JPH042144B2 - - Google Patents

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JPH042144B2
JPH042144B2 JP60210457A JP21045785A JPH042144B2 JP H042144 B2 JPH042144 B2 JP H042144B2 JP 60210457 A JP60210457 A JP 60210457A JP 21045785 A JP21045785 A JP 21045785A JP H042144 B2 JPH042144 B2 JP H042144B2
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steel pipe
concrete
pipe
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steel
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、充填鋼管コンクリート柱に関する
ものである。
「従来の技術」 従来、鋼管内にコンクリートを充填してなる充
填鋼管コンクリート柱では、この柱に接合される
梁との接合部すなわち仕口の構造として、鋼管の
外表面にスチフナリングを取り付け、このスチフ
ナリングに梁を溶接することにより、剛性を確保
するようにしている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、上記のような充填鋼管コンクリート
柱では、梁が単に鋼管の外周面部分に溶接されて
いることから、梁に作用した鉛直荷重はまず鋼管
に伝達され、その後、鋼管とコンクリートとの付
着力によつてコンクリートにも伝達されるという
経過をたどる。
したがつて、鋼管は軸方向の圧縮力を受けるこ
とになり、この圧縮力によつて歪を生じ、この歪
が大きくなると、鋼管はミーゼスの降伏条件を越
えたり、局部的な座屈を生じたりすることがあ
る。この場合には、鋼管によるコンフアインド効
果(鋼管の周方向応力によつてコンクリートが外
側に膨らもうとするのを締め付けることにより、
コンクリートの圧縮耐力を上昇させる作用)を充
分に期待することができず、したがつて、コンク
リートの耐力上昇も望めず、必要以上に大きな断
面積の柱とならざるを得ないという問題があつ
た。
上記の問題を解決するため、本出願人は、先に
第7図および第8図に示すような仕口構造を提供
した。これは、鋼管aの内部の梁bが接合される
位置に、その梁bのウエブcに連続するように、
スチフナとして作用する鋼板dを取り付けるよう
にしたものである。
この構造によれば、梁bにかかる荷重は鋼管a
を介して鋼板dに伝達され、この鋼板dからコン
クリートeに伝達される。すなわち、鉛直荷重は
梁bからコンクリートeに直接的に伝達され、鋼
管aは軸方向応力を殆ど受けることがない。した
がつて、鋼管aはミーゼスの降伏条件を越えた
り、局部座屈を生じたりすることがなく、コンフ
アインド効果を充分に発揮することができ、コン
クリートeの耐力上昇を充分に期待することがで
きるので、柱の断面積を小さくすることが可能と
なる。
ところが、この構造においては、鋼板dが鋼管
aの中心部を横切つて設けられていることから、
鋼管a内にコンクリートeを充填するに際して
は、トレミー管等のコンクリート打設管を最適位
置である鋼管aの中心部に配置することができ
ず、鋼管a内に均一にコンクリートを充填するこ
とが困難であるという問題を残している。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、鋼管のコンフアインド効果を充分に期待でき
るとともに、鋼管内へのコンクリートの充填を均
一にかつ容易に行うことの可能な充填鋼管コンク
リート柱を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、鋼管の、梁が接合される位置の内
側中心部に、その鋼管の軸方向に延在しかつ該鋼
管内にコンクリートを充填するためのコンクリー
ト打設管を挿通するための管を、上記鋼管と梁が
接合される位置のみに対応して配設するととも
に、この管と鋼管の内面との間に、上記梁に連続
するようにスチフナを設け、しかも上記コンクリ
ートを鋼管の内部空間の全断面にわたつて充填し
て成ることを特徴としている。
「作用」 この発明によれば、梁にかかる荷重がスチフナ
によつて直接的にコンクリートに伝達され、鋼管
に加わる圧縮力は低減する。また、鋼管内にコン
クリートを充填するに際して、トレミー管等のコ
ンクリート打設管を、鋼管内中央部に配設した管
の内側を通すことによりトレミー管等のコンクリ
ート打設管を鋼管の中心部に通すことができ、コ
ンクリートの充填を容易かつ均一に行うことがで
きる。すなわち、前記管がコンクリート打設管の
ガイドとして作用する。また、最終的にはこの間
の内部にもコンクリートは充填されるので、充填
鋼管コンクリート柱は所期の強度を確保できる。
「実施例」 以下、この発明の実施例について第1図ないし
第6図を参照して説明する。
まず第1図ないし第4図は参照して第1実施例
を説明する。第1図および第2図はこの第1実施
例の仕口構造の概略構成を示す図であり、図中符
号1は充填鋼管コンクリート柱である。この充填
鋼管コンクリート柱(以下、単に柱という)1
は、鋼管2の内部にコンクリート3が充填された
構成となつており、外表面に梁4が接合されて構
造物の骨組みとなるものである。
この柱1の仕口部すなわち梁4が接合される位
置の構造について説明すると、鋼管2の内側中心
部には、梁4の梁成にほぼ等しい長さの断面円形
の管5が鋼管2の軸方向に沿つて配設されてい
る。この管5の内径寸法は、後述するように鋼管
2内にコンクリート3を充填する際に用いるトレ
ミー管が挿通できる大きさとされている。また、
上記の管5と、鋼管2の内面との間にはスチフナ
6…が設けられている。これらのスチフナ6…
は、鋼板によつて形成され、梁4のウエブ4aに
連続するように、両側端を鋼管2内面と管5外面
にそれぞれ溶接されて固定され、管5を介して互
いに連結されている。さらに、これらのスチフナ
6…の下端には、円板状の支圧板7…が水平に取
り付けられている。
なお、鋼管2と、その内部に充填されるコンク
リート3との境界面には、第3図に示すように、
これらの付着を防止するアンボンド処理層12を
形成しておくことが望ましい(このアンボンド処
理層12を形成する処理材としては、たとえば、
パラフインやアスフアルト等を用いることが考え
られる)。また鋼管2には、その軸方向の変形
(すなわち縮み)を拘束することなく吸収する変
形吸収部を形成しておくことが望ましい。さら
に、コンクリート3の中に鉄筋を入れたり、プレ
ストレス鋼材を配して、コンクリート3の耐力増
強を図ることは任意である。
以上の構成のもとに、この充填鋼管コンクリー
ト柱では、梁4にかかる鉛直荷重は、鋼管2を介
してスチフナ6…に伝達され、スチフナ6…から
コンクリート3に直ちに伝達されてコンクリート
3に軸方向の圧縮力を与える。このスチフナ6…
からコンクリート3への荷重の伝達は、スチフナ
6…に取り付けられている支圧板7…がコンクリ
ート3を押圧することにより確実にかつ充分にな
される。したがつて、鋼管2には軸方向圧縮力が
加わることは殆どなく、鋼管2がミーゼスの降伏
条件を越えたり、局部座屈を生じたりすることが
防止でき、鋼管2のコンフアインド効果を充分に
期待することができる。
なお、鋼管2とコンクリート3とがアンボンド
処理層12によりアンボンド状態となつていれ
ば、コンクリート3の圧縮に伴つて鋼管2が圧縮
力を受けることが防止できるし、また、鋼管2に
変形吸収部を設けておいて軸方向の変形が拘束さ
れないようにすれば、鋼管2には全く圧縮力が作
用しないので、上記の効果をより高めることがで
きる。
次に、第4図を参照して、上記の仕口構造を備
えた柱1の施工方法について説明する。まず、所
定位置に鋼管2を立設し、梁4…を接合した後、
鋼管2の上部からトレミー管8を鋼管2内に挿入
して、これを鋼管2の中心部に配設されている管
5内に通す。そして、トレミー管8よりコンクリ
ート3を鋼管2内に圧入し、トレミー管8の先端
部(下端部)が常にコンクリート3内に埋没して
いる状態を保ちつつ、徐々にトレミー管8を引き
上げる。これにより、圧入されたコンクリート3
は徐々に鋼管2内を上昇して鋼管2内の隅々にま
で充分に充填される。そして、上記構造の柱によ
れば、トレミー管8を最適位置である鋼管2の中
心部に配置することができるので、鋼管2内に均
一にコンクリート3を圧入することができ、打設
むらが生じることがない。なお、仕口部において
も、鋼管2内部には充分なクリアランスが確保さ
れているから、コンクリート3の上昇が妨げられ
ることはない。また、トレミー管8のためのいわ
ゆるガイドとして作用する前記管5は、仕口部の
みに対応させて設けた構造であるので、材料を削
減し、かつ容易に製作することができる。
さらに、当然前記管5の内部にもコンクリート
3は充填され、鋼管2内の空間は全てコンクリー
ト3によつて充填されるから、柱1は所期の強度
を発揮する。つまり、前記管5は仕口部のみに設
けられているため、上述の如くトレミー管8を鋼
管2の下部から上方に引き上げながらコンクリー
ト2を打設するあたり、前記管5が鋼管2内の全
断面にわたる空間へのコンクリート3の充填作用
を妨害することなく、管5の内側部分も含む全断
面への確実な充填が行なわれる。なお、アンボン
ド処理層12を設ける場合には、コンクリート3
の圧入前に鋼管2の内表面に処理材を塗布すれば
良い。
以上、第1実施例について説明したが、次に第
5図を参照して第2実施例について説明する。な
お、以下で説明する実施例において、上述した第
1実施例と同一の構成要素については第1図およ
び第2図と同一符号を付して、詳細な説明は省略
する。
この第2実施例においては、支圧板9の形状が
略半円形状とされており、この支圧板9には空気
穴10が形成されている他は第1実施例と同様に
構成されている。この第2実施例の充填鋼管コン
クリート柱によれば、第1実施例と同様の効果を
得ることができるばかりでなく、鋼管2内にコン
クリート3を充填する際には、トレミー管によつ
て圧入されたコンクリート3が仕口部を上昇する
時に、支圧板9の下部に存する空気は空気穴10
から上方に抜け、ここに空気が封入されてしまう
恐れがない。したがつて、支圧板9の下部に〓間
を生じることなく確実にコンクリート3が充填さ
れ、支圧板9の押圧力を確実にコンクリート3に
伝達させることができる。
次に、第6図を参照して第3実施例について説
明する。この第3実施例は、鋼管2の中心部に配
設されている管11の断面形状が、トレミー管が
挿通し得る大きさの四角形とされている他は、第
1実施例と同様に構成されている。この第3実施
例の充填鋼管コンクリート柱においても、第1実
施例と全く同様の効果を得ることができ、また、
同様の方法で施工することができる。なお、この
第3実施例においても、支圧板7の形状を第2実
施例のように略半円形状としても、もちろん良
い。
以上、この発明の実施例について説明したが、
この発明は上記各実施例に限定されず、たとえば
鋼管内に配設する管の形状やスチフナの形状、あ
るいは支圧板の形状は適宜変更して良い。また、
スチフナにコンクリートが流通し得る連通孔を設
け、仕口部においてコンクリートが水平方向にも
流動できるようにして、より均一にコンクリート
を充填できるようにすることも考えられる。
なお、コンクリートへの荷重の伝達はスチフナ
のみでもなされるから、支圧板は必ずしも備える
ことはない。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、鋼管の内部に梁に連続するようにスチフナを
設けたから、梁にかかる荷重を直接的にコンクリ
ートに伝達することができ、したがつて、鋼管に
圧縮力が加わることを防止でき、鋼管のコンフア
インド効果を充分に発揮させて柱の断面積を小さ
くすることができるという効果を奏する。また、
スチフナは、その下部に支圧板を有したものとす
れば、梁の荷重をさらに効果的にコンクリートに
伝達でき、上記効果を一層高めることができる。
また、鋼管の内側中心部には、鋼管の軸方向に
延在しかつ前記コンクリートを充填するためのコ
ンクリート打設管を挿通するための管を、上記鋼
管と梁が接合される位置のみに対応して配設し、
しかも前記鋼管の内部空間の全断面にわたつて前
記コンクリートを充填したので、鋼管内にコンク
リート打設管によつてコンクリートを充填するに
際して、前記管の内側にトレミー管等のコンクリ
ート打設管を通すことにより、該コンクリート打
設管を前記管によつて常に鋼管の軸心部に保持し
て鋼管内に均一にコンクリートを充填することが
でき、よつて充填鋼管コンクリートの信頼性を非
常に向上させることができる。
しかも、コンクリート打設管が挿通され該打設
管をガイドする管を、鋼管と梁が接合される位置
のみに対応して設けたため、コンクリートを鋼管
下部からコンクリート打設管によつて充填してい
くにあたり、コンクリートが鋼管内の全空間に充
填されるのを阻止することがなく、また、コンク
リート打設管のガイドとなる前記管の内部にもコ
ンクリートを充填するので、充填鋼管コンクリー
トの信頼性をより一層向上させることができる。
しかも上述のように、鋼管内にコンクリート打
設管を挿通するための管を設けるだけで鋼管内に
コンクリートを均一に充填することができるの
で、結果として信頼性の優れた充填鋼管コンクリ
ート柱を低コストで得ることができるという、優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の実施例を示す
図である。第1図ないし第4図は第1実施例を示
し、第1図はこの実施例の仕口構造の平断面図、
第2図は第1図−線視立断面図、第3図はア
ンボンド処理層を設けた場合の立断面図、第4図
はこの実施例の仕口構造を備えた柱の施工方法を
説明するための立断面図である。第5図および第
6図は、それぞれ第2実施例および第3実施例の
仕口構造を示す平断面図である。第7図および第
8図は従来の仕口構造を示し、第7図は平断面
図、第8図は第7図−線視立断面図である。 1……充填鋼管コンクリート柱、2……鋼管、
3……コンクリート、4……梁、5……管、6…
…スチフナ、11……管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼管内にコンクリートが充填されてなる充填
    鋼管コンクリート柱であつて、上記鋼管の内側中
    心部に、その鋼管の軸方向に延在しかつ前記コン
    クリートを充填するためのコンクリート打設管を
    挿通するための管が、上記鋼管と梁が接合される
    位置のみに対応して配設されるとともに、この管
    と鋼管の内面との間に、上記梁に連続するように
    スチフナが設けられ、しかも前記コンクリート
    は、前記鋼管の内部空間の全断面にわたつて充填
    されて成ることを特徴とする充填鋼管コンクリー
    ト柱。 2 前記スチフナは、その下端に、前記鋼管の軸
    方向直交断面方向に面積を有した仕圧板を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の充填鋼管コンクリート柱。
JP21045785A 1985-09-24 1985-09-24 充填鋼管コンクリート柱 Granted JPS6272841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21045785A JPS6272841A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 充填鋼管コンクリート柱

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JP21045785A JPS6272841A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 充填鋼管コンクリート柱

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JPS6272841A JPS6272841A (ja) 1987-04-03
JPH042144B2 true JPH042144B2 (ja) 1992-01-16

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ID=16589650

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21045785A Granted JPS6272841A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 充填鋼管コンクリート柱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215556Y2 (ja) * 1972-06-02 1977-04-08

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JPS6272841A (ja) 1987-04-03

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