JPH0421283Y2 - - Google Patents

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JPH0421283Y2
JPH0421283Y2 JP1987037208U JP3720887U JPH0421283Y2 JP H0421283 Y2 JPH0421283 Y2 JP H0421283Y2 JP 1987037208 U JP1987037208 U JP 1987037208U JP 3720887 U JP3720887 U JP 3720887U JP H0421283 Y2 JPH0421283 Y2 JP H0421283Y2
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野 本考案は、くつ中敷に関し、特に、吸着及び脱
臭特性に優れた構成を得るための新規な改良に関
する。 b 従来の技術 従来、用いられていたこの種のくつ中敷に用い
られる吸着及び脱臭特性を有する紙としては、
種々の構成が提案されているが、これらの提案を
大まかに分けると、活性炭を含む紙及び不織布状
の紙、未処理の普通の紙に化学消臭剤を含浸させ
ることにより、脱臭特性を持たせたもの等があ
る。 これらの従来例として、その代表的な構成につ
いて述べると、パルプに吸着媒体として微粉活性
炭を混入した吸着物質含有紙、海泡石を微細に分
割した吸着媒粉末を含有した吸着物質含有紙(特
開昭53−6611号公報に開示)などが提案されてい
る。 c 考案が解決しようとする問題点 従来の吸着及び脱臭特性を有する紙は、以上の
ように構成されていたため、次のような種々の問
題点を有していた。 (1) まず、活性炭を含む紙は、色が黒色となり、
吸着性も硫黄系化合物の吸着性には優れている
が、アンモニア系の吸着性は小さく、くつ中敷
に利用した場合には、寿命が短く、すぐに交換
する必要があつた。 (2) 又、有機繊維からなる不織布を用いた構成も
あるが、吸水膨潤剤を含んでいるため、吸水性
に優れているが、脱臭性はなく、くつ中敷とし
て不適であつた。 (3) さらに、ゴム板の表面に複数の磁石を埋設
し、足の裏の血流を促進するようにしたくつ中
敷も用いられているが、基材がゴム板であるた
め、吸着性及び脱臭特性は殆んどなかつた。 本考案は、以上のような問題点を解決するため
になされたもので、特に、吸着及び脱臭特性に優
れたくつ中敷を得ることを目的としている。 d 問題点を解決するための手段 本考案によるくつ中敷は、中芯材料として、セ
ピオライトを全体の20〜70%含有する吸着・脱臭
紙を用い、前記吸着・脱臭紙の少なくとも表裏面
を吸湿性を有するポリビニールアルコール製の網
シートで覆つた構成である。 e 作用 本考案によるくつ中敷においては、吸着・脱臭
紙が、セピオライトを全体の20〜70%含有してい
るため、セピオライトの結晶構造に有する無数の
細孔によつて、優れた吸着及び脱臭効果を得るこ
とができる。 セピオライトは、アンモニアの脱臭、トリメチ
ルアミンの脱臭等に優れた効果を発揮するため、
くつ中敷のむれ及び脱臭を効果的に得ることがで
きる。 とくに、従来から使用されている化学消臭剤、
例えば商品名ダイムシユー〔大日精化(株)製〕な
ど、を本考案に使用する紙に塗布したものは、消
臭加工が極めて優れている。その理由は必ずしも
充分解明されてはいないが、おそらく、化学消臭
剤がセピオライトに吸着保持される結果、なんら
かの相乗効果が発現しているものと思われる。 f 実施例 以下、図面と共に本考案によるくつ中敷の好適
な実施例について詳細に説明する。 図面において符号1で示されるものは、くつの
形状をなす中芯材料としての吸着・脱臭紙であ
り、この吸着・脱臭紙1の表裏面を含む外面に
は、吸湿性を有するポリビニールアルコール製の
網シート2が、覆うように設けられている。 前記吸着・脱臭紙1は、セピオライトとセルロ
ーズパルプ等より構成されており、このセピオラ
イトは、大まかには二種類の産状に分けられる。 その1つには、エバポライト型の鉱床として産
出し、他は二次鉱床として産するものである。 この二次鉱床として産出するセピオライトは、
ドロマイト鉱床中のクラツクや断層中へ水に溶解
した珪酸分が移動して二次的に結晶化した鉱床で
あり、いわゆる、Mountain Leather,
Mountain cork及びMountain wood等と呼ばれ
ているものである。これらの産地としては、スペ
イン、トルコ、アメリカのネバダ州、中国の湖南
省などが産地として知られている。 これらの天然のセピオライトの組成は、産地に
より異なるが、例えば、スペイン産の場合、
SiO2が52〜55%、MgOが15〜25%、結晶水が10
〜12%である。 又、中国産の場合、SiO2が37〜43%、CaOが
12〜16%、MgOが17〜20%、結晶水が15〜20%
となつている。 このセピオライトは、Mountain Leatherと呼
称されるように、非常に柔軟性に富んだ鉱物であ
り、この性質は、その結晶構造にトンネルを有し
ていること、繊維間や繊維内のトンネルに水分子
を結晶水として有していること、並びに、SiO4
四面体の反転があることが相乗して現れているも
のと考えられる。 その吸着性能については、前述のトンネル構造
によるものであり、ゼオライト様の結晶水を有し
ているからである。 結晶内のトンネルに基づく細孔容積は、せいぜ
い0.1ml/g程度で、約250m2/g程度である。 特に、200Å附近の細孔に特徴があり、その細
孔容積は、0.8ml/gと大変大きい容量を示して
いる。この領域の細孔は、いわゆる
transitionalpore(トランジシヨナルポアー)と云
われるもので、ガス状分子を吸着するミクロポア
ーとは異なり、液状のものを最小径の毛細管現象
で吸い上げるような性質を持つている。 このトランジシヨナルポアーの部分は、約700
℃程度に加熱したもので大きく変化することはな
いので、これは各繊維間に出来る空隙による細孔
と考えられる。 尚、このセピオライトの産出形態としては、繊
維状や粉末が集合した泥板状となつているので、
採鉱後、粉砕及び解砕等の処理が必要である。 次に、加工後のセピオライトと吸着剤として多
く使用されている天然のゼオライトの特性表は、
第1表の通りである。
【表】 本考案による紙の主成分であるセピオライト
は、繊維状、粉末状のいずれでも用いることが出
来、繊維状物の場合は、ターボミル、ハンマーミ
ル等で出来るだけ繊維を傷めない様に粉砕し、繊
維を解離状態にし、柔軟性を有する繊維とする。 又、粉末状物の場合も、ターボミル、ハンマー
ミル等を用いて100〜300メツシユの粉状に粉砕す
る。この粉末状物はこのままの状態で使用するこ
とができるが、その吸着特性を向上させるため
に、500〜600℃の雰囲気中で20〜30分間焼成し、
付着水を完全に除去し、活性化させたものを用い
るとより効果的である。 従つて、実際には、前述のセピオライトの粉末
状物又は繊維状物にセルローズパルプを混合し、
この混合は製紙用ビーター、パルパー等を用いて
湿式で行い、シート成型には一般の抄紙機を用い
ている。 この場合、セピオライトとセルローズの混合比
率は、セピオライト100重量部に対してセルロー
ズパルプ40〜400重量部であることが好ましく、
これはセルローズが40重量部以下であると、セピ
オライトが水中で分散し、高粘度の懸濁液(サス
ペンシヨン)となることにより、抄紙工程におい
て、セルローズ繊維に対し、目づめの作用を有す
ることになつて水性が阻害されて、抄紙速度が
極度に低下するか又は抄紙が不可能となる。 又、前述と逆に、セルローズの比率が400部以
上に高くなると、紙の中に占めるセピオライトの
含有量が少なくなり、吸着性が極めて小さくな
る。 又、本考案による吸着・脱臭紙の脱臭特性を複
合強化するために、紙の内部に化学消臭剤(例え
ば、大日精化製の有機酸をベースとした複合物)
の溶液を表面に吹き付け、又は、含浸によつて紙
に含ませることができる。 さらに、本考案による吸着・脱臭紙は、消臭剤
及び芳香物質の担持材料として優れた性質を有し
ているので、芳香剤を表面に後加工することによ
り長時間の有効性を保持することが出来る。 次に、本考案による吸着・脱臭紙を製造するた
めの具体的な実施例について説明する。 実施例 1 セピオライトの繊維状物を粉砕して解繊したも
ので、ロータツプ分級篩分け試験の結果、第2表
のデータが得られた。
【表】 前述のセピオライト繊維100部に対し、セルロ
ーズパルプ150部、有機系バインダー2.5部を4000
部の水と混合し、実験用ヒータを用いて均一なス
ラリーを調整した。 これを手すきの抄紙機を用いて抄造し、脱水乾
燥し、厚さ0.8mm、密度0.42g/cm3の紙が得られ
た。 実施例 2 セピオライトの粉末状物を500〜600℃の雰囲気
中で20分間焼成したものを、粉砕して100〜300メ
ツシユの微粉とし、このセピオライト100部に対
し、セルローズパルプ230部、有機糸バインダー
2.5部を4000部の水と混合し、実施例1と同様の
操作により厚さ0.8mm、密度0.45g/cm3の紙が得
られた。 実施例 3 実施例2によつて得られた組成に対して、化学
消臭剤(大日精化ダイムシユー、有機酸の複合タ
イプ、粉末状)5部をビーターで混合し、実施例
1と同様の操作によつて厚さ0.8mm、密度0.45
g/cm3の紙が得られた。 実施例 4 実施例2で得られた紙を、化学消臭剤(大日精
化ダイムシユー、有機酸の複合タイプ、液状)の
1%液に含浸し、乾燥させて、この化学消臭剤を
含有した紙が得られた。 前記紙の消臭特性を把握するために、アンモニ
ア、トリメチルアミン及び硫化水素に対する特性
件を下記の方法で行い、顕著な脱臭効果を確認し
た。 特性試験A(アンモニアの脱臭) 脱臭用の試験紙として、a)実施例2で得られ
た紙、b)市販のケント紙に化学消臭剤〔商品名
ダイムシユー(大日精化(株)製)〕の1%液を約250
g/m2塗布し、乾燥した紙、c)実施例2で得ら
れた紙に前記化学消臭剤液を、約300g/m2含浸
させ、乾燥した紙を調製し、それぞれ50×100mm
の大きさの試験紙とした。 300ml容量の三角フラスコに、28%アンモニア
水10μを採取して完全にガス化させた後、前記
の試験紙の1枚を投入し、25℃に保存し、所定の
時間経過後、北川式ガス検知管を用いて、フラス
コ内のアンモニア残存濃度を測定した。 特性試験B(トリメチルアミンの脱臭) 300μ容量の三角フラスコに、0.6%トリメチ
ルアミン水溶液10μを採取して、完全にガス化
させた後、前記の試験紙の1枚を投入し、25℃に
保存し、所定の時間経過後、北川式ガス検知管を
用いて、フラスコ内のトリメチルアミン残存濃度
を測定した。 特性試験C(硫化水素の脱臭) 300μ容量の三角フラスコに、800ppm硫化水
素ナトリウム水溶液を1mlおよび1規定硫酸0.1
mlを入れて、硫化水素を生成させた後、前記の試
験紙の1枚を投入し、25℃に保存し、所定の時間
経過後、北川式ガス検知管を用いて、フラスコ内
の硫化水素残存濃度を測定した。 前述の各薬品(アンモニア、トリメチルアミン
および硫化水素)に対する、試験紙a)、b)お
よびc)のそれぞれの消臭結果は、第3表、第4
表および第5表の通りである。
【表】
【表】
【表】 g 考案の効果 本考案によるくつ中敷は、以上のように構成さ
れているため、次のような効果を得ることができ
る。 (1) セピオライトの繊維状物を粉砕して解繊した
ものを用いているため、無数の細孔を有してお
り、十分な吸着及び脱臭性を有すると共に、消
臭性及び芳香性をもたせるための化学消臭剤や
芳香物質を担持することができ、吸着及び脱臭
の他に、消臭及び芳香作用を十分に得ることが
できる。 (2) 従つて、くつ中敷の変質が防止でき、長期間
にわたつて、吸着及び脱臭効果を維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案によるくつ中敷
を示すための斜視図及び第1図のA−A線による
断面図である。 1は中芯材料としての吸着・脱臭紙、2は網シ
ートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中芯材料として、セピオライトを全体の20〜70
    %含有する吸着・脱臭紙を用い、該吸着・脱臭紙
    の少なくとも一面に化学消臭剤を塗布または含浸
    させ、該吸着・脱臭紙の少なくとも一面を吸湿性
    を有するポリビニールアルコール製の網シートで
    覆つたことを特徴とするくつ中敷。
JP1987037208U 1987-03-16 1987-03-16 Expired JPH0421283Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61111302U (ja) * 1984-12-25 1986-07-14
JPS61268253A (ja) * 1985-05-23 1986-11-27 太平洋セメント株式会社 衛生保健用品

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