JPH04214471A - 織物を難燃化するための組成物および方法 - Google Patents

織物を難燃化するための組成物および方法

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JPH04214471A
JPH04214471A JP3062002A JP6200291A JPH04214471A JP H04214471 A JPH04214471 A JP H04214471A JP 3062002 A JP3062002 A JP 3062002A JP 6200291 A JP6200291 A JP 6200291A JP H04214471 A JPH04214471 A JP H04214471A
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fabric
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JP3062002A
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Robert William Black
ロバート・ウィリアム・ブラック
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Albright and Wilson Ltd
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    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
    • D06M11/68—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with phosphorus or compounds thereof, e.g. with chlorophosphonic acid or salts thereof
    • D06M11/72—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with phosphorus or compounds thereof, e.g. with chlorophosphonic acid or salts thereof with metaphosphoric acids or their salts; with polyphosphoric acids or their salts; with perphosphoric acids or their salts

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布および含浸用の組
成物に関するものである。とくに本発明は、織物を難燃
化処理するための組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】綿織物は種々の化学品を加え
ることによって難燃性とすることができ、永続性のある
または永続性のない難燃性を与える。これらの化学品と
しては、アンチモン化合物、有機ハロゲン化合物、有機
または非有機リン化合物例えば水に可溶性のまたは非溶
性のアンモニウムポリホスフェートがあり、これは加熱
により織物中で硬化することができる(英国特許第15
04507号)。多くの織物とくに室内装飾品の処理に
おいては、難燃化処理において織物の外観や手触りが実
質的に影響されないことが大事である。この理由のため
に、多くの室内装飾織物はとくにアンチモン酸化物およ
び有機ブロム化合物で背面コーティングすることにより
難燃化処理されている。これらの化合物は環境的に問題
があり、さらに軽量の織物にのみ有効である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは広い範囲の
織物重量にも適用でき、環境的にも許容できる背面コー
ティング組成物を見いだした。すなわち本発明は、(i
)少なくとも1部分水に不溶性であるアンモニウムポリ
ホスフェート; (ii)界面活性剤;(iii)熱硬化性樹脂;および
(iV)水;からなる織物難燃化用の組成物を提供する
ものである。好ましくは、この組成物は(V)水可溶性
のアンモニウムポリホスフェートおよび/または(Vi
)カルバミン酸誘導体を含有する、織物の難燃化組成物
をていきょうする。本発明はまた、成分(i)〜(iV
)を含有し、好ましくはさらに(V)および(Vi)を
含有する組成物を織物に含浸させ、次いでこの含浸織物
を硬化させることよりなる、織物の難燃化方法をも提供
する。本発明はまた、成分(i)〜(iV)を含有し、
好ましくはさらに(V)および(Vi)を含浸させ、次
いでこの織物を硬化させることにより難燃化された織物
を提供するものである。
【0004】少なくとも1部分水に不溶性(以下、単に
不溶性という)のアンモニウムポリホスフェート(i)
は、通常は20℃において10g/100g水より少な
い、例えば7〜5g/100g、例えば0.1〜5、0
.5〜3または1.5〜7g/100g水水溶解度を有
している。ここで、溶解度は下記に説明するマンダース
塗料会社が定めたアンモニウムポリホスフェートのマン
ダース試験法により行った。これには、真に溶解するも
のと溶解しないものとがあることが考えられる。この中
の可溶性の成分は水に加え、または水を加えることによ
り溶出し去り、非常に高い表面積、例えば非常に微細な
粉末および/またはハニカム構造の不溶性成分が得られ
る。これは、モノまたはジアンモニウムポリホスフェー
トを単独でまたは五酸化リンと混合して、200〜40
0℃で加熱することによって得られる。五酸化リンは少
なくとも部分的にリン酸で置換することができ、アンモ
ニアの供給源は尿素であってもよい(英国特許第110
3772号、第1184878号、第1309873号
および欧州特許第49763号参照)。不溶性のポリホ
スフェートは、直鎖または有枝の構造でもよく、次の一
般式(1)であってよい:
【0005】
【化1】
【0006】ここに、bは平均値が10より大きく、a
/bは0.7〜1.1の間であり、aの最大値はb+2
である。不溶性のポリホスフェートの分子量は通常10
,000より大きく、例えば10,000〜2百万、例
えば10,000〜百万または20,000〜1.5百
万である。水不溶性のアンモニウムポリホスフェートの
粒子サイズは通常50ミクロン、好ましくは30ミクロ
ン以下、例えば1〜50または10〜30ミクロンであ
る。 好ましくは,粒子の少なくとも60%が30ミクロンよ
り小さく、とくに少なくとも40%が10ミクロンより
小さのが好ましい。このポリホスフェートは、通常20
〜35%、例えば23〜32%、好ましくは25〜32
%のPを含有している。
【0007】不溶性ポリホスフェートの好ましいものと
しては、アルブライトアンドウイルソン社(Albri
ght & Wilson Ltd)から、アムガード
(AMGARD)MC およびアムガードPI の商品
名で販売されているものがある。この組成物は通常、(
i〜Vi)の重量にもとづき、15〜30%、例えば1
0〜25%または19〜23%の水不溶性アンモニウム
ポリホスフェートを含有し、一方、15〜30%、例え
ば20〜28%、とくに24〜27%のポリホスフェー
ト(成分i〜iVの重量にもとづき)を含有している。
【0008】界面活性剤(ii)は、通常湿潤性の少な
いものである。これは好ましくは、強い起泡性のあるも
のがよい。とくに水中油エマルジョンを安定化させるも
ので、親水性親油性バランス値(HLB)が12より大
きく、例えば12〜20、とくに12〜16のものであ
り、しかし代わりに油中水エマルジョンを安定化させる
にはHLBが12より小さいもの、例えば1〜8、とく
に3〜7が適している。この組成物は界面活性剤の混合
物、例えば樹脂の乳化剤および強い起泡剤の混合物を包
含していてもよい。この界面活性剤は、少なくとも一種
のアニオン系、非イオン系、カチオン系、両性および/
または半極性成分を含有することができる。本発明に使
用される界面活性剤は、典型的には疎水性基、例えばア
ルケニル、シクロアルケニル、アルキル、シクロアルキ
ル、アリル、アルキル/アリル、またはより複雑なアリ
ル(石油スルフォネートのような)で炭素数8〜22、
好ましくは10〜20、代表的には12〜18の成分、
ならびに親水性成分を有している。本発明に包含される
他の疎水性基はポリシロキサン基である。
【0009】界面活性剤は、例えば実質的に少なくとも
水にいくらか可溶の次のような塩からなるものであって
よい。例えば、スルホン酸塩またはモノエステル化硫酸
塩、例えばアルキルベンゼンスルホネート、アルキルサ
ルフェート、アルキルエーテルサルフェート、オレフィ
ンスルホネート、アルカンスルホネート、アルキルフェ
ノールサルフェート、アルキルフェノールエーテルサル
フェート、アルキルエタノールアミドサルフェート、ア
ルキルエタノールアミドエーテルサルフェート、または
α−スルホ脂肪酸、またはそのエステルであり、それぞ
れが少なくとも1つのC8〜20、通常はC10〜20
の脂肪族炭素を有するアルキルまたはアルケニル基を有
するものである。ここで”エーテル”とは、1またはそ
れ以上のグリセリル基および/またはオキシアルキレン
またはポリオキシアルキレン基、とくに1〜20のオキ
シエチレンおよび/またはオキシプロピレン基を有する
ものである。1またはそれ以上のオキシブチレン基が追
加的にまたは代わりにあってもよい。例えば、スルホン
化または硫酸化界面活性剤は、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸カリ
ウム、ドデシルジメチルベンゼンスルホン酸ナトリウム
、ラウリル硫酸ナトリウム、タロウ硫酸ナトリウム、オ
レイル硫酸カリウム、ラウリルモノエトキシ硫酸アンモ
ニウム、またはモノエタノールアミンセチル10モルエ
トキシレート硫酸塩等である。
【0010】本発明に有用な他のアニオン系界面活性剤
は、アルキルスルホサクシネート、例えばナトリウムジ
−2−エチルヘキシルスルホサクシネート、ナトリウム
ジヘキシルスルホサクシネート、アルキルエーテルスル
ホサクシネート、アルキルスルホサクシナメート、アル
キルエーテルスルホサクシナメート、アシルサルコシネ
ート、アシルタウライド、イソチオネート、石鹸例えば
ステアレート、パルミテート、レジネート、オレエート
、リノレエート、およびアルキルエーテルカルボキシレ
ート等である。アニオン系リン酸エステルおよびアルキ
ルホスホネート、アルキルアミノおよびイミノメチレン
ホスホネートもまた使用することができる。それぞれの
場合、アニオン系の界面活性剤は、代表的には、少なく
とも1つのC8〜22、好ましくは10〜20の脂肪族
炭化水素鎖を有し、そしてエーテルの場合には、1また
はそれ以上のグリセリルおよび/またはC1〜20のオ
キシエチレンおよび/またはオキシプロピレンおよび/
またはオキシブチレン基を有している。好ましいアニオ
ン系界面活性剤はナトリウム塩である。その他の商業的
に価値のある塩は、カリウム、リチウム、カルシウム、
マグネシウム、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、7個までの脂肪族炭素を
有するアルキルアミンである。
【0011】界面活性剤は、必要により非イオン系界面
活性剤を含み、またはこれからなっていてもよい。非イ
オン系界面活性剤は、例えばC10〜20のモノまたは
ジ低級アルカノールアミンのアルカノールアミド、例え
ばココナッツモノエタノールアミドである。他の非イオ
ン系界面活性剤で必要により存在するものには、ターシ
ャリーアセチレングリコール、ポリエトキシルアルコー
ル、ポリエトキシルメルカプタン、ポリエトキシルカル
ボン酸、ポリエトキシアミン、ポリエトキシルアルキロ
ールアミド、ポリエトキシルアルキルフェノール、ポリ
エトキシルグリセリルエステル、ポリエトキシルソルビ
タンエステル、ポリエトキシルホスフェートエステル、
および上記の全てのエトキシルノニオンのプロポキシル
同族体で、全てC8〜22のアルキルまたはアルケニル
基および20までのエチレンオキシおよび/またはプロ
ピレンオキシ基を有している。さらにまた、これに包含
され得るものは、ポリオキシプロピレン/ポリオキシエ
チレン共重合体、ポリオキシブチレン/ポリオキシエチ
レン共重合体、およびポリオキシブチレン/ポリオキシ
プロピレン共重合体である。ポリエトキシ、ポリオキシ
プロピレンおよびポリオキシブチレン化合物は、必要に
よりその起泡性を減少させるために、例えばベンジル基
を末端に付けてもよい。本発明の組成物においては、少
なくとも一種の両性の界面活性剤を含んでいてもよい。 この両性の界面活性剤は、例えば次式(2)のベタイン
である:
【0012】
【化2】
【0013】ここに、Rはアルキル、シクロアルキル、
アルケニルまたはアルカリル基であり、とくに好ましく
は、少なくとも1つの、そしてもっとも好ましくは1以
下のRは、平均8〜20、例えば10〜18の脂肪族炭
素原子を有するもので、それぞれの他のRは平均1〜4
の炭素原子を有するものである。とくに好ましいのは、
次式(3)の第4級イミダゾリンベタインである:
【0
014】
【化3】
【0015】ここに、RおよびR1はC1〜20の脂肪
族炭素原子を有するアルキル、アルケニル、シクロアル
キル、アルカリルまたはヒドロキシアルキル基であり、
Rは好ましくはC8〜20、例えばC10〜18の脂肪
族炭素原子であり、R1は好ましくはC1〜4の炭素原
子を有する。本発明による他の両性界面活性剤にはまた
、アルキルアミンエーテルサルフェート、スルフォベタ
インおよび他の第4級アミンまたは第4級イミダゾリン
スルホン酸およびその塩、および他の第4級アミンまた
は第4級イミダゾリンカルボン酸およびその塩、ならび
に両性界面活性剤、例えば N−アルキルタウリン、カ
ルボキシルアミドアミン、例えば次式(4):
【001
6】
【化4】
【0017】およびアミノ酸で、いずれの場合も、界面
活性作用を有する炭化水素基(例えば、C8〜20の脂
肪族炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル、アル
ケニル、またはアルカリル基)を有している。代表的な
例としては、2−タロウアルキル、1−タロウアミドア
ルキル、1−カルボキシルメチルイミダゾリン、2−コ
コナッツアルキルN−カルボキシメチル2−(ヒドロキ
シアルキル)イミダゾリン等がある。一般に、C8〜2
0のアルキルまたはアルケニル基を含む疎水基部と、ア
ミンまたは第4級アンモニウム基、カルボキシレート、
サルフェート、またはスルフォン基を含む親水基部を有
する水溶性の両性界面活性剤は、本発明に使用すること
ができる。
【0018】本発明の組成物はまた、カチオン性界面活
性剤を含むことができる。このカチオン性界面活性剤は
、例えば全部で少なくとも8、通常は10〜30、例え
ば12〜24の脂肪族炭素原子を有するアルキルアムモ
ニウム塩であり、とくにトリまたはテトラアムモニウム
塩である。本発明に使用されるアルキルアムモニウム界
面活性剤は、1分子当たり1または多くても2つの比較
的長い脂肪族鎖(例えば、それぞれ平均C8〜20、通
常はC12〜18の炭素原子を有する鎖)、および2つ
または3つの比較的短いC1〜4のアルキル基、例えば
メチルまたはエチル基、好ましくはメチル基を有する。 代表的な例としては、ドデシルトリメチルアムモニウム
塩、1つのC8〜20アルキル基、2つのC1〜4アル
キル基およびベンジル基を有するベンザルコニウム塩は
、とくに有用である。本発明に使用される他のカチオン
性界面活性剤は、アルキル基が平均C8〜22、好まし
くはC10〜20のN−アルキルピリジニウム塩である
。他の同様にアルキル化された異節環塩、例えばN−ア
ルキルイソキノリニウム塩もまた使用することができる
。平均してC10〜30の脂肪族炭素原子を有するアル
キルアリルジアルキルアムモニウム塩、例えば、アルキ
ルアリル基がC8〜22、好ましくはC10〜20の脂
肪族炭素原子を有するアルキルベンゼンであり、他の2
つのアルキル基が通常C1〜4、例えばメチル基である
ようなものである。本発明に使用される他のカチオン性
界面活性剤は、平均してC8〜22、好ましくはC10
〜20のアルキル基を、分子中に少なくとも1つ有する
アルキルイミダゾリンまたは第4級イミダゾリン塩であ
る。代表的な例としては、アルキルメチルヒドロキシエ
チルイミダゾリニウム塩、アルキルベンジルヒドロキシ
エチルイミダゾリニウム塩、および 2−アルキル−1
−アルキルアミドエチルイミダゾリン塩である。本発明
に使用される他のカチオン性界面活性剤としては、C8
〜22の脂肪酸、そのエステル、グリセライドまたはそ
の誘導体とジまたはポリアミン、例えばエチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミンとを、少なくとも1つの遊離
のアミン基を残すような割合で反応させて得られた、ア
ミドアミンがある。第4級化されたアミドアミンも同様
に使用することができる。典型的には、カチオン性界面
活性剤は、陽にイオン化された基、通常は窒素原子と、
平均してC8〜22炭素原子を有する1つまたは2つの
アルキル基を有する、水溶性の化合物である。カチオン
性界面活性剤のアニオン部分は、水溶性を与えるような
、どのようなアニオンでもよい。例えばホルメート、ア
セテート、ラクテート、タートレート、シトレート、ク
ロライド、ナイトレート、サルフェート、C4までのア
ルキルサルフェートイオン例えばメタンサルフェート等
である。これらは、好ましくは表面活性の強い、例えば
高級アルキルまたは有機サルフェートではない。ポリフ
ッ化アニオン、非イオンまたはカチオン性界面活性剤も
また、本発明の組成物に使用することができる。そのよ
うな界面活性剤の例としては、ポリフッ化アルキルスル
ホネート、ポリフッ化第4級アンモニウム化合物がある
。 本発明の組成物には、半極性界面活性剤も包含される。 例えばアミンオキサイド、例えば1つまたは2つの(好
ましくは1つ)C8〜22アルキル基、残りの置換基は
好ましくは低級アルキル基、例えばC1〜4アルキル基
またはベンジル基であるのを含有するアミンオキサイド
である。上記の界面活性剤の2つまたはそれ以上の混合
物を使用することもできる。とくに、非イオン界面活性
剤の、カチオン性および/または両性および/または半
極性界面活性剤、またはアニオン性界面活性剤との混合
物を使用することができる。
【0019】本発明の組成物は、樹脂ディスパージョン
中に0.2〜3.5%、例えば0.5〜2.5%(組成
物i〜Viの)存在する乳化剤の他に、通常0.1〜5
%、例えば1.0〜3.5%の界面活性剤(またはその
混合物)、とくに0.4〜1%の添加された界面活性剤
を含有する。添加された界面活性剤は、組成物(i〜i
V)にもとづいて0.5〜0.9%であってよい。樹脂
ディスパージョン中の乳化剤は、好ましくは非イオンま
たはアニオン系、例えばアルキルサルフェート、または
アルキルエーテルサルフェートであり、一方添加された
界面活性剤は、好ましくはベタインである。好ましい界
面活性剤の例としては、アルブライト社からエンピゲン
(EMPIGEN)BB として販売されているアルキ
ルジメチルベタイン、テクスケム(Texchem)社
(英国)からテクスフィン(TEXFIN)TA とし
て販売され、高いHLB値を有すると思われているもの
、およびオイルアンドソープ社(Oil & Soap
s)(英国)から販売されている両性界面活性剤オスコ
ル(OSCOL)459 等が挙げられる。
【0020】樹脂(iii)は、少なくとも一種のエチ
レン性不飽和モノマーから得られ、ホモポリマーであっ
てもよいが、好ましくは共重合体である。好ましモノマ
ーの例としては、エチレン、モノ置換エチレン、例えば
ビニルカルボン酸エステル、例えばC4〜8のもの、例
えば酢酸ビニル、モノまたはジカルボキシ置換エチレン
およびそのエステル、例えばアクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、およびこれらのエステル、例えばエチル
アクリレート、クロロエチレン、例えばビニルクロライ
ド、およびシアノエチレン、例えばアクリロニトリル等
がある。好ましい樹脂は互いにアクリルモノマー単位を
有する共重合体、あるいはアクリロニトリルまたはビニ
ルクロライド、または酢酸ビニル/エチレン共重合体で
ある。好ましい樹脂の例としては、ハーロウケミカル社
(HarlowChemical)(英国)からレバク
リル(REVACRYL)274 、ビナマル社(Vi
namul)(英国)からビナマル3306 、ベーア
ーエスエフ社(BASF)(ドイツ)からルトファン(
LUTOFAN)LA560S、ルトファン300D、
およびアクロナール(ACRONAL)DS2272 
として、それぞれ販売されているもの等がある。樹脂は
通常商業的には、乳化剤を含んだ水性ディスパージョン
またはエマルジョンとして得られ、乳化剤には、アニオ
ン系、例えばアルキルサルフェートおよび/またはアル
キルエーテルサルフェートであり、レバクリル274 
の場合にはこれらの混合物が存在し、ビナマル3306
 として販売されているエチレン/酢酸ビニル共重合体
の場合には非イオン系界面活性剤がある。ディスパージ
ョンには通常、40〜55重量%の固形分樹脂が含有さ
れている。一方、樹脂とともに添加された界面活性剤は
、本発明の組成物の使用において単一の界面活性剤とし
ても十分であるが(ルトファン560S のようなビニ
ルクロライドアクリル共重合体の場合のように)、好ま
しくは別の界面活性剤、好ましくは起泡剤も同様に添加
することができる。この樹脂は、通常Tgが30℃より
低く、例えば−40〜+30℃、とくに0〜−30℃で
ある。この樹脂は熱により、例えば80〜180℃、と
くに120〜170℃で自己硬化する。本発明の組成物
は通常、10〜30%または15〜30%、例えば20
〜25%、21〜24%または21.5〜23.5%の
樹脂(組成物 i〜Vi の全量に対する樹脂固形分)
、または10〜30%、例えば14〜23%、例えば1
7〜21%または14〜18%(組成物 i〜iV、た
だし V と Vi は除く、の重量に基づく)の樹脂
を含有している。
【0021】この組成物はまた、成分(iV)として、
水を通常40〜51%、例えば42〜50%または44
〜49%(組成物 i〜Vi の重量に基づく)、ある
いは50〜60%、例えば56〜58%(組成物 i〜
iV 、ただし V と Vi は除く、の重量に基づ
く)含有している。これらの数値は、他の成分、例えば
樹脂や界面活性剤等とともに添加された水も、また単独
に添加された水もともに包含する。
【0022】本発明の組成物中に好ましく存在するアン
モニウムポリホスフェート(V)は、通常、縮合リン酸
とアンモニアまたは有機アミンまたは第4級アンモニウ
ムヒドロキサイドとを反応させ、水溶性の生成物をつく
る。この縮合リン酸は通常、平均縮合度が3より大きく
、例えば3〜30であり、線状、有枝状、環状をとる。 好ましくはこの塩は、窒素とリンとを、原子比で0.5
〜2:1、とくに約1:1で含有する。このポリホスフ
ェート塩は、好ましくは、多数のポリリン酸のアンモニ
ウム塩の混合物であり、この混合物は、80〜86重量
%の五酸化リンを含有するリン酸水溶液とアンモニアま
たはその塩基性誘導体とを、15〜70℃、例えば15
〜40℃、およびpH4〜12、例えば5〜12、例え
ば5〜9、6〜8、または6.5〜7.5において反応
させることにより得られる。使用することのできるアン
モニウムポリホスフェート混合物は、英国特許第150
4507号に記述されており、そこの記述のようにして
製造することができる。このアンモニウムポリホスフェ
ートは通常、(真の)水溶解度が、水中20℃で、少な
くとも50g/l、例えば100g/lである。好適な
ポリホスフェートの例としては、アルブライトアンドウ
イルソンからアムガード(AMGARD)LR2 とし
て、尿素と混合されて販売されているものがある。この
組成物は通常、0〜10%、例えば2〜8%、例えば4
〜6%の水溶性アンモニウムポリホスフェートを含有し
ている。
【0023】本発明の難燃化組成物はまた、アンモニウ
ムポリホスフェート(アンモニウムポリホスフェート自
身の重量で)に対し、1分子当たり2アミノ基を有する
カルバミン酸誘導体(Vi)を重量で(尿素で表し)0
.5〜300%、例えば0.5〜50%、例えば5〜3
0%、例えば7〜20%または10〜20%含有する。 しかしながら、50〜300%、例えば50〜200%
、とくに75〜125%が好適である。カルバミン酸誘
導体はグアニジンまたはジシアンジアミドであってもよ
いが、好ましくは尿素である。重量は尿素として表され
るが、他のカルバミン酸誘導体の当量重量も使用するこ
とができる。
【0024】カルバミン酸誘導体が存在すれば、熱硬化
後に織物が変色する傾向をほとんど減少させる。この組
成物は、通常0〜10%、例えば2〜8%、例えば4〜
6%のカルバミン酸誘導体を含む(尿素として示してい
る)。
【0025】本発明の組成物は、通常チキソトロピック
性のペーストであり、これは新たに製造されたときは注
入可能なものであり、静止状態ではゲル状であるが、剪
断力をかけた時には注入可能なエマルジョンに転換する
ものである。安定なエマルジョンは、油中水のエマルジ
ョンであるが、好ましくは水中油がよい。重力の影響の
みで綿織物と接触させたときは、この組成物は、織物を
通って通過しなくなるし、織物中に水分を急に失うこと
もない。この組成物を、織物と接触させて、例えばナイ
フのエッジの圧力で剪断力をかけたときは、組成物には
織物を貫通するように応力がかかるが、ここで組成物は
再びゲル化して、織物を通って通過し、その反対側から
しみでることはないと考えられる。この組成物の成分は
、任意の順序で混合して製造できるが、通常は、樹脂を
最初とし、続いて不溶性のアンモニウムポリホスフェー
ト、次に、好ましくは溶解性アンモニウムポリホスフェ
ートおよびカルバミン酸誘導体、次に水、最後に任意の
過剰な界面活性剤の順番で混合して製造するのがよい。 混合は、通常高速撹拌機で行われる。
【0026】成分(i)〜(iv)を含む本発明の組成
物は、通常これらを20〜28:0.1〜5:14〜3
0:50〜60の重量割合で含む。成分(i)〜(vi
)を含む本発明の組成物は、通常これらを15〜30:
0.1〜5:15〜30:40〜51:2〜8:2〜8
の重量割合で含む。
【0027】組成物を適用する基体は、織布または不織
布であることができる。これらは、通常、セルロースベ
ースの基体、例えば綿、リネン、ジュートまたはヘッシ
ャンのような織布、あるいはレーヨンまたはビスコース
のような再生したセルロース材料を、単独または例えば
ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、酢酸、ポリプ
ロピレン、シルクまたはウールのようなそこに配合また
は混合できる他の繊維を含有したものである。これらの
織物の配合物または混合物は、セルロース材料の少なく
とも10%、または少なくとも20%、例えば15〜1
00%または30〜90%、しかし好ましくは少なくと
も40%例えば40〜75%含むことができる。
【0028】セルロース材料、例えば綿、および合成ポ
リマー例えばポリエステル、ナイロンまたはアクリル樹
脂の均質ブレンドまたは非ブレンド混合物からの織物が
好適である。織物の少なくとも1部分を形成するために
使用される繊維は、もし望むならば、コアシース構造で
あることができるが、好ましくはそうでないのがよい。 織物は、結合(union)構造、例えば少なくとも1
つの横糸と、とくに実質的に縦糸が合成ポリマー繊維の
主成分(50〜100%)であることができる。ポリエ
ステルまたはナイロンを主成分とした縦糸および綿の横
糸であるもので、とくに型押した綿模様および/または
着色綿織物をもつものが好適である。本発明の難燃化組
成物および本発明方法は、結合織物のような、少なくと
も半永続性で、好ましくは型押したものであるが、とく
に合成ポリマーやセルロース材料が、その表面上に非均
一に分散されているもの(以下、異表面織物という)に
、さらに均一に難燃性を付与することができる。とくに
重要な異表面織物は、背面の表面とは、合成材料に対し
てセルロース材料が異なる割合(通常低い)である前面
をもつものであり、さらに通常、表面上に合成ポリマー
繊維を顕著な面積でもち(例えば50〜100%)、さ
らに通常、表面上にセルロース材料の繊維を顕著な面積
(例えば50〜100%)でもつものである。このよう
な異表面織物の例は、ポリエステルの縦糸、および染色
した綿の横糸をもつものであり、とくに1つ以上の異な
る色で着色した綿の横糸、ポリエステルの縦糸の地に前
記の染色した綿の模様のある前面および実質上綿の表面
に模様のない後部をもつ織物である。このような異表面
織物は、室内装飾の織物として用いることができる。他
の有用な織物は、パイル織物であり、とくに綿ベースの
織物の後部およびアクリル系のパイルの表面をもつもの
である。結合織物およびパイル織物がそれぞれ表面およ
び後面をもつ場合において、この組成物は、織物の背面
から適用される。
【0029】室内装飾用の織物に加えて、この難燃化組
成物を、カーテンのような頻繁に洗わない他の家具用織
物に適用することができ、これは、例えば家庭用、オフ
ィス用、施設または公共の建物に使用される。異なるタ
イプの織物を処理できることは、様々な織物が、同様な
または類似した模様でカラーコーディネート装飾する場
合に有用である。
【0030】織物重量は、0.050〜1.0kg/m
2〜1.0kg/m2、例えば0.080〜kg/m2
〜0.700kg/m2、または0.400kg/m2
〜0.700kg/m2、具体的には0.200kg/
m2〜0.400kg/m2であることができ、とくに
織物は、非セルロース織物を少なくとも30%含むもの
がよい。この織物の各成分は、無地または非染色のもの
であってよく、あるいは、とくに白またはやわらかな色
で染色することができる。含浸する前のこの織物は、通
常、汚れ、糊剤、天然のワックス類および適用された仕
上げ剤のないものであるが、これは視覚的な増白剤を含
ませることができる。また、難燃性仕上げ剤は、(背面
コーティングにより)カーペットを処理するために用い
ることができ、これは2kg/m2までの重量とするこ
とができる。
【0031】難燃化組成物は、通常pH2.8、例えば
5.5〜7.5で、背面コーティング、例えばローラー
やエアを用いるよりもナイフでのばすことにより、ある
いは好ましくは適宜前記ナイフと組み合わせてロータリ
ースクリーンを用いることにより、織物の基体に適用さ
れ、パイル織物上に35〜150%または50〜150
%、例えば60〜80%、または均質ブレンドまたは結
合織物上に80〜120%(上記はいずれも織物の重量
を基準)の割合で適用される。適当な難燃特性を提供す
るのに必要な最小の適用率は、具体的には織物(とくに
織物の気孔)を飽和するのに必要とする量または95%
の最小のいずれか少ないほうである。もし望むならば、
含浸の後、基体を例えば0.1〜10分間、80〜12
0℃で乾燥することができる。乾燥は、いかなる従来の
乾燥機、例えば空気流による乾燥機、またはテンターに
かけて行うことができる。もし望むならば、乾燥後の含
浸した基体を、続いて少なくとも80℃、例えば少なく
とも120℃、例えば120〜170℃、好ましくは1
40〜170℃、または140〜165℃の温度で、例
えば6〜0.5分間加熱することにより熱硬化する。こ
れより長い時間および高い温度の組み合わせは、好まし
くは、変色の傾向を減少させるために避けるのがよい。 乾燥および硬化のステップは、組み合わせるのが好適で
ある。
【0032】通常、連続的である硬化は、例えば赤外線
の輻射加熱により行うことができるが、好ましくは基体
の表面上に熱空気を吹きつけて加熱することにより硬化
するのがよく、また均一な加熱を確実にするために両表
面上にするのがよい。このように、好ましくは、熱空気
流が基体の最上部および底部を通過できるようなサーモ
スタット付きオーブンに基体を通して、テンター上に連
続的に通過させるのがよい。テンターは最小の焦げで、
最も均一に硬化させる。テンターオーブンの場合におい
て、基体の硬化温度は、実質的に熱空気流温度と同じで
ある。通常、硬化の終わりで、冷却した空気中に通過さ
せるまたは近付けることにより、基体は急速に冷却され
る。
【0033】仕上がったときの硬化した織物は、通常、
パイル織物では30〜60%、例えば35〜45%の固
体含量、また、結合または他の非パイル織物では50〜
60%をもち、且つ通常、3〜10%のP、好ましくは
5〜8%のPを含む。仕上がったときの織物は、未処理
の基体と比較して、減少した燃焼性をもち、且つ点火源
0および1のBS5852試験をパスすることがでいる
。最後のアイロンがけを除いたBS5651に従って、
40℃で硬水中に1回浸出した後の織物は点火源0およ
び1のBS5852の1部燃焼試験を合格できる。 最後のアイロン掛けを除いたBS5651に従って、4
0℃の硬水中に1回浸出した後の織物は、点火源0およ
び1のBS5852パート1の燃焼性試験を合格できる
。難燃性が減少した仕上がり品は、樹脂の主要な特性に
よって、74℃で軟水中の1〜3回の線上に耐えること
ができ、または10回のドライクリーニング操作に耐え
ることができる。仕上がったときの織物は、通常、未処
理の織物の表面の手触りとそれほど変わらず、且つ表面
に塩の付着や樹脂のしみ(marks)を示さない。色
彩も未処理の織物とそれほど変わらないものである。と
くに成分(v)と(vi)をもつ成分(i)〜(iv)
の相乗的な組み合わせは、とくに表面と裏面を有する繊
維に組成物を裏面に供給したとき、塩や樹脂の付着をそ
の表面に示すことなく、改善された難燃性を有する処理
された繊維を得ることができる。わずかな水分とすべて
の水溶性アンモニウムポリホスフェートは、それ自体ま
たは水不溶性ポリホスフェートの1部分として添加され
、背面から表面に向かって移動するが、表面に達するこ
とはない。本明細書では、すべての部およびパーセント
は重量基準とする。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実
施例1〜23において、以下の織物を使用した:織物A
は、ビスコース20%、ポリエステル40%、アクリル
樹脂20%およびポリプロピレン20%の均質ブレンド
であり、織物重量は0.320kg/m2であった。織
物Bは、綿の横糸およびポリエステルの縦糸をもつ50
:50の綿/ポリエステル結合織物であり、重量は0.
240kg/m2であった。織物Cは、ビスコース捺染
プリントであり、重量は0.230kg/m2であった
。織物Dは、綿の横糸およびポリエステルの縦糸をもつ
65:35の綿/ポリエステル結合織物であり、重量は
0.470kg/m2であった。織物Eは、アクリル樹
脂パイルおよび綿ベースをもつ50:50の綿/アクリ
ル樹脂パイル織物であり、重量は0.540kg/m2
であった。織物Fは、40:60の綿/ポリエステルの
均質ブレンドであり、重量は0.380kg/m2であ
った。織物Gは、65:35のビスコース/ポリエステ
ルの均質ブレンドであり、重量は0.220kg/m2
であった。織物Hは、綿100%のバットプリント織物
であり、織物重量は0.240kg/m2であった。織
物Iは、アクリル樹脂パイルおよび綿ベースをもつ50
:50の綿/アクリル樹脂パイル織物であり、重量は0
.320kg/m2であった。
【0035】各場合において、本発明の組成物は、調製
され、ナイフの補助をもつ支持表面上の織物に適用され
た。織物上にナイフで組成物をのばし、織物中に押圧し
た;織物B、D、EおよびIの場合において、組成物は
、織物の裏面に適用された。この手順では、織物の下部
の支持表面は、冷たくはなったが、湿ることはなく、水
分が織物の下側からしみでていないことを示した。続い
て、含浸した織物をテンターで150℃、90秒間加熱
し、乾燥と硬化を組み合わせて行った。最後のアイロン
掛けを除いたBS5651パート1に従って、40℃の
硬水中に浸出させた後、続いて硬化した織物を仕上げ品
として難燃性試験を行った。この明細書および実施例に
おいて使用される、水不溶性アンモニウムポリホスフェ
ートの溶解度は、マンダース試験により測定した。マン
ダース試験とは、雰囲気の温度で固体5gを50mlの
水で振盪し、続いて溶液の10mlを取り出し、重量を
測定し、蒸発乾固して残渣を取り出す。溶解度は、残渣
のgの10倍の重量で与えられる。
【0036】実施例1〜5 以下に示す順番および原料を完全に混合することにより
、組成物を製造した:いくつかのアクリロニトリルモノ
マー単位を含む自己架橋性熱硬化性アクリルコポリマー
の45.5%固体含有水性エマルジョン50部、これは
、Tg−24℃、英国ハーロウケミカル(Harlow
 Chemical)社からレバクリル(REVACR
YL 274として市販されている(エマルジョン中に
、さらに乳化剤が存在する)、粒子サイズの分散が、3
2ミクロン未満98%、30ミクロン未満90%、22
ミクロン未満75%、13ミクロン未満50%、6ミク
ロン未満25%および1.6ミクロン未満10%であり
、Pを30%含有し、マンダースの溶解度が20℃で約
2g/100g水である、平均粒子サイズが15ミクロ
ンの水不溶性アンモニウムポリホスフェート21部、尿
素5.1部、および英国特許第1504507号に記載
された方法で製造した水溶性アンモニウムポリホスフェ
ート5.1部、以下に明記した過剰水および英国テクス
ケム(Texchem)社からテクスフィン(TEXF
IN)TAとして、いくつかの界面活性をもつ発泡剤と
して市販されているアルキルジメチルアンモニウムベタ
イン両性乳化剤の40%水溶液の様々な量。不溶性ポリ
ホスフェートは、アルブライト・アンド・ウイルソン(
Albrite and Wilson)社から商品名
アムガード(Amgard)MCとして市販されている
製品を微粉砕することにより得られた。この組成物は、
静止状態のときゲル状に増粘する注入可能な安定なエマ
ルジョンであり、剪断力をかけたときは、エマルジョン
に再転換するものであった。織物A〜D、F、Gおよび
Hそれぞれに、この組成物を96%の適用率で適用した
が、パイル織物EおよびIそれぞれは、70%の割合と
した。様々な織物に対する組成物および難燃効果の詳細
を以下に示す。過剰テクスフィン乳化剤溶液の1、2、
3および4部、および添加した水が9、8、7および6
部をそれぞれ含有する組成物では、すべての織物は、ソ
ーキングの前または後のBS5852の点火源0および
1の試験に合格した;テクスフィン乳化剤を含まないが
、過剰な10部の水を含む組成物に対応するものを織物
の後部に押圧することにより処理された、硬化した織物
DおよびEもまたFR試験をパスした。すべての織物は
、点火源0試験に合格した。すべての場合において、硬
化した織物は、塩類の付着またはその表面上または組成
物を適用した反対側の表面上に樹脂のしみを何も示さな
かった。織物の表面の手触りは、実質上処理により影響
されなかった。
【0037】実施例6および7 実施例1〜5の方法を、添加した水の量を変えて繰り返
した。織物A、B、C、D、E、F、GおよびHそれぞ
れに、テクスフィン乳化剤溶液2部および過剰水8.3
3部および12.5部含有した組成物を、96%(織物
の重量を基準として)の充填率で適用させた。パイル織
物EおよびIに、テクスフィン乳化剤溶液2部および過
剰水11.43部および17.14部含有した組成物を
、織物の後部に70%の充填率で適用させた。すべての
場合において(織物CおよびFおよび17.14部の水
を除く)、硬化した織物は、ソーキングの前または後の
BS5852の点火源0および1の試験に合格した。こ
れもまた、塩類の付着やその表面上の樹脂のしみが見ら
れず、織物の表面の手触りは、実質上処理により影響さ
れなかった。
【0038】実施例8〜11 レバクリル274樹脂エマルジョンに置き換えた、他の
自己架橋性コポリマー樹脂エマルジョンの同重量で実施
例2の方法を繰り返した。この樹脂は、以下に示すもの
である;英国カーシャルトン(Carshalton)
、サーレイ(Surrey)のビナマル(vinamu
l)社から商品名ビナマル3306で市販されている、
Tg−18℃の50%の固体、さらに非イオン界面活性
剤を含む、水性ビニルアセテートエチレンコポリマーエ
マルジョン;西ドイツのBASF  A.G.社から商
品名ルトファン(LUTOFAN)LA5605で市販
されている、合成乳化剤を含むTg−3℃の51%固体
を含む水性カルボキシル化ビニルクロライドコポリマー
エマルジョン;BASF社から商品名ルトファン300
Dで市販されている、Tg26℃の50%固体を含む水
性ビニルクロライドコポリマーエマルジョン;およびB
ASF社から商品名アクロナール(ACRONAL)D
S2272で市販されている、45%固体を含む水性エ
チルアクリレートコポリマーエマルジョン。それぞれの
場合において、この組成物は、剪断力をかけることによ
り安定な注入可能なエマルジョンとなり得るチキソトロ
ピック性のペーストであった。各組成物は、実施例2と
同様に、各織物に適用され、150℃で2分間硬化した
;すべての場合において、硬化した織物は硬水中に浸す
前および後のFR試験に合格した。ルトファンLA56
05樹脂の場合において、テクスフィン乳化剤を添加し
ていないものに対応する組成物もまた、剪断力をかける
ことにより安定な注入可能なエマルジョンとなり得るチ
キソトロピック性のペーストであった。この組成物を、
実施例2と同様に、適用し硬化させた;これもまた塩類
の付着やその表面上の樹脂のしみが見られず、表面の手
触りが悪くなることもなかった。
【0039】実施例12〜16 この実施例においては、織物B、D、E、HおよびIの
みを処理した。織物B、DおよびHに用いた組成物は、
実施例1に用いたレバクリル274樹脂エマルジョン5
0部、不溶性アンモニウムポリホスフェート25部およ
び過剰水35.4部(実施例12)、これとは別に、不
溶性ポリホスフェートおよび過剰水の量をそれぞれ29
.2部および41.7部に変えたもの(実施例13)を
含むものとした。織物EおよびIに用いた組成物におい
て、組成物は、実施例12と同様としたが、不溶性ポリ
ホスフェートおよび過剰水の量をそれぞれ34.3部お
よび48.6部に変え(実施例14)、また、それぞれ
40部および57.1部に変えた(実施例15)。4つ
のすべての組成物は、剪断力をかけることにより安定な
注入可能なエマルジョンとなり得るチキソトロピック性
のペーストであった。その他の点では、この組成物を実
施例1と同様に適用し、硬化させ、前記のようなFR試
験に合格した硬化した織物を得た。織物DおよびEの場
合において、さらに、組成物を、不溶性ポリホスフェー
トおよび過剰水の量をそれぞれ20.8部および29.
2部として用いた(実施例16)。この組成物は、剪断
力をかけることにより安定な注入可能なエマルジョンと
なり得るチキソトロピック性のペーストであった。これ
らを前記のように織物DおよびEに適用し、実施例1と
同様に硬化させ、前記のようにFR試験に合格した硬化
した織物を得た。これは、塩類の付着やその表面上の樹
脂のしみが見られず、表面の手触りが悪くなることもな
かった。
【0040】実施例17および18 織物Hの試料を実施例1と同様の方法で、96%の適用
率で処理した。組成物は: レバクリル274樹脂エマルジョン50部、溶解性アン
モニウムホスフェート5.1部尿素5.1部、アルブラ
イト・アンド・ウイルソン社から商品名エンピゲンBB
で市販されている、C12〜14アルキルジメチルベタ
イン30%水溶液2部、水16.8部、および以下の特
性をもつ不溶性アンモニウムホスフェート20部
【00
41】
【表1】
【0042】各場合において、織物は、FR試験に合格
し、樹脂のしみを示さず、また手触りが悪くなることも
なかった。
【0043】実施例19 織物Bの試料を実施例1と同様の方法で、96%の適用
率で処理した。組成物は: レバクリル274樹脂エマルジョン50部、溶解性アン
モニウムホスフェート4.8部尿素4.8部、アルブラ
イト・アンド・ウイルソン社から商品名エンピゲンBB
で市販されている、C12〜14アルキルジメチルベタ
イン30%水溶液2部、水16.8部、および実施例1
7の不溶性アンモニウムホスフェート20部からなる。 各場合において、織物は、FR試験に合格し、樹脂のし
みを示さず、また手触りが悪くなることもなかった。
【0044】実施例20および21 織物EおよびIの試料を、それぞれ8.33部のテクス
フィンTA発泡剤(実施例1〜5において使用したもの
と同じ)2部および添加した水12.5部を含む組成物
を70%の適用率で処理した。各場合において、織物は
、FR試験に合格し、樹脂のしみを示さず、また手触り
が悪くなることもなかった。
【0045】実施例22および23 織物EおよびIを、添加した水を25および29.2部
、また不溶性ホスフェートを35.4および41.7部
をそれぞれ用いたこと以外は、実施例12および13と
同様に70%の適用率で処理した。各場合において、織
物は、FR試験に合格し、樹脂のしみを示さず、また手
触りが悪くなることもなかった。
【0046】実施例24〜26 以下の織物: (1)0.336kg/m2の重量の織物の75/25
、綿/ポリエステル結合; (2)0.321kg/m2の重量の織物の55/45
、綿/ポリエステル結合;および (3)0.324kg/m2の織物の55/45、綿/
ポリエステル結合を、 レバクリル274樹脂エマルジョン51部、溶解性ホス
フェート5部 尿素5部、 テクスフィンTA発泡剤1部 水13部、および 不溶性ホスフェート25部からなる組成物で処理した。 最終的に適用した固体レベルを、織物(1)および(3
)には30%および織物(2)では38%とした。 乾燥および硬化を先の実施例と同様に行った。すべての
処理した織物は、BS5651に記載されている水の含
浸の後に、点火源0および1のBS5852試験に合格
した。

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次の成分を包含する織物を難燃化する
    ための組成物: (i)  少なくとも一部水可溶性のアンモニウムポリ
    ホスフェート; (ii) 界面活性剤; (iii)熱で硬化し得る樹脂;および(iV) 水。
  2. 【請求項2】  組成物がさらに次の成分を含有する請
    求項第1項記載の組成物: (v)  水溶性のアンモニウムポリホスフェート;お
    よび/または (Vi) カルバミン酸誘導体。
  3. 【請求項3】  マンダース(Manders) 試験
    により定義される(i)の溶解度が、20℃で10g/
    100g水より小さい、請求項第1項または第2項記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】  溶解度が0.5〜3g/100gであ
    る、請求項第3項記載の組成物。
  5. 【請求項5】  (i)の平均粒子径が50ミクロンよ
    り小さい、請求項第1項から第4項までのいずれか1項
    に記載の組成物。
  6. 【請求項6】  平均粒子径が10〜30ミクロンであ
    る、請求項第5項記載の組成物。
  7. 【請求項7】  (i)の粒子の少なくとも60%が3
    0ミクロンより小さい、請求項第1項から第6項までの
    いずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】  (i)の粒子の少なくとも40%が1
    0ミクロンより小さい、請求項第1項から第7項までの
    いずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】  (i)の分子量が10,000〜2百
    万である、請求項第1項から第8項までのいずれか1項
    に記載の組成物。
  10. 【請求項10】  (i)が20〜35重量%のリンを
    含有する、請求項第1項から第9項までのいずれか1項
    に記載の組成物。
  11. 【請求項11】  (i)を15〜30重量%含有する
    、請求項第1項または第2項記載の組成物。
  12. 【請求項12】  (i)を24〜27重量%含有する
    、請求項第1項記載の組成物。
  13. 【請求項13】  (i)を19〜23重量%含有する
    、請求項第2項記載の組成物。
  14. 【請求項14】  (ii)が少なくとも一種のアニオ
    ン系、非イオン系、カチオン系、両性系および/または
    半極性界面活性剤を含有する、請求項第1項から第13
    項までのいずれか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】  (ii)が少なくとも部分的に(i
    ii)の水性エマルジョンから得られる、請求項第14
    項記載の組成物。
  16. 【請求項16】  (ii)がアルキルジメチルベタイ
    ンである、請求項第14項または第15項記載の組成物
    。
  17. 【請求項17】  0.1〜5重量%の(ii)を含有
    する請求項第1項または第2項記載の組成物。
  18. 【請求項18】  (iii)がアクリロニトリルモノ
    マー単位を含有するアクリル系共重合体、酢酸ビニル/
    エチレン共重合体、カルボキシル化した塩化ビニル/ア
    クリル酸またはエチルアクリレート共重合体。
  19. 【請求項19】  (iii)を10〜30重量%含有
    する、請求項第1項または第2項記載の組成物。
  20. 【請求項20】  (iii)を14〜23重量%含有
    する、請求項第1項記載の組成物。
  21. 【請求項21】  (iii)を20〜25重量%含有
    する、請求項第2項記載の組成物。
  22. 【請求項22】  (V)の20℃における真の水溶解
    度が50g/lより大きい、請求項第2項から第21項
    までのいずれか1項に記載の組成物。
  23. 【請求項23】  (V)の窒素対リンの原子比が0.
    5〜2:1である、請求項第2項から第22項までのい
    ずれか1項に記載の組成物。
  24. 【請求項24】  比が約1:1である、請求項第23
    項記載の組成物。
  25. 【請求項25】  (V)の縮合度が3〜30である、
    請求項第2項から第24項までのいずれか1項に記載の
    組成物。
  26. 【請求項26】  (V)を10重量%より少なく含有
    する、請求項第2項記載の組成物。
  27. 【請求項27】  (V)を4〜6重量%含有する、請
    求項第26項記載の組成物。
  28. 【請求項28】  (Vi)が尿素である、請求項第2
    項から第27項までのいずれか1項に記載の組成物。
  29. 【請求項29】  (Vi)を10重量%より少なく含
    有する、請求項第2項記載の組成物。
  30. 【請求項30】  (Vi)を4〜6重量%含有する、
    請求項第29項記載の組成物。
  31. 【請求項31】  (V)と(Vi)の重量比が0.5
    〜300%である、請求項第2項から第30項までのい
    ずれか1項に記載の組成物。
  32. 【請求項32】  比が75〜125%である、請求項
    第31項記載の組成物。
  33. 【請求項33】  (i)、(ii)、(iii)およ
    び(iV)の重量比が、20〜28:0.1〜5:14
    〜30:50〜60である、請求項第1項記載の組成物
    。
  34. 【請求項34】  (i)、(ii)、(iii)、(
    iV)、(V)および(Vi)の重量比が、15〜30
    :0.1〜5:15〜30:40〜51:2〜8:2〜
    8である、請求項第2項記載の組成物。
  35. 【請求項35】  請求項第1項から第34項までのい
    ずれか1項に記載の組成物で織物を含浸し、次いで該含
    浸織物を熱で硬化させることからなる、織物を難燃化す
    る方法。
  36. 【請求項36】  組成物を織物の上に適用し次いでこ
    の組成物の上に剪断力を作用させて織物体の中に押し込
    むことにより含浸がおこなわれる、請求項第35項記載
    の方法。
  37. 【請求項37】  組成物の適用と剪断力の作用とは単
    一の結合されたステップでなされる、請求項第36項記
    載の方法。
  38. 【請求項38】  単一のステップがナイフアプリケー
    タおよび/またはロータリースクリーンでなされる、請
    求項第37項記載の方法。
  39. 【請求項39】  織物がセルロース系および非セルロ
    ース系成分を含有する、請求項第35項から第38項ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  40. 【請求項40】  織物が40〜75重量%のセルロー
    ス系物質を含有する、請求項第39項記載の方法。
  41. 【請求項41】  織物が結合織物である、請求項第3
    5項から第40項までのいずれか1項に記載の方法。
  42. 【請求項42】  組成物の適用比率が80〜120重
    量%である、請求項第41項記載の方法。
  43. 【請求項43】  織物が異表面織物である、請求項第
    35項から第41項までのいずれか1項に記載の方法。
  44. 【請求項44】  織物がパイル織物である、請求項第
    35項から第41項までのいずれか1項に記載の方法。
  45. 【請求項45】  組成物の適用比率が60〜80重量
    %である、請求項第44項記載の方法。
  46. 【請求項46】  織物の重量が0.05〜2kg/m
    2である、請求項第35項から第45項までのいずれか
    1項に記載の方法。
  47. 【請求項47】  硬化が120〜170℃で6〜0.
    5分行われる、請求項第35項から第46項までのいず
    れか1項に記載の方法。
  48. 【請求項48】  仕上げ織物が固形分30〜60重量
    %を有する、請求項第35項から第47項までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  49. 【請求項49】  仕上げ織物がリンを3〜10重量%
    含有する、請求項第35項から第48項までのいずれか
    1項に記載の方法。
  50. 【請求項50】  請求項第35項から第49項までの
    いずれか1項に記載の方法により処理された織物。
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