JPH04217843A - コイル挿入装置 - Google Patents

コイル挿入装置

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JPH04217843A
JPH04217843A JP3016388A JP1638891A JPH04217843A JP H04217843 A JPH04217843 A JP H04217843A JP 3016388 A JP3016388 A JP 3016388A JP 1638891 A JP1638891 A JP 1638891A JP H04217843 A JPH04217843 A JP H04217843A
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coil
slot
stator
stripper
clamp guide
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Mitsuyuki Hayashi
光征 林
Yasushi Ohashi
康司 大橋
Tokusuke Nakamura
中村 ▲徳▼助
Takahiko Shimojo
下條 隆彦
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転電気機械のステー
タコイルをステータコアのスロット内に挿入する為のコ
イル挿入装置に関し、より詳しくはステータコイルをス
ロットへ挿入する機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として特公昭63−43988
号公報に記載の装置が知られている。第11図は従来の
コイル挿入装置のコイル挿入前の状態を示す図である。 本図の構成を説明する。本図は例えば12本からなるブ
レード11と、ブレードを所定の間隔をおいて環状に配
置する環体13と、環体13を固定するベッドプレート
14と、環体13をベッドプレート14に固定する環体
ホルダ15と、この環体の内部を進退するストリッパ1
6と、ストリッパ16の外周に形成されかつ環体13に
おける間隙と係合する12個の突起部17と、突起部1
7における上端に形成される切欠きコーナ部18と、ス
トリッパ16における下端付近に一体的に突設されるウ
エッジプッシャ19と、ストリッパ16が固定されかつ
図示しない油圧シリンダにより上下方向に進退駆動する
駆動シャフト20と、ブレード11に嵌着されるステー
タコア21と、ステータコア21における多数のスロッ
ト22と、スロット22に挿入されるステータコイル2
3と、ステータコイル23を固定するためにスロット2
2に挿入されるウエッジ24とを含む。
【0003】次に動作を説明する。上記構成よりなるコ
イル挿入装置を用いてステータコア21における多数の
スロット22にステータコイル23とウエッジ24を挿
入するには、ウエッジプッシャ19にウエッジ24を装
填し、隣接するブレード11の間隙にステータコイル2
3を引っ掛けて挟持し、ブレード11の外周にステータ
コア21を嵌合する。
【0004】第12図は従来のコイル挿入装置のコイル
挿入後の状態を示す図である。本図のように油圧シリン
ダにより駆動シャフト20を上昇させると、ステータコ
イル23はストリッパ16の切欠きコーナ部18により
押し上げられスロット22内に挿入されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年の製
品の小形化、軽量化、高出力化等の高度化の要請の高ま
りに対して、従来のコイル挿入装置ではコイルの占積率
を高めようとすると次のような問題があった。第13図
は従来のコイル挿入装置によるコイル挿入過程を示す部
分側面図である。本図(a)では複数のステータコイル
23はストリッパ16の切欠きコーナ部18によって押
し上げられスロット22内に挿入される。さらにステー
タコイル23を切欠きコーナ部18で押し上げると、本
図(b)に示すように押し広げられて複数のステータコ
イル23では直接切欠きコーナ部18で押される部分と
、切欠きコーナ部18から離れた部分とに位置ずれを起
し易く、挿入し終えたステータコイル23は、本図(c
)に示すように、ステータコア21の内径から外径方向
に幅広で、しかも並びが乱雑であった。
【0006】第14図はステータコイルの挿入状況を示
す部分平面図である。本図はステータコア21の複数ス
ロット22において、ウエッジ24とともに二つ置きの
スロット22に挿入されたステータコイル23と、ステ
ータコイル23を挿入するストリッパ16の突起部11
と、突起部11が通過するブレード11間の間隙25を
包含する。本図のように従来のコイル挿入装置ではスロ
ット内でのステータコイル23の幅広で乱雑な並びを考
慮せざるを得ず占積率をその分だけ高くすることができ
ないという問題があった。
【0007】さらにコイル23およびウエッジ24の駆
動が一緒なので治具によって間隔が決まるので異なった
軸長のステータへの挿入可能範囲が狭く、コイル挿入時
指状部間に一団となって圧入されるので摩擦上昇(挿入
力2000〜4000kg)を招来し、ステータの位置
決めでは、工具を使用するため、1、2層を挿入した後
では困難になり、工具と干渉しないようにコイルの修正
が必要になるという問題があった。
【0008】したがってスロット22に挿入するステー
タコイル23は現在必要な本数をウエッジ24と同時に
挿入しているが、製品品質上より、同一スロットに必要
本数を一度で挿入せず複数回に分割して挿入する必要が
でてきた。しかし従来方法では、ウエッジ24と同時に
挿入しているため分割して挿入を行うと、挿入したスロ
ットからコイルがはみ出してしまうという問題があった
【0009】したがって、本発明は上記問題点に鑑みて
ステータコイルのスロット内高占積率を容易に達成でき
るコイル挿入装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためにコイル挿入装置においてクランプガイド、
コイルクランパおよびブレードを有する。該クランプガ
イドは複数からなりステータコアの内面および基体の内
面を上下駆動し、間隙を保って環状に配設される。該コ
イルクランパは前記クランプガイドに対向して放射状に
配設され前記ステータコイルをはさみ込むように揺動駆
動する。このはさみ込みでは、コイルクランパは基体の
間隙に巻回されかつ挟持されたステータコイルのうち基
体の内面より内側にある内接コイルをクランプする。該
ブレードは前記基体の内面を摺動し、ストリッパととも
に進退駆動し、前記クランプガイドと断面形状が同一で
ある。該クランプガイドは前記ブレードと同期して進退
駆動するようにしてもよい。
【0011】
【作用】本発明のコイル挿入装置によれば、ステータコ
イルが間隙にセットされた基体が上昇してステータコア
下面に接し、クランプガイドが下降しステータコアの内
面および基体の内面に沿って滑入し、ストリッパととも
にブレードを基体内面を摺動しその先端をクランプガイ
ドの先端と当接させる。次にコイルクランパが放射状に
揺動し、クランプガイドとの間にステータコイルの内接
コイルをはさみ込んで上昇することによって、ステータ
コイルの外接コイルが基体外面に近づきステータコア下
面に引き寄せられ、コイル中間層がスロット内に引込ま
れる。したがって挿入するときのステータコイルの引込
み角度も大きいため引込み側へのステータコイルの並び
が縦一列になる。引き続きコイルクランパがステータコ
イルをアンクランプしてクランプガイドを上昇させた後
ストリッパとウエッジプッシャを上昇させて、ブレード
間隙を介してスロット内へステータコイルを押込み、ウ
エッジを挿入する。かくして整列に並んだステータコイ
ルを正確にくずさないでクランプして引込みながら挿入
可能になる。
【0012】かくしてステータコイルに挿入負荷を与え
る以前にステータコイルをクランプして、引き上げるよ
うにスロットへステータコイルの大部分を引込みその残
りをストリッパで押し込むようにしたので従来のような
挿入開始でのステータコイルの位置ずれが防止でき、ま
たステータコア下面からのステータコイルが整列に配列
され、しかも挿入途中でのストリッパとの接触も無いた
めスロットへ挿入されるステータコイルが真直を維持し
、ウエッジの挿入抵抗も小さくより高占積な製品を生み
出すことが可能になる。
【0013】以上がステータコアのスロットに挿入され
る複数本のコイルが一度にウエッジと同時に挿入された
作用である。次にウエッジとコイルを同時に挿入しなく
てもステータコアのスロットからコイルがはみ出さない
作用について、挿入の順序では前記複数本のコイルが一
度にウエッジと同時に挿入されたものと同一であるが、
異なってくるのは押込み挿入を終えた後からの作用であ
って、ストリッパ66が押込み挿入長さl迄上昇すると
、コイルはスロットに挿入されるが従来のように、この
状態からストリッパ66及びブレード68が下降してし
まうとせっかく入ったスロットからコイルがはみ出して
しまうことになるので引込み挿入に使用したクランプガ
イド52を、再度ストリッパ66の上面迄下降させるこ
とにある。 次にストリッパ66及びブレード68の下降に同期させ
るようにクランプガイド52を下降させることによりク
ランプガイド外面52cにより内接コイル51cがガイ
ドされコア外周方向へ押されてスロットに入ったコイル
51がコアからはみ出さずに、クランプガイド52で保
持されることにある。以上の作用により、ウエッジとコ
イルを同時に挿入しなくてもステータコアのスロットか
らコイルがはみ出す事なく挿入でき、従来の挿入本数に
比べ半減以下となり挿入荷重も小さく、引込み挿入と併
せより高品質の製品を生み出すことが可能になる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。第1図は本発明の実施例に係るコイル挿入装
置の側断面図である。本図の全体構成を説明する。本図
は後述するステータコイルの挿入前にステータコイルを
整列挟持する基体としてのウエッジホルダ41と、12
本のウエッジホルダ41を具備する環体42と、ウエッ
ジホルダ41を環体42の外周に均等に結合するボルト
43と、環体42がボルト結合されかつ回転位置決めさ
れたプレート44と、コアホルダ45と、コアホルダ4
5に嵌合され、図示していないコアホルダ45の外周溝
で位置決めされるステータコア46と、その中心で各ウ
エッジホルダ41と接するステータコア46のスロット
46aと、ステータコアのスラスト受である押え治具4
7と、放射状に配置される複数のクランパ48と、各ク
ランパ48に設けられる内側斜面48aと、クランパ4
8に駆動力を与えるリングカム49と、内側斜面48a
をくさびの原理で押圧するリングカム49のカム面49
aと、リングカム49を結合するボルト50と、スロッ
ト46aに挿入するステータコイル51と、ウエッジホ
ルダ41からなる基体の内面とステータコア46の内面
を摺動可能でかつクランパ48との間でステータコイル
51をクランプするクランプガイド52と、クランプガ
イド52に平行に保持されるクランパ48の支点53と
、クランプガイド52を固定するボルト54と、その外
周にはボルト54でクランプガイド52が間隔を保って
環状に配設されるように結合されるホルダ55と、リン
グカム49がボルト50で結合されるロッド56と、ホ
ルダ55がボルトとで結合されるベース57と、リング
カム49をロッド56等を介して駆動するクランプシリ
ンダ58と、ホルダ55に嵌合されかつロッド56を摺
動可能にする軸受60と、ベース57には図示していな
いがベース57自身の位置を制御可能にする進退駆動が
与えられ、このベース57の進退駆動によってコイルク
ランパ48およびクランプガイド52等一連の進退駆動
が生じるように回転位置決めされているガイドバー64
と、ベース57をホルダ55に固定するボルト65と、
環体42の内面に沿って上下に進退運動するストリッパ
66と、ストリッパ66を結合するボルト67と、ウエ
ッジホルダ41からなる基体の内側面を摺動しかつ断面
形状がクランプガイド52のものと同一であるブレード
68と、ストリッパ66の軸と同軸度が保たれる軸受箱
69と、軸受箱69に収容される軸受70と、ストリッ
パ66が結合ボルト67によって締結されかつ軸受70
で支持される駆動シャフト71と、ブレード68を軸受
箱69の外周面に結合するボルト72と、ボルト73,
 74と、それ自身の位置(上下)制御が可能な進退運
動をしかつボルト73で軸受箱69へ固定されるプレー
ト75と、プレート75の回転位置決めをしかつプレー
ト75へボルト74で固定されるガイドバー76と、駆
動シャフト71を駆動する油圧シリンダ77と、隣接す
るウエッジホルダ41の間に収容されるウエッジ78と
、ストリッパ66の円周に設けられる突起部80と、ス
トリッパ66の底面にウエッジ78の厚みと同等な大き
さでストリッパ66の外周方向に突出したウエッジプッ
シャ81と、突起部80の上端に形成される切欠きコー
ナ82と、ウエッジプッシャ81をストリッパ66の底
面に固着する結合ボルト88とを含む。
【0015】本実施例の各主要部の詳細を説明する。第
2図は第1図における各主要部の詳細を示す図である。 本図はコイルクランプ部A、ステータコア保持部B、ス
テータコイルおよびウエッジ保持部C、ならびにコイル
ストリッパ部Dを含む。コイルクランプ部Aではコイル
クランパ48が支点53で回転可能でロッド56の下方
向運動に対してリングカム49のカム面49aがコイル
クランパ48の内側斜面48aを押すためコイルクラン
パ48がクランプガイド52の壁へ向う、他方ロッド5
6の上方向運動に対してリングカム49のカム面49b
がコイルクランパ48の内側面48bを押すためコイル
クランパ48がクランプガイド52の壁から離れる方向
へ向う。そのクランプガイド52の外面には断部52a
、外面52cおよび先端52bが設けられている。第3
図はコイルクランパとクランプガイドと挿入コイルの関
係を示す図である。本図に示すように12のクランプガ
イド52が円環状に配置され、それらの間にステータコ
イル51が通過するクランプガイド間隙86が設けられ
、外面52cにステータコア46のスロット入口の位置
決めを行うクランプガイド位置決め突起52dが設けら
れ、6のコイルクランプ48がクランプガイド52に対
向して一つ置きに放射状に配置され、その間にステータ
コイル51の内接部51cが配設される。
【0016】ステータコア保持部Bではコアホルダ45
にステータコア46が取り付けられ、ステータコイル5
1の挿入負荷によるスラスト荷重を受けられるスラスト
受け47が付いていて、ステータコア46にはステータ
コイル51を収容するスロット46aが設けられ、その
コア上下を、コア下面46b、コア上面46cとする。 ステータコイルおよびウエッジ保持部Cではブレード4
4に結合する環体42が具備するウエッジホルダ41で
はウエッジ78がウエッジホルダの溝に装填され、外接
コイル51a、スロット46aに挿入されるコイル中間
層51bおよびクランプされる内接コイル51cからな
るステータコイル51がセットされ、ウエッジホルダ先
端がコア下面46bと接し、ウエッジホルダ内面41b
に沿ってクランプガイド外面52cが滑入する。第4図
はストリッパとクランプガイドとステータコアとステー
タコイルの関係を示す図である。本図に示すようにステ
ータコア46にはステータコイル51が挿入される複数
のスロット46aが設けられ、スロット46aのスロッ
ト入口84はスロット46aを二つ置きにクランプガイ
ド52の間隙86を臨む。スロット46aはストリッパ
66の突起部80によってクランプガイド52の間隙8
6を通過して押込められるステータコイル51を収容す
る。スロット入口84の付近には、ウエッジ78がウエ
ッジプッシャ突起部81aによって上昇し、スロット入
口84の付近に挿入され、スロットに挿入されたステー
タコイル51がスロット入口84から出るのを妨げる。 なお他のスロット入口84にクランプガイド52の突起
部52Dが図示のように嵌合してクランプガイド52の
位置決めに役立つ。
【0017】コイルストリッパ部Dではステータコイル
51挿入用のストリッパ66およびウエッジ78挿入用
のウエッジプッシャ81が結合され、この結合体が回転
位置決めされ、上下動の位置制御が可能な駆動源で、ク
ランパ48と上下動の同期作動される。ステータコイル
51をスロット46aヘガイドするため、ブレード68
のブレード先端68aはクランプガイド先端52bと接
する。第5図はウエッジホルダとブレードと挿入コイル
の関係を示す図である。
【0018】本図に示すように12本のウエッジホルダ
41がその外面41cで環体42にそれぞれボルト43
で固定され、相互に隣接する間隙79に外接コイル51
a、コイル中間層51bおよびクランプされる内接コイ
ル51cからなるステータコイル51に対応してウエッ
ジ78を収容するが、ブレード68がウエッジホルダ内
面41bを上下方向に移動する際に位置決めできるよう
にするためにウエッジ41およびブレード68の凹凸8
3が設けられている。すなわちウエッジホルダ41の間
隙79の中心と挿入されるべきスロット46aの中心は
軸方向に一直線になる。
【0019】次に本実施例の一連の動作を説明する。ス
テータコイル51およびウエッジ78をスロット46a
に挿入するには第5図に示すようにステータコイル51
をウエッジホルダ41の間隙79にセットし、ウエッジ
78をウエッジホルダ41の溝に装填し挿入準備を行う
。第2図はステータコイル51、ウエッジ78およびス
テータコア46がセットされた状態を示している。以上
準備が整ったらまずウエッジホルダ41を配設している
環体42を、図示していないが、油圧シリンダにてプレ
ート44を上昇させ、ウエッジホルダ先端41aがステ
ータコア下面46bに接するまで上昇し停止する。次に
ステータコア46の上部よりベース57を、図示しない
が自身の位置制御可能な駆動により作動させ、クランプ
ガイド中段面52aがステータコア上面46cに達する
まで下降し停止する。第3図に示すようにこのとき、ク
ランプガイド位置決め突起52Dは第4図に示すステー
タコア46のスロット入口84を位置決めし、クランプ
ガイド外面52cはウエッジホルダ内面41bに沿って
滑入する。そしてクランプガイド52が下降し停止した
ら、次にブレード68を、図示していないが位置制御可
能な駆動をプレート75に与えることによって、ストリ
ッパ66とともに上昇させ、ブレード先端68aが先に
下降し停止しているクランプガイド52bと接するまで
上昇し停止する。以上の状態になったらクランプシリン
ダ58を作動しリングカム49を下降させコイルクラン
パ48を第3図のように放射状に揺動させクランプガイ
ド52との間でステータコイル51の内接コイル51c
をクランプする。この状態を第1図に示している。第6
図はコイルクランパによる引込み挿入を模式的に見た斜
視図であり、第7図は第6図のコイルクランパによる引
込み挿入を示す側断面図である。ステータコイル51を
クランプした後、第6図、7図に示すようにクランプガ
イド52側のベース57に先程とは逆に上昇駆動を与え
、クランプされている内接コイル51cを引き上げるこ
とにより、第5図に示す外接コイル51aはウエッジホ
ルダ外面41cに近づきつつステータコア下面46bに
引き寄せられ、コイル中間層51bはスロット46aに
挿入される。しかも第7図に示すように挿入する時のス
テータコイル51の引込み角度も大きいため引込み側へ
のステータコイルの並びが縦一列になる。このため第6
図の斜視図に示す如く、整列に並んだステータコイル5
1を正確にくずさないようにクランプしてステータコイ
ル51を引込みながらスロット46aに挿入が可能にな
る。引き込み挿入を行っている時のブレード68はクラ
ンプガイド52側ベース57の上昇作動と同期するよう
にプレート75に駆動を与え、クランプガイド先端52
bとブレード先端68aが接したまま引き込み挿入を行
うようになっている。これらは、コイル中間層51bを
スロット46aに挿入する際、スロット入口84部でス
テータコイル51に傷をつけないようにしてガイドする
役割りがあるからである。引き込みをされている内接コ
イル51cのうちの最下段線51dがステータコア上面
46c位置に達したら、クランプガイド52およびブレ
ード68を停止させ、クランプしていた内接コイル51
cをアンクランプする。アンクランプ後再度、クランプ
ガイド52とブレード68を作動させ、ブレードの先端
68aがコア上面46cより3〜5mm起した所で停止
する。第8図はストリッパによる押込み挿入を示す側断
面図である。ブレード68は完全に停止し、第8図に示
すようにクランプガイド52だけが再度上昇し、元の位
置に戻り停止する。
【0020】引き込み挿入を行っている間のストリッパ
66は、ブレード68の上昇に付随して上昇して来たた
め、引き込み挿入が終了すると、即座に押し込み挿入が
できる状態にある。そこでクランプガイド52が上昇し
終わると、押込挿入シリンダ77を作動させ第8図に示
すように、押込み挿入長さlだけストリッパ66とウエ
ッジプッシャ81を上昇させ内接コイル51cおよび中
間層コイル51bを第4図のストリッパ66の突起部8
0でスロット46aへ押込み挿入を行う。またウエッジ
78はウエッジプッシャ81の突起部81aによりスロ
ット46aにコイル51と同時に挿入され、ウエッジプ
ッシャ81がコア下面46bより1〜3mmの位置まで
来たとき、ステータコイル51およびウエッジ78の両
挿入が完了する。以上挿入動作が完了すると、ブレード
68はストリッパ66とともに下降し第2図で示すよう
な位置状態となり1工程が終了する。
【0021】かくしてステータコア46を固定させコイ
ル51に挿入負荷を与える以前に、コイル51をクラン
プし、引き上げるようにコアスロット46aへコイル全
体の80%を挿入し最後に残り20%をストリッパ66
にて、コイル51をコアスロット46aへ押し込むこと
により、挿入始めでのコイルの位置ずれが防止でき、ま
たコア上下面からのコイルは整列に配列され、しかも、
挿入途中でのストリッパ68との接触も無い為、スロッ
ト46aへ挿入されるコイル51は真直となり、ウエッ
ジ78の挿入抵抗も小さく、より高占積な製品を生み出
すこととなった。
【0022】以上がステータコアスロット46aに挿入
される複数本のコイル51が一度にウエッジ78と同時
に挿入された動作である。次にウエッジ78とコイル5
1を同時に挿入せず同一コアスロット46aに必要なコ
イル数を複数回に分けて挿入し、挿入し終えたコイルが
スロットからはみ出さずに次のコイル挿入に備える迄の
動作を説明する。挿入の順序は前記、複数本のコイルが
一度にウエッジと同時に挿入されたものと同一であるが
、異なってくるのは第8図で示した押込み挿入を終えた
後からでその動作は、ストリッパ66が押込み挿入長さ
l迄上昇すると、コイルはスロットに挿入される。この
状態からストリッパ66及びブレード68が下降してし
まうとせっかく入ったスロットからコイルがはみ出して
しまうことになる。そこで、引込み挿入に使用したクラ
ンプガイド52を、ストリッパ66が押込み挿入長さl
迄上昇した後再度ストリッパ66の上面迄下降させる。 次にストリッパ66及びブレード68の下降と同期させ
るようにクランプガイド52も下降させる。図9はウエ
ッジ/ コイルを同時に挿入しない場合におけるウエッ
ジレスコイル挿入時のコイル保持状態を示す図である。 本図に示すようにそうすることによりクランプガイド外
面52cにより内接コイル51cはガイドされコア外周
方向へ押されることによりスロットに入ったコイル51
はコアからはみ出さずに、クランプガイド52で保持さ
れることになる。さらにクランプガイド52を下降させ
挿入を行う前の状態と同様にする。ただクランプガイド
中段面52aはステータコア上面46迄には達せず挿入
されたコイルの上面付近で停止する。図10は図9にお
けるコイルとステータコア並びにクランプガイドの関係
を詳細にした斜視図である。図10に示すようにステー
タコアの上下面に配列されたコイルはクランプガイド外
面52cで保持される。従ってスロットに挿入されたコ
イルもはみ出さずに保持する事が可能となった。以上の
動作により、ウエッジとコイルを同時に挿入しなくても
ステータコアのスロットからコイルがはみ出す事なく挿
入でき、従来の挿入本数に比べ半減以下となり挿入荷重
も小さく、引込み挿入と併せより高品質の製品を生み出
すことが可能になる。
【0023】より具体的にはコイル51は下からウエッ
ジ78は上から駆動するので調整範囲が広くなり、軸方
向長さの制約がなくなり、コイル51はスロット46a
へ押し込まれるのではなく、引き込まれるようになるた
めコイル挿入圧力が小さくなり(400kg以下)、角
度整合手段を設け心出し工具を用いる必要がなくなる。 なお本発明は、上記の実施例の細部まで限定されるもの
でなく、例えばシリンダ58は空圧、油圧または電気モ
ータの作動方式等であってもよい。またコイル挿入のタ
イミングは実施例の順序通りでなくても良く、例えば、
引込み挿入と押し込み挿入が同じタイミングに作動して
もよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
列して並んだステータコイルをクランプするようにした
ので、ステータコイルを引込みながらスロットに挿入す
ることが可能になり、さらに挿入する時のステータコイ
ルの引込み角度も大きく引込み側へのステータコイルの
並びが縦一列になるため、従来製品と比較し薄型のコイ
ル状態となり、製品の小形、軽量化、高出力化等の高度
化に寄与できる。また押込み挿入は挿入の最終部にわず
かにあるだけであることから、ステータコイルの被膜に
与えるダメージも僅少でステータコイルのスロットから
のはみ出し、ステータコイル傷断線等製造不良を大幅に
低減できる。
【0025】さらには、ウエッジとコイルを同時に挿入
しなくてもステータコアのスロットからコイルがはみ出
さないようにコイル挿入後も保持できるようにしたので
、同一コアスロットに必要なコイル挿入を複数回に分け
て行うことが可能となるから、コイル挿入力の低減が図
れ、前記引き込み挿入化と合わせることにより高品質の
製品化に寄与でき、従来製品の製造と併せた、FMS巻
線挿入を図る大きな効果となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコイル挿入装置の側断面
図である。
【図2】図1における各主要部の詳細を示す図である。
【図3】コイルクランパとクランプガイドと挿入コイル
の関係を示す平面図である。
【図4】ストリッパとクランプガイドとステータコアと
ステータコイルの関係を示す図である。
【図5】ウエッジホルダとブレードと挿入コイルの関係
を示す図である。
【図6】コイルクランパによる引込み挿入を模式的に見
た斜視図である。
【図7】コイルクランパによる引込み挿入を示す側断面
図である。
【図8】ストリッパによる押込み挿入を示す側断面図で
ある。
【図9】ウエッジをコイルと同時に挿入しない場合のコ
イル挿入後のコイルを保持する状態を示す図である。
【図10】図9におけるコイルとステータコア&クラン
プガイドの関係を詳細にした斜視図である。
【図11】従来のコイル挿入装置のコイル挿入前の状態
を示す図である。
【図12】従来のコイル挿入装置のコイル挿入後の状態
を示す図である。
【図13】従来のコイル挿入装置によるコイル挿入過程
を示す部分側面図である。
【図14】従来のステータコイルの挿入状況を示す部分
平面図である。
【符号の説明】
41…ウエッジホルダ 42…環体 46…ステータコア 46a…スロット 48…コイルクランパ 51…ステータコイル 52…クランプガイド 66…ストリッパ 68…ブレード 78…ウエッジ 79…間隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ステータコアのスロットに挿入される
    べく予め巻回されたステータスコイルを挟持する間隙を
    有し、該ステータコアの下部に位置するとともにその内
    面が一致し、該間隙の中心と該スロットの中心が軸方向
    に一直線になるように環状に配設された基体と、前記挟
    持されたステータコイルをスロットに押し込み挿入する
    ストリッパとを有するコイル挿入装置において、前記ス
    テータコアの内面および前記基体の内面を上下駆動し、
    間隙を保って環状に配設された複数のクランプガイドと
    、各該クランプガイドに対向して内側に放射状に配設さ
    れ前記予め巻回されたステータコイルを各該クランプガ
    イド内面とで整列にはさみ込んで、各該クランプガイド
    の上駆動と共に上昇して前記スロットに所定の傾斜で引
    き込み挿入する複数のコイルクランパと、前記基体の内
    面を上下駆動し、前記コイルクランパによる整列挿入後
    に上昇して前記ステータコイルを前記スロット内に押し
    込めるように前記ストリッパが進退摺動する間隙を形成
    するために前記クランプガイドと同一の形状、配置を有
    する複数のブレードを備えることを特徴とするコイル挿
    入装置。
  2. 【請求項2】  前記コイルクランパは前記基体の間隙
    に巻回されかつ挟持されたステータコイルのうち前記基
    体の内面より内側にある部分をクランプする請求項1記
    載のコイル挿入装置。
  3. 【請求項3】  前記クランプガイドは前記ブレードと
    同期して進退駆動する請求項1記載のコイル挿入装置。
  4. 【請求項4】  ステータコアのスロットに挿入される
    べく予め巻回されたステータコイルを挟持する間隙を有
    し、該ステータコアの下部に位置するとともにその内面
    が一致し、該間隙の中心と該スロットの中心が軸方向に
    一直線になるように環状に配設された基体と、前記挟持
    されたステータコイルをスロットに押し込み挿入するス
    トリッパとを有するコイル挿入装置において、前記ステ
    ータコアの内面および前記基体の内面を上下駆動し、間
    隙を保って環状に配設された複数のクランプガイドと、
    各該クランプガイドに対向して内側に放射状に配設され
    前記予め巻回されたステータコイルを各該クランプガイ
    ド内面とで整列にはさみ込んで、各該クランプガイドの
    上駆動と共に上昇して前記スロットに所定の傾斜で引き
    込み挿入する複数のコイルクランパと、前記基体の内面
    を上下駆動し、前記コイルクランパによる整列挿入後に
    上昇して前記ステータコイルを前記スロット内に押し込
    めるように前記ストリッパが進退摺動する間隙を形成す
    るために前記クランプガイドと同一の形状、配置を有す
    る複数のブレードを備え、前記クランプガイドと前記コ
    イルクランプによる前記ステータコイルの引き込み挿入
    を行い、さらにストリッパで押し込み挿入を行なった後
    、ストリッパの戻しと同期するように再び前記クランプ
    ガイドを下降させることにより、挿入したコイルがスロ
    ットから飛び出さないようにして、ステータコアの同一
    スロットに複数本のコイルを、ひき続き挿入することを
    特徴とする挿入装置。
  5. 【請求項5】  前記ステータコアの同一スロットへの
    複数本のコイルの挿入を複数回に分割し、且つ、ウエッ
    ジなくして各回の挿入を行い、前記複数回の最終回挿入
    に於いてコイルをウエッジと同時に一度で挿入する請求
    項4記載のコイル挿入装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033704A (ja) * 1983-08-04 1985-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 同調器

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