JPH04217629A - 大豆胚軸よりのサポニンの製造法 - Google Patents

大豆胚軸よりのサポニンの製造法

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JPH04217629A
JPH04217629A JP2412328A JP41232890A JPH04217629A JP H04217629 A JPH04217629 A JP H04217629A JP 2412328 A JP2412328 A JP 2412328A JP 41232890 A JP41232890 A JP 41232890A JP H04217629 A JPH04217629 A JP H04217629A
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JP
Japan
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saponin
fraction
water
alcohol
soybean
Prior art date
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Pending
Application number
JP2412328A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Nakamura
潤二 中村
Kazuyoshi Okubo
一良 大久保
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
Hiromi Magota
孫田 裕美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dowa Holdings Co Ltd
Original Assignee
Dowa Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dowa Mining Co Ltd filed Critical Dowa Mining Co Ltd
Priority to JP2412328A priority Critical patent/JPH04217629A/ja
Publication of JPH04217629A publication Critical patent/JPH04217629A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大豆胚軸よりのサポニ
ンの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】マメ科植物の大豆に含有されているサポ
ニンは、乳化作用や薬理作用など様々な効果を有するこ
とが知られている。このような作用を有する大豆含有サ
ポニンは、従来より様々な方法で回収されてきた。例え
ば、まずサポニンを回収するための原料として大豆の種
子を用い、これを粉砕した後n−ヘキサンなどの非極性
溶媒で脂質成分を除去する。次に脱脂された粉砕大豆種
子をメチルアルコールなどの含水低級アルコールで抽出
する。得られた抽出液は減圧下で濃縮し、n−ブタノー
ルと水で分配する。この分配によって、糖成分は水画分
に残り、サポニンはn−ブタノール画分に移行するため
、このn−ブタノール画分を濃縮・固化して粗サポニン
を得る方法などがある。
【0003】しかしながら、上記方法によると原料の大
豆種子を多量に使用するにも拘らず、収量が低いため生
産コストが高くなるという問題点がある。また、n−ヘ
キサンで直接原料の大豆種子の脂質成分を除去している
ため、n−ヘキサンが大豆種子に十分に行き渡らなけれ
ば完全に脂質成分が除去できない。そのため、大豆種子
を十分に粉砕したうえで操作を数回繰り返し行わなけれ
ばならず、操作の繁雑化を招いている。さらに、n−ブ
タノ−ルと水で分配する脱糖工程において、水溶性であ
るサポニンは、分配後の水画分にかなりの量残存してし
まい、収量低下の原因の一つとなっている。
【0004】上記方法のように従来技術における大豆よ
りのサポニンの製造方法は、全般的に脂質成分除去効率
が悪いため、その操作が繁雑であり、生産性が低下して
いた。また、糖成分除去工程におけるサポニンの損失量
が多いため、サポニンの回収率が悪く、生産コストが上
昇していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の従来技
術の問題点を解決し、脂質成分除去操作を簡易化し、さ
らに糖成分除去工程におけるサポニンの損失量を減少さ
せることによって、サポニン回収率を増加させると共に
生産性を向上させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述従来の
技術の問題点を解決するため鋭意研究したところ、大豆
胚軸を原料とし、これを抽出した抽出液をi−アミルア
ルコールと水で分配し、脂質成分をi−アミルアルコー
ル画分に移行させて除去し、残った水画分を酸性とした
後、この画分をn−ブタノールと水で分配し、糖成分以
外をn−ブタノール画分に移行させ、この画分からサポ
ニンを回収することにより高収率でサポニンが得られる
ことを見い出し本発明を提供することができた。
【0007】すなわち本発明は、マメ科植物の大豆に含
有されているサポニンを抽出分離により回収する方法で
あって、サポニンを回収するための原料として大豆胚軸
を用い、これを60〜80%の含水低級アルコールで抽
出してサポニン成分を分離し、得られた抽出液を濃縮し
た後、水とサポニン不溶性の有機溶媒で分配し、抽出液
中の脂質成分を有機溶媒画分へ移行させて除去し、残っ
た水画分を酸性としてサポニンの水溶性を低下させた後
、適当なアルコールで該水画分をさらに分配し、糖成分
以外をアルコール画分へ移行させ、この画分からサポニ
ンを回収することを特徴とする大豆胚軸よりのサポニン
の製造法である。
【0008】なお、上記アルコール画分からのサポニン
の回収法は、該画分を減圧下で濃縮および乾固すること
によって粗サポニンを得ることができる。この粗サポニ
ンは、真空乾燥することにより黄白色のサポニン粉末を
得ることができ、脱色したサポニン粉末を得たい場合は
、粗サポニンをメタノールに溶かし、活性炭カラムに通
した後、濃縮および乾固することにより白色のサポニン
を得ることができる。
【0009】本発明において脂質成分を除去する工程で
用いられる有機溶媒は、脂質成分が良好に移行され得る
ものであれば特に制限はないが、炭素数が5以上のアル
コールが良く、例えばi−アミルアルコールなどが好適
である。アルコールは、脂質成分を良好に移行し得るも
のであっても高価なものは生産コストの上昇を招き好ま
しくない。
【0010】本発明において糖成分を除去する工程で用
いられるアルコールは、安価でありかつサポニンを良好
に移行し得るものであれば特に制限はなく、例えばn−
ブチルアルコールなどを用いると良い。
【0011】本発明において、脂質成分除去後に得られ
る水画分は、サポニン分子中のカルボキシル基の解離を
抑制してサポニンの水溶性を低下させるために、酸また
は酸性塩を加えて酸性に調整している。また、溶液のp
Hは4から4.5に調整すると良い。なお、pHを調整
するために用いる酸または酸性塩は、サポニンの性質が
損なわれるものでなければ特に制限はなく、例えば酢酸
などが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の方法によると、原料に含まれている脂
質成分は、原料からサポニン成分を抽出した抽出液を脱
脂用溶媒を用いて分配することにより、脂質成分を移行
させて除去している。そのため、脱脂用溶媒が各種成分
に良く行き渡り効率良く脱脂することができ、原料に直
接n−ヘキサンのような非極性溶媒を通して脱脂した場
合と比べて除去効率が著しく向上し操作が簡略になる。 また、脱糖工程においてサポニン成分が含まれる水画分
をアルコールで分配する際、事前に該水画分を酸性にし
てサポニンの水溶性を低下させているため、サポニンは
水画分に残存せずに完全にアルコール画分へ移行するよ
うになる。そのため、サポニンが糖成分と共に水画分に
残存して除去されるということがなくなり、しかもサポ
ニン含有率の高い大豆の胚軸を原料としているため、サ
ポニンの回収率が著しく向上する。
【0013】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明する。しかし本発明の範囲は以下の実施例により制
限されるものではない。
【0014】
【実施例】本実施例では、まずマメ科植物の大豆の胚軸
9.2kgを市販のミキサーで粉砕したものをステンレ
スタンクに入れ、そこに70%エタノールを45リット
ル加えて良く振り混ぜ、30℃で24時間抽出した。抽
出後、得られた抽出液をブフナー漏斗で濾過し、その濾
液をロータリーエバポレーターを用いて減圧下で濃縮し
て3400gのエキスを得た。このエキスに5リットル
の水を加えて良く振り混ぜ、水懸濁液としたものを分液
漏斗に移し、そこに5リットルのi−アミルアルコール
を加え、良く振った後一晩静置して水画分とi−アミル
アルコール画分とに分配した。分配後、脂質成分が移行
したi−アミルアルコール画分を除去し、得られた水画
分をもう一度同様に分配し、i−アミルアルコール画分
を除去して脱脂された水画分を得た。
【0015】次に、得られた水画分にリン酸二水素ナト
リウムを加え、その溶液のpHを約4.5に調整した。 pH調整した水画分は、分液漏斗に移してn−ブチルア
ルコールを加え、良く振った後一晩静置して水画分とn
−ブチルアルコール画分に分配した。分配後、糖分が残
存した水画分を除去し、サポニンが移行したn−ブチル
アルコール画分に、リン酸二水素ナトリウム水溶液を加
えてもう一度分配し、水画分を除去して脱糖されたn−
ブチルアルコール画分を得た。得られたn−ブチルアル
コール画分をロータリーエバポレーターを用いて減圧下
で濃縮し、その濃縮液をブフナー漏斗で濾過した後真空
乾燥および凍結乾燥を行い、約460gの粗サポニンを
得た。
【0016】
【発明の効果】本発明の開発により、原料に含まれる脂
質成分の除去効率が向上し、その操作が簡略化したため
生産性が向上した。また、サポニン含有率の高い大豆胚
軸を用い、かつ糖成分除去工程におけるサポニンの損失
が防止されたため、サポニンの回収率が上昇し、生産コ
ストが低下した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マメ科植物の大豆に含有されているサ
    ポニンを抽出分離により回収する方法であって、サポニ
    ンを回収するための原料として大豆胚軸を用い、これを
    60〜80%の含水低級アルコールで抽出してサポニン
    成分を分離し、得られた抽出液を濃縮した後、水とサポ
    ニン不溶性の有機溶媒で分配し、抽出液中の脂質成分を
    有機溶媒画分へ移行させて除去し、残った水画分を酸性
    としてサポニンの水溶性を低下させた後、適当なアルコ
    ールで該水画分をさらに分配し、糖成分以外をアルコー
    ル画分へ移行させ、この画分からサポニンを回収するこ
    とを特徴とする大豆胚軸よりのサポニンの製造法。
JP2412328A 1990-12-19 1990-12-19 大豆胚軸よりのサポニンの製造法 Pending JPH04217629A (ja)

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