JPH0421135B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421135B2 JPH0421135B2 JP31452086A JP31452086A JPH0421135B2 JP H0421135 B2 JPH0421135 B2 JP H0421135B2 JP 31452086 A JP31452086 A JP 31452086A JP 31452086 A JP31452086 A JP 31452086A JP H0421135 B2 JPH0421135 B2 JP H0421135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample liquid
- suction
- clogging point
- temperature
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、軽油等の石油製品の目づまり点を測
定する方法に関し、更に詳述すると、流動点降下
剤が含まれている石油製品の目づまり点をも正確
に自動測定することができる方法に関する。 従来の技術 従来、軽油等の石油製品の低温流動性を評価す
るためにその目づまり点(CFPP)を自動測定す
る場合、通常第3図に示すような目づまり点計が
使用されている。即ち、第3図に示す目づまり点
計において1は内部にサンプル液2が導入され、
サンプル液2を冷却するための冷却器3上に配設
された測定セルである。4は、上記セル1内のサ
ンプル液2中にその先端側が浸漬された吸引管
で、この吸引管4先端はセル1の底部近傍まで達
し、その先端大径部4aには開口部を覆つて所定
メツシユのフイルタ5が取り付けられている。ま
た、吸引管4の基端側はセル1外に突出してお
り、その基端には吸引機構6に連絡する連絡管7
の端部が連絡されていると共に、基端部近傍には
ランプ8及び光電センサ9からなる吸引管4内を
上昇してくるサンプル液2を検出するための液面
検出器10が配設されている。更に、11はセル
1の側壁を貫通して取り付けられ、検出端が上記
吸引管4の下端近傍に配置された温度検出器で、
この温度検出器11によつて吸引管4内に流入す
るサンプル液2の温度を検出し得るようになつて
いる。なお、図示しないが、上記セル1にはサン
プル液導入管及びサンプル液排出管がそれぞれ連
結されている。 上記目づまり点計によつてサンプル液の目づま
り点を測定する場合、まずセル1内の前回測定分
のサンプル液2をサンプル液排出管を通して排除
すると共に、サンプル液導入管からセル1内に測
定すべきサンプル液2を所定量導入する。次に、
サンプル液2を冷却器3により所定冷却速度で冷
却し、サンプル液温が例えば1度下がる毎に吸引
機構6の作動によつて吸引管4内を所定吸引圧
(200mm水柱)で吸引する。サンプル液2が流動性
のある間はサンプル液2はフイルタ5を通り吸引
管4を上昇して光電センサ9の位置まで吸引され
るが、サンプル液2の液温が下がつて流動性がな
くなると、サンプル液2がフイルタ5を通りにく
くなり、ついに光電センサ9の位置まで上昇しな
くなる。この上昇しなくなつた時のサンプル液2
の温度を温度検出器11で検出し、これを目づま
り点(CFPP)値とするものである。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、セル1内のサンプル液2を吸引
管4を通して吸引し、上昇してくるサンプル液2
の液面を検出することにより目づまり点を測定す
るようにした従来の目づまり点計は、以下に述べ
るような問題点を有するものであつた。 即ち、従来の目づまり点計においては、吸引に
よりサンプル液2が吸引管4内を上昇し、液面が
液面検出器10で検出されると、その段階で吸引
が停止され、吸引管4内のサンプル液2はセル1
内に戻り、その後サンプル液2が所定温度に冷却
された段階で次の吸引が開始されるものである
が、サンプル液2が流動点降下剤を含むものであ
る場合、液面を検出した後吸引を解除しても、吸
引管4内のサンプル液2がセル1内に充分に戻ら
ない現象が生じ、特に目づまり点付近の温度では
吸引力を解放してもサンプル液2が殆ど流動しな
くなる。従つて、流動点降下剤を含むサンプル液
2の目づまり点を測定する場合、目づまり点付近
になると吸引管4内のサンプル液2の液面が充分
下降しない状態で次の吸引が行なわれるため、液
面が吸引開始後すぐに液面検出器10の位置に到
達し、所定量のサンプル液2がフイルタ5を通過
する前に液面が検出されてしまうので、実際の目
づまり点よりかなり低温になつてもサンプル液2
の液面が検出される状態となり、その結果測定さ
れた目づまり点が実際の目づまり点より異常に低
い温度となつて、目づまり点を正確に測定するこ
とができない。このような不都合は、手分析の場
合はサンプル液の流動を目視することにより回避
することが可能であるが、プロセス用の自動分析
計ではサンプル液の流動状態を目視することは困
難であり、このため従来より流動点降下剤を含む
サンプル液の目づまり点を正確に自動測定し得る
方法が望まれていた。 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、流
動点降下剤を含む軽油等のように目づまり点付近
の温度になると吸引を解除しても吸引管からフイ
ルタを通つてセル内に充分に戻らなくなり、この
ため液面を検出する方法で目づまり点を正確に測
定することが難しいサンプル液の目づまり点をも
正確に測定することができる目づまり点の測定方
法を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段及び作用 即ち、本発明者らは、流動点降下剤が添加され
た軽油等のサンプル液は目づまり点検出温度付近
においては吸引力を解除しても殆ど流動しないこ
と、及び測定セル内のサンプル液は吸引時に下部
のものから順次フイルタを通つて吸引管内に流入
するものであるが、セル内のサンプル液は冷却装
置によつて下部から順次冷却されていくので、こ
のサンプル液は下部になるほど低温となつてお
り、このため吸引時にフイルタを通過するサンプ
ル液は吸引が進むに従つて高温となることに着目
すると共に、サンプル液が目づまり点検出温度に
近くなると吸引管内のサンプル液があまりセル内
に戻らないので、吸引を行なつても吸引開始時か
ら液面検出時までの間にフイルタをサンプル液が
殆ど通過せず、このためこの間にフイルタを通過
するサンプル液の温度も殆ど変化しなくなり、従
つてこの間の温度上昇量が予め設定した量以下に
なつた時のサンプル液の温度を目づまり点として
認定し得ることを見出し、本発明をなすに至つ
た。 従つて、本発明は、測定セル内のサンプル液を
冷却装置により所定冷却速度で冷却し、かつこの
サンプル液中に先端部にフイルタを取り付けた吸
引管を挿入すると共に、測定セル内のサンプル液
を間欠的に上記フイルタを通して吸引管内に所定
吸引圧で所定時間吸引し、所定量のサンプル液が
フイルタを通過した時には吸引を解除し、吸引管
内のサンプル液を測定セル内に戻すと共に、この
サンプル液のフイルタ通過とサンプル液の温度と
の関係から目づまり点を検出する目づまり点の測
定方法において、吸引時にフイルタを通過するサ
ンプル液の温度上昇量を検出し、この温度上昇量
が所定量以下になつた時のサンプル液の温度を目
づまり点とするようにしたものである。 本発明においては、フイルタを通過するサンプ
ル液の温度上昇量を検出し、この温度上昇量が所
定量以下になつたか否かにより目づまり点を測定
するようにしたので、液面を検出して目づまり点
を測定する場合と異なり、吸引を解除した時にサ
ンプル液がセル内に戻るか否かに関わりなく正確
に目づまり点を測定し得る。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 第1図は本発明方法の実施に用いる目づまり点
計の一例を示す。なお、第1図において第3図の
装置と同一構成の部分には同一参照符号を付して
その説明を省略するが、本装置においては第3図
の装置と異なり、ランプ8及び光電センサ9から
なる液面検出器10は設けられていない。 本実施例の目づまり点計を用いてサンプル液の
目づまり点を測定する場合、前記と同様にセル1
内に導入したサンプル液2を冷却器3により所定
冷却速度で冷却すると共に、サンプル液温が所定
温度(例えば1℃)下がる毎に吸引機構6の作動
によつて吸引管4内を所定吸引圧(200mm水柱)
で吸引し、この吸引時にフイルタ5を通過するサ
ンプル液2の温度上昇量を検出し、この温度上昇
量が予め設定しておいた所定量より大きい場合に
は吸引を解除して吸引管4内のサンプル液2をセ
ル1内に戻すと共に、上記所定量以下になつた時
のサンプル液2の温度を目づまり点とするもので
ある。 即ち、上述したようにセル1内のサンプル液2
は下部ほど温度が低く、上部ほど温度が高くなつ
ているが、サンプル液温が目づまり点よりかなり
高いと吸引解除時に吸引管4内のサンプル液2の
殆どがセル1内に戻り、次回の吸引の時にこのサ
ンプル液2がフイルタ5を通過するため、第2図
aに示すようにフイルタ5を通過するサンプル液
2の温度上昇量は大きい。これに対し、サンプル
液温が目づまり点に近づくにつれて吸引解除時の
セル1内へのサンプル液戻り量が少なくなるた
め、次回の吸引時のフイルタ5通過量が少なくな
り、これに対応してフイルタ5を通過するサンプ
ル液の温度上昇量も第2図中b〜cに示すように
徐々に小さくなり、サンプル液温が目づまり点検
出温度に到達すると温度上昇量は第2図dに示す
ように所定量Trよりも小さくなる。従つて、こ
の時のサンプル液2の温度を検出することにより
目づまり点(CFPP)を測定することができるも
のである。 この場合、目づまり点の判定に用いる所定量
(温度上昇検査幅)Trはサンプル液の種類等に応
じて適宜選定することができるが通常0〜1.0℃
の範囲に設定することが好ましく、これにより目
づまり点を正確に測定することができる。 従つて、本発明によれば、吸引解除時に吸引管
4内のサンプル液2がセル1内に戻るかどうかに
関係なくその目づまり点を測定することができる
ので、流動点降下剤を含む軽油等の目づまり点を
も正確に自動測定し得るものである。 なお、上記実施例においては、温度検出器11
によるフイルタ5を通過するサンプル液2の温度
変化の検出のみによつて目づまり点を測定するよ
うにしたが、第3図の目づまり点計のように液面
検出器10を設け、サンプル油の種類に応じて温
度検出器11の信号と液面検出器10との信号を
適宜組み合わせて目づまり点を測定するようにし
てもよい。 次に、実験例により本発明の効果を具体例に示
す。 実験例 第1図に示した目づまり点計を使用し、上述し
た本発明方法によつて流動点降下剤を添加した軽
油(サンプルA〜C)の目づまり点(CFPP)を
測定した。この場合、温度上昇検出幅Trは0℃、
測定開始時のサンプル液温度Tsは0℃、測定間
隔Twは1℃、吸引時間jは60秒とした(第2図
参照)。また、比較のため、1P−309に準拠した
ろ過目づまり点試験方法による手分析法及び第3
図に示した従来の目づまり点計による上述した液
面検出法によつて同じサンプルの目づまり点をそ
れぞれ測定した。結果を第1表に示す。
定する方法に関し、更に詳述すると、流動点降下
剤が含まれている石油製品の目づまり点をも正確
に自動測定することができる方法に関する。 従来の技術 従来、軽油等の石油製品の低温流動性を評価す
るためにその目づまり点(CFPP)を自動測定す
る場合、通常第3図に示すような目づまり点計が
使用されている。即ち、第3図に示す目づまり点
計において1は内部にサンプル液2が導入され、
サンプル液2を冷却するための冷却器3上に配設
された測定セルである。4は、上記セル1内のサ
ンプル液2中にその先端側が浸漬された吸引管
で、この吸引管4先端はセル1の底部近傍まで達
し、その先端大径部4aには開口部を覆つて所定
メツシユのフイルタ5が取り付けられている。ま
た、吸引管4の基端側はセル1外に突出してお
り、その基端には吸引機構6に連絡する連絡管7
の端部が連絡されていると共に、基端部近傍には
ランプ8及び光電センサ9からなる吸引管4内を
上昇してくるサンプル液2を検出するための液面
検出器10が配設されている。更に、11はセル
1の側壁を貫通して取り付けられ、検出端が上記
吸引管4の下端近傍に配置された温度検出器で、
この温度検出器11によつて吸引管4内に流入す
るサンプル液2の温度を検出し得るようになつて
いる。なお、図示しないが、上記セル1にはサン
プル液導入管及びサンプル液排出管がそれぞれ連
結されている。 上記目づまり点計によつてサンプル液の目づま
り点を測定する場合、まずセル1内の前回測定分
のサンプル液2をサンプル液排出管を通して排除
すると共に、サンプル液導入管からセル1内に測
定すべきサンプル液2を所定量導入する。次に、
サンプル液2を冷却器3により所定冷却速度で冷
却し、サンプル液温が例えば1度下がる毎に吸引
機構6の作動によつて吸引管4内を所定吸引圧
(200mm水柱)で吸引する。サンプル液2が流動性
のある間はサンプル液2はフイルタ5を通り吸引
管4を上昇して光電センサ9の位置まで吸引され
るが、サンプル液2の液温が下がつて流動性がな
くなると、サンプル液2がフイルタ5を通りにく
くなり、ついに光電センサ9の位置まで上昇しな
くなる。この上昇しなくなつた時のサンプル液2
の温度を温度検出器11で検出し、これを目づま
り点(CFPP)値とするものである。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、セル1内のサンプル液2を吸引
管4を通して吸引し、上昇してくるサンプル液2
の液面を検出することにより目づまり点を測定す
るようにした従来の目づまり点計は、以下に述べ
るような問題点を有するものであつた。 即ち、従来の目づまり点計においては、吸引に
よりサンプル液2が吸引管4内を上昇し、液面が
液面検出器10で検出されると、その段階で吸引
が停止され、吸引管4内のサンプル液2はセル1
内に戻り、その後サンプル液2が所定温度に冷却
された段階で次の吸引が開始されるものである
が、サンプル液2が流動点降下剤を含むものであ
る場合、液面を検出した後吸引を解除しても、吸
引管4内のサンプル液2がセル1内に充分に戻ら
ない現象が生じ、特に目づまり点付近の温度では
吸引力を解放してもサンプル液2が殆ど流動しな
くなる。従つて、流動点降下剤を含むサンプル液
2の目づまり点を測定する場合、目づまり点付近
になると吸引管4内のサンプル液2の液面が充分
下降しない状態で次の吸引が行なわれるため、液
面が吸引開始後すぐに液面検出器10の位置に到
達し、所定量のサンプル液2がフイルタ5を通過
する前に液面が検出されてしまうので、実際の目
づまり点よりかなり低温になつてもサンプル液2
の液面が検出される状態となり、その結果測定さ
れた目づまり点が実際の目づまり点より異常に低
い温度となつて、目づまり点を正確に測定するこ
とができない。このような不都合は、手分析の場
合はサンプル液の流動を目視することにより回避
することが可能であるが、プロセス用の自動分析
計ではサンプル液の流動状態を目視することは困
難であり、このため従来より流動点降下剤を含む
サンプル液の目づまり点を正確に自動測定し得る
方法が望まれていた。 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、流
動点降下剤を含む軽油等のように目づまり点付近
の温度になると吸引を解除しても吸引管からフイ
ルタを通つてセル内に充分に戻らなくなり、この
ため液面を検出する方法で目づまり点を正確に測
定することが難しいサンプル液の目づまり点をも
正確に測定することができる目づまり点の測定方
法を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段及び作用 即ち、本発明者らは、流動点降下剤が添加され
た軽油等のサンプル液は目づまり点検出温度付近
においては吸引力を解除しても殆ど流動しないこ
と、及び測定セル内のサンプル液は吸引時に下部
のものから順次フイルタを通つて吸引管内に流入
するものであるが、セル内のサンプル液は冷却装
置によつて下部から順次冷却されていくので、こ
のサンプル液は下部になるほど低温となつてお
り、このため吸引時にフイルタを通過するサンプ
ル液は吸引が進むに従つて高温となることに着目
すると共に、サンプル液が目づまり点検出温度に
近くなると吸引管内のサンプル液があまりセル内
に戻らないので、吸引を行なつても吸引開始時か
ら液面検出時までの間にフイルタをサンプル液が
殆ど通過せず、このためこの間にフイルタを通過
するサンプル液の温度も殆ど変化しなくなり、従
つてこの間の温度上昇量が予め設定した量以下に
なつた時のサンプル液の温度を目づまり点として
認定し得ることを見出し、本発明をなすに至つ
た。 従つて、本発明は、測定セル内のサンプル液を
冷却装置により所定冷却速度で冷却し、かつこの
サンプル液中に先端部にフイルタを取り付けた吸
引管を挿入すると共に、測定セル内のサンプル液
を間欠的に上記フイルタを通して吸引管内に所定
吸引圧で所定時間吸引し、所定量のサンプル液が
フイルタを通過した時には吸引を解除し、吸引管
内のサンプル液を測定セル内に戻すと共に、この
サンプル液のフイルタ通過とサンプル液の温度と
の関係から目づまり点を検出する目づまり点の測
定方法において、吸引時にフイルタを通過するサ
ンプル液の温度上昇量を検出し、この温度上昇量
が所定量以下になつた時のサンプル液の温度を目
づまり点とするようにしたものである。 本発明においては、フイルタを通過するサンプ
ル液の温度上昇量を検出し、この温度上昇量が所
定量以下になつたか否かにより目づまり点を測定
するようにしたので、液面を検出して目づまり点
を測定する場合と異なり、吸引を解除した時にサ
ンプル液がセル内に戻るか否かに関わりなく正確
に目づまり点を測定し得る。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 第1図は本発明方法の実施に用いる目づまり点
計の一例を示す。なお、第1図において第3図の
装置と同一構成の部分には同一参照符号を付して
その説明を省略するが、本装置においては第3図
の装置と異なり、ランプ8及び光電センサ9から
なる液面検出器10は設けられていない。 本実施例の目づまり点計を用いてサンプル液の
目づまり点を測定する場合、前記と同様にセル1
内に導入したサンプル液2を冷却器3により所定
冷却速度で冷却すると共に、サンプル液温が所定
温度(例えば1℃)下がる毎に吸引機構6の作動
によつて吸引管4内を所定吸引圧(200mm水柱)
で吸引し、この吸引時にフイルタ5を通過するサ
ンプル液2の温度上昇量を検出し、この温度上昇
量が予め設定しておいた所定量より大きい場合に
は吸引を解除して吸引管4内のサンプル液2をセ
ル1内に戻すと共に、上記所定量以下になつた時
のサンプル液2の温度を目づまり点とするもので
ある。 即ち、上述したようにセル1内のサンプル液2
は下部ほど温度が低く、上部ほど温度が高くなつ
ているが、サンプル液温が目づまり点よりかなり
高いと吸引解除時に吸引管4内のサンプル液2の
殆どがセル1内に戻り、次回の吸引の時にこのサ
ンプル液2がフイルタ5を通過するため、第2図
aに示すようにフイルタ5を通過するサンプル液
2の温度上昇量は大きい。これに対し、サンプル
液温が目づまり点に近づくにつれて吸引解除時の
セル1内へのサンプル液戻り量が少なくなるた
め、次回の吸引時のフイルタ5通過量が少なくな
り、これに対応してフイルタ5を通過するサンプ
ル液の温度上昇量も第2図中b〜cに示すように
徐々に小さくなり、サンプル液温が目づまり点検
出温度に到達すると温度上昇量は第2図dに示す
ように所定量Trよりも小さくなる。従つて、こ
の時のサンプル液2の温度を検出することにより
目づまり点(CFPP)を測定することができるも
のである。 この場合、目づまり点の判定に用いる所定量
(温度上昇検査幅)Trはサンプル液の種類等に応
じて適宜選定することができるが通常0〜1.0℃
の範囲に設定することが好ましく、これにより目
づまり点を正確に測定することができる。 従つて、本発明によれば、吸引解除時に吸引管
4内のサンプル液2がセル1内に戻るかどうかに
関係なくその目づまり点を測定することができる
ので、流動点降下剤を含む軽油等の目づまり点を
も正確に自動測定し得るものである。 なお、上記実施例においては、温度検出器11
によるフイルタ5を通過するサンプル液2の温度
変化の検出のみによつて目づまり点を測定するよ
うにしたが、第3図の目づまり点計のように液面
検出器10を設け、サンプル油の種類に応じて温
度検出器11の信号と液面検出器10との信号を
適宜組み合わせて目づまり点を測定するようにし
てもよい。 次に、実験例により本発明の効果を具体例に示
す。 実験例 第1図に示した目づまり点計を使用し、上述し
た本発明方法によつて流動点降下剤を添加した軽
油(サンプルA〜C)の目づまり点(CFPP)を
測定した。この場合、温度上昇検出幅Trは0℃、
測定開始時のサンプル液温度Tsは0℃、測定間
隔Twは1℃、吸引時間jは60秒とした(第2図
参照)。また、比較のため、1P−309に準拠した
ろ過目づまり点試験方法による手分析法及び第3
図に示した従来の目づまり点計による上述した液
面検出法によつて同じサンプルの目づまり点をそ
れぞれ測定した。結果を第1表に示す。
【表】
第1表の結果より、本発明方法による測定値は
手分析値とよく合致し、従つて本発明によれば流
動点降下剤を添加した軽油の目づまり点を正確に
測定し得ることが認められる。これに対し、従来
の液面検出法で検出した場合は、目づまり点が手
分析値より著しく低い値として検出されるもので
あつた。 発明の効果 以上説明したように、本発明に係る目づまり点
の測定方法によれば、通常の軽油、A重油のみな
らず、これらに流動点降下剤が添加されている場
合でもその目づまり点を正確に測定し得、このよ
うな流動点降下剤を含むサンプルの目づまり点と
して手分析値とほぼ等しい測定値を得ることがで
きるものである。
手分析値とよく合致し、従つて本発明によれば流
動点降下剤を添加した軽油の目づまり点を正確に
測定し得ることが認められる。これに対し、従来
の液面検出法で検出した場合は、目づまり点が手
分析値より著しく低い値として検出されるもので
あつた。 発明の効果 以上説明したように、本発明に係る目づまり点
の測定方法によれば、通常の軽油、A重油のみな
らず、これらに流動点降下剤が添加されている場
合でもその目づまり点を正確に測定し得、このよ
うな流動点降下剤を含むサンプルの目づまり点と
して手分析値とほぼ等しい測定値を得ることがで
きるものである。
第1図は本発明の実施に用いる目づまり点計の
一例を示す一部断面概略図、第2図は本発明方法
の測定原理を示すグラフ、第3図は従来の目づま
り点計を示す一部断面概略図である。 1……測定セル、2……サンプル液、3……冷
却器、4……吸引管、5……フイルタ、6……吸
引機構。
一例を示す一部断面概略図、第2図は本発明方法
の測定原理を示すグラフ、第3図は従来の目づま
り点計を示す一部断面概略図である。 1……測定セル、2……サンプル液、3……冷
却器、4……吸引管、5……フイルタ、6……吸
引機構。
Claims (1)
- 1 測定セル内のサンプル液を冷却装置により所
定冷却速度で冷却し、かつこのサンプル液中に先
端部にフイルタを取り付けた吸引管を挿入すると
共に、測定セル内のサンプル液を間欠的に上記フ
イルタを通して吸引管内に所定吸引圧で所定時間
吸引し、所定量のサンプル液がフイルタを通過し
た時には吸引を解除し、吸引管内のサンプル液を
測定セル内に戻すと共に、このサンプル液のフイ
ルタ通過とサンプル液の温度との関係から目づま
り点を検出する目づまり点の測定方法において、
吸引時にフイルタを通過するサンプル液の温度上
昇量を検出し、この温度上昇量が所定量以下にな
つた時のサンプル液の温度を目づまり点とするよ
うにしたことを特徴とする目づまり点の測定方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31452086A JPS63167257A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 目づまり点の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31452086A JPS63167257A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 目づまり点の測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167257A JPS63167257A (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0421135B2 true JPH0421135B2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=18054269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31452086A Granted JPS63167257A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 目づまり点の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63167257A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130042305A (ko) * | 2011-10-18 | 2013-04-26 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
| KR20180003496A (ko) * | 2017-12-19 | 2018-01-09 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2662863B2 (ja) * | 1987-04-09 | 1997-10-15 | 京セラ株式会社 | 窒化珪素質焼結体の製造方法 |
| AT515081B1 (de) * | 2014-02-20 | 2015-06-15 | Anton Paar Provetec Gmbh | Verfahren zur Einstellung der Temperatur und Temperierbehälter |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP31452086A patent/JPS63167257A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130042305A (ko) * | 2011-10-18 | 2013-04-26 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
| KR101865222B1 (ko) * | 2011-10-18 | 2018-06-08 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
| KR20180003496A (ko) * | 2017-12-19 | 2018-01-09 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
| KR101865224B1 (ko) * | 2017-12-19 | 2018-06-08 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 결정화 장치 및 레이저 결정화 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167257A (ja) | 1988-07-11 |
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