JPH04217661A - ピロリジン誘導体およびその製造方法 - Google Patents
ピロリジン誘導体およびその製造方法Info
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- JPH04217661A JPH04217661A JP2411400A JP41140090A JPH04217661A JP H04217661 A JPH04217661 A JP H04217661A JP 2411400 A JP2411400 A JP 2411400A JP 41140090 A JP41140090 A JP 41140090A JP H04217661 A JPH04217661 A JP H04217661A
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
化合物およびカルバペネム化合物の中間体およびその製
造方法に関する。さらに詳しく言えば、特開昭60−1
9787号公報、特開昭60−58987号公報および
特開昭60−104088 号公報において優れた抗菌
活性を有することが知られているペネム化合物およびカ
ルバペネム化合物の2位側鎖部分を構築する際に重要な
中間体となる、一般式(1)
基を示し、R1 は水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、アラルキル基もしくは置換低級アルキル基
を示し、R2 は低級アルキル基、低級アルケニル基、
アラルキル基もしくは置換低級アルキル基を示すか、ま
たはR1 およびR2 は互いに結合し一緒になってア
ルキレン鎖、または酸素原子、硫黄原子もしくは低級ア
ルキル置換の窒素原子を介するアルキレン鎖を表わして
隣接する窒素原子とともに4〜7員環の環状アミノ基を
示す。]で表わされる2−アミノカルボニル−ピロリジ
ン誘導体およびその製造方法に関するものである。
物およびカルバペネム化合物を製造するための中間体と
しては、一般式(3)
す。]で示される化合物が知られている。
(1)で示される本発明化合物が一般式(3)で示され
る化合物と比べ、結晶性により優れていることから、上
記ペネム化合物およびカルバペネム化合物を大量製造す
る上で非常に有用な中間体となることを見出し、本発明
を完成したものである。
びその製造方法について詳述する。一般式(1)にて示
される本発明化合物において、Rで表わされるアミノ基
の保護基としては、例えばtert−ブチルオキシカル
ボニルのような低級アルコキシカルボニル基、例えば2
−ヨウ化エチルオキシカルボニル、2,2,2−トリク
ロロエチルオキシカルボニルのようなハロゲノ低級アル
コキシカルボニル基、例えばアリルオキシカルボニル、
2−クロロアリルオキシカルボニルのようなハロゲン原
子によって任意に置換されている低級アルケニルオキシ
カルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル、p−
メトキシベンジルオキシカルボニル、o−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニルのようなアラルキルオキシカルボニル基を挙げるこ
とができる。
基としては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル等の炭素数1〜4個のアルキル
基を挙げることができ、低級アルケニル基としては、例
えばプロペニル、ブテニル等の炭素数2〜4個のアルケ
ニル基を挙げることができ、アラルキル基としては、例
えばベンジル、置換ベンジル、フェネチル等のフェニル
基もしくは置換フェニル基で置換された炭素数1〜3個
のアルキル基を挙げることができ、置換低級アルキル基
としては、例えば水酸基、アミノ基、低級アルキルアミ
ノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、カル
ボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、アラルキル
オキシカルボニル基等で置換された炭素数1〜4個のア
ルキル基を挙げることができる。
緒になって表わすアルキレン鎖、または酸素原子、硫黄
原子もしくは低級アルキル置換の窒素原子を介するアル
キレン鎖を表わして隣接する窒素原子とともに形成する
4〜7員環の環状アミノ基としては、例えばアゼチジノ
基、ピペリジノ基、ピロリジノ基、モルホリノ基、チオ
モルホリノ基、N−メチルモルホリノ基等を挙げること
ができる。
2位および4位の不斉炭素に基づく立体異性体が存在し
、これら異性体が便宜上すべて単一の式で示されている
が、もちろん本発明はこれら異性体をすべて含むもので
ある。しかしながら、ペネム化合物およびカルバペネム
化合物の中間体として好適なものとしては、[2S,4
S]配位および[2R,4R]配位の化合物を挙げるこ
とができる。
味を有す。]で表わされる本発明化合物は、一般式(2
)
およびR2 は前記と同じ意味を有す。]で表わされ
る化合物をチオ安息香酸のアルカリ金属塩と不活性溶媒
中で加熱処理することにより得ることができる。
などの芳香族炭化水素類、クロルベンゼン、o−ジクロ
ルベンゼンなどの芳香族ハロゲン化炭化水素類、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、スルホランなどの非プロトン性極性溶媒、およびこ
れらの有機溶媒の混合溶媒を挙げることができるが、好
ましくはトルエンとジメチルホルムアミドあるいはクロ
ルベンゼンとジメチルホルムアミドの混合溶媒である。
されるアルカリ金属塩としては、リチウム、ナトリウム
、カリウムを挙げることができるが、好ましくはカリウ
ムである。
が可能であるが、副反応を抑制するためには60℃〜8
0℃の範囲で実施することが好ましい。反応終了後は通
常の有機化学的手法によって成績体を取り出すことがで
きるが、本製造方法は溶媒を留去した後、結晶化精製に
て成績体を得ることができることに特徴がある。
される本発明化合物は下記の反応式に示すようにアルカ
リ金属の塩基を用いる加水分解反応または加溶媒分解反
応により、メルカプタン誘導体に変換され、その後公知
の方法により優れた抗菌活性を有するペネム化合物およ
びカルバペネム化合物に誘導される。
味を有す。]
般式(2)で表わされる原料化合物は、4−ヒドロキシ
プロリンより Journal of Antibio
tics 43(5),519〜532(1990)に
記載の方法に準じて製造することができる。
さらに具体的に説明するが、本発明はもちろんこれらに
よって限定されるものではない。なお、以下の実施例お
よび参考例で用いた略号の意味は次のとおりである。
アリルオキシカルボニル−4−メタンスルホニルオキシ
−2−ピロリジンカルボキシアミド(25.3g)を含
む油状の残渣(30g)にトルエン(145ml)、ジ
メチルホルムアミド(145ml)、さらにチオ安息香
酸カリウム(14.2g)を加え、70℃で4.5 時
間撹拌した。反応液を30℃以下まで冷却し、トルエン
(700ml)、10%食塩水(700ml)を加えて
抽出、分液の後、水層をトルエン(200ml)で再抽
出し、トルエン層を先の有機層と合わせ、10%食塩水
(350ml)で5回洗浄した。硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒留去した。得られた油状の残渣にn−ヘキサ
ン(51ml)と酢酸エチル(8.5 ml)を注入し
て60℃まで加熱し、30分間撹拌した。30℃まで冷
却して種晶5gを添加し、そのまま1時間撹拌した後、
さらに0℃まで冷却してそのまま1時間撹拌した。析出
した結晶を集め、n−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒
(70:30)で洗浄し、減圧下乾燥して、(2S,4
S)−N,N−ジメチル−1−アリルオキシカルボニル
−4−ベンゾイルチオ−2−ピロリジンカルボキシアミ
ド(13.6g)を得た。
jol ):1690, 1665, 1650cm−
1。
のかわりにチオ酢酸カリウムを用いて得られる(2S,
4S)−N,N−ジメチル−1−アリルオキシカルボニ
ル−4−アセチルチオ−2−ピロリジンカルボキシアミ
ドの融点(mp)は75〜76℃であった。
カルボニル−4−メタンスルホニルオキシ−2−ピロリ
ジンカルボキシアミド(4.14g)を含む油状の残渣
にトルエン(30ml)、ジメチルホルムアミド(8m
l)、さらにチオ安息香酸カリウム(2.8 g)を加
え、70℃で5時間撹拌した。反応液に水(20ml)
を加えて分液後、水層をトルエン(30ml)で再抽出
し、トルエン層を先の有機層と合わせ、水(20ml)
で2回洗浄した。 硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒留去し、得られた油状
残渣をn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から結晶化
して、(2S,4S)−N,N−ジメチル−1−アリル
オキシカルボニル−4−ベンゾイルチオ−2−ピロリジ
ンカルボキシアミド(2.19g)を得た。
カルボニル−4−メタンスルホニルオキシ−2−ピロリ
ジンカルボキシアミド(4.09g)を含む油状の残渣
にトルエン(40ml)、さらにチオ安息香酸カリウム
(2.45g)を加え、還流下で3時間撹拌した。反応
液にトルエン(40ml)を加え、10%食塩水(30
ml)で3回洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒留去し、得られた油状残渣をn−ヘキサンと酢酸エチ
ルの混合溶媒から結晶化して、(2S,4S)−N,N
−ジメチル−1−アリルオキシカルボニル−4−ベンゾ
イルチオ−2−ピロリジンカルボキシアミド(1.77
g)を得た。
(16ml)に溶解し、これに氷冷下水酸化カリウム(
11.2g)のメタノール(40ml)溶液を滴下し、
そのまま1時間撹拌した後、減圧下、メタノールを約4
0ml留去した。濃縮残渣を酢酸エチル(300ml)
に溶解し、氷冷した後、n−ヘキサン(120ml)を
滴下し、そのまま30分撹拌した。析出した結晶を集め
、n−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒で洗浄し、減圧
乾燥してチオ安息香酸カリウム(23.5g)を得た。
(35.9g)と水酸化ナトリウム(23.9g)を水
(330ml)に溶解し、これにクロル炭酸アリル(3
6.3g)の塩化メチレン(250ml)溶液を氷冷下
で滴下し、そのまま2時間撹拌した。反応液から水層を
分離し、これを塩化メチレン(100ml)で2回洗浄
した後、30℃以下で濃硫酸(25g)を滴下して酸性
とした。次に、食塩(120g)を加え酢酸エチル(2
20ml)で2回抽出した。酢酸エチル抽出液を硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒留去し、トランス−1−アリ
ルオキシカルボニル−4−ヒドロキシ−L−プロリンの
粗結晶(62g)を得た。粗結晶はトルエンでリパルプ
精製して、融点(mp)93〜94℃のトランス−1−
アリルオキシカルボニル−4−ヒドロキシ−L−プロリ
ン(56.1g)を得た。
75, 1645cm−1。
4−ヒドロキシ−L−プロリン(28.6g)を含む粗
結晶(31g)を塩化メチレン(465ml)に溶解し
、これにトリエチルアミン(6.6 g)を加えた後、
還流下に塩化メチレン(95ml)を加え、同量を留出
させて共沸脱水を行なった。同様の操作でさらに3回共
沸脱水を行なった後、−10℃まで冷却し、メタンスル
ホニルクロリド(37.4g)を注入した。次に、トリ
エチルアミン(25g)を−5℃以下で滴下し、そのま
ま1時間撹拌した後、ジメチルアミン塩酸塩(21.3
g)を加え、さらにトリエチルアミン(40g)を−5
℃以下で滴下し、そのまま1時間撹拌した。反応液に1
0%食塩水(125ml)を加えて分液の後、塩化メチ
レン層を1N−塩酸水(250ml)、1N−水酸化ナ
トリウム水溶液(125ml)、10%食塩水(125
ml×2回)で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒留去し、(2S,4R)−N,N−ジメチル−1
−アリルオキシカルボニル−4−メタンスルホニルオキ
シ−2−ピロリジンカルボキシアミド(36g)を含む
油状の残渣を42.5g得た。 この残渣をn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒で結晶
化して融点(mp)64〜66℃の結晶を得た。
。
アリルオキシカルボニル−4−ベンゾイルチオ−2−ピ
ロリジンカルボキシアミド(3.62g)をメタノール
(5.2ml )に溶解し、氷冷下に28%ナトリウム
メトキシド−メタノール溶液(2.025 g)を滴下
した後、そのまま30分撹拌した。反応液に塩化メチレ
ン(20ml)、水(20ml)を加えて分液し、水層
を塩化メチレン(20ml)で洗浄した後、2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)(22
mg) を加え、2N−塩酸水(5.5ml )を氷冷
下に滴下して酸性とし、塩化メチレン(20ml)、さ
らに塩化メチレン(10ml)で2回抽出し、減圧下で
溶媒留去して油状の(2S,4S)−N,N−ジメチル
−1−アリルオキシカルボニル−4−メルカプト−2−
ピロリジンカルボキシアミド(2.45g)を得た。
MR(CDCl3 ) δ:1.85(1H,m),
1.88(1H,d,J=8.9Hz), 2.65(1H,m), 2.92(1/3x3H,S
), 2.94(2/3x3H,S), 3.00(1
/3x3H,S),3.05(2/3x3H,S),
3.20(1H,m), 3.36(1H,t,J=1
0.0Hz), 4.02(1H,m),4.51〜4
.67(3H,m), 5.14〜5.29(2H,m
), 5.84(1H,m)。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 [式中、Phはフェニル基を示し、Rはアミノ基の保護
基を示し、R1 は水素原子、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、アラルキル基もしくは置換低級アルキル基
を示し、R2 は低級アルキル基、低級アルケニル基、
アラルキル基もしくは置換低級アルキル基を示すか、ま
たはR1 およびR2 は互いに結合し一緒になってア
ルキレン鎖、または酸素原子、硫黄原子もしくは低級ア
ルキル置換の窒素原子を介するアルキレン鎖を表わして
隣接する窒素原子とともに4〜7員環の環状アミノ基を
示す。]で表わされるピロリジン誘導体。 - 【請求項2】 4−ヒドロキシプロリンより誘導され
る一般式(2) 【化2】 [式中、Xは水酸基の活性エステル基を示し、Rはアミ
ノ基の保護基を示し、R1 は水素原子、低級アルキル
基、低級アルケニル基、アラルキル基もしくは置換低級
アルキル基を示し、R2 は低級アルキル基、低級アル
ケニル基、アラルキル基もしくは置換低級アルキル基を
示すか、またはR1およびR2 は互いに結合し一緒に
なってアルキレン鎖、または酸素原子、硫黄原子もしく
は低級アルキル置換の窒素原子を介するアルキレン鎖を
表わして隣接する窒素原子とともに4〜7員環の環状ア
ミノ基を示す。]で表わされる中間体をチオ安息香酸の
アルカリ金属塩と加熱処理することを特徴とする一般式
(1) 【化3】 [式中、Phはフェニル基を示し、R、R1 およびR
2 は前記と同じ意味を有す。]で表わされるピロリジ
ン誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411400A JP2955886B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | ピロリジン誘導体およびその製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411400A JP2955886B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | ピロリジン誘導体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04217661A true JPH04217661A (ja) | 1992-08-07 |
| JP2955886B2 JP2955886B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=18520413
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2411400A Expired - Fee Related JP2955886B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | ピロリジン誘導体およびその製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2955886B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002088058A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | (2s,4s)−n,n−ジメチル−1−アリルオキシカルボニル−4−ベンゾイルチオ−2−ピロリジンカルボキサミドの製造方法 |
| JP2002097180A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Sumitomo Chem Co Ltd | (2s,4r)−n,n−ジメチル−1−アリルオキシカルボニル−4−置換−2−ピロリジンカルボキサミドの製造方法 |
| JP2006001841A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 含窒素へテロ環化合物の製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102249972A (zh) * | 2011-05-27 | 2011-11-23 | 菏泽睿智科技开发有限公司 | 一种美罗培南新型手性侧链的合成方法 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP2411400A patent/JP2955886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2955886B2 (ja) | 1999-10-04 |
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