JPH04216875A - コーティング剤 - Google Patents

コーティング剤

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JPH04216875A
JPH04216875A JP41146190A JP41146190A JPH04216875A JP H04216875 A JPH04216875 A JP H04216875A JP 41146190 A JP41146190 A JP 41146190A JP 41146190 A JP41146190 A JP 41146190A JP H04216875 A JPH04216875 A JP H04216875A
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JP
Japan
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water
coating
alkyl silicate
coating material
slipperiness
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JP41146190A
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English (en)
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Itsuro Kanetani
金谷 逸郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、セラミックスな
どの対象物の表面に適用して、耐薬品性(耐酸性等)、
耐候性、防汚性、撥水性、撥油性、滑り性、離型性など
の性質を付与することのできるコーティング剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】金属、セラミックスなどの対象物の表面
を事後的に改質するものとして、種々のコーティング剤
(塗料を含む)が知られている。
【0003】このようなコーティング剤の一つとしてポ
リテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂を主剤とす
るコーティング剤が知られており、滑り性付与剤、防汚
剤、撥水剤などとして用いられている。フッ素系樹脂は
、主鎖が炭素結合という有機的な結合であり、これを取
り巻く形で無機性のフッ素原子が存在する分子構造とな
っている。フッ素は最も電気陰性度の高いものであるこ
とから、炭素−フッ素結合は短かく強固である。フッ素
系樹脂のコーティング剤への応用については、たとえば
「フッ素の化学、丸善株式会社発行、発行日:昭和63
年6月30日」の137〜138頁に現状の説明がある
【0004】表面改質を図るためのコーティング剤の他
の一つとして、ゾル−ゲル法を利用したコーティング剤
も知られている。
【0005】たとえば、特開昭60−161460号公
報には、部分的に加水分解されたアルキルケイ酸エステ
ルのアルコール溶液にシリカ粉末を混合した組成物から
なり、Si 原子とO原子で構成される完全無機系のS
i O44− 四面体連続構造を持ち、Si O44−
の四面体基本骨格を形成する四つのO原子の全てが隣接
するSi原子に共有されている三次元網状骨格を主構造
として有する無機質高分子コーティング材につき開示が
ある。
【0006】特開昭61−236673号公報には、上
記の特開昭60−161460号公報の組成物にさらに
Zn、Mg、Cu,Pb、Snのうちの少なくとも一種
の金属粉末を添加して、シリカの三次元網状骨格に金属
原子を結合させたコーティング剤を、セラミックまたは
ガラス等の無機質の非金属を有する材料または結合材料
の表面に被覆し、100〜750℃で加熱して焼き付け
ることよりなる非金属面の金属化方法が示されている。
【0007】特開昭61−235469号公報には、部
分的に加水分解されたアルキルケイ酸エステルのアルコ
ール溶液に四面体構造を持つシリカ粉末を触媒として添
加し酸性領域で縮重合させ、熟成したのち固形分の大部
分をカットすることよりなる無機系バインダーの製法に
つき開示があり、このバインダーは高温の雰囲気で使用
するコーティング材や接着剤のベースとしてすぐれた性
能を有することが述べられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】フッ素系樹脂を主剤と
するコーティング剤は、耐薬品性、滑り性、防汚性、撥
水性、撥油性にすぐれた被膜を形成する上、他の樹脂を
主剤とするコーティング剤に比しては耐熱性がすぐれて
いるが、有機ポリマーであることからその耐熱性にはお
のずから限界がある。また、形成したフッ素系樹脂被膜
が雨水や薬品との接触により徐々に失われ、耐久性が不
足することがある。
【0009】ゾル−ゲル法を利用したコーティング剤は
、施工が容易でありながら極めてすぐれた耐熱性被膜を
与えるので、仕上げ材、その他の用途に有用であるが、
防汚性、滑り性、撥水性、撥油性、耐薬品性などの点に
おいては、なお改良の余地がある。
【0010】本発明は、このような背景下において、耐
熱性のみならず、耐薬品性、防汚性、その他の性質を兼
ね備えた被膜を与えることのできるコーティング剤を提
供することを目的になされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコーティング剤
は、アルキルシリケートまたはその部分加水分解物の含
水溶剤溶液にフッ素系樹脂粒子を分散させてなるもので
ある。以下本発明を詳細に説明する。
【0012】アルキルシリケートとは、式Si(OR)
4  で表わされる化合物を言う。Rとしては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基などがあげられ、殊にエチル基とブチル基が重要であ
る。
【0013】アルキルシリケートを水を含む溶剤中に溶
解すると、加水分解反応が生じて一部が加水分解し、シ
ラノールとなる。なお水は空気中の水分を吸収する形で
系に導入してもよく、このような態様も本発明に含まれ
る。シラノールは反応性に富むので、さらに縮重合反応
が進む。系に酸性物質や塩基性物質などの触媒を添加す
ると、一連の反応は加熱下はもとより常温下でも円滑に
進行するので、触媒の添加時機には注意を要する。触媒
は、系に溶解する触媒だけでなく、固体触媒であっても
よい。また気体触媒であってもよい。
【0014】上記中、溶剤としては、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エ
チレングリコールなどのアルコール系溶剤、殊にエタノ
ール、プロパノールまたはブタノールが好適に用いられ
、そのほか、炭化水素系溶剤、含ハロンゲン溶剤、ケト
ン系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、含窒素系
溶剤なども用いることができる。酸性物質としては、種
々の有機酸や無機酸あるいはシリカ等が用いられる。 塩基性物質としては、アンモニアやアミン類が用いられ
る。
【0015】フッ素系樹脂粒子におけるフッ素系樹脂と
しては、ポリテトラフルオロエチレンが特に好ましく、
そのほか、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレ
ン、クロロフルオロエチレン共重合体、ポリビニリデン
フルオライド、ポリビニルフルオライドをはじめとする
種々のフッ素系樹脂が用いられる。
【0016】アルキルシリケートまたはその部分加水分
解物とフッ素系樹脂粒子との比率は、重量比で 99.
99:0.01〜 0.1:99.9、殊に99.9:
0.1 〜 0.5:99.5というように広い範囲か
ら選択され、アルキルシリケートまたはその部分加水分
解物の改質にフッ素系樹脂粒子を添加するときは、フッ
素系樹脂粒子の添加量は相対的に少量にし、フッ素系樹
脂粒子のバインダーとしてアルキルシリケートまたはそ
の部分加水分解物を用いるときは、アルキルシリケート
またはその部分加水分解物の添加量は相対的に少量にす
る。一般には、アルキルシリケートまたはその部分加水
分解物に対しフッ素系樹脂粒子を 0.1〜30重量%
程度用いることが多い。
【0017】本発明のコーティング剤は、アルキルシリ
ケートまたはその部分加水分解物のアルコール性溶液に
フッ素系樹脂粒子を分散させてなるものであるが、さら
にそのほかに、金属または金属酸化物、フィラー等を適
当量(多量でもよい)配合することが望ましく、また必
要に応じて、アルコール以外の溶剤、界面活性剤、粘度
調整剤、可塑剤、着色剤、光沢剤、帯電防止剤、安定剤
、研磨剤などを添加することもできる。
【0018】本発明のコーティング剤を適用する対象物
としては、金属またはセラミックスが好適であるが、上
記のように反応が常温でも進むことから、プラスチック
ス、塗装面、木竹その他の天然物、皮革などにも適用で
きる。具体的には、建物の外壁や屋根、車両外面、化学
プラント構成材、金属製の線材・板材・管材、金型内面
、工作具、プラスチックス成形物、繊維または繊維製品
、紙などが例示できる。
【0019】コーティング層の形成は塗布、噴霧、浸漬
などによりなされる。コーティング層形成後は、自然乾
燥するか加熱乾燥を行う。対象物が耐熱性を有するとき
は、さらに焼き付けを行うことが好ましい。この焼き付
けは火炎の吹き付けにより行うこともできる。
【0020】
【作用】アルキルシリケートの反応は、主として次の段
階を経て進行するものと考えられる。 加水分解 Si(OR)4 + n H2O → Si(OH)n
(OR)4−n + n ROH 脱水 −Si−OH + HO−Si− → −Si−O−S
i− + H2O脱アルコール −Si−OH + RO−Si− → −Si−O−S
i− + ROH
【0021】加水分解反応に続く脱水
反応や脱アルコール反応により、最終的には実質的にS
iとOのみとで構成される式SiO2 で示される四面
体連続構造が得られる。アルキルシリケートまたはその
部分加水分解物と共にZn、Alなどの金属を共存させ
ると、Siの一部がその金属で置換した構造となる。
【0022】これらの反応をレオロジー的に追うと、ま
ず系の溶液粘度が増していって粘性のあるゾルとなり、
ついで凝集粒子が緩く結合して結合粒子の間隙に多量の
溶剤を含む湿潤ゲル体となり、放置または乾燥により溶
剤が揮散して結合粒子間の間隙が小さくなり、さらに焼
き付けを行うときはガラス化が生じて緻密なガラスとな
る。なお、数100℃の焼き付けを行うときでも、得ら
れる被膜の防汚性や滑り性が明瞭に改善されていること
から、フッ素系樹脂粒子は焼き付けによっても少なくと
も全ては消失しないものと思われる。
【0023】本発明のコーティング剤にあっては、アル
キルシリケートまたはその部分加水分解物の含水溶剤溶
液にフッ素系樹脂粒子を分散させているので、上記反応
の進行により形成されるネットワーク間にフッ素系樹脂
粒子が取り込まれ、容易には脱落しなくなる。また極性
および比重の違いから、取り込まれたフッ素系樹脂粒子
は被膜の表面側がリッチとなるように分布するものと推
定される。
【0024】そのため、ゾル−ゲル法により得られたガ
ラス質によるすぐれた耐熱性がそのまま生かされると共
に、フッ素系樹脂粒子による防汚性、滑り性等の特性が
付与され、両者の特質を併せ有するコーティング被膜が
形成される。
【0025】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明する
。以下、「部」とあるのは重量部である。
【0026】実施例1 エチルシリケート(テトラエトキシシラン)40部、Z
n粉末10部、エタノール45部、水5部よりなる溶液
に、シリカ300部と、予めトリクレン10部にポリテ
トラフルオロエチレン粒子4部を分散させた分散液を投
入し、よく撹拌して分散させた。
【0027】このようにして調製した分散液を予めアセ
トンで脱脂した鋼板にコーティングし、放置により自然
乾燥させた。2日後、形成した被膜にバーナーの火炎を
吹き付けることにより処理した。
【0028】比較例1 ポリテトラフルオロエチレン粒子の添加のみを省略した
ほかは実施例1を繰り返した。
【0029】実施例1および比較例1で得られた被覆鋼
板につき、耐熱性、耐薬品性、防汚性、滑り性、撥水性
、離型性を比較したところ、次の結果が得られた。
【0030】耐熱性(被覆鋼板を電気炉中で700℃に
まで加熱したときの異常の有無) 実施例1=比較例1
【0031】耐薬品性(高温の酸性ガス雰囲気下に被覆
鋼板を置き、温度を下げて酸性ガスを露結させるサイク
ルを繰り返す) 実施例1≧比較例1
【0032】防汚性(被覆鋼板を1ケ月間道路脇に置い
た後、水を含んだスポンジで拭いたときの汚れの取れや
すさ) 実施例1>>比較例1
【0033】滑り性(被覆鋼板上にもう1枚の被覆鋼板
を被覆面同士が対向するように置き、一定速度で傾斜角
度を上げながら滑りはじめる角度を測定)実施例1>>
比較例1
【0034】撥水性(水を吹きつけて撥水状態を観察)
実施例1>比較例1
【0035】離型性(ホットメルト樹脂をコーティング
した紙を被覆鋼板の被覆面上に熱圧着し、冷却後にその
コーティング紙を剥離) 実施例1>>比較例1
【0036】実施例2 エチルシリケート35部、1/50Nのエタノール性塩
酸溶液20部、n−ブタノール10部、水3部よりなる
溶液に、予めテトラクロロエチレン8部にポリテトラフ
ルオロエチレン粒子2部を分散させた分散液を投入し、
よく撹拌して分散させた。
【0037】このようにして調製した分散液を予めアセ
トンで脱脂した鋼板にコーティングした後、熱風により
加熱乾燥させた。得られた被覆鋼板の耐熱性、耐薬品性
、防汚性、滑り性、撥水性、離型性は極めてすぐれてい
た。
【0038】実施例3 実施例2で調製した分散液をタイル面にコーティングし
た後、熱風により加熱乾燥させた。得られた被覆鋼板の
耐熱性、耐薬品性、防汚性、滑り性、撥水性、離型性は
極めてすぐれていた。
【0039】実施例4 実施例2で調製した分散液中にポリエステル繊維製の不
織布をディッピングした後、ロール間を通して絞ってか
ら加熱乾燥した。処理後の不織布は耐熱性、防汚性、滑
り性、撥水性がすぐれているので、たとえば壁に貼る内
装シートとして有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルキルシリケートまたはその部分加水分
    解物の含水溶剤溶液にフッ素系樹脂粒子を分散させてな
    るコーティング剤。
JP41146190A 1990-12-17 1990-12-17 コーティング剤 Withdrawn JPH04216875A (ja)

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JP41146190A JPH04216875A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 コーティング剤

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JP41146190A JPH04216875A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 コーティング剤

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