JPH04210432A - 半還元焼結鉱の製造方法 - Google Patents
半還元焼結鉱の製造方法Info
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- JPH04210432A JPH04210432A JP40534490A JP40534490A JPH04210432A JP H04210432 A JPH04210432 A JP H04210432A JP 40534490 A JP40534490 A JP 40534490A JP 40534490 A JP40534490 A JP 40534490A JP H04210432 A JPH04210432 A JP H04210432A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、焼結プロセスで焼結鉱
の一部を還元した半還元焼結鉱の製造方法に関するもの
である。 [0002] 【従来の技術】焼結鉱の製造に際しては、粉鉱石や副原
料、スケール、粉コークスを配合して一部ミキサーで混
合し、二次ミキサーで造粒して装入し、焼結層の通気性
を良好にしながら操業している。この焼結原料層の通気
性を良好にするために、造粒を強化したり、また粉コー
クスの燃焼を改善するために、擬似粒子の表面に粉コー
クスを多く存在させるなどの工夫がなされてきた。 [0003]
の一部を還元した半還元焼結鉱の製造方法に関するもの
である。 [0002] 【従来の技術】焼結鉱の製造に際しては、粉鉱石や副原
料、スケール、粉コークスを配合して一部ミキサーで混
合し、二次ミキサーで造粒して装入し、焼結層の通気性
を良好にしながら操業している。この焼結原料層の通気
性を良好にするために、造粒を強化したり、また粉コー
クスの燃焼を改善するために、擬似粒子の表面に粉コー
クスを多く存在させるなどの工夫がなされてきた。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかし今日までの改善
は、焼結プロセスでの粉コークス燃焼効率改善による焼
結生産能率や、成品歩留り、焼結鉱品質を向上すること
が主体であった。そして上記効果に加えて、高炉燃料比
低減による出銑比大幅向上を実現する半還元焼結鉱製造
の実用化された例は少ない。 [0004]例えば、特公昭55−15536号公報の
技術は、焼結原料の混合調湿粒化に際し、はじめに鉱石
類のみ若しくはこれにコークスを全コークス量の70%
以下の量で加えて混合調湿擬似粒化を行い、次いでこれ
に全コークス量又は残部のコークスを予め5〜20wt
%の水分を含有させた状態、若しくはこれに親水性バイ
ンダーを添加した状態で添加し、混合擬似粒化を行うこ
とで焼結時のNOxを低減させる焼結原料の事前処理方
法である。 [00051この方法は、擬似粒子の内層部分のコーク
ス量はむしろ全体の平均配合より低く配合し、その表面
にコークスをコーティングしてコークスと酸素の接触を
活発にし、燃焼効率を向上させる方法である。したがっ
て、コークス燃焼効率向」二によるNOxの低減効果は
期待できるが、コークスが完全に燃焼するため、本方法
では融液と固体炭素との接触による直接還元反応は全く
期待できない。 [0006]また特公昭6112131号公報の技術は
、粉鉱石、粉コークスおよび返鉱からなる粉混合物を造
粒して形成した内層と、この内層の表面に、上記粉混合
物にバインダーとして、生石灰、消石灰、焼成ドロマイ
l−またはベントナイ1へのうちの1種以上を添加した
ものを造粒して外層を構成した焼結鉱用ペレットである
。 [0007]このペレットの内層コークスは全体の平均
配合値にほぼ等しく、外層のみにバインダーを添加して
バインダー添加量を低減する中でペレット強度を確保す
るというものである。従って焼結鉱品質を向上させたり
半還元焼結鉱を製造する技術ではない。 [00081本発明は、従来実用化された例の少ない半
還元焼結鉱製造に関するもので、焼結プロセスで鉄鉱石
の一部を還元して焼結生産率や焼結鉱品質を改善し、か
つ高炉に半還元焼結鉱を装入して高炉燃料比を低減し、
高炉出銑比を大幅に向上させる半還元焼結鉱の製造方法
を提供するものである。 [0009]
は、焼結プロセスでの粉コークス燃焼効率改善による焼
結生産能率や、成品歩留り、焼結鉱品質を向上すること
が主体であった。そして上記効果に加えて、高炉燃料比
低減による出銑比大幅向上を実現する半還元焼結鉱製造
の実用化された例は少ない。 [0004]例えば、特公昭55−15536号公報の
技術は、焼結原料の混合調湿粒化に際し、はじめに鉱石
類のみ若しくはこれにコークスを全コークス量の70%
以下の量で加えて混合調湿擬似粒化を行い、次いでこれ
に全コークス量又は残部のコークスを予め5〜20wt
%の水分を含有させた状態、若しくはこれに親水性バイ
ンダーを添加した状態で添加し、混合擬似粒化を行うこ
とで焼結時のNOxを低減させる焼結原料の事前処理方
法である。 [00051この方法は、擬似粒子の内層部分のコーク
ス量はむしろ全体の平均配合より低く配合し、その表面
にコークスをコーティングしてコークスと酸素の接触を
活発にし、燃焼効率を向上させる方法である。したがっ
て、コークス燃焼効率向」二によるNOxの低減効果は
期待できるが、コークスが完全に燃焼するため、本方法
では融液と固体炭素との接触による直接還元反応は全く
期待できない。 [0006]また特公昭6112131号公報の技術は
、粉鉱石、粉コークスおよび返鉱からなる粉混合物を造
粒して形成した内層と、この内層の表面に、上記粉混合
物にバインダーとして、生石灰、消石灰、焼成ドロマイ
l−またはベントナイ1へのうちの1種以上を添加した
ものを造粒して外層を構成した焼結鉱用ペレットである
。 [0007]このペレットの内層コークスは全体の平均
配合値にほぼ等しく、外層のみにバインダーを添加して
バインダー添加量を低減する中でペレット強度を確保す
るというものである。従って焼結鉱品質を向上させたり
半還元焼結鉱を製造する技術ではない。 [00081本発明は、従来実用化された例の少ない半
還元焼結鉱製造に関するもので、焼結プロセスで鉄鉱石
の一部を還元して焼結生産率や焼結鉱品質を改善し、か
つ高炉に半還元焼結鉱を装入して高炉燃料比を低減し、
高炉出銑比を大幅に向上させる半還元焼結鉱の製造方法
を提供するものである。 [0009]
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、粉鉱石
に5〜20wt%の粉コークス・無煙炭を配合造粒して
内層とし、外層に粉鉱石、副原料および2〜5wt%の
粉コークス・無煙炭を混合コーティングして2層の擬似
粒子を形成し、この2層擬似粒子を焼結原料の一部とし
て混合、造粒したのち、焼結過程でその原料の外層から
生成する融液と内層の粉コークス・無煙炭中の固形炭素
との直接還元反応により焼結鉱の一部を還元することを
特徴とする半還元焼結鉱の製造方法である。 [00101また第2の本発明は、粉コークス・無煙炭
を造粒して内層とし、外層にAl2O3を2.0wt%
以上含む粉鉱石が主体の焼結原料でコーティングして2
層の擬似粒子を形成し、この2層擬似粒子を焼結原料の
一部として混合、造粒したのち、焼結過程で外層とそれ
以外の原料から生成する融液と内層の粉コークス・無煙
炭中の固形炭素の固形炭素との直接還元反応により焼結
鉱の一部を還元することを特徴とする半還元焼結鉱の製
造方法である。 [00111
に5〜20wt%の粉コークス・無煙炭を配合造粒して
内層とし、外層に粉鉱石、副原料および2〜5wt%の
粉コークス・無煙炭を混合コーティングして2層の擬似
粒子を形成し、この2層擬似粒子を焼結原料の一部とし
て混合、造粒したのち、焼結過程でその原料の外層から
生成する融液と内層の粉コークス・無煙炭中の固形炭素
との直接還元反応により焼結鉱の一部を還元することを
特徴とする半還元焼結鉱の製造方法である。 [00101また第2の本発明は、粉コークス・無煙炭
を造粒して内層とし、外層にAl2O3を2.0wt%
以上含む粉鉱石が主体の焼結原料でコーティングして2
層の擬似粒子を形成し、この2層擬似粒子を焼結原料の
一部として混合、造粒したのち、焼結過程で外層とそれ
以外の原料から生成する融液と内層の粉コークス・無煙
炭中の固形炭素の固形炭素との直接還元反応により焼結
鉱の一部を還元することを特徴とする半還元焼結鉱の製
造方法である。 [00111
【作用]本発明は、2層擬似粒子の内層に配合した5〜
20wt%の粉コークス・無煙炭が、焼結過程でその原
料の外層から生成する融液との直接還元反応により焼結
鉱の一部を還元するので、この直接還元反応による吸熱
により、通常発生する焼結ベツド下層部の熱過剰を防止
して焼結ベツド通気性を大幅に改善するものである。 [0012]以下、図面にもとづいて本発明を具体的に
説明する。図1−は、本発明を実施するためのプロセス
フローを示す工程図である。まず、粉鉱石9に粉コーク
ス・無煙炭10が5〜20wt%になるように配合した
原料で1次造粒11し、その造粒物に粉鉱石13と副原
料14及び粉コークス・無煙炭15が2〜5wt%に配
合された混合原料を加え、表面にコーティングする2次
造泣12による2段造粒法で2層擬似粒子を形成する。 [0013]この2層擬似粒子は、他の主原料1.副原
料2.スケール3.粉コークス・無煙炭4等と共に、焼
結原料5として1次ミキサー6.2次ミキサー7で混合
、造粒してから焼結機8に装入し焼成する。 [0014]また本発明の他の態様は、粉コークス・無
煙炭を予め擬似粒化し、この擬似粒子にAl2O3を2
.0wt%以上含む粉鉱石や副原料等でコーティングし
て2層擬似粒子となし、この2層擬似粒子を図1に示し
たような、それ以外の主原料1.副原料2.スケール3
.粉コークス・無煙炭4等と共に1次ミキサー6.2次
ミキサー7で混合、造粒してから焼結機8に装入し焼成
する。 [0015]図2は本発明方法の変形例のプロセスフロ
ーを示す工程図である。まず、主原料1.副原料2.ス
ケール3.粉コークス・無煙炭4等からなる通常の焼結
原料5を1次ミキサー6で混合し、その後、ホッパー1
6に篩分けて取り出した篩い下の焼結原料に、粉コーク
ス・無煙炭10が5〜20wt%になるように配合して
から1次造粒し、その後、上述したように篩い下の焼結
原料をホッパー16から切り出し、2次造粒12で表面
にコーティングす2段造粒法によって2層擬似粒子を形
成し、この2層擬似粒子を2次ミキサー7後に戻して残
りの焼結原料と共に焼結機8で焼成する方法である。 [00161図39図4は、上記の本発明法で形成した
2層擬似粒子の構造の概要を示す。図3は内層30の粉
コークス・無煙炭10aが5〜20wt%、外層31の
粉コークス・無煙炭10bが2〜5wt%の擬似粒子を
示す。図4は内層30が粉コークス・無煙炭10aのみ
で、外層31に粉鉱石9や副原料2が付着した擬似粒子
の状態を示している。 [0017]これらの擬似粒子のように内部に粉コーク
ス・無煙炭10aを閉じ込めると、焼結工程において昇
温過程前半では粉コークス・無煙炭が空気中の酸素と接
触しないので反応せず、1100℃の高温になってから
、初めて生成した融液と粉コークス・無煙炭中のCがF
eO+C=Fe+C0−36350kca l/km。 l 〔冶金物理化学(松下幸雄ら著)、r+310)の
直接還元反応を起こし、焼結鉱の一部にメタルFeが生
成される。この反応は吸熱反応であるので、熱過剰にな
るのを防ぐことができる。 [0018]また微粉コークスの造粒効果、更に偏析装
入により焼結ベツドの下層部に本発明法の擬似粒子が多
くある場合は、下層部の過剰熱を吸収して赤熱帯拡大が
防止され、特に焼結ベツド下層部の通気性が大幅に改善
される。 [0019]本発明で用いられる造粒機とては、通常良
く使われるドラム型や皿型の造粒機の他に、マルメライ
ザー〔造粒便覧(日本粉体工業協会)p、422〜42
5〕、アイリッヒミキサー〔混合混練技術(日本粉体工
業協会)p209〜210)、コンクリ−1へミキサー
〔混合混練技術(日本粉体工業協会)p185〜186
〕などの遠心力を利用したより強固な擬似粒子を形成で
きる型の造粒機の使用が適当である。また図1と図2に
は示していないが、生石灰やベン1ヘナイ1〜等のバイ
ンダーを添加するのはより効果的である。 [00201本発明において、図3のように2層擬似粒
子の内層の粉コークス・無煙炭配合比を5〜20wt%
としたのは、5wt%未満では通常の焼結鉱製造時とほ
ぼ同じであるので、直接還元反応は期待できないためで
あり、20wt%を越えると、スラグが多量に生成して
焼結過程の通気性を阻害し、焼結操業に悪影響を及ぼす
からである。 [00211図4の擬似粒子タイプで、外層31の粉鉱
石のAl2O3を2.0wt以上含むとしたのは、外層
の中の粉鉱石のAl2O3が2.0wt%未満であると
、外層とそれ以外の原料から生成するカルシュラムフェ
ライト系主体の融液の粘性が低くなり、粉コークス・無
煙炭から融液が流れ出して粉コークス・無煙炭が空気と
酸化反応を起こし、直接還元反応が不可能になるからで
ある[0022]外層31の中の粉鉱石のAl2O3を
2.0w1%以上であると、粉コークス・無煙炭は粘性
の高いカルシュラムフェライト系主体の融液に焼結反応
後半まで取り囲まれる割合が高くなるので、融液と固形
炭素との直接還元反応を焼結過程で活発に起こさせるこ
とができるからである。 [0023] 【実施例】強固な造粒物を形成するため、遠心力を利用
した図5に示すマルメライザー(600Φ、回転数30
0rpm)を使用して、以下の条件で半還元焼結鉱製造
の鍋試験を実施した。マルメライザーの代表的構造は、
図5の側面図および図6に示すように、固定円筒容器の
底部において、凹凸のあるまたは平面状のプレート19
が高速回転するものである。底のプレート19を高速で
回転させ、粉鉱石18を形成する粒子17を流動化させ
ることにより壁20と粒子17間の摩擦力で粒子17が
回転する。この粒子自体の回転により、粒子17内の水
分22はつねに粒子表面に向かってはじき出されるので
、強固な造粒物の生成が可能となる。なお符号21は粒
子の自転方向を示す。 [0024]まず本発明例1では、豪州・ニューマン鉱
石に粉コークスを15wt%添加した混合物8kgをマ
ルメライザーで1分間造粒したのち、ニューマン鉱石に
石灰石8wt%、粉コークスを3.5wt%添加した混
合原料を12kg加えて、さらに1分間造粒して2層の
擬似粒子を作成した。 [0025]本発明例2では、表1に示す鍋試験の配合
原料を一度ドラム型ミキサーで2分間混合したのち篩い
分けして、Lnun以下70’%以ヒの混合物を8kg
取り出して粉コークス1kgをさらに添加し、その混合
物をマルメライザーで1分間造粒した。そして同じ配合
原Hのlrnm以下70%以上の混合物をさらに12k
g添加して1分間造粒して2層の擬似粒子を作成した。 [00261本発明例3では、粉コークス8kgをまず
マルメライザーで1分間造粒し、その後にニューマン鉱
石12kgを添加してマルメライザーで2分間造粒した
。これらの造粒物を表1に示す配合原料の配合割合で焼
結原料に配合し1.40 k g鍋試験により比較例と
同じ鍋試験方法でテス1へしまた。 [0027]鍋試験の主要な条件は表2に示した。 [0028]
20wt%の粉コークス・無煙炭が、焼結過程でその原
料の外層から生成する融液との直接還元反応により焼結
鉱の一部を還元するので、この直接還元反応による吸熱
により、通常発生する焼結ベツド下層部の熱過剰を防止
して焼結ベツド通気性を大幅に改善するものである。 [0012]以下、図面にもとづいて本発明を具体的に
説明する。図1−は、本発明を実施するためのプロセス
フローを示す工程図である。まず、粉鉱石9に粉コーク
ス・無煙炭10が5〜20wt%になるように配合した
原料で1次造粒11し、その造粒物に粉鉱石13と副原
料14及び粉コークス・無煙炭15が2〜5wt%に配
合された混合原料を加え、表面にコーティングする2次
造泣12による2段造粒法で2層擬似粒子を形成する。 [0013]この2層擬似粒子は、他の主原料1.副原
料2.スケール3.粉コークス・無煙炭4等と共に、焼
結原料5として1次ミキサー6.2次ミキサー7で混合
、造粒してから焼結機8に装入し焼成する。 [0014]また本発明の他の態様は、粉コークス・無
煙炭を予め擬似粒化し、この擬似粒子にAl2O3を2
.0wt%以上含む粉鉱石や副原料等でコーティングし
て2層擬似粒子となし、この2層擬似粒子を図1に示し
たような、それ以外の主原料1.副原料2.スケール3
.粉コークス・無煙炭4等と共に1次ミキサー6.2次
ミキサー7で混合、造粒してから焼結機8に装入し焼成
する。 [0015]図2は本発明方法の変形例のプロセスフロ
ーを示す工程図である。まず、主原料1.副原料2.ス
ケール3.粉コークス・無煙炭4等からなる通常の焼結
原料5を1次ミキサー6で混合し、その後、ホッパー1
6に篩分けて取り出した篩い下の焼結原料に、粉コーク
ス・無煙炭10が5〜20wt%になるように配合して
から1次造粒し、その後、上述したように篩い下の焼結
原料をホッパー16から切り出し、2次造粒12で表面
にコーティングす2段造粒法によって2層擬似粒子を形
成し、この2層擬似粒子を2次ミキサー7後に戻して残
りの焼結原料と共に焼結機8で焼成する方法である。 [00161図39図4は、上記の本発明法で形成した
2層擬似粒子の構造の概要を示す。図3は内層30の粉
コークス・無煙炭10aが5〜20wt%、外層31の
粉コークス・無煙炭10bが2〜5wt%の擬似粒子を
示す。図4は内層30が粉コークス・無煙炭10aのみ
で、外層31に粉鉱石9や副原料2が付着した擬似粒子
の状態を示している。 [0017]これらの擬似粒子のように内部に粉コーク
ス・無煙炭10aを閉じ込めると、焼結工程において昇
温過程前半では粉コークス・無煙炭が空気中の酸素と接
触しないので反応せず、1100℃の高温になってから
、初めて生成した融液と粉コークス・無煙炭中のCがF
eO+C=Fe+C0−36350kca l/km。 l 〔冶金物理化学(松下幸雄ら著)、r+310)の
直接還元反応を起こし、焼結鉱の一部にメタルFeが生
成される。この反応は吸熱反応であるので、熱過剰にな
るのを防ぐことができる。 [0018]また微粉コークスの造粒効果、更に偏析装
入により焼結ベツドの下層部に本発明法の擬似粒子が多
くある場合は、下層部の過剰熱を吸収して赤熱帯拡大が
防止され、特に焼結ベツド下層部の通気性が大幅に改善
される。 [0019]本発明で用いられる造粒機とては、通常良
く使われるドラム型や皿型の造粒機の他に、マルメライ
ザー〔造粒便覧(日本粉体工業協会)p、422〜42
5〕、アイリッヒミキサー〔混合混練技術(日本粉体工
業協会)p209〜210)、コンクリ−1へミキサー
〔混合混練技術(日本粉体工業協会)p185〜186
〕などの遠心力を利用したより強固な擬似粒子を形成で
きる型の造粒機の使用が適当である。また図1と図2に
は示していないが、生石灰やベン1ヘナイ1〜等のバイ
ンダーを添加するのはより効果的である。 [00201本発明において、図3のように2層擬似粒
子の内層の粉コークス・無煙炭配合比を5〜20wt%
としたのは、5wt%未満では通常の焼結鉱製造時とほ
ぼ同じであるので、直接還元反応は期待できないためで
あり、20wt%を越えると、スラグが多量に生成して
焼結過程の通気性を阻害し、焼結操業に悪影響を及ぼす
からである。 [00211図4の擬似粒子タイプで、外層31の粉鉱
石のAl2O3を2.0wt以上含むとしたのは、外層
の中の粉鉱石のAl2O3が2.0wt%未満であると
、外層とそれ以外の原料から生成するカルシュラムフェ
ライト系主体の融液の粘性が低くなり、粉コークス・無
煙炭から融液が流れ出して粉コークス・無煙炭が空気と
酸化反応を起こし、直接還元反応が不可能になるからで
ある[0022]外層31の中の粉鉱石のAl2O3を
2.0w1%以上であると、粉コークス・無煙炭は粘性
の高いカルシュラムフェライト系主体の融液に焼結反応
後半まで取り囲まれる割合が高くなるので、融液と固形
炭素との直接還元反応を焼結過程で活発に起こさせるこ
とができるからである。 [0023] 【実施例】強固な造粒物を形成するため、遠心力を利用
した図5に示すマルメライザー(600Φ、回転数30
0rpm)を使用して、以下の条件で半還元焼結鉱製造
の鍋試験を実施した。マルメライザーの代表的構造は、
図5の側面図および図6に示すように、固定円筒容器の
底部において、凹凸のあるまたは平面状のプレート19
が高速回転するものである。底のプレート19を高速で
回転させ、粉鉱石18を形成する粒子17を流動化させ
ることにより壁20と粒子17間の摩擦力で粒子17が
回転する。この粒子自体の回転により、粒子17内の水
分22はつねに粒子表面に向かってはじき出されるので
、強固な造粒物の生成が可能となる。なお符号21は粒
子の自転方向を示す。 [0024]まず本発明例1では、豪州・ニューマン鉱
石に粉コークスを15wt%添加した混合物8kgをマ
ルメライザーで1分間造粒したのち、ニューマン鉱石に
石灰石8wt%、粉コークスを3.5wt%添加した混
合原料を12kg加えて、さらに1分間造粒して2層の
擬似粒子を作成した。 [0025]本発明例2では、表1に示す鍋試験の配合
原料を一度ドラム型ミキサーで2分間混合したのち篩い
分けして、Lnun以下70’%以ヒの混合物を8kg
取り出して粉コークス1kgをさらに添加し、その混合
物をマルメライザーで1分間造粒した。そして同じ配合
原Hのlrnm以下70%以上の混合物をさらに12k
g添加して1分間造粒して2層の擬似粒子を作成した。 [00261本発明例3では、粉コークス8kgをまず
マルメライザーで1分間造粒し、その後にニューマン鉱
石12kgを添加してマルメライザーで2分間造粒した
。これらの造粒物を表1に示す配合原料の配合割合で焼
結原料に配合し1.40 k g鍋試験により比較例と
同じ鍋試験方法でテス1へしまた。 [0027]鍋試験の主要な条件は表2に示した。 [0028]
【表1】
[0029]
【表2】
[00301図7には鍋試験結果の生産率、成品歩留り
、TI(冷間強度、JISM8712により測定)。 RDI(還元粉化率、製銑部会報)、(5)RI(還元
率、J l5M8713)、 メタルFeを示した。 [00311その結果、本発明による方法の次の効果が
示された。 (1)焼結ベツド全体の通気性向上に加えて、特に下層
部の赤熱帯拡大が防止されるので、通気性が大幅に改善
され、生産率と成品歩留りが向上する。 (2)焼結ベツドの通気性改善と、特に焼結ベツド中・
下層部の均一焼成により、TI (冷間強度)とRD
I(還元粉化性)が向上する。 (3)本発明方法の実施により焼結鉱中にメタル鉄が2
〜3wt%生成した。FeO分析値は約10wt%であ
った。なお、未然のカーボンは焼結鉱中に0.05wt
%程度しか残存していなかった。 [0032]以上の結果、焼結鉱のRI (還元率)
で評価すると、本発明法はいずれも10%程度の還元率
向上がみられた。 [0(〕33]
、TI(冷間強度、JISM8712により測定)。 RDI(還元粉化率、製銑部会報)、(5)RI(還元
率、J l5M8713)、 メタルFeを示した。 [00311その結果、本発明による方法の次の効果が
示された。 (1)焼結ベツド全体の通気性向上に加えて、特に下層
部の赤熱帯拡大が防止されるので、通気性が大幅に改善
され、生産率と成品歩留りが向上する。 (2)焼結ベツドの通気性改善と、特に焼結ベツド中・
下層部の均一焼成により、TI (冷間強度)とRD
I(還元粉化性)が向上する。 (3)本発明方法の実施により焼結鉱中にメタル鉄が2
〜3wt%生成した。FeO分析値は約10wt%であ
った。なお、未然のカーボンは焼結鉱中に0.05wt
%程度しか残存していなかった。 [0032]以上の結果、焼結鉱のRI (還元率)
で評価すると、本発明法はいずれも10%程度の還元率
向上がみられた。 [0(〕33]
【発明の効果】本発明によれば、焼結ベツド内での直接
還元反応により焼結鉱の一部を還元する二とができ、ま
た吸熱反応のため焼結ベツド老体と、特に■層部の熱過
刺を防止できるので通気性か改善され、生産率と成品歩
留り、焼結鉱品質が大幅に向上′する。また、メタルF
eの生成による焼結鉱の還元率向上により、高炉操業の
燃料比、出銑比を改善できる。
還元反応により焼結鉱の一部を還元する二とができ、ま
た吸熱反応のため焼結ベツド老体と、特に■層部の熱過
刺を防止できるので通気性か改善され、生産率と成品歩
留り、焼結鉱品質が大幅に向上′する。また、メタルF
eの生成による焼結鉱の還元率向上により、高炉操業の
燃料比、出銑比を改善できる。
【図1】本発明を実施するためのプロセスフ「]−の−
例を示す工程図である。
例を示す工程図である。
【図2】本発明を実施するためのプロセスフローの変形
例を示す工程図である。
例を示す工程図である。
【図3】本発明法で形成した2層擬似粒子の構造を示す
図面である。
図面である。
【図4】内層が粉コークス・無煙炭、外層に粉鉱石や副
原料が付着した擬似粒子の構造を示す図面である。
原料が付着した擬似粒子の構造を示す図面である。
【図5】マルメライザーの代表的構造を示す側面図であ
る。
る。
【図6】マルメライザー内の粒子の自転状況を示す図面
である。
である。
【図7】鍋試験結果を示す図面である。
1 主原料
2 副原料
3 スケール
4 粉コークス・無煙炭
5 焼結原料
61次ミキサー
72次ミキサー
8 焼結機
9 粉鉱石
10.10a、10b 粉コークス・無煙炭111次
造粒 122次造粒 13 粉鉱石 14 副原料 15 粉コークス・無煙炭 16 ホッパー 17 造粒物 18 造粒前の粉鉱石、副原料、粉コークス、無煙炭1
9 プレート 20 壁面 21 粒子の自転方向 22 水分 30 内層 31 外層
造粒 122次造粒 13 粉鉱石 14 副原料 15 粉コークス・無煙炭 16 ホッパー 17 造粒物 18 造粒前の粉鉱石、副原料、粉コークス、無煙炭1
9 プレート 20 壁面 21 粒子の自転方向 22 水分 30 内層 31 外層
【図2】
Claims (2)
- 【請求項1】粉鉱石に5〜20wt%の粉コークス・無
煙炭を配合造粒して内層とし、外層に粉鉱石、副原料お
よび2〜5wt%の粉コークス・無煙炭を混合コーティ
ングして2層の擬似粒子を形成し、この2層擬似粒子を
焼結原料の一部として混合、造粒したのち、焼結過程で
その原料の外層から生成する融液と内層の粉コークス・
無煙炭中の固形炭素との直接還元反応により焼結鉱の一
部を還元することを特徴とする半還元焼結鉱の製造方法
。 - 【請求項2】粉コークス・無煙炭を造粒して内層とし、
外層にAl_2O_3を2.0wt%以上含む粉鉱石が
主体の焼結原料でコーティングして2層の擬似粒子を形
成し、この2層擬似粒子を焼結原料の一部として混合、
造粒したのち、焼結過程で外層とそれ以外の原料から生
成する融液と内層の粉コークス・無煙炭中の固形炭素の
固形炭素との直接還元反応により焼結鉱の一部を還元す
ることを特徴とする半還元焼結鉱の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40534490A JP2704673B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 半還元焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40534490A JP2704673B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 半還元焼結鉱の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210432A true JPH04210432A (ja) | 1992-07-31 |
| JP2704673B2 JP2704673B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18514954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40534490A Expired - Lifetime JP2704673B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 半還元焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704673B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100544465B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2006-01-24 | 주식회사 포스코 | 소결광 제조방법 |
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| US11608543B2 (en) | 2016-04-27 | 2023-03-21 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Oxide ore smelting method |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP40534490A patent/JP2704673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (18)
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| CN107419093B (zh) * | 2013-07-10 | 2021-12-21 | 杰富意钢铁株式会社 | 用于制造烧结矿的内包炭材料的造粒粒子及其制造方法、以及烧结矿的制造方法 |
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| US11479832B2 (en) | 2016-04-22 | 2022-10-25 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Method for smelting oxide ore |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2704673B2 (ja) | 1998-01-26 |
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