JPH04209576A - 光電変換素子 - Google Patents
光電変換素子Info
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- JPH04209576A JPH04209576A JP2400801A JP40080190A JPH04209576A JP H04209576 A JPH04209576 A JP H04209576A JP 2400801 A JP2400801 A JP 2400801A JP 40080190 A JP40080190 A JP 40080190A JP H04209576 A JPH04209576 A JP H04209576A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/20—Electrodes
- H10F77/206—Electrodes for devices having potential barriers
- H10F77/211—Electrodes for devices having potential barriers for photovoltaic cells
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F10/00—Individual photovoltaic cells, e.g. solar cells
- H10F10/10—Individual photovoltaic cells, e.g. solar cells having potential barriers
- H10F10/17—Photovoltaic cells having only PIN junction potential barriers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/52—PV systems with concentrators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/548—Amorphous silicon PV cells
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- Photovoltaic Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は、光電変換素子に関し、
特に光入射側とは反対側において感光層上に裏面電極を
設けた太陽電池や光センサー等の光電変換素子に関する
。 [0002]
特に光入射側とは反対側において感光層上に裏面電極を
設けた太陽電池や光センサー等の光電変換素子に関する
。 [0002]
【従来の技術】光電変換素子は、例えば非晶質シリコン
半導体(a−3i:H)からなる感光層を透明導電膜か
らなる透明電極と不透明金属膜からなる裏面電極とで挟
んだ構造を有する。透明電極側から感光層に向けて光を
入射する。感光層で生成した光電荷を取り出すための裏
面電極は、電気抵抗率が低いだけでなく、入射光に対す
る反射率が高く、耐熱性にすぐれており、しかも感光層
に対する付着力が高くなければならない。耐外傷性等の
機械強度が高いことも必要である。電気抵抗率は電極に
おける電圧降下及び発熱の大小に、反射率は光電変換効
率の高低にそれぞれ密接に関係している。耐熱性、付着
性及び機械強度は素子の信頼性を決定する重要な因子で
ある。材料コストが低いことも望ましい。 [0003]さて、例えばa−3i:Hを感光層の主要
部分とする非晶質シリコン系太陽電池では、裏面電極材
として従来AI又はAgが用いられている。ところが、
AIはa−5i:Hに対する付着力が比較的高い反面、
Agに比べて電気抵抗率が高くかつ反射率が低いだけで
なく、耐熱性にも問題があった。これに対してAgは電
気抵抗率が低く、可視光域のうち特に長波長域の反射率
が高い反面、a−3i:Hとの付着力が低いために信頼
性に欠ける問題があった。Atに比べて電気抵抗率の低
い電極材料としてAgとともにCuやAuを挙げること
ができる。ところが、AgとCuとは外傷に対して弱い
問題があり、Auは高コストである。つまり、AI、A
g、Cu及びAuのいずれの材料もこれを単独で裏面電
極を構成する場合には、低抵抗、高反射率、高耐熱性、
高付着性、高機械強度性及び低コストの諸条件を同時に
満足させ得ないのが実情であった。 [0004]
半導体(a−3i:H)からなる感光層を透明導電膜か
らなる透明電極と不透明金属膜からなる裏面電極とで挟
んだ構造を有する。透明電極側から感光層に向けて光を
入射する。感光層で生成した光電荷を取り出すための裏
面電極は、電気抵抗率が低いだけでなく、入射光に対す
る反射率が高く、耐熱性にすぐれており、しかも感光層
に対する付着力が高くなければならない。耐外傷性等の
機械強度が高いことも必要である。電気抵抗率は電極に
おける電圧降下及び発熱の大小に、反射率は光電変換効
率の高低にそれぞれ密接に関係している。耐熱性、付着
性及び機械強度は素子の信頼性を決定する重要な因子で
ある。材料コストが低いことも望ましい。 [0003]さて、例えばa−3i:Hを感光層の主要
部分とする非晶質シリコン系太陽電池では、裏面電極材
として従来AI又はAgが用いられている。ところが、
AIはa−5i:Hに対する付着力が比較的高い反面、
Agに比べて電気抵抗率が高くかつ反射率が低いだけで
なく、耐熱性にも問題があった。これに対してAgは電
気抵抗率が低く、可視光域のうち特に長波長域の反射率
が高い反面、a−3i:Hとの付着力が低いために信頼
性に欠ける問題があった。Atに比べて電気抵抗率の低
い電極材料としてAgとともにCuやAuを挙げること
ができる。ところが、AgとCuとは外傷に対して弱い
問題があり、Auは高コストである。つまり、AI、A
g、Cu及びAuのいずれの材料もこれを単独で裏面電
極を構成する場合には、低抵抗、高反射率、高耐熱性、
高付着性、高機械強度性及び低コストの諸条件を同時に
満足させ得ないのが実情であった。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、上記従
来の光電変換素子の問題点に鑑みて、AtとAgとを交
互に繰り返し積層した多層体で太陽電池の裏面電極(A
I/Ag多層裏面電極)を電極することを提案した(特
願平1−249423号)。 [0005]この提案によれば、Agのみを裏面電極材
とする場合に比べてa−5i:Hに対する裏面電極の付
着力が高くなり、AIのみの場合と違って耐熱性の問題
も生じない。また、この太陽電池ではAg裏面電極の特
徴である反射率の高さを生かすことができ、AI単体の
場合に比べて高い素子短絡電流を得ることができるので
、光電変換効率の高い素子が実現できる。ところが、電
気抵抗率の高いA1層での発熱が素子の高密度化に伴な
って無視できない問題になってきている。 [0006]本発明は、AIに比べて電気抵抗率の低い
1価金属材料であるCu、Ag及びAuを組み合わせて
多層裏面電極を構成することにより上記諸問題を一気に
解決し、低抵抗、高反射率、高耐熱性、高付着性、高機
械強度性及び低コストの諸条件を同時に満足する裏面電
極を備えた光電変換素子を提供して、高効率かつ高信頼
性の光電変換素子を実現することを目的とする。 [0007]
来の光電変換素子の問題点に鑑みて、AtとAgとを交
互に繰り返し積層した多層体で太陽電池の裏面電極(A
I/Ag多層裏面電極)を電極することを提案した(特
願平1−249423号)。 [0005]この提案によれば、Agのみを裏面電極材
とする場合に比べてa−5i:Hに対する裏面電極の付
着力が高くなり、AIのみの場合と違って耐熱性の問題
も生じない。また、この太陽電池ではAg裏面電極の特
徴である反射率の高さを生かすことができ、AI単体の
場合に比べて高い素子短絡電流を得ることができるので
、光電変換効率の高い素子が実現できる。ところが、電
気抵抗率の高いA1層での発熱が素子の高密度化に伴な
って無視できない問題になってきている。 [0006]本発明は、AIに比べて電気抵抗率の低い
1価金属材料であるCu、Ag及びAuを組み合わせて
多層裏面電極を構成することにより上記諸問題を一気に
解決し、低抵抗、高反射率、高耐熱性、高付着性、高機
械強度性及び低コストの諸条件を同時に満足する裏面電
極を備えた光電変換素子を提供して、高効率かつ高信頼
性の光電変換素子を実現することを目的とする。 [0007]
【課題を解決するための手段】本発明に係る光電変換素
子は、光入射側とは反対側において半導体感光層上に設
ける裏面電極がCu、Ag及びAuからなる群より選ば
れた2種以上の1価金属を0. 3〜50nmの厚みで
交互に繰り返し積層した多層体からなるものである。中
でもCuとAgとの組み合わせが後述する理由により最
も好ましい。裏面電極中のCu層又はAu層の厚みは0
゜3〜20nm、Ag層の厚みは1〜50nmが好まし
い。更に好ましくはCu層又はAu層の厚みが0.3〜
5nm、Ag層の厚みが1〜20nmである。裏面電極
の総厚は20nm〜1μmが適当である。 [0008]
子は、光入射側とは反対側において半導体感光層上に設
ける裏面電極がCu、Ag及びAuからなる群より選ば
れた2種以上の1価金属を0. 3〜50nmの厚みで
交互に繰り返し積層した多層体からなるものである。中
でもCuとAgとの組み合わせが後述する理由により最
も好ましい。裏面電極中のCu層又はAu層の厚みは0
゜3〜20nm、Ag層の厚みは1〜50nmが好まし
い。更に好ましくはCu層又はAu層の厚みが0.3〜
5nm、Ag層の厚みが1〜20nmである。裏面電極
の総厚は20nm〜1μmが適当である。 [0008]
【作 用】一般に合金化すると機械強度の向上が期待で
きるのでCuとAgとの合金(Cu+Ag)を作れば耐
外傷強度の高い低抵抗裏面電極が実現できると考えられ
るが、実際には合金内にポテンシャルの乱れが生じてし
まって電気抵抗率が高くなる。これに対して本発明に係
るCu、Ag又はAuを繰り返し積層した多層裏面電極
では、界面の存在により合金の場合と同じく機械強度が
増すと同時に、各層内では単一物質であるために合金の
場合に比べて抵抗が低くなる。積層する各層の厚みは電
気抵抗及び機械強度の観点から0.3〜50nmとする
。 [0009] Cu、Ag及びAuは、いずれも電気抵
抗率の低い1価金属であり、価数の違いによる界面での
電子の散乱もないので、これらの金属に組み合わせによ
り低抵抗の多層裏面電極が実現できる。これら金属のう
ちCuとAgとは1価格及び抵抗率がAuに比べて低い
ので特に好ましい組み合わせである。 [00101Cu/Ag多層体又はAu/Ag多層体を
半導体感光層上の多層裏面電極とする場合には、感光層
中へのCu又はAuの拡散も考慮してCu層又はAu層
の厚みを0. 3〜20nmとし、Ag層の厚みを1〜
50nmとするのが良い。更に好ましくはCu層又はA
u層が0.3〜5nm、Ag層が1〜20nmである。 総厚(ま信頼性と通常の蒸着やスパッタリングの方法に
よる作製時間の観点から20nm〜1μmが好ましい。 更に好ましくは20〜500 nmである。 [00111
きるのでCuとAgとの合金(Cu+Ag)を作れば耐
外傷強度の高い低抵抗裏面電極が実現できると考えられ
るが、実際には合金内にポテンシャルの乱れが生じてし
まって電気抵抗率が高くなる。これに対して本発明に係
るCu、Ag又はAuを繰り返し積層した多層裏面電極
では、界面の存在により合金の場合と同じく機械強度が
増すと同時に、各層内では単一物質であるために合金の
場合に比べて抵抗が低くなる。積層する各層の厚みは電
気抵抗及び機械強度の観点から0.3〜50nmとする
。 [0009] Cu、Ag及びAuは、いずれも電気抵
抗率の低い1価金属であり、価数の違いによる界面での
電子の散乱もないので、これらの金属に組み合わせによ
り低抵抗の多層裏面電極が実現できる。これら金属のう
ちCuとAgとは1価格及び抵抗率がAuに比べて低い
ので特に好ましい組み合わせである。 [00101Cu/Ag多層体又はAu/Ag多層体を
半導体感光層上の多層裏面電極とする場合には、感光層
中へのCu又はAuの拡散も考慮してCu層又はAu層
の厚みを0. 3〜20nmとし、Ag層の厚みを1〜
50nmとするのが良い。更に好ましくはCu層又はA
u層が0.3〜5nm、Ag層が1〜20nmである。 総厚(ま信頼性と通常の蒸着やスパッタリングの方法に
よる作製時間の観点から20nm〜1μmが好ましい。 更に好ましくは20〜500 nmである。 [00111
【実施例]以下、本発明の実施例に係る光電変換素子と
して非晶質シリコン系太陽電池について説明する。図1
は、本実施例に係る太陽電池の断面図である。 [0012]同図に示すように、厚さ1.1mmのガラ
ス基板10上に、熱CVD法により膜厚450nmの酸
化錫からなる透明導電膜を透明電極11として形成した
。 [0013]この上に、a−3i:Hを主体とするpi
n接合からなる感光層12を形成する。このために、ま
ずS iH4、CH4及びB2H6からなる混合ガスを
容量結合型グロー放電分解装置内で分解することにより
、p型a−5i:8層を膜厚が15nmになるように形
成する。引続くi型a−3i:8層の形成に際しては同
装置内にSiH4及びH2からなる混合ガスを導入し、
膜厚を450nmとする。次に、S iH4、PH3及
びH2からなる混合ガスを同装置内で分解することによ
り、n型微結晶Si半導体層を膜厚が30n、mになる
ように形成する。ただし、以上のa−3t:H感光層1
2の形成時における基板温度及び真空度は、200℃、
045〜1.0Torrである。 [0014]最後に、Cu及びAgを0.3〜50nm
の厚みで交互に繰り返し積層して裏面電極13を形成し
た。このために、10 ’Torrの真空度下でタン
グステンポート上のCuとAgとをそれぞれ独立に抵抗
加熱し、蒸発させた。ただし、各金属の蒸着速度を0.
1層m/sに保ち、基板加熱はしなかった。また、基
板側及び両前発源側にシャッターを配するとともに基板
近くに膜厚計を設け、該膜厚計をモニターとする膜厚コ
ントローラで各シャッターの開閉を制御#シてCuとA
gとを交互に所定の膜厚で積層した。 [0015]次に、以上のようにして得られた太陽電池
の性能を説明する。 [0016)まず、Cu4nmとAg4nmとを交互に
20回ずつ繰り返し積層して得た総厚160nmの多層
体(周期8nm)と、CulOnmとAg 10 nm
とを交互に8回ずつ繰り返し積層して得た同じ総厚の多
層体(周期20 n m)とについて耐外傷性能を調べ
た。膜厚160nmのCu単体とAg単体とは銅製のス
ティックで引っ掻くといずれも傷が付くが、両多層体は
傷が付きにくく剥がれにくい。しかも、両多層体の電気
抵抗値を同一寸法の合金と比較すると、周期8nmの場
合は合金の約85%であり、周期20nmの場合は合金
の約60%であった。ただし、多層体と合金とはCuと
Agとの原子数比を等しくした。 [00171表1は、種々の構造のCu / A g多
層裏面電極13をもつ太陽電池(サンプルSC1、SC
2及び5C3)と、単層裏面電極をもつ太陽電池(サン
プルSC4及びSC5:比較例)との初期性能を示す。 ただし、Jscは短絡電流、Vocは開放電圧、FFは
フィルファクター、ηは光電変換効率をそれぞれ表わす
。 [0018] 【表1】 [0019]サンプルS01及びSC2は、いずれもa
−3i :H感光層12上にCu4nmとAg4nmと
を交互に20回ずつ繰り返し積層して総厚160nmの
多層裏面電極13を形成した太陽電池である。ただし、
サンプルS01はAg層を先に形成したサンプルであり
、サンプルSC2はCu層を先に形成したものである。 サンプルSC3は、a−3t:H感光層12上にCu4
nmとAg 16 nmとを交互に8回ずつ繰り返し積
層して総厚160 nmの多層裏面電極13を形成した
太陽@池である。サンプルSC4は同じa−5i:H感
光層上に膜厚160nmのAg単層裏面電極を形成した
ものであり、サンプルSC5は膜厚160nmのCu単
層裏面電極を形成したものである。 [00201サンプルSCIとSC2との比較かられか
るように、裏面電極13としてCuとAgとを4nmず
つ積層する場合には積層の順序が太陽電池の性能に大き
な影響を及ぼす。すなわち、a−3t:H感光層12に
対してAg層が隣接するサンプルS01は9.89%の
高い効率ηを示すが、同じ感光層にCu層が隣接するサ
ンプルSC2はCu単層裏面電極をもつサンプルSC5
と同じく効率ηがごく低く1%台である。サンプルSO
2の場合に効率が低いのは、感光層12を構成するa
−5i:H中へのCuの拡散が原因であると考えられる
。 ところが、同様に感光層12にCu層が隣接する場合で
もAg層が16nmと比較的厚いサンプルSC3では、
Cuの拡散が抑制されて9.35%の高効率が得られる
。 [0021]図2は、太陽電池の分光感度η。に関する
特性を実施例(サンプル5CI)と比較例(サンプル5
C4)とを対比して示すグラフである。Cu/Ag多層
体の反射特性はAgに近い。同図に見るようにCu/A
g多層裏面電極の場合とAg単層裏面電極の場合との太
陽電池の分光感度特性に大差はなく、Cu / A g
多層裏面電極をもつ太陽電池は可視光域のうち特に60
0〜800nmの長波長域で優れた分光感度を示す。 (OO22]さて、太陽電池を長期にわたって屋外で使
用する場合、感光層を構成するa−3i:H中への裏面
電極材の熱拡散によって太陽電池の性能に劣化が生じる
。図3は、170℃での熱劣化加速試験における光電変
換効率ηの時間変化を実施例(サンプルSCI及び5C
3)と比較例(サンプル5C4)とを対比して示すグラ
フである。同図に示されるように裏面電極をAg単体で
構成した太陽電池(サンプル5C4)では初期光電変換
効率9.01%が20時間で5.7%まで低下したのに
対し、Cu / A g多層裏面電極をもつ太陽電池(
サンプルSCI:初期効率9.89%、サンプルSCI
:初期効率9435%)は、20時間後でも8%以上の
高効率を維持しており、耐熱性が良好である。ただし、
サンプルSC3の場合はサンプルSCIに比べて始めの
短時間における効率低下が大きく、以後の効率低下は小
さい。これは、a−St:H感光層に隣接する4nm厚
のCuが感光層中に拡散した後は、拡散が停止すること
によるのだと考えられる。 [0023]なお、Cu、Ag及びAuは、いずれも電
気抵抗率の低い1価金属であり、いずれの組み合わせで
も価数の違いによる界面での電子の散乱がなく低抵抗の
多層裏面電極が実現できる。ただし、これら金属のうち
上記のCuとAgとの組み合わせは、価格及び抵抗率が
Auに比べて低いので特に好ましい。 [0024] Cu/Ag多層体又はAu/Ag多層体
を半導体感光層12上の多層裏面電極13とする場合に
は、感光層12中へのCu又はAuの拡散も考慮して0
1層又はAu層の厚みを0.3〜20層mとし、Ag層
の厚みを1〜50層mとする。更に好まし7くはCu層
又はAu層が0.3〜5nm、Ag層が1〜200mで
ある。裏面電極]3の総厚は、信頼性と作製時間との観
点から20層m〜17−zmとする。更に好ましくは2
0〜500nmの総厚とする。 [0025]
して非晶質シリコン系太陽電池について説明する。図1
は、本実施例に係る太陽電池の断面図である。 [0012]同図に示すように、厚さ1.1mmのガラ
ス基板10上に、熱CVD法により膜厚450nmの酸
化錫からなる透明導電膜を透明電極11として形成した
。 [0013]この上に、a−3i:Hを主体とするpi
n接合からなる感光層12を形成する。このために、ま
ずS iH4、CH4及びB2H6からなる混合ガスを
容量結合型グロー放電分解装置内で分解することにより
、p型a−5i:8層を膜厚が15nmになるように形
成する。引続くi型a−3i:8層の形成に際しては同
装置内にSiH4及びH2からなる混合ガスを導入し、
膜厚を450nmとする。次に、S iH4、PH3及
びH2からなる混合ガスを同装置内で分解することによ
り、n型微結晶Si半導体層を膜厚が30n、mになる
ように形成する。ただし、以上のa−3t:H感光層1
2の形成時における基板温度及び真空度は、200℃、
045〜1.0Torrである。 [0014]最後に、Cu及びAgを0.3〜50nm
の厚みで交互に繰り返し積層して裏面電極13を形成し
た。このために、10 ’Torrの真空度下でタン
グステンポート上のCuとAgとをそれぞれ独立に抵抗
加熱し、蒸発させた。ただし、各金属の蒸着速度を0.
1層m/sに保ち、基板加熱はしなかった。また、基
板側及び両前発源側にシャッターを配するとともに基板
近くに膜厚計を設け、該膜厚計をモニターとする膜厚コ
ントローラで各シャッターの開閉を制御#シてCuとA
gとを交互に所定の膜厚で積層した。 [0015]次に、以上のようにして得られた太陽電池
の性能を説明する。 [0016)まず、Cu4nmとAg4nmとを交互に
20回ずつ繰り返し積層して得た総厚160nmの多層
体(周期8nm)と、CulOnmとAg 10 nm
とを交互に8回ずつ繰り返し積層して得た同じ総厚の多
層体(周期20 n m)とについて耐外傷性能を調べ
た。膜厚160nmのCu単体とAg単体とは銅製のス
ティックで引っ掻くといずれも傷が付くが、両多層体は
傷が付きにくく剥がれにくい。しかも、両多層体の電気
抵抗値を同一寸法の合金と比較すると、周期8nmの場
合は合金の約85%であり、周期20nmの場合は合金
の約60%であった。ただし、多層体と合金とはCuと
Agとの原子数比を等しくした。 [00171表1は、種々の構造のCu / A g多
層裏面電極13をもつ太陽電池(サンプルSC1、SC
2及び5C3)と、単層裏面電極をもつ太陽電池(サン
プルSC4及びSC5:比較例)との初期性能を示す。 ただし、Jscは短絡電流、Vocは開放電圧、FFは
フィルファクター、ηは光電変換効率をそれぞれ表わす
。 [0018] 【表1】 [0019]サンプルS01及びSC2は、いずれもa
−3i :H感光層12上にCu4nmとAg4nmと
を交互に20回ずつ繰り返し積層して総厚160nmの
多層裏面電極13を形成した太陽電池である。ただし、
サンプルS01はAg層を先に形成したサンプルであり
、サンプルSC2はCu層を先に形成したものである。 サンプルSC3は、a−3t:H感光層12上にCu4
nmとAg 16 nmとを交互に8回ずつ繰り返し積
層して総厚160 nmの多層裏面電極13を形成した
太陽@池である。サンプルSC4は同じa−5i:H感
光層上に膜厚160nmのAg単層裏面電極を形成した
ものであり、サンプルSC5は膜厚160nmのCu単
層裏面電極を形成したものである。 [00201サンプルSCIとSC2との比較かられか
るように、裏面電極13としてCuとAgとを4nmず
つ積層する場合には積層の順序が太陽電池の性能に大き
な影響を及ぼす。すなわち、a−3t:H感光層12に
対してAg層が隣接するサンプルS01は9.89%の
高い効率ηを示すが、同じ感光層にCu層が隣接するサ
ンプルSC2はCu単層裏面電極をもつサンプルSC5
と同じく効率ηがごく低く1%台である。サンプルSO
2の場合に効率が低いのは、感光層12を構成するa
−5i:H中へのCuの拡散が原因であると考えられる
。 ところが、同様に感光層12にCu層が隣接する場合で
もAg層が16nmと比較的厚いサンプルSC3では、
Cuの拡散が抑制されて9.35%の高効率が得られる
。 [0021]図2は、太陽電池の分光感度η。に関する
特性を実施例(サンプル5CI)と比較例(サンプル5
C4)とを対比して示すグラフである。Cu/Ag多層
体の反射特性はAgに近い。同図に見るようにCu/A
g多層裏面電極の場合とAg単層裏面電極の場合との太
陽電池の分光感度特性に大差はなく、Cu / A g
多層裏面電極をもつ太陽電池は可視光域のうち特に60
0〜800nmの長波長域で優れた分光感度を示す。 (OO22]さて、太陽電池を長期にわたって屋外で使
用する場合、感光層を構成するa−3i:H中への裏面
電極材の熱拡散によって太陽電池の性能に劣化が生じる
。図3は、170℃での熱劣化加速試験における光電変
換効率ηの時間変化を実施例(サンプルSCI及び5C
3)と比較例(サンプル5C4)とを対比して示すグラ
フである。同図に示されるように裏面電極をAg単体で
構成した太陽電池(サンプル5C4)では初期光電変換
効率9.01%が20時間で5.7%まで低下したのに
対し、Cu / A g多層裏面電極をもつ太陽電池(
サンプルSCI:初期効率9.89%、サンプルSCI
:初期効率9435%)は、20時間後でも8%以上の
高効率を維持しており、耐熱性が良好である。ただし、
サンプルSC3の場合はサンプルSCIに比べて始めの
短時間における効率低下が大きく、以後の効率低下は小
さい。これは、a−St:H感光層に隣接する4nm厚
のCuが感光層中に拡散した後は、拡散が停止すること
によるのだと考えられる。 [0023]なお、Cu、Ag及びAuは、いずれも電
気抵抗率の低い1価金属であり、いずれの組み合わせで
も価数の違いによる界面での電子の散乱がなく低抵抗の
多層裏面電極が実現できる。ただし、これら金属のうち
上記のCuとAgとの組み合わせは、価格及び抵抗率が
Auに比べて低いので特に好ましい。 [0024] Cu/Ag多層体又はAu/Ag多層体
を半導体感光層12上の多層裏面電極13とする場合に
は、感光層12中へのCu又はAuの拡散も考慮して0
1層又はAu層の厚みを0.3〜20層mとし、Ag層
の厚みを1〜50層mとする。更に好まし7くはCu層
又はAu層が0.3〜5nm、Ag層が1〜200mで
ある。裏面電極]3の総厚は、信頼性と作製時間との観
点から20層m〜17−zmとする。更に好ましくは2
0〜500nmの総厚とする。 [0025]
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る光電
変換素子では、Alに比べて電気抵抗率が低く、しかも
互いに同じ価数(1gfJ)の金属材料であるCu、A
g及びAuを0. 3〜50層mの厚みで組み合わせた
多層裏面電極を半導体感光層上に構成しているので、本
発明によれば低抵抗、高反射率、高耐熱性、高付着性、
高機械強度性及び低コストの諸条件を同時に満足する裏
面電極を備えた光電変換素子を提供することができ、高
効率かつ高信頼性の光電変換素子を実現することができ
る。特にCu / A g多層体又はAu/Ag多層体
を半導体感光層上の多層裏面電極とする場合には、Cu
層又はAu層の厚みを043〜20層mとするとともに
Ag層の厚みを1〜50層mとし、あるいは、Cu層又
はAu層の厚みを0. 3〜5nmとするとともにAg
層の厚みを1〜20層mとすることにより、感光層中へ
のCu又はAuの拡散が抑制でき、安定した光電変換素
子が実現できる。
変換素子では、Alに比べて電気抵抗率が低く、しかも
互いに同じ価数(1gfJ)の金属材料であるCu、A
g及びAuを0. 3〜50層mの厚みで組み合わせた
多層裏面電極を半導体感光層上に構成しているので、本
発明によれば低抵抗、高反射率、高耐熱性、高付着性、
高機械強度性及び低コストの諸条件を同時に満足する裏
面電極を備えた光電変換素子を提供することができ、高
効率かつ高信頼性の光電変換素子を実現することができ
る。特にCu / A g多層体又はAu/Ag多層体
を半導体感光層上の多層裏面電極とする場合には、Cu
層又はAu層の厚みを043〜20層mとするとともに
Ag層の厚みを1〜50層mとし、あるいは、Cu層又
はAu層の厚みを0. 3〜5nmとするとともにAg
層の厚みを1〜20層mとすることにより、感光層中へ
のCu又はAuの拡散が抑制でき、安定した光電変換素
子が実現できる。
【図1】本発明の実施例に係る光電変換素子である非晶
質シリコン系太陽電池の断面図である。
質シリコン系太陽電池の断面図である。
【図2】太陽電池の分光感度に関する特性を実施例と比
較例とを対比して示すグラフである。
較例とを対比して示すグラフである。
【図31170℃での熱劣化加速試験における太陽電池
の光電変換効率の時間変化を実施例と比較例とを対比し
て示すグラフである。 【符号の説明】 10・・・ガラス基板 11・・・透明電極 12・・・感光層 13・・・裏面電極
の光電変換効率の時間変化を実施例と比較例とを対比し
て示すグラフである。 【符号の説明】 10・・・ガラス基板 11・・・透明電極 12・・・感光層 13・・・裏面電極
Claims (4)
- 【請求項1】光入射側とは反対側において半導体感光層
上に設ける裏面電極が、Cu、Ag及びAuからなる群
より選ばれた2種以上の1価金属を0.3〜50nmの
厚みで交互に繰り返し積層した多層体からなる光電変換
素子。 - 【請求項2】裏面電極中のCu層又はAu層の厚みが0
.3〜20nmであり、Ag層の厚みが1〜50nmで
ある請求項1記載の光電変換素子。 - 【請求項3】裏面電極中のCu層又はAu層の厚みが0
.3〜5nmであり、Ag層の厚みが1〜20nmであ
る請求項1記載の光電変換素子。 - 【請求項4】裏面電極の総厚が20nm〜1μmである
請求項1〜3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2400801A JPH04209576A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光電変換素子 |
| US07/802,996 US5250120A (en) | 1990-12-07 | 1991-12-05 | Photovoltaic device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2400801A JPH04209576A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光電変換素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04209576A true JPH04209576A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18510680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2400801A Pending JPH04209576A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光電変換素子 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5250120A (ja) |
| JP (1) | JPH04209576A (ja) |
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| US6090701A (en) * | 1994-06-21 | 2000-07-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method for production of semiconductor device |
| US5824566A (en) * | 1995-09-26 | 1998-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of producing a photovoltaic device |
| US5672282A (en) * | 1996-01-25 | 1997-09-30 | The Whitaker Corporation | Process to preserve silver metal while forming integrated circuits |
| JP3545177B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2004-07-21 | 株式会社荏原製作所 | 多層埋め込みCu配線形成方法 |
| FR2771855B1 (fr) * | 1997-12-01 | 1999-12-31 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif de photodetection, procede de fabrication de ce dispositif et application a la detection multispectrale |
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| RU2224331C2 (ru) * | 2001-11-23 | 2004-02-20 | Институт физики им. Л.В.Киренского СО РАН | Фотоприемник (варианты) |
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| CN103094374B (zh) * | 2011-10-27 | 2016-03-09 | 清华大学 | 太阳能电池 |
| EP2973728B1 (en) * | 2013-03-14 | 2019-07-10 | Fundació Institut de Ciències Fotòniques | Transparent electrode and substrate for optoelectronic or plasmonic applications comprising silver |
| CN118315452B (zh) * | 2024-04-17 | 2024-11-08 | 深圳众诚达应用材料股份有限公司 | 一种复合电极及其制备方法和太阳能电池 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6199385A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力素子 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP2400801A patent/JPH04209576A/ja active Pending
-
1991
- 1991-12-05 US US07/802,996 patent/US5250120A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5250120A (en) | 1993-10-05 |
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