JPH0421035Y2 - - Google Patents
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- JPH0421035Y2 JPH0421035Y2 JP16931286U JP16931286U JPH0421035Y2 JP H0421035 Y2 JPH0421035 Y2 JP H0421035Y2 JP 16931286 U JP16931286 U JP 16931286U JP 16931286 U JP16931286 U JP 16931286U JP H0421035 Y2 JPH0421035 Y2 JP H0421035Y2
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、冷凍装置や空気調和装置等の冷媒
の圧縮あるいは空気の圧縮等に用いられるスクロ
ール圧縮機に関するものである。
の圧縮あるいは空気の圧縮等に用いられるスクロ
ール圧縮機に関するものである。
第6図は例えば特願昭59−64571号明細書に示
される従来のスクロール圧縮機の断面図であり、
スクロール圧縮機を冷凍装置や空気調和装置に適
用しようとする場合の例であつて、フロン等のガ
ス体の圧縮機として構成したものである。図にお
いて、1は固定スクロール、1aは固定スクロー
ル端板、1bは固定スクロール側板、2は揺動ス
クロール、2aは揺動スクロール端板、2bは揺
動スクロール側板である。3は圧縮室、4は圧縮
室3の吸入室、5は固定スクロール1の外周に設
けられた吸入穴、6は固定スクロール端板1aの
中央部に形成された吐出穴、7は吐出管、8は後
述する主軸9を支承する軸受支え、8aはこの軸
受支え8から油を排出する返油穴である。9は揺
動スクロール2を駆動するクランク軸となる主
軸、9aは主軸9の軸心と偏心し軸方向に貫通し
て設けられた給油穴、10は主軸9を回転する電
動機である。11は主軸9の下端に焼嵌め等によ
り取付けたオイルポンプ、12は上記した各部材
を収納したロアシエル、13はロアシエル12と
嵌合し溶接することにより圧縮機全体を密封する
アツパーシエルであり、ロアシエル12と各部材
の固定あは軸受支え8の外周部材の焼嵌めによつ
て行なう。14はロアシエル12の側面に設けら
れ、シエル下部より内部へ吸入ガスを導入する吸
入管、15はロアシエル12の底部に溜められた
油である。また、16はロアシエル12とアツパ
ーシエル13によつて形成されたシエル内空間で
あり、吸入ガスで満された低圧空間となる。
される従来のスクロール圧縮機の断面図であり、
スクロール圧縮機を冷凍装置や空気調和装置に適
用しようとする場合の例であつて、フロン等のガ
ス体の圧縮機として構成したものである。図にお
いて、1は固定スクロール、1aは固定スクロー
ル端板、1bは固定スクロール側板、2は揺動ス
クロール、2aは揺動スクロール端板、2bは揺
動スクロール側板である。3は圧縮室、4は圧縮
室3の吸入室、5は固定スクロール1の外周に設
けられた吸入穴、6は固定スクロール端板1aの
中央部に形成された吐出穴、7は吐出管、8は後
述する主軸9を支承する軸受支え、8aはこの軸
受支え8から油を排出する返油穴である。9は揺
動スクロール2を駆動するクランク軸となる主
軸、9aは主軸9の軸心と偏心し軸方向に貫通し
て設けられた給油穴、10は主軸9を回転する電
動機である。11は主軸9の下端に焼嵌め等によ
り取付けたオイルポンプ、12は上記した各部材
を収納したロアシエル、13はロアシエル12と
嵌合し溶接することにより圧縮機全体を密封する
アツパーシエルであり、ロアシエル12と各部材
の固定あは軸受支え8の外周部材の焼嵌めによつ
て行なう。14はロアシエル12の側面に設けら
れ、シエル下部より内部へ吸入ガスを導入する吸
入管、15はロアシエル12の底部に溜められた
油である。また、16はロアシエル12とアツパ
ーシエル13によつて形成されたシエル内空間で
あり、吸入ガスで満された低圧空間となる。
次に動作について説明する。スクロール圧縮機
に通電すると、電動機10が発生する駆動力によ
り主軸9に回転が与えられ、揺動スクロール2が
回転する、これにより揺動スクロール2は軸受支
え8に対して角度的に一定の姿勢を保ちながら運
動する、いわゆる揺動運動を行なうため、圧縮作
用が行なわれる。このような圧縮作用が行なわれ
る間、気体は第8図に実線矢印に示すように吸入
管14から圧縮機内に吸入され、電動機10を冷
却した後、軸受支え8の外周の通路を通つて固定
スクロール1の吸入穴5から吸入室4に吸入され
る。そして上記のように圧縮されて吐出穴6を通
つて吐出管7から吐出される。
に通電すると、電動機10が発生する駆動力によ
り主軸9に回転が与えられ、揺動スクロール2が
回転する、これにより揺動スクロール2は軸受支
え8に対して角度的に一定の姿勢を保ちながら運
動する、いわゆる揺動運動を行なうため、圧縮作
用が行なわれる。このような圧縮作用が行なわれ
る間、気体は第8図に実線矢印に示すように吸入
管14から圧縮機内に吸入され、電動機10を冷
却した後、軸受支え8の外周の通路を通つて固定
スクロール1の吸入穴5から吸入室4に吸入され
る。そして上記のように圧縮されて吐出穴6を通
つて吐出管7から吐出される。
また、圧縮機の運動中、ロアシエル12内の油
は破線矢印に示すようにオイル・ポンプ11の先
端から吸入され、主軸9の回転により発生する遠
心力により給油穴9a内を上昇し、揺動スクロー
ル2、主軸9等の摺動部を潤滑したのち、返油穴
8aを通つてシエル内空間16を落下し、ロアシ
エル12内の底部に戻される。この時、油の一部
は返油穴8aから戻らずに吸入室4に吸入され、
圧縮気体と共に吐出穴6を通つて吐出管7から圧
縮機外へ排出される。そして排出された油は冷凍
サイクルを循環して吸入管14を通つて再び圧縮
機内に流入する。
は破線矢印に示すようにオイル・ポンプ11の先
端から吸入され、主軸9の回転により発生する遠
心力により給油穴9a内を上昇し、揺動スクロー
ル2、主軸9等の摺動部を潤滑したのち、返油穴
8aを通つてシエル内空間16を落下し、ロアシ
エル12内の底部に戻される。この時、油の一部
は返油穴8aから戻らずに吸入室4に吸入され、
圧縮気体と共に吐出穴6を通つて吐出管7から圧
縮機外へ排出される。そして排出された油は冷凍
サイクルを循環して吸入管14を通つて再び圧縮
機内に流入する。
従来のスクロール圧縮機は以上のように構成さ
れているので、吸入室4にある吸圧で吸入された
気体は圧縮室3で圧縮され、最終圧縮(吸入圧で
一意的に決まる)に達したのち、吐出管7を経て
圧縮機外に排出され、凝縮器へ導通する。この
時、凝縮圧力と上記最終圧力が異なるとき、過圧
縮や圧縮不足を生じ吐出管7内で圧力脈動を生じ
る。このため、吐出管7を通じて振動、騒音を生
じる原因となる。また、寝込起動時、吸入室4に
冷媒液等が吸引された場合、吐出管7内で液の粘
性抵抗による一種のつまり現象により吐出管7内
が異常昇圧して起動不良を発生することがあつ
た。このような問題の対策として吐出マフラーを
装着する方法が考えられるが、例えば特開昭55−
125386号公報に示されているように吐出マフラー
を固定スクロールにOリングやパツキンを介して
複数のボルトで締結する時、形状が複雑で組立て
が煩雑であつたり、また、低圧シエル空間内に吐
出マフラーを収納させるようにすると吐出管7の
シエル外への取出しが難しくなる等の問題があつ
た。
れているので、吸入室4にある吸圧で吸入された
気体は圧縮室3で圧縮され、最終圧縮(吸入圧で
一意的に決まる)に達したのち、吐出管7を経て
圧縮機外に排出され、凝縮器へ導通する。この
時、凝縮圧力と上記最終圧力が異なるとき、過圧
縮や圧縮不足を生じ吐出管7内で圧力脈動を生じ
る。このため、吐出管7を通じて振動、騒音を生
じる原因となる。また、寝込起動時、吸入室4に
冷媒液等が吸引された場合、吐出管7内で液の粘
性抵抗による一種のつまり現象により吐出管7内
が異常昇圧して起動不良を発生することがあつ
た。このような問題の対策として吐出マフラーを
装着する方法が考えられるが、例えば特開昭55−
125386号公報に示されているように吐出マフラー
を固定スクロールにOリングやパツキンを介して
複数のボルトで締結する時、形状が複雑で組立て
が煩雑であつたり、また、低圧シエル空間内に吐
出マフラーを収納させるようにすると吐出管7の
シエル外への取出しが難しくなる等の問題があつ
た。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、吐出圧力脈動を効果的に減衰
し、寝込起動時の起動不良を防止できると共に、
構造が簡単で信頼性の高いスクロール圧縮機を得
ることを目的とする。
になされたもので、吐出圧力脈動を効果的に減衰
し、寝込起動時の起動不良を防止できると共に、
構造が簡単で信頼性の高いスクロール圧縮機を得
ることを目的とする。
この考案に係るスクロール圧縮機は、固定スク
ロール端板に吐出空間を形成する吐出マフラーを
配設し、この吐出マフラーをシエルに取付け、固
定スクロール端板に形成した突起部に吐出マフラ
ーを嵌合し、この嵌合面において吐出マフラーあ
るいは突起部の一方に環状溝を形成し、この環状
溝の反吐出空間側の壁面をテーパ面とし、このテ
ーパ面に密接するようにシールリングを環状溝に
装着したものである。
ロール端板に吐出空間を形成する吐出マフラーを
配設し、この吐出マフラーをシエルに取付け、固
定スクロール端板に形成した突起部に吐出マフラ
ーを嵌合し、この嵌合面において吐出マフラーあ
るいは突起部の一方に環状溝を形成し、この環状
溝の反吐出空間側の壁面をテーパ面とし、このテ
ーパ面に密接するようにシールリングを環状溝に
装着したものである。
この考案においては、固定スクロール端板に吐
出マフラーを形成することで吐出脈動を減衰さ
せ、寝込起動時の異常昇圧を防止することがで
き、また、固定スクロール端板に形成した突起部
に吐出マフラーを嵌合し、この嵌合面に形成した
環状溝の反吐出空間の壁面をテーパ面とし、テー
パ面に密接するシールリングを環状溝に装着した
ことで、吐出マフラー内の吐出空間中の高圧ガス
によりシールリングが押圧され、テーパ面でシー
ルリングが嵌合面に密着しシールすることができ
る作用が得られる。
出マフラーを形成することで吐出脈動を減衰さ
せ、寝込起動時の異常昇圧を防止することがで
き、また、固定スクロール端板に形成した突起部
に吐出マフラーを嵌合し、この嵌合面に形成した
環状溝の反吐出空間の壁面をテーパ面とし、テー
パ面に密接するシールリングを環状溝に装着した
ことで、吐出マフラー内の吐出空間中の高圧ガス
によりシールリングが押圧され、テーパ面でシー
ルリングが嵌合面に密着しシールすることができ
る作用が得られる。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案のスクロール圧縮機の断面
図であつて、20は固定スクロール端板1aの吐
出穴6を覆うように取付けられた吐出マフラー、
20aは吐出マフラー20と固定スクロール端板
1aの間の嵌合面、20bは吐出マフラー20を
アツパーシエル13へ固着した密封溶接部であ
る。21は吐出マフラー20と固定スクロール端
板1a間の吐出空間、22は上記接合面20aの
シールリング、23は吐出空間21内に設けら
れ、嵌合面20aに連通する油溜り部である。な
お、その他の符号は第6図に示した従来のスクロ
ール圧縮機と同一である。
る。第1図はこの考案のスクロール圧縮機の断面
図であつて、20は固定スクロール端板1aの吐
出穴6を覆うように取付けられた吐出マフラー、
20aは吐出マフラー20と固定スクロール端板
1aの間の嵌合面、20bは吐出マフラー20を
アツパーシエル13へ固着した密封溶接部であ
る。21は吐出マフラー20と固定スクロール端
板1a間の吐出空間、22は上記接合面20aの
シールリング、23は吐出空間21内に設けら
れ、嵌合面20aに連通する油溜り部である。な
お、その他の符号は第6図に示した従来のスクロ
ール圧縮機と同一である。
上記のように構成したこの考案のスクロール圧
縮機は、吐出空間21は十分に大きな容積が図
れ、吐出マフラー20として効果的に吐出圧力脈
動を減衰させることができる。また、寝込起動
時、ロアシエル12に寝込んだ液冷媒等が吸入穴
5により吸引され、吐出穴6を通過して吐出空間
21内に液が流入してきても、この吐出空間21
がアキユムレータ替りになつて吐出マフラー20
に取付けられた吐出管7へ一度に多量の液が排出
されるのが防止され、一時的な液づまりによる異
常昇圧が防止され起動不良が発生しない。しか
も、上記吐出マフラー20はアツパーシエル13
に溶接により固着されているだけで固定スクロー
ル端板1aにはフリーな状態で嵌入されているだ
けであり、ボルトによる締結手段は一切不要とな
る。さらに、吐出マフラー20はその一部がアツ
パーシエル13外へ露出しており、この露出部分
より吐出管7が圧縮機外へ導通しているので組立
てが簡単に行なえる。また、吐出マフラー20と
固定スクロール端板1aはフリーに嵌合している
ので例えば吐出空間21の高圧力によつて吐出マ
フラー20が軸方向に(上方)へ変位しようとし
ても固定スクロール端板1aがつられて変形する
ことはない。
縮機は、吐出空間21は十分に大きな容積が図
れ、吐出マフラー20として効果的に吐出圧力脈
動を減衰させることができる。また、寝込起動
時、ロアシエル12に寝込んだ液冷媒等が吸入穴
5により吸引され、吐出穴6を通過して吐出空間
21内に液が流入してきても、この吐出空間21
がアキユムレータ替りになつて吐出マフラー20
に取付けられた吐出管7へ一度に多量の液が排出
されるのが防止され、一時的な液づまりによる異
常昇圧が防止され起動不良が発生しない。しか
も、上記吐出マフラー20はアツパーシエル13
に溶接により固着されているだけで固定スクロー
ル端板1aにはフリーな状態で嵌入されているだ
けであり、ボルトによる締結手段は一切不要とな
る。さらに、吐出マフラー20はその一部がアツ
パーシエル13外へ露出しており、この露出部分
より吐出管7が圧縮機外へ導通しているので組立
てが簡単に行なえる。また、吐出マフラー20と
固定スクロール端板1aはフリーに嵌合している
ので例えば吐出空間21の高圧力によつて吐出マ
フラー20が軸方向に(上方)へ変位しようとし
ても固定スクロール端板1aがつられて変形する
ことはない。
ところで、上記のような吐出マフラー20の固
定スクロール端板1aとの嵌合面20aにおい
て、効果的に吐出空間21とシエル内低圧空間1
6とをシールする必要があり、嵌合面20a内に
はシールリング22を設けてある。そしてこのシ
ールリング22のシール効果をより一層効果的に
行なうために、嵌合面20aに連通するように油
溜り部23を吐出空間21内に設けてある。第1
図では固定スクロール端板1a面内に同心円状の
凹部23aを形成し、これに吐出マフラー20を
嵌合し、その外面と凹部内面で嵌合面20aを形
成する。第6図の従来例で説明したようにロアシ
エル12底部の油15が破線矢印で示すように潤
滑に使用された後、その一部が吸入室4に気体
(実線矢印)と共に吸引され、吐出空間21内で
気体と分離して、気体は吐出管7より圧縮機外へ
排出され、油は油溜まり部23へ連続して溜ま
る。そして吐出空間21とシエル内空間16との
油密封を行なう。したがつて、シールリング22
は完全な密封手段でなくとも若干の漏れを許容す
る比較的に簡便なものでもよい。このようなシー
ルリング22を用いた場合、油は連続的に接合面
20aよりシエル内空間16へ微量ずつ漏れる。
このように吐出ガス中に混入し圧縮機外へ排出さ
れようとする油を分離して効果的に嵌合面20a
のシールに利用することができる。
定スクロール端板1aとの嵌合面20aにおい
て、効果的に吐出空間21とシエル内低圧空間1
6とをシールする必要があり、嵌合面20a内に
はシールリング22を設けてある。そしてこのシ
ールリング22のシール効果をより一層効果的に
行なうために、嵌合面20aに連通するように油
溜り部23を吐出空間21内に設けてある。第1
図では固定スクロール端板1a面内に同心円状の
凹部23aを形成し、これに吐出マフラー20を
嵌合し、その外面と凹部内面で嵌合面20aを形
成する。第6図の従来例で説明したようにロアシ
エル12底部の油15が破線矢印で示すように潤
滑に使用された後、その一部が吸入室4に気体
(実線矢印)と共に吸引され、吐出空間21内で
気体と分離して、気体は吐出管7より圧縮機外へ
排出され、油は油溜まり部23へ連続して溜ま
る。そして吐出空間21とシエル内空間16との
油密封を行なう。したがつて、シールリング22
は完全な密封手段でなくとも若干の漏れを許容す
る比較的に簡便なものでもよい。このようなシー
ルリング22を用いた場合、油は連続的に接合面
20aよりシエル内空間16へ微量ずつ漏れる。
このように吐出ガス中に混入し圧縮機外へ排出さ
れようとする油を分離して効果的に嵌合面20a
のシールに利用することができる。
第2図は吐出マフラー20の実施例を示し、吐
出マフラー20と固定スクロール端板1aの嵌合
方法が逆になつている。すなわち、この例では固
定スクロール端板1aに円柱状突起部1cを設
け、これに吐出マフラー20の内面側に嵌合面2
0aで嵌合している。そして突起部1c外周側に
凹部23aを設けて油溜り部23とすると共に、
油溜り部23が嵌合面20aに連通している。
出マフラー20と固定スクロール端板1aの嵌合
方法が逆になつている。すなわち、この例では固
定スクロール端板1aに円柱状突起部1cを設
け、これに吐出マフラー20の内面側に嵌合面2
0aで嵌合している。そして突起部1c外周側に
凹部23aを設けて油溜り部23とすると共に、
油溜り部23が嵌合面20aに連通している。
次に、上記吐出マフラー20に使用するシール
リング22の例を第3図〜第5図について説明す
る。第3図はシールリング22の斜視図、第4図
はシールリングの一部分の拡大断面図、第5図は
シールリング22を圧縮機の吐出マフラー20に
用いた場合の部分断面図である。上記シールリン
グ22は内周面にテーパ面22aを有する台形状
のリングであり、材質はスクロール圧縮機を冷媒
圧縮機として使用する際は耐冷媒性の樹脂、特に
PTFEがよい。そしてテーパ面22aと外周面2
2bがシール面となる。ここで、シールリング2
2の作用を第5図について説明する。1dは固定
スクロール端板1aの突起部1cの吐出マフラー
嵌合面20aに形成された円筒状の溝であり、こ
の溝1dを挾んで突起部1cは直径D1の側面部
1fを吐出空間21側に、直径D2の側面部1g
をシエル内空間16側にそれぞれ形成し、D1<
D2としてある。また、溝1dの側面1g側はテ
ーパ面1eが形成されている。上記のように構成
したことで、吐出空間21とシエル内低圧空間1
6の差圧によりシールリング22は矢印B方向に
均等に押付けられる。この結果、テーパ面22a
は溝1dのテーパ面1eに対して矢印C方向に微
小移動しながら押付けられ、外周面22bは嵌合
面20aに押付けられ密封される。このとき、油
溜り部23の油がシール効果を一層高めることが
できる。
リング22の例を第3図〜第5図について説明す
る。第3図はシールリング22の斜視図、第4図
はシールリングの一部分の拡大断面図、第5図は
シールリング22を圧縮機の吐出マフラー20に
用いた場合の部分断面図である。上記シールリン
グ22は内周面にテーパ面22aを有する台形状
のリングであり、材質はスクロール圧縮機を冷媒
圧縮機として使用する際は耐冷媒性の樹脂、特に
PTFEがよい。そしてテーパ面22aと外周面2
2bがシール面となる。ここで、シールリング2
2の作用を第5図について説明する。1dは固定
スクロール端板1aの突起部1cの吐出マフラー
嵌合面20aに形成された円筒状の溝であり、こ
の溝1dを挾んで突起部1cは直径D1の側面部
1fを吐出空間21側に、直径D2の側面部1g
をシエル内空間16側にそれぞれ形成し、D1<
D2としてある。また、溝1dの側面1g側はテ
ーパ面1eが形成されている。上記のように構成
したことで、吐出空間21とシエル内低圧空間1
6の差圧によりシールリング22は矢印B方向に
均等に押付けられる。この結果、テーパ面22a
は溝1dのテーパ面1eに対して矢印C方向に微
小移動しながら押付けられ、外周面22bは嵌合
面20aに押付けられ密封される。このとき、油
溜り部23の油がシール効果を一層高めることが
できる。
以上のようにこの考案によれば、固定スクロー
ルの端板に渦巻側板が形成された面と反対の面に
吐出穴を覆うように吐出空間を形成する吐出マフ
ラーを設け、固定スクロール端板の突起部に吐出
マフラーを嵌合し、この嵌合面においていずれか
一方に設けた環状溝側をテーパ面とし、このテー
パ面にシールリングを密接するように環状溝に装
着したことで、嵌合面にシールリングが密着し効
果的なシールが可能となる。これにより油漏れの
ない信頼性の高い安価なスクロール圧縮機とな
る。
ルの端板に渦巻側板が形成された面と反対の面に
吐出穴を覆うように吐出空間を形成する吐出マフ
ラーを設け、固定スクロール端板の突起部に吐出
マフラーを嵌合し、この嵌合面においていずれか
一方に設けた環状溝側をテーパ面とし、このテー
パ面にシールリングを密接するように環状溝に装
着したことで、嵌合面にシールリングが密着し効
果的なシールが可能となる。これにより油漏れの
ない信頼性の高い安価なスクロール圧縮機とな
る。
第1図はこの考案の一実施例によるスクロール
圧縮機の断面図、第2図は吐出マフラーの他の構
成を示す要部断面図、第3図および第4図はシー
ル手段の斜視図と一部拡大断面図、第5図はシー
ル手段の取付け構造の要部断面図、第6図は従来
のスクロール圧縮機の断面図である。 1……固定スクロール、1a……固定スクロー
ル端面、2……揺動スクロール、3……圧縮室、
5……吸入穴、6……吐出穴、8a……返油穴、
9……主軸、10……電動機、11……オイルポ
ンプ、12……ロアシエル、13……アツパーシ
エル、15……油、16……シエル内空間、20
……吐出マフラー、20a……嵌合面、、21…
…吐出空間、22……シールリング、23……油
溜り部。なお、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。
圧縮機の断面図、第2図は吐出マフラーの他の構
成を示す要部断面図、第3図および第4図はシー
ル手段の斜視図と一部拡大断面図、第5図はシー
ル手段の取付け構造の要部断面図、第6図は従来
のスクロール圧縮機の断面図である。 1……固定スクロール、1a……固定スクロー
ル端面、2……揺動スクロール、3……圧縮室、
5……吸入穴、6……吐出穴、8a……返油穴、
9……主軸、10……電動機、11……オイルポ
ンプ、12……ロアシエル、13……アツパーシ
エル、15……油、16……シエル内空間、20
……吐出マフラー、20a……嵌合面、、21…
…吐出空間、22……シールリング、23……油
溜り部。なお、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- インボリユート等の渦巻状の側板を端板面に突
設し、上記側板を互いに偏心させて組合わせるこ
とで圧縮機を形成する固定スクロールおよび揺動
スクロールと、この揺動スクロールを駆動する駆
動手段および駆動手段を潤滑する油と、上記固定
スクロール端板に作動流体を吐出する吐出穴と、
固定スクロール、揺動スクロール、駆動手段を収
納するシエルを備えたスクロール圧縮機におい
て、上記固定スクロールの端板の渦巻き側板が形
成された面と反対面に吐出穴を覆うように吐出空
間を形成する吐出マフラーを配設し、この吐出マ
フラーをシエルに取付け、上記固定スクロール端
板に円筒状の突起部を設け、この突起部に吐出マ
フラーを嵌合し、この嵌合面において吐出マフラ
ーあるいは突起部のいずれか一方に環状溝を形成
し、この環状溝の反吐出空間側の側壁面をテーパ
面とし、このテーパ面に密接するように同じくテ
ーパ面を有するシールリングを上記環状溝に装着
したことを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16931286U JPH0421035Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16931286U JPH0421035Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375580U JPS6375580U (ja) | 1988-05-19 |
| JPH0421035Y2 true JPH0421035Y2 (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=31103002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16931286U Expired JPH0421035Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0421035Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP16931286U patent/JPH0421035Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375580U (ja) | 1988-05-19 |
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