使
用されている。しかしながら、この検出器も直線性が完
全ではなく、そのずれ(非直線性)も校正されないで使
用されているため、高精度といわれる自記分光光度計を
用いて、透過率校正値のついた標準光学フィルタ(例え
ばNl5T(米国国立標準技術研究所)より供給されて
いる930Dフイルタ)を測定した場合、透過率30%
のフィルタでも、0.2%以上透過率が低く表示される
従来の分光光度計に使われる光電子増倍管では、第1図
に示すような電圧分割回路において、電極間電圧が、等
しい抵抗値を持った抵抗 (R,=R2=・・・=R,
。)を直列につないだ回路で印加されるものが多い。そ
の際、Landらの解析(Land。
P、L、、Rev、Sci、Instrum、42.4
20−425(19711)にもあるように、増幅率は
段間電圧に依存するため、陽極電流が増えてくると後段
の段間電圧が下がり、直線性が悪くなる。
一方、Nl5T、NPL (英国国立物理研究所)、並
びに工業技術院計量研究所では、光の加法性が成り立つ
かどうかを調べることにより検出器の非直線性を校正し
、高精度の分光光度計を試作している(例えば二戸、高
橋、西端、計量研究所報告39 (19901、P、 
399〜406参照)。しかし、その方法は機器の安定
度が要求されると共に、手間がかかり、日常のルーチン
ワークとして使用される機器に適用できないものである
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、上述した光電子増倍管における
電極間電圧の印加法の改善により、検出器としての直線
性を高め、光電子増倍管を高精度に使用可能にすること
にある。
[課題を解決するための手段J 上記課題を解決するため、本発明に係る光電子増倍管の
直線性改善方法は、検出器として用いる光電子増倍管の
電圧分割回路において、陰極と陽極間の各ダイノード間
の電圧を、陰極及び各ダイノード間に抵抗を設けると共
にそれらの抵抗を直列に接続することによって印加し、
その際に少なくともそれらの抵抗の一部に抵抗値の異な
るものを用いて電圧を制御することにより、光電子増倍
管における応答の直線性を改善することを特徴としてい
る。
[作 用] 光電子増倍管の種類等によって決まる定数を考慮し、陰
極と第1段目のダイノード間の電流値と出力電流の関係
を求めて、それらの関係が直線的になるように分割抵抗
値を最適化することにより、検出器としての直線性が高
められ、光電子増倍管が高精度に使用可能になる。
[実施例コ 以下に本発明の実施例を第1図を参照しながら詳述する
本発明は、基本的には、検出器として用いる光電子増倍
管の電圧分割回路において、第1図に示すように、陰極
Cと陽極Aとの間の各ダイノードDl−D、間の電圧を
、陰極及び各ダイノード間に抵抗fR+−a+。)を設
けると共にそれらの抵抗を直列に接続することによって
印加し、その際、従来のように等しい抵抗値を持った抵
抗のみ (R+=Rz=・・・=R,。)を直列につな
ぐことなく、少なくともそれらの抵抗の一部に抵抗値の
異なるものを用いて電圧を制御し、それにより、光電子
増倍管における応答の直線性を改善するものである。
以下においては、このような方法により上記直線性を改
善できることについて具体的に説明する。
一般的に、電子増倍管において、ηを量子効率、φを入
射する光束、Gを増幅率とすると、出力電流INは、 zs(φ)=ηGφ       ・・・filで表わ
される。
また、n段目のダイノードの増幅率をδ。とすると、D
段の全体の増幅率Gは、増幅率δ。の積として、 G=11  δゎ         ・・・(2)とな
るo Landらによれば、経験的に、δ。は直前の電
位差V、、たけでなく、次の電位差vn、Iにも依存し
、パラメータb、p、qを用いて、 δゎ=bVllV11.I         ・・・(
3)で表わされる。b、1)+qは光電子増倍管の種類
によって異なる定数であり、p、qの比は光電子増倍管
の使用条件にもよっている。
検出器の直線性は、一般的には、次のようにして改善す
ることができる。まず、(2)式及びパラメータb、p
、qの値を仮定し、抵抗分割回路をオームの法則とキル
ヒホッフの法則を用いて表わす。そのため、陰極と第1
段目のダイノード間の電流値i、と出力電流九の関係を
求め、その関係が直線的になるように分割抵抗値を最適
化する。
具体的には、第1図に示すように直列に並べた抵抗(R
,−R,)に電圧■を印加した場合、i+”l+”lz
+I。=・・lN+INR+4+=V+、 R2’I2
”V2.  ・・・、 RN’Ix”V−L+V2+ 
−−−+VN=V δ−+=b・VN−+ JN 12・11・δ+ 、 1B=1i・δ2.・・・。
IN=IN−1・δN−1・・(4) となる。
以上の式を同時に解けば、11とiNの関係を求めるこ
とができ、適当なR1,・・・、RHを選ぶことにより
、直線性をよくすることができる。なお、パラメータp
、p、qは予め実験的に決めておく必要がある。
上2の式は解析的に解くことは難しいが、近似的には以
下のように解くことが可能である。
増幅率Gは光束に依存するため、低光束の時のGを60
とすると、増幅率Gは、 G=G、(1+△G(φl/Go)    −−・(5
1のように表され、光束に依存した右辺第2項のΔG/
G、が検出器としての直線性からのずれとなる。ΔG/
Gは、(2)式から、 となる。また、(4)式から、 △V1+・・・+ΔVs−R+・△L+−+RN・ΔI
N:0 である。
ここで、R1=R2−・・・=RN−、=R、FIN≠
Rとし、低光束時に抵抗を流れる電流値をI。とすると
、(6)式は、 ・・・(7) となり、Rs/R=xとすると、 −ΔIN=lN、−
Δl1=11であるから、 ΔG/Go=[p・x−q・(X−tll−fzs/I
ol+q・fit/ro)となる。
通常、11はi、lに比べて小さいため、右辺第2項を
無視し、右辺第1項のみをOにすることを考えればよい
。つまり、光電子増倍管のパラメータp、qに対して最
終段の抵抗を、 x=q/(p−q)        ・・・(8)に選
べば直線性が改善されることになる。
本発明者が、分光光度計(日立製U−3400)を用い
て、分光光度計に多く使用されている浜松ホトニクス社
製R928光電子増倍管の直線性を調べた結果、p=0
.7 、q=0.2に近いことがわかった。この値を用
いて、(8)式からx40.4で直線性がよくなること
がわかる。
パラメータb、p、q  は光電子増倍管の材質、印加
電圧、光の集光状態等によるといわれており、実験から
経験的に決める必要がある。
次に、前記 (4)式を同時に解いた場合の数値計算結
果を、市販の分光光度計設定値による比較例と共に示す
。表1において、ΔTは透過率Tを測定した際に、検出
器の非直線性によって、補正しなければならない最大量
を表わす。
なお、パラメータの値は、通常、分光光度計において使
用されているR928光電子増倍管(浜松ホトニクス)
に近いと思われる値橙、出力の非直線性を調べた実験結
果から仮定し、b・0.1. p=0.69゜q=0.
17としている。また、出力電流値は、18・l+。
・1.2μA、分割抵抗はlO段直列を仮定した。
表1中の■は、比較のために市販の分光光度計に使用さ
れている抵抗について数値計算したものであるが、Δ丁
の実験値は表の値より太き(、表  1 ■RI= −=R,0=330にΩの場合(市販分光光
度計設定値) 電圧(Vl   200   300   400Δ丁
(%l   0.18  0,17  0.13■R,
=・・・”R*= 150にΩ、 R1゜=50にΩの
場合電圧(Vl   200   300   400
Δ丁(%l   O,000,旧  0.O1■R,=
 −=R,= 1.50にΩ、R9”RI。=10Ok
Ωの場合電圧(Vl   200   300   4
00△T(%l  −0,010,020,02■R+
”・・・:R7−150にΩ、R5−150にΩ、R,
=150にΩ。
RIO:100にΩの場合 電圧(Vl  200’   300   400△T
(%l  −0,010,020,03200vで0.
23程度ある。これは、使用したパラメータが正確でな
いことによる。表1中の■に示されるように、最も簡単
な方法として、最終段の抵抗を下げること壜こより、大
幅に補正量△Tを下げることが可能であるが、同■及び
■のように、いくつかの抵抗の組合わせによっても、電
圧のかなり広い範囲にわたって直線性を改善することが
可能である。
なお、表1の場合のような簡単な計算によっても1桁近
く直線性をよくすることが可能であるが、パラメータが
正確に得られない場合や、直線性をさらに良くしたい場
合には、数値計算から得られる抵抗の値を実験的に微調
整することができる。
次に、−例として、前記 (4)式を厳密に数値計算に
より解き、その結果に基づいて、第1図のR1からR,
までに抵抗値が150にΩ−の等しい抵抗を用い、RI
Oのみを61にΩの抵抗とした高精度抵抗ソケットを試
作し、これを浜松ホトニクス社製のR928型光電子増
倍管に適用した場合の実験結果を示す。
実験においては、日立製作新製U−3400分光光度計
を用い、通常用いられている抵抗ソケットと試作した高
精度抵抗ソケットの性能比較を行った。
Nl5Tの930D標準フイルタの校正値とそれぞれの
透過率測定値の比較を表2に示す。
表  2 ん(nm)  440 465546.1590 63
5従来のソケット  30.22  33.57  3
2.59  30.18  30.92NISTとの差
   −0,17−0,32−0,23−0,19−0
,21改良ソケツト   30.39  33.78 
 32.83  30.39  31.35NISTと
の差    0.00  −0.01   0.01 
  0゜02   0.02表2かられかるように、透
過率30%のフィルタでは約1桁精度が向上し、0.0
2%以内で校正値と一致している。また、工業技術院計
量研究所の高精度分光光度計を使用して、出力電流値1
μA、印加電圧200vで、光の加法性を調べることに
より直線性を調べたところ、透過率の校正値は0.01
%以内であることがわかった。
このように、少なくとも一部の抵抗を変えることにより
光電子増倍管の検出器としての直線性を改善でき、計算
から、最も簡単な方式の一つは、最終段の抵抗を変化さ
せることであるが、変化させる抵抗の最適値は、以上に
おいて説明したところ限られるものではない。
[発明の効果] 以上に詳述したように、本発明の方法によれば、光電子
増倍管における電極間電圧の印加法の簡易な改善により
、検出器としての直線性を高め、光電子増倍管を高精度
に使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用する光電子増倍管の電圧分割回
路の構成図である。 指定代理人 工業技術院計量研究所長 −\: 服  部     脩−−・−二■− 第1図 V

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検出器として用いる光電子増倍管の電圧分割回路に
    おいて、 陰極と陽極間の各ダイノード間の電圧を、陰極及び各ダ
    イノード間に抵抗を設けると共にそれらの抵抗を直列に
    接続することによって印加し、その際に少なくともそれ
    らの抵抗の一部に抵抗値の異なるものを用いて電圧を制
    御することにより、光電子増倍管における応答の直線性
    を改善する、 ことを特徴とする光電子増倍管の直線性改善方法。
JP33978990A 1990-11-30 1990-11-30 光電子増倍管の直線性改善方法 Pending JPH04209461A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151741A (ja) * 1983-02-18 1984-08-30 Hamamatsu Photonics Kk 光電子増倍管
JPS62126540A (ja) * 1985-11-28 1987-06-08 Nippon Atom Ind Group Co Ltd 光電子増倍管のブリ−ダ回路

Patent Citations (2)

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