JPH04211727A - 自動車などのための摩擦クラッチ - Google Patents

自動車などのための摩擦クラッチ

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JPH04211727A
JPH04211727A JP3053713A JP5371391A JPH04211727A JP H04211727 A JPH04211727 A JP H04211727A JP 3053713 A JP3053713 A JP 3053713A JP 5371391 A JP5371391 A JP 5371391A JP H04211727 A JPH04211727 A JP H04211727A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用等の摩擦クラッ
チに関し、特に軸方向に相互離間されるとともに、軸方
向に対面して、少なくとも1つの内側に向く心向突起上
に形成された、少なくとも1つの折曲部によって、内側
に向けられた心向き延長部を含む環状支持部材に固定さ
れた2つの共軸摩擦パッドを備え、前記支持部材を軸方
向に向けることにより、摩擦パッドの半径方向内向きに
、背中合せになるようにした自動車用等摩擦クラッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の摩擦クラッチは、例えばフラン
ス国特許願第8912466号明細書(1989年9月
22日出願、未公開)に記載されている。この摩擦クラ
ッチの摩擦パッドは、クラッチの動圧板と反動板との間
に、グリップ締めされるようになっており、一方、支持
部材は、クラッチの従軸(通常は、ギヤボックスの入力
軸である。)に固定されて、これと共に回転するように
なっている。
【0003】この発明において、2つの摩擦パッドの間
に挿入された漸進係合素子は、複数個の弾性材突過から
なっている。前記突起のうち少なくともあるものは、2
つの支持部材を相互結合するとともに、その間に溝路を
画成している。この構成により、突起への通気を良くす
ることができるが、摩擦パッド付支持部材と、弾性係合
部材とからなるクラッチの摩擦部材、すなわち、クラッ
チ板は、良好な漸進係合作用を有している。負荷をかけ
ると、クラッチ板は、動圧板と反動板との熱変形に順応
することにより摩擦パッドを、均等に摩耗させる。また
、摩擦部材の慣性は、過度に低下しない。
【0004】支持部材は、比較的薄肉になっており、鉄
締リベットを必要とせずに、摩擦パッドを嵌合させる一
方で、クラッチ摩擦部材の漸進係合作用を補助する。こ
れにより、摩擦クラッチの慣性を小さく保つことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記突起は、
特にクラッチの高速回転中に、その機械的強度が高まる
ような材質でできた肉薄帯からなっているため、遠心力
が強くなる。
【0006】本発明の目的は、上記構成の利点を損わず
に、突起の機械的強度を増大することにある。
【0007】本発明による摩擦クラッチは、前記突起が
、中間部が中空であって、少なくともその主要部分が、
弾性帯で限定されている。突出ボスの形状であることを
特徴とする。
【0008】本発明は、突起の機械的強度を増強すると
ともに、突起の通気を良好にし、かつその中空形状によ
り、良好な漸進係合作用を生み出すことができる。また
、摩擦クラッチの慣性モーメントは、過度に大きくなら
ない。
【0009】例えば、ヨーロッパ特許公開公報第025
2583A号に記載されているような構成にすることも
可能である。前記明細書において、摩擦パッドは、支持
部材自体に結合された(米国特許第4529079号明
細書に記載されているように)、弾性突起に直かに担持
されている。前記突起と支持部材との間の接触域は、突
起に第1および第2軸方向に交互に延びる支持指が付い
ていることから小さくなっている。その結果、遠心力に
対する抵抗性に乏しい。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、次のとおり構成されている。すなわち、
外周部には対向する2軸方向に延びる、支持指を要しな
い2つの支持部材が設けられている。そのため、突起と
支持部材との間の接触域を大きくして、摩擦パッドを良
好に定置保持できる。突起はボス形状になっている。そ
のため、本発明による摩擦クラッチは遠心力に対する抵
抗性が高く高速回転できるばかりでなく、摩擦パッドを
クラッチの動圧板と反動板との間でグリップ締めする間
に、良好な漸進係合作用を示すとともに、通気性にも優
れている。
【0011】また、通気溝の円周幅を大きくすることが
できる。さらに、上記のような弾性材製の帯にしてある
ため、突起の形状を自由に変えることができる。一例と
して、形状の異なるループ形にすることができる。
【0012】また、弾性帯の高さを変えたり、あるいは
、一方のボス(丈高)を別のボスに嵌入(またはこの反
対)にすることにより、漸進係合作用を容易に変えるこ
とができる。
【0013】これらのボスの周りを、弾性帯で完全包囲
したり、あるいは摩擦パッドの圧縮時に排気する排気路
を、これらの帯を遮断する形で、ボスに設けることもで
きる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適実施
例を詳細に説明する。
【0015】図に示す摩擦クラッチ(1)(特に自動車
用のもの)は、同時回転するようになっており、親板(
図示せず)に固定された共軸をなす2つの環状・摩擦パ
ッド(2)(3)からなっている。前記親板は、協同回
転するように、ハブ(図示せず)に結合されている。こ
のハブは協働回転するように、クラッチの従軸に支持さ
れるとともに、例えばリベット締めによって従軸に固定
されている。パッド(2)(3)は、共同回転するよう
に駆動軸に固定されたクラッチの動圧板と反動板との間
にグリップ締めされて駆動軸から従軸に動きを伝える。
【0016】各パッド(2)(3)の摩擦材(4)は、
各環状支持部材(5)(6)に、直かにモールドされる
か、あるいは接着剤等により接着されている。2つの支
持部材(5)(6)は軸方向に対面するように、共軸配
設され、本例では肉薄の金属からなっている。摩擦材(
4)は、例えばグラスファイバ、カーボンファイバまた
は金属−セラミック材ファイバ等を含む、アスベストを
基材とする材料で構成されている。
【0017】各支持部材(5)(6)は、平形リング(
7)(8)を含み、各リングからは、それぞれ、心向延
長部(9)(10)が、内側に突出している。またリン
グ(7)(8)は、互いに平行をなして軸方向に離間さ
れており、パッド(2)(3)の広い係合面になってい
る。
【0018】心向き突起(9)(10)は、リング(7
)(8)を中央または内側心向き部に接合する折曲円周
部(33)を有している。ちなみに、前記心向き部は共
同配設および固定され、互いに平行であるとともに、リ
ング(7)(8)に対しても平行に設けられている。
【0019】支持部材(5)(6)の折曲部(33)は
、傾斜しており、支持部材の軸方向の弾性を強めている
。また、摩擦パッド(2)(3)は、その支持部材(5
)(6)の形状から、軸方向に相互離間され、その間に
正確に限定された軸空間を画成している。延長部(9)
(10)は、第1図に符号(34)で示すように穿孔さ
れており、2つのガイドリングを接合するスペーサによ
って、ガイドリング(図示せず)に固定されている。こ
の詳細については、仏国特許公開公報第2600732
A号を参照されたい。
【0020】摩擦クラッチは、さらに2つの摩擦パッド
(2)(3)の間に挿入されて、ばねの役目をする弾性
漸進係合素子(20)を有している。この素子(20)
は弾性材製の複数個の突起(21)からなっており、少
なくともその内にあるものは支持部材(5)(6)に固
定されている。これら突起(21)の間には、溝路(3
2)が切られている。本実施例では突起(21)は、す
べて支持部材(5)(6)に同時に固定されるため、支
持部材(5)(6)は、突起(21)を介して、相互結
合されている。ちなみに、突起は支持部材にモールドさ
れるか、あるいは接着されている。
【0021】突起(21)は、中心が中空であり、少な
くとも主要部にわたって、それぞれ弾性材製の帯(40
)によって限定された突出ボス(21)形状を成してい
る。これらボスは、適宜の形状を有するが、好適には、
円周上に等間離間されており、半径方向円周上に延びる
ループ形状を呈している。しかし、例えば第1図に示す
ように、楕円形にしたり、また第1図上方部に示すよう
に、全体として台形にすることができる。
【0022】これら台形ボス(21)の外周部には、好
適には、円周部に形成された表面(23)よりも長い円
周長さを有する表面(22)が形成されているが、この
反対も可能である。本例では、ボスは、平形リング(7
)(8)の全高にわたって、すなわち、摩擦パッド(4
)(第2図参照)の全心向き長さにわたって、おおむね
半径方向に延びている。また、本例では外面(22)お
よび内面(23)は、円弧形状である。
【0023】上記の構成により、摩擦クラッチには摩擦
パッドの外周から内周にかけて、実質的に一定の心向き
こわさが生じる。そのため、負荷時、すなわちクラッチ
の動圧板と反動板との間で、パッド(2)(3)をグリ
ップ締めした場合に、良好な圧力分布が得られる。また
、クラッチが熱くても、パッド(2)(3)は、その動
圧板および反動板の輪郭を、正確にたどることができる
。
【0024】ボス(21)については、帯(40)で完
全に包囲したり、または摩擦パッド圧縮時に、通気を容
易にする少なくとも1つの通路(42)を介して、開口
することもできる。
【0025】ボス(21)については、図1の下方部に
示すように、アシンメトリにすることもできる。すなわ
ち、例えばボス側方部の一側を符号(41)で示すよう
に、他側より傾斜させて、通気フィン形状にすることに
より、2つの隣接ボス間を、良好に通気することができ
る。各ボスには、若干とがった端部が形成されている。 そのため、外面(23)は、内面(22)より長目にな
り、その結果、内周から外周にかけてさらにほぼ一定の
こわさが得られる。
【0026】内面(23)、および支持部材(5)(6
)の連続する折曲部(33)には、開口部(30)が形
成されている。これら開口部(30)は、2つの隣接ボ
ス(21)間の円周の主要部にわたって延びるとともに
、溝路(32)と整列して、心向きに配設されている。
【0027】突起(21)を形成している弾性材は、好
適には低密度であり、例えば、耐熱性が高いシリコンを
基材とするゴムで構成することができる。
【0028】弾性材製の帯(40)は、ノズルを用いる
ことにより、容易に付着形成されるが、好適には、塗布
後硬化する粘着性のあるシリコンペーストで形成されて
いる。接着剤としては、例えば、米国特許第45290
79号明細書に記載されているものを使用することがで
きる。
【0029】次に、摩擦材(4)の反対側の支持部材(
5)(6)に、突起(21)を接着する。変形例では、
加硫またはこの代りに、据え込みあるいはクリッピング
(clipping)により、ボス(21)を接着でき
る。この場合には、支持部材(5)(6)に対応する一
体ボスを、局部的に形成することにより、据え込みまた
はクリッピングを行う。
【0030】このように、支持部材(5)(6)と、弾
性素子(20)とを組立てて、処理および輸送が容易な
サブアセンブリにするが、摩擦材(4)については、後
日、サブアセンブリの外面に固定する。
【0031】別の変形例では、摩擦パッド(2)(3)
に、部分的に、関連支持部材(5)(6)を形成してか
ら、弾性素子(20)によって、2つのサブアセンブリ
を接合する。 特に折曲部(33)が連続している場合には、後で、ア
センブリに、開口部(33)を設けて通気する。しかし
、本例では、折曲部(33)内の支持部材(5)(6)
の中央部は、円板形である。従来は、摩擦クラッチに設
けられていたばねを収容する楕円形の窓(31)を備え
ている。
【0032】摩擦パッド(2)(3)は、支持部材(5
)(6)と共に、互いに同一であり、また突起(21)
は、窓(31)が互いに対面する状態で、開口部(30
)と同様にオーバーラップしている。
【0033】弾性材帯(40)は、一方の支持部材(5
)(6)から他方に向かって、軸方向に次第に薄くなる
ような厚さにすることができる。これは、適宜形状のノ
ズルを使用することにより可能となる。
【0034】前述の説明から分かるように、ボス(21
)は、両端で開口した溝路(32)を画成している。こ
のため、開口部(30)によって、さらに良好な通気が
得られ、ボス(21)は、特に、円周方向に変形できる
。
【0035】クラッチの動圧板と反動板との間に、漸進
的にグリップ締めされることにより、摩擦パッド(2)
(3)が、互いに接近して、クラッチが係合する間に、
良好な軸係合が得られる。クラッチを切る間に、摩擦パ
ッド(2)(3)が解放され、また弾性素子(20)が
、軸方向の間隔を限定するため、摩擦パッド(2)(3
)は、動圧板または反動板を擦過しなくなる。
【0036】上記の説明および図面からわかるように、
ボス(21)の形状、個数および寸法については、特定
の用途に応じて決定される。例えば、各ボスを円筒形に
したり、デアボロ(diabolo)形、または断続的
にすることができる。第1図の上方部に示すクラッチの
場合は、6個のボス(21)を備えているが、第1図の
下方部に示すようなボスの場合は、その数は8個になる
。
【0037】本発明は、上述の種々の実施例に限定され
るものではない。特に、支持部材の内周については、前
記の仏国特許公開公報第2600732A号に記載され
ている要領で、一連の舌部を設けることができる。同様
に、ボス(21)については、円周方向に傾斜させるこ
とにより、通気フィンを画成するような平行四辺形にす
ることができる。
【0038】上記の説明からわかるように、上記の実施
例では、ボス(21)はすべて、少なくとも一方の支持
部材(5)(6)に固定されているが、この代わりにボ
スのうちあるものだけを、一方の支持部材に固定し、こ
れらボスと、ボスが固定されていない支持部材との間に
、自由空間をあけることにより、クラッチの係合に変化
を持たせることもできる。このようにすると、あるボス
(21)に、他とは異なる高さを持たせることができる
。
【0039】また、図1に符号(121)で示すように
、高さがちがう1個のボスを、他のボスの内側に設置す
ることもできる。
【0040】図3に示す帯(221)を、2つの支持部
材(5)(6)に接合するとともに、突起素子(222
)と、くぼみ(223)とを、交互に設けることができ
る。例えば、数層の材料を付着させて、1個のボスを形
成するようにすることにより、容易に行える。
【0041】摩擦パッド(2)(3)の形状については
、環状の代わりに、分割形にすることができる。これは
心向き突起(9)(10)についても同様である。
【0042】支持部材は、前記仏国特許公開公報第26
00732号の第7図に示す要領で、摩擦クラッチのダ
ンパ板を構成することができる。また、同明細書の第1
図に示すリベットによって、支持部材を摩擦クラッチの
ガイドリングの1つに固定することができる。
【0043】さらに支持部材については、互に異なる形
状、例えば、一方を平形に、他方に傾斜した折曲部を持
たせることにより、2つの支持部材をその内周部で合わ
せることができる。折曲部(33)については、図1お
よび図2に示すように、傾斜させる代わりに、コンサテ
ィーナ(concertina)形状、またはその他の
適切要領で配列することができる。
【0044】最後に、一方の円板から他方へと互い違い
にすることにより、開口部(30)を、等間離間したり
、その他の要領で離間させることができる。また、一方
の支持部材の開口部の数を多くしたり、これら開口部を
すべて、担持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上下部分を切除して示した本発明による摩擦ク
ラッチの部分正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った横断面図である。
【図3】摩擦材を除いて、図2と同様の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)摩擦クラッチ                
  (2)(3)摩擦パッド (4)摩擦材                   
     (5)(6)支持部材(7)(8)平形リン
グ                (9)(10)心
向き延長部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クラッチの動圧板と反動板との間にグ
    リップ締めされ、互いに軸方向に離間された共軸をなす
    2つの摩擦パッド(2)(3)であって、クラッチの従
    軸に固定されて、これと共同回転するとともに、軸方向
    に互いに対面し、かつ半径方向内側に向かう延長部(9
    )(10)を備えており、前記延長部(9)(10)の
    一方に形成された少なくとも1個の傾斜折曲部(33)
    を介して、共に軸方向に向かうように構成された環状支
    持部材(5)(6)に固定された摩擦パッド(2)(3
    )を備えてなり、かつばねの役目をする弾性係合部材(
    20)が、前記支持部材(5)(6)の少なくとも一方
    に固定された状態で、前記の2つの摩擦パッド(2)(
    3)の間に挿入されるとともに、少なくともあるものが
    、前記支持部材(5)(6)と結合し、かつ溝路(32
    )を画成する複数個の弾性材製の突起(21)を備える
    自動車用等の摩擦クラッチ(1)において、前記突起が
    、中心が中空で、弾性材製の帯(40)によって、少な
    くともその主要部にわたって、限定された突出ボス(2
    1)の形状をなすことを特徴とする自動車用等摩擦クラ
    ッチ。
  2. 【請求項2】  ボス(21)の帯(40)が、少なく
    とも1本の通路(42)によって中断されていることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用等摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】  一方のボス(121)が、高さが違う
    他方のボス(21)内に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車用等摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】  ボス(21)が、外面(22)の寸法
    が内面(23)より大きい、おおむね台形をなし、また
    前記ボス(21)の側方部の一方(41)が、他方より
    傾斜することにより、通気フィンを画成できるようにな
    っていることを特徴とする請求項1記載の自動車用等摩
    擦クラッチ。
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