JPH0421522A - 超伝導体膜用ターゲット - Google Patents

超伝導体膜用ターゲット

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JPH0421522A
JPH0421522A JP2125546A JP12554690A JPH0421522A JP H0421522 A JPH0421522 A JP H0421522A JP 2125546 A JP2125546 A JP 2125546A JP 12554690 A JP12554690 A JP 12554690A JP H0421522 A JPH0421522 A JP H0421522A
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phase
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oxide
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JP2125546A
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Hiroshi Tanaka
博志 田中
Tsutomu Kuniya
勉 國谷
Koichi Hanawa
浩一 花輪
Shinji Sekine
関根 慎二
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スパッタリング等の方法によって超伝導体膜
を作製する際に用いるターゲットに関する。
[従来の技術] 近年、B1−Pb−8r−Ca−Cu−0系超伝導体が
提案されて以来、このものから構成される超伝導体膜に
関する多くの研究成果が開示されている。
B i −Pb−S r−Ca−Cu−0系超伝導体は
通常複数の相、即ち、2223相(超伝導臨界温度Tc
−110に相)、2212相(Tc−80K  相)及
び2201相(Tc−20K  相)の3相が出現しや
すいとされている。これらの相の生成条件はそれぞれ互
いに近接しており、条件設定が厳密に調節されないと、
これらの複数の相が同時に出現するとされている。
スパッタリング等の方法で超伝導体膜を作成する際、膜
の構成元素を含む酸化物の混合体、焼結体、又は合金等
から成るターゲットをスパッタリングする方法か広く用
いられている。ここで用いられるターゲットは、単に、
超伝導体の構成成分の供給源としてのみ用いられており
、従来、これらを用いて基体上に超伝導相を形成する際
の形成相については特に注目されていないのが現状であ
る。
基体上に形成した膜を、目的とする超伝導相としてを形
成させるために、従来様々な手法が考案されており、通
常次の手法がよく用いられる。
■特に加熱しない基体上に成膜した後、800 ”0〜
900℃で数時間アニーリング処理を施して結晶化する
(ボストアニーリング法)。■650℃以上に加熱、昇
温した基体上に成膜し、 成膜と同時に結晶化する。
これらの方法で設定される温度、雰囲気等具体的な処理
条件は、目的とする相に応じて選ばれ実施されている。
従来から、Tcの高い2223相が最も注目され、多く
研究されているが、従来のこの相の形成方法は必ずしも
効率の良い方法とは言えなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の、ターゲットのスパッタリングによる膜形成方法
には次のような問題点があった。
1)上述の2つの手法はいずれも高温度が必要であるこ
と。
超伝導体膜の応用として最も期待されているエレクトロ
ニクス分野に利用する際、高いTcだけでなく、臨界電
流密度や界面制御の観点がら緻密で平滑な膜が求められ
る。しかし、工程中で高温度雰囲気を経ることは、緻密
で平滑な膜を得る上で極めて悪い影響を及ぼすとされて
いる。それは、膜と基体との熱膨張率の相違にあり、工
程中の熱履歴によって膜にひび割れや剥離が生じ、緻密
さや平滑性を著しく欠く結果となる。また、高温度雰囲
気にさらすことて膜と基体との間の相互拡散を助長し、
界面状態を悪化させる原因ともなっている。
同時にこの高温工程は、熱膨張率や膜との相互拡散の点
で、用いる基体が制限され、超伝導体膜を広く実用化す
る上で障害となっている。
そこで、−船釣には、処理温度は500℃以下が望まし
いとされ、上述の■の手法等が提案されたが、依然この
問題は充分解決されていない。
2)生成条件の設定が非常に難しいこと。
上述のように2223相、2212相、2201相生成
条件が互いに近接しているため、目的の相を得るには正
確な条件設定が要求される。中でも実用化の期待の大き
い2223相の生成条件は極めて狭く、このものの単相
膜を得るには厳密な条件設定が必要とされ、2223相
のみを生成させる条件の設定は実質的に困難とされてい
る。
この問題は上述のボストアニーリング法に於いては極め
て深刻で、2223相を得るには±IK以内の温度制御
が必要と言われている。
このような条件設定の難しさは、このものの生成設備の
高精度化や製品歩留りの低下等を引き起こし、実用化時
点においてより深刻な問題となる。
又、個々の成分元素を構成する酸化物、炭酸塩を混合し
たものを原料粉末として用いたターゲットは、組成分布
が不均一となり、これを用いて形成した膜の組成に次の
ような悪影響を及はす。
■ターゲット表面内での不均一な組成分布は、膜面内で
の組成の不一致を引き起こす。
■タルゲット深さ方向での不均一な組成分布は、膜組成
の再現性良く形成されない。
このように従来のターゲットを用いた成膜は、超伝導体
膜を歩留り良く、均一な膜組成を得る上で又、簡便な方
法で得る上で多くの問題を含んでおり、その解決が切望
されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上述のような問題点の原因を、堆積粒子
の微細構造に求め、ターゲット自体に膜の結晶化を助長
する機能を付与するよう、ターゲット原料に関して鋭意
検討を重ねた結果、ターゲット原料自体に成る量の超伝
導相形成成分を含有させることで、膜形成の際の熱処理
条件の緩和や工程の低温化か可能であるとの知見を復水
発明を完成した。
すなわち本発明は、ターゲット全体の少なくとも20w
t%が、原子比で、Bi :Pb:Sr:Ca:Cu=
 2−x:x:2・n−1・n (但し、nは5以下の
自然数、XはO≦x≦1を満足する数)で表される組成
から成る酸化物で構成されたことを特徴とする超伝導体
膜用ターゲットに関するものである。尚、これらの酸化
物を構成する元素は、厳密に化学量論比である必要はな
く、製造条件等との兼ね合いから15%程度のずれかあ
ってもよい。
以下、本発明のターゲットに供するターゲツト材の製造
方法について詳述する。
本発明の主原料となるB1−Pb−3r−Ca−Cu系
の酸化物は上述の原子比を有するものは超伝導体を形成
するが、その製造方法は特に限定されない。
例えば、前記した酸化物の構成成分の酸化物、炭酸塩な
どを、乾式法、湿式法、共沈法により得たものを、混合
、粉砕、仮焼して得た超伝導体主原料とし、必要な副原
料を通常の方法で粉砕、篩別した後、充分混合して原料
粉末とする。本発明で用いるこの原料粉末は平均粒径0
,1〜10μIのもので、これを公知のプレス成型法、
例えば浦ブレス法、更にこの方法とCIP法等によって
圧粉体とし、これに精密加工を施してターゲツト材とす
る。本発明のターゲットの、CIPての成形条件は10
00−2000 kg/c+n2で1〜10分程度程度
圧で良い。
本発明で用いる副原料は、本発明を構成する元素を含ん
だ化合物、例えば、それらの酸化物、炭酸塩等であり、
これらの割合は、主原料が少なくとも20wt%となる
量である。
本発明者らは、ターゲット中の主原料の含量と、得られ
るターゲット及び膜の性質について検討した結果、主原
料が少くとも20νt%と比較的少ないものを用いると
、広いアニーリング温度領域で2223相の生成が可能
であること、即ち、2223相の生成は通常850℃以
上の温度が必要であるのに対してこのものでは700℃
で充分であること、又、主原料か少くとも50 wt%
のものは、成形性か良好となり、更に、焼結工程の省略
が可能となること、又、これを用いて得られる膜の組成
の均一性か増大すること、更に主原料か80νt%以上
と多く含むものは、生成不純物が減少し形成膜の性能が
向上することを見出した。
本発明のターゲットをスパッタリングに用いることで超
伝導体膜形成プロセスの低温化や形成条件の緩和が可能
となる。この理由については必ずしも明確ではないが、
スパッタリング等の手段によっで、ターゲットから蒸発
する飛散粒子中には、単原子の他に複数個の原子で構成
されるクラスターが存在することが知られている。従っ
で、超伝導相を含むターゲットから飛散する粒子中には
、超伝導結晶格子の全部又は一部の構造を有したクラス
ターが含まれる。このクラスターが基体上で結晶核とし
て作用し、膜の結晶化を著しく促進することによるもの
と考えられる。
一方、従来用いられていた酸化物の混合体、焼結体、及
び合金等のターゲットの場合、飛散するクラスターの構
造は超伝導相とは無関係であり、基体上での結晶化の促
進には同等寄与しなかった。
即ち、従来のターゲットの機能か原料供給のみてあった
のに対し、本発明のターゲットは原料供給のみならすタ
ーゲットの構成成分自体か膜の結晶化を促進する機能を
併せ持ったものであると言える。
[発明の効果] 本発明のターゲットを用い、B1−Pb−8r−Ca−
Cu−0系超伝導体膜作製においで、rfマグネトロン
スパッタリング法で成膜したところ、広い条件下で、2
223相を多く含み、強く配向した均一な組成の超伝導
薄膜が低温で歩留まり良く得られた。
[実施例] 以下に実施例を挙げて具体的に説明するが、これらは本
発明を同等制限するものではない。
実施例1 Bi、 Pb5SrSCa、 Cuを、1.8:0.4
:2:2:3.2の原子比で含む超伝導体を原料とした
。この原料はX線回折測定により、B1−Pb−8r−
Ca−Cu−0系超伝導体のいわゆる2223相と22
12相を93・7の割合で含むことが確認されている。
この超伝導体を、めのう乳鉢で主粉砕し、最終的に#1
00の篩を通過したものを原料粉末とした。原料粉末の
平均粒径は2.4μmである。この原料粉末を170m
mφX7mmt用の金型に充填し、500kg/cdの
圧力で油圧プレスした。さらに、このプレス成型体をゴ
ム型に入れ、2000kg/ cJの圧力でCIP 、
 146 mmφX 6m−の圧粉体を得た。この圧粉
体を研削、研磨し、127龍φX5mmtのターゲツト
材に仕上げた。このターゲツト材をCu製のバッキング
プレートにボンディングしターゲットとした。
次に、このターゲットを用いて成膜した。成膜はrfマ
グネトロンスパッタリング装置で行い、基板にはMgO
単結晶の(1,00)面を使用した。スパッタリング条
件を下に示す。
ガス       Ar ガス圧      0.5 Pa 投入電力     100W 基板温度     約200℃ 膜厚       約2000人 堆積直後の膜は、xRDによってアモルファス構造であ
ることが確認された。
この膜を、840℃、842℃、844℃、846℃、
848℃、849℃、850℃、851℃、852℃、
854℃、856℃、858℃、860℃の各温度で、
1時間、大気中でアニーリングし超伝導薄膜を形成した
得られた超伝導薄膜をXRDによって分析した。
XRDパターンから、この超伝導薄膜中にはB1−Pb
−8r−Ca−Cu−0系超伝導体の2223相、22
12相および2201相の3相か混在していることが分
かった。
2223相の存在比を、2223相の(QO2)ピーク
の強度を、2223相、2212相および2201相の
(002)ピークの強度の和に対する比(即ち、(22
23相(002)ピーク強度) / ((2223相(
002)  ピーク強度) + (2212相(002
)ピーク強度)  + (2201相(002)ピーク
強度)))で表した結果(%)を表1に示す。表1から
判るように、844〜854℃てアニーリングした膜は
2223相を極めて多量に含んでいる。一方、これ以外
の温度では2223相は生成しにくいことが分かる。ま
た、X線回折パターンから、この超伝導薄膜が基板表面
に対して強く C軸配向していることが確認された。
実施例2 実施例1と同様のターゲット及び、rfマグネトロンス
パッタリング装置を用いた。基板にはMgO単結晶の(
100)面を使用した。スパッタリング条件は、 ガス     Ar+ O7混合ガス (Ar:  02−2:1 ) ガス圧    0.5 Pa 投入電力   100ν 基板温度は、400℃、425℃、450℃、475℃
、500℃、525℃、550℃、575℃、600℃
、625℃、650℃、675℃、700℃、725℃
の各温度で膜厚は約2000人である。
成膜終了後、基板の降温は02ガス1気圧中で行った。
XRDによって得られた超伝導薄膜の分析を行った結果
、2223柑、2212相および2201相の3相が確
認された。
実施例1と同様にして2223相の存在比を見積もった
結果を表2に示す。表2から判るように、基板温度40
0°Cて既に2223相が形成され初め、450℃以上
てはほぼ2223相の単相膜か得られている。
また、X線回折パターンから、この超伝導薄膜が基板表
面に対して強く C軸配向していることか確認された。
比較例I Bi酸化物、pb酸化物、Sr炭酸塩、Ca炭酸塩、C
u酸化物を原料粉末としで、前述の従来法に基づいて酸
化物混合体ターゲットを作製した。ます、これらの原料
をB15Pbs Sr、 Ca、 Cuが、1.8:0
.4:2:2:3.2の原子比となるように配合し、混
合、焼成、粉砕を6回繰り返しで、酸化物混合粉末(平
均粒径1.2μl11)を得た。この酸化物混合粉末に
、実施例1と同様にプレス成型を施し圧粉体とし、さら
に焼結(800℃、 3 hrs) してターゲツト材
とし、実施例と同様のバッキングプレートにボンディン
グを行ない酸化物混合体ターゲットを作製した。
次にこのターゲットを用いた成膜例を示す。成膜は、r
rマグネトロンスパッタリング装置で行い、基板、基板
配置及びスパッタリング条件を実施例1と同様にしてス
パッタリングを行った。
堆積直後の膜は、XRDによってアモルファス構造であ
ることか確認された。この膜に、実施例1と同様のアニ
ーリングを施し、実施例1と同様、XRDによる分析を
行った。
結果を表1に示す。表1から、2223相を多く形成す
るにはアニーリング温度を850°C(略±1℃)に設
定しなければならないことか判る。
比較例2 実施例1と同様に作製したターゲットを用い、実施例2
と同様の条件でスパッタリング成膜した。
又実施例2と同様、XRD測定を行った表2に結果を示
す。
表2から判るように、従来のターゲットを用いて222
3相を得るには基板温度を675℃以上とじなければな
らないことが判る。
表1゜ 各アニーリング温度での2223相の存在比((222
3相(002)ピーク強度)/+(2223相(002
)ピーク強度)+(2212相(002)ピーク強度)
+(2201相(002)ビー840℃ 842℃ 844℃ 846℃ 848℃ 849℃ 850℃ 851℃ 852℃ 854℃ 856℃ 858℃ 860℃ 表2.各基板温度での2223相の存在比((2223
相(002)ピーク強度)/+(2223相(002)
ピーク強度)+(2212相(002)ピーク強度)+
(2201相(002)ピーク強400℃ 425℃ 450℃ 475℃ 500℃ 525℃ 550℃ 575℃ 600℃ 625℃ 650℃ 675℃ 700℃ 725℃ 実施例3 実施例1で用いた原料粉末を、実施例1と同様にしてス
パッタリングターゲットとした。次に、このターゲット
の成膜例を示す。成膜は、rfマグネトロンスパッタリ
ング装置で行い、基板にはMgO単結晶の(1[10)
面を用い、ターゲットと同心円の中心から半径方向Oc
m、  3c[11,6c[11,9cm、 12c[
11の位置に配置した。スパッタリング条件を以下に示
す。
雰囲気     Ar ガス圧     0.5 Pa 投入電力    100w 基板温度    約200℃ 膜厚      約2000人 堆積直後の膜は、X線回折法(XRD)によってアモル
ファス構造であることが確認された。この膜を、大気中
、850℃で1時間アニーリングし超伝導薄膜を作製し
た。X線回折測定(XRD)から、超伝導薄膜中にはB
1−Pb−8r−Ca−Cu−0系超伝導体のいわゆる
2223相、2212相および2201相(Tc−20
に相)の3相が混在していることが判った。表3に、(
002)ピークの強度比から見積もった各相の存在比を
示す。表3から、この膜は2223相を極めて多量に含
んでいることが判る。又、X線回折パターンから、この
超伝導薄膜が基板表面に対して強く C軸配向している
ことが確認された。このように、本実施例のターゲット
を用いで、2223相を極めて多く含有し、強く C軸
配向した超伝導薄膜を得ることかできた。
また、表4にEPMA (電子線マイクロアナリシス)
で分析した膜面内の組成分布を示す。
表4から判るように、本発明のターゲットを用いて成膜
すると、極めて組成ずれの少ない超伝導薄膜が得られる
比較例3 比較例1と同様にして酸化物混合粉末、更にターゲツト
材とし、実施例1と同様のバッキングプレートにボンデ
ィングを行ない酸化物混合体ターゲットを作製した。
このターゲットの面内の組成分布を知る為にEPHA 
(電子線マイクロアナリシス)により分析を行った。分
析結果を表5に示す。表5から、ターゲット表面の組成
分布は、その場所によってかなりのばらつきがあること
が判る。又、ターゲットの深さ方向においての組成分布
についてEPMA (電子線マイクロアナリシス)を用
いて組成分布の分析を行った。表6に分析結果を示す。
表6から、ターゲットの深さ方向での組成は、位置によ
ってかなりのばらつきがることが判る。
次に、このターゲットの成膜例を示す。成膜は、「fマ
グネトロンスパッタリング装置で行い、基板、基板配置
及びスパッタリング条件を実施例と同様にした。堆積直
後の膜は、X線回折によってアモルファス構造であるこ
とが確認された。この膜を、大気中、850℃で1時間
アニールし超伝導薄膜を作製した。X線回折測定から、
超伝導薄膜中にはB1−Pb−3r−Ca−Cu系超伝
導体のいわゆる2223相、2212相および2201
相CTC−20に相)の3相が混在していることが判っ
た。表5に、(002)ピークの強度比から見積もった
各相の存在比、表4に膜のEPMAによる分析結果を示
す。
表3.2223相、2212相、2201相の(002
)ビ 実施例3   90   0   1 比較例3   11   69   20表4. EP
MAによる超伝導薄膜の組成分析(Sr−2としたモル
比で表す) [実施例]   ABCD Bi  1.91 1,89 1.76 1.1i9P
b  O,340,420,440,38Sr  2.
00 2.00 2.00 2.00Ca  2.03
 1.90 1.93 2.05Cu  3.10 3
.15 3.17 3.160.36 2.00 1.95 3.32 [比較例]  A Bi  2.53 Pb  O,61 Sr  2.00 Ca  1.56 Cu  4.72 CD 2.01 2.53 2.54 0.47 0.17 0.5g 2.00 2.00 2.00 2.10 1.13 3.62 3.15 4,32 2.76 2.89 0.21 2.00 3.22 3.14 表中のA、B、CSD、Eは測定部位であり、それぞれ
ターゲットと同心円の中心から半径方向0cm5 3c
m5  [icm、9cn+、12cmの位置に配置し
た基板を示し、測定点はA−E各部につき9点とり、そ
れを平均したものを分析値とした。
表5. EPHAによる酸化物混合体ターゲットの組成
分析 (5r−2としたモル比で表す)BCDE BiL、63 1.79 1.53 1.59 1.7
6Pb  O,710,570,610,470,42
Sr  2.00 2.00 2.00 2.00 2
.00Ca  1.43 1.31 1.56 1.[
i2 1.84Cu  3.88 3.91 3.72
 3.99 3.43表中のA、B、C,D、Eは測定
部位であり、それぞれターゲット中心から半径方向への
距離、10mm、 20nun、 301111D% 
40111111% 50111111の位置を示し、
測定点は、A〜E各部につき9点とり、それを平均した
ものを分析値とした。
表6. EPMAによる深さ方向の組成分析(Sr−2
としたモル比で表す) BCDE Bi  1.92 2,53 1.[i3 2.39 
1.7[ipb  O,350,670,340,47
0,12Sr  2.00 2.00 2.00 2.
00 2.00Ca  2.09 1.89 2.56
 1’、22  L、84Cu  3.0B  2.0
9 3.82 4,43 2.43表中のA、B、C,
D、EはΔIIJ定部位であり、それぞれターゲット中
心がら深さ方向への距離、0.8mm 、 1.6+v
m 、  2.4mm、 3.2mm 、4mmの位置
を示し、測定点は、A−E各部につき9点とり、それを
平均したものを分析値とした。
実施例4 実施例1と同様にしてターゲットを得た次に、このター
ゲットを使用した成膜例を示す。
成膜は実施例1と同様にして行った。堆積直後)膜は、
X線回折によってアモルファス構造であることが確認さ
れた。この膜を大気中、850 ’Cの温度で1時間ア
ニーリングし、超伝導薄膜を形成した。X線回折測定か
ら、この超伝導薄膜中にはB1−Pb−3r−Ca−C
u−0系超伝導体のいわゆる2223相、2212相お
よび2201相(Tc−20に相)の3相が混在してい
ることが分かった。表7に、(002)ピークの強度比
から見積った各相の存在比を示す。表7から、この膜は
2223相を極めて多量に含んでいることが判る。また
、X線回折パターンから、この超伝導薄膜か基板表面に
対して強くC軸配向していることが確認された。
実施例5 実施例4と同様の原料粉末を、実施例1と同様の金型に
充填し、250 )cg/ c−の圧力で油圧加圧した
、実施例4と同様にしてターゲットを作製した。
成膜は、実施例4と同様にして超伝導薄膜を形成した。
得られた超伝導薄膜のX線回折測定から、実施例1に見
られたと同様の、2223相、2212相および220
1相の3相が混在した超伝導薄膜が形成されていること
が確認された。各相の存在比を、(002)ピークの強
度比から見積った結果を表7に示す。表7から、この膜
は2223相を極めて多量に含んでいることが判る。ま
た、X線回折パターンから、この超伝導薄膜が基板表面
に対して強く C軸配向していることが確認された。こ
のように、本実施例のターゲットを用いで、2223相
を極めて多く含有し、強く C軸配向した超伝導薄膜を
得ることができる。
実施例6 Bi、 PbSSr、 Ca、 Cuを、18:o、4
:2:2:3.2の原子比で含む超伝導体を原料とした
。この原料はX線回折測定により、2223相と221
2相を、98:2の割合で含んでいることが確認されて
いる。この超伝導体を、めのう乳鉢で手粉枠し、#10
0の篩を通過したものを原料粉末とした。原料粉末の平
均粒径は3,8μmである。この原料粉末を150關φ
×8mmt用の金型に充填し、500 kg/ c−の
圧力で油圧加圧した。さらに、この加圧成型体をゴム型
に入れ、1500)cg/ c−の圧力でCIP L、
126關φ×71Iltの圧粉体を得た。この圧粉体を
研削、研磨によっで、100 mmφX6mmthのタ
ーゲツト材に仕上げた。このターゲツト材をCu製のバ
ッキングプレートにボンディングし、ターゲットとした
成膜は、実施例4と同様にして超伝導薄膜を形成した。
得られた超伝導薄膜のX線回折測定から、他の実施例に
見られたと同様の、2223相、2212相および22
01相の3相が混在した超伝導薄膜が形成されているこ
とが確認された。各相の存在比を(002)ピークの強
度比から見積り結果を表7に示した。表7から、この膜
は2223相を極めて多量に含んでいることが判る。ま
た、X線回折パターンから、この超伝導薄膜が基板表面
に対して強く C軸配向していることが確認された。こ
のように、本実施例のターゲットを用いで、2223相
を極めて多く含有し、強くC軸配向した超伝導薄膜を得
ることができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ターゲット全体の少なくとも20wt%が、原子比で
    、Bi:Pb:Sr:Ca:Cu=2−x:x:2:n
    −1:n(但し、nは5以下の自然数、xは0≦x≦1
    を満足する数)で表される組成から成る酸化物で構成さ
    れたことを特徴とする超伝導体膜用ターゲット。
JP2125546A 1990-05-17 1990-05-17 超伝導体膜用ターゲット Pending JPH0421522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5877517B2 (ja) * 2013-01-28 2016-03-08 Jx金属株式会社 希土類磁石用スパッタリングターゲット及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5877517B2 (ja) * 2013-01-28 2016-03-08 Jx金属株式会社 希土類磁石用スパッタリングターゲット及びその製造方法

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