JPH0421632Y2 - - Google Patents

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JPH0421632Y2
JPH0421632Y2 JP1989053278U JP5327889U JPH0421632Y2 JP H0421632 Y2 JPH0421632 Y2 JP H0421632Y2 JP 1989053278 U JP1989053278 U JP 1989053278U JP 5327889 U JP5327889 U JP 5327889U JP H0421632 Y2 JPH0421632 Y2 JP H0421632Y2
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pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、製品中のガス欠陥を減少させて品質
を向上させ、ダイカスト作業を改善して生産性を
向上させる真空ダイカスト装置に係るものであ
る。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
一般にダイカスト法は、鋳型内に溶融金属を高
速・高圧で充填して凝固させ製造する方法であ
り、薄肉物を鋳造することが可能であり、製品の
寸法精度が高いなどの特徴を有する為自動車産業
をはじめ、広い分野において使用されている。
しかし溶融金属を充填する際に、金型内などの
ガスが溶融金属中に巻き込んでしまう現象を起こ
しやすく、ガス欠陥となり、熱処理が出来ず、強
度が必要な箇所には使用できないという欠点があ
つた。
このようなガス欠陥の発生を低減する方法とし
て、金型内を真空状態または減圧状態にして溶融
金属を射出する真空ダイカスト法あるいはその装
置が提案されている。
考案者は、第1,2,3図に示すような、ガス
欠陥を低減することが出来、且つ生産性の向上可
能な装置として、特願昭63−191820号のプランジ
ヤー給湯真空ダイカスト装置を出願している。
この装置の動作を簡単に説明すると、第1図に
おいてまずプランジヤーチツプ4を待機位置に保
つた状態で真空タンク6に連通させ(真空ポンプ
を作動させ)、真空吸引管7を介してプランジヤ
ースリーブ3内および金型キヤビテイ2内を減圧
する。
次に、第2図のようにプランジヤーチツプ4を
最後方に移動すると、プランジヤースリーブ3内
の真空度と溶解炉8の圧力との差圧により溶解炉
8から給湯管5を通つて溶湯が吸引・給湯され
る。
所望の量の溶湯を給湯し終わつたら第3図のよ
うにプランジヤーチツプ4で溶湯を金型キヤビテ
イ2内に射出し、製品を得る。
この際給湯管5内は、再び大気圧に戻り、給湯
管5内の余分な溶湯は、溶解炉8に戻る。
このように、構成されたプランジヤー給湯真空
ダイカスト装置は、ガス欠陥を低減するのに有効
であることが分かつたが、以下に示すような不都
合が生じた。
まず、射出する際に溶湯が真空吸引管7内に入
り込んでしまう現象が生じ、この溶湯が凝固し、
真空吸引管7内で詰まりを起こすような現象が見
つけ出された。
また、溶湯を給湯する際に給湯管5内の残存気
体が、高い真空度で保たれているプランジヤース
リーブ3内に入り込み、真空度が落ち込む現象も
見つけ出された。
この真空度が落ち込む現象は、給湯管5が長け
れば長いほど、給湯管5内の残存空気量が多く、
この現象が顕著に現れるため、装置設計上の種々
な問題を生ずることが分かつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような欠点を解決したもので、添
付図面を参照してその構成を詳述すると次の通り
である。
減圧時のプランジヤーチツプ4の待機位置より
前方のプランジヤースリーブ3に真空吸引管7を
接続し、減圧時のプランジヤーチツプ4の待機位
置より後方のプランジヤースリーブ3に給湯管5
を接続し、真空吸引管7に溶湯侵入防止弁機構イ
を付設し、且つプランジヤーチツプ4の後方に補
助プランジヤーチツプニを設け、減圧時のプラン
ジヤーチツプ4の待機位置より後方で、補助プラ
ンジヤーチツプニより前方のプランジヤースリー
ブ3に掃気管ロを接続し、この掃気管ロに掃気弁
ハを設けたことを特徴とするプランジヤー給湯真
空ダイカスト装置に係るものである。
〔作用〕
本考案の作用を第4図〜第6図の図面に基づい
て説明する。
最初に、第4図に示すようにプランジヤーチツ
プ4を給湯管5より前方の位置に停止させる。
この状態で溶湯侵入防止弁機構イと掃気弁ハを
開放して真空タンク6と連通せると、真空吸引管
7を介して金型1の金型キヤビテイ2内及びプラ
ンジヤースリーブ3内のうちプランジヤーチツプ
4の前側と後側にして補助プランジヤーチツプニ
の前側が減圧される。
この際、補助プランジヤーチツプニより後方に
接続される給湯管5内は溶解炉8内と同圧に保た
れているので、溶湯は溶解炉8から吸引されな
い。
次に第5図に示すように、溶湯侵入防止弁機構
イを閉めるとともに補助プランジヤーチツプニを
給湯管5より後方の位置に移動させる。
すると、給湯管5内の気体と溶湯がプランジヤ
ースリーブ3内のプランジヤーチツプ4と補助プ
ランジヤーチツプニの空間に吸引される。
このとき、溶湯侵入防止弁機構イは閉じて、掃
気した気体がプランジヤーチツプ4の前方に入ら
ないようにする。
給湯管5内の気体が完全に掃気された時間をま
つて、プランジヤーチツプ4をさらに移動させ、
第6図のようにする。
すると、プランジヤースリーブ3内の圧力と溶
解炉8内の圧力との差圧により溶解炉8より溶湯
が吸引されてプランジヤースリーブ3内に給湯さ
れることになる。
給湯される溶湯量の制御は、プランジヤーチツ
プ4が停止する時間を変化させることにより行
う。
所望量の溶湯が給湯されたら第7図に示すよう
にプランジヤーチツプ4を押し、溶湯を金型キヤ
ビテイ2内に噴射させて製品を得る。
この際真空吸引管7は溶湯侵入防止弁機構イに
より閉塞されているから溶湯が真空吸引管7内に
侵入されることが防止される。
また、プランジヤーチツプ4が最前進した掃気
弁ハが閉の状態になり、掃気管ロと給湯管5の出
口は溶解炉8と同圧となつて給湯管5中の溶湯は
溶解炉8へ戻される。
〔実施例〕
図面においてダイカストマシンは、横型コール
ドチヤンバー型ダイカストマシンを採用した場合
を示しているが、他型のダイカストマシンを採用
しても良い。
真空吸引管7は、プランジヤーチツプ4で溶湯
を噴射した際に真空吸引管7内に入り込まないよ
うにプランジヤースリーブ3の上部に設け、真空
吸引管7の入口部に溶湯侵入防止弁機構イを設け
た場合を図示している。
溶湯侵入防止弁機構イは弁板12を弁棒13を
介してコイルバネ14で保持し、電磁石15によ
り押圧板16を押圧して所望時に真空吸引管7の
開口部を閉塞するように設計する。
給湯管5は、プランジヤースリーブ3内に円滑
に給湯することが出来、且つ給湯を停止したとき
に給湯管5内に溶湯が凝固しないように、給湯管
5をプランジヤースリーブ3の上部に設けた場合
を図示しているが、溶解炉8との凝固防止策が行
なわれればプランジヤースリーブ3の円周方向の
どの位置に設けても良い。
図示した掃気管ロは真空吸引管7に分岐連通状
態に設けられ、掃気弁ハは掃気管ロの途中に掃気
管ロを閉塞する弁板18を弁杆19を介してコイ
ルバネにより開放状態に保ち、電磁石15により
押圧板16を押圧して掃気管ロを閉塞するように
設けた場合を図示している。
第5図は、掃気が完了した後、若干の溶湯がプ
ランジヤースリーブ3内のプランジヤーチツプ4
と補助プランジヤーチツプニの間に落ちるが、こ
れは、第6図の状態にしたときに、プランジヤー
スリーブ3に設けた過剰溶湯排出口ホから排除さ
れる。
また第7図は、プランジヤーチツプ4が押され
た後で、給湯管5内の余剰の溶湯がプランジヤー
スリーブ3内に落下するような構造になつている
が、この余剰の溶湯は噴射後のプランジヤーチツ
プ4の後退運動によりやはり過剰溶湯排出口ホか
らも排除される。
溶湯の溶解炉8からの給湯量は、プランジヤー
チツプ4が給湯される位置にあつた時間により決
定すれば良い。
給湯管5の太さは、鋳込む溶湯やキヤビテイ内
の真空度などを考慮して決定する。
給湯管5の材質は、鋳込もうとする溶湯に浸食
されない材料、例えば黒鉛管やセラミツク製の管
を採用すれば良い。
給湯管5のまわりには溶湯が凝固しないように
ヒーター11を巻いた方が良い。
ダイカストマシンには、給湯量を制御したりプ
ランジヤーチツプ4の運動を制御したりする制御
回路を付設する。
本明細書で述べた溶解炉8の代わりに溶解を別
の炉で行う保温炉を使用しても良い。
給湯する際の溶解炉8内の圧力は、プランジヤ
ースリーブ3内の減圧した状態の圧力よりも高く
し、吸引給湯を行えるようにする。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように真空吸引管に溶湯侵入防
止弁機構を付設したから溶湯を射出する際真空吸
引管内に溶湯が侵入されることが確実に防止され
る。
また、真空吸引管と給湯管の間のプランジヤー
スリーブに掃気弁付の掃気管を設け、プランジヤ
ーチツプの後方に補助プランジヤーチツプを設
け、減圧時のプランジヤーチツプの待機位置より
後方で、且つ補助プランジヤーチツプより前方の
プランジヤースリーブに掃気管を接続したから掃
気管により給湯管内の残存気体を噴出前に排除す
ることができ、高い真空度で高品質のダイカスト
製品が生産できる。
しかも、その掃気、給湯は短時間に実行され、
ダイカストのダイカストの高い生産が維持される
など実用性秀れたプランジヤー給湯真空ダイカス
ト装置となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1,
2,3図はいづれも出願人が先願として特許出願
したプランジヤー給湯真空ダイカスト装置を図示
したもので、第1図はプランジヤーチツプ待機状
態を示す一部を断面にした説明正面図、第2図は
給湯状態を示す一部を断面にした説明正面図、第
3図は溶湯噴射状態を示す一部を断面にした説明
正面図、また第4,5,6,7図は本考案のプラ
ンジヤー給湯真空ダイカスト装置を示すもので、
第4図はプランジヤーチツプ待機状態を示す一部
を断面にした説明正面図、第5図は残存気体を吸
引除去している状態の一部を断面にした説明正面
図、第6図は給湯状態を示す一部を断面にした説
明正面図、第7図は溶湯噴射状態を示す一部を断
面にした説明正面図である。 イ……溶湯侵入防止弁機構、ロ……掃気管、ハ
……掃気弁、ニ……補助プランジヤーチツプ、3
……プランジヤースリーブ、4……プランジヤー
チツプ、5……給湯管、7……真空吸引管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 減圧時のプランジヤーチツプの待機位置より前
    方のプランジヤースリーブに真空吸引管を接続
    し、減圧時のプランジヤーチツプの待機位置より
    後方のプランジヤースリーブに給湯管を接続し、
    真空吸引管に溶湯侵入防止弁機構を付設し、且つ
    プランジヤーチツプの後方に補助プランジヤーチ
    ツプを設け、減圧時のプランジヤーチツプの待機
    位置より後方で、補助プランジヤーチツプより前
    方のプランジヤースリーブに掃気管を接続し、こ
    の掃気管に掃気弁を設けたことを特徴とするプラ
    ンジヤー給湯真空ダイカスト装置。
JP1989053278U 1989-05-09 1989-05-09 Expired JPH0421632Y2 (ja)

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JPH02144252U JPH02144252U (ja) 1990-12-06
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